JP3717705B2 - グランドピアノのアクション横木 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、腕木の内側面に設けられ、棚板上にスライド自在に載置された筬の一方の側面が当接することにより筬の左右方向のストッパとして用いられるグランドピアノのアクション横木に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は、グランドピアノの筬の一例を示している。この筬1は、これに取り付けた鍵盤2やアクション(図示せず)とともに、鍵盤装置3を構成するものである。筬1は、木質材を井桁状に組み立てたものであり、左右方向に延びる筬前4、筬中5および筬後6や、これらを連結する前後方向に延びる複数の筬妻7などで構成されている。筬前4および筬中5には、鍵盤2に対応する多数のフロントピン8およびバランスピン9が立設されており、各鍵盤2は、バランスピン9を中心として揺動自在に支持されるとともに、フロントピン8により横振れが防止される。また、筬1の上面の左右端部には、前後方向に延びるブラケット台11、11が設けられており、図示しないが、ブラケット台11、11にそれぞれ取り付けた左右のブラケット間に渡したハンマーシャンクレールやウィッペンレールに、ハンマーを含むアクションが鍵盤2に対応して取り付けられている。
【0003】
筬中5の下面には、丸形の頭部を有する丸ボルトから成る複数の筬すべり金具12(1個のみ図示)が、筬中5の長さ方向に間隔を隔てて配置され、取り付けられている。筬1は、これらの筬すべり金具12の頭部が棚板13(図7参照)に接した状態で、棚板13上に載置されている。この構成により、筬1は、棚板13に対して前後方向および左右方向にスライド自在であるとともに、棚板13から前方に引出し可能である。
【0004】
図6の符号55、14は、左右の腕木16(図7に左腕木のみ図示)にそれぞれ取り付けられたアクション横木および鍵盤大ばねである。鍵盤大ばね14は、金属製の板ばねで構成され、右腕木の内側面にねじ17で取り付けられていて、右ブラケット台11を介して当接する筬1を常時、左方(低音部側)へ付勢している。一方、アクション横木55は、図7に示すように、細長い木質材から成る横木本体56と、横木本体56の内側面にこれを覆うように取り付けられた横木フェルト57とで構成されている。アクション横木55は、横木本体56の部分が左腕木16の内側面の下端部にねじ(図示せず)などで取り付けられ、前後方向に延びていて、横木フェルト57に筬1の左ブラケット台11が当接するようになっている。
【0005】
以上の構成により、通常時においては、筬1が鍵盤大ばね14で左方に付勢された状態で、アクション横木55に当接することにより、筬1およびこれに取り付けた鍵盤2およびアクションを含む鍵盤装置3全体が、左右方向の通常位置に位置決めされる。なお、鍵盤装置3を棚板13に載置した後、横木本体56と横木フェルト57の間に幅調整用の紙(図示せず)を介在させ、この紙の厚さを変えることで、アクション横木55の幅が調整されるようになっている。この調整は、鍵盤装置3の通常位置において、アクションのハンマーが弦(図示せず)に対して左右方向の適正な位置に位置するように、具体的には、1鍵盤当たり複数の弦が設置されている箇所では、アクションのハンマーがすべての弦をバランス良く打弦し、かつ1鍵盤当たり1本の弦が設置されている箇所では、ハンマーがその中心で弦を打弦するように、行われる。
【0006】
また、図示しないが、筬1は、これに係合するキーレバーおよび突揚棒を介して、ソフトペダルに連結されている。そして、ソフトペダルを踏むと、突揚棒およびキーレバーにより、鍵盤装置3全体が、その通常位置から鍵盤大ばね14のばね力に抗して右方にスライドするのに伴い、ハンマーの打弦数の減少や打弦位置のずれが生じることで、ソフトペダル効果が得られるようになっている。ソフトペダルの踏込みをやめると、鍵盤装置3は鍵盤大ばね14のばね力で左方にスライドし、筬1がアクション横木55に当接することによって、通常位置に復帰する。この場合、横木フェルト57は、クッションとして機能し、異音の発生や横木本体の損傷を防止する。なお、図6中の符号18は、ねじ19によりブラケット台11、11間に取り付けられた鍵盤押えであり、この鍵盤押え18は、鍵盤2の押鍵時のリバウンド量を規制するとともに、後述するピアノの運搬中における鍵盤2の離脱やぐらつきを防止する役割を果たす。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来のアクション横木55は、ピアノの運搬中などに横木フェルト57が筬1により圧縮されることで、鍵盤装置3が、調整した通常位置からずれてしまうという欠点がある。すなわち、グランドピアノは一般に、その外形状と運搬効率の関係から、低音部側を下にして横に立てた状態で、運搬される。この状態では、鍵盤装置3がその自重によってアクション横木55側に下がり、筬1を介して横木フェルト57を強く圧縮するため、運搬が長時間に及ぶような場合には、横木フェルト57が塑性圧縮してしまう。その結果、運搬後、グランドピアノを通常の姿勢に戻しても、鍵盤装置3が、運搬前に調整した通常位置から左側にずれ、これに伴い、アクションのハンマーも弦に対する適正な位置からずれてしまうため、アクション横木55による鍵盤装置3の位置調整が再度、必要になり、このことがグランドピアノの設置コストを増大させる原因になる。
【0008】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、グランドピアノの運搬に伴う横木フェルトの圧縮変形を防止でき、それにより、運搬後におけるアクション横木の再調整を不要化することができるグランドピアノのアクション横木を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明は、立設した左右の腕木間にスライド自在に設けられ且つアクションを取り付けた筬の一方の側面が当接することにより、筬の左右方向のスライドを規制するグランドピアノのアクション横木であって、左右の腕木の一方の内側面に設けられた横木本体と、この横木本体の内側面にこれを覆うように取り付けられた横木フェルトと、この横木フェルトと面一にまたは横木フェルトよりも内方に突出するように横木本体に出没自在または着脱自在に取り付けられ、グランドピアノを低音部側を下にした状態で横に立てたときに、筬の一方の側面が当接するスペーサと、を備えていることを特徴としている。
【0010】
このグランドピアノのアクション横木は、横木本体に出没自在または着脱自在に取り付けられるスペーサを備えており、このスペーサは、グランドピアノを運搬する際に、横木フェルトと面一の状態かまたはこれよりも内方に突出した状態とされる。したがって、ピアノの運搬時に、低音部側を下にした状態で、これを横に立てた場合、筬のスライドは、その一方の側面がスペーサに当接することによって規制され、筬が横木フェルトを押圧することがなくなる。その結果、運搬時に横木フェルトが筬の押圧によって圧縮変形するのを防止でき、したがって、運搬後におけるアクション横木の再調整を不要化することができる。また、運搬の終了後、グランドピアノを通常の姿勢に戻した後に、スペーサを、出没自在の場合には横木本体内に退避させ、着脱自在の場合には取り外すことによって、筬が横木フェルトに当接する通常と同じ状態で、アクション横木を使用することができる。
【0011】
また、この場合、横木フェルトに複数のねじ挿入孔が形成され、横木本体の内側面の複数のねじ挿入孔にそれぞれ対応する位置に複数のねじ収容凹部が形成され、スペーサは、複数のねじ挿入孔およびねじ収容凹部を介して横木本体にそれぞれねじ込まれ、頭部が横木フェルトと面一であるかまたは横木フェルトよりも内方に突出する突出位置と、頭部が横木本体のねじ収容凹部内に収容される退避位置との間で進退自在の複数の調整ねじで構成されていることが好ましい。
【0012】
この構成によれば、ピアノを運搬する際には、横木本体にねじ込んだ各調整ねじをドライバーで回して突出位置に位置させることにより、その頭部を横木フェルトと面一にするかまたはこれよりも内方に突出させることによって、これらの調整ねじを運搬時における筬のストッパとして機能させることができ、横木フェルトの圧縮変形を防止することができる。また、運搬後には、各調整ねじを退避位置に位置させて、その頭部をねじ収容凹部内に収容することにより、筬が横木フェルトに当接する状態で、アクション横木を使用することができる。以上のように、本構成のアクション横木によれば、横木フェルトおよび横木本体にねじ挿入孔およびねじ収容凹部をそれぞれ形成し、横木本体に調整ねじをねじ込んだだけの単純な構成で、請求項1のアクション横木を実現することができる。
【0013】
あるいは、請求項1において、スペーサが、横木フェルトを取り付けた横木本体に嵌合可能な嵌合凹部を有し、横木本体の幅と横木フェルトの厚さとの和以上の幅を有するスペーサブロックで構成されていることが好ましい。
【0014】
この構成によれば、ピアノを運搬する際には、横木フェルトを取り付けた横木本体にスペーサブロックを嵌合させることにより、スペーサブロックが横木フェルトと面一になるか、または横木フェルトよりも内方に突出するので、スペーサブロックを運搬時における筬のストッパとして機能させることができる。また、運搬後には、スペーサブロックを取り外すことによって、筬が横木フェルトに当接する状態でアクション横木を使用することができる。以上のように、本構成のアクション横木は、横木本体にスペーサブロックを嵌合により着脱自在に取り付けたものであり、請求項2と同様に、単純な構成で請求項1のアクション横木を実現することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を、詳細に説明する。図1〜図4は、本発明の第1実施形態によるグランドピアノ(以下、単に「ピアノ」という)のアクション横木を示している。なお、このアクション横木25以外のピアノの構成、すなわち、筬1およびこれに取り付けた鍵盤2やハンマーを含むアクションなどから成る鍵盤装置3や、鍵盤大ばね14などの構成は、すでに説明した従来のものと同じであるので、同じ構成要素については同一の符号を付し、詳細な説明は省略するものとする。
【0016】
図1〜図3に示すように、アクション横木25は、その基本的な構成は従来のアクション横木55と同じであり、横木本体26と、横木本体26の内側面に取り付けられた横木フェルト27で構成されている。横木本体26は、断面が矩形の細長い木質材で構成され、その内側の角部がR部26a、26aになっていて、ねじ(図示せず)などにより、左腕木16の内側面の下端部に前後方向に延びるように取り付けられている。また、横木フェルト27は厚さが3mm程度のものであり、その両端部を横木本体26の各R部26aに短いくぎ(図示せず)などで固定することによって、内側面の全体を覆うように取り付けられている。
【0017】
図2および図3に示すように、横木フェルト27には前後2つのねじ挿入孔28、28が形成され、横木本体26の内側面の各ねじ挿入孔28に対応する位置には、前後2つの所定深さのねじ収容凹部29、29が形成されている。また、横木本体26には、所定長さの調整ねじ30、30が、各ねじ挿入孔28およびねじ収容凹部29を介してねじ込まれている。図3および図4に示すように、各調整ねじ30は、これをドライバーで回すことにより、その丸頭の頭部30aが横木フェルト27よりも若干内方に突出する突出位置(図4の位置)と、頭部30aが横木本体26のねじ収容凹部29内に収容される退避位置(図3の位置)との間で、進退することが可能である。
【0018】
次に、図3および図4を参照しながら、上記構成のアクション横木25の動作を説明する。通常時においては、アクション横木25の調整ねじ30を退避位置に位置させることで、その頭部30aをねじ収容凹部29に収容した状態とする。この状態で、あらかじめ組み立てた鍵盤装置3を棚板13上に押し込んでセットすると、鍵盤装置3が鍵盤大ばね14により左方に付勢されることで、図3に示すように、筬1の左側面が横木フェルト27に当接した状態になる。また、この状態で、横木本体26と横木フェルト27の間に適当な厚さの幅調整用の紙(図示せず)を介在させて、アクション横木25の幅を調整することにより、筬1を含む鍵盤装置3が左右方向の適正な通常位置に調整される。
【0019】
次に、組み立てたピアノを運搬する場合には、これに先立ち、鍵盤装置3を棚板13から引き出した状態で、各調整ねじ30をドライバーで回し、突出位置に位置させて、その頭部30aが横木フェルト27よりも内方に突出するようにする。その後、鍵盤装置3を棚板13上に戻すと、鍵盤装置3の左右方向のスライドは、筬1の左側面が調整ねじ30の頭部30aに当接することによって規制され、筬1が横木フェルト27を押圧することがなくなる。この状態は、図4に示すように、ピアノの運搬のためにこれを横に立てた場合にも維持される。その結果、運搬時に横木フェルト27が筬1の押圧によって圧縮変形するのを防止でき、したがって、運搬後におけるアクション横木25の再調整を不要化することができる。
【0020】
また、運搬の終了後、ピアノを通常の姿勢に戻した後に、鍵盤装置3を棚板13から引き出した状態で、各調整ねじ30を退避位置に位置させ、鍵盤装置3を棚板13に戻すことによって、筬1が横木フェルト27に当接する通常と同じ状態で、アクション横木25を使用することができる。以上のように、本実施形態のアクション横木25によれば、横木フェルト27および横木本体26にねじ挿入孔28およびねじ収容凹部29をそれぞれ形成し、横木本体26に調整ねじ30をねじ込んだだけの単純な構成で、上述した効果を得ることができる。
【0021】
図5は、本発明の第2実施形態によるアクション横木を示している。このアクション横木35は、通常と同様の横木本体36および横木フェルト37に加え、筬1のストッパとして、スペーサブロック38を備えたものである。このスペーサブロック38は、例えば断面矩形の細長い木質材で構成され、横木本体36の幅と横木フェルト37の厚さとの和よりも若干大きな幅を有している。また、スペーサブロック38の一方の側面には、横木フェルト37を取り付けた横木本体36と相補的な形状を有する嵌合凹部39が形成されている。
【0022】
以上の構成により、スペーサブロック38は、嵌合凹部39を横木本体36に内方から(同図の矢印方向)嵌合させることで、着脱自在に取り付けることができ、また、取り付けた状態では横木フェルト37よりも若干、内方に突出する。この取付けを確実にするために、スペーサブロック38の側面の前後部に両面テープ40、40が貼り付けられ、左腕木16の内側面に接着される。
【0023】
したがって、本実施形態のアクション横木35によれば、ピアノを運搬する際には、横木本体36にスペーサブロック38を嵌合させることにより、スペーサブロック38が横木フェルト37よりも若干、内方に突出するので、スペーサブロック38を、第1実施形態の調整ねじ30と同様、運搬時における筬1のストッパとして機能させることができる。また、運搬後には、スペーサブロック38を取り外すことによって、筬1が横木フェルト37に当接する状態でアクション横木35を使用することができる。以上のように、本実施形態のアクション横木35によれば、横木本体36にスペーサブロック38を嵌合により着脱自在に取り付けただけの単純な構成で、上述した効果を得ることができる。
【0024】
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、第1実施形態では、調整ねじ30の頭部30aがその突出位置において横木フェルト27から突出するものとして、第2実施形態では、スペーサブロック38がその取付け時に横木フェルト37から突出するものとして、それぞれ説明したが、これらの頭部30aやスペーサブロック38が、横木フェルト27、37と面一になるようにしてもよい。このような位置関係によっても、横木フェルト27、37が筬1で押圧されることはなく、したがって、実施形態と同様、横木フェルト27、37の圧縮変形を確実に防止することができる。
【0025】
また、第2実施形態では、スペーサブロック38の側面に嵌合凹部39を形成し、スペーサブロック38を横木本体36に内方から嵌合させるようにしているが、スペーサブロック38の底面に嵌合凹部を形成し、これを上方から嵌合させてもよいことは勿論である。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
【0026】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明のグランドピアノのアクション横木は、グランドピアノの運搬に伴う横木フェルトの圧縮変形を防止でき、それにより、運搬後におけるアクション横木の再調整を不要化することができるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるグランドピアノのアクション横木をその取付け状態において示す斜視図である。
【図2】アクション横木の側面図である。
【図3】グランドピアノの運搬時以外の通常の状態における、アクション横木およびその周辺の構成を示す、一部を破断した平面図である。
【図4】グランドピアノの運搬時における、アクション横木およびその周辺の構成を示す、一部を破断した正面図である。
【図5】本発明の第2実施形態によるグランドピアノのアクション横木を示す斜視図である。
【図6】筬および鍵盤を有する鍵盤装置ならびにアクション横木および鍵盤大ばねを示す斜視図である。
【図7】従来のアクション横木を示す、図1と同様の斜視図である。
【符号の説明】
1 筬
16 腕木
25 アクション横木
26 横木本体
27 横木フェルト
28 ねじ挿入孔
29 ねじ収容凹部
30 調整ねじ
30a 頭部
35 アクション横木
36 横木本体
37 横木フェルト
38 スペーサブロック
39 嵌合凹部
Claims (3)
- 立設した左右の腕木間にスライド自在に設けられ且つアクションを取り付けた筬の一方の側面が当接することにより、前記筬の左右方向のスライドを規制するグランドピアノのアクション横木であって、
前記左右の腕木の一方の内側面に設けられた横木本体と、
この横木本体の内側面にこれを覆うように取り付けられた横木フェルトと、
この横木フェルトと面一にまたは当該横木フェルトよりも内方に突出するように前記横木本体に出没自在または着脱自在に取り付けられ、グランドピアノを低音部側を下にした状態で横に立てたときに、前記筬の前記一方の側面が当接するスペーサと、
を備えていることを特徴とするグランドピアノのアクション横木。 - 前記横木フェルトに複数のねじ挿入孔が形成され、前記横木本体の内側面の前記複数のねじ挿入孔にそれぞれ対応する位置に複数のねじ収容凹部が形成され、前記スペーサは、複数の前記ねじ挿入孔および前記ねじ収容凹部を介して前記横木本体にそれぞれねじ込まれ、頭部が前記横木フェルトと面一であるかまたは前記横木フェルトよりも内方に突出する突出位置と、前記頭部が前記横木本体の前記ねじ収容凹部内に収容される退避位置との間で進退自在の複数の調整ねじで構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のグランドピアノのアクション横木。
- 前記スペーサが、前記横木フェルトを取り付けた前記横木本体に嵌合可能な嵌合凹部を有し、前記横木本体の幅と前記横木フェルトの厚さとの和以上の幅を有するスペーサブロックで構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のグランドピアノのアクション横木。
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