JP3717665B2 - 印刷制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、印刷装置による印刷出力を制御する印刷制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からデジタル印刷装置では、まず、ドキュメントスキャナで読みとったラスタライズされた印刷データや編集用アプリケーションにより作成した印刷データを印刷出力するための作業指示にあたるジョブをオペレータが登録する。さらに、そうして登録された複数のジョブの結合や分割、丁付け、印刷部数、印刷開始情報設定等の各種設定処理をもオペレータが個別に行い、それに基づいてデジタル印刷装置が印刷出力を実行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような多数のジョブの登録が集中した場合にはオペレータがその設定処理に追われるため、人件費等のコストがかさむとともに、オペレータによる設定ミスにより印刷自体にミスが発生することがあった。
【0004】
また、上記のような複数のジョブの設定の間、デジタル印刷装置が停止するため、稼働率が低下していた。
【0005】
この発明は、従来技術における上述の問題の克服を意図しており、低コストでミスの発生の少ない印刷出力を行うことができ、印刷装置の稼働率を高めることができる印刷制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明の請求項1に記載の方法は、印刷装置による印刷出力を制御する印刷制御方法であって、作業者により指定された1のファイル格納領域に、印刷出力の基となる印刷データを格納する第1データ格納工程と、1のファイル格納領域に、印刷データの印刷出力に関する印刷出力情報を格納する第2データ格納工程と、ファイル格納領域に格納された印刷出力情報に基づいて当該ファイル格納領域に格納された印刷データを印刷装置が印刷出力する印刷工程と、を備え、第1データ格納工程において、ファイル格納領域に印刷出力情報が既に格納されていた場合は印刷データの格納を禁止し、印刷工程において、ファイル格納領域に印刷出力情報が格納されていない場合は印刷データの印刷出力を禁止する。
【0007】
また、この発明の請求項2に記載の方法は、請求項1に記載の印刷制御方法において、第1データ格納工程および前記第2データ格納工程が複数回実行され、複数のファイル格納領域にそれぞれ印刷データと印刷出力情報とが格納されている場合に、印刷工程が、複数のファイル格納領域のそれぞれにおける印刷出力情報を基に当該ファイル格納領域に格納された印刷データの印刷出力を行うための複数のジョブの生成と、当該複数のジョブのジョブテーブルへの登録とを印刷装置が行うジョブ登録工程と、ジョブテーブルに登録された複数のジョブの順次の実行による印刷を印刷装置が行うジョブ実行工程と、を備える。
【0008】
また、この発明の請求項3に記載の方法は、請求項1または請求項2に記載の印刷制御方法において、ファイル格納領域に保存される印刷データが複数のファイルからなるものであって、印刷データの複数のファイルがファイル名に連番を含むものであって、印刷工程における印刷の際には印刷装置が連番の順に印刷データの複数のファイルを読み出して、当該印刷データに基づいて印刷を行うものであることを特徴とする。
【0009】
また、この発明の請求項4に記載の方法は、請求項2に記載の印刷制御方法であって、ジョブテーブルが自動印刷か、作業者が介入した介入印刷か、を指定する自動印刷指定項目を備え、ジョブ実行工程が自動印刷指定項目の内容に基づき自動印刷または介入印刷を行うものであることを特徴とする。
また、この発明の請求項5に記載の方法は、請求項1ないし4のいずれかに記載の印刷制御方法であって、印刷データに関する受注情報を記憶手段に記憶させる工程と、記憶手段に記憶された受注情報に基づいて、印刷出力情報をコンピュータに生成させる工程と、をさらに備えることを特徴とする。
また、この発明の請求項6に記載の方法は、請求項1ないし5のいずれかに記載の印刷制御方法であって、ファイル格納領域は、フォルダであることを特徴とする。
さらに、この発明の請求項7に記載の方法は、請求項1ないし6のいずれかに記載の印刷制御方法であって、印刷データ格納工程において、作業者が確認可能なファイル格納領域には、印刷データとして、1の印刷出力における印刷データのみが格納されることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
<1.実施の形態のシステム構成>
図1はこの発明の1つの実施の形態であるデジタル印刷システム1の装置配列を示す図である。以下、図1を用いて、デジタル印刷システム1の装置配列について説明する。
【0012】
図示のようにこのデジタル印刷システム1は外部顧客からの受注により印刷物を作成して販売する印刷業等で用いられる印刷システムであって、受注用クライアント5…、編集用クライアント10…、スキャナ入力用クライアント20…、スキャナ25…、サーバー30、印刷製本機PBが相互にネットワークにより電気的に接続されたシステムになっている。
【0013】
受注用クライアント5は内部にCPU、メモリ、ハードディスク等を備えたコンピュータであり、受注事務作業者が後述する外部顧客からの受注に関する受注情報を作成することができるものとなっている。
【0014】
編集用クライアント10は内部にCPU、メモリ、ハードディスク等を備えたコンピュータであり、作業者が画像データの生成および加工、後述する印刷出力のジョブの登録および操作、後述する入稿情報や製本出力設定等の各種設定、印刷の進行状況のモニター等の作業を行えるものとなっている。
【0015】
スキャナ入力用クライアント20は上記編集用クライアント10と同様の構造のコンピュータである。また、スキャナ入力用クライアント20には自動原稿フィーダによって原稿の画像の取り込みが自動的に行えるスキャナ25が電気的に接続されている。そのためスキャナ入力用クライアント20はスキャナ25により取り込んだ画像の加工等の操作が行えるとともに、それ以外は編集用クライアント10と同様の機能を有する。
【0016】
サーバー30は内部にCPU、メモリ、ハードディスク等を備えたコンピュータであり、上記受注用クライアント5、編集用クライアント10、スキャナ入力用クライアント20および印刷製本機PB(さらに、それらを構成する印刷機40、製本機45)と通信可能となっている。そして、サーバー30は上記編集用クライアント10と同様の機能の他に、画像データのラスター展開、電子丁合、見開き余白調整、データの保存および転送、後述する印刷製本機内のスタッカー等の制御等の機能を備えている。
【0017】
図2はサーバー30による処理を概念的に示したブロック図である。編集用クライアント10により作成、編集されたページ記述言語等により記述された画像データである印刷データはネットワークを通じてサーバー30に送られる。そのような印刷データはサーバー30内のRIP処理部31においてRIP処理、すなわちラスターデータに変換され、必要に応じて印刷ジョブテーブルメモリ32に記憶された印刷ジョブテーブル(後述)のデータに基づいて網掛け処理等を施される。その後、印刷データは印刷データ一時格納部33に格納され、タイミング制御されて印刷データ出力処理部34に送られ、印刷ジョブテーブルメモリ32の印刷ジョブテーブルのデータに基づいて印刷製本機PBに向けて出力される。また、紙原稿を基に印刷を行う場合には、スキャナ25により原稿が読み取られ、スキャナ入力用クライアント20により原稿の用紙ごとにラスターデータである印刷データが生成される。そして、その印刷データがサーバー30のRIP処理部31に入力され、上記編集用クライアント10の場合と同様に必要に応じて網掛け処理を施された後に印刷データ一時格納部33に送られる。以下、上記と同様にして印刷データ出力処理部34を介して印刷製本機PBに送られる。
【0018】
印刷製本機PBは印刷データの印刷出力を行う印刷機40および印刷機40により出力された印刷物を製本する製本機45を一体として備えている。印刷機40により出力された印刷物は内部に設けられた図示しないスタッカーを介して製本機に送られるようになっており、印刷機40、スタッカー、製本機45は互いに電気的に接続され通信可能となっている。
【0019】
以上のような構成により、このデジタル印刷システム1は以下に示す印刷、製本処理を行う。
【0020】
<2.実施の形態における処理手順>
図3はスキャナ入力用クライアント20により行われる処理の手順を示したフローチャートである。以下、図3を参照しつつスキャナ入力用クライアント20により行われる処理について説明する。
【0021】
まず、オペレータが読み取り原稿をスキャナ25にセットするとともに、読み取りにより得られた印刷データを保存するフォルダを指定する(ステップS1)。
【0022】
つぎに、スキャナ入力用クライアント20はその内部の記憶手段内に格納先フォルダを確保する(ステップS2)。
【0023】
図4はスキャナ入力用クライアント20による印刷データおよび後述するジョブチケットのフォルダへの保存の概念を示す模式図である。ここで、フォルダとはこの発明のファイル格納領域に相当し、図示のように一つのフォルダに一種類の印刷物に対する印刷データと後述するジョブチケットが格納される。通常は一つの印刷物(一つのジョブ)に対して複数の原稿があり、図示のように、それらをスキャナ25により読み取って得られた複数の印刷データのファイルが以下の処理により一つのフォルダに保存される。なお、もちろん一つの印刷物が単一の原稿にのみ基づく場合や、後述するように編集用クライアント10によって得られる印刷データの場合は単一の印刷データファイルが一つのフォルダにジョブチケットとともに保存される。
【0024】
つぎに、スキャナ入力用クライアント20はフォルダを開いてそのフォルダに既にジョブチケットが有るかどうかを確認し(ステップS3)、ジョブチケットがなければステップS6に進み、有ればステップS4に進む。
【0025】
表1はジョブチケットの内容の一例を示す表である。
【0026】
【表1】
【0027】
ここで、ジョブチケットとは、特定の印刷物に対する印刷データを印刷する際のジョブを生成する基になる各種の印刷出力情報を集めたファイルであり、表1に示すようにジョブ名、両面/片面印刷、印刷用紙サイズ、縦/横置、丁付け数、部数、オペレータ名、作業開始時刻、作業終了時刻といったデータ項目からなる。
【0028】
このうち、「両面/片面印刷」は印刷用紙に対して両面印刷を行う(「1」と指定)か片面印刷を行う(「0」と指定)かを表す。
【0029】
「縦/横置」は用紙を縦に使用する(「1」と指定)か、横に使用する(「0」と指定)かを表す。
【0030】
「丁付け数」は一枚の印刷用紙に何ページ分を印刷するかを表す。
【0031】
「オペレータ名」はこの処理におけるフォルダの指定や原稿のスキャナへのセット等を行うオペレータを表す。
【0032】
「作業開始時刻」、「作業終了時刻」はそれぞれ、この処理の作業が開始された時刻と終了した時刻を表す。
【0033】
なお、表1において各段(ジョブ名がJOB1,JOB2,JOB3…の各データ項目のデータの集まり)がそれぞれ1つのジョブチケットを表している。
【0034】
そして、指定したフォルダにジョブチケットが既に有る場合には、そのフォルダは既に使用されているので、その事実をスキャナ入力用クライアント20のモニタに表示する。すると、オペレータはそれをモニタにより確認し(ステップS4)、指定したフォルダを開放し、別のフォルダを指定する(ステップS5)。すると、再びステップS2の処理に戻り、以下、ステップS3においてジョブチケットがない格納先フォルダが確保できるまでステップS2〜ステップS5の処理を繰り返す。なお、確保された格納先フォルダは以下の処理の間中、他からの書き込みを禁止される排他制御がなされる。
【0035】
こうして、ジョブチケットが保存されていない格納先フォルダを確保すると、つぎに、スキャナ25で原稿の読み取りを行い(ステップS6)、印刷データのファイル名の生成を自動的に行い(ステップS7)、格納先フォルダへファイルを格納する(ステップS8)。
【0036】
前述のようにスキャナには自動原稿フィーダが設けられており、オペレータにより一度原稿がセットされるとバッチ処理により原稿は自動的に連続してスキャナ25に読み取られていく。そして、読み取られたスキャンデータは以下の規則で自動生成されたファイル名により格納先フォルダに順次保存される。
【0037】
ここでファイル名は次のような規則により生成される。
【0038】
ファイル名:(代表名)(連番)
ここで、「代表名」は予めオペレータにより設定され、一つのフォルダ内に保存される各印刷データのファイル名に共通の部分であり、「連番」は、後にジョブを自動的に生成する際に印刷データの印刷出力順を表す。具体的にはxxx001、xxx002…等として生成される。
【0039】
つぎに、次に出力すべき原稿が有るか否かを判定し(ステップS9)、無ければステップS10に進み、有ればステップS6に戻って、その原稿に対してステップS6〜ステップS8の処理を行って、上記と同様に生成したファイル名でその印刷データを格納先フォルダに保存する。
【0040】
以上で、目的とするすべての原稿の印刷データを格納先フォルダに保存し終わると、つぎに、スキャナ入力用クライアント20はジョブチケットファイルを自動的に作成する(ステップS10)。
【0041】
ジョブチケットは受注用クライアント5内の記憶手段に記憶されていたその印刷物の受注に関する各種情報である受注情報に基づきスキャナ入力用クライアント20(後述する図5の場合は編集用クライアント10)により自動作成される。受注情報は印刷物の顧客に収めるべき納期と、顧客の名前であるユーザ名と、印刷物の用紙の種類、印刷物の表紙の形態および前述のジョブチケットの内容における両面/片面印刷、印刷用紙サイズ、縦/横置、丁付け数、部数等についての基となるデータである。
【0042】
このような受注情報に基づいて得られたジョブチケットのファイルを印刷データのファイルが保存された格納先フォルダへ格納する(ステップS11)。
【0043】
最後に、格納先フォルダを解放し、排他制御を解除する(ステップS12)。
【0044】
以上が、スキャナ入力用クライアント20による処理である。このような処理が各スキャナ入力用クライアント20により行われる。
【0045】
つぎに、編集用クライアント10による処理を説明する。
【0046】
図5は編集用クライアント10により行われる処理の手順を示したフローチャートである。以下、図5を参照しつつ編集用クライアント10により行われる処理について説明する。
【0047】
まず、オペレータにより編集用クライアント10において印刷データがページ記述言語等により作成された後、得られた印刷データを保存するフォルダをオペレータが指定する(ステップS21)。
【0048】
そして、以下ステップS22〜S25において図3のステップS2〜S5と同様にジョブチケットの格納されていないフォルダが編集用クライアント10により確保される。
【0049】
つぎに、編集用クライアント10は印刷データを格納先フォルダへ格納する(ステップS26)。ただし、この場合の印刷データはラスタライズされていないページ記述言語等のデータ形式であるので、そのファイル名は次のような規則により決定される。
【0050】
ファイル名:(代表名).(拡張子)
ここで、「代表名」は図3のステップS7においてスキャナ入力用クライアント20により生成されたファイル名のものと同様である。また、「拡張子」はページ記述言語の種類等、データ形式を表すものである。なお、編集用クライアント10により編集された印刷データは単一であるので「連番」は設けられていない。具体的にはxxx.psやxxx.PDF等である。
【0051】
ステップS26の処理が終了すると図3のステップS10〜S12の処理と同様のステップS27〜S29の処理を行って一連の処理を終了する。
【0052】
以上により編集用クライアント10またはスキャナ入力用クライアント20内の記憶手段内のフォルダにはラスタライズされた印刷データまたはラスタライズ前の印刷データとそれらに関連付けられたジョブチケットが格納された。
【0053】
図6は編集用クライアント10およびスキャナ入力用クライアント20とサーバー30とによる各フォルダの共有を示す概念図である。図示のように各クライアント内の各フォルダA,B,C,D…はサーバー30内の各フォルダAs,Bs,Cs,Ds…とそれぞれ共通となっており、各クライアントによるフォルダ内のファイル等の書き換えはサーバー30の監視機能によりサーバー30内の各フォルダに常時、反映される。
【0054】
つぎに、サーバー30により行われる処理について説明する。
【0055】
図7はサーバー30による印刷ジョブテーブル設定(ジョブ登録)の処理手順を示すフローチャートである。図7において、まず、サーバー30は任意のフォルダを指定フォルダとして、その指定フォルダにジョブチケットが有るか否かを判断する(ステップS31)。そして、ジョブチケットが無ければ次のフォルダを指定する(ステップS32)。そして、ジョブチケットが有るフォルダを見つけるまでステップS31およびS32の処理を繰り返し、そしてジョブチケットが有るフォルダを見つけるとステップS33に進む。
【0056】
そして、指定フォルダからジョブチケットを読み込み、その内容を印刷ジョブテーブルに設定してジョブの登録を行う(ステップS33)。
【0057】
表2は印刷ジョブテーブルの一例を示す表である。
【0058】
【表2】
【0059】
このうち、両面/片面印刷、印刷用紙サイズ、縦/横置、丁付け数、部数の各データ項目(以下、「書き換え項目」という)はジョブチケットのデータが直接取り込まれる。また、それ以外のデータ項目はジョブテーブルに対してオペレータが直接設定するものであり、この例では各テーブル番号に対して各フォルダが対応するように予め設定されるとともに、各テーブル番号の書き換え項目以外の各データ項目に対して表2に示すような所定の値が予め設定されている。したがって、各ジョブ名の印刷が終了して書き換え項目の内容が書き換えられても、それ以外のデータ項目は通常は変わることがないものとなっている。
【0060】
また、「テーブル番号」はテーブル中の各フォルダに対応した領域を表す。
【0061】
「ジョブチケット有」はそのフォルダにジョブチケットが格納されている(「1」と指定)か否(「0」と指定)かを表す。
【0062】
「自動印刷実行」は後述するが、全てサーバー30の制御により自動的に印刷を行う(「yes」と指定)か、オペレータによる一部ページの差し替えや印刷用紙を他の種類に交換するなどの介入を伴う(「no」と指定)かを表す。
【0063】
「印刷後消去」は印刷実行後にそのフォルダ内の印刷データファイルおよびジョブチケットファイルならびに印刷ジョブテーブルの書き換え項目の内容を消去する(「yes」と指定)か否(「no」と指定)かを表す。
【0064】
処理の説明に戻る。以上の処理により指定フォルダの印刷ジョブテーブルへのジョブチケットのデータの設定が終了すると、つぎに、ジョブチケットの有る全フォルダに対する印刷ジョブテーブルの設定が終了したか否かを判断し(ステップS34)、終了していなければ次のフォルダを指定してその指定フォルダに対してステップS31〜ステップS35の処理を繰り返す。
【0065】
そして、ステップS34における判定においてジョブチケットの有る全フォルダに対して印刷ジョブテーブルの設定が終了するとこの処理は終了する。
【0066】
ただし、実際には、サーバー30が以上の処理を常時繰り返すことにより常時、印刷ジョブテーブルにジョブが登録される。そして、このジョブの登録と並行してサーバー30は常時、印刷ジョブテーブルに存在する各ジョブ、すなわち、印刷出力を実行する。以下、サーバー30による印刷出力の処理手順について説明する。
【0067】
図8はサーバー30による印刷出力の処理手順を示すフローチャートである。図8において、まず、印刷ジョブテーブルの各フォルダを先頭から指定フォルダとし、その指定フォルダのデータを読み込む(ステップS41)。
【0068】
つぎに、印刷ジョブテーブルの各フォルダの自動印刷実行項目の内容を参照し、自動印刷を行うか、オペレータの介入した介入印刷を行うかを判断する(ステップS42)。前者の場合は印刷データを順次読み出し、自動的に印刷製本機PBにより印刷を実行し(ステップS43)、後者の場合はオペレータが一部ページの差し替えや印刷用紙を他の種類に交換するなどしながら印刷製本機PBにより印刷を行う(ステップS44)。ただし、指定フォルダに格納されている印刷データに所定の拡張子が存在する、すなわち、印刷データがラスタライズされていないページ記述言語等のデータ形式である場合には、ステップS43およびS44における印刷時にはラスタライズが行われる。
【0069】
そして、指定フォルダについて印刷が終了すると、その指定フォルダの印刷ジョブテーブルのファイル消去項目のデータを参照し(ステップS45)、ファイル消去項目の内容がyesの場合はそのフォルダ内のファイルを消去し(ステップS46)、ファイル消去項目の内容がnoの場合には消去しない。
【0070】
そして、全フォルダに対する印刷が終了したか否かを判断し(ステップS47)、フォルダの指定を順次変え(ステップS48)ながらステップS41〜S48の処理を繰り返し、ステップS47における判断の結果、印刷ジョブテーブルに指定されているすべてのフォルダの印刷処理が終了するまで、印刷処理を行っていく。
【0071】
このようにサーバー30は各フォルダのジョブチケットに基づくジョブの印刷ジョブテーブルへの登録と並行して印刷ジョブテーブルの監視および印刷出力処理を行う。
【0072】
以上説明したように、この発明の実施の形態によれば、印刷出力の基となる印刷データと印刷出力に関するジョブチケットとを共通のフォルダに格納し、そのジョブチケットに基づいてそのフォルダに格納された印刷データを印刷製本機PBが印刷出力するため、オペレータは印刷データとジョブチケットとを共通のフォルダに格納するだけでよいので、ジョブ設定作業が不要となり作業効率が向上する。したがってオペレータの人件費によるコストが抑えられるので低コストで印刷出力が行える。また、作業効率が向上することにより印刷製本機PBの稼働率も向上する。また、印刷データとジョブチケットとを共通のフォルダに格納することにより、印刷データとジョブチケットとの関連付けが容易に行えるのでミスの発生が少なくなる。
【0073】
また、印刷出力を行うための複数のジョブを生成して印刷ジョブテーブルへサーバー30が登録するのに並行して、印刷ジョブテーブルに登録された複数のジョブの順次の実行を印刷製本機PBが行うことにより稼働率をさらに向上させることができる。
【0074】
また、印刷データの複数のファイルがファイル名に連番を備え、印刷製本機PBがその連番の順に印刷を行うため、複数の印刷データのファイルを容易に順番に出力するよう設定でき、ミスの発生を一層抑えることができる。
【0075】
さらに、ジョブテーブルには自動印刷実行のデータ項目があり、その設定により自動印刷か、オペレータが介入する印刷かを選択できるので、例えばオペレータが一部ページの差し替えや印刷用紙を他の種類に交換するなどのより多様な印刷出力を行うことができる。
【0076】
<3.変形例>
上記実施の形態においてデジタル印刷システムによる印刷出力の一例を示したが、この発明はこれに限られるものではない。
【0077】
例えば、上記実施の形態では印刷データとジョブチケットを共通のフォルダに格納するものとしたが、ファイル格納領域としては、サーバーの機種によってはディレクトリ等であってもよい。
【0078】
また、上記実施の形態では編集用クライアント10やスキャナ入力用クライアント20により得られた印刷データやジョブチケットをフォルダ内へ自動的に格納するものとしたが、これらのフォルダへの格納をオペレータがマウス等の入力手段によって行うものとしてもよい。その場合には、印刷データとジョブチケットとの関連づけが容易に行えるので、作業効率がよくなり、ミスの発生も少なくなる。
【0079】
また、上記実施の形態ではサーバー30によって印刷ジョブテーブルの設定と印刷出力とを並列に行うものとしたが、一連の処理として直列に行うものとしてもよい。
【0080】
また、上記実施の形態では、スキャナ25で読みとって得られた印刷データは原稿ごとに別のファイルとして格納先フォルダに保存するものとしたが、各原稿による印刷データを合成したり、一群のデータとして1つのファイルに保存してもよい。
【0081】
さらに、上記実施の形態では、サーバー30により各フォルダを常時監視し、ジョブチケットが有るとジョブテーブルの設定を行うものとしたが、別の通信手段により各種クライアントからサーバーへの通知に応じて行うものとしてもよく、さらには、作業伝票等をサーバーのオペレータが受け取ることにより、その作業伝票をマニュアル入力することによって設定してもよい。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1ないし請求項7の発明によれば、作業者により指定された1のファイル格納領域に、印刷出力の基となる印刷データと印刷データの印刷出力に関する印刷出力情報とを格納し、その印刷出力情報に基づいてそのファイル格納領域に格納された印刷データを印刷装置が印刷出力するため、作業者は印刷データと印刷出力情報とを共通のファイル格納領域に格納するだけでよいので、ジョブ設定作業が不要となり、作業効率が向上する。したがって作業者の人件費によるコストが抑えられるので低コストで印刷出力が行える。また、作業効率が向上することにより印刷装置の稼働率も向上する。また、印刷データと印刷出力情報とを共通のファイル格納領域に格納することにより、印刷データと印刷出力情報との関連付けが容易に行えるのでミスの発生が少なくなる。
【0083】
また、請求項2の発明によれば、印刷出力を行うための複数のジョブを生成してジョブテーブルへ印刷装置が登録するジョブ登録工程と、ジョブテーブルに登録された複数のジョブの順次の実行を印刷装置が行うジョブ実行工程とを備えるため、それらを印刷装置が並列に行うことにより稼働率をさらに向上させることができる。
【0084】
また、請求項3の発明によれば、印刷データの複数のファイルがファイル名に連番を備え、印刷装置がその連番の順に印刷を行うため、複数の印刷データのファイルを容易に順番に出力するよう設定でき、ミスの発生を一層抑えることができる。
【0085】
さらに、請求項4の発明によれば、自動印刷か、作業者が介入した介入印刷かを選択できるので、例えば作業者が一部ページの差し替えや印刷用紙を他の種類に交換するなどのより多様な印刷出力を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1つの実施の形態であるデジタル印刷システムの装置配列を示す図である。
【図2】サーバーによる処理を概念的に示したブロック図である。
【図3】スキャナ入力用クライアントにより行われる処理手順を示したフローチャートである。
【図4】印刷データおよびジョブチケットのフォルダへの保存の概念を示す模式図である。
【図5】編集用クライアントにより行われる処理手順を示したフローチャートである。
【図6】編集用クライアントおよびスキャナ入力用クライアントとサーバーとによる各フォルダの共有を示す概念図である。
【図7】サーバーによる印刷ジョブテーブル設定の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】サーバーによる印刷出力の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタル印刷システム
5 受注用クライアント
10 編集用クライアント
20 スキャナ入力用クライアント
30 サーバー
32 印刷ジョブテーブルメモリ
40 印刷機
A,B,C,D,As,Bs,Cs,Ds フォルダ
PB 印刷製本機
Claims (7)
- 印刷装置による印刷出力を制御する印刷制御方法であって、
作業者により指定された1のファイル格納領域に、印刷出力の基となる印刷データを格納する第1データ格納工程と、
前記1のファイル格納領域に、前記印刷データの印刷出力に関する印刷出力情報を格納する第2データ格納工程と、
前記ファイル格納領域に格納された印刷出力情報に基づいて当該ファイル格納領域に格納された印刷データを前記印刷装置が印刷出力する印刷工程と、
を備え、
前記第1データ格納工程において、前記ファイル格納領域に前記印刷出力情報が既に格納されていた場合は前記印刷データの格納を禁止し、
前記印刷工程において、前記ファイル格納領域に前記印刷出力情報が格納されていない場合は前記印刷データの印刷出力を禁止することを特徴とする印刷制御方法。 - 請求項1に記載の印刷制御方法において、
前記第1データ格納工程および前記第2データ格納工程が複数回実行され、複数のファイル格納領域にそれぞれ印刷データと印刷出力情報とが格納されている場合に、
前記印刷工程が、
前記複数のファイル格納領域のそれぞれにおける印刷出力情報を基に当該ファイル格納領域に格納された印刷データの印刷出力を行うための複数のジョブの生成と、当該複数のジョブのジョブテーブルへの登録とを前記印刷装置が行うジョブ登録工程と、
前記ジョブテーブルに登録された前記複数のジョブの順次の実行による印刷を前記印刷装置が行うジョブ実行工程と、
を備えることを特徴とする印刷制御方法。 - 請求項1または請求項2に記載の印刷制御方法において、前記ファイル格納領域に保存される前記印刷データが複数のファイルからなるものであって、
前記印刷データの複数のファイルがファイル名に連番を含むものであって、
前記印刷工程における印刷の際には前記印刷装置が前記連番の順に前記印刷データの複数のファイルを読み出して、当該印刷データに基づいて印刷を行うものであることを特徴とする印刷制御方法。 - 請求項2に記載の印刷制御方法であって、
前記ジョブテーブルが自動印刷か、作業者が介入した介入印刷か、を指定する自動印刷指定項目を備え、
前記ジョブ実行工程が前記自動印刷指定項目の内容に基づき前記自動印刷または前記介入印刷を行うものであることを特徴とする印刷制御方法。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の印刷制御方法であって、
前記印刷データに関する受注情報を記憶手段に記憶させる工程と、
前記記憶手段に記憶された前記受注情報に基づいて、前記印刷出力情報をコンピュータに生成させる工程と、
をさらに備えることを特徴とする印刷制御方法。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載の印刷制御方法であって、
前記ファイル格納領域は、作業者が確認可能なフォルダであることを特徴とする印刷制御方法。 - 請求項1ないし6のいずれかに記載の印刷制御方法であって、
印刷データ格納工程において、前記ファイル格納領域には、前記印刷データとして、1の印刷出力における印刷データのみが格納されることを特徴とする印刷制御方法。
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