JP3714548B2 - ネットワークを利用したcadデータファイル変換システム - Google Patents

ネットワークを利用したcadデータファイル変換システム Download PDF

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    • G06F2111/02CAD in a network environment, e.g. collaborative CAD or distributed simulation

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを利用したCAD データファイル変換システムに関し、特に、インターネット若しくはイントラネットサーバー上で共有されているCAD(Computer Aided Design)データファイルを、該CAD データファイルを作成するのに使用したCADソフトを使用せずに、誰もが容易に閲覧・利用できるようにしたCAD データファイル変換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
IT(Information Technology)技術の進歩により従来の手書きの図面に代わってCADが図面作成の主流となってきている。これに伴い、紙による図面の流通がデジタルデータに取って代わり、インターネットや社内ネットワーク(イントラネット)上のコンピュータ間でCADデータを直接やりとりすることが当たり前となってきた。また、ネットワークの普及によるデータの共有・再利用の観点から、CADデータはネットワーク上のファイルサーバーに集約される傾向にある。
しかし、これらの共有されたCADデータを閲覧・再利用するには特定のCADソフトかCADビューワ(閲覧用ソフト)を必要とするため、CADについての知識のある技術者であれば適切な環境を構築することができるが、CAD技術者以外の技術者や営業職、事務職、その他大多数の一般の者にとってみればCADデータを閲覧して利用することはいまだに大変困難なこととなっている。
【0003】
多くの現場では図面を実際に利用するのは最前線の技術者や職人であり、CAD技術者ではない。にもかかわらず、CAD技術者以外の者がCADデータを閲覧することが困難であるため、いまだに現場では紙の図面が主流のままである。また、CADデータ形式(フォーマット)も多数乱立しているため、たとえCAD技術者であっても自分の習得しているCADデータ形式以外のCADデータを閲覧・利用するにはそれぞれのCADデータに対応したCADソフトやビューワを用意して新たに操作方法を習得しなければならない。情報公開や電子納品が普及している現在において、IT技術の恩恵によりインターネット上のCADデータの共用が実現されたにもかかわらず、大部分の者にとってCADデータの閲覧・再利用はいまだ困難であることは大きな問題である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この問題を解決する一つの方法としてPDF技術がある。PDF(Portable Document Format)は米国Adobe Systems社(以下、「Adobe社」という。)の開発した文書フォーマットであり、インターネット配布用文書形式では事実上の標準となっていて、PDF閲覧プログラムであるAcrobat(登録商標)Readerの普及率は極めて高い。PDFの基本思想はコンピュータ上で紙の印刷結果を表現することにある。CADでも最終的には紙に出力されて多くの人の目に触れることになるのであるから、PDFを使用すれば紙を必要としないで従来のような紙の図面のような感覚でCADデータを図面として閲覧できる。また、PDFはPostScriptをベースに開発されており、文章表現以外に図形の表示も得意としているためCADで使用されているベクトルデータも高品質で描画できる特性を持つ。このPDFをCADデータ表現に利用しようという試みは当然なされており実際に使用されているが、以下の点で利用が難しいものとなっている。
【0005】
すなわち、
(1) データ提供者はCADデータをあらかじめPDFに変換しておかなければならない。
(2) 変換処理を行うそれぞれのコンピュータに変換プログラムをインストールすることが必要となる。
(3) ほとんどの場合、変換後のPDFは品質が劣化し、かつ元のCADデータよりも容量が増大する。
CADデータは多い場合には数百個にも及び、この全てのCADデータをあらかじめPDFに変換することは多大な労力を必要とする。また、あるCADデータを更新した場合、そのつどPDFを再作成する必要があるため、管理のための労力も多大である。
【0006】
本発明は、上述のようなCADデータの閲覧者及び提供者双方の問題を解決するためになされたものであり、CADデータの閲覧者にはCADプログラムやCADビューワが不要で、CADデータの提供者は変換プログラムや変換作業をすることなく、CADについての知識のない者が容易かつ実用的にCADデータを閲覧・利用することを可能とするCAD データファイル変換システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ネットワークを利用したCAD データファイル変換システムに関し、本発明の上記目的は、ネットワークを介して相互に通信が可能なWebサーバーと、複数のファイル閲覧者端末とを含み、前記Webサーバーは、Webサーバープログラムと、変換プログラムと、データファイル保管装置とを備え、前記データファイル保管装置にはフォーマットの異なる複数のCAD データファイルが格納され、前記ファイル閲覧者端末は、Webブラウザプログラムと、ファイル閲覧専用プログラムとを備えるとともに、ファイル閲覧者により、前記ファイル閲覧者端末から前記Webサーバーの前記Webサーバープログラムに対して、前記データファイル保管装置内に格納されているいずれかのCAD データファイルを選択して前記ファイル閲覧専用プログラムに対応したフォーマットへの変換指示されると、前記Webサーバープログラムが前記変換プログラムに対して変換指示を行い、前記変換プログラムが前記データファイル保管装置内の選択されたCAD データファイルを前記ファイル閲覧専用プログラムに対応したフォーマットへの変換を行い、該変換されたCAD データファイルが前記Webサーバープログラムから前記Webブラウザプログラムに送られ、前記Webブラウザプログラムは前記ファイル閲覧専用プログラムを起動し、前記ファイル閲覧者が前記変換されたCAD データファイルを閲覧できるように構成されているネットワークを利用した CAD データファイル変換システムであって
前記データファイル保管装置内に格納されているいずれかの CAD データファイルを選択して前記ファイル閲覧専用プログラムに対応したフォーマットへの変換を指示する際に、変換の書式を前記ファイル閲覧者が前記 Web ブラウザプログラムで設定できるように、前記変換プログラムが構成されていることを特徴とする、ネットワークを利用した CAD データファイル変換システムにより達成される。
【0008】
また、本発明の上記目的は、前記ファイル閲覧専用プログラムに対応したフォーマットを、 PDF Portable Document Format )とすることにより、より効果的に達成される。
【0009】
さらに、本発明の上記目的は、前記変換の書式で設定可能な項目を、線の色、線の太さ、線の種類、文字のフォント、文字の色、背景の色、点の大きさ、点の色、複数ページへの分割、複数データの連結、線の表示/非表示、レイヤーの表示/非表示、文字の表示/非表示、縮小・拡大、回転、余白、原点の移動、変換範囲の指定、表示・印刷・文章の変更・文章の選択・注釈などの追加のセキュリティ、のうち、少なくとも1つを含むように構成することによっても、さらに効果的に達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るCAD データファイル変換システムについて、図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
図1は本発明に係るCAD データファイル変換システムの全体構成を示す概念図である。
図1において、一般利用者端末10と、CADデータ利用者端末11と、CADデータ提供者端末12と、Webサーバー1(30)と、Webサーバー2(40)がネットワーク20(インターネット又はイントラネット)を介して相互に接続されている。
【0012】
一般利用者端末10は、CADデータの作成・編集は行わないが、図面としては閲覧したいと希望する者(以下、「一般利用者」という。)の端末である。図4に示すように、一般利用者端末10にはWebブラウザプログラム及びファイル閲覧専用プログラムの一つであるPDF閲覧プログラムがインストールされている。
【0013】
CADデータ利用者端末11は、CADデータを直接取り扱う立場にあり、CADデータの作成・編集を行うことができる者(以下、「CADデータ利用者」という。)の端末である。CADデータ利用者端末11には、特定の形式のCADソフト、Webブラウザプログラム及びPDF閲覧プログラムがインストールされている。
なお、ファイル閲覧者とは、前記一般利用者及びCADデータ利用者の少なくともいずれかを指すものとする。
【0014】
CADデータ提供者端末12は、Webサーバー上のファイル共有スペース(例えば後述のデータファイル保管装置等)にCADデータを出し入れする者(以下、「CADデータ提供者」という。)の端末である。CADデータ提供者端末12には、Webブラウザプログラム及び提供するCADデータが格納されており、CADデータ提供者はCADデータ提供者端末12のWebブラウザプログラムから、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルを使用するか、もしくはFTP(File Transfer Protocol)プロトコルやその他の転送プロトコルを使用して、Webサーバーに対してCADデータの転送や削除などを行っている。
【0015】
Webサーバー1(30)は本発明に係るCAD データファイル変換システムの中核をなすコンピュータであり、前記各端末からの要求により、Webサーバー1上にあるCADデータを所定のフォーマットに変換したり、あるいはそのままの形式で各端末に送信する働きを行うものである。Webサーバー1(30)は、Webサーバープログラム31、データファイル保管装置32及び変換プログラム33を有している。
【0016】
また、Webサーバー2(40)は従来型のWebサーバーであり、前記各端末からの要求により、生の(他形式への変換を施さないもの)CADデータを各端末に直接送信したり、あるいは、一旦Webサーバー1(30)に送信し、そこで他形式に変換した上で各端末に送信する場合に利用されるものである。
前記Webサーバー1及び2は共にWebサーバープログラム(31、41)とデータファイル保管装置(32、42)を有している。Webサーバープログラムは,Webブラウザプログラムから送られてくるURL(Uniform Resource Locator)を解析し、URL解析結果がHTML表示要求であれば、該当するHTML情報をWebブラウザプログラムに送信したり、URL解析結果が変換プログラムの実行であれば変換プログラムを起動してURLに付加されている情報を変換プログラムに渡し、変換プログラムが作成したWebページHTML等をWebブラウザプログラムに送信する働きを行うものであり、フリーソフトであるApacheや米国マイクロソフト社のInternet Information Server(IIS)がよく使用されている。
【0017】
また、ファイル保管装置(32,42)は提供するCADデータを生のまま保管しておくためのものであり、図2に示すように、ディレクトリと呼ばれるCADデータを保管するための場所を複数有している。ディレクトリ内にはさらに子ディレクトリを設けることもできる。図2における、ディレクトリ4及び5はディレクトリ3の子ディレクトリになっている。CADデータはこれらディレクトリに整理されて保管されている。これらのファイル保管機能は、OS(オペレーティングシステム)の標準的に設けられている機能である。なお、前記データファイル保管装置は必ずしも前記Webサーバー1もしくは2の中に存在している必要はなく、同じネットワークに接続されている独立したサーバー(データファイルサーバー)の形態として存在していてもよい。
CADデータはCADデータ編集プログラムで編集して作成されるが、CADデータ提供者端末12にはCADデータ編集プログラムが組み込まれているので、CADデータを作成したり編集したりすることができる。
CADデータはCADデータ提供者端末12内に保管しておくこともできるが、Webサーバー上に存在するデータファイル保管装置32内に保管しておけば複数の端末で共通に利用することができるため効率的である。インターネットを利用してCADデータ提供者端末12からデータファイル保管装置32にCADデータを転送するには転送プロトコル(HTTP、FTP)を使用する。
【0018】
さらに、Webサーバー1には前記変換プログラム33が格納されており、Webサーバープログラム31と連携して動作し、ファイル形式の変換等を行う。
【0019】
図3は前記変換プログラム33の詳細構成図であり、以下、図面に基づいて変換プログラム33の内容を詳細に説明する。
一般利用者端末10にはWebブラウザプログラム101とPDF閲覧プログラム102(Acrobat Reader)がインストールされており、また、Webサーバー1(30)内にはWebサーバープログラム31と変換プログラム33がインストールされ動作している。
Webサーバープログラム31は、一般利用者端末10上のWebブラウザプログラム101からネットワークを介して送られてくるURL(HTTPリクエスト)を解析し、URLの要求するHTMLページを発信元のWebブラウザプログラム101に送り返す。URLがHTMLページでなく変換プログラムであれば、その中の該当するプログラムを呼び出す。この時、URLに付加されている情報を該当プログラムに渡す。変換プログラムからレスポンスが返ってきた場合にはWebブラウザプログラム101に変換プログラムからのレスポンスを送信する。
【0020】
Webサーバープログラム31がWebブラウザプログラム101に送信する情報にはHTMLコードの他にPDFデータやCADデータがある。HTMLコードの場合には、Webブラウザプログラム101がHTML規約に従ってWebブラウザプログラム101内の画面にHTMLコードを描画する。PDFデータの場合にはWebブラウザプログラム101は前記PDF閲覧プログラム102を呼び出し、呼び出されたPDF閲覧プログラム102はPDFデータをダウンロードして表示する。また、CADデータの場合にはダウンロードして端末内の記憶媒体(図示しない)に保存される。
【0021】
変換プログラム33は機能面から、次のように7つのコンポーネントに分けることができる。すなわち、(1)リクエスト分析部、(2)レスポンス作成部、(3)CADデータファイル一覧ページ作成部、(4)詳細設定ページ作成部、(5)管理用ページ作成部、(6)PDF作成部、(7)コンバータ部の各部である。
【0022】
リクエスト分析部331は、Webサーバープログラム31が送付してきたリクエストを分析し、その結果がCADデータファイル一覧ページ作成の場合には、上記(3)のCADデータファイル一覧ページ作成部333を呼び出し、データファイル保管装置32内にあるCADデータファイルの一覧ページをHTMLで作成して、レスポンス作成部332に渡す。レスポンス作成部332は、作成されて送られてきたHTMLの情報をWebサーバープログラム31に渡し、Webサーバープログラム31はその情報を一般利用者端末10に送り、Webブラウザプログラム101は画面にそれを表示する。
【0023】
図5は以上の手順をフローチャートで表したものであり、以下、図5に基づいて詳細に説明する。
まず、利用者は、端末のWebブラウザプログラム上でCADデータファイル一覧ページを表示するよう要求すると(ステップS61)、WebサーバープログラムはWebブラウザプログラムからの要求を解析し、要求が変換プログラムを対象にしているので、変換プログラム33のリクエスト分析部に要求を送る(ステップS62)。リクエスト分析部はWebサーバープログラムからの要求を分析し、この場合はCADデータファイル一覧ページ作成の要求であるので、CADデータファイル一覧ページ作成部を呼び出す(ステップS63)。
次に、CADデータファイル一覧ページ作成部はデータファイル保管装置32からCADデータファイルの一覧を取得してWebページを作成する(ステップS64)。
さらに、CADデータファイル一覧ページ作成部は作成したWebページをレスポンス作成部に送る(ステップS65)。
レスポンス作成部は作成したWebページをWebサーバープログラムに送り(ステップS66)、WebサーバープログラムはそれをWebブラウザプログラムに送る(ステップS67)。その結果、Webブラウザプログラム上にCADデータファイル一覧のWebページが表示される(ステップS68)。図15及び図16はその表示画面の一例である。
【0024】
同様にして、リクエスト分析部331はリクエストの内容を分析して対応する作成部(上記(4)〜(7))を呼び出してそれぞれの処理を行わせるが、以下、各部の働きについて説明する。
【0025】
詳細設定ページ作成部334が呼び出されると、詳細設定ページ作成部334は指定されたCADデータの形式に応じた書式設定のためのHTMLを作成してレスポンス作成部332に渡し、レスポンス作成部332はそれをWebサーバープログラムから利用者端末のWebブラウザプログラムに送る。
【0026】
図6は以上の手順をフローチャートで表したものであり、以下、図6に基づいて詳細に説明する。
利用者がCADデータファイル一覧ページにおいて、PDFへの変換若しくは他形式への変換を希望するCADデータ(例えばCADデータ1)を選択する場合、変換の書式をオリジナルの書式から変更することができるが、その場合は、Webブラウザプログラム上でCADデータ1について、詳細設定画面を表示するよう要求する(ステップS71)。WebサーバープログラムはWebブラウザプログラムからの要求を解析し、要求が変換プログラムを対象にしているので、変換プログラムのリクエスト分析部に要求を送る(ステップS72)。次に、リクエスト分析部はWebサーバープログラムからの要求を分析し、詳細設定ページ作成の要求であるので、詳細設定ページ作成部を呼び出す(ステップS73)。
【0027】
次に、詳細設定ページ作成部はCADデータ1に関する情報をデータファイル保管装置から読み出す(ステップS74)。詳細設定ページ作成部はCADデータ1の情報を基に設定用のWebページを作成してレスポンス作成部に渡す(ステップS75)。レスポンス作成部は詳細設定ページ作成部の作成したWebページをWebサーバープログラムに送る(ステップS76)。WebサーバープログラムはWebページをWebブラウザプログラムに送る(ステップS77)。Webブラウザプログラム上に詳細設定用Webページが表示され、利用者は書式条件を設定入力する(ステップS78)。変更された書式は「利用者変換書式情報」に一時的に保存され、この後のデータ変換の際に使用される。
【0028】
管理用ページ作成部335が呼び出されると、管理用ページ作成部335は、一般利用者端末10で詳細設定を行わない場合に標準で利用される書式を設定するためのHTMLを作成して、レスポンス作成部332に渡す。設定された書式は「変換書式標準情報」に保存される。また、変換書式標準情報は利用者が前記の詳細設定画面にアクセスした場合の初期状態にも使用される。このページは権限を与えられた者だけが利用することができる。一般には、CADデータ提供者又はWebサーバーの管理者がこれを行う。管理者がこの書式を設定していない場合は変換プログラムが標準設定を作成する。
【0029】
PDF作成部336が呼び出されると、PDF作成部336は、指定されたCADデータをPDFファイルに変換してレスポンス作成部332に渡す。このとき、前述の「利用者変換書式情報」があればその設定に従って変換を行う。「利用者変換書式情報」がなければ前記「変換書式標準情報」に従って変換を行う。
【0030】
図7は以上の手順をフローチャートで表したものであり、以下、図7に基づいて詳細に説明する。
まず、利用者は端末のWebブラウザプログラム上でCADデータ1について閲覧を要求する(ステップS81)。WebサーバープログラムはWebブラウザプログラムからの要求を解析し、要求が変換プログラムを対象にしているので、変換プログラムのリクエスト分析部に要求を送る(ステップS82)。次に、リクエスト分析部はWebサーバープログラムからの要求を分析し、PDF作成の要求であることを認識し、PDF作成部を呼び出す(ステップS83)。この時利用者変換書式情報が設定されていればこれを利用し(ステップS85)、設定されていなければ変換書式標準情報を使用して(ステップS86)、次ステップでPDFに変換する。PDF作成部はCADデータ1をデータファイル保管装置から読み出してPDFに変換する(ステップS87)。PDF作成部は作成したPDFをレスポンス作成部に送る(ステップS88)。レスポンス作成部はPDF作成部の作成したPDFをWebサーバープログラムに送る(ステップS89)。WebサーバープログラムはPDFをWebブラウザプログラムに送る(ステップS90)。Webブラウザプログラムは送られてきたデータがPDFであるので、PDF閲覧プログラムを起動し(ステップS91)、PDF閲覧プログラムはPDFを表示する(ステップS92)。
【0031】
PDF変換時に詳細に設定できる項目としては、線の色、線の太さ、線の種類、文字のフォント、文字の色、背景の色、点の大きさ、点の色、複数ページへの分割、複数データの連結、線の表示非表示、レイヤーの表示非表示、文字の表示非表示、縮小・拡大、回転、余白、原点の移動、変換範囲の指定、表示・印刷・文章の変更・文章の選択・注釈などの追加のセキュリティである。
【0032】
コンバータ部337が呼び出されると、コンバータ部337は、指定された形式のCADデータを指定された別な形式のCADデータに変換してからレスポンス作成部332に渡す。このとき、「利用者変換書式情報」があればその設定に従って変換を行う。「利用者変換書式情報」がなければ「変換書式標準情報」に従う。なお、PDF作成とコンバータは複数のCAD形式に対応できる。
【0033】
図8は以上の手順をフローチャートで表したものであり、以下、図8に基づいて詳細に説明する。
まず、CADデータ利用者は端末11のWebブラウザプログラム上に表示されているCADデータ一覧からダウンロードしたいCADデータの「変換」をクリックする(ステップS101)。Webブラウザプログラム上には変換のための設定が表示されるので、利用者は必要な設定入力を行い、「ダウンロード」ボタンをクリックする。この動作によりWebサーバー1のWebサーバープログラムに変換ダウンロード要求が送られる(ステップS102)。
次に、Webサーバープログラムは上記の要求を解析した結果、要求が変換プログラムに対するものであると認識すると、変換プログラムを呼び出して変換ダウンロード要求を送る(ステップS103)。上記要求により呼び出された変換プログラムでは、まず最初にリクエスト分析部が要求を分析する。分析の結果、要求が変換ダウンロードであると認識すると、コンバータ部を呼び出す(ステップS104)。この時「利用者変換書式情報」が設定されていればこれを利用し(ステップS106)、設定されていない場合は「変換書式標準情報」を利用する(ステップS107)。
【0034】
さらに、コンバータ部はCADデータ1(形式A)をファイル保管装置から読み出して形式Bに変換する(ステップS108)。コンバータ部は作成したCADデータ1をレスポンス作成部に送る(ステップS109)。レスポンス作成部はコンバータ部の作成した形式BのCADデータ1をWebサーバープログラムに送る(ステップS110)。Webサーバープログラムは端末11のWebブラウザプログラムに形式BのCADデータ1を送る(ステップS111)。Webサーバープログラムは端末11の利用者にダウンロード用のダイアログを提示し、必要な情報を入力したらダウンロードを開始する(ステップS112)。ダウンロードした形式BのCADデータ1はCADデータ利用者端末11内の利用者が指示した場所に保存される(ステップS113)。
【0035】
なお、CADデータ利用者の場合、自分が保有しているCADソフトと同一の形式のCADデータであれば、上述の変換を施さずにそのまま使用できるため、本変換プログラム33には生のCADデータをダウンロードする機能も具備している。図9はその手順をフローチャートで表したものであり、以下、図9に基づいて詳細に説明する。
まず、CADデータ利用者は端末11のWebブラウザプログラム上に表示されているCADデータ一覧からダウンロードしたいCADデータ(例えば、これを「CADデータ1」とする。)の「CAD」ボタンをクリックする(ステップS121)。この動作によりWebサーバー1のWebサーバープログラムにダウンロード要求が送られる(ステップS122)。
次に、Webサーバープログラムは上記の要求を解析した結果、変換プログラムに対するものであると認識すると、変換プログラムを呼び出して変換プログラムにダウンロード要求を送る(ステップS123)。
【0036】
上記要求により呼び出された変換プログラムでは、まず最初にリクエスト分析部が要求を分析し、分析の結果要求がダウンロードであると認識すると、リクエスト分析部はCADデータ1をファイル保管装置より読み込み、そのままレスポンス作成部に送る(ステップS124)。レスポンス作成部はWebサーバープログラムにCADデータ1を送る(ステップS125)。Webサーバープログラムは端末11のWebブラウザプログラムにCADデータ1を送る(ステップS126)。Webサーバープログラムは端末の利用者にダウンロード用のダイアログを提示し、利用者が必要な情報を入力したらダウンロードを開始する(ステップS127)。ダウンロードしたCADデータ1はCADデータ利用者端末11内のCADデータ利用者が指示した場所に保存される(ステップS128)。
【0037】
以上の構成において、本発明に係るCAD データファイル変換システムによるファイル変換の仕組みの概要を、図4を参照しつつ説明する。
図4において、一般利用者端末10a〜10cにはいずれもWebブラウザプログラムとPDF閲覧プログラムがインストールされているものとする。
従来、一般利用者aがWebサーバー1上にあるCADデータ3(形式B)を閲覧しようとすれば、形式BのCADソフトが必要となるが、本発明によるCAD データファイル変換システムでは、形式BのCADデータ3をその際にPDF形式に変換してダウンロードしてから、端末10aのPDF閲覧プログラムで見ることができる。
また、同様にして一般利用者bは形式AのCADデータ4を閲覧することができる。さらに、一般利用者cは実際にはWebサーバー2上に存在しているCADデータ6を、Webサーバー2とリンクしているWebサーバー1でPDFに変換してから閲覧することができる。一般利用者cから見れば、CADデータ6はあたかもWebサーバー1に存在しているように見えるが、実際にWebサーバー1にあるのはCADデータ6へのリンク情報のみである。このように、Webサーバー1には実際のCADデータは置かず、変換プログラム33のみを置き、他のリンクしているWebサーバー2(多数ある)からCADデータを引っ張ってきてPDFに変換して閲覧することができるので、Webサーバー1のデータファイル保管装置32の容量は比較的小さくても、リンク情報さえあれば世界中のCADデータを閲覧することも可能である。このリンク動作の詳細については後述する。
【0038】
次に、CADデータ利用者端末11a〜11cにはいずれもWebブラウザプログラムと形式A用のCADソフトがインストールされているものとする。
従来、CADデータ利用者bがWebサーバー1上にあるCADデータ2(形式B)を閲覧/編集しようとすれば、形式BのCADソフトが必要であったが、本発明によるCAD データファイル変換システムでは、形式BのCADデータ2をその際に形式AのCADデータに変換してダウンロードしてから、端末11bの形式A用のCADソフトで閲覧/編集することができる。
また、CADデータ利用者aは従来のように形式AのCADデータ1をそのまま閲覧/編集することができる。さらに、CADデータ利用者cは実際にはWebサーバー2上に存在している形式AのCADデータ5を、Webサーバー2とリンクしているWebサーバー1を介して閲覧/編集することができる。
【0039】
なお、図4には登場していないが、Webサーバー1及び2にあるCADデータは、CADデータを提供する者が前記CADデータ提供者端末12から、ネットワーク20を介して、Webサーバー上のファイル共有スペース(例えば前述のデータファイル保管装置等)に出し入れを行う。CADデータ提供者端末12には、Webブラウザプログラム及び提供するCADデータが格納されており、CADデータ提供者はCADデータ提供者端末12のブラウザから、HTTPやFTPプロトコル等を使用して、Webサーバーに対してCADデータの転送や削除などを行っている。
【0040】
図10は、前述の段落0035で述べたリンク時の動作ロジックを説明するための図である。図中、「変換プログラム内のデータ要求元」とは、CADデータを要求する部、すなわち、PDF作成部、コンバータ部及びリクエスト分析部の総括名称である。また、「リンク情報解析部」とは、データファイル保管装置からCADデータを読み出す時に必ず呼び出され、ファイル保管装置内のデータがCADデータ本体であるか、それともリンク情報であるかをチェックするものである。
【0041】
以下、図11のフローチャートに基づいて、リンク動作について説明する。
まず、変換プログラム内のデータ要求元からCADデータ(例えばCADデータ5)が要求されると(ステップS131)、リンク情報解析部はデータファイル保管装置からCADデータ5を読み出し、それがCADデータ本体であるか、それともリンク情報であるかのチェックを行う(ステップS132)。この例では、
CADデータ5本体はWebサーバー1には存在せず、実際にあるのはリンク情報のみであるので(ステップS132のYES)、リンク情報解析部はリンク情報(リンク先URL情報、認証情報(ID、パスワード))の解析を行う(ステップS133)。
リンク情報解析部はURL情報を解析した結果、リンク先がWebサーバー2上のCADデータ5であることが分かると、Webサーバー2にCADデータ5のダウンロード要求を出す(ステップS134)。この時、Webサーバー2から認証を求められた場合には(ステップS135のYES)、認証情報を送る(ステップS136)。リンク情報解析部はWebサーバー2からCADデータ5をダウンロードする(ステップS137)。リンク情報解析部はダウンロードしたCADデータ5を変換プログラム内のデータ要求元に返す(ステップS138)。これより先はリンクしていない場合と同様の処理となる。
【0042】
以上の構成において、利用者の端末からCADデータを実際に閲覧するときの動作を図12のフローチャートに基づいて説明する。
まず、利用者(CADデータ利用者及び一般利用者の両方を含む)は自分の端末(10若しくは11)のWebブラウザプログラムを起動させ(ステップS141)、本発明に係るCAD データファイル変換システム(実施例では「CADデータ管理システム」という名称になっている。)のトップページのURLを指示すると(ステップS142)、トップページ(図13)が表示される(ステップS143)。ここで、CADデータ管理システムへのリンクをクリック(図13では「ログイン」をクリック)すると(ステップS144)、図示しない認証ダイアログが表示され、ユーザー名とパスワードを入力すると、CADデータ及びディレクトリ一覧の表示画面が表示される(ステップS146)。図14乃至16はその画面の実施例であるが、まず、図14の画面が表示され、ここで「秋田建設」を選択してクリックすると(ステップS147)、図15の画面が表示される。図15において、図面名の「TOKKI02.JWC」〜「構造仕様2.dxf」はCADデータであり、「工事番号 H14-0008 マンション現場」等は子ディレクトリである。ここで子ディレクトリ表示を指示(例えば、「工事番号H13-8891小学校現場」をクリック)すると(ステップS148)、図16の画面が表示される(ステップS146)。
ちなみに、このCADデータ及びディレクトリ一覧の表示画面は、前述のCADデータファイル一覧ページ作成部が作成しており、フローチャートは図5となる。 作成にあたっては毎回データファイル保管装置にアクセスしてデータファイル一覧を取得し、閲覧もしくは変換対象となるCADデータとリンク情報のみをピックアップして表示するようにしている。CADデータファイル保管装置の中身はいつファイルが追加・削除されるか分からないため、常に最新情報に基づいて一覧を作成するためである。
【0043】
図16の画面において、例えば上から6番目の「YUKA01.JWC」のCADデータをそのまま(変換せずに)ダウンロードしたい場合は、その行にある「CAD」ボタンを押してダウンロードを指示する(ステップS149)。そうすると、指定されたCADデータがそのままダウンロードされる(ステップS150)。この手順の詳細は図9に示した通りである。
【0044】
「YUKA01.JWC」のCADデータをPDF形式に変換してダウンロードして閲覧したい場合は、二つの方法がある。
図面に描かれた線の色等の書式を変えないで変換したい場合は、「PDF」ボタンをクリックする(ステップS151)。すると、前記変換プログラムがCADデータを自動的にPDFに変換し、(ステップS156)、該PDFは利用者の端末にダウンロードされ(ステップS157)、利用者端末の前記PDF閲覧プログラムが起動し(ステップS158)、端末の画面にPDFが表示される(ステップS159)。この場合の書式は前述の変換書式標準情報が利用される。なお、図17はJW_CAD形式のCAD図面がPDFに変換されて利用者端末に表示されているところを示した図である。
【0045】
一方、PDF変換に際して、書式を利用者の好みに変更したい場合は、「詳細」をクリックしてPDF閲覧詳細設定指示を行う(ステップS152)。「詳細」をクリックすると、図18のようなPDF用詳細設定画面が表示され(ステップS153)、そこで利用者が必要な設定を行い(ステップS154)、画面左下の「PDF出力」ボタンをクリックしてPDF閲覧指示を行うと(ステップS155)、前記変換プログラムがCADデータを設定した書式で自動的にPDFに変換する(ステップS156)。以下同様である。PDF閲覧のフローの詳細は前述の図7の通りである。
【0046】
また、JW_CAD形式の「YUKA01.JWC」のCADデータを、例えば、DXF形式のCADデータに変換してダウンロードしたい場合は、「変換」をクリックすると(ステップS160)、コンバーター用詳細設定画面(特に図示していないが、内容は図18と近似している。)が表示され(ステップS161)、利用者が必要な設定を行い(ステップS162)、「ダウンロード」ボタンをクリックしてコンバート指示を行うと(ステップS163)、JW_CAD形式のCADデータがDXF形式のCADデータに変換され(ステップS164)、利用者の端末にダウンロードされる(ステップS165)。CADデータのコンバートのフローの詳細は前述の図8の通りである。
【0047】
なお、前記ステップS150、S156、又はS164において、Webサーバー1のデータファイル保管装置に格納されているCADデータがリンク情報のみであった場合は、前述の図11のフローに従って、リンクされている他のWebサーバー(本実施例ではWebサーバー2)のデータファイル保管装置からデータをダウンロードして変換等の処理を行う。
【0048】
まとめると、本発明ではCADデータを変換プログラムが直接解析してPDF形式に変換するため、高品質・高精度のPDFを得ることができるだけでなく、閲覧者の要求に応じて書式の変更も可能である。作成されたPDFは高品質・高精度であるため、十分にCADデータの代用として保存・印刷が可能となる。
例えば、Acrobat Reader上で表示図面を拡大しても表示品質が落ちることは無く、100%の設定で印刷すれば本来のCADデータの精度をそのまま保って印刷することが可能であり、拡大・縮小印刷してもCADソフトから印刷したのと同等の品質を得ることができる。
【0049】
本発明では、CADではデータをベクトル値として保存しており精度が高い。本発明における変換プログラムはCADデータのベクトル値を直接読み出している。PostScriptがベースであるPDFではCAD同様ベクトル値を保存できるため、CADデータから読み出したベクトル値をそのままPDFに変換するために高品質と高精度を可能にしている。
しかし、CADデータとPDFでは図形データの表現方法が大きく異なる場合もあり、変換プログラムがCADデータごとに適切な変換を行うことにより、より紙の図面に近い表示結果を得ることが可能となる。
【0050】
PDFを作成する最も一般的なソフトであるAdobe社のAcrobat(登録商標)を使用した場合には、CADソフトの印刷出力を利用してPDFを生成している。従って、印刷出力イメージはCADデータ本来のベクトル情報とは程遠いため、作成されたPDFはもはや元のCADデータとは似ても似つかぬものとなってしまう。また、ベクトルで作成されたPDFデータは容量も小さく、さらにPDFでは標準で圧縮に対応しているため、本変換プログラムが作成するPDFは元のCADデータよりも容量が小さくなる。JW_CAD形式でも数分の一程度、DXF形式ではより以上の圧縮効果が期待できる。高速なインターネット回線が普及したとはいえ、モバイル環境でのインターネットはまだまだ低速であるので、圧縮による転送速度の向上はネットワークの負荷低減に大きく貢献する。
【0051】
以上、本発明に係るネットワークを利用したCAD データファイル変換システムについて説明を行ってきたが、本発明はCADデータファイル変換のみにとどまるものではなく、PDFに変換できる形式のファイル形式であれば、すべての文書ファイルに利用できることは言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】
本発明に係るネットワークを利用したCAD データファイル変換システムでは、PDFへの変換プログラムをWebサーバー上におき、Webサーバープログラムと連携することにより、利用者から閲覧要求が出された時点でWebサーバー上の変換プログラムがリアルタイムにPDF変換処理を行うため、以下の効果を有する。
(1)閲覧者は普及率の非常に高いPDF閲覧用プログラムであるAcrobat Readerとインターネット用ブラウザのみを使用するため、CADプログラムやCADビューワ、プラグイン、JAVA環境等を必要としない。このことはITに不慣れな初心者にとって大変に重要なことである。初心者がコンピュータを購入したそのままの環境でCADデータの閲覧が可能となる。
(2)閲覧者コンピュータのOSはWindowsの他に、マッキントッシュやLinuxなどの他のOSでも Acrobat Readerさえ動作していれば閲覧可能である。
(3)閲覧者の閲覧要求時にPDF変換されるため、閲覧者の要望する書式(線色、線種類、線太さ、点の大きさ、図面の拡大・縮小、図面の分割・結合、余白の設定等)に応じたPDFを得ることができる。
(4)CADデータを直接解析してPDFに変換するので、従来のPDF変換プログラムのような品質の劣化がなく、拡大・縮小しても高品質で表示される。印刷品質はCADプログラムを使用した場合と同等である。
(5)形式種類の違うCADデータが混在している場合でも閲覧者はAcrobat Readerのみの操作でよいため、CADデータ形式の違いを吸収できる。
(6)閲覧者はCADデータをPDFとして閲覧するかCADデータとしてダウンロードするか別形式のCADデータとしてダウンロードするかを選ぶことができる。
(7)CADデータ提供者はあらかじめCADデータをPDFに変換しておかなくてもよいため、PDF変換プログラムや変換作業が不要となり管理も容易となる。この技術を利用したことによるデータ提供者の大幅な負担増は起こらない。
(8)閲覧者はブラウザとAcrobat Readerの操作方法を習得していればよいため、CADプログラム等の操作方法の習得は必要としない。
(9)PDF作成時に図面を分割すれば、大型プロッタがない環境でも容易に印刷することができる。
(10)PDFとして閲覧した後に保存や印刷が可能であり、インターネット上でそのまま流通させることができる。
(11)PDFの持つ機能(パスワード設定、サムネイル)が利用できる
(12)PDFは圧縮されるため、CADデータよりもファイル容量が小さくなり、ネットワークの負荷が少ない。
(13)すでにネットワーク上にCAD用のファイル共有スペースが存在している場合、Webサーバーに本変換プログラムとWebサーバープログラムを導入するだけで即刻利用可能となる。導入時のファイル変換作業等が必要ないため、過去の資産がそのまま利用できる。
【0053】
以上のように、本発明は従来のCADデータ閲覧・利用の問題点を全て解決した技術であり、利用価値は極めて高く、以下のような分野への利用が期待される。
(1)企業内サーバーでの利用
建設関連企業内のイントラネットファイルサーバー上にインストールすることにより、CAD技術者以外の建設技術者、営業職、事務職でもCADデータを閲覧できる。
(2)建設プロジェクトでの利用
官公庁工事のクリアリングハウスサーバー(公共事業の調達情報を一元管理しているWebサーバー)や建設現場プロジェクトサーバー上での利用や、モバイル端末(Pocket PC等)で利用することにより、現場の最前線でのCADデータ利用が可能となる。
(3)メーカーなどCADデータを提供しているホームページ上での利用
複数形式のCADデータを用意しなくてもよく、ダウンロードする前にプレビューすることが可能となる。
(4)官公庁・地方自治体などの情報公開用
発注工事の図面や公共建築物などの図面を不特定多数が閲覧できるとともに、電子納品されたCADデータをそのまま公開できる。
(5)建設関連の教育機関での利用
図面を必要とする授業などで利用できる。
(6)ASP(Application Service Provider)上での利用
ASP上の図面保管サーバーと連携することによりブラウザ上でプレビューが可能となる。
(7)プロバイダのサーバー上での利用
インターネットサービスプロバイダのサーバー上にインストールすることにより、プロバイダ利用者が広く利用できる。
(8)図面を外注したり、図面作成を独立した別部門とした場合のサーバーでの利用
CADデータ作成を外注もしくは別部門とした場合でも、CADデータ形式の違いを考慮しなくてもよく、利用者がCADソフトの使用方法を習得しなくてもよいので、CAD部門を独立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るCAD データファイル変換システムの全体構成を示す概念図である。
【図2】CADデータファイル保管装置の詳細構成図である。
【図3】変換プログラムの詳細構成図である。
【図4】本発明に係るCAD データファイル変換システムによるファイル変換の仕組みの概要を説明するための図である。
【図5】CADデータファイル一覧ページ作成ロジックを説明するための図である。
【図6】詳細設定ページ作成のロジックを説明するための図である。
【図7】PDFファイル作成のロジックを説明するための図である。
【図8】CADデータのダウンンロードのロジックを説明するための図である。
【図9】CADデータを他形式のCADデータに変換してダウンロードするロジックを説明するための図である。
【図10】Webサーバー2へリンクさせるときのロジックを説明するための図である。
【図11】リンクさせるときのフローチャートである。
【図12】利用者の端末からCADデータを閲覧するときのフローチャートである。
【図13】トップページ画面(ログイン画面)の一例である。
【図14】CADデータファイル一覧ページの最上位のディレクトリ階層を表す画面の一例である。
【図15】図14に示されたディレクトリ階層の次の階層を表す画面の一例である。
【図16】図15に示されたディレクトリ階層の次の階層を表す画面の一例である。
【図17】CADデータをPDFに変換して閲覧している画面の一例である。
【図18】PDF閲覧詳細設定指示画面の一例である。
【符号の説明】
10 一般利用者端末
11 CADデータ利用者端末
12 CADデータ提供者端末
20 ネットワーク
30 Webサーバー1
31、41 Webサーバープログラム
32、42 データファイル保管装置
33 変換プログラム
40 Webサーバー2
101 Webブラウザプログラム
102 PDF閲覧プログラム
331 リクエスト分析部
332 レスポンス作成部
333 CADデータファイル一覧ページ作成部
334 詳細設定ページ作成部
335 管理用ページ作成部
336 PDF作成部
337 コンバータ部

Claims (7)

  1. ネットワークを介して相互に通信が可能なWebサーバーと、複数のファイル閲覧者端末とを含み、
    前記Webサーバーは、Webサーバープログラムと、変換プログラムと、データファイル保管装置とを備え、
    前記データファイル保管装置にはフォーマットの異なる複数のCAD データファイルが格納され、
    前記ファイル閲覧者端末は、Webブラウザプログラムと、ファイル閲覧専用プログラムとを備えるとともに、
    ファイル閲覧者により、前記ファイル閲覧者端末から前記Webサーバーの前記Webサーバープログラムに対して、前記データファイル保管装置内に格納されているいずれかのCAD データファイルを選択して前記ファイル閲覧専用プログラムに対応したフォーマットへの変換指示されると、
    前記Webサーバープログラムが前記変換プログラムに対して変換指示を行い、前記変換プログラムが前記データファイル保管装置内の選択されたCAD データファイルを前記ファイル閲覧専用プログラムに対応したフォーマットへの変換を行い、
    該変換されたCAD データファイルが前記Webサーバープログラムから前記Webブラウザプログラムに送られ、前記Webブラウザプログラムは前記ファイル閲覧専用プログラムを起動し、前記ファイル閲覧者が前記変換されたCAD データファイルを閲覧できるように構成されているネットワークを利用した CAD データファイル変換システムであって
    前記データファイル保管装置内に格納されているいずれかの CAD データファイルを選択して前記ファイル閲覧専用プログラムに対応したフォーマットへの変換を指示する際に、変換の書式を前記ファイル閲覧者が前記 Web ブラウザプログラムで設定できるように、前記変換プログラムが構成されていることを特徴とする、ネットワークを利用した CAD データファイル変換システム。
  2. 前記ファイル閲覧専用プログラムに対応したフォーマットが、PDF(Portable Document Format)であることを特徴とする請求項1に記載の、ネットワークを利用したCAD データファイル変換システム。
  3. 前記変換の書式で設定可能な項目が、
    線の色、線の太さ、線の種類、文字のフォント、文字の色、背景の色、点の大きさ、点の色、複数ページへの分割、複数データの連結、線の表示/非表示、レイヤーの表示/非表示、文字の表示/非表示、縮小・拡大、回転、余白、原点の移動、変換範囲の指定、表示・印刷・文章の変更・文章の選択・注釈などの追加のセキュリティ、
    のうち、少なくとも1つを含むものであることを特徴とする、請求項2に記載の、ネットワークを利用した CAD データファイル変換システム。
  4. 前記ネットワークがインターネット及びイントラネット、又はインターネット若しくはイントラネットであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の、ネットワークを利用したCAD データファイル変換システム。
  5. 前記Webサーバーを、前記データファイル保管装置内の選択されたCAD データファイルを前記ファイル閲覧専用プログラムに対応したフォーマットへ変換する為の手段として機能させるための、請求項4に記載の前記変換プログラム。
  6. 前記ネットワークに接続されたWebサーバーであって、請求項5に記載の変換プログラムがインストールされているWebサーバー。
  7. コンピュータを制御するためのプログラムを担持したコンピュータ読み取り可能な媒体であって、請求項6に記載の変換プログラムを少なくとも備えることを特徴とする媒体。
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