JP3719671B2 - レベルシフタ回路 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レベルシフタ回路に関し、特に電位の異なる複数の電源で動作する回路を1つに集積した半導体集積回路内において、異なる電圧で動作する回路間の信号伝達を実現するために信号振幅を変換するレベルシフタ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年のLSI設計では、半導体集積回路内において、低電圧電源で動作する回路と高電圧電源で動作する回路に分割し、回路の大半を占める論理回路を低電圧で動作させることにより消費電力の削減を図り、また外部回路との電圧レベルの整合を取るため、入出力インターフェース回路は高電圧電源で動作する回路を使用している。このような半導体集積回路において、異なる電圧で動作する回路間で信号伝達を行うには信号振幅を変換する回路が必要であり、これを実現するため、レベルシフタ回路を搭載し半導体集積回路の低消費電力化に大きく貢献できるようにしている。
【0003】
以下に従来のレベルシフタ回路について説明する。
図3に従来のレベルシフタ回路の例を示す(例えば、特許文献1参照)。図3に示すレベルシフタ回路は、低電圧電源で動作する回路からの入力を、高電圧電源で動作する回路へ出力する、振幅レベルアップ型のレベルシフタ回路である。図3において、入力端子Aから入力される低電圧電源で動作する回路からの信号は、低電圧電源で動作するインバータ301,302によって逆位相と同位相の2つの信号に変換される。インバータ302の出力を、ソースがGNDレベルに接続されたNchトランジスタ303のゲートで受け、また、インバータ301の出力をソースがGNDレベルに接続されたNchトランジスタ304のゲートで受ける。Nchトランジスタ303のドレインは、ソースを高電圧電源に接続されたPchトランジスタ305のドレインに接続されるとともに、ソースを高電圧電源に接続されたPchトランジスタ306のゲートに接続されている。また、Nchトランジスタ304のドレインは、Pchトランジスタ306のドレインに接続されるとともに、Pchトランジスタ305のゲート、および、高電圧電源で動作するインバータ307の入力に接続されている。高電圧電源で動作するインバータ308はインバータ307の出力を入力とし、その出力がレベルシフタ回路の出力Yとなる。
【0004】
以上のように構成されたレベルシフタ回路について、以下にその動作を説明する。動作例として、入力端子AにHレベルの信号が入力されている場合を考える。
この時、Nchトランジスタ303はゲートがHレベルであるため、ON状態、逆にNchトランジスタ304はゲートがLレベルであるため、OFF状態になっている。Nchトランジスタ303がON状態であると、Pchトランジスタ306のゲートにはGNDレベルが印加されるので、Pchトランジスタ306はON状態に設定される。Pchトランジスタ306がON状態であると、Pchトランジスタ306のドレイン電圧がソース電位である高電圧電源電位まで上昇し、それをゲートに受けるPchトランジスタ305はOFF状態になる。また、インバータ307への入力電圧はPchトランジスタ306のドレインであるので、Hレベルと認識され、インバータ308への入力電圧はLレベルとなり、レベルシフト回路の最終出力Yは、入力端子Aと同位相のHレベルに設定される。この時、高電圧電源からGNDへの経路における、Pchトランジスタ305、およびNchトランジスタ304はOFFしており、該両トランジスタには電流は流れない。
【0005】
入力端子Aの信号がLレベルに変化した時は、Nchトランジスタ303およびNchトランジスタ304の状態が、入力端子Aの信号がHレベルの場合と逆、すなわち、Nchトランジスタ303はOFF状態、Nchトランジスタ304はON状態となり、これを受けてPchトランジスタ305およびPchトランジスタ306の状態も、入力端子Aの信号がHレベルの場合と逆、すなわち、Pchトランジスタ305はON状態、Pchトランジスタ306はOFF状態となる。よって、インバータ307への入力電圧はNchトランジスタ304のドレインであるので、Lレベルと認識され、インバータ308への入力電圧はHレベルとなり、レベルシフト回路の最終出力Yは、入力端子Aと同位相のLレベルとなる。この時、高電圧電源からGNDへの経路における、Pchトランジスタ306、およびNchトランジスタ303はOFFしており、該両トランジスタには電流は流れない。
【0006】
また、図4に従来の別の形態のレベルシフト回路を示す。図4は、高電圧電源で動作する回路からの入力を、低電圧電源で動作する回路へ出力する、振幅レベルダウン型のレベルシフタ回路である。図4において、入力端子Aから入力される高電圧電源で動作する回路からの信号は、高電圧電源で動作するインバータ401を介して、低電圧電源で動作する高耐圧のトランジスタからなるインバータ402に入力される。インバータ402の出力は低電圧電源で動作するインバータ403,およびインバータ404を介してレベルシフタ回路の出力Yとなる。
【0007】
以上のように構成されたレベルシフタ回路について、以下にその動作を説明する。動作例として、入力端子AにHレベルの信号が入力されている場合を考える。
この時、インバータ401の出力はLレベルとなり、これを入力に受けるインバータ402は、高電圧電源と低電圧電源ともに同一レベルをLレベルと認識するため、正しくLレベルが入力されていると認識し、その電源電圧である低電圧電源におけるHレベルを出力する。さらに、この電圧レベルが変換されたHレベル信号は、インバータ403,およびインバータ404を介してレベルシフタ回路の最終出力Yより、入力端子Aと同位相のHレベル信号として出力される。
【0008】
入力端子Aの信号がLレベルに変化した時は、インバータ401の出力が高電圧電源におけるHレベルになる。これを入力に受けるインバータ402は、低電圧電源で動作しているが、入力されるHレベルが自身の電源電圧より高い電位であるため、やはりHレベルと認識し正しくLレベルを出力する。さらにこのLレベル信号は、インバータ403,およびインバータ404を介してレベルシフタ回路の最終出力Yより、入力端子Aと同位相のLレベル信号として出力される。
【0009】
以上のような動作により、低電圧電源の信号を高電圧電源の信号に、あるいは、高電圧電源の信号を低電圧電源の信号に、レベル変換することが出来る。また、電流が流れるのは、信号が変化する時のみであり、このため、その消費電力は通常のCMOS回路での消費電力と何ら変わらない。
【0010】
【特許文献1】
特開2001−36398号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図3に示す従来のレベルシフタ回路では、低電圧電源が遮断された時のように低電圧電源で動作する回路からの出力が不定になった場合、Nchトランジスタ303,Nchトランジスタ304の状態が不定となり、これらのドレイン電位をゲートに受けるPchトランジスタ305,306の状態も不定となるため、Nchトランジスタ303→Pchトランジスタ305、もしくはNchトランジスタ304→Pchトランジスタ306の経路で貫通電流が流れてしまい、更なる低消費電力化を狙った電源遮断を実現することはできなかった。
【0012】
また、図4に示す従来のレベルシフタ回路では、低電圧電源を遮断した場合、インバータ402の電源が遮断されているにもかかわらず、インバータ401の電圧レベルがHレベルにもLレベルにもなり得るため、電源供給されていないインバータ402に異常なストレスがかかり、信頼性上の不具合、具体的にはインバータ402の特性変動を引き起こすという可能性があった。
【0013】
本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、低電圧電源の遮断時における貫通電流の発生や、回路の特性変動等の不具合を防ぐことができるレベルシフタ回路を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明(請求項1)にかかるレベルシフタ回路は、電位の異なる複数の電源によって動作する半導体集積回路内に設けられ、低電圧電源で動作する回路の信号振幅を、高電圧電源で動作する回路の信号振幅に変換するレベルシフタ回路において、前記低電圧電源で動作する回路からの入力信号を受ける入力回路部と、前記高電圧電源で動作する回路への出力信号を保持するラッチ回路を含む出力回路部と、外部から与えられる制御信号に応じて、前記入力回路部から前記出力回路部への信号の出力を停止させる第1のスイッチ回路と、外部から与えられる制御信号に応じて、前記ラッチ回路を除く出力回路部への電源の供給を停止させる第2のスイッチ回路と、を備えたことを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態によるレベルシフタ回路について図面を参照しながら具体的に説明する。
【0017】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1によるレベルシフタ回路の構成を示す回路図である。
図1において、入力端子Aから入力される、低電圧電源で動作する回路からの信号は、入力回路部150を構成する、低電圧電源で動作するインバータ101,102によって逆位相・同位相の2つの信号に変換される。インバータ102の出力は、電源遮断制御を行う入力信号Cをゲートに受けるNchトランジスタ110と、高電圧電源で動作するインバータ116によって生成される入力信号Cの逆位相の信号をゲートに受けるPchトランジスタ109と、からなるアナログスイッチ161を介して、入力信号Cの逆位相の信号がゲートに接続され、ソースがGNDレベルに接続されたNchトランジスタ113のドレインに接続されるとともに、ソースがGNDレベルに接続されたNchトランジスタ103のゲートに接続される。インバータ101によって逆位相に変換された信号は、入力信号Cをゲートに受けるNchトランジスタ112と、インバータ116によって生成される入力信号Cの逆位相の信号をゲートに受けるPchトランジスタ111と、からなるアナログスイッチ162を介して、入力信号Cの逆位相の信号がゲートに接続され、ソースがGNDレベルに接続されたNchトランジスタ114のドレインに接続されるとともに、ソースがGNDレベルに接続されたNchトランジスタ104のゲートに接続される。
【0018】
また、Nchトランジスタ103のドレインは、インバータ116によって生成される入力信号Cの逆位相の信号がゲートに接続され、ソースが高電圧電源に接続されたPchトランジスタ115のドレインがソースに接続されたPchトランジスタ105のドレインに接続されるとともに、Pchトランジスタ115のドレインがソースに接続されたPchトランジスタ106のゲートに接続される。Nchトランジスタ104のドレインは、Pchトランジスタ105のゲートに接続されるとともに、Pchトランジスタ106のドレインに接続され、高電圧電源で動作するインバータ107、108を介して、レベルシフタ回路の出力端子Yから出力される。
【0019】
また、インバータ107の出力は、高電圧電源で動作するインバータ117を介してインバータ107の入力に戻されることにより、ラッチ回路Lを構成している。Nchトランジスタ103,104、Pchトランジスタ105、106、及びインバータ107,108,117により、出力回路部140が構成される。
【0020】
以下、このように構成された本実施の形態1によるレベルシフタ回路の動作について説明する。動作例として、入力端子AにHレベル、電源遮断制御入力端子CにHレベルが設定されているとする。この時、第1のスイッチ回路を構成するアナログスイッチ161,162の、それぞれ形成するPchトランジスタ109,およびPchトランジスタ111は、それらのゲートに、入力信号Cがインバータ116により逆位相とされた、Lレベルの信号が入力されるため、ON状態に設定される。また、アナログスイッチ161,162を、それぞれ形成するNchトランジスタ110、およびNchトランジスタ112は、それらのゲートに、入力信号Cと同じHレベルの信号が入力されるため、ON状態に設定される。よって、Nchトランジスタ103はそのゲートがHレベルとなり、ON状態に、逆にNchトランジスタ104はそのゲートがLレベルとなり、OFF状態に設定される。
【0021】
Nchトランジスタ103、104のゲートに接続されているNchトランジスタ113、114は、電源遮断制御入力端子Cから入力されるHレベルの信号がインバータ116により逆位相とされた、Lレベルをゲートに受けるので、これらのNchトランジスタ113,114は、OFF状態に設定され、上記電源遮断制御入力端子Cから入力される信号がHレベルである間は、本回路の動作に影響を及ぼさない。また、Pchトランジスタ115は、入力端子Cの逆位相であるLレベルをゲートに受けるので、ON状態に設定される。したがって、上記電源遮断制御入力端子Cから入力される信号がHレベルである、この状態では、本回路は従来のレベルシフタ回路と全く同一の動作をする。
【0022】
上記電源遮断制御入力端子の信号CがLレベルに変化した場合、Pchトランジスタ109,111、及びNchトランジスタ110,112のゲート電圧が反転するため、アナログスイッチ161,162はOFF状態に設定され、かつ、Nchトランジスタ113,114は、それらのゲートに入力信号Cの逆位相であるHレベルが印加されることにより、ON状態となり、これによりNchトランジスタ103,104は、それらのゲートにLレベルが印加され、共にOFF状態となる。また、入力信号Cの逆位相であるHレベルをゲートに受けるPchトランジスタ115は、OFF状態に設定されるため、Pchトランジスタ105,106のソースが高電圧電源から切り離され、インバータ107の入力は、インバータ117により入力信号Cを切り替える直前の値に保持される。
【0023】
このように、本実施の形態1によるレベルシフタ回路では、電位の異なる複数の電源によって動作する半導体集積回路内に設けられ、低電圧電源で動作する回路の信号振幅を、高電圧電源で動作する回路の信号振幅に変換するレベルシフタ回路において、前記低電圧電源で動作する回路からの入力信号を受ける入力回路部と、前記高電圧電源で動作する回路への出力信号を保持するラッチ回路を含む出力回路部と、外部から与えられる制御信号に応じて、前記入力回路部から前記出力回路部への信号の出力を停止させる第1のスイッチ回路と、外部から与えられる制御信号に応じて、前記ラッチ回路を除く出力回路部への電源の供給を停止させる第2のスイッチ回路と、を備えた構成とし、低電圧電源を遮断したときには、従来かかる時に不定となっていた入力回路部150の出力を、外部からの制御信号Cに応じて第1のスイッチ回路161,162で出力回路部140から切り離し、かつ、トランジスタ113,114によって出力回路部140に入力される電位を固定するとともに、第2のスイッチ回路115によって出力回路部140への電源供給を、同じく上記制御信号Cに応じて停止することにより、低電圧電源を遮断した際のNchトランジスタ103,104、およびPchトランジスタ105,106での貫通電流の発生を防ぐことができる。また、出力回路部140にインバータ107,117からなるラッチ回路を設けることにより、レベルシフタ回路からの出力を低電圧電源を遮断する直前の値に保持することができる。
【0024】
実施の形態2.
次に、実施の形態2について、図面を参照しながら説明する。
図2は、本実施の形態2によるレベルシフト回路の構成を示す回路図である。
【0025】
図2において、201は、入力端子Aから入力される、高電圧電源で動作する回路からの信号を、一方の入力で受け、電源遮断制御を行う入力信号Cを高電圧電源で動作するインバータ205を介して他方の入力で受ける2入力NOR回路である。NOR回路201の出力は、低電圧電源で動作する高耐圧のトランジスタからなるインバータ202に入力され、さらに、低電圧電源で動作するインバータ203,204を介してレベルシフタ回路の出力Yとなる。
【0026】
以下、このように構成された本実施の形態2によるレベルシフタ回路の動作について説明する。動作例として、入力端子AにHレベル、電源遮断制御入力端子CにHレベルが設定されているとする。この時、NOR回路201において、入力端子Cの逆位相であるLレベルを一方の入力に受けるため、動作上は単なるインバータと同様であり、従来のレベルシフタ回路と全く同一の動作をする。
【0027】
入力信号CがLレベルに変化した場合、インバータ205を介してNOR回路201に入力される信号がHレベルに変化する為、NOR回路201の出力はLレベルに固定され、インバータ202に入力される。
【0028】
このように、本実施の形態2によるレベルシフタ回路においては、電位の異なる複数の電源によって動作する半導体集積回路内に設けられ、高電圧電源で動作する回路の信号振幅を、低電圧電源で動作する回路の信号振幅に変換するレベルシフタ回路において、前記高電圧電源で動作する回路からの入力信号を受ける入力回路部と、前記入力回路部が出力する信号を受け、該信号に応じた信号を前記低電圧電源で動作する回路への出力信号を出力する出力回路部と、外部から与えられる制御信号に応じて、前記入力回路部からの信号を固定するスイッチ回路と、を備えた構成とし、外部からの制御信号Cに応じて、スイッチ回路であるNOR回路201によって高電圧電源で動作する回路からの出力をLレベルに確定させるようにしたから、低電圧電源を遮断した場合に電源遮断されているトランジスタにはLレベルしか入力されず、従来発生する可能性があった低電圧電源で動作する高耐圧のトランジスタからなるインバータの特性変動といった信頼性上の問題の発生を防止することができる。
【0029】
【発明の効果】
以上のように、本発明(請求項1)にかかるレベルシフタ回路によれば、電位の異なる複数の電源によって動作する半導体集積回路内に設けられ、低電圧電源で動作する回路の信号振幅を、高電圧電源で動作する回路の信号振幅に変換するレベルシフタ回路において、前記低電圧電源で動作する回路からの入力信号を受ける入力回路部と、前記高電圧電源で動作する回路への出力信号を保持するラッチ回路を含む出力回路部と、外部から与えられる制御信号に応じて、前記入力回路部から前記出力回路部への信号の出力を停止させる第1のスイッチ回路と、外部から与えられる制御信号に応じて、前記ラッチ回路を除く出力回路部への電源の供給を停止させる第2のスイッチ回路と、を備えた構成としたので、低電圧電源を遮断した際に不定となる入力信号に起因する貫通電流を阻止することができ、かつ電源遮断する直前の出力状態を保持することを可能とでき、外部の回路構成に依らず電源遮断による更なる低消費電力を実現することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるレベルシフタ回路の構成を示す回路図。
【図2】本発明の実施の形態2によるレベルシフタ回路の構成を示す回路図。
【図3】従来のレベルシフタ回路の一例を示す回路図。
【図4】従来のレベルシフタ回路の他の例を示す回路図。
【符号の説明】
A 低電圧電源で動作する回路からの信号
C 電源遮断時にLレベルに設定する信号
Y レベルシフタ回路出力
101,102 低電圧電源で動作するインバータ
103,104,110,112,113,114 Nchトランジスタ
105,106,109,111,115 Pchトランジスタ
107,108,116,117 高電圧電源で動作するインバータ
201 高電圧電源で動作する2入力NOR回路
202 低電圧電源で動作する高耐圧トランジスタを使用したインバータ
203,204 低電圧電源で動作するインバータ
301,302 低電圧電源で動作するインバータ
303,304 Nchトランジスタ
305,306 Pchトランジスタ
307,308 高電圧電源で動作するインバータ
401 高電圧電源で動作するインバータ
402 低電圧電源で動作する高耐圧トランジスタを使用したインバータ
403,404 低電圧電源で動作するインバータ

Claims (1)

  1. 電位の異なる複数の電源によって動作する半導体集積回路内に設けられ、低電圧電源で動作する回路の信号振幅を、高電圧電源で動作する回路の信号振幅に変換するレベルシフタ回路において、
    前記低電圧電源で動作する回路からの入力信号を受ける入力回路部と、
    前記高電圧電源で動作する回路への出力信号を保持するラッチ回路を含む出力回路部と、
    外部から与えられる制御信号に応じて、前記入力回路部から前記出力回路部への信号の出力を停止させる第1のスイッチ回路と、
    外部から与えられる制御信号に応じて、前記ラッチ回路を除く出力回路部への電源の供給を停止させる第2のスイッチ回路と、を備えた、
    ことを特徴とするレベルシフタ回路。
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