JP3717336B2 - 皮膚のバリアー機能の鑑別法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、敏感肌の人などに見られる、皮膚のバリアー機能の異常或いは異常の可能性などを鑑別するのに有用な、皮膚のバリアー機能の鑑別法に関する。
【0002】
【従来の技術】
皮膚のバリアー機能は、皮膚が基本的に有している重要な機能であり、この機能により、生体に有害な物質が体内に入り込まないようにする機能である。この機能は、多重に組織された表皮の組織により、担われているものであるが、この様な組織に異常が存在すると、生体内に好ましくない物質が入り込み、炎症などを引き起こしやすくなる。この様な皮膚バリアー機能の慢性的な異常者は、いわゆる敏感肌といわれている人に於いて、しばしば観察される。この様な皮膚バリアー機能の異常は、散逸水分量(TEWL)の異常な昂進や刺激物質に対する皮膚反応の起こり方などを観察し、総合的に判定することにより鑑別されるが、この様な方法は、簡単には適用されるものではなく、簡便に鑑別しうる方法が望まれていた。これは、この様な皮膚バリアー機能の異常が簡便に予知されれば、適切な化粧料の選択手段として、或いは化粧料の使用による炎症などの好ましくない反応の発現を回避するのに極めて有用であるからである。
【0003】
一方、表皮より角層を採取し、この角質細胞の大きさや配列規則性等の形状や有核細胞の有無等を単独に観察して、肌状態を鑑別することは行われていたが、これらから選ばれる1種乃至は2種の判定或いはその総合的な判定から、角層バリアー機能を鑑別・推定することは全く為されていなかった。又、この様な角層バリアー機能を指標に化粧料を選択することも全く行われていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこの様な状況下為されたものであり、簡便で、化粧料の選択に適用しうる、角層バリアー機能の鑑別法を提供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、簡便で、化粧料の選択に適用しうる、角層バリアー機能の鑑別法を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、表皮より採取された角層標本の観察に於いて、角質細胞の配列規則性と有核細胞の存在の有無と細胞面積とを判別し、これらから選ばれる1乃至は2以上を指標とする事により、この様な鑑別がなし得ることを見いだし、発明を完成させるに至った。以下、本発明について、発明の実施の形態を中心に詳細に説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】
(1)角質細胞の配列規則性
本発明の角層バリアー機能の鑑別法は、角質細胞の配列規則性を指標の1つとすることを特徴とする。ここで、角質細胞の配列規則性とは、剥離採取したときに得られる角質細胞の配列規則性を意味し、この様な剥離採取は、例えば、ポリエチレンテレフタレートの裏面に粘着剤を塗工した、角質細胞採取用のディスクなどを用いて、表皮に一定圧で圧着し、しかる後に静かに剥離し、れをゲンチアナバイオレットやブリリアントグリーン等の染色液で染色することにより、その形状を観察できる。この場合に於ける配列規則性とは、1)細胞の大きさが揃っていること、即ち、採取された細胞の大きさのバラツキが少ないことと、2)形状が形の崩れていないヘキサゴナル構造をしっかり維持し、細胞同士の配列が規則的であることの2点をどの程度満たしているかと言うことである。この様な判定は、配列規則性のレベルを設定し、これらのレベルの標準像を作製しておき、これらとの比較によりランク付けを行ったり、或いは、画像解析を用いて形状の類似性と大きさのバラツキや配列の規則性のレベルとを算出したりして、判定することができる。この価は相対的な価であるので、その判定のスケールや基準は、特に限定されずに使用することができる。傾向としては、他の評価軸が一定であった場合、配列規則性が悪くなるほど、皮膚バリアー機能は低下する方向にある。
【0007】
(2)有核細胞の有無
本発明の角層バリアー機能の鑑別法は、有核細胞の有無を指標の一つに含むことを特徴とする。ここで、採取角質細胞標本に於ける、有核細胞の有無の表す事象は、角質細胞の角化が不全のままに剥離するか否かということであり、通常角層バリアー機能のしっかりした皮膚に於いては、この様な角化不全の角質細胞が角層表面近くに存在することはなく、この様な細胞が存在することは、角層のバリアー機能が正常に機能していないと言うことを示す。
【0008】
(3)角質細胞の大きさ
本発明の、角層バリアー機能の鑑別法は、角質細胞の大きさを指標の1つとすることを特徴とする。これは、角層バリアー機能のしっかりした角層に於いては、充分に成熟した角質細胞で表面が覆われているため、その大きさは一定であり、充分な大きさを有している。これに対して、角層のバリアー機能が低下してくると、充分に角質細胞が成熟しない内に角層の表面に上昇してしまうため、その大きさは充分に大きくなっておらず、その面積は角層バリアー機能がしっかりしたものに比し小さくなる。この傾向は、後記実施例に示すごとく連続的であるため、この大きさを角層バリアー機能の指標の一つとして使用することができる。即ち、上記の様に採取された角質細胞の平均的な大きさが小さいほどその人の角層バリアー機能は低下していると鑑別できる。
【0009】
(4)本発明の角層バリアー機能の鑑別法
本発明の角層バリアー機能の鑑別法は、上述のごとく、角質細胞の配列規則性と有核細胞の存在の有無と細胞面積とを判別し、これらから選ばれる1乃至は2以上を指標とする事を特徴とする。これらの中で最も好ましいものは3者全てを指標とすることである。これは、これら3者を全て指標とすることにより、それぞれ単独或いは2種の組み合わせで指標にする場合に比し、角層バリアー機能と高い相関性を有するからである。この様に、角層のバリアー機能の鑑別を行うことにより、敏感肌といわれている人の内、起炎症物質等の化学物質が通常の人より経皮的に透過しやすいが故にトラブルを起こしやすい人を鑑別することができ、この様な化学物質の経皮透過を抑制する、例えば、硫酸化トレハロース及び/又は塩やポリアクリロイルエトキシホスホリルコリン等の成分を含む化粧料で、最も角層に近い部分を処置することにより、刺激発現や炎症等のトラブルを起こすことなく、通常の化粧などをする事ができる。又、通常この様な人は、常にこの様な敏感肌を形成しているわけではないので、定期的にこの様な鑑別を行うことにより、通常のバリアー機能を角層が有するときには、通常の化粧料を使用し、角層のバリアー機能が低下した場合には、その様な保護機能を含み、起炎症の可能性のある物質の含有量が少ない化粧料を使用することにより、前述のような肌トラブルを回避することができる。この様な何れの目的に使用する場合も、本発明の技術的範囲に属する。又、本発明の角層バリアー機能の鑑別法を利用して、従来、敏感肌とひと括りにしていた敏感肌分類を、この様な角層バリアー機能の低下タイプ、種々のアレルゲンに反応しやすい、化学物質過敏タイプというように細分類する事も本発明の技術的範囲に属する。前述の如くに、角層のバリアー機能に注目して、バリアー機能が低下した場合には、上記のごとくに角層バリアー機能の低下にあわせてこれを補完するような成分を含む化粧料を、その程度と含有量を基準に、選択することが本発明の化粧料の選択法である。これについては、下記に詳細に述べる。
【0010】
(4)本発明の化粧料の選択法
本発明の化粧料の選択法は、角層のバリアー機能の低下にあわせて、その機能を補完するように、皮膚バリアー機能の代替を行いうる成分や皮膚バリアー機能を高める成分を含有する化粧料を、その機能程度に合わせて選択することを特徴とする。大まかに、皮膚バリアー機能の低下程度をランク5:極めて著しい低下(病的)、ランク4:著しい低下、ランク3:明らかに感知しうる低下、ランク2:明確ではないが感知しうる低下、ランク1:正常に分類するならば、ランク5の場合には、化粧料の使用は控え、根本的な医学的治療を受けるように勧め、ランク4の場合には、皮膚バリアー機能の代替を行いうる作用に優れるポリアクリロイルオキシエチルオキシホスファチジルコリン及び/又は塩等の成分、皮膚バリアー機能を高めるコウキ・シラカバのエッセンスのような成分を含有し、皮膚刺激性を発現しやすい非イオン界面活性剤やアニオン界面活性剤の含有量を極力少なくした、アクリル酸・メタクリル酸(C10〜30)アルキルポリマー等を乳化剤とする乳液等の刺激の少ない製剤を選択し、ランク3の場合には、少量の皮膚バリアー機能の代替成分及び/又は皮膚バリアー機能を高める成分とトレハロース硫酸ナトリウムの様なトレハロース関連物質やヒアルロン酸ナトリウムの様な保湿作用に優れる成分を含有し、エモリエント効果も有する化粧料を、程度に合わせてタイプ別に選択し、ランク2、1の場合には通常の化粧水、乳液、クリームといったエモリエント・モイスチャー効果を主体とした化粧料を選択すればよい。
【0011】
【実施例】
以下に、実施例を示し、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限定を受けないことは言うまでもない。
【0012】
<実施例1>
化粧料の実使用テスト(プラクティカル・テスト)に際し、全パネラーより、PETディスク−粘着テープ転写法により、角質細胞標本を採取し、ゲンチアナ・バイオレットで染色し、観察した。この標本より、顔がかゆくなり、途中で使用を中止したパネラーを選び出し、角質細胞の各種特性について、平均との差が著しい項目を重回帰分析により拾い出したところ、角質細胞面積(平均角質細胞面積からの乖離度が負の方向に大きい(評点4)〜平均角質細胞面積からの乖離度が正の方向に大きい(評点1)の4ランク)、有核細胞の存在(有無)、角質細胞の配列規則性(配列規則性が良い(評点1)〜配列規則性が悪い(評点4)の4ランク)が何れも危険率1%以下で有意に相関する事がわかった。次にこれらの要素について、単独の場合と組み合わせた場合の相関係数を求めた。単独の場合には、細胞面積単独が0.012、有核細胞の有無が0.051、角質細胞の配列規則性が0.023であり、この内、相関係数の大きい2者である有核細胞の有無と細胞の配列規則性の組み合わせが0.055であり、3者の組み合わせが0.056であった。これより、この3者から選ばれる1乃至は2を指標とすることにより、角層バリアー機能が鑑別できることがわかる。又、これらの軸全てを用いることが特に好ましいこともわかる。
【0013】
<実施例2>
上記の結果を元に、有核細胞の有無(2分類)、角質細胞面積をその程度により4分類、角質細胞の配列規則性をその程度により4分類し、次に示すクラスターを作製した。角層バリア機能は、このクラスターの表に従って、上記の分類項目の鑑別より、5つに分類し、無作為に選択したパネラー102名を用いて、それらの人の角層バリアー機能を鑑別し、前記ランクに分類し、上述の基準で作製したそれぞれのランク用の化粧料を渡し、1ヶ月間使用してもらった。(ランク5に分類される、化粧料使用不可能者は存在しなかった。)この間、ブツや発疹などの皮膚トラブルが発生した場合には直ちに使用を中止してもらうとともに、その旨を直ちに連絡してもらうよう指導しておいた。1ヶ月の使用後、肌トラブル発生による脱落例は0であり、テスト後改めて行った角層バリアー機能のランクでは、バリア機能の2ランクアップが5名、1ランクアップが31名に認められ、ランクダウンは1例も存在しなかった。これより本発明の鑑別法により、的確な皮膚バリアー機能の鑑別ができ、これにより的確な化粧料の選択が行えることがわかる。
【0014】
【表1】
Figure 0003717336
【0015】
<角層バリアー機能ランク1、2用の化粧料>
(化粧水)
グリセリン 5 重量部
1,3−ブタンジオール 5 重量部
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1重量部
エタノール 8 重量部
水 81.8重量部
メチルパラベン 0.1重量部
【0016】
(クリーム)
スクワラン 10 重量部
グリセリルトリイソクタネート 12 重量部
ベヘニルアルコール 3 重量部
マイクロクリスタリンワックス 5 重量部
ソルビタンセスキステアレート 3 重量部
ステアリン酸 1 重量部
ポリオキシエチレンベヘニルエーテル 2 重量部
ブチルパラベン 0.1重量部
カルボキシビニルポリマー 0.3重量部
1,3−ブタンジオール 5 重量部
水酸化カリウム 0.2重量部
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1重量部
エラスチン 0.1重量部
水 58.2重量部
【0017】
<ランク3用の化粧料>
(乳液)
ジメチコン 5 重量部
スクワラン 5 重量部
オリーブ油 5 重量部
バチルアルコール 2 重量部
ソルビタンセスキオレート 2 重量部
ポリオキシエチレンベヘニルエーテル 1 重量部
1,3−ブタンジオール 5 重量部
カルボキシビニルポリマー 0.2重量部
水酸化カリウム 0.2重量部
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1重量部
硫酸化トレハロースナトリウム 0.1重量部
水 74.4重量部
フェノキシエタノール 0.1重量部
【0018】
<ランク4用の化粧料>
スクワラン 10 重量部
セラキルアルコール 2 重量部
アクリル酸・メタクリル酸(C10〜30)アルキル
ポリマー 0.2重量部
水酸化カリウム 0.1重量部
メタクリロイルオキシエチルホスファチジルコリン
ポリマー 0.1重量部
硫酸化トレハロースナトリウム 0.1重量部
1,2−ペンタンジオール 5 重量部
フェノキシエタノール 0.1重量部
水 82.4重量部
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、便で、化粧料の選択に適用しうる、角層バリアー機能の鑑別法を提供することができる。

Claims (2)

  1. 化粧料を使用しようとする人の表皮より採取された角層標本を用いた、皮膚のバリアー機能の鑑別法であって、該鑑別が、1)角質細胞の配列規則性、2)有核細胞の存在の有無( PK )、及び、3)角質細胞面積の3軸のみを指標として行われるものであり、以下の手順で判別される前記3軸のランクに基づいて、以下の表1のクラスターにより、皮膚のバリアー機能のランクを、
    極めて著しい低下(病的)(ランク5)、
    著しい低下(ランク4)、
    明らかに感知しうる低下(ランク3)、
    明確ではないが感知しうる低下(ランク2)、
    正常(ランク1)、の何れのランクであるかを鑑別することを特徴とする、皮膚のバリアー機能の鑑別法:
    (1)前記角質細胞の配列規則性は、
    予め標本抽出したパネラーより集められた角質細胞のデータを元に規定された、配列規則性が良い(評点1)〜配列規則性が悪い(評点4)の4つのランクの基準に基づき、
    鑑別する人の角質細胞の配列規則性を4つのランクの何れかにランク付けをする;
    (2)有核細胞の有無は、
    角層標本を観察し、有核細胞を認めた場合は有核細胞があると判断し、評点2へランク付けし、認めなかった場合は有核細胞がないと判断し、評点1へランク付けする;
    (3)角質細胞面積は、
    予め標本抽出したパネラーより集められた角質細胞面積のデータを元に、平均角質細胞面積を求め、各パネラーの角質細胞面積の平均角質細胞面積からの乖離度を求め、その乖離度の大きさにより規定された、平均角質細胞面積からの乖離度が負の方向に大きい(評点4)〜平均角質細胞面積からの乖離度が正の方向に大きい(評点1)の4つのランクの基準に基づき、
    鑑別する人の角層標本より求められた角質細胞面積の前記平均角質細胞面積からの乖離度を4つのランクの何れかにランク付けする。
    Figure 0003717336
  2. 請求項1に記載の皮膚のバリアー機能の鑑別法において、皮膚のバリアー機能のランクが、
    前記ランク5に分類された場合には、化粧料の使用は控え、根本的な医学的治療を受けるようにとの示唆を与え、
    前記ランク4に分類された場合には、皮膚のバリアー機能の代替を行いうる作用に優れる成分及び/又は皮膚のバリアー機能を高める成分を含有し、皮膚刺激性を発現しやすい物質の含有量を極力少なくした化粧料を選択し、
    前記ランク3に分類された場合には、少量の皮膚バリアー機能の代替成分及び/又は皮膚バリアー機能を高める成分、並びに保湿作用に優れる成分を含有する化粧料を選択し、
    前記ランク2又は1に分類された場合には、通常の化粧料を選択することを特徴とする、化粧料の選択法。
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