JP2007524164A - ウェブサイト技術を用いる、プリンタとの通信 - Google Patents
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Abstract
プリンタを制御する方法であって、プリンタが自らのウェブサイトをホストするためのソフトウェアを具備し、ここでプリンタは自分のURL httpベースのアドレスを有しており、ユーザーインターフェースが前記プリンタにアクセスしてこれを制御するために前記プリンタとインターネットとの相互接続を介して対話することができる方法が開示される。
Description
本発明はプリンタに、より詳細にはウェブサイト技術を利用してのプリント制作の制御に関する。
ほぼすべてのコンピュータユーザーが自分のプリンタを所有し、高品質の文書を制作できる一方、そのような文書を大量に、そして製本のような特殊な仕上げ機能をもって制作する能力はいまだに商業的な印刷業者と企業のコピー部門の領分に属している。これは関わってくる高コストおよび操作の複雑さのためである。大量の文書の仕上げされた制作は典型的にはプロダクション印刷(production printing)と称される。プロダクションプリンタ(production printer)は大量の文書の高速で連続的な制作ができる印刷機である。典型的にはそうしたプリンタは高い紙送り容量、複数のソースからの複数メディアタイプを利用する機能および製本を追加することによるなどして自動的に文書の仕上げをする機能を有している。プロダクションプリンタによって提供されるオートメーションおよび特にデスクトップ出版の領域におけるコンピュータ技術の普及にもかかわらず、プロダクション印刷はいまだ複雑で、しばしば手作業による工程である。
典型的な印刷業者では、製本された小冊子、8つ折りのパンフレットまたは見出し用紙付きの(tabbed)3リング綴じのノートブックといった仕上げされた制作物にしたい原文書を顧客が持ち込む。顧客はさらに、典型的には、パンフレット1000部など、仕上げされた制作物を大量に必要とする。原文書と仕上げされた制作物を制作するための指示の組み合わせを「ジョブ」という。持ち込まれる文書は手書き原稿の形でも、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスクまたはテープといった電子形態でもいいし、インターネットのようなネットワークを通じて印刷業者に送信されてもよい。
係員に文書を渡したのち、顧客は仕上げされた制作物を用意するための指示を中継する。係員はそうした指示を「チケット」または「ジョブチケット」にメモする。ジョブチケットは典型的には仕上げされた制作物を制作するための指示のすべてが書かれた紙片である。上述したように、これはジョブとして知られる。ジョブは次いでオペレーターに渡され、オペレーターがプロダクションプリンタを操作して仕上げされた出力を制作する。オペレーターの仕事は、文書を制作のために準備し、紙や製本材料といった適切な材料をプロダクションプリンタに装填し、仕上げされた出力が正しいことを確かめることである。
オペレーターの仕事は単純に思われるが、多くの事情がたちまちそれを複雑にする。しばしば、顧客によって与えられる文書はプロダクションプリンタにかける準備ができていない。顧客によって与えられる文書には、余白や組み版などといった基本的な書式を整える必要のある未精製の原稿でしかないものもある。文書の書式は整えられているものの要求されている製本を考慮に入れていないこともある。たとえば、文書のテキストが端に近すぎて、そのため綴じて仕上げされた制作物にするとテキストの一部が読みにくくなってしまう。書籍など、文書によっては、各章の最初のページが表ページにくるよう特別な注意を必要とする。これは面付けともいう。面付けの他の形としては、小冊子/パンフレット面付け、n面面付けが含まれる。あるいは顧客がいくつかの文書を持ち込んで、それらの「章」をまとめ、表紙を付けて製本して書籍にするよう依頼することもある。
プロダクション印刷の仕事を複雑にする他の問題は、正しいメディアを決めてそれをプロダクションプリンタに読み込ませることである。しばしばジョブは、異なる紙質または異なる色といった多くの異なる紙の種類を要求する。さらに、ジョブによっては文書中の特定の点に見出し用紙を挿入することが必要とされる。さらに別のジョブでは文書に対するベイツ番号またはその他の注釈が要求されることもある。
プロダクションプリンタは、しばしば毎秒1ページ以上の出力を生成するという、非常に高速で運転されるため、仕上げされた出力の誤りはかなりの時間と資源が浪費されてからでないとみつからないことがある。
したがって、プロダクション印刷を管理し、誤りのない出力を保証するための効率的なシステムおよび方法が必要とされている。
ここで図1を参照すると、商業的な大量コピーまたは大量印刷業者のような典型的なプロダクション印刷業者における制作作業フロー100を図解する流れ図が示されている。作業フローとは、タスク、手順ステップ、関係する組織または人員、必要とされる入出力情報および業務工程の各ステップのために必要とされるツールとして定義される。プロダクション印刷のような業務またはプロセスを解析および管理することに対する作業フローのアプローチは、文書、ページ、データおよびデータベースといった離散的なオブジェクトおよびプロセスに焦点を当てる傾向のあるオブジェクト指向アプローチと組み合わせることができる。本開示の目的のためには、「オブジェクト指向」の語が開示される実施形態に適用されるときには、オブジェクト指向プログラミングのアプローチが開示される実施形態の唯一の実装法であることを含意するものではない。
図1はさらに、印刷業者において使用される典型的なコンピュータネットワーク118を描いている。典型的なデジタル印刷業者のネットワークは、コンピュータワークステーション114、116、サーバー118、180および大量出力装置122がコンピュータネットワーク118から構成される。サーバー118、180はネットワークサーバー118およびプリントサーバー180を含む。ネットワーク118のトポロジーは典型的には、印刷業者の作業フロー100と揃うように構築される。ネットワーク118は有線もしくは無線のイーサネット(登録商標)として、またはその他の形の構内ネットワークとして実装されうる。さらに、ネットワーク118はインターネットのような広域ネットワークへの有線または無線の接続ならびに仮想私設網などを通じた他の構内ネットワークへの接続を含みうる。
制作作業フロー100は、ジョブ発生102、ジョブ投入104、ジョブ準備106、印刷制作108および最終達成110の手順段階を含んでいる。あるいはまた、これらの手順段階のうちの一つまたは複数が組み合わされていてもよいし、同様に、他の追加的な手順段階があってもよい。ジョブ発生102は顧客から文書および指示を受け取る手順段階である。文書と指示を合わせたものが「ジョブ」と定義される。ジョブ発生102が起こりうるのは、顧客がハードコピーだろうと電子形態だろうとジョブを物理的に印刷業者のところに持ち込むとき、あるいはそうではなくジョブを印刷業者に電話、ファクス、郵便、電子メールによって、または構内ネットワークもしくはインターネットのような広域ネットワークを通じて送信するときである。ジョブが二つ以上の文書および二つ以上の指示を含んでいることがあることを注意しておく。たとえば、ジョブは、それぞれが書籍の一つの章をなす多数の文書に加えて書籍の表紙を含む文書を含んでいることがある。この例のジョブは、書籍本体を個々の章の文書から制作するための指示と表紙を制作するためのもう一セットの指示を含んでいるかもしれない。さらに、書籍の本体に表紙を付けるための第三のセットの指示があってもよい。
ジョブ投入104は印刷業者によるジョブの受領およびジョブの印刷業者制作システムすなわち作業フローへの入力である。典型的には顧客からの指示は「チケット」または「ジョブチケット」という特別の書式に書かれている。チケットは電子的に作成および維持されてもよい。さらに、標準的な指示については既定のチケットが用意されていることもある。たとえば、文書を複製し、最終出力を三つ穴パンチし、パンチされた最終出力を3リングバインダーにまとめるという指示をもつ印刷済みチケットの綴りを業者が用意していることもある。これが顧客からのよくある要求であれば、そのような印刷済みチケットは時間と資源の節約となりうる。注文受付の係員がしなければならないのは、制作部数のような顧客固有の詳細を埋めることだけである。既定のチケットは操作を標準化し、顧客からの指示の転記ミスを防止する。非常に単純な印刷業者では、ジョブ投入104は単に原文書と指示を受け取ってチケットを作成し、ジョブを紙ばさみに入れ、あとで後続の手順段階において扱うために物理的な待ち行列に入れるだけであることもある。
ジョブを電子的に扱う印刷業者では、ジョブ投入104は、ジョブをその業者の電子制作システムに入力することを必要とする。顧客がハードコピーとして持ち込んだ文書については、まず文書を電子的にスキャンして業者のコンピュータシステムに入力する必要がある。電子形態で届けられた文書については、文書データファイルが業者のコンピュータシステムに読み込まれる必要がある。
ジョブ投入段階104については、コンピュータネットワーク112は一つまたは複数の「店頭」ワークステーション114を含んでいるであろう。店頭ワークステーション114は、注文受付デスクや有人係員詰め所に置かれていたり、あるいは顧客のセルフサービスでの使用のために配置されているコンピュータシステムである。こうしたワークステーション114はジョブ投入段階104のために使用され、典型的にはフロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク、テープなどといった多くの異なる電子媒体タイプを扱うよう構成される。こうしたステーション114は、インターネットまたはその他の形の顧客とのネットワーク接続を通じてジョブを受け取るようにも構成されていてもよい。さらに、こうしたワークステーション114は典型的には多くの異なる電子ファイルフォーマットを読むよう構成されている。米国ワシントン州レッドモンドにあるマイクロソフト社によって製造されているマイクロソフト・オフィス(商標)シリーズの製品によって使用されるフォーマット、あるいはアルダス・ページメーカー(商標)もしくはクォーク・エクスプレス(商標)といったその他のさまざまなデスクトップ出版プログラムのファイルフォーマットなどである。さらに、こうしたステーション114は、「プリントレディ」のファイルフォーマットも読むことができる。これはのちに議論するが、ポータブルドキュメントフォーマット(商標)(PDF: Portable Document Format)、ポストスクリプト(商標)(PS: Postscript)またはプリンタ制御言語(PCL: printer control language)といったものである。ジョブ準備ステーション114はまた、タグ付き画像ファイルフォーマット(TIFF: Tagged Image File Format)、ビットマップ(BMP: bitmap)およびPCXといった画像フォーマットも受け付けられる。こうしたステーション114は、ハードコピーの文書をスキャンしてコンピュータシステムに取り込むためのスキャナ116を含んでいてもよい。スキャナは典型的には操作するのが複雑な装置であり、印刷業者によってはスキャナはジョブ準備段階106に置いて、訓練された人員だけが使用するようにすることを好むこともある。これについてはのちに議論する。さらに、店頭コンピュータ114はまた、プロダクション印刷タスクを完遂するための指示のすべてを含むそのジョブのためのチケットを電子的またはハードコピーの形で生成する機能も備えている。チケットを生成するこのプロセスは自動化され、既定チケットに関わり、手動であり、あるいはそれらの組み合わせであってもよい。これについてものちに詳述する。
ジョブ準備106は、チケット中の指示に従って印刷するために文書を準備することに関わる。ハードコピーの形で提出される文書については、ジョブ準備106は文書をスキャンして忠実かつ誤りのない電子複製を作成することを含んでいてもよい。ひとたび電子形式になった文書はまた、抽出される、すなわち印刷業者が文書を編集および印刷するのに使用できる共通ファイルフォーマットに変換される必要がある。これはオペレーターが複数の異なるプログラムを扱う必要を軽減し、複合文書を印刷のために一緒にまとめる際に異なる電子ファイルフォーマットを使う必要を解消する。
たとえば、顧客は、一方は書籍の本体で、他方は特定のページに挿入されるべき写真であるといった二つの異なる文書を持ち込むことがある。その際、顧客は、写真はこれこれのページに挿入される、最終的にまとめたものは連続的なページ番号を付加されるなどといった指示をするだろう。書籍の本体はたとえばマイクロソフト・ワード(商標)フォーマットであり、他方、写真の画像はアドビ・フォトショップ(商標)フォーマットである。オペレーターは画像が挿入されるページを理解し、個々のソフトウェアパッケージを使って書籍のページの写真に適切にページ番号を振ることはできるだろうが、これは非常に複雑で時間もかかるプロセスである。それはまた、オペレーターが熟練していて、幅広いソフトウェアパッケージになじみがあることをも要求し、顧客が使用した特定のパッケージになじみがないという危険がある。したがって、さまざまなファイルフォーマットのそれぞれを抽出して統一されたフォーマットにするほうが、オペレーターは単一のソフトウェアインターフェースを使ってジョブの準備ができるので効率的である。本願の実施形態ではすべての文書は、ハードコピーで与えられたものだろうと電子的に与えられたものだろうと抽出される、すなわち「プリンタ出力の準備ができた」つまり「プリントレディ」のファイルフォーマットに変換される。本願の実施形態では、米国カリフォルニア州サンノゼにあるアドビシステムズ社によって開発されたポータブルドキュメントフォーマット(商標)がプリントレディなフォーマットとして使用される。
プリントレディなファイルフォーマットとは、印刷されるべきデータとともに、出力媒体上にデータイメージをラスタ化するためにプリンタまたはその他の形のハードコピー出力装置の内部処理エンジンによって直接解釈されることのできるプリンタ制御命令を両方とも含んでいるファイルフォーマットとして定義される。ラスタ化とは、出力媒体の特定の位置に画像データを置くことである。そのようなファイルフォーマットとしては、米国カリフォルニア州サンノゼにあるアドビシステムズ社によって製造されているポータブルドキュメントフォーマット(PDF)およびポストスクリプト(PS)ならびに米国カリフォルニア州パロアルトにあるヒューレットパッカードによって製造されているプリンタ制御言語(PCL)が含まれる。プリントレディでないフォーマットの例としては、マイクロソフト・ワード(商標)のようなパソコンアプリケーションプログラムのためのネイティブなアプリケーションファイルフォーマットが含まれる。これらのファイルフォーマットは、まずプリントレディファイルフォーマットに変換されてはじめて印刷できる。さらに、タグ付き画像ファイルフォーマット(TIFF)のようないくつかの画像ファイルフォーマットはビット画像データを含んでいる。ただ、それはすでに出力媒体上の出力位置を指定するフォーマットになっており、プリンタの内部処理エンジンが解釈するためのプリンタ制御命令は含んでおらず、したがって本開示の目的のためにはプリントレディなファイルフォーマットではない。プリントレディフォーマットを使用することにより、画像データのラスタ化は、できるだけ画像データを出力媒体上に最終的に載せる近くまで遅らせることができる。これは、プロダクション印刷機122の内部的な制御論理によってラスタ化処理を最適化することを許容し、その結果、出力がオペレーターの期待どおりのものとなる可能性が高まるため、プロダクション印刷機122の最も効率的な使用が可能となる。
ジョブ準備段階106のため、コンピュータネットワーク106は、店頭ワークステーション114とネットワーク112を介して結合されているジョブ準備ステーション116およびネットワークサーバー118を含んでいる。ここで、「結合されている」という語句は、直接接続されている、または一つもしくは複数の仲介要素を通じて間接的に接続されていることを意味するものと定義される。そのような仲介要素はハードウェアベースおよびソフトウェアベースの両方の要素を含みうる。ジョブ準備ステーション116は好ましくは作業フロー管理ソフトウェアを実行する。これはのちに詳述するが、オペレーターがジョブを管理し、編集し、印刷することを許容するものである。ネットワークサーバー118は文書ライブラリを含んでいる。文書ライブラリは、ジョブもしくは単にその個々の文書および/もしくはチケットの操作、管理、記憶およびアーカイブ保存を許容し、それとともに店頭コンピュータ114からジョブ準備ステーション116へ、そしてジョブ準備ステーション116からプリントサーバー120もしくはプロダクション出力装置122へのジョブの流れを容易にし、管理する。例示的な文書ライブラリとしては、米国ミネソタ州イーデン・プレーリーにあるイントラネット・ソリューションズ社によって製造されているIntra.Doc(商標)文書管理システムおよびカナダ、オンタリオ州ヨークにあるハミングバード社によって製造されているDOCFusion文書管理システムが含まれる。本実施形態では、ジョブ準備ステーション116は米国ニューヨーク州ロチェスターにあるハイデルバーグ・ディジタル社によって製造されているImagesmart(商標)ワークステーションである。あるいはまた、米国カリフォルニア州サンタクララにあるインテル社によって製造されているペンティアム(登録商標)級以上のプロセッサ、64メガバイト以上のRAM、80ギガバイト以上のハードディスクおよび適切な表示装置を有するような適切なコンピュータ・ハードウェア・プラットフォームを使用してもよい。さらに、本実施形態では、ネットワークサーバー118は好ましくはオープン文書管理アーキテクチャ(ODMA: Open Document Management Architecture)規格に準拠し、文書管理機能およびスケーラブルな記憶を提供する。
ジョブ準備ワークステーション116はまた、印刷業者が顧客にさまざまなサービスを提供することによって印刷制作工程に付加価値を導入する機能をも提供する。そのようなサービスは顧客によって提供される文書を修正して顧客自身では追加できない、あるいは追加しようとしない特徴を追加する機能が含まれる。そのような特徴としては、複数文書にわたってページ番号を追加する、ベイツ番号付け、見出し用紙のためのページレイアウトの調整および製本を考えての出力の調整といったことが含まれる。さらに、ジョブ準備ステーション114は、スキャンされた画像の人工効果を除去したり、不要なテキストもしくは印を隠蔽したりといった、文書中のエラーを修正する機能を提供する。ジョブ準備ステーション114は、印刷または製本工程によって引き起こされる仕上げされた出力における不正確さを防止するために使うこともできる。そのような不正確さとしては、背丁面付けを使って文書を小冊子/パンフレットに面付けしたあとに生じる製本詰まり(binder's creep)が含まれる。製本詰まりは、紙面上へのイメージの配置が製本の厚みが書籍のページ数の関数であることを考慮しなかったときに生じるもので、表紙に近づくにつれてページ上のイメージが内側に寄っていく現象である。製本詰まりは、文書に背丁面付けを行う際に全ページ範囲にわたってイメージ配置を徐々にずらしていくことで防止される。さらに、ジョブ準備ステーション116はオペレーターが最終出力のために文書ページを管理およびレイアウトすることを許容する。この作業は「面付け(imposition)」および「背丁面付け(signature imposition)」ともいう。さらに、オペレーターは、ページをシャッフルしたり、ページを逆順にしたり、空白ページを挿入したり、ページをトリミングおよびシフトさせたり、裁ち切りにしたり、校正組、カタログまたはパンフレットなどを作成するために複数ページを1枚のシート上に配置したり(「n面面付け」ともいう)できる。さらに、ジョブ準備ステーション116はオペレーターが文書に、ベイツ番号、ページ番号、ロゴ、透かしといった注釈を追加することを認める。こうしたサービスのすべては最終出力に付加価値を与える。文書の整形およびその他の修正は、余白の位置調整のように文書全体にグローバルに適用できるものもあれば、選ばれたページだけに適用されうるものもある。文書へのそのような変更は文書/ページ特徴または属性として知られている。さらに、これらの変更は文書またはページ例外としても知られる。典型的には、顧客によって設定された原文書書式の特定の事例をオーバーライドするからである。
印刷制作作業フロー100の次の段階は印刷制作段階108である。印刷制作段階108では、印刷する文書の最終的な形がプリントサーバー120に送られ、プリントサーバーがジョブを最終出力装置122に配送する。手作業の印刷業者では、この段階108は、オペレーターが制作準備のできたジョブを、ジョブ開始のために所望の出力装置122のところに手で持っていくようなものだろう。印刷制作段階108は印刷業者の出力資源を管理する。そのような管理としては、ジョブを業者内の適正な装置122への待ち行列に加えること、ジョブを利用可能な装置122に交通整理すること、さまざまな装置122に投入される負荷のバランスを取ること、およびジョブの前処理をすることが含まれる。前処理とは、ジョブを特定の装置122に送るのに先だって分割したり、RIPしたりといったことである。RIPはRaster Image Processor(ラスタ画像処理器)の略であり、プリントレディデータをラスタ画像に変換するハードウェアおよび/またはソフトウェアである。これはまた、ページイメージを出力媒体上にラスタ化することをいう一般的な用語でもある。
印刷制作段階108において使用されるプリントサーバー120は、ジョブ準備ステーション116およびネットワークサーバー118とネットワーク112を通じて結合されている。さらに、プリントサーバー120は印刷業者内のさまざまな出力装置122に結合されている。一部の出力装置122は出力すべきデータの電子転送をサポートしていないこともあり、動作のために手動ステップを必要とすることもあることを注意しておく。そのような装置としては、制作を完遂するために途中まで仕上がった文書を手作業で製本機に移すことを必要とする特別な製本機が含まれうる。プリントサーバー120は好ましくはネットワーク112に結合された別個のコンピュータとして実装されるが、ネットワークサーバー118、ジョブ準備ステーション116または店頭ワークステーション114上で走るソフトウェアベースのプリントサーバーを使用してもよい。本実施形態においては、プリントサーバー120は独立したコンピュータワークステーションを含んでおり、典型的にはUNIX(登録商標)またはウィンドウズ(登録商標)NTオペレーティングシステム、ソフトウェア・プリントサーバー・エンジンおよびソフトウェア・プリントサーバー・アプリケーションを走らせている。プリントサーバー・アプリケーションは、プリントサーバーの動作を構成および管理するユーザーインターフェース機能を提供する。プリントサーバー・エンジンはプリントサーバーの自動化されたプロセスを実行する。そうしたプロセスとしては、ジョブおよびジョブ内容(すなわち文書)をスプールおよび待ち行列化すること、ジョブを該印刷ジョブの属性およびそうした属性がプリントエンジンによってどのように満たされるかに基づいて特定の制作出力装置に振り向けること、さまざまな制作出力装置の間でジョブの負荷バランスを取りすべてのプリンタが十分に利用されるようにすること、たとえばカラーのジョブを白黒のジョブから分割すること、ならびに複数の入力通信および印刷プロトコルを受け付ける場合には通信ゲートウェイとして作用してそれらのプロトコルを制作出力装置122が理解する通信および印刷プロトコルに翻訳することが含まれる。
プロダクション印刷作業フロー100の最終段階は最終的な達成段階110である。最終達成段階110は、仕上げされた出力が制作出力装置122で生成される段階である。制作出力装置は、印刷文書の大量制作のために設計されている、プリンタのようなコンピュータ出力装置である。そのような装置は好ましくは、混合メディアタイプでホチキス綴じまたはかがりなど仕上げの度合いもさまざまな文書を大量に非常に高速に制作する機能を含んでいる。例示的な出力装置としては、米国ニューヨーク州ロチェスターにあるハイデルバーグ・ディジタル社によって製造されているDigimaster(商標)デジタル大量印刷プリンタおよび米国ニューヨーク州ロチェスターにあるネクスプレス社によって製造されているNexPress(商標)カラープリンタが含まれる。
ここで図2を参照すると、本実施形態のジョブ投入およびジョブ準備段階104、106のユーザー機能作業フロー200を示す流れ図が示されている。ユーザー作業フローは、入力ソース段階208、プレフライト段階204および制作段階206を含む。入力ソース段階208では、ジョブの文書がすべて種々の入力ソース208から集められる。先に詳述したように、収集された文書のすべてはプリントレディ形式、好ましくはポータブルドキュメントフォーマット(商標)に変換される。この変換は手作業もしくは自動またはその組み合わせでありうる。たとえば係員が顧客から文書を受け付けて店頭ワークステーション114に入力するが、たとえばネットワークサーバー118上にさまざまなファイルフォーマットのデータファイルを入れておける特別なディレクトリが作成されることができる。このディレクトリを監視している自動論理がファイルが入れられたのを見て自動的にプリントレディフォーマットに変換する(または手動で変換するためにフラグを立てる)。自動論理が扱えない文書はみな手動変換のためにフラグを立てることができる。変換された文書は次いでプレフライト段階204に渡され、そこで制作のために準備される。変換された文書のこの転送は、文書をジョブ準備ステーション116がアクセスできるネットワークサーバー118上の特別なディレクトリに移動させることによって、あるいは文書をジョブ準備ステーション116に送信することによって行うことができる。このプロセスは手動または自動であることができ、制作のために準備されるのを待っている文書の待ち行列にその文書を入れることを含んでいてもよい。さらに、このプロセスは、利用可能なジョブ準備ステーション116に現在ログインしているさまざまなオペレーターの能力、技能レベルまたは熟練レベルならびに現在の負荷/それぞれの待ち行列にあるジョブの滞貨を手動または自動で判定することを含んでいてもよい。こうした要因を考慮に入れて、ジョブは、そのジョブを技術上および便宜上の両方において最もよく扱うことのできるオペレーターに自動または手動で振り向けられることができる。この機能は、印刷業者内で働くさまざまなオペレーターの能力、技能レベルおよび熟練レベルを追跡するオペレーターデータベースを作成することによって実装できる。このデータベースは各ステーション116におけるジョブの負荷/滞貨をバランスさせる待ち行列管理ソフトウェアと組み合わせることもできる。
プレフライト段階204においては、文書は書籍のようにまとめられ、注釈付けされ、編集され、面付けまたはその他のページ特徴を適用されることができる。ひとたび文書が制作のために準備されると、制作段階206に渡される。制作段階206では、準備された文書が(チケットからの)制作指示とともに、米国ニューヨーク州ロチェスターにあるハイデルバーグ・ディジタル社によって製造されているPrint File Downloader(商標)アプリケーションプログラムのようなファイルダウンローダを使って、プリントサーバーに、あるいは直接、制作出力装置122に提出される。このユーザー機能作業フロー116はハードウェア、ソフトウェアおよび手動で実行される要素の組み合わせとして実装されてもよく、先に詳述した制作印刷作業フローの構成要素の一つまたは複数に関わっていてもよい。
本願の実施形態では、ユーザー機能作業フローは好ましくは、ジョブ準備ワークステーション116上で実行される作業フロー管理ソフトウェアプログラムおよびインターフェースとして実装される。本作業フロー管理ソフトウェアは視覚指向であり、作業フロー機能の制御を単一のインターフェースに統合するオブジェクト指向のグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を使う。管理ソフトウェアは視覚上および動作上はオブジェクト指向に見える一方、該ソフトウェアの実装はオブジェクト指向プログラミング言語によってでも、非オブジェクト指向プログラミング言語によってでもよい。これは当技術分野において知られている。
GUIインターフェースにおいて、文書、チケットならびにその他のエンティティおよび動作(まとめて「オブジェクト」という)は視覚的にワークステーション116のディスプレイ上でアイコン、ツリー構造およびプルダウンメニューを用いるなどして表現され、こうしたオブジェクトとは既知の装置および方法を使って対話できる。たとえばマウスまたはトラックボールを利用して視覚的に表現されたポインティングデバイスを制御し、前記マウスまたはトラックボールを使って表示されている表現をクリック、選択、ドラッグおよびドロップする。視覚表現のそのような操作の結果として、根底にあるオブジェクト(文書、チケットならびにその他のエンティティおよび動作)の操作につながる。さらに、GUIはさまざまなオブジェクトの間の関係および関連付けの生成および操作をも許容し、そのような関係および関連付けを視覚的に表示する。関係および関連付けはたとえば、ツリー構造またはファイルフォルダ構造のような階層的アプローチを使って、あるいは視覚的指標の何らかの代替形を使って表示されうる。グラフィカルユーザーインターフェースは当技術分野において周知であり、GUIを開発するために使用できる入手可能なソフトウェア開発パッケージも多数あることは理解されるであろう。そのようなパッケージの一つが、米国ワシントン州レッドモンドにあるマイクロソフト社から市販されているオープンソフトウェア開発キットである。
さらに、本GUIは、作業中の諸文書を見るための集中型の閲覧ウィンドウを提供する文書中心アプローチを利用する。本実施形態では、文書閲覧機能は米国カリフォルニア州サンノゼにあるアドビシステムズ社によって製造されているアドビ・アクロバットというソフトウェアプログラムによって提供される。
上記したように、作業フロー管理ソフトウェアは制作印刷作業フロー100の諸段階を実装、制御または管理する諸アプリケーションを統合している。これらのアプリケーションには、さまざまなソースから文書を入力すること、書籍の作成および操作を含む文書のまとめ、文書編集、文書注釈付け、ネットワークサーバー118上にある文書ライブラリへのアクセス、ページ特徴の設定および操作、ジョブチケットの生成および操作ならびに印刷が含まれる。
作業フロー管理ソフトウェアはさまざまな異なるソースから入力を受け取ることができる。そのようなソースとしては、スキャナを介したハードコピー原稿入力、マイクロソフト・オフィス(商標)製品スイートのようなネイティブアプリケーションフォーマットならびに米国コロラド州デンヴァーにあるクォーク社によって製造されているクォークエクスプレス(商標)および米国カリフォルニア州サンノゼにあるアドビシステムズ社によって製造されているフレームメーカー(商標)のようなデスクトップ出版アプリケーションが含まれる。さらに、当該ソフトウェアはタグ付き画像ファイルフォーマット(TIFF)文書も、PDF、PSまたはPCLのようなすでにプリントレディフォーマットになっている文書と同様に受け付けられる。スキャナを介したハードコピー入力については、当該ソフトウェアは業界標準スキャナインターフェースである、米国カリフォルニア州ボウルダークリークにあるTWAINグループによって定義されているTWAINおよび米国カリフォルニア州サンノゼにあるピクセルトランスレーションズ社によって開発され、米国規格協会の規格ANSI/AIIM MS61-1996でも規定されている画像およびスキャナインターフェース仕様(ISIS: Image and Scanner Interface Specification)をサポートする。これらの標準インターフェースを使って、作業フロー管理ソフトウェアはスキャンされた画像データを直接、プリンタレディフォーマットで受け取る。本作業フローソフトウェアと一緒に使うための例示的なスキャナは、米国ニューヨーク州ロチェスターにあるハイデルバーグ・ディジタル社によって製造されているImagedirect(商標)スキャナである。
本作業フロー管理ソフトウェアはまた、文書ライブラリとのインターフェースをもつためにODMAサポートも提供する。さらに、提供されるODMAサポートはさらに、複合文書(後述)およびチケットの管理、記憶およびアーカイブ保存を扱う文書ライブラリの機能を拡張する。これにより標準化されたチケットのライブラリが生成されることが許容され、書籍のような複合文書の更新および再印刷が容易になる。
ひとたび作業フロー管理ソフトウェアに文書が読み込まれると、付加価値サービスを実行し、制作のために文書を準備するためのツールが提供されている。まとめ作業は、文書中のページを配列もしくは再配列したり、ページを追加もしくは除去したりする工程である。まとめ作業はまた、章の最初のページが紙の表側になるよう強制される場合など、ページ位置が強制される面付けをも含む。作業フロー管理ソフトウェアは、一つまたは複数のページに対して動作可能なカット、コピー、ペーストおよび移動機能を提供する。この機能は好ましくは、グラフィカルユーザーインターフェースによって提供されるような、プルダウンメニュー、ポップアップダイアログボックスまたは画面上のオプションパレットもしくはボタンを介して実装される。さらに、それぞれの操作の結果は、ジョブ準備ステーション116のディスプレイ上の集中型文書閲覧ウィンドウ中に文書の視覚表現に示される。
作業フロー管理ソフトウェアはさらに文書の編集および注釈付けのためのサポートを提供する。スキャンされたページの画像オブジェクト領域編集のためのツールが提供される。そうした編集にはある領域の内側および外側の消去、領域のカット、移動、コピーおよびペーストならびにペンシル消去が含まれる。領域のマスキングおよびトリミングを含む、一つまたは複数のページ上で編集を行うためのページ編集ツールも提供される。英数字およびグラフィックによる注釈付けを含む文書に注釈付けするツールも提供される。例示的な注釈付けとしては、ページ番号付けおよびベイツ番号入れが含まれる。ツールはさらに、文書内容の背後に画像を配置することも提供する。これは透かし入れとしても知られる。注釈付けは一つまたは複数のページのいかなる部分に対して実行されることもできる。英数字の注釈付けに対しては、フォントサイズおよびスタイルが制御可能である。すべての場合において、それぞれの動作の結果は、ジョブ準備ステーション116のディスプレイ上の集中型文書閲覧ウィンドウ内の文書の視覚表現において示される。本願の実施形態では、編集および注釈付けを生成または操作することは、文書および/または文書内の諸ページのある視覚表現をポイントし、その表現を選択、ドラッグ、ドロップまたはクリックすることによってもできるし、および/またはオプションのメニューから選択することによってもできる。ある特定のオプションが選択されると関連付けられた編集または注釈付けが文書の指定された部分に適用されるのである。あるいはまた、オプションのパレットが表示され、そこからユーザーが文書の選択されている部分に適用したいオプションを選ぶのでもよい。さらに、ベイツ番号の範囲の開始番号のような編集または注釈付けのための制御値を入力するために、ダイアログボックスまたはその他の視覚的な制御のためのインターフェースが提供されてもよい。
作業フロー管理ソフトウェアは好ましくは、複合文書に対するさらなるサポートを提供する。複合文書とは一つまたは複数の他の文書を有する文書のことで、章からなる書籍や一つまたは複数の抜粋されたソースからなるコースパック(course pack)などである。複合文書は作業フロー管理ソフトウェアのオブジェクト指向な性質を活用する。複合文書(CD: compound document)は書籍の章のような特定の順序を有する一つまたは複数の文書の集合である。CDはさらに、自動的に生成されたまとめられた文書を含む。これはまとめられたCD全体を含む単一の文書である。一つのCDの諸文書の簡単な管理、諸文書をまとめられた文書にまとめることおよび更新すること、ならびにCD内の諸文書の選択的印刷といった選択的な文書操作を許容するツールが提供される。CD内の諸文書の内容を解釈して自動的にめとめられた文書中に目次を生成することのできるツールも提供される。複合文書はそれ以外では通常の文書と同じように振る舞い、編集、注釈付けなどをされることもできるし、チケットが関連付けられることもできる。さらに、複合文書は、多巻の書物の場合におけるように他の複合文書を含んでいることもできる。複合文書内の個々の文書および複合文書はさらにその独立した存在を保持しており、CDとは独立して編集または印刷されることができ、他のCDと共有されることもできる。その際、前記の編集自動または手動である特定のCD内のまとめられた文書中に反映される。作業フロー管理ソフトウェアはさらに、階層的またはツリー構造を用いるなどして、複合文書ならびにあらゆる関連付けられた文書およびチケットを示す視覚的表現を表示する。本願の実施形態では、複合文書を生成または操作することは、一つもしくは複数の文書の視覚的表現および/または一つのCDの視覚的表現をポイントし、選択、ドラッグ、ドロップまたはクリックすることによってもできるし、および/またはオプションのメニューから選択することによってもできる。ある特定のオプションが選択されると関連付けられた特徴が選択された文書または複合文書に適用されるのである。あるいはまた、オプションのパレットが表示され、そこからユーザーが選択されている複合文書に適用するオプションを選ぶのでもよい。さらに、余白の値のような複合文書のための制御値を入力するために、ダイアログボックスまたはその他の視覚的な制御のためのインターフェースが提供されてもよい。たとえば、ユーザーは一つまたは複数の文書を選択し、それからCD作成オプションをプルダウンメニューから選択してもよい。すると作業フローソフトウェアはディスプレイ上に、CDと選択された諸文書との関連付けを示す、CDの視覚的表現を生成する。あるいはまた、ユーザーはまずCDの視覚的表現を生成し、それからそのCDの視覚的表現に一つまたは複数の文書の視覚的表現をドラッグアンドドロップしてもよい。すると作業フローソフトウェアはその視覚表現が表すデータの適切な論理的関連付けを生成する。
作業フロー管理ソフトウェアはまた、好ましくは、印刷業者内にあるかあるいは別の仕方で利用可能である種々の制作出力装置122およびその機能または仕上げ装置のようなその他の装置についてのデータをプログラムされており、自動的または手動で利用できるようになっている。当該ソフトウェアは、オペレーターがそうした特定の機能によって可能となるページ特徴/フォーマットを設定することを許容するツールを提供する。そのようなページ特徴は両面または片面のような文書の印刷面、ホチキス綴じまたは穴パンチのような製本オプションならびに見出し用紙もしくは注文された媒体の入手可能性およびそれを扱うための制御設定が含まれる。本願の実施形態は好ましくは米国ニューヨーク州ロチェスターにあるハイデルバーグ・ディジタル社によって製造されているDigimaster(商標)シリーズの大量印刷用デジタルプリンタのすべての機能をサポートする。本願の実施形態では、これらのページ特徴は、一つまたは複数のページの視覚的表現を選択またはポイントすることによって、およびオプションのメニューから選択することによって設定することができる。ある特定のオプションを選択すると、関連付けられた特徴が選択されているページに適用されるのである。あるいはまた、オプションのパレットが表示され、そこからユーザーが選択されているページに適用するオプションを選ぶのでもよい。さらに、見出し用紙のタイプのような当該特徴についての制御値を入力するために、ダイアログボックスまたはその他の視覚的な制御のためのインターフェースが提供されてもよい。特定のページについてページ特徴を設定すると、プリントレディフォーマットにされたファイル中に、制作出力装置122がそうした特徴を具現するための命令がエンコードされる。制作出力装置122が印刷するファイルを受け取ると、それらの命令を解釈して所望の特徴を具現する。現在の装置122が扱えないページ特徴については、装置122はオペレーターに手作業の介入が必要とされているという合図をし、オペレーターに当該ページ特徴を具現してジョブを完遂するための適切な諸ステップを順次指示することができる。これには、オペレーターに途中まで仕上げられた文書を取り出してそれを仕上げのための製本機に移すように指示すること、あるいはオペレーターに特定の媒体タイプまたは見出し用紙を装置122に装填するよう指示することを含んでいてもよい。
作業フロー管理ソフトウェアはさらに、制作出力装置また自動化されていてもいなくてもよいその他の仕上げステップの指示およびパラメータを指定するためのチケットの電子版をサポートするツールをさらに提供する。これらは文書に対してグローバルである、たとえばジョブレベルの特徴またはグローバルな文書属性である。印刷チケットまたはジョブチケットとも称されるチケットは、前述したように、文書や複合文書から独立して存在することもできる。チケットは作業フロー管理ソフトウェアによってディスプレイ上に視覚的に表現される。そのオプションを編集することに加えて、保存する、記憶する、そして文書または複合文書と関連付けるといったようにチケットを操作するためのツールが提供される。本願の実施形態では、チケットは通常の文書と同じように、ポイント、クリック、選択、ドラッグおよびドロップを使って操作されることができる。たとえば、チケットをある文書と関連付けることは、そのチケットを選択してある特定の文書上にドラッグアンドドロップすることによって行える。すると作業フローソフトウェアは好ましくはその関連付けを、前記チケットを前記文書の階層の下に示すことによって視覚的に表示する。ひとたび関連付けられると、そのチケットによって設定されているオプションは関連付けられた文書または複合文書に適用されることになる。チケットによって表わされるオプションを設定することは、そのチケットを選択することによってダイアログボックスまたはプルダウンオプションメニューを呼び出し、そこに利用可能なオプションを表示してオプション値の修正を許容することによってできる。文書と関連付けられたチケットはその文書と一緒に操作されることができる。たとえば、文書を保存すればその関連付けられたチケットもすべて保存される。さらに、作業フロー管理ソフトウェアは、標準化されたチケットのライブラリを生成する機能を提供する。この機能は複数のフランチャイズ印刷業者の間で手順を標準化するために使用できる。
最後に、作業フロー管理ソフトウェアは準備された文書およびあらゆる関連付けられたチケットを制作出力装置に最終的な制作のために送るためのツールを提供する。本願の実施形態では、文書または複合文書を制作出力装置に送るのは、その文書または複合文書の視覚的表現を選択、クリックまたはプリントサーバーまたは出力装置の視覚的表現にドラッグすることによってできる。あるいはまた、ユーザーはプルダウンメニュー、ポップアップダイアログボックスまたはボタンパレットから適切なオプションを選択してもよい。作業フロー管理ソフトウェアは、制作出力装置およびプリントサーバーへの標準的なインターフェースおよびプロトコルをサポートする。さらに、複数の制作出力装置を管理、選択およびモニタリングするためのツールが提供される。これらのツールは現在のジョブ待ち行列のような装置状態のそれぞれについての視覚的なフィードバックをユーザーに提供する。
上記したように、ひとたび文書またはジョブの制作準備ができると、すなわち作業フローのジョブ準備106およびプレフライト段階204を終えると、それは最終達成110および制作出力装置122上での出力のため、作業フローの制作段階206に送信される。この段階では文書/ジョブは完璧で、印刷準備ができているべきであるが、それでもエラーはプロセス中に起こることもあるし、それもしばしばである。そのようなエラーは、ジョブ準備106の間のオペレーターのミスまたは不注意から生じることもあるし、印刷業者のネットワークで段階から段階へとジョブが移される際のデータまたは伝送エラーから生じることもある。しばしばこうしたエラーは不正に適用されたページ特徴(のちに詳述)または原文書の欠陥であり、ページ特徴の追加または修正によって訂正できたはずなのに、該ページ特徴が追加/修正されなかったか、あるいは何らかの事情で除去または逆転されてもとの状態に戻ってしまったものである。これらのエラーは潜在的な欠点を表し、仕上がった出力が校正されるまでみつからないこともある。したがって、制作段階206はジョブにおけるそのような潜在的欠陥を出力の実際の物理的生成の前に訂正する最後の機会を表している。すなわち、ジョブを「ソフト校正」する最後の機会である。前記したように、ある特定のジョブにおける未検出または未訂正のエラー/欠陥は、浪費された媒体、浪費された機械時間および浪費されたオペレーター作業時間を含め、印刷業者の資源の著しい浪費につながりうる。さらに、こうしたエラーのあるジョブはそのジョブをジョブ準備106およびプレフライト段階204まで送り戻してエラーを訂正するコストを生じさせる。このコストは印刷業者の組織ならびにジョブ準備ステーション116およびそのオペレーターの位置および作業負荷によっては、かなりのものになりうる。したがって、制作出力装置のオペレーターがその制作に先立ってジョブの最終的な吟味を行うことを許容し、いかなる必要な訂正または調整をも許容するためのシステムを提供することが有益である。
図2に戻ると、好ましくは米国ニューヨーク州ロチェスターにあるハイデルバーグ・ディジタル社によって製造されているDigimaster(商標)デジタル大量印刷プリンタである制作出力装置122はさらに、制作出力装置122を制御するためのオペレーターコンソール210を有している。オペレーターコンソール210はキーボード、マウス、トラックボール、タッチパッド、制御ボタン、つまみもしくはスライダーまたは当技術分野で知られているその他の入力制御装置といった制御入力装置(図示せず)を含んでいる。オペレーターコンソール210はさらに、CRTまたはLCDフラットパネルディスプレイのような表示出力装置またはグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)212を含んでいる。これはタッチ感応入力装置であってもなくてもよい。表示出力装置212は制作出力装置122についての状態および制御情報を表示し、制御入力装置と結合されたグラフィカルユーザーインターフェースを使ったオペレーターからの入力コマンドを受け付ける。
ここで図3を参照すると、表示出力装置212で使用するためのグラフィカルユーザーインターフェース300の第一の実施形態が示されている。インターフェース300はボタンパレット302およびページ表示ウィンドウ316を含んでいる。ボタンパレット300はインターフェース300のさまざまな特徴およびオプションを制御する制御ボタン312を有している。例示的なボタン312およびその機能は、当技術分野において知られているような「新規」文書ボタン、文書を「開く」ボタン、文書の「保存/名前を付けて保存」ボタン、文書の「印刷」ボタン、「カット」「コピー」「ペースト」編集ボタンならびに文書およびファイルのナビゲートボタンが含まれる。これらのボタン312とは、マウス、キーボードまたはタッチ感応ディスプレイ212といった入力装置を使って対話できる。そのようなボタンパレットは周知であって数多くの方法で実装しうること、そしてボタン312の機能は代替的にキーボードに基づくキーシーケンス、メニューおよびダイアログボックスを含む他の仕方で実装されてもよいことは、当業者には理解されるであろう。ページ表示ウィンドウ316は作業中の現在の文書を表示する。いかなる所与の時点においても、制作出力装置122は、制作のために待ち行列をなしている、内部的な印刷待ち行列/記憶領域内に保存されている複数のジョブを有していることができる。インターフェース300はオペレーターが作業にかかって制作するジョブを選ぶことを許容する。この現在のジョブはのちに述べるようにページ表示ウィンドウ316に表示される。
ページ表示ウィンドウ316は制作されている文書の視覚表現を表示する。図に示されるように、文書を表示する一つの方法は、所与の時点で画面上に文書の4つのページの4つのサムネイル画像304A〜Dを示すことである。サムネイル画像304A〜Dとは、文書の内容および書式の表現を含め印刷されたときに見えるページの縮小表現である。オペレーターは、ボタンパレット302における制御ボタン318を使って(あるいは代替的に、当技術分野において知られているスクロールバー、スクロールホイールまたはその他の移動デバイスを使って)文書の全ページにわたって4ページずつスクロールすることができ、その文書中に含まれているすべてのページを見ることができる。あるいはまた、ページ表示ウィンドウ316が表示するサムネイル画像304A〜Dは4つより多かったり少なかったりしてもよく、より大きかったりより小さかったりしてもよく、さまざまな倍率で単一の完全ページを表示してもよく、表示出力装置212の表示領域を完全に利用するために全画面モードに拡大されることもできる。全画面モードでは、ボタンパレット302はフローティングボタンパレット302に変換されることができる。これは全画面表示の上に浮かんでおり、あるいはオペレーターが必要とするときに隠されたり、現れたりするようトリガーされることもできる。
ページ表示ウィンドウ316はオペレーターが、ある特定の文書の諸ページのそれぞれに適用されるページ特徴のクイックサマリーを見ることを許容する。上で議論したように、そのようなページ特徴は、テキストの余白、文字のフォント/スタイル、テキスト整列、テキスト方向ならびに改行および改ページといった書式属性が含まれる。ページ特徴としてはさらに、紙があらかじめ穴あけされているかどうか、媒体サイズ(レター、リーガル、A4など)、媒体色、媒体仕上げ(つや出し、つや消し、きめなど)、媒体厚さならびに見出し用紙もしくはカード用紙といった媒体種別のような媒体属性も含まれる。最後に、さまざまなページ特徴にはさらに、媒体ソース、ページイメージトリミング、ページイメージシフト(製本詰まりを補償するためのような)、マスク、印刷面(片面または両面)、注釈付け(ページ番号、ベイツ番号、透かし)、挿入(見出し用紙またはカラー媒体といった代替媒体)、再配列、面付けならびにホチキス綴じ、穴あけまたはかがりといった綴じ方のような仕上げ(イメージ調整または印刷)属性も含まれる。
例示的な実施形態において示されるように、ページ表示ウィンドウは、現在の文書の4つのページの4つのページ表現304A〜Dを示す。本実施形態では、これらのページ表現304A〜Dは特定のページのサムネイルまたは縮小画像304A〜Dである。オペレーターが文書のある特定のページ(またはページのグループ)に適用されたページ特性を見たいときは、対応するサムネイル画像304A〜Dを選択するための上記したような入力装置を使って所望のページ(またはページのグループ)を選択する。グラフィカルユーザーインターフェースにおける選択機構が周知であることは理解されるであろう。インターフェース300は、ページの選択を、選択インジケーター306を選択されたページ上に位置させることによって反映する。選択インジケーターは、たとえば暗くした枠またはある特定のページ(またはページのグループ)が選択されていることを示すその他の視覚的指標である。ひとたび選択されると、さまざまな利用可能なページ特徴310の記述子310を、その特定のページ特徴310が選択されているページに適用されているかどうかを示す各特徴のインジケーターとともにリストするメニュー308が閲覧されることができる。好ましくは、このメニュー308はオペレーターが、マウス型のポインティングデバイス上にある右マウスボタンのようなボタンをクリックしたときに表示される。代替的な実施形態では、メニュー308は、サムネイル画像304A〜Dが選択されたときに自動的に表示されることも、あるいは入力キーまたはボタンが押されたときに表示されることもできる。さらに、オペレーターコンソール210がポインティングデバイスを提供していれば、メニュー308は表示されたポインタが特定のサムネイル画像304A〜Dの上で(サムネイル画像304A〜Dが選択されていてもいなくてもよい)操作されるときに表示されることができる。
前述したように、メニュー308はさまざまな利用可能なページ特徴310の記述子310または説明テキストをリストする。各記述子に関連付けられているのがインジケーター312で、これは二値で動作し、特定のページ特徴が選択されているサムネイル画像304A〜Dのためにセットされているかどうかを示す。インジケーターがオンであれば、その特定のページ特徴がサムネイル画像304A〜Dによって表されるページに適用されているということである。インジケーター312がオフであれば、その特定のページ特徴は適用されていないということである。ある実施形態では、インジケーター312はチェックボックスであり、チェック記号314がインジケーター312がオンであることを表す。そのような二値の値を視覚的に示すには数多くの異なる方法があることは理解されるであろう。さらに、多くのページ特徴にはさまざまな選択的な値が関連付けられている。たとえば、印刷面ページ特徴は片面または両面という可能な値を有する。さらに、位置調整ページ特徴はイメージシフトの程度および方向を表す値を有する。代替的な実施形態では、これらの値もメニュー308にページ特徴記述子310に関連付けられたものとして、インジケーター312の代わりにまたはインジケーター312と一緒に表示されることができる。
もう一つの代替的な実施形態では、オペレーターはオペレーターコンソール210を使ってメニュー308からページ特徴記述子310を選択することができる。そのように選択すると、ダイアログボックス(図示せず)が出てきてその特定のページ特徴の適用または解除ならびに任意の選択値の設定ができるようになる。さらに、インターフェース300は文書のページ特徴に対する整形およびその他の修正が、余白のシフトのように文書全体にグローバルに適用されること、あるいは選択されたページだけに適用されることを許容する。さらに、もう一つの代替的な実施形態では、インターフェース300はページ特徴どうしの衝突や適正にセットされていないページ特徴を検出することもできる。たとえば、インターフェース300は注釈の位置が媒体の端からはみ出るようになっていることを判別できる。さらに、インターフェース300はホチキス綴じと3つ穴パンチの両方が選択されていて、ホチキス位置がパンチ穴と同じ位置になっていることを検出することもできる。そのようなエラーは目印を付けることができる。その方法としては、エラーインジケーター、ダイアログボックスまたはオペレーターにエラーを知らせて訂正できるようにしてやるその他の警告を通じるなどがある。
このようにして、オペレーターは文書のページをセットされているページ特徴とともにプレビューして万事が最終制作のために正しくなっているかどうかを判別することができる。エラーがあれば、オペレーターはジョブをジョブ準備ステーション116に戻す必要なく、エラーをすぐ訂正できる。訂正はすぐに行われることができ、正しいかどうかプレビューでき、そしてジョブは制作出力装置122で制作されることができる。
図4を参照すると、表示出力装置212で使用するためのグラフィカルユーザーインターフェース400の第二の実施形態が示されている。インターフェース400はインターフェース300と同一であり、ボタン420をもつボタンパレット402および制作すべき文書のページを表すサムネイル画像404A〜Dを示すページ表示ウィンドウ418を含んでいる。さらに、インターフェース400は適用されたページ特徴(媒体/仕上げ属性)の記号属性表現または表現アイコンがサムネイル画像404A〜Dと一緒に表示されるようにしている。特定のページ特徴の適用は、ページ表示ウィンドウ418において対応するサムネイル画像404A〜Dのところに視覚的に表現される。たとえば、3つ穴パンチのページ特徴を適用すると、選択されたページのサムネイル画像404B上に穴の視覚表現406が現れる。これによりオペレーターはページ特徴の結果を見て、たとえばページのテキスト本体が穴に近すぎないかどうかを判別することができる。
各ページ特徴または媒体/仕上げ属性は、サムネイル画像404A〜D上に重ねることのできるアイコンまたは記号属性と関連付けられている。その他の例としては、サムネイル画像404Aにでっぱり406をその特定のページが見出し用紙に印刷されるべきであることを示す、サムネイル画像404Bを特定の灰色階調、パターンまたは色414で表示してそのページがある色の媒体に印刷されるべきであることを示す、サムネイル画像404Cにホチキス針の記号408を表示することによってホチキス綴じの位置を示す、サムネイル画像404Dに余白ガイド410を表示することによって画像のシフトを示すといったことが含まれる。サムネイル画像404A〜Dに記号的な属性表現を簡単に挿入したり直感的な仕方で表示したりすることができない場合には、サムネイル画像404A〜Dの隣にアイコン416を表示することによって特定のページ特徴の存在を示すことができる。たとえば、サムネイル画像404Bの隣にアイコン416を表示することによってページ挿入を示すことができる。この特定の例では、追加的な情報がアイコン416の隣、あるいは何らかの形でそれと一緒に表示されることができる。たとえば挿入されるページのページ番号を文書中の総ページ数に対して示すもので、これはオペレーターに挿入がページ数に与える影響を示すためのものである。記号的属性表現およびアイコンのそれぞれは単独で表示されることもできるし、他と組み合わせて表示されて特定のページに適用されたページ特徴の組み合わせを反映するようにすることもできることは理解されるであろう。さらに、記号的属性表現/アイコンまたはその組み合わせはさらに適用されるページ特徴についての情報をオペレーターに示す状態または設定データと一緒に表示されることもできる。ページ特徴はページ表示ウィンドウ418では目に見えるが、プリントレディフォーマットのコードの中では文書が制作出力装置に送られるときに実際には印刷されないように挿入されていることを注意しておく。ページおよび文書特徴の記号的表現を実装する論理は制作出力装置122の機能および動作のことを知っている。たとえば、該論理は制作出力装置122の自動ホチキス機が紙の左端しかホチキス止めできないということを知っている。したがって、ジョブが右端のホチキス止めを要求した場合には、エラーのフラグを立てることができる。
個々のページ特徴は、ポインティングデバイスを用いて記号的属性表現またはアイコンをポイントして、それを選択してその特定の特徴を制御するためのダイアログボックスを表示させることによって、追加、削除または修正ができる。さらに、利用可能なページ特徴をリストしてある特定のページ表現404A〜Dまたは選択されたページ表現404A〜Dのグループにある特定のページ特徴を適用する機能を提供するメニューまたはボタンを設けることもできる。あるいはまた、インターフェース400をインターフェース300と組み合わせて、ページ特徴を閲覧、選択、追加および修正するためのポップアップメニュー308を、ページ表現404A〜Dとともに表示される記号的属性表現と一緒に提供することもできる。たとえば入力装置を使ってアイコン/記号的属性表現を選択またはクリックすることで、ユーザーが表現されているページ特徴を構成設定または修正できるようにするポップアップメニューまたはダイアログボックスが表示されるようにできる。
図5を参照すると、開示されている諸実施形態とともに使うことのできる、媒体属性および仕上げ属性を含むさまざまなその他のページ特徴に対応する記号的属性表現またはアイコンが示されている。そのようなアイコン/特徴は、章の先頭ページが両面ページの表ページにくるよう強制されるような面付け形態の適用を示す章502、特定のページ(写真などのための)の再現性を向上させる特別なフィルタまたは画像処理アルゴリズムの適用を示すコピー改良504、写真、見出し用紙または別のページが指定された点に挿入されることを示すページ挿入506(図4のアイコン416と似ている)、画像またはテキストのオーバーレイまたは透かしの適用を示すオーバーレイ508、ならびに文書中のページのあるサブセットがホチキス止めされる、あるいは文書の残りのページとは異なる仕方でホチキス止めされることを示すサブセットホチキス止め(これは、文書全体を通じたホチキス止めを示すのに使うことのできる図4のアイコン408と同様であり、これと組み合わせることができる)が含まれる。同様にして表現できるその他のページ特徴としてはエッジ消去がある(図では表現アイコン示さず)。さまざまなページ特徴を視覚的に表現するには数多くの異なる方法があり、開示されている実施形態は現在存在する、そして今後開発されるページ特徴およびアイコンに適用可能であることは理解されるであろう。
さらに、グラフィカルユーザーインターフェース300/400が制作出力装置122に対するリモートインターフェースとして実装され、リモート位置からの制作出力装置122の制御を可能にしてもよいことは理解されるであろう。ある代替的な実施形態では、グラフィカルユーザーインターフェースは、転送制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP: Transport Control Protocol / Internet Protocol)ベースのネットワーク上の層ではたらくハイパーテキストマークアップ言語(HTML: Hypertext Markup Language)およびハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP: Hypertext Transport Protocol)を使うクライアントとして実装され、制作出力装置122内にあるHTTPサーバーと通信する。制作出力装置はオペレーティングシステムをもつコントローラを有するであろう。オペレーティングシステム(OS)は通例、ウェブ・ホスティング・サービスをサポートでき(インターネット情報サービス(IIS: Internet Information Services)を含むウィンドウズ(登録商標)8000 OSのように)、一意的なIPアドレスまたはURLをもつウェブサイトをホストするよう設定できる。サン・ソラリスOSまたはリナックスOSといった他のOSにも同様の機能がある。この機能に基づいて、各印刷システム内にウェブサイトが構成される。ウェブサイトはデフォルト名を割り当てられることができる。これは装置のシリアル番号のような便宜上のデータまたは印刷会社の商標もしくはロゴに対応するものでよい。印刷システムのインストール時に、通例は静的なIPアドレスが割り当てられる。するとこのIPアドレスは、顧客LAN内で、エンジンURLのための識別子となる。すると顧客の主要IPアドレスはDNS(Domain Name System[ドメイン名システム])によって前記エンジンURLのためのアドレスとして解決され、接続要求がプリントエンジンの内部IPアドレスに転送されてhttp://ベースの通信が確立される。
たとえば、印刷システムデフォルトURLはhttp://Printshop.comでありうる。メーカーのサービス担当者はそのマシンURLをインターネットエクスプローラまたはネットスケープのようなブラウザーに入力する。インターネットDNSサーバーはURL(http://DHV183456.printshop.abcp.comのような)を印刷業者のIPアドレスと結び付ける。それは816.831.81.165のようなもので、これは印刷業者の外部IPアドレスである。URL要求は顧客のファイアウォールにおける安全なポート443上ではいり、198.168.183.83のような印刷システムの内部IPアドレスに安全なポート上で転送される。印刷会社のIT部門はメーカーのIPアドレスを「承認されたリスト」に入力し、要求を198.168.183.83のような前記印刷システムの内部IPアドレスに「ポート転送」する。印刷業者のファイアウォールはサーバー証明書(マイクロソフトによって提供されるもののような提供される機能)を要求し、高度に暗号化された通信をメーカーのサーバーと確立する。印刷システムは、安全なインターネットhttpポート443上でも要求を受け付け、上記のようにして安全な接続を確立する。印刷システムウェブサーバー(マイクロソフトのインターネット情報サービスすなわちIISのサーバーのような)はユーザー名とパスワードを通じた認証を要求する。この情報はセキュリティを保証するために暗号化される。この接続はhttp://インターネット接続として確立されているので、リモートユーザー(メーカーの担当者)は顧客のLANへの実際の物理的アクセスは有しておらず、印刷システムコントローラのウェブルートディレクトリ内のみにおける限られたセットのパーミッションしか有さない。これは顧客LAN上でのユーザー名/パスワード権限の必要をも回避する。
あるいはまた、印刷システムへの直接的なインターネット接続の使用は、ポート転送および顧客のファイアウォールを介してのアクセスの必要性を回避し、それにより完全に顧客のLANをバイパスする。
各印刷システムのウェブサーバーは:マシン・ホームページ、プリンタ状態、直接ジョブ投入、印刷待ち行列、使用量メーター、プリントエンジン構成設定、更新マネージャーなどといった(ただし、これに限定されない)情報を供することができるであろう。メーカーと顧客の両者がこのマシンウェブサイトにアクセスして上記の領域における現在の最新の情報を得ることができる。
マルチ印刷システムの場合、印刷制作管理サーバーがインストールされるときに、制作印刷サーバー上にウェブサイトがインストールされ、つながっている印刷システムすべての組み合わされた状態を提供できる。典型的な使用場面としては、これに限られるものではないが次のようなものが含まれる:プリンタ状態の瞬時閲覧(稼働中、停止中、メンテナンス予定、アクセサリ状態、エラー記録、パフォーマンス記録/稼働時間データなど);ジョブごとの完了データの上流アプリケーションへのアップロード;プリンタ待ち行列、変更待ち行列、ホールド/再開ジョブの閲覧;中央制作サーバーへの情報のアップロード;プリンタ・ホットフォルダへの直接のジョブ投入(ウェブサイト中のホットフォルダウィンドウにドラッグする);使用量メーターの閲覧、使用量データの上流の管理アプリケーションへのアップロード;全サブシステムについてのプリントエンジン構成設定、シリアル番号、ソフトウェアバージョンの閲覧;メーカーのサーバーがソフトウェアの更新を掲示したときに「更新が利用可能」というメッセージを表示;ソフトウェアのダウンロードおよびアップロードプロセスの容易化。
図6は、ウェブベースの印刷システム600を図解している。顧客LAN620上で通信する一連のプリンタ610、612、614はLAN制作管理サーバー622、ユーザー管理環境サーバー624および一連のLANクライアント機626、628、630に、他の印刷管理システム(図示せず)との通信のためにファイアウォールサーバー632を通じて広域ネットワーク(WAN)634上のインターネットに接続されている。LANおよびWANの回線はここで述べられているようなインターネットを通じた高速通信を容易にする。印刷システムは独自のURL httpベースのアドレスをもつ自らのウェブサイトをホストしており、顧客のLAN内のユーザーパーミッションアクセスなしに印刷システムへの安全なアクセスを可能にしうる。そして、安全なインターネットhttpポート、SSL暗号化、サーバー証明書、ウェブサイトユーザー認証または安全な接続を生成するためのその他の任意の適用可能な手段を利用する。前記ウェブサイトはメーカーまたは顧客(ユーザー)がシステムから、OSファイルシステムへの直接アクセスなしに安全な仕方でデータを得ることを可能にしうる。そのようなデータはエラーコード、使用、パフォーマンスデータなどを含んでいる。前記ウェブサイトは、ソフトウェア/ファームウェアの更新のリモート管理を容易にしうる。そして上流の制作管理サーバーに移行するのにスケーラブルであり、したがって複数のユニットを同様の仕方で管理しうる。前記ウェブサイトはDMZ(Demilitarized Zone[中立区域])にあるサーバー上に自らをミラーしていてもよい。そうしてシステムへの直接接続の必要性を回避し、直接接続を仮想接続で置き換える。これは外向通信のみを要求することがあり、顧客(オペレーター)承認のある内向通信のみを呼び出すことがある。前記ウェブサイトはソフトウェアおよびファームウェアの更新を半自動または全自動的な仕方で容易にしうる。前記ウェブサイトは、システムのユーザーインターフェース、プリントドライバまたはジョブ投入に通例使用されるその他のいかなる手段にもアクセスすることなく、システムの印刷待ち行列に直接的にジョブを投入することを可能にする。そのようなジョブ投入は、一例として、前記印刷ジョブファイルをウェブサイトブラウザー表示上でドラッグアンドドロップすることによって達成されうる。前記ウェブサイトは印刷システム上でホストされてもよく、印刷待ち行列のリモート管理を可能にしうる。
図7は、ソフトウェアアプリケーションが機能を実装し、他のソフトウェアアプリケーションとのプラグインインターフェースを提供する相互接続構造をもつ、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)710を有する画像形成機700のブロック図を表している。のちに述べるように、ソフトウェアアプリケーションは文書または画像閲覧機能を実装し、また、画像形成機700中で画像形成管理機能を実装する別のソフトウェアアプリケーションへのプラグインインターフェースを提供する。その他のまたは追加的なソフトウェアアプリケーションが、機能を実装し、プラグインインターフェースを提供するために使用されてもよい。特定の構成と配置が示されているものの、他の追加的な構成要素をもつものも含めて他の構成および配置が使用されてもよい。
画像形成機700は、米国ニューヨーク州ロチェスターにあるハイデルバーグ・ディジタル社によって製造されているDigimaster(登録商標)デジタルプリンタの一つのような電子写真装置であってもよい。画像形成機700はまた、別の電子写真機、複写機、印刷装置などであってもよい。GUI710に加えて、画像形成機700はフィーダー702、マーキングエンジン704、フィニッシャー706およびプリンタユーザーインターフェース(PUI)708を有する。画像形成機700は他の装置を有していてもよい。フィーダー702、マーキングエンジン704、フィニッシャー706およびプリンタユーザーインターフェース708は別個の構成要素でも、統合された構成要素でもよい。プリンタユーザーインターフェース(printer user interface)708は、制御パラメータを当該画像形成機700に入力するための押しボタン(図示せず)または他の活性化手段をもつ表示ユニットであってもよい。
フィーダー702は印刷エンジン704に印刷またはコピーシートを提供する。シートは紙、トランスペアレンシーおよびその他の媒体のうちの一つまたは組み合わせでありうる。シートはあらかじめパンチされた穴、でっぱりなどをもつよう構成されうる。ある側面では、マーキングエンジン704は光伝導体(図示せず)、一つまたは複数の帯電器(図示せず)、露出機(図示せず)、調色部(図示せず)および定着部(図示せず)を含む。動作では、光伝導体が選択的に帯電させられ、任意的に露光されて、静電的な潜像が表面上に形成される。トナーが光伝導体表面に付着させられる。トナーは帯電しており、よって光伝導体表面の静電的な潜像に対応する領域に付着するのである。トナー像はシートに転写される。定着部において、シートが加熱されてトナーが紙またはその他の媒体に定着または固着する。シートはマーキングエンジン704を出てフィニッシャー706にはいる。フィニッシャーはシートをそのまま排出してもよいし、あるいはホチキス止め、折りおよび挿入シートの挿入といった一つまたは複数の仕上げ操作を行ってもよい。
ある側面ではGUI710は、画像形成機700に動作上接続された専用のデスクトップその他のパソコンのような別個の構成要素である。GUI710はプリンタユーザーインターフェース708または画像形成機700のその他の要素と統合されていてもよい。GUI710は画像形成機700の論理制御ユニット(図示せず)に動作上接続されている。動作上接続は、電気、電波、ネットワークなどのような送信または通信手段を含む。GUIおよび論理制御ユニットは同じ構成要素に統合されていてもよい。論理制御ユニットはフィーダー702、マーキングエンジン704、フィニッシャー706およびプリンタユーザーインターフェース708を制御するために接続される。GUI710はディスプレイ画面(図示せず)およびタッチスクリーン(図示せず)、キーボード(図示せず)、マウス(図示せず)、トラックボール(図示せず)またはその組み合わせのようなインターフェース手段を有する。GUI710はまた、切り取りメニュー、フローティングボタン、ダイアログボックス、代替キーボードコマンドおよびマウスショートカットならびにその他の代替的なユーザーインターフェースを含んでいてもよい。
GUI710は、文書もしくは画像閲覧機能および画像形成管理機能のような一つまたは複数の機能を実装する一つまたは複数のアプリケーションを使って、画像形成機700との視覚的な対話を提供する。ある側面では、文書および画像形成管理機能はプラグインアーキテクチャを介して実装される。プラグインアーキテクチャは向上および更新がより簡単かつより効率的な仕方で、該機能を実装するプログラムコードのすべての再コンパイルを必要とすることなく組み込まれることを可能にする。他のアーキテクチャを使うこともできる。
文書または画像閲覧機能は、個々のページを閲覧する機能を提供することにより、印刷ジョブ中の原文書の電子イメージを閲覧するための閲覧ウィンドウを提供する。ある側面では、米国カリフォルニア州サンノゼにあるアドビシステムズ社によって製造されるアドビ・アクロバット(登録商標)バージョン5.0というソフトウェアアプリケーションがこの文書または画像閲覧機能を画像形成機700の上で実装する。文書は、いかなるソース文書についてもその作成に使用されたアプリケーションやプラットフォームにかかわりなくフォント、書式、グラフィックおよび色のすべてを保存する汎用の電子文書ファイルフォーマットであるポータブルドキュメントフォーマット(PDF)でフォーマットされる。PDFファイルはコンパクトであり、厳密に意図されたとおりに共有、閲覧、ナビゲートおよび印刷されることができる。画像形成管理機能を組み込むことを可能にするプラグインインターフェースアーキテクチャも有している。その他の文書または画像閲覧ソフトウェアアプリケーションを使用してもよい。画像形成管理機能は、画像形成機700を実装、制御または管理する諸アプリケーションを統合している。画像形成管理機能は、オブジェクト(文書、チケット、その他のエンティティ、動作など)を、当技術分野で周知のアイコン、ツリー構造、プルダウンメニュー、ポップアップメニュー、ツールボタン、スライドコントロールなどのような要素を用いて視覚的に表現するグラフィカルユーザーインターフェースである。ユーザーは、タッチスクリーン、マウス、トラックボールおよびキーボードのようなさまざまな対話手段を使って画像形成管理機能と対話できる。視覚表現とのそのような対話は根底にあるオブジェクトの操作につながる。画像形成管理機能はオブジェクト指向に見える一方、該機能の実装はオブジェクト指向プログラミング言語によってでも、非オブジェクト指向プログラミング言語によってでもよい。ある側面では、画像形成管理機能はImageSmart(登録商標)Document Mastering SmartBoard(商標)ソフトウェアアプリケーションを米国ニューヨーク州ロチェスターにあるハイデルバーグ・ディジタル社によって製造されているDigimaster(登録商標)デジタルプリンタとともに使用することで実装される。その他の画像形成管理ソフトウェアアプリケーションを使用してもよい。
図8は、ImageSmart(登録商標)Document Mastering SmartBoard(商標)ソフトウェアアプリケーション852とアドビ・アクロバット(Acrobat)(登録商標)ソフトウェアアプリケーション854との相互接続構造850を第一の実施形態に基づいて示すブロック図である。SmartBoard(商標)852は、ページオプション(page options)デスクトッププラグイン(desktop plug-in)862、印刷チケット(print ticket)デスクトッププラグイン864、文書(document)デスクトッププラグイン866およびプロダクション印刷(production print)デスクトッププラグイン868に接続されているImageSmartアプリケーションプログラミングインターフェース856を有している。デスクトッププラグインパッケージ862、864、866および868は、該デスクトッププラグインパッケージおよび追加的なプラグインをホストするマスタープラグインのはたらきをするImageSmart(登録商標)Document Mastering SmartBoard(商標)852とともに提供される、追加的なソフトウェアアプリケーションである。デスクトッププラグインパッケージ862、864、866、868は一つまたは複数の他のソフトウェアアプリケーションによって提供されてもよい。ページオプションプラグインはユーザーがページレベルの印刷オプションを割り当てることができるようにする。それは、ユーザーインターフェースを呼び出すか、あるいは所定のページ特徴のセットを文書閲覧機能のサムネイル・ペイン中で選択されているページに割り当てるかする、メニュー項目およびツールバーアイコンのような要素を生成することによって行う。さらに、利用可能なページ特徴テンプレートおよび文書に割り当てられているページ特徴のサマリーを表示するために画像形成管理機能のウィンドウ内に項目を生成してもよい。印刷チケットプラグインは、ユーザーインターフェース上の各文書について保存されているジョブ設定を表示、管理、記憶および取得する。他のシステムから生成された既存のジョブチケット設定を取得および変換し、文書が保存されるときに変換された設定を保存する役割を担っている。文書プラグインは画像形成管理機能によるあらゆる開いている文書またはファイルの閲覧を維持し、文書を開き、保存し、閉じ、選択する画像形成管理サービスを実装する。追加的に、文書プラグインはホスト機能テーブル(HFT: host function table)をエクスポートする。ホスト機能テーブルとは、プラグインどうしの間で開かれている文書について共通の情報を共有するためのインターフェースを提供する。文書プラグインは文書についての情報表示および文書の管理のためのサービス(開く、保存する、閉じる、選択するなど)を提供する。こうしたサービスはユーザーに対して、メニュー、ツールボタン、ドラッグアンドドロップ、文書ツリーなどを通じて呈示される。文書プラグインは開かれている文書についてユーザーに対して表示される情報を呈示および維持する役割も担っている。典型的な属性としては、これに限定されるものではないが、ファイル名、ファイル位置、文書タイトルおよび作成者が含まれうる。プロダクション印刷は、画像形成管理機能からの印刷出力を容易にする。他のプラグインおよびプリントエンジンと通信し、該プリントエンジンと通信して文書および付随するデータを該プリントエンジンに送る役割を担っている。アドビ・アクロバット(登録商標)854は、ページオプションアクロバットプラグイン870およびプロダクション印刷アクロバットプラグイン872に接続されたアクロバット・アプリケーションプログラミングインターフェース858を有している。プラグインパッケージ870および872は、画像形成管理パッケージ852をサポートする、あるいは画像形成管理パッケージとともに提供される追加的なソフトウェアアプリケーションである。アドビ・アクロバット(登録商標)・アプリケーションプログラミングインターフェース(アクロバットAPI)をサポートするプラグインパッケージ870および872は、一つまたは複数の他のソフトウェアアプリケーションによって提供されてもよい。アドビ・アクロバット(登録商標)プラグインとの対話を有するSmartBoard(商標)プラグインはページオプションおよびプロダクション印刷のような対応するプラグインを有する。ページオプションデスクトッププラグイン862およびプロダクション印刷プラグイン868はそれぞれページオプションアクロバットプラグイン870およびプロダクション印刷アクロバットプラグイン872に、プラグイン間インターフェース860を通じて接続される。追加的で異なるプラグインが使用されてもよく、異なる構成が用いられてもよい。
さらに、SmartBoard(商標)は、顧客、プリンタまたはその他のユーザーのウェブサイトに直接ナビゲートするための一つまたは複数のハイパーリンク882を有する。印刷業者の外部の最終顧客は、印刷業者のためにジョブを用意するためにSmartBoard(商標)を使用することができる。すべてのジョブ指定を選択し、単に文書を保存することでそれらをPDFファイルに埋め込めばいいのである。ひとたびエンドユーザーがジョブを印刷者に提出する準備ができれば、印刷業者へのリンク882をクリックして印刷ジョブを新規注文、再注文/再印刷として提出するか、提出済みのジョブの状態を確認するかする。リンクは顧客のサイトで設定可能であってもよい。それによりSmartBoard(商標)PDFファイルを制作のためにアップロードするためにウェブサイトまたはFTPサイトに直接リンクできる。これは印刷業者にとっては、顧客からプリントレディなファイルを受け取り、プロダクション印刷ジョブをより迅速に制作し、最終顧客にずっと高速な期間で届けるという恩恵をもたらす。HTMLフォーマットは、テキストおよび/または画像を別の文書または文書のセクションにリンクする機能を与える。ブラウザーは同定されたテキストまたは画像を色および/または下線でハイライトし、それがハイパーテキストリンク(しばしばハイパーリンクまたは単にリンクと短縮される)であるということを示す。ワールドワイドウェブは一様リソース位置指定子(URL: Uniform Resource Locator)を使って他のサーバー上のファイルの位置を指定し、これによりディレクトリ中のファイルを指し示すことができるばかりでなく、当該HTMLにリンクするためのそのファイルおよびそのディレクトリはネットワーク上のいかなるマシン上に存在するものであってもいいのである。ハイパーリンク882は例示の目的でソフトウェアアプリケーション852内に示されているが、相互接続構造850内のどこにあってもよい。ハイパーリンク882はリンク先の実体の商標またはロゴのように見えるよう構成されてもよい。
図9は、ImageSmart(登録商標)Document Mastering SmartBoard(商標)ソフトウェアアプリケーション852′とアドビ・アクロバット(登録商標)ソフトウェアアプリケーション854′との相互接続構造850′を第二の実施形態に基づいて示すブロック図である。SmartBoard(商標)852′は、ImageSmart(登録商標)アプリケーションプログラミングインターフェース856′を有している。アドビアクロバット(登録商標)854′はアクロバットアプリケーションプログラミングインターフェース858′を有している。ImageSmart(登録商標)Document Mastering SmartBoard(商標)874′とともに提供されるページオプションプラグイン870′およびプロダクション印刷プラグイン874′はSmartBoardアプリケーションプログラミングインターフェース856′と、およびアクロバットアプリケーションプログラミングインターフェース858′と対話する。印刷チケットプラグイン864′および文書デスクトッププラグイン866′もImageSmart(登録商標)Document Mastering SmartBoard(商標)とともに提供されるが、アクロバットアプリケーションプログラミングインターフェース858′とはインターフェースをもたない。プラグインパッケージ864′、866′、870′および872′は、一つまたは複数の他のソフトウェアアプリケーションによって提供されてもよい。ImageSmart(登録商標)Document Mastering SmartBoard(商標)ソフトウェアはプラグインインターフェースをエクスポートし、またアドビアクロバット(登録商標)へのプラグインでもある。SmartBoard(商標)プラグイン870′、872′、874′はインターフェース856′および858′の両方をサポートし、よってSmartBoard(商標)とアクロバット(登録商標)は同じプラグインを共有しうる。二つのインターフェースをサポートする一つまたは複数の共有されたプラグインを有することにより、プログラミングの負担が少なくなる。開発すべきプラグインの数も少なくなり、プラグイン間通信機構のようなサポートするためのインターフェースの数も少なくなる。顧客、プリンタまたはその他のユーザーのウェブサイトに直接ナビゲートするための一つまたは複数のハイパーリンク882′が設けられる。
アドビ・アクロバットまたはその他のソフトウェアアプリケーション854′は一つの機能を提供し、本質的にはスタンドアローンのアプリケーションとして動作する。SmartBoard(商標)または別のソフトウェアアプリケーション852′は追加的な機能を提供し、本質的にはアドビアクロバット(登録商標)のための「プラグイン」となる。したがって、文書または画像閲覧機能、画像形成管理機能および従属プラグインパッケージは、本質的に同じプロセス空間において走り、それにより複雑な同期方式の必要性を軽減または解消する。ImageSmart(登録商標)またはその他のアプリケーションは自分自身のプラグインインターフェースもサポートする。従属プラグインパッケージはアクロバットとImageSmartアプリケーションの間で、画像形成管理API956およびアクロバットアプリケーションプログラミングインターフェース854′のような両方のプラグインインターフェースを使用して共有されうる。あるいはまた、一部のプラグインは画像形成管理API956のみをサポートしてもよい。
図10は、ImageSmart(登録商標)Document Mastering SmartBoard(商標)ソフトウェアアプリケーション852″とアドビ・アクロバット(登録商標)ソフトウェアアプリケーション854″との相互接続構造850″を第三の実施形態に基づいて示すブロック図である。SmartBoard(商標)852″は、ImageSmart(登録商標)アプリケーションプログラミングインターフェース856″を有している。アドビ・アクロバット(登録商標)854″はアクロバットアプリケーションプログラミングインターフェース852″を有している。ImageSmart(登録商標)アプリケーションプログラミングインターフェース856″はアクロバットアプリケーションプログラミングインターフェース852″と、ページオプションプラグイン870″、プロダクション印刷プラグイン878″、ImageSmart(登録商標)デスクトッププラグイン874″、印刷チケットプラグイン864″および文書プラグイン866″を通じてインターフェースをもつ、あるいは接続される。プラグインパッケージ864″、866″、870″および872″は、一つまたはImageSmart(登録商標)Document Mastering SmartBoard(商標)ソフトウェアアプリケーションとともに提供される。プラグインパッケージ864″、866″、870″および872″は、一つまたは複数の他のソフトウェアアプリケーションによって提供されてもよい。先に議論したように、ImageSmart(登録商標)またはその他のソフトウェアアプリケーションはプラグインインターフェースをエクスポートし、本質的にアドビ・アクロバット(登録商標)または別のソフトウェアアプリケーションへのプラグインである。顧客、プリンタまたはその他のユーザーのウェブサイトに直接ナビゲートするための一つまたは複数のハイパーリンク882″が設けられる。
図11は、ImageSmart(登録商標)Document Mastering SmartBoard(商標)ソフトウェアアプリケーション852″′とアドビ・アクロバット(登録商標)ソフトウェアアプリケーション854″′との相互接続構造850″′を第四の実施形態に基づいて示すブロック図である。SmartBoard(商標)852″′は、ImageSmart(登録商標)アプリケーションプログラミングインターフェースを有している。アドビ・アクロバット(登録商標)854″′はアクロバットアプリケーションプログラミングインターフェースを有している。顧客、プリンタまたはその他のユーザーのウェブサイトに直接ナビゲートするための一つまたは複数のハイパーリンク882″′が設けられる。
Claims (16)
- プリンタを制御する方法であって:
プリンタに自らのウェブサイトをホストするためのソフトウェアを備え、ここでプリンタは自分のURL httpベースのアドレスを有しており、
前記プリンタと対話するためのユーザーインターフェースを設け、
前記ユーザーインターフェースを、前記プリンタへのアクセスを提供するためにインターネットに相互接続させる、
ことを有することを特徴とする方法。 - 前記プリンタへのアクセスが安全なアクセスであることを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 前記プリンタへのアクセスが、プリンタのOSファイルシステムへの直接アクセスなしに安全な仕方で可能とされることを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 前記プリンタへのアクセスがソフトウェア/ファームウェアの更新のリモート管理を可能にすることを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 前記プリンタのウェブサイトが、複数プリンタを制御する複数プリンタ管理サーバーに上方移行するようスケーラブルであることを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 前記プリンタのウェブサイトが、システムユーザーインターフェースにアクセスすることなくシステム印刷待ち行列への直接ジョブ投入を可能にすることを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 前記プリンタのウェブサイトが、プリンタドライバにアクセスすることなくシステム印刷待ち行列への直接ジョブ投入を可能にすることを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 前記プリンタのウェブサイトが印刷待ち行列のリモート管理を可能にすることを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 自分のウェブサイトをホストするためのソフトウェアもち、自分のURL httpベースのアドレスを有しているプリンタと、
前記プリンタへのユーザーアクセスを提供するためにインターネットを介して前記プリンタと対話するためのユーザーインターフェース、
とを有することを特徴とする印刷システム。 - 前記プリンタへのアクセスが安全なアクセスであることを特徴とする、請求項9記載の印刷システム。
- 前記プリンタへのアクセスが、プリンタのOSファイルシステムへの直接アクセスなしに安全な仕方で可能とされることを特徴とする、請求項9記載の印刷システム。
- 前記プリンタへのアクセスがソフトウェア/ファームウェアの更新のリモート管理を可能にすることを特徴とする、請求項9記載の印刷システム。
- 前記プリンタのウェブサイトが、複数プリンタを制御する複数プリンタ管理サーバーに上方移行するようスケーラブルであることを特徴とする、請求項9記載の印刷システム。
- 前記プリンタのウェブサイトが、システムユーザーインターフェースにアクセスすることなくシステム印刷待ち行列への直接ジョブ投入を可能にすることを特徴とする、請求項9記載の印刷システム。
- 前記プリンタのウェブサイトが、プリンタドライバにアクセスすることなくシステム印刷待ち行列への直接ジョブ投入を可能にすることを特徴とする、請求項9記載の印刷システム。
- 前記プリンタのウェブサイトが印刷待ち行列のリモート管理を可能にすることを特徴とする、請求項9記載の印刷システム。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015507250A (ja) * | 2011-12-08 | 2015-03-05 | メーカーボット インダストリーズ エルエルシー | ネットワーク化された3次元印刷 |
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WO2005073840A3 (en) | 2006-08-24 |
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