JP3717077B2 - ゲーム機械用制御レバー - Google Patents

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本発明は、主に乗物型ゲーム機械のスロットルレバー等、プレイヤーによって回動操作される制御レバーの改良に関し、特に、制御レバーの操作時に適度の抵抗感があって本物の乗物のスロットルレバーを操作しているような実感を生み出すことのできる制御レバーに関する。
乗物型ゲーム機械のスロットルレバー等に実際の操作感覚を生じさせるため、従来より、ラバーの摩擦力を利用したものが知られている。
これは例えば、図3及び図4に示すように、スロットルレバー1をゲーム機械のフレーム2に回動自在に取り付け、フレームのボス2aに挿通した回動軸11に、スペーサー31、スライドシート32、ラバー33、カム34を順次装着し、回動軸11の先端をナット35でねじ止めしたものである。回動軸11の軸直角断面はD形に形成され、これを挿通するカム34の孔34aはDカット孔となっており、そのため、カム34は回動軸11の軸方向には移動可能であるが、その軸中心には相対的に回転不能なよう構成されている。そこで、プレイヤーがスロットルレバー1を持って回動軸11を回動させると、それと一緒にカム34が回動し、カム34とラバー33との接触摩擦力によって、操作時に実際の操作感覚に似た抵抗感が生じるようになっている。カム34とラバー33との摩擦力は、ナット35のねじ込み量によって設定される。
上記の如き構成であると、スロットルレバー1の回動操作時の抵抗感は、ラバー33の表面の摩擦力と、ラバー自身が持つ弾性力に基づくカム34との接触圧力とに依存するため長期間一定の摩擦力を保持することが困難で、その調節も容易ではない。
即ち、ラバー33の弾性力は、季節の温度変化により変動を受けやすく、また、ラバー33の摩擦面にホコリ等が付着するとその摩擦力は極端に低下するためである。その場合、ナット35のねじ込み量を調整し直したり、ラバーの交換を行なったりしても、長期間一定の抵抗感を維持することは困難である。
また、下記特許文献1には、摩擦板とバネを用いた操作レバーの抵抗付与構造が開示されている。
実開昭60−153325号公報
本発明は上記の問題点を解決するためなされたものであり、その目的とするところは、実際の車のスロットルレバー等の回動操作時の抵抗感に近い抵抗感を容易に実現でき、それを長期間一定に維持することができ、その調整作業も容易なゲーム機械用制御レバーを提供することにある。
上記の目的は、
プレイヤーによって回動操作される制御レバーの回動軸をゲーム機械のフレームに回動可能なよう挿通し、その先端を、フレームに所定の間隔を隔てて固定されたストッパープレートに明けた孔に回動可能なよう保持せしめると共に、上記制御レバーの回動軸上に、フレーム側からストッパープレート側へ向けて、順次、
圧縮コイルスプリングと、
制御レバーの回動軸の軸方向に移動可能なよう保持されるスプリングストッパーと、
第1摩擦部材と、
制御レバーの回動軸にその軸方向には移動可能にかつ相対回転は不能なように取り付けられる制動部材と、
第2摩擦部材と、
を装着してなるゲーム機械用制御レバーにおいて、
上記ストッパープレートを、スペーサーロッドを介してフレームに平行に保持すると共に、上記スプリングストッパーに上記スペーサーロッドを挿通する孔を明け、スプリングストッパーがスペーサーロッドにガイドされて制御レバーの回動軸の軸方向に移動可能なよう保持し、
更に、
フレーム又はストッパープレートに雌ネジ部材を設け、上記スペーサーロッドの端部に雌ネジ部材にねじ込む雄ネジを形成し、そのねじ込み量を調整することによりフレームとストッパープレートの間隔を変化させ、これにより上記圧縮コイルスプリングの弾性力を調整して、第1及び第2摩擦部材と制動部材との摩擦力を調整するよう構成したことを特徴とする上記のゲーム機械用制御レバーによって達成できる。
上記の如き構成であると、上記スペーサーロッドの雄ネジのねじ込み量を加減することにより、フレームとストッパープレートの間隔を変化させることができるため、コイルスプリングの弾性力を容易に調節でき、これにより制御レバーの回動操作に対する抵抗力を容易に調節することが可能となる。
また、第1及び第2摩擦部材として革材を用いることにより、ホコリ等による表面摩擦力の変化や、季節の温度変化による摩擦部材自体の弾性力の変化も少なくなり、一層安定した抵抗力が得られる。
以下、図面を参照しつゝ本発明を具体的に説明する。
図1は、本発明に係るゲーム機械用制御レバーの一実施例を示す分解斜視図、図2は、これを組み立てた状態を示す断面図である。
又、図3は前述の公知のゲーム機で常用されている制御用レバーの一例を示す分解斜視図、図4は図3に示した部品を組み立てた状態を示す断面図である。
図3及び4については既に説明した。
図1及び図2に示す実施例において、1はスロットルレバー等の制御レバー、11はその回動軸、2はゲーム機械のフレーム、3はストッパープレート、4A及び4Bはスペーサーロッド、5は圧縮されたコイルスプリング、6はスプリングストッパー、7は第1摩擦部材、8は制動部材、9はキー、10は第2摩擦部材である。
制御レバー1の回動軸11は、ゲーム機械のフレーム2に回動可能なよう挿通され、その先端は、ストッパープレート3に明けた孔に回動可能なよう保持されている。
ストッパープレート3には、雌ネジ部材42が設けられており、スペーサーロッド4A及び4Bの先端部は、雌ネジ部材42のネジ穴に適合する雄ネジ部4a、4bとされている。
スペーサーロッド4A及び4Bは、フレーム2のロッド挿通穴を通り、スプリングストッパー6に設けたガイド穴を貫通して、その先端の雄ネジが雌ネジ部材42のネジ孔にねじ込まれ、これによってストッパープレート3がフレーム2に固定されるようになっている。
動軸11上には、フレーム2とスプリングストッパー6との間にはコイルスプリング5が設けられ、スプリングストッパー6とストッパープレート3の間には、第1摩擦部材7、制動部材8、第2摩擦部材10を順次装着してある。
コイルスプリング5は、その一端がフレーム2のボス2aの周囲に嵌め合わせられ、他端がスプリングストッパー6に当接して、圧縮されており、そのためその弾性力により、スプリングストッパー6がストッパープレート3に向かって押しつけられるようなっている。
スプリングストッパー6の中心孔6aには制御レバー1の回動軸11が挿通され、上端及び下端近くに明けた孔には前記スペーサーロッド4A及び4Bが挿通され、これにより、スプリングストッバー6はスペーサーロッド4A及び4Bにガイドされて制御レバーの回動軸(11)の軸方向に移動可能なよう保持される。
第1摩擦部材7及び第2摩擦部材10は、ホコリ等が付着しても摩擦力の変化の少ない革材シートにより作製するのが望ましい。
第1摩擦部材7と第2摩擦部材10との間に挟まれた状態で回動軸11上に装着される制動部材8は、その内周面にキー溝8aが形成され、このキー溝8aと回動軸11の外周面に軸方向に沿って形成されたキー溝11aの間にキー9を嵌め込むことにより、制動部材8は、回動軸11に対してその軸方向には移動可能に、然しながら、相対的な回転は不能なように連結されている。従って、コイルスプリング5の弾性力で図中右方向へ押圧されているスプリングストッバー6の作用により、制動部材8も第1及び第2摩擦部材7、10に挟まれたまま図中右方向へ押圧され、これがストッパープレート3によって阻止された状態となっている。即ち、制動部材8は、コイルスプリング5の弾性力により決定される一定の接触圧力で第1及び第2摩擦部材7、10と接触している。
そこで、プレイヤーが制御レバー1を持って回動軸11を回動させると、制動部材8もそれと一緒に回動するが、このとき第1摩擦部材7と第2摩擦部材10との接触摩擦力で、回動操作に対して一定の抵抗力を生じる。この抵抗力は、制動部材8と第1及び第2摩擦部材7、10との接触摩擦力により決定され、従って、コイルスプリング5の弾性力により決定されるものである。従って、この摩擦力は調整が容易である上、従来のラバーの如く温度変化による変動や経時変化も少ないものであるから、長期間にわたって一定の抵抗力が維持できる。
この実施例の場合、上記スペーサーロッド4A及び4Bの雄ネジのねじ込み量を加減することにより、フレーム2とストッパープレート3の間隔を変化させることができるため、コイルスプリング5の弾性力を容易に調節でき、これにより制御レバーの回動操作に対する抵抗力を容易に調整することが可能となる
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものでなく、例えば、スペーサーロッドの本数、スプリングストッパーの形状、制動部材の形状等は本発明の目的の範囲内において適宜設計変更されるものであり、従って、本発明は上記の説明から当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例を包摂するものである。
本発明に係るゲーム機械用制御レバーの一実施例を示す分解斜視図である。 図1に示した制御レバーを組み立てた状態を示す断面図である。 従来のゲーム機械用制御レバーの一例を示す分解斜視図である。 図3に示したゲーム機械用制御レバーの一例の断面図である。
符号の説明
1 スロットルレバー
11 回動軸
11a キー溝
2 フレーム
2a ボス
3 ストッパープレート
4A、4B スペーサーロッド
5 コイルスプリング
6 スプリングストッパー
7 第1摩擦部材
8 制動部材
9 キー
10 第2摩擦部材

Claims (1)

  1. プレイヤーによって回動操作される制御レバー(1)の回動軸(11)をゲーム機械のフレーム(2)に回動可能なよう挿通し、その先端を、フレームに所定の間隔を隔てて固定されたストッパープレート(3)に明けた孔に回動可能なよう保持せしめると共に、上記制御レバーの回動軸(11)上に、フレーム側からストッパープレート側へ向けて、順次、
    圧縮コイルスプリング(5)と、
    制御レバーの回動軸の軸方向に移動可能なよう保持されるスプリングストッパー(6)と、
    第1摩擦部材(7)と、
    制御レバーの回動軸(11)にその軸方向には移動可能にかつ相対回転は不能なように取り付けられる制動部材(8)と、
    第2摩擦部材(10)と、
    を装着してなるゲーム機械用制御レバーにおいて、
    上記ストッパープレート(3)を、スペーサーロッド(4A,4B)を介してフレーム(2)に平行に保持すると共に、上記スプリングストッパー(6)に上記スペーサーロッドを挿通する孔を明け、スプリングストッパーがスペーサーロッドにガイドされて制御レバーの回動軸(11)の軸方向に移動可能なよう保持し、
    更に、
    フレーム又はストッパープレートに雌ネジ部材(42)を設け、上記スペーサーロッド(4A,4B)の端部に雌ネジ部材(42)にねじ込む雄ネジを形成し、そのねじ込み量を調整することによりフレームとストッパープレートの間隔を変化させ、これにより上記圧縮コイルスプリング(5)の弾性力を調整して、第1及び第2摩擦部材(7, 10)と制動部材(8)との摩擦力を調整するよう構成したことを特徴とする上記のゲーム機械用制御レバー。
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