JP3718907B2 - トイレ内機器のリモコン装置システム - Google Patents

トイレ内機器のリモコン装置システム Download PDF

Info

Publication number
JP3718907B2
JP3718907B2 JP16918096A JP16918096A JP3718907B2 JP 3718907 B2 JP3718907 B2 JP 3718907B2 JP 16918096 A JP16918096 A JP 16918096A JP 16918096 A JP16918096 A JP 16918096A JP 3718907 B2 JP3718907 B2 JP 3718907B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
signal
control device
remote control
entrance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16918096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1023111A (ja
Inventor
正明 河栗
栄一 田中
雅彦 松中
圭子 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP16918096A priority Critical patent/JP3718907B2/ja
Publication of JPH1023111A publication Critical patent/JPH1023111A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3718907B2 publication Critical patent/JP3718907B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Toilet Supplies (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は温水洗浄便座等のトイレ内で使用する機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
家庭における宅内通信は電話を中心に発達している。従来、部屋間のインターホン、玄関ドアホン等が普及していたが、電話にそれらの機能を盛り込んだものが見られる。たとえばコードレス電話機に玄関インターホンを接続して玄関からの呼び出しに対して、
(1)コードレス電話の子機、親機を用いて応答するもの。
【0003】
(2)同応答を受話器を持たないでも、スピーカー&マイク内蔵で家事や仕事の手を止めずにできるもの。
【0004】
(3)コードレス電話の子機を数台保有し、インターホン的に使用するもの。等が挙げられる。このような商品の例を図5に示す。図5においてA1は玄関ドアホン子機、A2はターミナルボックス、A3はコードレス電話親機、A4はコードレス電話子機である。玄関ドアホン子機A1はターミナルボックスA2を介して、コードレス電話親機A3に接続されている。ターミナルボックスA2には外部の電話回線が接続されている。別室等に設けられたコードレス電話子機A4も同親機A3に接続されている。玄関ドアホン子機A1からの呼出に対しては、コードレス電話親機A3が「ピンポーン」等の呼出音を発生し、使用者の応答を待つ。また外部の電話回線からの呼出に対しては、ターミナルボックスA2を介してコードレス電話親機A3が「プルルルル・・」等の呼出音を発生し、使用者の応答を待つ。このような宅内通信の発達においては使用者に知らせる例がいろいろ考案されている。たとえばTVを見ているとき使用者が玄関ドアホンからの呼出に対して、TV画面に玄関ドアホン付属のカメラからの画像を映し出し、使用者に玄関の来客を知らせる例がある。この例として特開平4−234264号公報「カメラ付ドアホン装置」では、図6に示すとおり、玄関ドアホンB1からの呼出に連動し、カメラB2が作動し、出力する映像信号をRF変調部B3にて高周波信号に変調され、共聴ラインに混合され受像機B4に伝送する。同呼び出し操作にて制御部B5から呼び出し操作した玄関を識別する信号がHPBXB6を介して制御部B7に送出され、この信号を判別部B8にて判別し、判別に基づきリモコン信号発生部B9より送出される信号にて受像機の受信チャンネルを切り替え、玄関の画像を映出するものである。またトイレ内の機器においてこのような外部との関連を考案した例は少なく、たとえば次の従来技術例等がある。特開平5ー228116号公報「健康管理ネットワークシステム」では、図7に示すとおり、トイレC1において測定された生体情報をインターフェースユニットC2を介して送信し、コントローラC3に蓄積し、健康管理用のエルゴメータC4等の他の住設機器がそれを受信して利用するものが考案されている。
【0005】
また特開平7ー76869号公報「温水洗浄便座」では、図8に示すとおり、トイレ外から温水洗浄便座D1の運転を制御したり、トイレ内からセキュリティ情報等をトイレ外へ伝達することにより、トイレを快適にしたりトイレタイムの安心度を高めるものが考案されている。これは制御信号を送受信する温水洗浄便座送受信器D2と、トイレ室外で使用される室外リモコンD3とこのリモコン内部に設けられ、温水洗浄便座より伝搬される制御信号を送受信する室外リモコン送受信器D4と、温水洗浄便座D1とリモコンD3との送受信を制御して温水洗浄便座D1の作動を制御する制御器D5とを備えたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように宅内通信により便利になった生活だが、トイレに入った時は玄関ドアホンの呼出、外部電話回線からの呼出等に対して聞こえない、聞こえても対応ができない等の課題が存在する。トイレに入るときは生理現象であるが故に、わざわざトイレに入るときに電話がかかってくる、または玄関に人がくる、等に対して予測してコードレス電話子機をトイレに持って入る等の準備をとる人は少ない。またそのためにトイレ内にまでコードレス電話子機を常設することもおおげさに感じる。宅内通信の発達事例として挙げた商品はこのような課題に対しては、端末をトイレ内に設置、または持ち込むことを要求する。そのため使用者に対して過剰な設備に感じる新たな課題を生じる。むしろトイレ内の機器にトイレ内で用便中に電話または玄関ドアホンからの呼出を確認する等の機能がついていれば、トイレを出た後で対応することで済むことも多く、上記課題に対して特別な配線を設けたり、トイレの中にコードレス電話子機等を持ち込んだりしなくても済むので望ましい。また簡単なメッセージを伝える等の簡易な対応ができれば、なお便利である。しかし、トイレと外部の通信、制御関連で従来技術例に挙げたものは、トイレにおいて測定された生体情報を利用したり、トイレ外部からの温水洗浄便座の遠隔操作またはトイレからのセキュリティ情報のトイレ外への伝達であるので、上記課題に対応できないし、簡易でもない。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するために第1の構成として、接続先により呼び出し音が異なる家庭内通信設備と、家庭内通信設備の呼出音を識別し識別信号を発生する呼出音識別手段と、前記識別信号をトイレ内の機器を操作するリモコン装置に送信する識別信号送信手段とを備え、前記識別信号を受信する識別信号受信手段と、受信された識別信号に基づいて特定された接続先を表示する表示手段とを備えたトイレ内機器のリモコン装置システムとしたものである。
【0008】
また上記の課題を解決するために第1の構成に加えて第2の構成として家庭内通信設備はコードレス電話機とし、前記コードレス電話機に操作信号を送信するリモコン装置に備えられたコードレス電話機操作信号送信手段とを備えたトイレ内機器のリモコン装置システムとしたものである。
【0009】
また上記の課題を解決するために第2の構成に加えて第3の構成としてコードレス電話機の操作信号を学習するコードレス電話機操作信号学習手段をリモコン装置に備えたトイレ内機器のリモコン装置システムとしたものである。
【0010】
また上記の課題を解決するために第2ないし第3の構成に加えて第4の構成として音声を入力する音声入力手段と、前記音声信号を記録する音声信号記録手段と、前記音声信号記録手段に記録された音声信号を読み出し通話装置に出力する音声信号出力手段とを備えたトイレ内の機器のリモコン装置システムとしたものである。
【0011】
また上記の課題を解決するために第1の構成に加えて第5の構成として家庭内通信設備は玄関ドアホン親機とし、前記玄関ドアホン親機の操作信号を送信するリモコン装置に備えられた玄関ドアホン親機操作信号送信手段とを備え、前記操作信号を受信する玄関ドアホン親機操作信号受信手段と、音声を入力する音声入力手段と、前記音声信号を記録する音声信号記録手段と、前記音声信号記録手段に記録された音声信号を読み出し玄関ドアホン親機を通じて玄関ドアホン子機に出力する音声信号出力手段とを備えたトイレ内機器のリモコン装置システムとしたものである。
【0012】
また上記の課題を解決するために第1ないし第5の構成に加えて第6の構成として玄関ドアロックの施開錠を行うドアロック制御装置の操作信号を送信する玄関ドアロック制御装置操作信号送信手段をリモコン装置に備えたトイレ内の機器のリモコン装置システムとしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明は上記第1の構成によれば、家庭内通信設備の呼出音発生部近傍に設けた呼出音識別手段が家庭内通信設備の呼出音を識別し、玄関ドアホンか外部回線の電話かを識別した信号を発生し、識別信号送信手段が前記識別信号を送信し、トイレ内の機器を操作するリモコン装置に備えた識別信号受信手段が送信された前記識別信号を受信し、表示手段が受信された識別信号に基づいて特定された玄関ドアホンか外部回線の電話かの家庭内通信設備の種別を表示するものである。
【0014】
また第2の構成によれば上記構成における作用に加えて、家庭内通信設備であるコードレス電話機の外線接続、保留等の操作信号をトイレ内の機器を操作するリモコン装置に備えたコードレス電話機操作信号送信手段が送信するものである。
【0015】
また第3の構成によれば上記構成における作用に加えて、トイレ内の機器を操作するリモコン装置に備えたコードレス電話機操作信号学習手段がコードレス電話機の外線接続、保留等の操作信号を学習するものである。
【0016】
また第4の構成によれば上記第2構成における作用に加えて、予め音声変調手段が使用者の「少々お待ください」等のメッセージ音声を信号に変換し、音声信号記録手段が前記音声信号を記録しておき、コードレス電話機の外線接続の操作信号をトイレ内の機器を操作するリモコン装置に備えたコードレス電話機操作信号送信手段が送信し、コードレス電話機が外線と接続されたときに、音声信号入力手段が前記音声信号記録手段に記録された音声信号を読み出し通話装置に入力し相手にメッセージを伝え、その後コードレス電話機の保留の操作信号をコードレス電話機操作信号送信手段が送信するものである。
【0017】
また第5の構成によれば上記第1構成における作用に加えて、予め音声変調手段が使用者の「少々お待ください」等のメッセージ音声を信号に変換し、音声信号記録手段が前記音声信号を記録しておき、トイレ内の機器を操作するリモコン装置に備えた家庭内通信設備である玄関ドアホン親機操作信号送信手段が前記玄関ドアホン親機のドアホン子機との通話開始等の操作信号を送信し、玄関ドアホン親機操作信号受信手段が前記操作信号を受信し、前記玄関ドアホン親機がドアホン子機との通話開始状態になった後、音声信号入力手段が前記音声信号記録手段に記録された音声信号を読み出し前記玄関ドアホン親機に入力し、玄関ドアホン子機から来訪者にメッセージを伝えるものである。
【0018】
また第6の構成によれば上記構成における作用に加えて、トイレ内の機器を操作するリモコン装置に備えた玄関ドアロック制御装置操作信号送信手段が玄関ドアロックの施開錠を行うドアロック制御装置の操作信号を送信し、玄関ドアロックを施開錠するものである。
【0019】
(実施例1)
以下、本発明の第1の実施例について、図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施例における全体構成図である。図1において、1は家庭内通信設備であるホームテレホン、51は別の家庭内通信設備である玄関ドアホン子機、2は家庭内通信設備の呼出音を識別し識別信号を発生する呼出音識別手段、3は前記識別信号を送信する識別信号送信手段、4はトイレ、5はトイレ内の機器である温水洗浄便座、6はトイレ内の機器を操作するリモコン装置、7は送信された前記識別信号を受信する識別信号受信手段、8は受信された識別信号に基づいて特定された家庭内通信設備を表示する表示手段であり、受信手段7および識別手段8はリモコン装置6に設けられている。
【0020】
次に、上記のように構成された本発明の第1の実施例の動作を説明する。使用者がトイレ4内で、便器9上の温水洗浄便座5に座り用足しをする。用足し中に外線電話または玄関ドアホン51からの呼出を受けると、ホームテレホン1が呼出音を発生する。このとき呼出音は各機器によって異なり、たとえば外線電話からの呼出であれば「プルルル・・」、玄関ドアホン51からの呼出であれば「ピンポーン」と鳴る。ホームテレホン1の呼出音発生部近傍に設けた呼出音識別手段2が呼出音の違いにより外線電話呼出か玄関ドアホン呼出かを識別し、識別信号送信手段3が前記識別信号を送信する。トイレ4内の機器を操作するリモコン装置6に備えた識別信号受信手段7が送信された識別信号を受信し、表示手段8が受信された識別信号に基づいて特定された玄関ドアホンか外部回線の電話かの家庭内通信設備の種別を表示するものである。
【0021】
本発明の第1の実施例によれば、第1に使用者がトイレ内で用足し中に外線電話または玄関ドアホンからの呼出を受けても、どちらの呼出かを表示によって確認することができ、トイレを出た後すぐに対応することできる。また第2にホームテレホンとトイレが離れていて聞こえにくい場合でも、トイレ内の表示によって知ることができる。
【0022】
(実施例2)
次に、本発明の第2の実施例について、図2を参照しながら説明する。
【0023】
図2は、本発明の第2の実施例における全体構成図である。図2において、1は家庭内通信設備であるホームテレホン(コードレス電話機)、2は家庭内通信設備の呼出音を識別し識別信号を発生する呼出音識別手段、3は前記識別信号を送信する識別信号送信手段、4はトイレ、5はトイレ内の機器である温水洗浄便座、6はトイレ内の機器を操作するリモコン装置、7は送信された前記識別信号を受信する識別信号受信手段、8は受信された識別信号に基づいて特定された家庭内通信設備を表示する表示手段、21は前記ホームテレホン(コードレス電話機)の外線接続、保留等の操作信号を送信するコードレス電話機操作信号送信手段、31はコードレス電話機の操作信号を学習するコードレス電話機操作信号学習手段であり、受信手段7、識別手段8、コードレス電話機操作信号送信手段21、およびコードレス電話機操作信号学習手段31はリモコン装置6に設けられている。41は使用者の音声を信号に変換する音声変調手段、42は前記音声信号を記録する音声信号記録手段、43は前記音声信号記録手段に記録された音声信号を読み出しコードレス電話機1の通話装置に入力する音声信号入力手段である。
【0024】
次に、上記のように構成された本発明の第2の実施例の動作を説明する。使用者がトイレ4内で、便器9上の温水洗浄便座5に座り用足しをする。用足し中に外線電話からの呼出を受けると、ホームテレホン1が呼出音を発生する。ホームテレホン1の呼出音発生部近傍に設けた呼出音識別手段2が呼出音により外線電話呼出を識別し、識別信号送信手段3が前記識別信号を送信する。トイレ4内の機器を操作するリモコン装置6に備えた識別信号受信手段7が送信された識別信号を受信し、表示手段8が受信された識別信号に基づいて外線電話からの呼出を表示する。コードレス電話機操作信号送信手段21が予め定めてあるコードレス電話機の外線接続および通話保留の操作信号を送信する。またコードレス電話機の外線接続および通話保留の操作信号が予め定めてあるものと異なる場合には、コードレス電話機操作信号学習手段31がコードレス電話機の外線接続、保留等の操作信号を学習することにより、予め定めてある信号と同様にコードレス電話機操作信号送信手段21が送信できる。また電話を保留させるだけでなく簡単なメッセージを送りたいときには予め音声変調手段41が使用者の「少々お待ください」等のメッセージ音声を信号に変換し、音声信号記録手段42が前記音声信号を記録しておき、コードレス電話機1が外線と接続されたときに、音声信号入力手段43が前記音声信号記録手段42に記録された音声信号を読み出し通話装置に入力し相手にメッセージを伝え、その後コードレス電話機1の保留の操作信号をコードレス電話機操作信号送信手段21が送信し電話を保留状態にするものである。
【0025】
本発明の第2の実施例によれば、第1に使用者がトイレ内で用足し中に外線電話からの呼出を受けても、トイレから予め定めてあるコードレス電話機1の外線接続、保留の操作信号をトイレ内の機器を送信することにより、電話を保留状態にすることができる。第2にコードレス電話機の外線接続および通話保留の操作信号が予め定めてあるものと異なる場合には、コードレス電話機操作信号学習手段31がコードレス電話機の外線接続、保留等の操作信号を学習することにより、対応することができる。第3に電話を保留状態にする前に相手に「少々お待ください」等のメッセージを伝えることができる。
【0026】
(実施例3)
次に、本発明の第3の実施例について、図3を参照しながら説明する。図3は、本発明の第3の実施例における全体構成図である。図3において、1は家庭内通信設備であるホームテレホン(玄関ドアホン親機)、51は別の家庭内通信設備である玄関ドアホン子機、2は家庭内通信設備の呼出音を識別し識別信号を発生する呼出音識別手段、3は前記識別信号を送信する識別信号送信手段、4はトイレ、5はトイレ内の機器である温水洗浄便座、6はトイレ内の機器を操作するリモコン装置、7は送信された前記識別信号を受信する識別信号受信手段、8は受信された識別信号に基づいて特定された家庭内通信設備を表示する表示手段、53は玄関ドアホン親機の操作信号を送信する玄関ドアホン親機操作信号送信手段であり、受信手段7、識別手段8、および玄関ドアホン親機操作信号送信手段53はリモコン装置6に設けられている。54は前記操作信号を受信する玄関ドアホン親機操作信号受信手段、55は使用者の音声を信号に変換する音声変調手段、56は前記音声信号を記録する音声信号記録手段、57は前記音声信号記録手段に記録された音声信号を読み出し玄関ドアホン親機を通じて玄関ドアホン子機に入力する音声信号入力手段である。
【0027】
次に、上記のように構成された本発明の第3の実施例の動作を説明する。使用者がトイレ4内で、便器9上の温水洗浄便座5に座り用足しをする。用足し中に玄関ドアホン51からの呼出を受けると、ホームテレホン1が呼出音を発生する。ホームテレホン1の呼出音発生部近傍に設けた呼出音識別手段2が呼出音により玄関ドアホン呼出を識別し、識別信号送信手段3が前記識別信号を送信する。トイレ4内の機器を操作するリモコン装置6に備えた識別信号受信手段7が送信された識別信号を受信し、表示手段8が受信された識別信号に基づいて玄関ドアホンからの呼出を表示する。予め音声変調手段55が使用者の「少々お待ください」等のメッセージ音声を信号に変換し、音声信号記録手段56が前記音声信号を記録しておく。使用者が表示手段8を見て玄関ドアホン親機操作信号送信手段53を操作し、前記ホームテレホン(玄関ドアホン親機)1のドアホン子機51との通話開始の操作信号を送信し、玄関ドアホン親機操作信号受信手段54が前記操作信号を受信し、前記ホームテレホン(玄関ドアホン親機)1がドアホン子機との通話開始状態になった後、音声信号入力手段57が前記音声信号記録手段56に記録された音声信号を読み出し前記ホームテレホン(玄関ドアホン親機)1に入力し、玄関ドアホン子機51から来訪者にメッセージを伝えるものである。
【0028】
本発明の第3の実施例によれば、第1に使用者がトイレ内で用足し中に玄関ドアホンからの呼出を受けても、来訪者にメッセージを伝えることにより、相手に待っていてもらうことができる。
【0029】
(実施例4)
次に、本発明の第4の実施例について、図3および図4を参照しながら説明する。図3および図4は本発明の第4の実施例における全体構成図である。図3において、1は家庭内通信設備であるホームテレホン(玄関ドアホン親機)、51は別の家庭内通信設備である玄関ドアホン子機、2は家庭内通信設備の呼出音を識別し識別信号を発生する呼出音識別手段、3は前記識別信号を送信する識別信号送信手段、4はトイレ、5はトイレ内の機器である温水洗浄便座、6はトイレ内の機器を操作するリモコン装置、7は送信された前記識別信号を受信する識別信号受信手段であり、受信手段7、および識別手段8はリモコン装置6に設けられている。図4において、64は予め定めてある玄関ドアロック操作信号を送信する玄関ドアロック操作信号送信手段で、リモコン装置6に設けられている。61は玄関ドアロックの施開錠を行う玄関ドアロック制御装置、63は前記玄関ドアロック操作信号を受信する玄関ドアロック操作信号受信手段、62は前記玄関ドアロック操作信号により施開錠を行う玄関ドアロック施開錠手段であり、玄関ドアロック操作信号受信手段63、および玄関ドアロック施開錠手段は玄関ドアロック制御装置61に設けられている。
【0030】
次に、上記のように構成された本発明の第4の実施例の動作を説明する。使用者がトイレ4内で、便器9上の温水洗浄便座5に座り用足しをする。用足し中に玄関ドアホン51からの呼出を受けると、ホームテレホン1が呼出音を発生する。ホームテレホン1の呼出音発生部近傍に設けた呼出音識別手段2が呼出音により玄関ドアホン呼出を識別し、識別信号送信手段3が前記識別信号を送信する。トイレ4内の機器を操作するリモコン装置6に備えた識別信号受信手段7が送信された識別信号を受信し、表示手段8が受信された識別信号に基づいて玄関ドアホンからの呼出を表示する。使用者が玄関ドアが開いていることを思いだし不用心を感じたとき、トイレ内の機器を操作するリモコン装置6に備えた玄関ドアロック制御装置操作信号送信手段64から玄関ドアロックの施錠を行うドアロック制御装置61の操作信号を送信し、ドアロック制御装置61の玄関ドアロック操作信号受信手段63が、前記玄関ドアロック操作信号を受信し、玄関ドアロック施開錠手段62が玄関ドアロックを施錠するものである。
【0031】
本発明の第4の実施例によれば、第1に使用者がトイレ内で用足し中に玄関ドアホンからの呼出を受けて、玄関ドアが開いていることを思いだし不用心を感じたとき、トイレ内の機器を操作するリモコン装置6に備えた玄関ドアロック制御装置操作信号送信手段64から玄関ドアロックの施錠を行うドアロック制御装置61の操作信号を送信し、玄関ドアロックを施錠することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明によれば次の効果が得られる。
【0033】
(1)使用者がトイレ内で用足し中に外線電話または玄関ドアホンなどの家庭内通信設備からの呼出を受けても、どちらの呼出かを表示によって確認することができ、トイレを出た後すぐに対応することできる。またホームテレホンとトイレが離れていて聞こえにくい場合でも、トイレ内の表示によって知ることができる。
【0034】
(2)使用者がトイレ内で用足し中に外線電話によるコードレス電話機からの呼出を受けても、トイレから電話を保留状態にすることができるので、相手に自分が不在だと勘違いされて電話を切られることを防ぐことができる。
【0035】
(3)コードレス電話機の操作信号が予め定めてあるものと異なる場合でも、操作信号を学習させることができるので、電話機の買い換え等にも対応できる。
【0036】
(4)コードレス電話を保留状態にする前に相手に「少々お待ください」等のメッセージを伝えることができるので、相手に対してより親切である。
【0037】
(5)使用者がトイレ内で用足し中に玄関ドアホン子機による玄関ドアホン親機からの呼出を受けても、来訪者に音声信号記録手段に記録されたメッセージを音声入力手段から玄関ドアホン子機に入力し音声として相手に伝えることにより、用足しが終わるまで相手に待っていてもらうことができる。
【0038】
(6)使用者がトイレ内で用足し中に玄関ドアホンからの呼出を受けて、玄関ドアが開いていることを思いだし不用心を感じたとき、玄関ドアロックを施錠することができるので安心して用足しができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるトイレ内の機器のリモコン装置の全体構成図
【図2】本発明の第2の実施例におけるトイレ内の機器のリモコン装置の全体構成図
【図3】本発明の第3および第4の実施例におけるトイレ内の機器のリモコン装置の全体構成図
【図4】本発明の第4の実施例におけるトイレ内の機器のリモコン装置の全体構成図
【図5】従来のトイレ内の機器のリモコン装置の説明図
【図6】従来のトイレ内の機器のリモコン装置の説明図
【図7】従来のトイレ内の機器のリモコン装置の説明図
【図8】従来のトイレ内の機器のリモコン装置の説明図
【符号の説明】
1 家庭内通信設備
2 呼出音識別手段
3 識別信号送信手段
4 トイレ
5 トイレ内の機器
6 リモコン装置
7 識別信号受信手段
8 表示手段
21 コードレス電話機操作信号送信手段
31 コードレス電話機操作信号学習手段
41 音声変調手段
42 音声信号記録手段
43 音声信号入力手段
51 玄関ドアホン子機
53 玄関ドアホン親機操作信号送信手段
54 玄関ドアホン親機操作信号受信手段
55 音声変調手段
56 音征信号記録手段
57 音声信号入力手段
61 玄関ドアロック制御装置
62 玄関ドアロック施開錠手段
63 玄関ドアロック操作信号受信手段
64 玄関ドアロック操作信号送信手段

Claims (6)

  1. 接続先により呼び出し音が異なる家庭内通信設備と、家庭内通信設備の呼出音を識別し識別信号を発生する呼出音識別手段と、前記識別信号をトイレ内の機器を操作するリモコン装置に送信する識別信号送信手段とを備え、前記識別信号を受信する識別信号受信手段と、受信された識別信号に基づいて特定された接続先を表示する表示手段とを備えたトイレ内機器のリモコン装置システム。
  2. 家庭内通信設備はコードレス電話機とし、前記コードレス電話機に操作信号を送信するリモコン装置に備えられたコードレス電話機操作信号送信手段とを備えた請求項1記載のトイレ内機器のリモコン装置システム。
  3. コードレス電話機の操作信号を学習するコードレス電話機操作信号学習手段をリモコン装置に備えた請求項2記載のトイレ内機器のリモコン装置システム
  4. 音声を入力する音声入力手段と、前記音声信号を記録する音声信号記録手段と、前記音声信号記録手段に記録された音声信号を読み出し通話装置に出力する音声信号出力手段とを備えた請求項2または請求項3記載のトイレ内機器のリモコン装置システム。
  5. 家庭内通信設備は玄関ドアホン親機とし、前記玄関ドアホン親機の操作信号を送信するリモコン装置に備えられた玄関ドアホン親機操作信号送信手段とを備え、前記操作信号を受信する玄関ドアホン親機操作信号受信手段と、音声を入力する音声入力手段と、前記音声信号を記録する音声信号記録手段と、前記音声信号記録手段に記録された音声信号を読み出し玄関ドアホン親機を通じて玄関ドアホン子機に出力する音声信号出力手段とを備えた請求項1記載のトイレ内機器のリモコン装置システム。
  6. 玄関ドアロックの施開錠を行うドアロック制御装置の操作信号を送信する玄関ドアロック制御装置操作信号送信手段をリモコン装置に備えた請求項1または請求項5のいずれか1項記載のトイレ内の機器のリモコン装置システム。
JP16918096A 1996-06-28 1996-06-28 トイレ内機器のリモコン装置システム Expired - Lifetime JP3718907B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16918096A JP3718907B2 (ja) 1996-06-28 1996-06-28 トイレ内機器のリモコン装置システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16918096A JP3718907B2 (ja) 1996-06-28 1996-06-28 トイレ内機器のリモコン装置システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1023111A JPH1023111A (ja) 1998-01-23
JP3718907B2 true JP3718907B2 (ja) 2005-11-24

Family

ID=15881737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16918096A Expired - Lifetime JP3718907B2 (ja) 1996-06-28 1996-06-28 トイレ内機器のリモコン装置システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3718907B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4763181B2 (ja) * 2001-09-19 2011-08-31 アイホン株式会社 インターホン・電話装置
KR101136461B1 (ko) * 2010-09-02 2012-04-19 주식회사 보보코퍼레이션 욕실폰이 구비된 비데 리모콘
CN109669362B (zh) * 2019-01-29 2024-01-30 柳州工学院 一种与家用浴缸配套的物联网智能控制装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1023111A (ja) 1998-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004236083A (ja) テレビドアホンシステム
EP0789493A1 (en) Audio-video system for controlling the access to houses and the like
JP5291288B2 (ja) インターホンシステム
JP2008135880A (ja) インターホンシステム
JP3718907B2 (ja) トイレ内機器のリモコン装置システム
JP4287687B2 (ja) テレビドアホンシステム
JP2002354133A (ja) 集合住宅用通信システム
KR20010019901A (ko) 부재중 방문자와 통화가능한 도어폰시스템
JP2006222887A (ja) 集合住宅用インターホンシステムの住戸機及び集合住宅用インターホンシステム
JP3627921B2 (ja) 集合住宅通話システム
JP3726549B2 (ja) ドアホン子機アダプタ
CN107302690A (zh) 一种安防可视互动系统
JP2004179834A (ja) マンションhaシステム
JP2547249Y2 (ja) 集合住宅用機器
CN207166661U (zh) 一种安防可视互动系统
JPS6065653A (ja) 放送装置
KR200240626Y1 (ko) 재다이알 전화기
JP2607465Y2 (ja) 集合住宅用通話システム
JPH0530227A (ja) 家庭用電話交換システム
KR20030026443A (ko) 웹도어폰 시스템
JP3829527B2 (ja) インターホンシステム
JP4161643B2 (ja) インターホンシステム
JP3673935B2 (ja) インターホンシステム
JPS6229384A (ja) インタ−ホンシステム
JP2000125019A (ja) ドアホン装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050829

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080916

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916

Year of fee payment: 7