JP3718015B2 - メモリモジュールおよびプリント基板 - Google Patents

メモリモジュールおよびプリント基板 Download PDF

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    • H05K1/181Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with surface mounted components

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリモジュールの基板設計技術に関し、特にデータ入出力がシリアル形式のEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリを搭載するメモリモジュールの設計および製造技術に好適なメモリモジュールおよびプリント基板に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータの小型・軽量化は急速に進んでおり、またこれらのパーソナルコンピュータなどに搭載されるCPU(Central Processing Unit)も多ビットバス化へと高性能化してきており、これに伴い、メモリに対してもシステムバスへの高速・大容量データ転送が実現できる多ビットバス対応モジュールの開発が強く求められている。
【0003】
そこで、ノート型、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ、ワークステーションなどの電子機器、システムなどのそれぞれの用途向けに、JEDEC(Joint Electron Device Engineering Council)統一規格に適合する多ビット化、大容量化、多ピン化を可能とした標準仕様によるビットバス対応のメモリモジュールの開発が進められてきている。
【0004】
たとえば、このようなメモリモジュールの識別データを提供するための記憶媒体としては、データの入出力がシリアル形式の不揮発性メモリであるEEPROMを搭載したメモリモジュールが用いられ、このメモリモジュールに搭載されるEEPROMとしてはI2 C(Inter-Integrated Circuit)インターフェイスの2線式技術を用いたものなどが考えられる。
【0005】
ここで、本発明者が検討した技術として、図14および図15に、EEPROMの概略平面図とEEPROMの内部構成図との一例、図16に、EEPROMへのデータ書き込み方法の一例を示す。
【0006】
まず、図14および図15のEEPROMの概略平面図と内部構成図とにおいて、2はこのEEPROMであり、SCL端子には基準となるクロック信号を入力し、SDA端子を使って書き込み/読み出しの制御をコマンド形式で行い、かつSDA端子からはデータ入出力も行う。つまり、このEEPROM2はSCL端子とSDA端子との2線のみの制御でデータの書き込み/読み出しが可能なメモリである。
【0007】
このEEPROM2の動作は、スタート/ストップロジック12およびコントローラロジック13により、SCL端子からのクロック信号に同期して、SDA端子からの信号により書き込み/読み出し時におけるデータ入出力を制御し、スレーブアドレスコンパレータ14、ワードアドレスカウンタ15およびメモリコントローラ16により、SDA端子からのアドレスとデータとの信号に基づいてメモリマトリックス11内の任意のメモリセルを選択し、このメモリセルに対してデータレジスタ17に格納されているデータの書き込み/読み出しを行うことができる。
【0008】
次に、図16のEEPROMへのデータ書き込み方法においては、まず、書き込み対象となるEEPROM2のスレーブアドレスデータをEEPROM2に転送するために、SCL端子からの基準となるクロック信号にのせてSDA端子に送り込む(ステップ1601)。さらに、データ転送の成功を示すためのアクノリッジという作業後(ステップ1602)、データの書き込みを行うアドレス番地をEEPROM2に転送するために、同じくSDA端子に送り込み(ステップ1603)、アクノリッジを行う(ステップ1604)。
【0009】
その後、書き込みデータをSDA端子に送り込み、書き込みが完了するまでステップ1601〜1604までの処理を繰り返して連続で書き込みを行い、繰り返す毎にアクノリッジを行う(ステップ1605,1606)。ここで、書き込みが完了したら、アクノリッジを行うことによってデータの書き込みが終了する(ステップ1607)。以上のようにして、EEPROM2へのデータの書き込みを実行することができる。なお、アクノリッジは、SDA端子の電圧レベルを下げることにより行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記のようなEEPROM2をメモリモジュール基板1に搭載したメモリモジュール(図17)の技術において、本発明者が検討したところによれば、以下のようなことが考えられる。
【0011】
すなわち、従来、主流を占めているEEPROM2には外部接続端子に書き込み制御端子がないため、SDA端子からの制御のみで書き込みが可能になってしまうので、システムにおいて使用される場合には誤ってデータを消去または誤書き込みしてしまう可能性がある。
【0012】
そこで、図18および図19に示すような書き込みを制御できるWP(Write Protect)端子を有したEEPROM2を使うことが、データの消去、誤書き込み防止には非常に有用である。この書き込み制御(WP)端子を有したEEPROM2の場合は、図20に示すようにデータの書き込み開始にあたって、まず書き込み制御(WP)端子を接地Vssレベルにして書き込みを可能にする必要がある(ステップ2001)。なお、ステップ2002以降は、前記図16の書き込み手順と同じである。
【0013】
この書き込み制御(WP)端子を有したEEPROM2を搭載したメモリモジュールの一部を図21に示す。図21において、メモリモジュール基板1には、EEPROM2およびメモリデバイス4が実装され、EEPROM2の書き込み制御(WP)端子6は書き込み制御用の配線7を通じて電源Vccに接続され、またメモリモジュール基板1の端部にはメモリモジュール端子9が設けられている。
【0014】
ここで、このEEPROM2に所定のデータを書き込むためには、書き込み制御(WP)端子6を接地Vssレベルにする必要がある。しかし、メモリモジュール基板1上では書き込まれたデータの誤消去防止などのために書き込み制御(WP)端子6は通常、電源Vccに接続されている。これは、このメモリモジュールが使用されるシステムに搭載された場合、書き込み制御(WP)端子6は電源Vccに接続され、EEPROM2が書き込み禁止の状態になることを意味する。
【0015】
よって、EEPROM2をメモリモジュール基板1に実装後には所定のデータを書き込むことが不可能となり、メモリモジュール基板1に搭載前に所定のデータを書き込んでおく必要がある。または、EEPROM2の書き込み制御(WP)端子6をメモリモジュール端子9のいずれかと接続しておく必要がある。
【0016】
従って、EEPROM2に所定のデータを書き込んでからメモリモジュール基板1に実装することになり、製造上のコスト増大を招くことが考えられる。また、EEPROM2の書き込み制御(WP)端子6をメモリモジュール端子9に接続した場合は、そのためにメモリモジュールの端子数が増加し、メモリモジュールが大型化してしまい、かつそのメモリモジュールを使用する電子機器、システムにおいて、そのメモリモジュール端子9を電源Vccに接続しなくてはならない。
【0017】
そこで、本発明の目的は、プリント基板上に、少なくとも、書き込み制御端子を有しデータ入出力がシリアル形式のEEPROMなどの不揮発性メモリを搭載したメモリモジュールにおいて、メモリモジュールの端子数を増大させることなく、書き込み制御端子を有する不揮発性メモリをメモリモジュールのプリント基板に実装後、所定のデータを不揮発性メモリに書き込むことを可能にすることができるメモリモジュールおよびプリント基板を提供することにある。
【0018】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0020】
すなわち、本発明のメモリモジュールは、少なくとも、書き込み制御端子を有しデータ入出力がシリアル形式のEEPROMなどの不揮発性メモリをプリント基板上に搭載したメモリモジュールに適用されるものであり、プリント基板上に、メモリモジュールの外部接続端子とは別に、不揮発性メモリの書き込み制御端子を外部から電気的に制御可能とし、かつ書き込み制御端子に電気的に接続された導電性端子を有し、この導電性端子をプルアップ抵抗を介して電源にプリント基板上で接続しているものである。
【0021】
この場合に、前記メモリモジュールに設けられる導電性端子を、プリント基板の位置合わせマークと兼ねるようにしたり、不揮発性メモリの搭載パッドと兼ねるようにしたり、またはメモリモジュールの外部接続端子と同一列に配列するようにしたものである。さらに、前記プルアップ抵抗については、不揮発性メモリとともにプリント基板上に搭載するようにしたり、または不揮発性メモリの内部に作り込むようにしたものである。
【0022】
また、本発明のプリント基板は、少なくとも、書き込み制御端子を有しデータ入出力がシリアル形式のEEPROMなどの不揮発性メモリを搭載するプリント基板に適用されるものであり、このプリント基板上に、外部接続端子とは別に、不揮発性メモリの書き込み制御端子を外部から電気的に制御可能とし、かつ書き込み制御端子に電気的に接続された導電性端子を有し、この導電性端子をプルアップ抵抗を介して電源にプリント基板上で接続しているものである。
【0023】
この場合に、前記プリント基板上の導電性端子を、このプリント基板の位置合わせマークと兼ねるようにしたり、不揮発性メモリの搭載パッドと兼ねるようにしたり、またはプリント基板の外部接続端子と同一列に配列するようにしたものである。
【0024】
よって、前記メモリモジュールまたはプリント基板によれば、プリント基板上に、EEPROMなどの不揮発性メモリの書き込み制御端子と電気的に接続された導電性端子を設けることで、メモリモジュールの外部接続端子の端子数を増やすことなく、書き込み制御端子を有する不揮発性メモリをプリント基板に搭載した後においても、この不揮発性メモリに導電性端子の電圧レベルを制御して所定のデータを書き込むことができる。
【0025】
一方、このメモリモジュールをパーソナルコンピュータ、ワークショップなどの電子機器、システムで使用する場合には、導電性端子がプルアップ抵抗を介して電源に接続されているので、不揮発性メモリは書き込み禁止状態となり、よって書き込まれたデータの誤消去や破壊を防止することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0027】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1であるメモリモジュールを示す平面図、図2は本実施の形態1のメモリモジュールを示す側面図、図3はメモリモジュールの要部を示す平面図、図4はメモリモジュールの製造工程を示すフロー図、図5は選別試験装置を示す概略構成図、図6は本実施の形態1に対応する比較例のメモリモジュールの製造工程を示すフロー図、図7はメモリモジュール基板の製造工程を示すフロー図である。
【0028】
まず、図1、図2、図3により本実施の形態1のメモリモジュールの構成を説明する。
【0029】
本実施の形態1のメモリモジュールは、たとえばパーソナルコンピュータ、ワークステーションなどの電子機器、システムなどのそれぞれの用途向けに、JEDEC統一規格に適合する多ビット化、大容量化、多ピン化によるビットバス対応を可能とし、書き込み制御端子を有しデータ入出力がシリアル形式の不揮発性メモリをプリント基板上に搭載したメモリモジュールとされ、メモリモジュール基板1(プリント基板)上に、EEPROM2(不揮発性メモリ)と、プルアップ抵抗3と、複数のメモリデバイス4と、複数のチップコンデンサ5とが実装されて構成されている。
【0030】
メモリモジュール基板1は、たとえばJEDEC統一規格に適合した標準仕様のプリント基板が用いられ、この主面には、たとえば1個のEEPROM2、1個のプルアップ抵抗3、4個のメモリデバイス4、5個のチップコンデンサ5が実装されるそれぞれの搭載パッドとともに、EEPROM2の書き込み制御端子6の搭載パッドに書き込み制御用の配線7を通じて電気的に接続された書き込み制御専用のパッド8(導電性端子)が設けられている。一方、このメモリモジュール基板1の裏面には、たとえば4個のメモリデバイス4、4個のチップコンデンサ5のみが実装されるそれぞれの搭載パッドが設けられている。
【0031】
また、メモリモジュール基板1の主面に設けられたパッド8は、書き込み制御用の配線7を通じてプルアップ抵抗3の一端が実装される搭載パッドに電気的に接続され、さらにプルアップ抵抗3の他端が実装される搭載パッドは書き込み制御用の配線7を通じて電源Vccに電気的に接続されており、このパッド8を通じてメモリモジュール基板1に実装されるEEPROM2へのデータの書き込みを外部から電気的に制御することが可能となっている。
【0032】
さらに、メモリモジュール基板1には、その主面および裏面の長手方向の一端側に、たとえば144ピン、168ピンなどのメモリモジュール端子9(外部接続端子)が分割して設けられ、これらのメモリモジュール端子9は配線10を通じて、EEPROM2、メモリデバイス4およびチップコンデンサ5などが実装されるそれぞれの搭載パッドに電気的に接続されている。なお、図3においては、明瞭にするためにEEPROM2が実装される搭載パッドとメモリモジュール端子9とを接続する一部の配線10のみを図示している。
【0033】
EEPROM2は、電気的に消去、書き込み可能な読み出し専用の不揮発性メモリであり、メモリモジュールの機能を設定する所定のデータがメモリモジュール基板1への実装後に書き込み可能となっており、たとえば前記図18に示したように8ピンのQFPなどの表面実装型パッケージとされ、デバイスアドレスを指定するA0〜A2端子、基準となるクロック信号を入力するSCL端子、書き込み/読み出しの制御をコマンド形式で行い、かつデータ入出力を行うSDA端子、書き込みを制御する書き込み制御(WP)端子6、電源を印加するVcc端子、接地に落とすVss端子による外部接続端子が設けられ、WP端子6の電圧レベルを制御することにより書き込みが制御されるようになっている。
【0034】
また、このEEPROM2は、たとえば前記図19に示したように、データを記憶する複数のメモリセルによるメモリマトリックス11と、クロック信号に同期して、書き込み/読み出し時におけるデータ入出力、書き込みなどを制御するスタート/ストップロジック12およびコントローラロジック13と、アドレスを指定してメモリマトリックス11内の任意のメモリセルを選択するスレーブアドレスコンパレータ14、ワードアドレスカウンタ15およびメモリコントローラ16と、データを一時的に格納するデータレジスタ17などの機能ブロックから構成されている。
【0035】
すなわち、このEEPROM2において、メモリマトリックス11は、格子状に配列された複数のメモリセルからなり、それぞれのメモリセルにデータを記憶する。スタート/ストップロジック12は、データの書き込み/読み出しの開始および終了コマンドの検出を行う。コントローラロジック13は、EEPROM2の内部回路の全体的な制御を行っており、各種命令に対するフローの発生、入出力の制御を行う。
【0036】
スレーブアドレスコンパレータ14は、スレーブアドレスのラッチを行い、すなわち入力されたスレーブアドレスとデバイス自身に割り当てられているスレーブアドレスとを比較し、また書き込み命令か、読み出し命令かをデコードしている。ワードアドレスカウンタ15は、アドレスに対するデータの割り当てを行い、また書き込み時は一度、データをストアしてから書き込みを開始するため、その制御を行う。
【0037】
メモリコントローラ16は、アドレスデコーダ、データデコーダ、HV(High Voltage)ジェネレータおよびタイミングコントローラなどからなり、HVジェネレータは電源電圧を昇圧してメモリセルへの書き込み電圧を発生するDC(Direct Current)−DCコンバータである。データレジスタ17は、入力データのラッチ、入力データおよび出力データのシリアル/パラレルとパラレル/シリアル変換、一時的なストアを行うシフトレジスタである。
【0038】
このEEPROM2における基本動作は、スタート/ストップロジック12により、データの書き込み/読み出しの開始および終了コマンドの検出を行い、SCL端子からのクロック信号に同期して、各種命令に対するフローの発生、入出力の制御を行うコントローラロジック13により、EEPROM2の内部回路の全体的な制御が行われている。
【0039】
まず、SDA端子から入力されるスレーブアドレス信号がデバイス自身に割り当てられているスレーブアドレスと同一か否かをスレーブアドレスコンパレータ14で検出し、同一であればそれ以降の命令を実行し、データの書き込みなのか、読み出しなのかを判定する。なお、メモリデバイス4のデバイスアドレスはA0〜A2端子からのデバイスアドレス信号により指定される。
【0040】
この判定の結果、書き込みの場合には、SDA端子から書き込みアドレスと書き込みデータとの信号が入力され、ワードアドレスカウンタ15で書き込みアドレスが制御され、データレジスタ17で書き込みデータをラッチして入力のシリアルデータからパラレルデータにデータ変換を行い、メモリコントローラ16の制御を受けて、メモリマトリックス11内の任意のメモリセルに所定のデータを書き込むことができる。
【0041】
一方、読み出しの場合には、SDA端子から読み出しアドレスの信号が入力され、ワードアドレスカウンタ15で読み出しアドレスが制御され、メモリコントローラ16の制御を受けて、メモリマトリックス11内の任意のメモリセルから所定のデータを読み出し、データレジスタ17でデータをラッチしてパラレルデータから出力のシリアルデータにデータ変換を行い、SDA端子から所定のデータを読み出すことができる。
【0042】
特に、このEEPROM2に対する書き込みは、このEEPROM2をメモリモジュール基板1に実装した後においても書き込み制御(WP)端子6の電圧レベルを制御することで禁止または可能となり、すなわちWP端子6を接地Vssに接続することで書き込みが可能となり、一方、WP端子6を電源Vccに電気的に接続することで書き込みが禁止されるようになっている。
【0043】
プルアップ抵抗3は、たとえば2〜10KΩなどの数KΩの抵抗値による抵抗が用いられ、このプルアップ抵抗3の一端はメモリモジュール基板1上において書き込み制御用の配線7を通じてパッド8に電気的に接続され、他方は書き込み制御用の配線7を通じて電源Vccに電気的に接続され、このプルアップ抵抗3によって通常の使用状態におけるパッド8の電圧レベルが高くなっている。
【0044】
メモリデバイス4は、たとえば24ピン、32ピンなどのQFPなどの表面実装型パッケージとされ、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)、SGRAM(Synchronous Graphics RAM)などのメモリが用いられ、これらのメモリデバイス4の数量およびそれぞれの容量によってメモリモジュールとしての記憶容量が決定されている。
【0045】
チップコンデンサ5は、メモリモジュールのノイズ対策用にEEPROM2およびメモリデバイス4の近傍に配置されており、たとえば負荷変動、ノイズリプルの発生を防ぐため、さらに他の回路への影響を防止するために接地Vssラインの配線に電気的に接続されている。
【0046】
以上のように構成されるメモリモジュールは、このメモリモジュール基板1のメモリモジュール端子9が、たとえばパーソナルコンピュータ、ワークステーションなどの電子機器、システムなどのモジュール実装ソケットへの挿入によって電気的に接続され、これらの電子機器、システムなどの拡張メモリとして用いられるようになっている。なお、このメモリモジュールにおいては、たとえば3.3V、5Vなどの電圧仕様に対応してメモリモジュール基板1の所定の位置に切り欠き18が設けられている。
【0047】
次に、本実施の形態1の作用について、始めにメモリモジュールの製造工程を図4のフロー図に基づいて説明する。
【0048】
このメモリモジュールの製造に先立って、メモリモジュール基板1と、このメモリモジュール基板1に実装するEEPROM2、プルアップ抵抗3、メモリデバイス4およびチップコンデンサ5と、製造工程に必要な半田ペーストなどを用意する。なお、メモリモジュール基板1の製造工程については詳細に後述する。
【0049】
まず、半田印刷工程において、メモリモジュール基板1の実装部品の搭載パッド部分に半田ペーストをスクリーン印刷機を用いて印刷する(ステップ401)。そして、部品搭載工程において、実装部品であるEEPROM2、プルアップ抵抗3、メモリデバイス4およびチップコンデンサ5をメモリモジュール基板1に搭載する(ステップ402)。
【0050】
さらに、半田リフロー工程において、実装部品が搭載されたメモリモジュール基板1を、たとえば赤外線リフロー半田付け装置を用いて加熱し、再溶融接続によって実装部品のそれぞれの外部接続端子とメモリモジュール基板1の搭載パッドとを半田付けする(ステップ403)。
【0051】
なお、このステップ402,403による実装部品の搭載から半田リフローの工程は、たとえば両面リフロープロセスで行われるので、まずメモリモジュール基板1の主面をリフロー半田付けし、次いでメモリモジュール基板1を反転した後に、再度、裏面をリフロー半田付けする。
【0052】
続いて、マーク印刷工程において、メモリモジュールの識別のために、たとえばメモリモジュール基板1の主面に実装された実装部品の表面などに、製品名、製造年月日などを記載したシールを貼り付ける(ステップ404)。
【0053】
その後、選別試験工程において、選別試験装置を用いてメモリモジュールのメモリモジュール端子9と電気的な接触を取り、メモリデバイス4の電気特性試験を行うとともに、本実施の形態1の特徴である書き込み制御専用のパッド8にも電気的に接触させて、EEPROM2への所定のデータの書き込みを行う(ステップ405)。この選別試験装置については詳細に後述する。
【0054】
最後に、メモリモジュールの選別試験およびEEPROM2への所定のデータの書き込みが終了した後、このメモリモジュールを製品として梱包箱に梱包して出荷する(ステップ406)。
【0055】
以上のようにして、EEPROM2をメモリモジュール基板1に搭載した後に、メモリモジュールの選別試験と同時に所定のデータをEEPROM2に書き込むことができるメモリモジュールを実現することができる。
【0056】
次に、本発明の特徴である選別試験装置と、それを用いたメモリモジュールの選別試験とEEPROM2への所定のデータの書き込み方法とを図5を用いて詳細に説明する。
【0057】
選別試験装置は、たとえば図5に示すような構成とされ、測定治具台19の上に設けられた、ばね20の弾性力を利用してメモリモジュールを挟み込む構造の測定治具21に、EEPROM2の書き込み制御専用のパッド8に電気的な接続を取る金属針22と、この金属針22により押されるメモリモジュール基板1を裏面より支えて金属針22とパッド8との接触を確実にするための金属針23と、メモリモジュール端子9のそれぞれと電気的な接続を取る複数の金属針24とが設けられ、これらの金属針22,24は配線25を通じてメモリテスタ26に電気的に接続されている。
【0058】
この選別試験装置を用いて、前記ステップ405の電気特性試験は、複数の金属針24をそれぞれ対応するメモリモジュール端子9に接触させて電気的な接続を取り、メモリテスタ26から所定のテストデータを入力して、出力される測定データを判定することによって電気特性選別試験を行うことができる。
【0059】
同時に、ステップ405において同じ選別試験装置を用いて、EEPROM2にデータを書き込むためには、EEPROM2の書き込み制御(WP)端子6を接地Vssレベルにする必要がある。そこで、EEPROM2の書き込み制御専用のパッド8に金属針22を接触させて電気的な接続を取り、パッド8を接地Vssに接続する。
【0060】
これにより、EEPROM2の書き込み制御(WP)端子6は接地Vssレベルとなり、ワード線およびビット線によるメモリ構成、DRAM、SDRAM、SGRAMなどのメモリ種別などのメモリモジュールの機能を設定するための所定のデータをEEPROM2に書き込むことができる。そして、所定のデータを書き込んだ後には、EEPROM2のパッド8に接続していた金属針22を切り離す。
【0061】
このように、図5のような選別試験装置を用いることで、メモリモジュールの選別試験と同時にEEPROM2に所定のデータを書き込むことが可能になる。従って、EEPROM2の書き込み制御専用のパッド8はメモリモジュール基板1のなかでメモリモジュール端子9の近傍に設けられることが好ましく、EEPROM2やメモリデバイス4などの実装されていないところに配置することで、選別試験装置用の測定治具も容易な構造で形成することができる。
【0062】
次に、このメモリモジュールをパーソナルコンピュータ、ワークステーションなどの電子機器、システムで使用する場合には、図3において、EEPROM2の書き込み制御(WP)端子6が数KΩのプルアップ抵抗3を介して電源Vccに接続され、通常の使用状態においては書き込み禁止状態になるので、EEPROM2に書き込まれたデータが誤って消去されることや、破壊されることがない。
【0063】
ところで、前記のようなEEPROM2の書き込み制御専用のパッド8がない場合は、図6のフロー図に示すようにEEPROM2をメモリモジュール基板1に搭載する前に治具などを用いて所定のデータを書き込むことが必要になり(ステップ601)、製造コストの増大につながる。なお、ステップ602〜605,607は前記図4と同様であり、またステップ606においては電気特性試験による選別試験のみとなる。
【0064】
また、メモリモジュール基板1にEEPROM2の書き込み制御専用のパッド8の代わりをするメモリモジュール端子9を設けることも考えられるが、この場合にはメモリモジュール端子9を余分に持たないといけないので、メモリモジュール基板1が大きくなってしまうことになる。
【0065】
これに対して、本実施の形態1においては、EEPROM2の書き込み制御専用のパッド8、このパッド8とEEPROM2の書き込み制御(WP)端子6の搭載パッドとを接続する書き込み制御用の配線7を、図7に示すように他の信号の配線10などと同一の配線工程で形成することができるので、書き込み制御用の配線7を介してEEPROM2の書き込み制御専用のパッド8を設けることで、メモリモジュール基板1のコスト増大を招くことはなく、かつメモリモジュール基板1を大きくする必要もない。
【0066】
ここで、メモリモジュール基板1の製造工程を図7のフロー図に基づいて説明する。
【0067】
まず、CAD設計において、たとえば4層、6層などの多層構造のメモリモジュール基板1の各層について、実装部品の配置に基づいて、部品の搭載パッド27、メモリモジュール端子9、配線10、スルーホールランド28などとともに、本実施の形態1の特徴である書き込み制御専用のパッド8、書き込み制御用の配線7などのパターンを形成するためのフィルムを作成する(ステップ701)。
【0068】
なお、各層のメモリモジュール基板1のフィルムにおいて、実装部品の搭載パッド27、メモリモジュール端子9のパターンは主面側および裏面側のフィルムのみに形成され、またEEPROM2の搭載パッド27、プルアップ抵抗3の搭載パッド27、書き込み制御専用のパッド8、書き込み制御用の配線7のパターンは主面側のフィルムのみに形成される。
【0069】
続いて、配線形成工程において、各層のメモリモジュール基板1のフィルムを用いて、それぞれのメモリモジュール基板1に対して、レジストを塗布してパターンを焼き付け、エッチング処理を行い、多層構造の各層のメモリモジュール基板1を作成する(ステップ702)。
【0070】
さらに、基板張り合わせ工程において、各層のメモリモジュール基板1を最下層から最上層へ順に重ね、位置合わせをして張り合わせる(ステップ703)。この際に、多層構造のメモリモジュール基板1においては、各層間に渡って接続されるスルーホールランド28の高い位置精度が要求される。
【0071】
そして、張り合わされた多層構造のメモリモジュール基板1に対して、スルーホールランド28に貫通孔を開孔して電気的に接続し、表面処理した後に、さらにメモリモジュール端子9をめっき処理し、最後にメモリモジュール基板1の外形を加工する(ステップ704)。この外形加工は、たとえば電圧仕様に対応して切り欠き18の位置が異なっている。
【0072】
以上のようにして、EEPROM2と複数のメモリデバイス4などが実装可能とされ、かつEEPROM2を搭載した後に、メモリモジュール端子9を介したメモリモジュールの選別試験と、書き込み制御専用のパッド8を介したEEPROM2への所定のデータの書き込み制御が可能なメモリモジュール基板1を完成させることができる(ステップ705)。
【0073】
なお、このメモリモジュール基板1には、たとえばガラス基材エポキシ樹脂の銅張板などが用いられ、よって実装部品の搭載パッド27、配線10、スルーホールランド28、パッド8および配線7などは銅(Cu)などの薄膜からなり、またメモリモジュール端子9は銅(Cu)などの薄膜を下地にして、その表面にたとえばニッケル(Ni)および金(Au)などのめっき処理が施されている。
【0074】
従って、本実施の形態1のメモリモジュールによれば、メモリモジュール基板1の主面に、メモリモジュール端子9とは別に、EEPROM2の書き込み制御(WP)端子6の搭載パッド27に書き込み制御用の配線7を通じて電気的に接続された書き込み制御専用のパッド8が設けられていることにより、メモリモジュール端子9の端子数を増やすことなく、EEPROM2をメモリモジュール基板1に搭載した後においても、パッド8を接地VssレベルにしてEEPROM2に所定のデータを書き込むことができる。
【0075】
一方、パーソナルコンピュータ、ワークステーションなどの電子機器、システムで使用する場合にも、パッド8はプルアップ抵抗3を介して電源Vccに書き込み制御用の配線7を通じて接続されているので、EEPROM2に書き込まれたデータが誤って消去されたり、破壊されることがない。
【0076】
また、EEPROM2の書き込み制御専用のパッド8を設けることで、このパッド8や書き込み制御用の配線7を他の搭載パッド27や信号の配線10などと同一の配線工程で形成することができるので、メモリモジュール基板1のコスト増大を招くことはなく、かつメモリモジュール基板1を大きくする必要もない。
【0077】
(実施の形態2)
図8は本発明の実施の形態2であるメモリモジュールの要部を示す平面図である。
【0078】
本実施の形態2のメモリモジュールは、前記実施の形態1と同様にパーソナルコンピュータ、ワークステーションなどの電子機器、システムなどのそれぞれの用途向けに、JEDEC統一規格に適合する多ビット化、大容量化、多ピン化によるビットバス対応を可能とし、書き込み制御端子を有しデータ入出力がシリアル形式の不揮発性メモリをプリント基板上に搭載したメモリモジュールとされ、前記実施の形態1との相違点は、不揮発性メモリの書き込み制御専用の導電性端子の代わりに、メモリモジュールに設けられる導電性端子をプリント基板の位置合わせマークと兼ねるようにした点である。他は、前記実施の形態1と同様であり、図8において同一の符号を付している。
【0079】
すなわち、本実施の形態2におけるメモリモジュール基板1a(プリント基板)には、図8に示すように、前記実施の形態1と同様のEEPROM2(不揮発性メモリ)、プルアップ抵抗3、メモリデバイス4およびチップコンデンサ5が実装されるそれぞれの搭載パッドとともに、EEPROM2の書き込み制御(WP)端子6の搭載パッドに書き込み制御用の配線7を通じて電気的に接続され、メモリモジュール基板1aの位置合わせマークを兼ねたEEPROM2の書き込み制御用のパッド8a(導電性端子)が設けられている。
【0080】
また、このメモリモジュール基板1aの位置合わせマークを兼ねたEEPROM2の書き込み制御用のパッド8aは、書き込み制御用の配線7を通じてプルアップ抵抗3の一端が実装される搭載パッドに電気的に接続され、さらにプルアップ抵抗3の他端が実装される搭載パッドは書き込み制御用の配線7を通じて電源Vccに電気的に接続されており、このパッド8aを通じてメモリモジュール基板1aに実装されるEEPROM2へのデータの書き込みを外部から電気的に制御することが可能となっている。
【0081】
従って、本実施の形態2のメモリモジュールによれば、メモリモジュール基板1aの主面に、EEPROM2の書き込み制御(WP)端子6の搭載パッドに電気的に接続され、メモリモジュール基板1aの位置合わせマークを兼ねたEEPROM2の書き込み制御用のパッド8aが設けられていることにより、前記実施の形態1と同様に、EEPROM2をメモリモジュール基板1aに搭載した後においてもEEPROM2に所定のデータを書き込むことができ、一方、電子機器、システムで使用する場合にはEEPROM2に書き込まれたデータが誤って消去されたり、破壊されることがなく、またこのパッド8aや配線7を他の搭載パッドや信号の配線10などと同一の配線工程で形成することができるので、メモリモジュール基板1aのコスト増大を招くことはなく、かつメモリモジュール基板1aを大きくする必要もない。
【0082】
特に、本実施の形態2においては、メモリモジュールの位置合わせマークをEEPROM2の書き込み制御用のパッド8aとして用いることで、わざわざ書き込み制御専用のパッドを設けることなく、前記実施の形態1のEEPROM2の書き込み制御専用のパッド8を設けた場合と同様のメモリモジュールを実現することができるので、コスト的およびスペース的な面においてさらなる効果が期待できる。
【0083】
(実施の形態3)
図9は本発明の実施の形態3であるメモリモジュールの要部を示す平面図である。
【0084】
本実施の形態3のメモリモジュールは、前記実施の形態1と同様にパーソナルコンピュータ、ワークステーションなどの電子機器、システムなどのそれぞれの用途向けに、JEDEC統一規格に適合する多ビット化、大容量化、多ピン化によるビットバス対応を可能とし、書き込み制御端子を有しデータ入出力がシリアル形式の不揮発性メモリをプリント基板上に搭載したメモリモジュールとされ、前記実施の形態1との相違点は、不揮発性メモリの書き込み制御専用の導電性端子の代わりに、メモリモジュールに設けられる導電性端子を不揮発性メモリの搭載パッドと兼ねるようにした点である。他は、前記実施の形態1と同様であり、図9において同一の符号を付している。
【0085】
すなわち、本実施の形態3におけるメモリモジュール基板1b(プリント基板)には、図9に示すように、前記実施の形態1と同様のEEPROM2(不揮発性メモリ)、プルアップ抵抗3、メモリデバイス4およびチップコンデンサ5が実装されるそれぞれの搭載パッドが設けられ、このうち、EEPROMの書き込み制御(WP)端子6の搭載パッドが、選別試験装置の金属針などを立てて電気的な接続を取ることができるように通常の搭載パッドよりも大きな面積で形成され、EEPROM2のWP端子6の搭載パッドを兼ねたEEPROM2の書き込み制御用のパッド8b(導電性端子)として設けられている。
【0086】
また、このEEPROM2のWP端子6の搭載パッドを兼ねたEEPROM2の書き込み制御用のパッド8bは、書き込み制御用の配線7を通じてプルアップ抵抗3の一端が実装される搭載パッドに電気的に接続され、さらにプルアップ抵抗3の他端が実装される搭載パッドは書き込み制御用の配線7を通じて電源Vccに電気的に接続されており、このパッド8bを通じてメモリモジュール基板1bに実装されるEEPROM2へのデータの書き込みを外部から電気的に制御することが可能となっている。
【0087】
従って、本実施の形態3のメモリモジュールによれば、メモリモジュール基板1bの主面に、EEPROM2の書き込み制御(WP)端子6の搭載パッドを兼ねたEEPROM2の書き込み制御用のパッド8bが設けられていることにより、前記実施の形態1と同様に、EEPROM2をメモリモジュール基板1bに搭載した後においてもEEPROM2に所定のデータを書き込むことができ、一方、電子機器、システムで使用する場合にはEEPROM2に書き込まれたデータが誤って消去されたり、破壊されることがなく、またこのパッド8bや配線7を他の搭載パッドや信号の配線などと同一の配線工程で形成することができるので、メモリモジュール基板1bのコスト増大を招くことはなく、かつメモリモジュール基板1bを大きくする必要もない。
【0088】
特に、本実施の形態3においては、EEPROM2の書き込み制御(WP)端子6の搭載パッドを大きな面積にしてEEPROM2の書き込み制御用のパッド8bとして用いることで、わざわざ書き込み制御専用のパッドを設けることなく、前記実施の形態1のEEPROM2の書き込み制御専用のパッド8を設けた場合と同様のメモリモジュールを実現することができるので、コスト的およびスペース的な面においてさらなる効果が期待できる。
【0089】
(実施の形態4)
図10は本発明の実施の形態4であるメモリモジュールの要部を示す平面図である。
【0090】
本実施の形態4のメモリモジュールは、前記実施の形態1と同様にパーソナルコンピュータ、ワークステーションなどの電子機器、システムなどのそれぞれの用途向けに、JEDEC統一規格に適合する多ビット化、大容量化、多ピン化によるビットバス対応を可能とし、書き込み制御端子を有しデータ入出力がシリアル形式の不揮発性メモリをプリント基板上に搭載したメモリモジュールとされ、前記実施の形態1との相違点は、不揮発性メモリの書き込み制御専用の導電性端子をメモリモジュールの外部接続端子と同一列に配列するようにした点である。他は、前記実施の形態1と同様であり、図10において同一の符号を付している。
【0091】
すなわち、本実施の形態4におけるメモリモジュール基板1c(プリント基板)には、図10に示すように、前記実施の形態1と同様のEEPROM2(不揮発性メモリ)、プルアップ抵抗3、メモリデバイス4およびチップコンデンサ5が実装されるそれぞれの搭載パッドとともに、EEPROM2の書き込み制御(WP)端子6の搭載パッドに書き込み制御用の配線7を通じて電気的に接続され、メモリモジュール端子9と同一列に配列されたEEPROM2の書き込み制御専用のパッド8c(導電性端子)が設けられている。
【0092】
また、このメモリモジュール端子9と同一列に配列されたEEPROM2の書き込み制御専用のパッド8cは、書き込み制御用の配線7を通じてプルアップ抵抗3の一端が実装される搭載パッドに電気的に接続され、さらにプルアップ抵抗3の他端が実装される搭載パッドは書き込み制御用の配線7を通じて電源Vccに電気的に接続されており、このパッド8cを通じてメモリモジュール基板1cに実装されるEEPROM2へのデータの書き込みを外部から電気的に制御することが可能となっている。
【0093】
従って、本実施の形態4のメモリモジュールによれば、メモリモジュール基板1cの主面に、メモリモジュール端子9と同一列に配列されたEEPROM2の書き込み制御専用のパッド8cが設けられていることにより、前記実施の形態1と同様に、EEPROM2をメモリモジュール基板1cに搭載した後においてもEEPROM2に所定のデータを書き込むことができ、一方、電子機器、システムで使用する場合にはEEPROM2に書き込まれたデータが誤って消去されたり、破壊されることがなく、またこのパッド8cや配線7を他の搭載パッドや信号の配線などと同一の配線工程で形成することができるので、メモリモジュール基板1cのコスト増大を招くことはなく、かつメモリモジュール基板1cを大きくする必要もない。
【0094】
特に、本実施の形態4においては、EEPROM2の書き込み制御専用のパッド8cをメモリモジュール端子9と同一列に配列することで、前記実施の形態1の書き込み制御専用のパッド8のように電気的な接続を取るのに金属針などを使用した特別な治具などを必要とすることなく、通常のメモリモジュール端子9と同様な接続の取り方で書き込み制御が可能となり、さらなる製造コストの削減を図ることができる。
【0095】
(実施の形態5)
図11は本発明の実施の形態5であるメモリモジュールの要部を示す平面図である。
【0096】
本実施の形態5のメモリモジュールは、前記実施の形態1と同様にパーソナルコンピュータ、ワークステーションなどの電子機器、システムなどのそれぞれの用途向けに、JEDEC統一規格に適合する多ビット化、大容量化、多ピン化によるビットバス対応を可能とし、書き込み制御端子を有しデータ入出力がシリアル形式の不揮発性メモリをプリント基板上に搭載したメモリモジュールとされ、前記実施の形態1との相違点は、プルアップ抵抗をプリント基板に搭載する代わりに、このプルアップ抵抗を不揮発性メモリの内部に作り込むようにした点である。他は、前記実施の形態1と同様であり、図11において同一の符号を付している。
【0097】
すなわち、本実施の形態5におけるメモリモジュール基板1d(プリント基板)には、図11に示すように、前記実施の形態1と同様のメモリデバイス4およびチップコンデンサ5と、プルアップ抵抗3が作り込まれたEEPROM2d(不揮発性メモリ)とが実装されるそれぞれの搭載パッドとともに、EEPROM2dの書き込み制御(WP)端子6の搭載パッドに書き込み制御用の配線7を通じて電気的に接続された書き込み制御専用のパッド8(導電性端子)が設けられている。
【0098】
また、この書き込み制御専用のパッド8が接続されるEEPROM2dの書き込み制御(WP)端子6は、EEPROM2dの内部構造において、書き込み制御用の配線7を通じてプルアップ抵抗3の一端に電気的に接続され、さらにプルアップ抵抗3の他端が書き込み制御用の配線7を通じて電源Vccに電気的に接続されており、メモリモジュール基板1d上のパッド8を通じて、このメモリモジュール基板1dに実装されるEEPROM2dへのデータの書き込みを外部から電気的に制御することが可能となっている。すなわち、プルアップ抵抗3は、図11(b)に示すようにコントローラロジック13とWP端子6との間に接続されている。
【0099】
なお、このEEPROM2dの内部に作り込むプルアップ抵抗3、書き込み制御用の配線7は、ウェハ処理工程において、他の抵抗や信号の配線などと同一の処理で形成することができ、たとえばプルアップ抵抗3については配線長、配線幅を変えることにより所定の抵抗値に設定したり、または不純物濃度を変えることによっても同様に所定の抵抗値の抵抗を形成することができる。
【0100】
従って、本実施の形態5のメモリモジュールによれば、メモリモジュール基板1dの主面に、EEPROM2dの書き込み制御(WP)端子6の搭載パッドに電気的に接続された書き込み制御専用のパッド8が設けられ、かつこのパッド8が接続されるEEPROM2dのWP端子6はEEPROM2dの内部構造においてプルアップ抵抗3を介して電源Vccに電気的に接続されていることにより、前記実施の形態1と同様に、EEPROM2dをメモリモジュール基板1dに搭載した後においてもEEPROM2dに所定のデータを書き込むことができ、一方、電子機器、システムで使用する場合にはEEPROM2dに書き込まれたデータが誤って消去されたり、破壊されることがなく、またこのパッド8を他の搭載パッドや信号の配線などと同一の配線工程で形成することができるので、メモリモジュール基板1dのコスト増大を招くことはなく、かつメモリモジュール基板1dを大きくする必要もない。
【0101】
特に、本実施の形態5においては、EEPROM2dの内部にプルアップ抵抗3を作り込むことで、メモリモジュール基板1d上にプルアップ抵抗3を設ける必要がなく、EEPROM2dの書き込み制御専用のパッド8のみを設けることで前記実施の形態1〜4と同等の効果が得られるとともに、プルアップ抵抗3を搭載する必要がないので、その分メモリモジュールの小型化を図ることができる。同時に、EEPROM2d内に作り込むプルアップ抵抗3および書き込み制御用の配線7は、他の抵抗や信号の配線などと同一のウェハ処理で形成することができるので、コスト増大を招くこともない。
【0102】
(実施の形態6)
図12は本発明の実施の形態6であるメモリモジュールを示す平面図、図13は本実施の形態6のメモリモジュールを示す側面図である。
【0103】
本実施の形態6のメモリモジュールは、前記実施の形態1と同様にパーソナルコンピュータ、ワークステーションなどの電子機器、システムなどのそれぞれの用途向けに、JEDEC統一規格に適合する多ビット化、大容量化、多ピン化によるビットバス対応を可能とし、書き込み制御端子を有しデータ入出力がシリアル形式の不揮発性メモリをプリント基板上に搭載したメモリモジュールとされ、前記実施の形態1との相違点は、表面実装型パッケージのメモリデバイスの代わりに、TCP(Tape Carrier Package)構造のメモリデバイスをプリント基板上に搭載するようにした点である。他は、前記実施の形態1と同様であり、図12,13において同一の符号を付している。
【0104】
すなわち、本実施の形態6におけるメモリモジュール基板1e(プリント基板)には、図12および図13に示すように、前記実施の形態1と同様のEEPROM2(不揮発性メモリ)、プルアップ抵抗3およびチップコンデンサ5と、TCP構造のメモリデバイス4eとが実装されるそれぞれの搭載パッドとともに、EEPROM2の書き込み制御(WP)端子6の搭載パッドに書き込み制御用の配線7を通じて電気的に接続された書き込み制御専用のパッド8(導電性端子)が設けられている。
【0105】
また、このEEPROM2のWP端子6の搭載パッドに電気的に接続された書き込み制御専用のパッド8は、書き込み制御用の配線7を通じてプルアップ抵抗3の一端が実装される搭載パッドに電気的に接続され、さらにプルアップ抵抗3の他端が実装される搭載パッドは書き込み制御用の配線7を通じて電源Vccに電気的に接続されており、このパッド8を通じてメモリモジュール基板1eに実装されるEEPROM2へのデータの書き込みを外部から電気的に制御することが可能となっている。
【0106】
さらに、本実施の形態6におけるメモリデバイス4eは、リード配線が形成されたテープ状の絶縁フィルムにチップが搭載され、このチップのバンプがリードと接続されたTCP構造のパッケージであり、このTCP構造によるメモリデバイス4eは実装の直前にリードが切断・成形された後にメモリモジュール基板1eに実装されるようになっている。なお、メモリモジュール基板1eへの実装後は、たとえば金属製またはプラスチック製などのカバー29により覆われて保護されるようになっている。
【0107】
また、このようなTCP構造のメモリデバイス4eは、前記実施の形態1〜5のようなQFPなどの表面実装型パッケージに比べて、外部接続端子のピッチを狭くしやすく、また外形を薄くしやすいので、薄型の多ピンパッケージとなるので、たとえばこのTCP構造を活かしてメモリモジュールを外形的に小型かつ薄型にしたり、または複数個のTCP構造のチップを積層構造に形成してメモリモジュールの記憶容量を増やすことなども可能である。
【0108】
従って、本実施の形態6のメモリモジュールによれば、メモリモジュール基板1eの主面に、EEPROM2の書き込み制御(WP)端子6の搭載パッドに電気的に接続された書き込み制御専用のパッド8が設けられ、かつTCP構造のメモリデバイス4eが実装されていることにより、前記実施の形態1と同様に、EEPROM2をメモリモジュール基板1eに搭載した後においてもEEPROM2に所定のデータを書き込むことができ、一方、電子機器、システムで使用する場合にはEEPROM2に書き込まれたデータが誤って消去されたり、破壊されることがなく、またこのパッド8や配線7を他の搭載パッドや信号の配線などと同一の配線工程で形成することができるので、メモリモジュール基板1eのコスト増大を招くことはなく、かつメモリモジュール基板1eを大きくする必要もない。
【0109】
特に、本実施の形態6においては、TCP構造のメモリデバイス4eが実装されることで、メモリモジュールの小型・薄型化を可能にしたり、またはメモリモジュールの記憶容量を増加することができる。
【0110】
以上、本発明者によってなされた発明を発明の実施の形態1〜6に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0111】
たとえば、前記実施の形態のメモリモジュールについては、メモリモジュール基板の主面にEEPROMが実装される場合について説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、フラッシュEEPROM(フラッシュメモリ)などの他の不揮発性メモリについても適用することができ、特に書き込み制御端子を有し、データ入出力がシリアル形式の不揮発性メモリ全般に広く適用可能である。
【0112】
さらに、メモリモジュール基板に実装される部品については、前記実施の形態に示した例に限られるものではなく、ドライバやレジスタなどを含むロジックデバイスなどを実装することも可能である。
【0113】
また、メモリモジュール基板については、JEDEC統一規格に適合した標準仕様のメモリモジュール基板にのみ限定されるものではなく、他の仕様のプリント基板などを使用することも可能である。
【0114】
さらに、前記実施の形態において示したメモリモジュールの構成において、実装されるそれぞれの部品の種類および数量、メモリモジュール基板の材料などはそれぞれの一例を示したものであり、よって前記のような内容に限られるものでないことはいうまでもない。
【0115】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0116】
(1).プリント基板上に、不揮発性メモリの書き込み制御端子と電気的に接続された導電性端子を設けることで、この書き込み制御端子を有する不揮発性メモリをプリント基板に搭載後、導電性端子の電圧レベルを制御して不揮発性メモリに所定のデータを書き込むことが可能となる。
【0117】
(2).前記(1) において、導電性端子がプルアップ抵抗を介して電源に接続されているので、メモリモジュールをパーソナルコンピュータ、ワークショップなどの電子機器、システムで使用する場合には、不揮発性メモリは書き込み禁止状態となるので、書き込まれたデータの誤消去や破壊を防止することが可能となる。
【0118】
(3).前記(1) により、メモリモジュールの外部接続端子の端子数を増やすことなく、導電性端子を同一の配線工程で形成することができるので、メモリモジュールの製造コストの削減が可能となる。
【0119】
(4).前記(1) により、メモリモジュールの外部接続端子として不揮発性メモリの書き込み制御用の端子を持つ必要がなくなるので、メモリモジュールの端子数が削減でき、メモリモジュールの小型化が可能となる。
【0120】
(5).導電性端子をプリント基板の位置合わせマークと兼用する場合には、新たに書き込み制御専用の端子を設ける必要がないので、より一層、製造コストの削減とメモリモジュールの小型化を実現することが可能となる。
【0121】
(6).導電性端子を不揮発性メモリの搭載パッドと兼用する場合には、前記(5) と同様に、新たに書き込み制御専用の端子を設ける必要がないので、より一層、製造コストの削減とメモリモジュールの小型化を実現することが可能となる。
【0122】
(7).導電性端子をメモリモジュールの外部接続端子と同一列に配列する場合には、メモリモジュールの外部接続端子と同様な接続の取り方で書き込みを制御することができるので、より一層、製造コストの削減を図ることが可能となる。
【0123】
(8).プルアップ抵抗を不揮発性メモリの内部に作り込む場合には、プリント基板上にプルアップ抵抗を搭載する必要がないので、より一層、メモリモジュールの小型化を図ることが可能となる。
【0124】
(9).プリント基板上にTCP構造のメモリデバイスを実装する場合には、より一層、メモリモジュールの小型・薄型化を可能にしたり、または大きな記憶容量のメモリモジュールを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1であるメモリモジュールを示す平面図である。
【図2】本発明の実施の形態1のメモリモジュールを示す側面図である。
【図3】本発明の実施の形態1のメモリモジュールの要部を示す平面図である。
【図4】本発明の実施の形態1のメモリモジュールの製造工程を示すフロー図である。
【図5】本発明の実施の形態1における選別試験装置を示す概略構成図である。
【図6】本発明の実施の形態1に対応する比較例のメモリモジュールの製造工程を示すフロー図である。
【図7】本発明の実施の形態1におけるメモリモジュール基板の製造工程を示すフロー図である。
【図8】本発明の実施の形態2であるメモリモジュールの要部を示す平面図である。
【図9】本発明の実施の形態3であるメモリモジュールの要部を示す平面図である。
【図10】本発明の実施の形態4であるメモリモジュールの要部を示す平面図である。
【図11】本発明の実施の形態5であるメモリモジュールの要部を示す平面図である。
【図12】本発明の実施の形態6であるメモリモジュールを示す平面図である。
【図13】本発明の実施の形態6のメモリモジュールを示す側面図である。
【図14】本発明に対して検討した技術として、書き込み制御端子を持たないEEPROMを示す平面図である。
【図15】本発明に対して検討した技術として、書き込み制御端子を持たないEEPROMを示す内部構成図である。
【図16】本発明に対して検討した技術として、書き込み制御端子を持たないEEPROMへのデータ書き込み手順を示すフロー図である。
【図17】本発明に対して検討した技術として、書き込み制御端子を持たないEEPROMを搭載したメモリモジュールの要部を示す平面図である。
【図18】本発明に対して検討した技術として、書き込み制御端子を有するEEPROMを示す平面図である。
【図19】本発明に対して検討した技術として、書き込み制御端子を有するEEPROMを示す内部構成図である。
【図20】本発明に対して検討した技術として、書き込み制御端子を有するEEPROMへのデータ書き込み手順を示すフロー図である。
【図21】本発明に対して検討した技術として、書き込み制御端子を有するEEPROMを搭載したメモリモジュールの要部を示す平面図である。
【符号の説明】
1,1a〜1e メモリモジュール基板(プリント基板)
2,2d EEPROM(不揮発性メモリ)
3 プルアップ抵抗
4,4e メモリデバイス
5 チップコンデンサ
6 書き込み制御端子
7 配線
8,8a〜8c パッド(導電性端子)
9 メモリモジュール端子(外部接続端子)
10 配線
11 メモリマトリックス
12 スタート/ストップロジック
13 コントローラロジック
14 スレーブアドレスコンパレータ
15 ワードアドレスカウンタ
16 メモリコントローラ
17 データレジスタ
18 切り欠き
19 測定治具台
20 ばね
21 測定治具
22 金属針
23 金属針
24 金属針
25 配線
26 メモリテスタ
27 搭載パッド
28 スルーホールランド
29 カバー

Claims (14)

  1. プリント基板上に、少なくとも、書き込み制御端子を有しデータ入出力がシリアル形式の不揮発性メモリを搭載したメモリモジュールであって、前記不揮発性メモリは前記メモリモジュールの識別データを格納し提供するものであり、前記プリント基板上に、前記不揮発性メモリの前記書き込み制御端子を外部から電気的に制御可能とし、かつ前記書き込み制御端子に電気的に接続された導電性端子を有し、前記導電性端子が電源に接続されていることを特徴とするメモリモジュール。
  2. 請求項1記載のメモリモジュールであって、前記不揮発性メモリはEEPROMであることを特徴とするメモリモジュール。
  3. 請求項1記載のメモリモジュールであって、前記導電性端子は、前記電源にプルアップ抵抗を介して接続されていることを特徴とするメモリモジュール。
  4. 請求項1記載のメモリモジュールであって、前記導電性端子は、前記プリント基板の位置合わせマークを兼ねていることを特徴とするメモリモジュール。
  5. 請求項1記載のメモリモジュールであって、前記導電性端子は、前記不揮発性メモリの搭載パッドを兼ねていることを特徴とするメモリモジュール。
  6. 請求項1記載のメモリモジュールであって、前記導電性端子は、前記メモリモジュールの外部接続端子と同一列に配列されていることを特徴とするメモリモジュール。
  7. 請求項3記載のメモリモジュールであって、前記プルアップ抵抗は、前記不揮発性メモリとともに前記プリント基板上に搭載されていることを特徴とするメモリモジュール。
  8. 請求項3記載のメモリモジュールであって、前記プルアップ抵抗は、前記不揮発性メモリの内部に作り込まれていることを特徴とするメモリモジュール。
  9. 少なくとも、書き込み制御端子を有しデータ入出力がシリアル形式の不揮発性メモリを搭載するプリント基板であって、前記不揮発性メモリはメモリモジュールの識別データを格納し提供するものであり、前記プリント基板上に、前記不揮発性メモリの前記書き込み制御端子を外部から電気的に制御可能とし、かつ前記書き込み制御端子に電気的に接続された導電性端子を有し、前記導電性端子が電源に接続されていることを特徴とするプリント基板。
  10. 請求項9記載のプリント基板であって、前記不揮発性メモリはEEPROMであることを特徴とするプリント基板。
  11. 請求項9記載のプリント基板であって、前記導電性端子は、前記電源にプルアップ抵抗を介して接続されていることを特徴とするプリント基板。
  12. 請求項9記載のプリント基板であって、前記導電性端子は、前記プリント基板の位置合わせマークを兼ねていることを特徴とするプリント基板。
  13. 請求項9記載のプリント基板であって、前記導電性端子は、前記不揮発性メモリの搭載パッドを兼ねていることを特徴とするプリント基板。
  14. 請求項9記載のプリント基板であって、前記導電性端子は、前記プリント基板の外部接続端子と同一列に配列されていることを特徴とするプリント基板。
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