JP2002183528A - 印刷受注方法、印刷受注サーバ及び印刷受注システム - Google Patents

印刷受注方法、印刷受注サーバ及び印刷受注システム

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JP2002183528A
JP2002183528A JP2000381993A JP2000381993A JP2002183528A JP 2002183528 A JP2002183528 A JP 2002183528A JP 2000381993 A JP2000381993 A JP 2000381993A JP 2000381993 A JP2000381993 A JP 2000381993A JP 2002183528 A JP2002183528 A JP 2002183528A
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JP2000381993A
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English (en)
Inventor
Norihito Mizobata
則仁 溝端
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷画像イメージを迅速に確認、校正し、印
刷画像イメージと出力イメージとの同一性を保証し受注
を確実なものとする印刷受注方法、印刷受注サーバ及び
印刷受注システムを提供する。 【解決手段】 印刷要求(ステップ100)により注文
フォーマット情報を生成し、入稿された印刷ドキュメン
トを実際に出力が行われるプリンタのサーバーのRIP
エンジンでビットマップファイルに変換し(ステップ1
04)、ビットマップファイルに基づいて、印刷禁止属
性が付与された校正確認用ファイルを生成し(ステップ
106)、校正確認用ファイルのURLを知らせる確認
メールを送信し(ステップ108)、修正指示により編
集モードにして修正を行い(ステップ116)、承認情
報により校正確認用ファイルを登録すると共に、ビット
マップファイルを高速出力機81に出力して印刷処理を
行わせる(ステップ112)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷受注方法、印
刷受注サーバ、及び、印刷受注システムに係り、特に、
ネットワークを介して印刷対象のドキュメントを遠隔地
にある出力センターで印刷する際の印刷受注方法、印刷
受注サーバ、及び、印刷受注システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、オフィス等でネットワーク化
が進み、個人または法人など所有するコンピュータ(以
下、ユーザ・コンピュータと称する。)により作成され
た印刷対象のドキュメント(以下、印刷ドキュメントと
称する。)をインターネットや内部通信回線などの通信
回線ネットワークを介して入稿し、例えば、印刷会社
や、社内印刷部門や、遠隔地プリンタ等の出力センター
が入稿された印刷ドキュメントを印刷処理する印刷シス
テムが提案されている。
【0003】このような印刷システムでは、実際に印刷
される印刷物が、ユーザ・コンピュータで作成された画
像イメージと正確に同じになっているかを確認する手段
がない。そのため、例えば、印刷処理する印刷機の画像
展開プログラムのデータ形式とユーザ・コンピュータで
作成された印刷ドキュメントのデータ形式の違いにより
発生する変換文字化け(例えば、RIP文字化け)が発生
したり、ユーザ・コンピュータ上で指定されたフォント
と実際に印刷されたフォントとが異なっていたり、改行
位置が変化していたり、レイアウトが崩れたり、文書に
貼りこんだ画像の出力に不具合が生じ、もとの画像とか
なり変わってしまうなどの問題が生じる。
【0004】そのため、従来では、入稿された印刷ドキ
ュメントに基づいて試し刷りを行ない、この試し刷りは
発注者により目視で確認してもらい、修正がある場合
は、発注者から修正指示を受けることで、対応を取って
きている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この対
応では、コストアップに繋がるだけでなく、人が介在す
るために効率が悪く、ネットワーク入稿において期待さ
れる印刷処理の迅速性、24時間フルタイム入稿の要求
に対応することは難しい。
【0006】これを解決するために、例えば、特開20
00−155666等においてネットワーク入稿、構成
の方法が提案されている。これは、印刷データをコード
情報を含むページ記述言語でやり取りして発注者が持つ
出力機で印刷データを出力して構成を行なう方法である
が、この方法では発注者が持つ出力機の画像展開プログ
ラム(RIP)と出力センターが持つ出力機の画像展開プ
ログラム(RIP)との違いにより発注者が確認した出力
イメージと出力センターが最終的に印刷する出力イメー
ジとが細部まで同一であると言う保証はできない。その
ため、発注者が確認した出力イメージと出力センターが
最終的に印刷する出力イメージの不一致によるトラブル
が生じていた。
【0007】この問題を解決するためには、発注者と出
力センターとが同一の画像展開プログラムを持つように
すればよいが、発注者側の負担が大きく、現実的ではな
い。
【0008】また、出力センターが確実な印刷が可能な
ビットマップイメージのみを制限して受け付ける方法も
考えられるが、それは発注者に対し、作成した印刷ドキ
ュメントを出力センターで決められたビットマップファ
イルに変換するという作業を強いることになり、望まし
くない。
【0009】また、別の方法として出力センター側で印
刷結果をスキャナーで読み取り、それを発注者に返信す
る方法が考えられるが、装置が大規模になる上、紙の汚
れや読み取り素子の汚れ等により、読み取り状態が変化
してしまうと言う要素も加わるため、正確な試し刷りと
しては不充分であるだけでなく、データ量も膨大になり
現実的ではない。
【0010】印刷指示された印刷ドキュメントを印刷す
る前にその印刷画像を確認する別離方法としては特開平
6−290005号公報においても提案されている。こ
の技術はかなり有用な技術であるが、数MBから数GB
に達するファイルの送受信が可能な超高速LAN環境で
の運用を想定したもので、かつ、変換か結果の表示方法
については提案されておらず、ネットワーク運用ビジネ
スに適用する技術としては不充分である。
【0011】さらに、この技術では発注者により校正さ
れたファイルと承認の証拠とが関連付けられていないた
めに、校正に対する承認の証拠が不充分であり、後々の
トラブルの元になる恐れがある。また、校正作業は、出
力センターにとっても多くの時間とコストがかかるもの
であるが、校正原稿の受渡を情報の受渡しが容易なデジ
タルデータにより行っているため、校正作業の為の確認
用として発注者に送った校正原稿が、他社への発注原稿
として用いられてしまうというビジネス機械損失のリス
クを防ぐことはできない。
【0012】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、発注者が作成した印刷画像イメージを迅速
に確認、校正でき、また、印刷画像イメージと出力イメ
ージとの同一性を保証しつつ、受注を確実なものとする
ことができる印刷受注方法、印刷受注サーバ及び印刷受
注システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明の印刷受注方法では、ネットワ
ークを介して発注者側端末から入力される印刷要求によ
り印刷条件の入力リストを生成して前記発注者側端末に
送信し、前記発注者側端末からの印刷原稿を表わす情報
及び前記印刷条件が入力された入力リストを受信し、前
記印刷原稿に基づいて展開して印刷用展開データを生成
し、前記印刷用展開データに基づいて前記印刷用展開デ
ータと同一の形式の校正確認用展開データを含む校正確
認用ファイルを生成し、前記校正確認用ファイルまた
は、前記校正確認用ファイルを取り込むためのダウンロ
ード情報を前記発注者側端末に送信し、前記発注者側端
末からの承認情報の受信により前記印刷用展開データに
基づいて印刷が行われるように制御することを特徴とし
ている。
【0014】また、請求項5に記載の発明の印刷受注サ
ーバは、請求項1に記載の印刷受注方法を実現する手段
の1つであり、ネットワークに接続され、該ネットワー
クを介して発注者側端末からの印刷原稿を表わす情報及
び該印刷原稿の印刷条件が入力された入力リストを受信
すると共に、前記発注者側端末からの承認情報を受信す
る受信手段と、ネットワークを介して発注者側端末から
入力される印刷要求により印刷条件の入力リストを生成
して前記発注者側端末に送信すると共に、前記校正確認
用ファイルまたは、前記校正確認用ファイルを取り込む
ためのダウンロード情報を前記発注者側端末に送信する
送信手段と、前記印刷原稿に基づいて展開して印刷用展
開データを生成し、該印刷用展開データに基づいて前記
印刷用展開データと同一の形式の校正確認用展開データ
を含む校正確認用ファイルを生成するデータ生成手段
と、前記発注者側端末からの承認情報の受信により前記
印刷用展開データに基づいて印刷が行われるように制御
する印刷制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0015】さらに、請求項9に記載の発明の印刷受注
システムは、請求項1に記載の印刷受注方法を実現する
システムであり、ネットワークに接続され、該ネットワ
ークを介して印刷原稿及び該印刷原稿の印刷条件が入力
された入力リストの送信と、印刷対象の校正確認用ファ
イルの校正に関する指示情報、修正した前記校正確認用
ファイル、及び承認情報のいずれかの情報の送信とを行
う発注者側端末と、前記ネットワークに接続され、該ネ
ットワークを介して発注者側端末からの印刷原稿を表わ
す情報及び該印刷原稿の印刷条件が入力された入力リス
トを受信すると共に、前記発注者側端末からの承認情報
を受信する受信手段と、ネットワークを介して発注者側
端末から入力される印刷要求により印刷条件の入力リス
トを生成して前記発注者側端末に送信すると共に、前記
校正確認用ファイルまたは、前記校正確認用ファイルを
取り込むためのダウンロード情報を前記発注者側端末に
送信する送信手段と、前記印刷原稿に基づいて展開して
印刷用展開データを生成し、該印刷用展開データに基づ
いて前記印刷用展開データと同一の形式の校正確認用展
開データを含む校正確認用ファイルを生成するデータ生
成手段と、前記発注者側端末からの承認情報の受信によ
り前記印刷用展開データに基づいて印刷が行われるよう
に制御する印刷制御手段とを備えた印刷受注サーバと、
を備えている。
【0016】本発明では、まず、ネットワークを介して
入力される印刷要求により印刷条件の入力リストを生成
して前記発注者側端末に送信する。この入力リストの送
信は、請求項5及び請求項9の発明では、印刷受注サー
バの送信手段により行われる。
【0017】印刷条件の入力リストは、少なくとも印刷
部数が含まれ、その他必須にしてもよい情報としては例
えば、製本サイズ、印刷の色、出力するプリンタ、面つ
け指定、丁合状態、拡縮設定、印刷用紙種類、印刷用用
紙サイズ、印刷用紙色、綴じ用イメージシフト設定、カ
バー指定の有無、カバー用紙の種類、カバー用紙のカラ
ー、カバー用紙の印字面、カバーの加工種類、例外ペー
ジ、及び後処理の種類等である。
【0018】次に、前記発注者側端末からの印刷原稿を
表わす情報及び前記印刷条件が入力された入力リストを
受信する。この入力リストの送信は、請求項5及び請求
項9の発明では、印刷受注サーバの受信手段により行わ
れる。
【0019】受注者側端末からの印刷原稿を表わす情報
及び入力リストを受信すると、該印刷原稿を表わす情報
に基づいて印刷用展開データが生成される。印刷原稿を
表わす情報は、例えば、発注者側端末で作成された文書
や画像を表わす情報や、発注者側端末でフロッピー(登
録商標)ディスク、光磁気記録ディスク、及びMO等の
記録媒体から読み込んだ文書や画像を表わす情報であ
る。
【0020】また、印刷用展開データは、印刷原稿を表
わす情報を印刷側で解読できるフォーマット形式に展開
したデータであり、このようなフォーマット形式として
はビットマップ形式が挙げられる。
【0021】その後、印刷用展開データに基づいて印刷
用展開データと同一の形式の校正確認用ファイルを生成
する。この印刷用展開データの生成及び校正確認用ファ
イルの生成は、請求項5及び請求項9の発明では、印刷
受注サーバのデータ生成手段により行われる。
【0022】校正確認用ファイルは、少なくとも1つの
校正確認用展開データを含んでいる。校正確認用展開デ
ータは印刷用展開データと同一の形式であるため、発注
者により確認される画像のイメージと実際に印刷される
画像のイメージとの差が大幅に異なることがない。その
ため、印刷側と発注者側での出力イメージの違いに起因
したトラブルが生じるのを回避できる。
【0023】好ましくは、請求項3、請求項7及び請求
項11に記載したように、印刷用展開データよりも解像
度を低くした校正確認用展開データを生成するとよい。
校正確認用展開データとして、印刷用展開データの解像
度を落としたデータとすることにより、印刷画像の配置
が大幅に変わることがなく、元となった印刷用展開デー
タに比べて容量を小さくすることができるため、校正確
認用展開データを発注者側端末に送信する場合に、ネッ
トワークにかかる負担を軽減できる。
【0024】また、解像度を落とすことにより、元とな
った印刷用展開データに基づく画像よりも画質が悪くな
るので、校正確認用展開データに基づいて他の印刷手段
により印刷をしても発注者の所望の印刷画像を得難いと
いう利点もある。
【0025】また、校正確認用展開データの生成時に、
請求項4、請求項8及び請求項12に記載したように、
前記校正確認用展開データに対し、印刷禁止属性または
校正用であることを示す透かしイメージの少なくとも一
方を付与することによって、校正のために送信した校正
確認用展開データに基づいて他の印刷手段で印刷される
恐れを回避できる。具体的には、発注者が校正確認用展
開データを他の印刷業者に渡し、他の印刷業者が校正確
認用展開データを用いて印刷処理を行うという事態を回
避することができる。
【0026】この校正確認用ファイルは、直接発注者側
端末に送信されるようにしてもよいし、前記校正確認用
ファイルを取り込むためのダウンロード情報、すなわ
ち、前記校正確認用ファイルを格納したサーバー側のア
ドレスを前記発注者側端末に送信するようにしてもよ
い。これにより、発注者側端末には校正確認用展開デー
タに基づく校正用のイメージ画像が表示されることとな
る。
【0027】本発明では、前記発注者側端末からの承認
情報の受信により前記印刷用展開データに基づいて印刷
が行われるように制御する。この印刷の制御は、請求項
5及び請求項9の発明では、印刷受注サーバの印刷制御
手段により行われる。
【0028】承認情報の受信により、印刷条件情報に基
づいて印刷用展開データが表わす画像の印刷が行われ
る。印刷を実行する手段は、印刷制御手段に直接接続さ
れた印刷手段により行われるように構成してもよいし、
ネットワークに接続された印刷手段により行われるよう
に構成してもよい。この際、好ましくは、この際に校正
に使用された校正確認用展開データを完全版下データと
してシステムに登録したり、必要に応じて発注者に送信
するとよい。
【0029】また、請求項2に記載の印刷受注方法は、
請求項1に記載の印刷受注方法において、前記発注者側
端末による校正確認用ファイルの修正個所を前記印刷用
展開データに反映させることを特徴としている。
【0030】また、請求項6に記載の発明は、請求項2
に記載の印刷受注方法を実現するための1つの手段であ
り、請求項5に記載の印刷受注サーバにおいて、前記発
注者側端末による校正確認用ファイルの修正個所を前記
印刷用展開データに反映させる修正手段を備えたことを
特徴としている。
【0031】さらに、請求項10に記載の発明は、請求
項2に記載の印刷受注方法を実現するための印刷受注シ
ステムであり、請求項9に記載の印刷受注システムにお
いて、前記印刷受注サーバは、発注者側端末による校正
確認用ファイルの修正個所を前記印刷用展開データに反
映させる修正手段を備えたことを特徴としている。
【0032】本発明では、発注者側端末による校正確認
用ファイルの修正個所を前記印刷用展開データに反映さ
せることができる。修正個所の反映は、例えば、前記ネ
ットワークを介して発注者側端末から送信された修正済
み校正確認用ファイルを受信して、校正確認用ファイル
に記録された修正個所を印刷用展開データに反映させる
ようにしたり、発注者側端末からの修正指示情報を受信
して受信した修正指示情報に基づいて印刷用展開データ
を修正することにより、修正個所を印刷用展開データに
反映させるようにできる。
【0033】修正処理としては、例えば、印刷設定情報
の修正、改行位置の修正、フォントサイズの修正、及び
ページ単位の削除や並べ替え等があるが、本発明はこれ
らの処理に限定されるものではない。
【0034】また修正時に、発注者側端末で校正確認用
展開データの一部または全部を高解像度で表示する高解
像度表示機能を使用できるように処理したり、使用され
た文字の種類や大きさを詳細に表示するフォントの詳細
確認機能を使用できるように処理したり、及び校正確認
用展開データの一部または全部を拡大表示する拡大表示
機能を使用できるように処理したりすることにより、校
正作業が行いやすくなり、より正確に修正を行うことが
できるので好ましい。
【0035】修正後、修正個所が反映された印刷用展開
データに基づいて校正確認用ファイルを生成し、これを
修正済みの校正確認用ファイルとする。その後、修正済
みの校正確認用ファイルそのものを発注者側端末にネッ
トワークを介して送信するか、該修正済みの校正確認フ
ァイルの位置を示す情報を送信する。
【0036】発注者側端末では、再び構成確認を行な
い、修正が有る場合は、上述と同様に修正指示情報をネ
ットワークを介して送信する。修正がない場合は、承認
情報をネットワークを介して送信する。
【0037】このように、1度校正確認用展開データが
作成された印刷ドキュメント情報に対して修正処理を行
って発注処理を続行できるようにすることにより、2重
発注の恐れを無くすことができる。また、発注者側の手
間も省けるので、処理が迅速になるという利点もある。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。本実施の形態では、
印刷対象ドキュメントの印刷の注文を行う発注者側と、
印刷の注文を受けて印刷対象物の印刷処理を行う受注側
との間において、ネットワーク上で印刷対象物の情報を
受け渡して印刷の受注を行う場合に適用したものであ
る。なお、印刷対象ドキュメントは本発明の印刷原稿を
表わす情報に相当する。
【0039】図1には、本発明の実施の形態が適用可能
なネットワークシステムの概略構成が示されている。図
1に示したように、ネットワークシステム80は、各々
同一または異なる発注者が操作する発注者側の複数のコ
ンピュータ84、処理側のコンピュータ84、及び、発
注者の確認済みのドキュメントについての出力を行う高
速出力機81が、それぞれモデム、ルータ、TA(ター
ミナル・アダプタ:Terminal Adapter)等の接続装置8
6を介して、ネットワーク(例えば、インターネット)
88に接続されて構成されている。複数のコンピュータ
82、84は、ネットワーク88を介して、相互通信に
より情報授受が可能である。
【0040】また、以下の説明では、図1に示したよう
に、複数のコンピュータ82、84のうち少なくとも1
つのコンピュータ82が各種情報を提供するコンピュー
タ(以下、「サーバ・コンピュータ」という)83とし
て機能し、また、発注者側のコンピュータ84は、ユー
ザにより印刷の発注を行うコンピュータ(以下、「ユー
ザ・コンピュータ」という)85として機能する構成を
一例として説明する。なお、本実施の形態では、サーバ
・コンピュータ83を1台として説明するが、本発明
は、これに限定されるものではなく、複数台でもよい。
【0041】また、詳細は後述するが、複数のコンピュ
ータ82のうち、サーバ・コンピュータ83以外のユー
ザ・コンピュータ85は、印刷の発注を行うだけでな
く、他の機能を実現する他のコンピュータとして機能す
る構成を含むものである。例えば、Microsoft(R)Word
等の文書プログラムがインストールされ、印刷対象の原
稿を作成する原稿作成コンピュータとして機能するもの
を含む。
【0042】なお、ユーザ・コンピュータ85が本発明
の発注者側端末に相当し、サーバ・コンピュータ83は
本発明の印刷受注サーバに相当し、ネットワーク88は
本発明のネットワークに相当する。
【0043】本実施の形態では、ネットワーク88とし
てインターネットを適用した場合を説明する。この場
合、少なくとも1つのコンピュータは、WWW(World
Wide Web)サーバとして機能させることができ、また他
のマシンはWWWクライアントとして機能させることも
できる。
【0044】詳細には、各ユーザ・コンピュータ85に
は、WWWブラウザがインストールされており、このW
WWブラウザを起動することにより、ネットワーク88
を介してサーバ・コンピュータ83に任意にアクセス可
能となる。このとき、アクセス位置(アクセス先のサー
バ・コンピュータ83の位置、及びサーバ・コンピュー
タ83内の情報の位置で構成されるデータ)は、URL
(Uniform Resource Locator)で指定される。
【0045】サーバ・コンピュータ83は、プリントサ
ービスセンターを構成しており、ユーザ・コンピュータ
85からアクセス要求があった場合、URLで指定され
た位置にあるデータを、ネットワーク88を介して、ア
クセス元のユーザ・コンピュータ85へ送信する。この
とき、データは、一般に、HTTP(Hyper Text Trans
fer Protocol)に従って転送される。
【0046】なお、ユーザ・コンピュータ85の識別に
は、IP(Internet Protocol)アドレスが用いられ
る。また、ユーザ・コンピュータ85を操作するユーザ
の識別には、ユーザ自身の入力や、予め定められている
コード等のユーザIDを用いることができる。
【0047】上記コンピュータには、当該コンピュータ
で指示入力をするために、各々キーボード、マウス等の
入力装置が設けられており、コンピュータによる処理結
果等を表示するためにディスプレイが設けられている。
なお、コンピュータは、汎用的かつ一般的なハードウェ
ア構成であるため、詳細な説明を省略する。
【0048】図2には、上記構成による情報の授受につ
いて、機能的なブロック図で示した。本システムは、サ
ーバ・コンピュータ83、ユーザ・コンピュータ(原稿
作成コンピュータ)85、決算業務側コンピュータ9
1、高速出力機81、後処理部22、及び、発送部24
に分類して構成することができる。なお、サーバ・コン
ピュータ83、ユーザ・コンピュータ(原稿作成コンピ
ュータ)85、決算業務側コンピュータ91、及び高速
出力機81は、各々1台に限定されるものではなく、各
々又は少なくととも1種類がネットワークで接続されて
システムとして機能するように構成してもよい。
【0049】サーバ・コンピュータ83は、アプリケー
ション部12、コンテンツ部14、及びデータベース部
16で構成されている。これらの各部は、各々コンピュ
ータで構成し、情報授受可能に接続してもよい。アプリ
ケーション部12は、主に、他のコンピュータとの情報
を授受したり、注文画面のフォーマット情報を生成した
り、ユーザ・コンピュータ85からサーバ・コンピュー
タ83へ入稿された文書を実際に出力が行われるプリン
タのサーバーのRIPエンジン又はそれと同等のシステ
ムでビットマップに変換する等の各種処理を実施する機
能部である。コンテンツ部14は、注文画面を構成する
各種コンテンツを参照したり取り出したりする機能部で
ある。データベース部16は、各種テーブルやデータを
参照したり取り出したりする機能部である。データベー
ス部16に含まれるものの一例として、顧客テーブル、
印刷原稿データ、印刷原稿修正履歴テーブル、顧客購買
履歴テーブル、注文テーブルがある。
【0050】高速出力機81は、サーバ・コンピュータ
83から発注者の校正チェック確認済みのドキュメント
又は、ユーザ・コンピュータ85から直接入稿された印
刷ドキュメントについて発注時に指示された部数などの
指示に従い印刷原稿の出力を行う。
【0051】後処理部22は、高速出力機81により出
力された印刷物に対して、発注時に指示された、例え
ば、製本、断裁、二つ折り、綴じ加工等の後処理指定に
基づいて後処理を行う。
【0052】発送部24は、印刷物の発送を管理する機
能部であり、発注時に後処理なしと指示された印刷物は
高速出力機81により出力された後に発送処理を行い、
発注時に後処理ありと指示された印刷物については後処
理部22により後処理された後に発送処理を行う。な
お、後処理部22は製造業者(メーカ)等のシステム
(コンピュータ)に置き換えることが可能であり、発送
部24は運送業者等の配送システム(コンピュータ)に
置き換えることが可能である。
【0053】次に、本実施形態の作用を説明する。な
お、本実施の形態では、サーバ・コンピュータ83がW
WW(World Wide Web)サーバとして機能し、ユーザ・
コンピュータ85がWWWクライアントとして機能する
場合を説明する。この場合、ユーザ・コンピュータ85
には、ネットワークアクセス可能なプログラム(所謂W
WWブラウザ)がインストールされており、このWWW
ブラウザを起動することにより、ネットワーク88を介
してサーバ・コンピュータ83にアクセス可能となる。
アクセス位置(アクセス先のサーバ・コンピュータ83
の位置、及びサーバ・コンピュータ83内の情報の位置
で構成されるデータ)は、所謂URL(Uniform Resour
ce Locator)で指定される。
【0054】本実施形態の印刷発注システムは、図3に
示す流れに沿ってなされる。この際、ユーザ・コンピュ
ータ85側では図5に示す処理ルーチンが実行されて、
ユーザ・コンピュータ85からサーバ・コンピュータ8
3に対して発注処理がなされ、サーバ・コンピュータ8
3側では、図4に示す処理ルーチンがアプリケーション
部12において実行され、印刷用のビットマップファイ
ルが生成される。
【0055】まず、図5のステップ200に示すよう
に、ユーザ・コンピュータ85側において印刷の要求が
生じ、サーバ・コンピュータ83にアクセスされた場
合、サーバ・コンピュータ83側では、図4のステップ
100に示すように、初期設定として、ユーザ・コンピ
ュータ85に表示させるプリントサービスセンターの遠
隔プリント発注画面のフォーマット情報を生成する。
【0056】具体的には、サーバ・コンピュータ83内
のコンテンツ部14に記憶されている各種コンテンツを
参照可能にさせるべく、コンテンツ部14へ指示する。
これにより、コンテンツ部14では静的に配置されてい
る各種ジョブ名を読み出し、アプリケーション部におい
て注文フォーマット情報が生成される。そして、ユーザ
・コンピュータ85へ注文フォーマット情報を送信す
る。
【0057】なお、上記ジョブ名は、例えば、ジョブI
D(過去注文が行われた実績のあるファイルの場合)、文
書ファイル名(複数の指定が可能)、文書ファイルの順
序、文書ファイルの作成アプリケーション名、文書ファ
イル内の使用フォントリスト、文書ファイル毎の対象印
刷範囲、依頼したい処理の種類(見積もりのみ、印刷し
て保存、印刷後削除、保存)、製本サイズ(出力物の最終
サイズ)、印刷部数、印刷の色(モノクロ/カラー)、出
力するプリンタ(発注者に指定させる場合)、面つけ指定
(片面、両面、中綴じ、特殊面付け)、丁合状態、拡縮設
定(原稿のサイズに合わせる、用紙のサイズに合わせ
る、全ページ定倍率)、印刷用紙種類、印刷用用紙サイ
ズ、印刷用紙色、綴じ用イメージシフト設定、カバー指
定の有無、カバー用紙の種類、カバー用紙のカラー、カ
バー用紙の印字面、カバーの加工種類、例外ページ(全
体の設定とは異なる一部のページにのみ適用、適用すべ
き内容はページ範囲、印刷色、プリンターの種類、面付
けの種類、拡縮倍率、印刷用紙の種類、サイズ、用紙色
など)、後処理の種類(製本なし、断裁、二つ折り、綴じ
加工、その他)、発注者関連情報(氏名、ID、会社/部
門名、アカウント名、住所/事業所名、電話番号、FA
X番号、電子メールアドレス)、請求先情報(氏名、I
D、会社/部門名、アカウント名、住所/事業所名、電
話番号、FAX番号、電子メールアドレス)、印刷物送
付者情報(氏名、ID、会社/部門名、アカウント名、
住所/事業所名、電話番号、FAX番号、電子メールア
ドレス)、印刷物受領者情報(氏名、ID、会社/部門
名、アカウント名、住所/事業所名、電話番号、FAX
番号、電子メールアドレス)、コメント等が挙げられ
る。
【0058】ユーザ・コンピュータ85側では、発注画
面のフォーマット情報に基づいて画面に図6に示す注文
フォーマット30を表示させ、図5のステップ202に
示すように、注文フォーマット30に基づいて発注処理
を行う。なお、注文フォーマット30は本発明の入力リ
ストに相当する。
【0059】注文フォーマット30は、[登録]ボタン、
[中止]ボタン、[ユーザ設定]ボタン、[文書設定]ボタ
ン、[ジョブ設定]ボタン、[ヘルプ]ボタン、[OK]ボタ
ン、[キャンセル]ボタン、[リセット]ボタン等の複数の
機能ボタンと、機能ボタンの押圧に応じて表示される入
力領域とから構成されている。
【0060】[登録]ボタンは、発注者情報や指定文書情
報などの各種情報を入力した後押圧されることにより入
力した内容をサーバ・コンピュータ83に登録する処理
を行うボタンであり、[中止]ボタンは発注を中止する処
理を行うボタンである。
【0061】また、[ユーザ設定]ボタンの押圧により、
発注者関連情報 (氏名、ID、会社/部門名、アカウン
ト名、住所/事業所名、電話番号、FAX番号、電子メ
ールアドレス) の入力フォーム、印刷物の受取方法の入
力フォーム、請求先情報(氏名、ID、会社/部門名、
アカウント名、住所/事業所名、電話番号、FAX番
号、電子メールアドレス) の入力フォーム、印刷物送付
者情報(氏名、ID、会社/部門名、アカウント名、住
所/事業所名、電話番号、FAX番号、電子メールアド
レス) の入力フォーム、印刷物受領者情報(氏名、I
D、会社/部門名、アカウント名、住所/事業所名、電
話番号、FAX番号、電子メールアドレス)の入力フォ
ーム、印刷物の後処理指示の入力領域の入力フォーム、
及び印刷物の代金の支払い方法の入力フォーム、及び、
コメントの入力フォーム等から構成されるユーザ設定フ
ォームが入力領域に表示され、発注者により各種情報が
入力されるようになっている。
【0062】また、[文書設定]ボタンは、押圧されるこ
とにより、文書設定フォームが入力領域に表示され、発
注者により文書が指定されるようになっている。この文
書設定フォームは、図7に示すように、文書指定フォー
ム、印刷ページ指定フォーム、作成したアプリケーショ
ンの種類の入力フォーム、及び特別指示フォーム等の複
数のフォームを1単位とした複数単位のフォームを備
え、複数種類の文書を1度に発注できるようになってい
る。
【0063】[ジョブ設定]ボタンは、押圧されることに
より各種ジョブの選択を行う各種フォームにより構成さ
れたジョブ設定フォームが入力領域に表示され、発注者
により各種ジョブに応じた指示が入力されるようになっ
ている。このジョブ設定フォームは、図6に示すよう
に、タイトルを入力するフォーム、処理に関連する情報
を入力する処理側入力領域、及び、出力に関連する情報
を入力する出力側入力領域とから構成されている。
【0064】処理側入力領域は、校正の有無を入力する
フォーム、校正刷り希望の有無を入力するフォーム、及
び、校正刷り配送方法を入力するフォームから構成され
ている。また、出力側入力領域は出力部数を入力するフ
ォーム、出力プリンタを指定するフォーム、面付け指定
を行うフォーム、丁合指定を行うフォーム、本文の用紙
のサイズ、種類、色などの指定を行うフォーム、カバー
の有無を指定するフォーム、カバーをつける場合の詳細
の指定を行うフォーム、後処理の有無を指定するフォー
ム、仕分け紙の有無を指定するフォーム、及び、特殊な
注文を行う場合の内容を記入するための特別指示を指定
するフォーム等から構成されている。
【0065】また、[ヘルプ]ボタンは、押圧されること
により、発注するにはどのように操作すればよいのかを
簡単にまとめたヘルプ集が表示されるようになってい
る。
【0066】入力領域の上方、及び下方には、夫々入力
した情報を送るための[送信]ボタン、各種処理をキャ
ンセルするための[キャンセル]ボタン、及び、入力し
た情報をクリアするための[リセット]ボタンが設けら
れており、発注者が[送信]ボタンを選択することによ
り、入力された情報がサーバーに送信される。また、発
注者が[リセット]ボタンを選択することにより、入力
領域に入力された情報がすべてクリアされる。
【0067】この注文フォーマット30において、同じ
発注者による2回目以降の注文においては発注者、発注
者IDとプリント制御用パスワードを入力することによ
り、発注者名、住所、支払方法などは省略することがで
きるように構成できる。
【0068】また、図8は、印刷原稿を指定する際にユ
ーザ・コンピュータ85に表示されるファイル指定画面
の一例であり、ファイル指定画面のウインドウに表示さ
れた印刷ドキュメント(ワープロソフトなどのデータ)の
アイコンをクリックすることにより指定する。この指定
された印刷ドキュメントは、注文フォーマット30の送
信時に印刷ドキュメントとしてWebブラウザ、電子メ
ール、又はそれに類するツールによりネットワーク経由
でサーバ・コンピュータ83へ送信される。
【0069】また、この注文フォーマット30では、印
刷ドキュメントが複数ファイルで構成される場合に必要
なだけファイルを指定することができる。例えば、図9
に示すファイル指定画面のウインドウに表示された印刷
ドキュメント(ワープロソフトなどのデータ)のアイコン
をドラッグドロップして順番を変えたり、印刷ドキュメ
ントのアイコンを指定してから「上へ」ボタン又は「下
へ」ボタンをクリックすることにより順番をずらして所
望の順番に並び替えたり、「追加」ボタンをクリックし
て新たに文書を指定したり、印刷ドキュメントのアイコ
ンをクリックした後、「削除」ボタンをクリックするこ
とにより、特定のファイルを削除したりすることができ
る。
【0070】発注者による注文に必要な事項の書き込み
及びファイル構成の修正などの発注処理が終了し、発注
者により[送信]ボタンが選択されると、図5のステッ
プ204に移行し、入力済みの注文フォーマット30及
び印刷ドキュメントがネットワーク経由でサーバ・コン
ピュータ83へ送信される。
【0071】サーバ・コンピュータ83では、注文フォ
ーマット30を送信した後、図4のステップ102に移
行して発注が有るかを判断しており、ユーザ・コンピュ
ータ85から入力済みの注文フォーマット30及び印刷
ドキュメントがネットワーク経由でサーバ・コンピュー
タ83へ送信されると、図4のステップ102の判断が
肯定されてステップ104に移行する。
【0072】ステップ104では、ユーザ・コンピュー
タ85から送信された印刷ドキュメントを実際に出力が
行われるプリンタのサーバーのRIPエンジン又はそれ
と同等のシステムでビットマップファイルに変換する。
これにより、出力物と同等のビットマップファイルが得
られる。
【0073】次のステップ106では、校正確認用ファ
イルを生成する。校正確認用ファイルは、ビットマップ
ファイルのサブセット版であり、発注したユーザ・コン
ピュータ85側でのビューイングが可能なフォーマット
形式にビットマップファイルを変換した校正確認用展開
データを含むファイルである。このような校正確認用フ
ァイルのファイルの形式としては、例えば、PDFファ
イルや、富士ゼロックス株式会社のDocuWorks
(商標)ファイル(以下、xdwファイルという。)等
が好ましい。なお、ビットマップファイルは、本発明の
印刷用展開データに相当する。
【0074】校正確認用展開データは、好ましくは、ネ
ットワーク88での転送効率を上げるために内容を確認
できるレベルを限度に、ビットマップファイルをできる
だけドット数を少なくして情報量を減らし、ファイル容
量を小さくしたドキュメントとするとよい。ビットマッ
プファイルのサブセット版にさらに圧縮を加えたものを
校正確認用展開データとしてもよく、このようにするこ
とにより、ファイル容量がさらに小さくなるのでユーザ
・コンピュータ85に送信する際にネットワーク88に
かかる負担を少なくすることができ好ましい。
【0075】なお、ドット数を少なくする際に、画像全
体に対して一律にドット数を減らすのではなく、画像が
重要な一部分のページや指定領域におけるドット数は減
らさないなど、発注者の指定に応じて、またはシステム
の判断に応じて処理を行うようにするとよい。また、校
正確認用ファイルは、変更や印刷が行われないように変
更禁止/印刷禁止の設定ができるように属性を設定する
ことが望ましい。或いは、校正確認用ファイルの表わす
各ページに透かしイメージを入れることによっても簡易
に変更や印刷が行われないようにできる。このように設
定しておくことにより、限られた発注者に対して、有償
で印刷を許可できるような仕組みを取り入れることがで
きる。これらは、前述したPDFファイルやxdwファ
イルを利用することにより容易に実現できる。
【0076】さらに、第三者に印刷原稿の内容が漏れな
いようにするため、必要であれば、発注者の指定する又
はサーバー側で設定したIDナンバー等の暗号を校正確
認用ファイルに付与し、校正確認用ファイルを開く際の
パスワードとして使用するとよい。
【0077】図4のステップ108では、例えば、図1
0に示すように、校正確認用ファイルのURLがリンク
され、校正確認用ファイルの取得、承認/キャンセルな
どがユーザ・コンピュータ85側で指定できるような確
認ページ32を生成し、この確認ページ32のURL
を、図11に示すように、電子メール34によってユー
ザ・コンピュータ85に送信する。
【0078】ユーザ・コンピュータ85では、入力済み
の注文フォーマット30及び印刷ドキュメントを送信し
たのち、図5のステップ206に移行して確認の電子メ
ール34を受信したかを判断しており、確認の電子メー
ル34を受信すると、図5のステップ206の判断が肯
定されてステップ208に移行する。
【0079】ステップ208では、サーバ・コンピュー
タ83から送信された確認の電子メール34を開いて確
認の電子メール34にリンクされたURLをクリック
し、確認ページ32にアクセスする。確認ページ32に
は、図10に示すように、発注された印刷ドキュメント
に基づいて変換した校正確認用ファイルのリンク一覧、
[確認完了]ボタン、 [発注取り消し]ボタン、[簡単な修
正]ボタン、さらにオプション機能として[高解像度]ボ
タン及び、[使用フォント]ボタンが設けられている。
【0080】確認ページ32にリンクされたURLがク
リックされるとユーザ・コンピュータ85の画面上に校
正確認用ファイルが表示されて発注者に閲覧可能な状態
とされ、画面上に表示された校正確認用ファイルに基づ
く印刷原稿の版下がイメージ通りの印刷原稿となってい
るかが発注者によって目視で確認される。
【0081】ステップ210では、校正確認用ファイル
に基づく画像が印刷原稿のイメージ通りであり、発注者
により承認されたかを判断する。すなわち、確認ページ
に設けられた[確認完了]ボタンがクリックされると、ス
テップ210の判断が肯定され、ユーザ・コンピュータ
85からサーバ・コンピュータ83に承認済みの情報が
送信され、本ルーチンが終了する。
【0082】サーバ・コンピュータ83側では、図4の
ステップ108において確認ページのURLがリンクさ
れた電子メールをユーザ・コンピュータ85に送信した
後、図4のステップ110に移行してユーザ・コンピュ
ータ85から承認済みの情報を受信したかを判断する。
【0083】承認済みの情報を受信すると、ステップ1
10の判断が肯定されてステップ112に移行し、確認
に使用された校正確認用ファイルを承認版として登録す
ると共に、校正確認用ファイルの元となったビットマッ
プファイルを後処理情報と共に、高速出力機81に送信
し、本ルーチンを終了する。なお、高速出力機81以降
の処理については後述する。
【0084】確認に使用された校正確認用ファイルは再
確認のために発注者が後で取り出してみることができる
ようにしておいてもよいし、校正確認用ファイルをユー
ザ・コンピュータ85に送信するようにしてもよい。こ
の場合、ユーザ・コンピュータ85では、図12に示す
ように、ステップ210で承認情報を送信した後、図1
2のステップ218に移行して校正確認用ファイルを受
信したかを判断し、受信したら本ルーチンを終了するよ
うにする。また、サーバ・コンピュータ83では、図1
3に示すように、ステップ112で確認に使用された校
正確認用ファイルを承認版として登録すると共に、校正
確認用ファイルの元となったビットマップファイルを後
処理情報と共に高速出力機81に送信した後、ステップ
120に移行して、校正確認用ファイルをユーザ・コン
ピュータ85に送信する。
【0085】一方、図5のステップ210において、校
正確認用ファイルに基づく画像が印刷原稿のイメージ通
りでなく、発注者により承認されない場合、発注者によ
り確認ページに設けられた[簡単な修正]ボタン又は[発
注取り消し]ボタンがクリックされることとなる。
【0086】すなわち、校正確認用ファイルに基づく画
像が発注者により発注された印刷原稿のイメージ通りで
はないが、修正すればイメージ通りになると考えられる
場合、発注者により[簡単な修正]ボタンが押圧され、ス
テップ212の修正を行うかの判断が肯定されステップ
214に移行して修正処理が行われる。同時に簡単な修
正ボタンの押圧情報がサーバ・コンピュータ83に送信
される。
【0087】サーバ・コンピュータ83では、[簡単な
修正]ボタンの押圧情報を受信すると、図4のステップ
114の修正を行うかの判断が肯定されてステップ11
6に移行し、修正モード画面がユーザ・コンピュータ8
5に表示されるように修正モード画面のフォーマット情
報を生成してユーザ・コンピュータ85に送信した後、
ステップ117で、確認ページの再生成が行われ、ステ
ップ110に戻り、ユーザ・コンピュータ85から承認
の情報を受信したかを判断する。
【0088】図5のステップ214では、修正処理が行
われる。なお、確認ページ32には修正処理時のオプシ
ョン機能として、図10に示すように、高解像度表示機
能を実行する[高解像度]ボタン、フォントの詳細確認機
能を実行する[フォント確認]ボタン、及び拡大表示機能
を実行する[拡大表示]ボタンが設けられている。
【0089】高解像度表示機能とは、高解像度による確
認を行えるようにした機能である。通常、サーバ・コン
ピュータ83は解像度を低下させたビットマップファイ
ルから生成した校正確認用ファイルをユーザ・コンピュ
ータ85に送信するが、解像度を低下させるとイメージ
の品質の確認や、極小フォントなどの確認が難しい場合
がある。そのため、発注者からイメージの品質の確認
や、極小フォントなどの確認を行うために解像度を低下
させずに確認したいとの要求がある場合に確認ページに
設けられた[高解像度]ボタンの押圧により、高解像度要
求信号がサーバ・コンピュータ83に送信されるように
構成されている。
【0090】サーバ・コンピュータ83は、高解像度要
求信号の受信により解像度を低下させずに生成したビッ
トマップファイルに基づいて校正確認用ファイルを作成
し、ユーザ・コンピュータ85に送信する。好ましく
は、ユーザ・コンピュータ85側でページ番号や画面の
一部を指定し、高解像度ボタンをクリックすることより
サーバ・コンピュータ83側で高解像度データを生成し
て発注者に送るようにすることにより詳細な確認が可能
となる。なお、全ページについての高解像度データを生
成して発注者に送るようにする場合は、印刷禁止属性を
付与したり、透かしイメージを入れるなどの加工を施
す。
【0091】また、フォントの詳細確認機能とは、[フ
ォント確認]ボタンの押圧により画面の一部にフォント
リストを表示する機能である。フォントリストは使用し
たフォントの一覧とフォントを使用しているテキストの
場所との対応を示すリストであり、校正確認用ファイル
に基づく画像の画質が悪く、目視で確認しづらい場合で
あっても発注者がフォントリストから使用されたフォン
トの確認を行えるようにした機能である。フォントリス
トと表示されたドキュメントの中の対応は、例えば、
[フォント確認]ボタンの押圧によりサーバ・コンピュー
タ83側でフォントごとに色づけされた校正確認用ファ
イルを再生成することにより行う。
【0092】さらに、拡大表示機能とは、[拡大表示]ボ
タンの押圧により、画面の一部又は全部を拡大表示する
機能であり、これにより、高解像度の重い画像の送受信
を行わずに微小な部分を拡大して確認できる。なお、こ
の拡大表示機能は、Acrobat Reader(A
crobatは商標名;Adobe SystemsI
ncorporated)や、Docu Works
Viewer(Docu Worksは商標名;富士ゼ
ロックス株式会社)などのような一般的なファイルビュ
アでは、文書の拡大表示が可能であるので、このような
ファイルビュアの機能を利用して拡大表示を行うように
してもよい。
【0093】図5のステップ214での修正処理として
は、例えば、印刷設定情報の修正、改行位置の修正、フ
ォントサイズの修正、及びページ単位の削除や並べ替え
等がある。
【0094】例えば、印刷設定内容の記入ミス等により
印刷の向きが異なっていたり、用紙とイメージのサイズ
の不整合が確認できたときに印刷設定情報を修正してサ
ーバ・コンピュータ83に送信し、イメージ通りの印刷
原稿とすることができる。また、ユーザ・コンピュータ
85の画面で改行したい位置にカーソルを置き、改行ア
イコンをクリックすることによりサーバ・コンピュータ
83に改行のデータが送信されて改行位置が変更される
ようにしたり、修正したい部分を選択表示し、フォント
アイコンをクリックすることによりフォントの種類や、
サイズの変更が可能となるようにすることができる。
【0095】また、不要なページが入っていた場合に
は、ページ番号を指定して削除するようにしたりページ
の並び替えや、それに伴ってページ番号の修正などを行
うようにすることができる。
【0096】さらに、修正処理はサーバ・コンピュータ
83側で履歴をとっており、発注者が修正した個所が誤
っている等のように誤った修正がなされた場合に過去に
戻して再修正することができるように構成されている。
このような修正処理を可能に構成することにより、2重
の発注作業を行うことなしに処理を継続することが出切
る。
【0097】ステップ214において修正処理が終了す
るとステップ210に戻り、校正確認用ファイルに基づ
く画像が印刷原稿のイメージ通りであり、発注者により
承認されたかを判断する。
【0098】一方、確認ページにおいて、[発注取り消
し]ボタンが押圧されると、ステップ210の判断が否
定されると共にステップ212の修正するかの判断が否
定されてステップ216に移行し、発注取り消しの情報
がサーバ・コンピュータ83に送信され、本ルーチンを
終了する。また、サーバ・コンピュータ83において
も、[発注取り消し]ボタンの押圧情報が受信されると、
ステップ110の判断が否定されると共にステップ11
4の修正を行うかの判断が否定されてステップ118に
て発注取り消し処理がなされ、本ルーチンを終了する。
【0099】ここで、高速出力機81の処理について説
明する。高速出力機81は、発注者により承認済みのビ
ットマップファイルを注文フォーマット30と共に受信
して、ビットマップファイルに基づき、発注時に指示さ
れた部数などの指示に従って印刷処理を行う。その後、
後処理情報において後処理を行う場合は、印刷物を後処
理部22に送る。また、後処理を行わない場合は、印刷
物を発送部24に送る。
【0100】後処理部22では、注文フォーマット30
に含まれる後処理情報に基づいて、例えば、製本なし、
断裁、二つ折り、綴じ加工など、その他の加工処理を行
う。後処理部22において、後処理情報に基づいて印刷
物に対して各種加工処理を行った後、発送部24に送
る。
【0101】発送部24では、送られてきた印刷物を注
文フォーマット30に含まれる印刷物送付者情報、印刷
物受領者情報に基づいて発送すると共に、業務側コンピ
ュータ91に注文フォーマット30と共に処理情報を送
信する。決算業務側コンピュータ91により料金請求処
理を行って発注者に請求書を送付する。なお、請求書ト
共に電子メールにて請求内容を知らせるようにもでき
る。さらに、電子メールにて請求書を送るようにするこ
ともできる。
【0102】なお、承認された印刷ドキュメントは、完
全版下データとして扱うことができるデータとしてシス
テムに登録されるか、或いは必要に応じて発注者に転送
される。その完全版下データな印刷禁止属性が付加され
ている場合は、そのファイルを用いて発注者は、印刷で
きないが、高速出力機81へ送付し、高速出力機81側
で出力作業を行うことで印刷物を入手することができ
る。
【0103】また、ここでは、ウェブブラウザを使用す
る例について述べたが、ウェブブラウザに限定する必要
はなく、一部の機能であれば、専用ソフトウエアの利用
や電子メール、その他の方法を取ることで実現すること
ができる。
【0104】このように、本実施の形態では、高速出力
機81が出力するのと同一のビットマップファイルを発
注者が確認できるので、出力確認は印刷者の判断を介せ
ず、その責任を全て発注者に記することができる。その
ため、印刷イメージの違いにより発生するクレームを無
くすことができる。
【0105】さらに、校正確認用ファイルの印刷禁止機
能を利用することにより、確認のために送ったファイル
が逆用されて発注者側のプリンタ或いは別の印刷会社に
流れてしまうことを防げる。
【0106】また、校正確認用展開データのビットマッ
プのビット数を少なくしているので、ネットワーク通信
への負担を抑えることもできる。
【0107】本実施の形態では、情報内容の確実な反映
のみが出力保証のキーファクターになっているドキュメ
ントに最適であり、このようなドキュメントは、印刷物
は非常に数が多く、コスト低減が大きく求められている
分野でもあり、さらに、オンデマンド性が強く求められ
ているためである。
【0108】また、本実施の形態ではサーバ・コンピュ
ータ83側で修正処理を行うように校正した場合につい
て説明したが、本発明はこの校正に限らず、ユーザ・コ
ンピュータ85側で修正処理するように構成することも
できる。
【0109】この場合、ユーザ・コンピュータ85側の
ブラウザに校正確認用ファイルを表示させて修正した
後、修正済みの校正確認用ファイルをサーバ・コンピュ
ータ83に送信し、サーバ・コンピュータ83は受信し
た修正済みの校正確認用ファイルに基づいて修正内容を
印刷用展開ファイルに反映させるようにしてもよい。
【0110】なお、不慣れな発注者にとっては修正すべ
き個所がわからない場合があるので、サーバーが発生さ
せるRIPエラーの内容を、平易な文で著し、発注者に
ガイドとして返信したり、入稿原稿作成におけるFAQ
集やヘルプ集を作成し、発注者が確認できるサービスを
提供することが望ましい。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、発注
者が作成した印刷画像イメージを迅速に確認、校正で
き、また、印刷画像イメージと出力イメージとの同一性
を保証しつつ、受注を確実なものとすることができる、
と言う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態が適用可能なネットワー
クシステムの概略構成を示す説明図である。
【図2】 図1のネットワークシステムの機能ブロック
図である。
【図3】 本発明の実施の形態が適用可能なネットワー
クシステムの処理の流れを示す説明図である。
【図4】 サーバ・コンピュータの処理ルーチンを示す
フロー図である。
【図5】 ユーザ・コンピュータの処理ルーチンを示す
フロー図である。
【図6】 注文フォーマットの一例を示す説明図であ
る。
【図7】 図6に示した注文フォーマットをユーザ・コ
ンピュータの画面に表示した状態を示す説明図である。
【図8】 印刷原稿を指定する際にユーザ・コンピュー
タに表示されるファイル指定画面の一例を示す説明図で
ある。
【図9】 ファイル指定画面のウインドウの一例を示す
説明図である。
【図10】 確認ページの一例を示す説明図である。
【図11】 確認ページのURLがリンクされた電子メ
ールの一例を示す説明図である。
【図12】 校正確認済みの校正確認用ファイルをユー
ザ・コンピュータに送信する場合のユーザ・コンピュー
タの処理ルーチンを示すフロー図である。
【図13】 校正確認済みの校正確認用ファイルをユー
ザ・コンピュータに送信する場合のサーバ・コンピュー
タの処理ルーチンを示すフロー図である。
【符号の説明】
12 アプリケーション部 14 コンテンツ部 16 データベース部 22 後処理部 24 発送部 30 注文フォーマット 32 確認ページ 34 電子メール 80 ネットワークシステム 81 高速出力機 82、84 コンピュータ 83 サーバ・コンピュータ 85 ユーザ・コンピュータ 86 接続装置 88 ネットワーク 91 決算業務側コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41J 29/00 B41J 29/38 Z 29/38 G06F 3/12 A G06F 3/12 B41J 29/00 Z

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して発注者側端末から
    入力される印刷要求により印刷条件の入力リストを生成
    して前記発注者側端末に送信し、 前記発注者側端末からの印刷原稿を表わす情報及び前記
    印刷条件が入力された入力リストを受信し、 前記印刷原稿に基づいて展開して印刷用展開データを生
    成し、 前記印刷用展開データに基づいて前記印刷用展開データ
    と同一の形式の校正確認用展開データを含む校正確認用
    ファイルを生成し、 前記校正確認用ファイルまたは、前記校正確認用ファイ
    ルを取り込むためのダウンロード情報を前記発注者側端
    末に送信し、 前記発注者側端末からの承認情報の受信により前記印刷
    用展開データに基づいて印刷が行われるように制御する
    ことを特徴とする印刷受注方法。
  2. 【請求項2】 前記発注者側端末による校正確認用ファ
    イルの修正個所を前記印刷用展開データに反映させるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の印刷受注方法。
  3. 【請求項3】 前記校正確認用ファイルは、前記印刷用
    展開データよりも解像度の低い校正確認用展開データが
    添付されることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の印刷受注方法。
  4. 【請求項4】 前記校正確認用展開データに対し、印刷
    禁止属性または校正用であることを示す透かしイメージ
    の少なくとも一方を付与することを特徴とする請求項1
    から請求項3のいずれか1項に記載の印刷受注方法。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続され、該ネットワー
    クを介して発注者側端末からの印刷原稿を表わす情報及
    び該印刷原稿の印刷条件が入力された入力リストを受信
    すると共に、前記発注者側端末からの承認情報を受信す
    る受信手段と、 ネットワークを介して発注者側端末から入力される印刷
    要求により印刷条件の入力リストを生成して前記発注者
    側端末に送信すると共に、前記校正確認用ファイルまた
    は、前記校正確認用ファイルを取り込むためのダウンロ
    ード情報を前記発注者側端末に送信する送信手段と、 前記印刷原稿に基づいて展開して印刷用展開データを生
    成し、該印刷用展開データに基づいて前記印刷用展開デ
    ータと同一の形式の校正確認用展開データを含む校正確
    認用ファイルを生成するデータ生成手段と、 前記発注者側端末からの承認情報の受信により前記印刷
    用展開データに基づいて印刷が行われるように制御する
    印刷制御手段とを備えたことを特徴とする印刷受注サー
    バ。
  6. 【請求項6】 前記発注者側端末による校正確認用ファ
    イルの修正個所を前記印刷用展開データに反映させる修
    正手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載の印刷
    受注サーバ。
  7. 【請求項7】 前記校正確認用ファイルは前記印刷用展
    開データよりも解像度の低い校正確認用展開データが添
    付されることを特徴とする請求項5または請求項6に記
    載の印刷受注サーバ。
  8. 【請求項8】 前記校正確認用展開データに対し、印刷
    禁止属性または校正用であることを示す透かしイメージ
    の少なくとも一方を付与することを特徴とする請求項5
    から請求項7のいずれか1項に記載の印刷受注サーバ。
  9. 【請求項9】 ネットワークに接続され、該ネットワー
    クを介して印刷原稿及び該印刷原稿の印刷条件が入力さ
    れた入力リストの送信と、印刷対象の校正確認用ファイ
    ルの校正に関する指示情報、修正した前記校正確認用フ
    ァイル、及び承認情報のいずれかの情報の送信とを行う
    発注者側端末と、 前記ネットワークに接続され、該ネットワークを介して
    発注者側端末からの印刷原稿を表わす情報及び該印刷原
    稿の印刷条件が入力された入力リストを受信すると共
    に、前記発注者側端末からの承認情報を受信する受信手
    段と、ネットワークを介して発注者側端末から入力され
    る印刷要求により印刷条件の入力リストを生成して前記
    発注者側端末に送信すると共に、前記校正確認用ファイ
    ルまたは、前記校正確認用ファイルを取り込むためのダ
    ウンロード情報を前記発注者側端末に送信する送信手段
    と、前記印刷原稿に基づいて展開して印刷用展開データ
    を生成し、該印刷用展開データに基づいて前記印刷用展
    開データと同一の形式の校正確認用展開データを含む校
    正確認用ファイルを生成するデータ生成手段と、前記発
    注者側端末からの承認情報の受信により前記印刷用展開
    データに基づいて印刷が行われるように制御する印刷制
    御手段とを備えた印刷受注サーバと、を備えた印刷受注
    システム。
  10. 【請求項10】 前記印刷受注サーバは、発注者側端末
    による校正確認用ファイルの修正個所を前記印刷用展開
    データに反映させる修正手段を備えたことを特徴とする
    請求項9に記載の印刷受注システム。
  11. 【請求項11】 前記校正確認用ファイルは、前記印刷
    用展開データよりも解像度の低い校正確認用展開データ
    が添付されることを特徴とする請求項9または請求項1
    0に記載の印刷受注システム。
  12. 【請求項12】前記校正確認用展開データに対し、印刷
    禁止属性または校正用であることを示す透かしイメージ
    の少なくとも一方を付与することを特徴とする請求項9
    から請求項11のいずれか1項に記載の印刷受注システ
    ム。
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