JP3715050B2 - 車両積載物品計量装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばごみ処理場等に設けられる車両積載物品計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の上記車両積載物品計量装置の一例として、トラックスケール用データ処理装置が特開平6−249702号公報に開示されている。この装置は、図6、図7に示すものである。この装置によると、トラック1がごみ2を積載して入口側トラックスケール3に乗ると、その全重量が検知され、この合計重量信号がコンピュータ20に供給される。次に、トラック1の運転者が入口側操作ユニット7のパンチカード挿入口32にパンチカード26(図8参照)を挿入すると、この読み取り信号がコンピュータ20に供給され、トラック1の車番や積載物のごみ2の種類などを読み取って記憶される。しかる後に、運転者は、パンチカード26を受け取り、ごみ焼却炉9までトラック1を運転してごみ2を廃棄して、出口側トラックスケール13上に進み、空のトラック1の重量を計量する。そして、運転者は、出口側操作ユニット37のパンチカード挿入口32にパンチカード26を挿入すると、この読み取り信号はコンピュータ20に供給されて、入口側トラックスケール3から受信したトラック1とごみ2の合計重量から出口側トラックスケール13から受信したトラック1のみの重量を差し引いてごみ2の重量が演算される。そして、そのパンチカード26から読み取ったごみ2の種類とごみ2の重量とに基づいて廃棄料金が演算され、この廃棄料金が表示部33に表示される。運転者は、表示部33に表示されている廃棄料金を紙幣挿入口40及び硬貨挿入口41に挿入して、パンチカード26を受け取り、出口側トラックスケール13から退場することができる。
【0003】
このトラックスケール用データ処理装置によると、ごみ2の廃棄料金の徴収を無人で行うことができ、人件費の低減を図ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のトラックスケール用データ処理装置では、廃棄料金の徴収を料金徴収機により行っているので、この料金徴収機のコストが高く付くし、精密機械であるのでメンテナンスに手間が掛かるという問題がある。そして、現金を徴収しているので出口側操作ユニット37から現金を回収し、現金の収支の確認を行う必要があり、その分の手間が掛かるという問題もある。
【0005】
本発明は、コストが低く、メンテナンスが容易であり、現金の回収、及び収支の確認を行う必要がない車両積載物品計量装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係る車両積載物品計量装置は、重量を計量する計量手段と、カードに記憶されている情報を読み取る読み取り手段と、上記計量手段の計量信号に基づいて車両に搭載された物品の重量を演算し、この物品の重量及び上記読み取り手段が読み取った上記カードの記憶情報に基づいて上記物品の重量に対応する料金を演算する演算手段と、上記演算手段及び上記カードに設けた記憶手段とを、有し、この記憶手段は、金額を記憶することができ、予め纏まった金額を支払うことによってこの記憶手段には支払った金額が記憶され、上記演算手段は、上記記憶手段に記憶されている最新の上記記憶されている金額から上記演算によって得られた上記重量に対応する料金を減算し、この減算値を上記記憶手段に新たな金額として記憶させるものである。上記演算手段は、上記演算手段の記憶手段の残金と上記カードの記憶手段の残金とが一致したときに、上記算出した減算値を上記演算手段及び上記カードの記憶手段に上記新たな金額として記憶させる。
【0007】
第2の発明に係る車両積載物品計量装置は、第1の発明の車両積載物品計量装置において、上記物品をごみとし、前記カードに記憶されている記憶情報は、上記金額の他に、ゴミ処理依頼者に対するコード、車両番号、上記ごみの種類に応じて定めたごみの単位重量当たりの廃棄料金を含むものである。
【0009】
本発明は、計量手段、読み取り手段、及び演算手段により車両に積載された物品の重量及びその物品に対する料金を演算することができる。
第1の発明によると、料金を支払う者が料金を受け取る者に対して例えば予め纏めて料金を支払っておき、その纏めて支払った料金を金額として記憶手段に記憶しておくことができる。そして、物品に対する料金をその都度記憶手段に記憶されている残った金額から差し引くことにより清算することができる。
【0010】
第2の発明によると、第1の発明に係る車両積載物品計量装置をごみの廃棄料金の精算に使用したものであり、ごみを廃棄する際に現金の支払いを不要とすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明に係る車両積載物品計量装置をごみ焼却炉へのごみ搬送用トラックの重量計量に適用した第1実施形態を各図を参照して説明する。この実施形態の車両積載物品計量装置は、図1に示すように、入口側計量器3、出口側計量器13、入口側操作ユニット8、出口側操作ユニット38、記憶部10、カード11、及び演算制御部12を備えている。
【0013】
入口側計量器3は、図6に示す従来の入口用トラックスケール3と対応して設けられており、入口用トラックスケール3と同等のものである。入口側計量器3は、ピット6内に設けられているロードセル5、・・・と、このロードセル5により支持されているトラック載置台4を備えている。
【0014】
出口側計量器13は、図6に示す出口用トラックスケール13と対応して設けられており、出口用トラックスケール13と同等のものである。出口側計量器13は、ピット16内に設けられているロードセル15、・・・と、このロードセル15により支持されているトラック載置台4を備えている。
【0015】
入口側操作ユニット8は、図6に示す従来の入口側操作ユニット7と対応して設けられているものである。この入口側操作ユニット8は、図2(b)に示すように、カード11を挿入するためのカード挿入口8a、及びこのカード挿入口8aに挿入されたカード11に記憶されている情報を読み取るカードリーダ(図示せず)を有している。更に、入口側計量器3に進入、退場を許可する表示や演算制御部12の処理中等を示す各種表示を行う表示灯8b、及び各種メッセージを表示する表示部8cを備えている。
【0016】
出口側操作ユニット38は、図6に示す出口側操作ユニット37と対応して設けられているものである。この出口側操作ユニット38は、図2(a)に示すように、カード11を挿入するためのカード挿入口38aや、このカード挿入口38aに挿入されたカード11に記憶されている情報を読み取ったり、このカード11に残金等の情報を書き込むためのカードリードライタ(図示せず)を有している。更に、出口側計量器13に進入、退場を許可する表示や演算制御部12の処理中等を示す各種表示を行う表示灯38b、各種メッセージを表示する表示部38c、及び廃棄料金、日付、ごみ重量等を印字するプリンタ38dを備えている。
【0017】
記憶部10は、図1に示すように、演算制御部12と接続しており、ごみ処理依頼者(ごみ搬入者)に対して夫々定められている各コード、各ごみ処理依頼者がごみ処理請負者(ごみ2を焼却する者)に対して予め支払われている料金、各ごみ処理依頼者が使用するトラック1の車番、ごみ2の種類ごとに定めた単位重量当たりの廃棄料金等の各種情報を記憶してあるし、その記憶している料金(金額)から廃棄料金を差し引いた残金等の新たな情報を記憶することができるものである。
【0018】
カード11は、磁気カード11である。カード11は、このカード11を使用するごみ処理依頼者のコード、ごみ処理依頼者がごみ処理請負者に対して予め支払っている料金、このカード11に対して定めたトラック1の車番等の各種情報を記憶してあるし、その記憶している料金から廃棄料金を差し引いた残金等の新たな情報を記憶することができるカード記憶部11aを備えている。
【0019】
演算制御部12は、例えばCPU(中央演算処理装置)により構成されており、記憶部10に記憶されているプログラム(例えば図3に示すフローチャートで示す処理)に従って演算処理を行うことができる。つまり、入口側計量器3より送信されたごみ2とトラック1の合計重量から出口側計量器13より送信されたトラック1の重量を減算してごみ2の重量を演算し、また、このごみ2の重量、入口側操作ユニット8で読み取ったカード記憶部11aに記憶されているごみ2の種類、及び記憶部10に記憶されているごみの種類ごとに定めた単位重量当たりの廃棄料金の情報に基づいてそのごみ2の重量に対する廃棄料金を演算することができる。更に、記憶部10に記憶されている金額(前回の残金)から廃棄料金を減算して今回の残金を演算する。そして、この今回の残金を記憶部10に記憶すると共に、この今回の残金をカード11のカード記憶部11aに記憶するように出口側操作ユニット38に指令等を行う。なお、次回の廃棄料金は、記憶部10に記憶された今回の残金から差し引かれて次回の残金が上記と同様にして記憶部10とカード11に記憶される。
【0020】
また、演算制御部12には、図1に示すように、表示部14、プリンタ17、キーボード18が接続している。表示部14は、キーボード18の操作によって記憶部10やカード11のカード記憶部11aに記憶されている情報や記憶部10やカード11のカード記憶部11aに記憶させる情報等を表示させることができるものである。。プリンタ17は、キーボード18の操作によってこれら情報を印刷することができるものである。
【0021】
次に、この車両積載物品計量装置の作用を図3に示すフローチャート及び図6を参照して説明する。まず、運転者がごみ2を積載したトラック1を入口側計量器3上に進入させて入口側操作ユニット8のカード挿入口8aにカード11を挿入する(S100、S102)。すると、カードリーダがカード11に記憶されている車番や積載物であるごみ2の種類等のカード11に記憶されている情報を読み取ると共に、入口側計量器3がごみ2とトラック1の合計重量を計量して合計重量信号を生成し、これらカード情報及び合計重量信号を演算制御部12に送信する(S104)。演算制御部12は、この送信されたカード情報の車番が第2回目に送信されたものであり、第1回目のものが記憶部10に記憶されているか否かを判定する(S106)。そして、この読み取った車番が第1回目に送信されたものであり、この車番が記憶部10に記憶されておらずNOと判定した場合、つまり、受信した重量信号が第1回目の重量信号(ごみ2とトラック1の合計重量信号)でありNOと判定した場合は、演算制御部12は、車番別に合計重量信号を記憶部10に記憶する(S108)。
【0022】
そして、運転者は、カード11を受け取り、トラック1を入口側計量器3から退場させてごみ焼却炉9にごみ2を投入し(S110、S112)、しかる後に、ごみ2を積載していないトラック1を出口側計量器13上に進入させて出口側操作ユニット38のカード挿入口38aにカード11を挿入する(S100、S102)。すると、カードリードライタがカード11に記憶されている車番やごみ2の種類等のカード情報を読み取ると共に、出口側計量器13が空のトラック1の重量を計量して重量信号を生成し、これらカード情報及び重量信号を演算制御部12に送信する(S104)。演算制御部12は、この送信されたカード情報の車番が第2回目に送信されたものであり、第1回目のものが記憶部10に記憶されているか否かを判定する(S106)。そして、この読み取った車番が記憶部10に記憶されおりYESと判定した場合、つまり、受信した重量信号が第2回目の重量信号(空のトラック1の重量信号)でありYESと判定した場合は、演算制御部12は、その車番と対に記憶されているごみ2とトラック2との合計重量信号から今回受信したトラック2のみの重量信号を減算してごみ2の重量を演算し(S114)、このごみ2の重量、ごみ2の種類、ごみ2の種類ごとに記憶されている廃棄料金からごみ2の廃棄料金を演算する(S116)。そして、カード11のカード記憶部11aに記憶されている残金と演算制御部12と接続する記憶部10に記憶されている残金とが等しいか否かを判定する(S118)。この判定の目的は、例えばカード11に記憶されている残金がカード11の異常により、又はカード使用者(ごみ処理依頼者)の不正により書き換えられていないかどうかを確かめることである。両方の残金が互いに等しくYESと判定した場合は、次に、カード11に記憶されている残金がごみ2の廃棄料金よりも多いか否かを判定し(S120)、残金が廃棄料金よりも多くYESと判定した場合は、前回の残金から廃棄料金を減算して今回の残金を演算する。すると、出口側操作ユニット38のカードリードライタがこの今回の残金をカード11と記憶部10にの両方に記憶すると共に前回の残金をカード11と記憶部10の両方から消去する(S122)。しかる後に、カード11を受け取りトラック1を出口側計量器13から退場させることができる(S124)。このようにして図3の処理を順次繰り返して行うことができる。
【0023】
ただし、ステップ118において、カード11に記憶されている残金と記憶部10に記憶されている残金とが等しくなくNOと判定した場合は残金が異常である旨の警報信号を演算制御部12に出力する(S126)。演算制御部12は、この警報信号を受信すると、その異常内容を記憶する。この異常内容は、ごみ処理請負者によって確認することができ、カード使用者であるごみ処理依頼者との間でその原因を追求することができる。
【0024】
そして、ステップ120において、カード11に記憶されている残金が廃棄料金よりも少なくNOと判定した場合は、残金不足である旨の信号を演算制御部12に出力する(S128)。演算制御部12は、この残金不足信号を受信すると、その内容を記憶する。この内容は、ごみ処理請負者によって確認することができ、カード使用者であるごみ処理依頼者から不足料金を徴収することができる。
【0025】
上記実施形態に係る車両積載物品計量装置よると、ごみ処理依頼者は、ごみ処理請負者に対してごみの廃棄料金を予め纏めて支払うと、ごみ処理請負者がその纏めて支払われた料金を演算制御部12と接続する記憶部10、及びカード11に記憶して、そのカード11がごみ処理依頼者に渡される。ごみ処理依頼者は、ごみ2をごみ処理請負者の焼却場に持って行くと、その廃棄料金がカード11に記憶されている金額から差し引かれる。従って、この車両積載物品計量装置には、料金徴収機が不要であるので、この装置のコストが低く、メンテナンスが容易であり、現金を回収したり、収支の確認を行う必要がないので人件費の低減を図ることができる。そして、ごみ2を積載したトラック1の運転者も現金を扱う必要がなく、ごみ処理依頼者側にとっても現金の取扱が不要となる。
【0026】
次に、第2実施形態を説明する。第1実施形態と第2実施形態とが相違する点は、第1実施形態では、図1に示すように、入口側計量器3と出口側計量器13の2台の計量器を設け、各計量器と対応して入口側操作ユニット8と出口側操作ユニット38の2台の操作ユニットを設けた構成としたが、第2実施形態では、図4に示すように、1台の計量器13を設け、この計量器13と対応して1台の操作ユニット38を設けた構成とした点、及び第1実施形態では、演算制御部12が図3に示すフローチャートに従って処理を行うこととし、記憶部10にはトラック1の各車番と対応するトラック1の重量(風袋重量)が記憶されていない構成としたが、第2実施形態では、演算制御部12が図5に示すフローチャートに従って処理を行うこととし、記憶部10にはトラック1の各車番と対応するトラック1の重量(風袋重量)が記憶されている構成とした点である。これ以外は、第1実施例と同等であり、同等部分は同一の図面符号で示し詳細な説明を省略する。
【0027】
計量器は、図1に示す第1実施形態の出口側計量器13と同等であり、操作ユニットは、図1に示す第1実施形態の出口側操作ユニット38と同等であるので、夫々の詳細な説明を省略する。
【0028】
次に、第2実施形態の車両積載物品計量装置の作用を図5に示すフローチャートを参照して説明する。この実施形態の車両積載物品計量装置は、各車番と対応するトラック1の重量(風袋重量)を演算制御部12と接続する記憶部10に記憶されているので、ごみ2を積載したトラック1の重量を1回計量するだけで、ごみ2の重量を演算して廃棄料金を演算することができるものである。
【0029】
従って、図5に示すように、まず、運転者がごみ2を積載したトラック1を計量器13上に進入させて操作ユニット38のカード挿入口38aにカード11を挿入すると(S100、S102)、第1実施形態と同様に、カードリードライタがカード11に記憶されている車番や積載物であるごみ2の種類等のカード情報を読み取ると共に、計量器13がごみ2とトラック1の合計重量を計量して合計重量信号を生成し、これらカード情報及び合計重量信号を演算制御部12に送信する(S104)。演算制御部12は、この送信されたカード情報の車番と対応して記憶部10に記憶されているトラック1の重量(風袋重量)を選択する(S200)。そして、その受信したごみ2とトラック2との合計重量信号からその選択したトラック2のみの重量信号を減算してごみ2の重量、及び廃棄料金を演算し(S114、S116)、カード11と演算制御部12と接続する記憶部10に記憶されている残金を第1実施形態と同様にして書き換えることができる(S118〜S122)。しかる後に、カード11を受け取り、トラック1を計量器から退場させることができる。なお、ステップ100〜ステップ104、及びステップ114〜ステップ128の処理は、第1実施形態と同等であるので同一のステップ番号を付して詳細な説明を省略する。
【0030】
ただし、上記第1及び第2実施形態では、ステップ122において、今回の残金をカード11と記憶部10に記憶すると共に前回の残金をカード11と記憶部10から消去したが、この前回の残金をカード11から消去するが、記憶部10から消去せずに情報として残してもよい。これにより、ごみ処理請負者は、そのカード11の使用者(ごみ処理依頼者)が支払ったごみ2の廃棄料金を過去に遡って確認することができ、カード11と記憶部10に記憶されている残金の不整合があった場合にその原因を調査することができる。
【0031】
そして、ごみ処理依頼者が予め支払った料金からごみ2の廃棄料金を差し引いた残金をカード11と記憶部10の両方に記憶したが、カード11と記憶部10のうちいずれか一方に記憶してもよい。
【0032】
また、上記第1及び第2実施形態によると、ごみ処理依頼者は、予めごみの廃棄料金を纏めてごみ処理請負者に支払い、その支払った料金から廃棄料金をその都度差し引くこととしたが、ごみ処理依頼者は、廃棄料金を予めごみ処理請負者に支払わず、ごみ処理依頼者がごみを持ち込む度に、演算制御部12がそのごみ2の廃棄料金とそれまでの廃棄料金の合計金額を演算してその両方を、カード11と記憶部10の両方、又は記憶部10に記憶させる構成としてもよい。そして、ごみ処理請負者は、予め定めた時に廃棄料金の合計金額をごみ処理依頼者に請求することとする。
【0033】
更に、上記第1及び第2実施形態では、カード11を入口側又は出口側操作ユニット8、38のカード挿入口8a、38aに挿入した状態で、カード11に記憶されている情報を読み取ったり、カード11に残金等を書き込む構成としたが、非接触式のカードを使用する構成とすることができる。即ち、カード及び演算制御部12側の両方に、アンテナ、送信機、及び受信機を設けて、カードのカード記憶部に記憶されている情報を、カードに設けた送信機によってアンテナから電波として送信し、この電波を演算制御部12側に設けたアンテナと受信機を介して演算制御部12が読み取ることができるようにする。また、演算制御部12が演算した残金等の情報を、演算制御部12側に設けた送信機によってアンテナから電波として送信し、この電波で送信される情報をカードに設けたアンテナと受信機を介してカードに書き込むことができるようにする。
【0034】
第1の発明は、例えば料金を予め纏めて支払い、その纏めて支払った料金を記憶手段に記憶しておき、その記憶手段に記憶されている金額から物品に対する料金をその都度差し引くことにより精算することができる。第2の発明は、第1の発明に掛かる車両積載物品計量装置をごみ廃棄料金の精算に使用したものである。従って、本発明の車両積載物品計量装置によると、料金徴収機が不要であるので、コストが低く、メンテナンスが容易であり、人が現金を回収したり、収支の確認を行う必要がないので人件費の低減を図ったりすることができるという効果がある。更に、現場における現金の取り扱いを不要とするので、料金の精算手続の簡略化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る車両積載物品計量装置の構成を示すブロック図である。
【図2】(a)は同第1実施形態に係る出口側操作ユニットの正面図、(b)は同第1実施形態に係る入口側操作ユニットの正面図である。
【図3】同第1実施形態に係る車両積載物品計量装置の動作手順を示すフローチャートである。
【図4】同発明の第2実施形態に係る車両積載物品計量装置の構成を示すブロック図である。
【図5】同第2実施形態に係る車両積載物品計量装置の動作手順を示すフローチャートである。
【図6】従来のトラックスケール用データ処理装置の模式図である。
【図7】同従来のトラックスケール用データ処理装置の出口側操作ユニットの正面図である。
【図8】同従来のトラックスケール用データ処理装置に使用するパンチカードを示す図である。
【符号の説明】
1 トラック
2 ごみ
3 入口側計量器
8 入口側操作ユニット
10 記憶部
11 カード
12 演算制御部
13 出口側計量器
38 出口側操作ユニット
Claims (2)
- 重量を計量する計量手段と、
カードに記憶されている情報を読み取る読み取り手段と、
上記計量手段の計量信号に基づいて車両に搭載された物品の重量を演算し、この物品の重量及び上記読み取り手段が読み取った上記カードの記憶情報に基づいて上記物品の重量に対応する料金を演算する演算手段と、
上記演算手段及び上記カードに設けた記憶手段とを、
有し、
この記憶手段は、金額を記憶することができ、予め纏まった金額を支払うことによってこの記憶手段には支払った金額が記憶され、
上記演算手段は、上記記憶手段に記憶されている最新の上記記憶されている金額から上記演算によって得られた上記重量に対応する料金を減算し、この減算値を上記記憶手段に新たな金額として記憶させ、上記演算手段は、上記演算手段の記憶手段の残金と上記カードの記憶手段の残金とが一致したときに、上記算出した減算値を上記演算手段及び上記カードの記憶手段に上記更新された金額として記憶させることを特徴とする車両積載物品計量装置。 - 請求項1記載の車両積載物品計量装置において、上記物品をごみとし、前記カードに記憶されている記憶情報は、上記金額の他に、ゴミ処理依頼者に対するコード、車両番号、上記ごみの種類に応じて定めたごみの単位重量当たりの廃棄料金を含むことを特徴とする車両積載物品計量装置。
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