JP3719073B2 - 自動販売機の商品収容装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動販売機の商品収容装置に関し、特に、缶入り飲料用、瓶入り飲料用の自動販売機で使用されるスラントラック式の商品収容装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
缶入り飲料用、瓶入り飲料用の自動販売機の商品収容装置としては、スラントラックを上下多段に有し、各段のスラントラック毎に商品の先入れ先出しを行える商品収容装置が知られており、この種の商品収容装置は、実公昭61−42235号公報や特開平9−50566号公報に示されている。
【0003】
また、近年、購入者が自動販売機より商品を取り出し易いように、商品取出口が自動販売機前面の中段位置にあるイージーアクセス式の自動販売機が開発されており、この自動販売機で使用される商品収容装置は、各段の前記スラントラックより取り出される商品を受け取って商品を商品取出口に対して昇降搬送する商品搬送リフタ(バケット)が設けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
缶入り飲料用や瓶入り飲料用の自動販売機では、収容商品の多種多量化の要望があるが、従来の自動販売機の商品収容装置では、スラントラックが自動販売機筺体の前後方向(奥行き方向)に延在していることから、商品収容量増加のためのスラントラック長さの拡張は、そのまま、自動販売機筺体の前後寸法を大きくすることになり、自動販売機の薄型化を損ねることになる。
【0005】
また、実公昭61−42235号公報に示されているような自動販売機の商品収容装置を、商品取出口が中段位置にあるイージーアクセス式の自動販売機に対して適用しようとすると、スラントラックに対する商品ローディング(補充)作業が自動販売機筺体の前面側より行われるように、スラントラックは自動販売機筺体の前面側より背面側に下り勾配に傾斜し、これに応じて商品搬送リフタは自動販売機筺体の背面側に組み込まれることになり、このため、商品搬送リフタのメンテナンス性が悪いものになる。
【0006】
また、特開平9−50566号公報に示されているような自動販売機の商品収容装置では、スラントラックが上下折り返しのV字形状をなしているから、自動販売機筺体の前後寸法を大きくすることなく、一つのスラントラックにおける商品収容量を増加できるが、この形状のスラントラックを上下に複数段に配置すると、上下のスラントラック間でデッドスペースが多くなり、商品収容効率が悪化する。
【0007】
この発明は、上述の如き問題点を解消するためになされたもので、商品ローディング作業を自動販売機筺体の前面側より容易に行え、多種多量の商品を、大きいデッドスペースを生じることなく収容効率よく、先入れ先出しで収容でき、また、イージーアクセス式の自動販売機に対する適用において、商品搬送リフタが組み込まれても、それのメンテナンス性がよい自動販売機の商品収容装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1にかかる自動販売機の商品収容装置は、自動販売機筺体の左右方向に延在して上下に傾斜した傾斜面上に自動販売機筺体の前後方向に並列に区切られた商品載置レーンを複数列構成され、各商品載置レーンに商品を載置される商品載置用のスラントラックを上下多段に有し、前記商品載置レーンは、それぞれ、前記スラントラックの傾斜上位端を商品投入端、傾斜下位端を商品取出端とされ、前記商品取出端の近傍には各商品載置レーンごとに商品を一つずつ取り出すベンドメカニズムが設けられ、自動販売機筺体の前面側より背面側に下り勾配に傾斜し、自動販売機筺体の前面に商品載置レーン毎に形成された商品補充口と前記商品載置レーンのそれぞれの商品投入端とを個別に接続する商品ローディング用シュータが設けられ、各段のスラントラックの各商品載置レーンの商品取出端より自動販売機筺体の前面に形成されている商品取出口へ商品を搬送する搬送通路あるいは搬送手段が設けられているものである。
【0009】
上述の構成によれば、各段のスラントラックの各商品載置レーン毎に種類の異なる商品を載置収容でき、各商品載置レーンに対する商品ローディングは、自動販売機筺体の前面に商品載置レーン毎に形成されている商品補充口より商品ローディング用シュータを介して個別に行うことができる。各商品載置レーンの商品は、商品取出端より取り出され、自動販売機筺体の左端側或いは右端側に位置する搬送通路あるいは搬送手段によって自動販売機筺体の前面に形成されている商品取出口へ搬送され、商品取出口より筺体外部に取り出される。なお、この商品収容装置での、商品収容量増加のためのスラントラック長さの拡張は、自動販売機筺体の左右寸法の増加になる。
【0010】
また、請求項2にかかる自動販売機の商品収容装置は、前記搬送手段が、前記スラントラックの傾斜下位側に配置され、前後をガイド板を案内されて最下段のスラントラックに対応する高さ位置と最上段のスラントラックに対応する高さ位置との間に昇降可能な商品搬送リフタを含み、前記商品搬送リフタは、前記スラントラックの前後幅にほぼ等しい前後長を有し、自動販売機筺体の背面側より前面側に下り勾配に傾斜した傾斜底面を有していると共に前面側が開口しており、前側のガイド板には自動販売機筺体の前面の中段位置に形成されている商品取出口と整合する高さ位置に商品出口が開口形成されているものである。
【0011】
上述の構成によれば、商品載置レーンの商品取出端より取り出された商品は、、自動販売機筺体の左端側或いは右端側に位置する商品搬送リフタにより自動販売機筺体の前面中段位置に昇降搬送される。商品搬送リフタの底面(傾斜底面)が自動販売機筺体の背面側より前面側に下り勾配に傾斜し、商品搬送リフタの前面側が開口しているから、商品搬送リフタ上の商品は商品搬送リフタの前面側へ滑り落ち、商品搬送リフタが商品取出口と整合する高さ位置に位置すると、商品搬送リフタの前面側の開口と前側のガイド板の商品出口および筺体前面の商品取出口とが整合し、商品搬送リフタ上の商品は前面側の開口より前側のガイド板の商品出口を通過して商品取出口より筺体外部に取り出される。
【0012】
また、請求項3にかかる自動販売機の商品収容装置は、さらに、ホットゾーンとコールドゾーンとを区切る仕切板が任意の段のスラントラックに対して抜き差し可能に装着されるものである。
【0013】
上述の構成によれば、任意の段のスラントラックに対して仕切板を抜き差し可能に、すなわち変更可能にセットでき、ホットゾーンとコールドゾーンの容積割合を変更できる。
【0014】
また、請求項4にかかる自動販売機の商品収容装置は、さらに、前記商品搬送リフタの昇降移動空間をホットゾーン側とコールドゾーン側とに仕切るリフタ空間仕切板が前記仕切板の配置位置と同等の高さ位置に着脱可能に設けられ、前記リフタ空間仕切板は当該リフタ空間仕切板の配置位置より上方への前記商品搬送リフタの上昇移動に伴って前記商品搬送リフタにより持ち上げられ、前記商品搬送リフタの昇降移動に伴って昇降移動するものである。
【0015】
上述の構成によれば、リフタ空間仕切板によって商品搬送リフタの昇降移動空間がホットゾーン側とコールドゾーン側に仕切られ、商品搬送リフタの昇降移動空間がホットゾーン側とコールドゾーン側とを連通開放する吹き抜けとなることがない。リフタ空間仕切板は商品搬送リフタの上昇移動に伴って商品搬送リフタにより持ち上げられて商品搬送リフタの昇降移動に伴って昇降移動するから、リフタ空間仕切板が商品搬送リフタの昇降移動を阻害することがない。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図を参照して、この発明にかかる自動販売機の商品収容装置の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図4はこの発明による自動販売機の商品収容装置の一つの実施の形態を示している。
【0017】
商品収容装置1は、自動販売機の筺体(内箱)50内に設けられており、同一形状、構成の商品載置用のスラントラック2を上下に等間隔をおいて複数段有している。スラントラック2は、筺体50の左右方向に延在して上下傾斜(筺体前面より見て左側下り勾配)した傾斜面上に、複数個のレーン仕切板3によって筺体50の前後方向に並列に区切られた複数列の商品載置レーン4、5、6を構成しており、各商品載置レーン4、5、6に、缶入り飲料等の商品Gを横一列に載置される。商品載置レーン4、5、6の幅寸法は、収容する商品Gの寸法に合わせて設定することができる。
【0018】
各スラントラック2の商品載置レーン4、5、6は、それぞれスラントラック2の傾斜上位端(右端)を商品投入端4a、5a、6a、反対の傾斜下位端(左端)を商品取出端4b、5b、6bとされ、各商品取出端4b、5b、6bの近傍には各商品載置レーン4、5、6ごとに商品Gを一つずつ取り出す周知構造のベンドメカニズム7が設けられている。
【0019】
筺体50の前面には各段のスラントラック2の商品載置レーン4、5、6毎に個別の商品補充口8、9、10(図1では最下段のもののみを示す)が形成されている。筺体50内には、筺体50の前面側より背面側に下り勾配に傾斜して商品補充口8と商品載置レーン4の商品投入端4aとを接続する商品ローディング用シュータ12と、筺体50の前面側より背面側に下り勾配に傾斜して商品補充口9と商品載置レーン5の商品投入端5aとを接続する商品ローディング用シュータ13とが設けられている。
【0020】
なお、手前側の商品載置レーン6用の商品補充口10と商品載置レーン6の商品投入端6aとは、筺体前後方向の離間距離がないから、シュータを用いることなく直接接続することができる。
【0021】
スラントラック2の傾斜下位側(左端側)には、各段のスラントラック2の各商品載置レーン4、5、6の商品取出端4b、5b、6bより筺体50の前面中段に形成されている商品取出口(商品払出口)14へ商品を搬送する商品搬送リフタ装置15が設けられている。
【0022】
商品搬送リフタ装置15は、前側ガイド板16と前側ガイド板17とに案内されて最下段のスラントラック2に対応する高さ位置と最上段のスラントラック2に対応する高さ位置との間に昇降可能な商品搬送リフタ(バケット)18を有している。商品搬送リフタ18は、上下のタイミングプーリ19、20間に掛け渡された無端のタイミングベルト21と駆動連結され、タイミングプーリ20がモータ22、歯車列23により回転駆動されることにより、昇降移動する。
【0023】
商品搬送リフタ18は、スラントラック2の前後幅にほぼ等しい前後長を有しており、筺体50の背面側より前面側に下り勾配に傾斜した傾斜底面18aを有していると共に前面側が開口部18bによって開口している箱形をなしている。なお、商品搬送リフタ18の上縁面18cは全体が水平面になっている。
【0024】
前側ガイド板16には筺体50の前面の中段位置に形成されている商品取出口14と整合する高さ位置に商品出口24が開口形成されている。
【0025】
筺体50内には、ホットゾーンとコールドゾーンとを区切る主仕切板(フリーウォール)25が任意の段のスラントラック2に対して抜き差し可能に装着されている。なお、図には示されていないが、筺体50の下部に冷却装置(エバポレータ)が、筺体50の上部に加熱装置(ヒータ)が設けられることにより、仕切板25より上側がホットゾーン、下側がコールドゾーンになる。
【0026】
商品搬送リフタ18の昇降移動空間には、この昇降移動空間をホットゾーン側とコールドゾーン側とに仕切るリフタ空間仕切板26が主仕切板25の配置位置と同等の高さ位置に略水平状態で着脱可能に設けられている。リフタ空間仕切板26は、各段のスラントラック2毎に設けられている可倒式のストッパ27と主仕切板25の傾斜前縁25aとで載置式に支持され、リフタ空間仕切板26の配置位置より上方への商品搬送リフタ18の上昇移動に伴い、商品搬送リフタ18の上縁面18c上に載った状態で、商品搬送リフタ18により持ち上げられ、商品搬送リフタ18の昇降移動に伴って昇降移動するようになっている。
【0027】
つぎに、上述の構成による自動販売機の商品収容装置の動作について説明する。上述の構成による商品収容装置1では、各商品載置レーン4、5、6に対する商品ローディングは、筺体50の前面に商品載置レーン4、5、6毎に形成されている商品補充口8、9、10に商品Gを投入することにより行われる。商品補充口8、9に投入された商品Gは、商品ローディング用シュータ12、13上を筺体奥側に滑って商品載置レーン4、5の商品投入端4a、5aに至り、また、商品補充口10に投入された商品Gは、直接、商品載置レーン6の商品投入端6aに入り、それぞれ商品載置レーン4、5、6上を商品取出端4b、5b、6b側へ転がって整列載置される。この商品ローディング作業は、商品補充口8、9、10が全て筺体50の前面にあるから、筺体50の前面側より容易に行うことできる。
【0028】
また、各段のスラントラック2の各商品載置レーン4、5、6毎に異なる種類の商品を載置収容でき、商品収容量増加のためのスラントラック長さの拡張は、筺体50の左右寸法の増加になるから、自動販売機の薄型化と商品収容種類および商品収容量の増加とを両立し、多種多量の商品を、大きいデッドスペースを生じることなく収容効率よく、先入れ先出しで収容できる。
【0029】
商品Gの取り出しは、取り出し対象の段のスラントラック2の高さ位置に対応する高さ位置まで商品搬送リフタ18を昇降移動させ、取り出し対象の商品載置レーン4、5、6のベンドメカニズム7を動作させる。これにより、商品載置レーン4、5、6上の一つの商品Gが商品搬送リフタ18上に落下し、さらに、その傾斜底面18aに沿って前面側へ滑り落ちる。
【0030】
そして、商品搬送リフタ18が商品取出口14と整合する高さ位置に位置すると、商品搬送リフタ18の前面側の開口部18bと前側ガイド板16の商品出口24および筺体前面の商品取出口14とが整合し、商品搬送リフタ18上の商G品は開口部18aより商品出口24を通過して商品取出口14より筺体外部に取り出される。商品搬送リフタ18は、筺体50の左端側に配置されることになるから、筺体50の奥側に配置される場合に比して筺体前面側よりのアクセス性が改善され、商品搬送リフタ18のメンテナンス性がよくなる。
【0031】
また、筺体50内をホットゾーンとコールドゾーンとを区切る主仕切板25が任意の段のスラントラック2に対して抜き差し可能に装着されるから、ホットゾーンとコールドゾーンの容積割合を容易に変更できる。
【0032】
しかも、リフタ空間仕切板26によって商品搬送リフタ18の昇降移動空間もホットゾーン側とコールドゾーン側に仕切られ、商品搬送リフタ18の昇降移動空間がホットゾーン側とコールドゾーン側とを連通開放する吹き抜けとなることが回避される。これにより、冷気、暖気が商品搬送リフタ18昇降移動空間を通って他のゾーンに逃げることが回避され、熱損失の低減が図られ、また、ゾーン境界部でも温度差を的確に与えることができるようになる。
【0033】
リフタ空間仕切板26は商品搬送リフタ18の上昇移動に伴って商品搬送リフタ18により持ち上げられて商品搬送リフタ18の昇降移動に伴って昇降移動するから、リフタ空間仕切板26が商品搬送リフタ18の昇降移動を阻害することがない。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明から理解される如く、この発明による自動販売機の商品収容装置(請求項1)によれば、各段のスラントラックの各商品載置レーン毎に異なる種類の商品を載置収容でき、商品収容量増加のためのスラントラック長さの拡張は、自動販売機筺体の左右寸法の増加になるから、自動販売機の薄型化と商品収容種類および商品収容量の増加とを両立し、多種多量の商品を、大きいデッドスペースを生じることなく収容効率よく、先入れ先出しで収容できる。また、各商品載置レーンに対する商品ローディングは、自動販売機筺体の前面に商品載置レーン毎に形成されている商品補充口より商品ローディング用シュータを介して個別に行うことができるから、すべての商品ローディングを筺体前面側より容易に行うことができる。
【0035】
また、この発明による自動販売機の商品収容装置(請求項2)によれば、商品搬送リフタは、自動販売機筺体の左右の端側に配置されることになるから、筺体の奥側に配置される場合に比して筺体前面側よりのアクセス性が改善され、商品搬送リフタのメンテナンス性がよくなる。また、商品搬送リフタの傾斜底面を利用して奥側の商品載置レーンよりの商品を前側へ滑らせるようにし、しかも開口の整合によって商品の取り出しを行っているから、リフタの構造を複雑にすることなく、奥側の商品載置レーンの商品の取り出しも円滑に行うことができ、メンテナンス性が改善される。
【0036】
また、この発明による自動販売機の商品収容装置(請求項3)によれば、任意の段のスラントラックに対して仕切板を抜き差し可能に、すなわち変更可能にセットでき、ホットゾーンとコールドゾーンの容積割合を変更できるから、販売形態に関して、汎用性、融通性の高いものになる。
【0037】
また、この発明による自動販売機の商品収容装置(請求項4)によれば、リフタ空間仕切板によって商品搬送リフタの昇降移動空間がホットゾーン側とコールドゾーン側に仕切られ、商品搬送リフタの昇降移動空間がホットゾーン側とコールドゾーン側とを連通開放する吹き抜けとなることがないから、冷気、暖気が昇降移動空間を通って他のゾーンに逃げることが回避され、熱損失の低減が図られ、また、ゾーン境界部でも温度差を的確に与えることができるようになる。また、リフタ空間仕切板は商品搬送リフタの上昇移動に伴って商品搬送リフタにより持ち上げられて商品搬送リフタの昇降移動に伴って昇降移動するから、リフタ空間仕切板が商品搬送リフタの昇降移動を阻害することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による自動販売機の商品収容装置の一つの実施の形態を示す斜視図である。
【図2】この発明による自動販売機の商品収容装置のリフタ部分の一つの実施の形態を示す斜視図である。
【図3】この発明による自動販売機の商品収容装置のリフタ部分の一つの実施の形態を示す側面図である。
【図4】この発明による自動販売機の商品収容装置の仕切板部分の一つの実施の形態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 商品収容装置
2 スラントラック
4、5、6 商品載置レーン
4a、5a、6a 商品投入端
4b、5b、6b 商品取出端
7 ベンドメカニズム
8、9、10 商品補充口
12、13 商品ローディング用シュータ
14 商品取出口
15 商品搬送リフタ
16 前側ガイド板
17 前側ガイド板
18 商品搬送リフタ
18a 傾斜底面
18b 開口部
24 商品出口
14 商品取出口
50 筺体
Claims (4)
- 自動販売機筺体の左右方向に延在して上下に傾斜した傾斜面上に自動販売機筺体の前後方向に並列に区切られた商品載置レーンを複数列構成され、各商品載置レーンに商品を載置される商品載置用のスラントラックを上下多段に有し、
前記商品載置レーンは、それぞれ、前記スラントラックの傾斜上位端を商品投入端、傾斜下位端を商品取出端とされ、前記商品取出端の近傍には各商品載置レーンごとに商品を一つずつ取り出すベンドメカニズムが設けられ、
自動販売機筺体の前面側より背面側に下り勾配に傾斜し、自動販売機筺体の前面に商品載置レーン毎に形成された商品補充口と前記商品載置レーンのそれぞれの商品投入端とを個別に接続する商品ローディング用シュータが設けられ、
各段のスラントラックの各商品載置レーンの商品取出端より自動販売機筺体の前面に形成されている商品取出口へ商品を搬送する搬送通路あるいは搬送手段が設けられていることを特徴とする自動販売機の商品収容装置。 - 前記搬送手段は、前記スラントラックの傾斜下位側に配置され、前後をガイド板を案内されて最下段のスラントラックに対応する高さ位置と最上段のスラントラックに対応する高さ位置との間に昇降可能な商品搬送リフタを含み、前記商品搬送リフタは、前記スラントラックの前後幅にほぼ等しい前後長を有し、自動販売機筺体の背面側より前面側に下り勾配に傾斜した傾斜底面を有していると共に前面側が開口しており、前側のガイド板には自動販売機筺体の前面の中段位置に形成されている商品取出口と整合する高さ位置に商品出口が開口形成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の商品収容装置。
- ホットゾーンとコールドゾーンとを区切る仕切板が任意の段のスラントラックに対して抜き差し可能に装着されることを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機の商品収容装置。
- 前記商品搬送リフタの昇降移動空間をホットゾーン側とコールドゾーン側とに仕切るリフタ空間仕切板が前記仕切板の配置位置と同等の高さ位置に着脱可能に設けられ、前記リフタ空間仕切板は当該リフタ空間仕切板の配置位置より上方への前記商品搬送リフタの上昇移動に伴って前記商品搬送リフタにより持ち上げられ、前記商品搬送リフタの昇降移動に伴って昇降移動することを特徴とする請求項3に記載の自動販売機の商品収容装置。
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