JP2003233525A - ネットワークを利用した文書ファイル閲覧システム - Google Patents
ネットワークを利用した文書ファイル閲覧システムInfo
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Abstract
Dデータ等の文書ファイルを、該文書ファイルを作成す
るのに使用した文書作成ソフトを使用せずに、誰もが容
易に閲覧・利用できるようにすること。 【解決手段】Webサーバー上にPDFに変換するプログラム
を置いておき、閲覧者が文書ファイルを閲覧する際に、
リアルタイムで該文書ファイルをPDFに変換してダウン
ロードすることにより達成される。
Description
用した文書ファイル閲覧システムに関し、特に、インタ
ーネット若しくはイントラネットサーバー上で共有され
ているCAD(Computer Aided Design) データ等の文書フ
ァイルを、該文書ファイルを作成するのに使用した文書
作成ソフトを使用せずに、誰もが容易に閲覧・利用でき
るようにした文書ファイル閲覧システムに関する。
進歩により従来の手書きの図面に代わってCADが図面作
成の主流となってきている。これに伴い、紙による図面
の流通がデジタルデータに取って代わり、インターネッ
トや社内ネットワーク(イントラネット)上のコンピュ
ータ間でCADデータを直接やりとりすることが当たり前
となってきた。また、ネットワークの普及によるデータ
の共有・再利用の観点から、CADデータはネットワーク
上のファイルサーバーに集約される傾向にある。しか
し、これらの共有されたCADデータを閲覧・再利用する
には特定のCADソフトかCADビューワ(閲覧用ソフト)を
必要とするため、CADについての知識のある技術者であ
れば適切な環境を構築することができるが、CAD技術者
以外の技術者や営業職、事務職、その他大多数の一般の
者にとってみればCADデータを閲覧して利用することは
いまだに大変困難なこととなっている。
最前線の技術者や職人であり、CAD技術者ではない。に
もかかわらず、CAD技術者以外の者がCADデータを閲覧す
ることが困難であるため、いまだに現場では紙の図面が
主流のままである。また、CADデータ形式(フォーマッ
ト)も多数乱立しているため、たとえCAD技術者であっ
ても自分の習得しているCADデータ形式以外のCADデータ
を閲覧・利用するにはそれぞれのCADデータに対応したC
ADソフトやビューワを用意して新たに操作方法を習得し
なければならない。情報公開や電子納品が普及している
現在において、IT技術の恩恵によリインターネット上
のCADデータの共用が実現されたにもかかわらず、大部
分の者にとってCADデータの閲覧・再利用はいまだ困難
であることは大きな問題である。
つの方法としてPDF技術がある。PDF(Portable Document
Format)は米国Adobe Systems社(以下、「Adobe社」と
いう。)の開発した文書フォーマットであり、インター
ネット配布用文書形式では事実上の標準となっていて、
PDF閲覧プログラムであるAcrobat Readerの普及率は極
めて高い。PDFの基本思想はコンピュータ上で紙の印刷
結果を表現することにある。CADでも最終的には紙に出
力されて多くの人の目に触れることになるのであるか
ら、PDFを使用すれば紙を必要としないで従来のような
紙の図面のような感覚でCADデータを図面として閲覧で
きる。また、PDFはPostScriptをベースに開発されてお
り、文章表現以外に図形の表示も得意としているためCA
Dで使用されているベクトルデータも高品質で描画でき
る特性を持つ。このPDFをCADデータ表現に利用しようと
いう試みは当然なされており実際に使用されているが、
以下の点で利用が難しいものとなっている。
ておかなければならない。 変換処理を行うそれぞれのコンピュータに変換プロ
グラムをインストールすることが必要となる。 ほとんどの場合、変換後のPDFは品質が劣化し、か
つ元のCADデータよりも容量が増大する。 CADデータは多い場合には数百個にも及び、この全てのC
ADデータをあらかじめPDFに変換することは多大な労力
を必要とする。また、あるCADデータを更新した場合、
そのつどPDFを再作成する必要があるため、管理のため
の労力も多大である。
者及び提供者双方の問題を解決するためになされたもの
であり、CADデータの閲覧者にはCADプログラムやCADビ
ューワが不要で、CADデータの提供者は変換プログラム
や変換作業をすることなく、CADについての知識のない
者が容易かつ実用的にCADデータを閲覧することを可能
とする文書ファイル閲覧システムを提供することを目的
とする。
を利用した文書ファイル閲覧システムに関し、本発明の
上記目的は、ネットワークを介して相互に通信が可能な
Webサーバーと、複数のファイル閲覧者端末とを含み、
前記Webサーバーは、Webサーバープログラムと、変換プ
ログラムと、データファイル保管装置とを備え、前記デ
ータファイル保管装置にはフォーマットの異なる複数の
文書ファイルが格納され、前記ファイル閲覧者端末は、
Webブラウザプログラムと、ファイル閲覧専用プログラ
ムとを備えるとともに、ファイル閲覧者が、前記ファイ
ル閲覧者端末から前記Webサーバーの前記Webサーバープ
ログラムに対して、前記データファイル保管装置内に格
納されているいずれかの文書ファイルを選択して前記フ
ァイル閲覧専用プログラムに対応したフォーマットへの
変換を指示すると、前記Webサーバープログラムが前記
変換プログラムに対して変換指示を行い、前記変換プロ
グラムが前記データファイル保管装置内の選択された文
書ファイルを前記ファイル閲覧専用プログラムに対応し
たフォーマットへの変換を行い、該変換された文書ファ
イルが前記Webサーバープログラムから前記Webブラウザ
プログラムに送られ、前記Webブラウザプログラムは前
記ファイル閲覧専用プログラムを起動し、前記ファイル
閲覧者が前記変換された文書ファイルを閲覧できるよう
に構成することにより達成される。
ァイル保管装置に格納されている文書ファイルが、文書
ファイルデータ本体か若しくはその文書ファイルデータ
が実際に存在する前記Webサーバーとは別の第二のWebサ
ーバーへのリンク情報で構成され、かつ、前記ファイル
閲覧者が選択した文書ファイルが前記リンク情報であっ
た場合には、前記第二のWebサーバーから前記文書ファ
イルデータをダウンロードして、前記Webサーバー内の
前記変換プログラムが前記ファイル閲覧専用プログラム
に対応したフォーマットへの変換を行うように構成する
ことにより、より効果的に達成される。
ファイル保管装置内に格納されているいずれかの文書フ
ァイルを選択して前記ファイル閲覧専用プログラムに対
応したフォーマットへの変換を指示する際に、変換の書
式を前記ファイル閲覧者が設定できるように、前記変換
プログラムを構成することによっても、さらに効果的に
達成される。
閲覧システムについて、図面を参照して詳細に説明す
る。
テムの全体構成を示す概念図である。図1において、一
般利用者端末10と、CADデータ利用者端末11と、CAD
データ提供者端末12と、Webサーバー1(30)と、W
ebサーバー2(40)がネットワーク20(インターネ
ット又はイントラネット)を介して相互に接続されてい
る。
・編集は行わないが、図面としては閲覧したいと希望す
る者(以下、「一般利用者」という。)の端末である。
図4に示すように、一般利用者端末10にはWebブラウ
ザプログラム及びファイル閲覧専用プログラムの一つで
あるPDF閲覧プログラムがインストールされている。
直接取り扱う立場にあり、CADデータの作成・編集を行
うことができる者(以下、「CADデータ利用者」とい
う。)の端末である。CADデータ利用者端末11には、
特定の形式のCADソフト、Webブラウザプログラム及びPD
F閲覧プログラムがインストールされている。なお、フ
ァイル閲覧者とは、前記一般利用者及びCADデータ利用
者の少なくともいずれかを指すものとする。
上のファイル共有スペース(例えば後述のデータファイ
ル保管装置等)にCADデータを出し入れする者(以下、
「CADデータ提供者」という。)の端末である。CADデー
タ提供者端末12には、Webブラウザプログラム及び提
供するCADデータが格納されており、CADデータ提供者は
CADデータ提供者端末12のWebブラウザプログラムか
ら、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルを
使用するか、もしくはFTP(File Transfer Protocol)プ
ロトコルやその他の転送プロトコルを使用して、Webサ
ーバーに対してCADデータの転送や削除などを行ってい
る。
ァイル閲覧システムの中核をなすコンピュータであり、
前記各端末からの要求により、Webサーバー1上にあるC
ADデータを所定のフォーマットに変換したり、あるいは
そのままの形式で各端末に送信する働きを行うものであ
る。Webサーバー1(30)は、Webサーバープログラム
31、データファイル保管装置32及び変換プログラム
33を有している。
ebサーバーであり、前記各端末からの要求により、生の
(他形式への変換を施さないもの)CADデータを各端末
に直接送信したり、あるいは、一旦Webサーバー1(3
0)に送信し、そこで他形式に変換した上で各端末に送
信する場合に利用されるものである。前記Webサーバー
1及び2は共にWebサーバープログラム(31、41)
とデータファイル保管装置(32、42)を有してい
る。Webサーバープログラムは,Webブラウザプログラム
から送られてくるURL(Uniform Resource Locator)を解
析し、URL解析結果がHTML表示要求であれば、該当するH
TML情報をWebブラウザプログラムに送信したり、URL解
析結果が変換プログラムの実行であれば変換プログラム
を起動してURLに付加されている情報を変換プログラム
に渡し、変換プログラムが作成したWebページHTML等をW
ebブラウザプログラムに送信する働きを行うものであ
り、フリーソフトであるApacheや米国マイクロソフト社
のInternet Information Server(IIS)がよく使用されて
いる。
提供するCADデータを生のまま保管しておくためのもの
であり、図2に示すように、ディレクトリと呼ばれるCA
Dデータを保管するための場所を複数有している。ディ
レクトリ内にはさらに子ディレクトリを設けることもで
きる。図2における、ディレクトリ4及び5はディレク
トリ3の子ディレクトリになっている。CADデータはこ
れらディレクトリに整理されて保管されている。これら
のファイル保管機能は、OS(オペレーティングシステ
ム)の標準的に設けられている機能である。なお、前記
データファイル保管装置は必ずしも前記Webサーバー1
もしくは2の中に存在している必要はなく、同じネット
ワークに接続されている独立したサーバー(データファ
イルサーバー)の形態として存在していてもよい。CAD
データはCADデータ編集プログラムで編集して作成され
るが、CADデータ提供者端末12にはCADデータ編集プロ
グラムが組み込まれているので、CADデータを作成した
り編集したりすることができる。CADデータはCADデータ
提供者端末12内に保管しておくこともできるが、Web
サーバー上に存在するデータファイル保管装置32内に
保管しておけば複数の端末で共通に利用することができ
るため効率的である。インターネットを利用してCADデ
ータ提供者端末12からデータファイル保管装置32に
CADデータを転送するには転送プロトコル(HTTP、FTP)
を使用する。
グラム33が格納されており、Webサーバープログラム
31と連携して動作し、ファイル形式の変換等を行う。
図であり、以下、図面に基づいて変換プログラム33の
内容を詳細に説明する。一般利用者端末10にはWebブ
ラウザプログラム101とPDF閲覧プログラム102(A
crobat Reader)がインストールされており、また、Web
サーバー1(30)内にはWebサーバープログラム31
と変換プログラム33がインストールされ動作してい
る。Webサーバープログラム31は、一般利用者端末1
0上のWebブラウザプログラム101からネットワーク
を介して送られてくるURL(HTTPリクエスト)を解析
し、URLの要求するHTMLページを発信元のWebブラウザプ
ログラム101に送り返す。URLがHTMLページでなく変
換プログラムであれば、その中の該当するプログラムを
呼び出す。この時、URLに付加されている情報を該当プ
ログラムに渡す。変換プログラムからレスポンスが返っ
てきた場合にはWebブラウザプログラム101に変換プ
ログラムからのレスポンスを送信する。
プログラム101に送信する情報にはHTMLコードの他に
PDFデータやCADデータがある。HTMLコードの場合には、
Webブラウザプログラム101がHTML規約に従ってWebブ
ラウザプログラム101内の画面にHTMLコードを描画す
る。PDFデータの場合にはWebブラウザプログラム101
は前記PDF閲覧プログラム102を呼び出し、呼び出さ
れたPDF閲覧プログラム102はPDFデータをダウンロー
ドして表示する。また、CADデータの場合にはダウンロ
ードして端末内の記憶媒体(図示しない)に保存され
る。
うに7つのコンポーネントに分けることができる。すな
わち、リクエスト分析部、レスポンス作成部、CA
Dデータファイル一覧ページ作成部、詳細設定ページ
作成部、管理用ページ作成部、PDF作成部、コン
バータ部の各部である。
プログラム31が送付してきたリクエストを分析し、そ
の結果がCADデータファイル一覧ページ作成の場合に
は、上記のCADデータファイル一覧ページ作成部33
3を呼び出し、データファイル保管装置32内にあるCA
Dデータファイルの一覧ページをHTMLで作成して、レス
ポンス作成部332に渡す。レスポンス作成部332
は、作成されて送られてきたHTMLの情報をWebサーバー
プログラム31に渡し、Webサーバープログラム31は
その情報を一般利用者端末10に送り、Webブラウザプ
ログラム101は画面にそれを表示する。
たものであり、以下、図5に基づいて詳細に説明する。
まず、利用者は、端末のWebブラウザプログラム上でCAD
データファイル一覧ページを表示するよう要求すると
(ステップS61)、WebサーバープログラムはWebブラ
ウザプログラムからの要求を解析し、要求が変換プログ
ラムを対象にしているので、変換プログラム33のリク
エスト分析部に要求を送る(ステップS62)。リクエ
スト分析部はWebサーバープログラムからの要求を分析
し、この場合はCADデータファイル一覧ページ作成の要
求であるので、CADデータファイル一覧ページ作成部を
呼び出す(ステップS63)。次に、CADデータファイ
ル一覧ページ作成部はデータファイル保管装置32から
CADデータファイルの一覧を取得してWebページを作成す
る(ステップS64)。さらに、CADデータファイル一
覧ページ作成部は作成したWebページをレスポンス作成
部に送る(ステップS65)。レスポンス作成部は作成
したWebページをWebサーバープログラムに送り(ステッ
プS66)、WebサーバープログラムはそれをWebブラウ
ザプログラムに送る(ステップS67)。その結果、We
bブラウザプログラム上にCADデータファイル一覧のWeb
ページが表示される(ステップS68)。図15及び図
16はその表示画面の一例である。
クエストの内容を分析して対応する作成部(上記〜
)を呼び出してそれぞれの処理を行わせるが、以下、
各部の働きについて説明する。
ると、詳細設定ページ作成部334は指定されたCADデ
ータの形式に応じた書式設定のためのHTMLを作成してレ
スポンス作成部332に渡し、レスポンス作成部332
はそれをWebサーバープログラムから利用者端末のWebブ
ラウザプログラムに送る。
たものであり、以下、図6に基づいて詳細に説明する。
利用者がCADデータファイル一覧ページにおいて、PDFへ
の変換若しくは他形式への変換を希望するCADデータ
(例えばCADデータ1)を選択する場合、変換の書式を
オリジナルの書式から変更することができるが、その場
合は、Webブラウザプログラム上でCADデータ1につい
て、詳細設定画面を表示するよう要求する(ステップS
71)。WebサーバープログラムはWebブラウザプログラ
ムからの要求を解析し、要求が変換プログラムを対象に
しているので、変換プログラムのリクエスト分析部に要
求を送る(ステップS72)。次に、リクエスト分析部
はWebサーバープログラムからの要求を分析し、詳細設
定ページ作成の要求であるので、詳細設定ページ作成部
を呼び出す(ステップS73)。
1に関する情報をデータファイル保管装置から読み出す
(ステップS74)。詳細設定ページ作成部はCADデー
タ1の情報を基に設定用のWebページを作成してレスポ
ンス作成部に渡す(ステップS75)。レスポンス作成
部は詳細設定ページ作成部の作成したWebページをWebサ
ーバープログラムに送る(ステップS76)。Webサー
バープログラムはWebページをWebブラウザプログラムに
送る(ステップS77)。Webブラウザプログラム上に
詳細設定用Webページが表示され、利用者は書式条件を
設定入力する(ステップS78)。変更された書式は
「利用者変換書式情報」に一時的に保存され、この後の
データ変換の際に使用される。
と、管理用ページ作成部335は、一般利用者端末10
で詳細設定を行わない場合に標準で利用される書式を設
定するためのHTMLを作成して、レスポンス作成部332
に渡す。設定された書式は「変換書式標準情報」に保存
される。また、変換書式標準情報は利用者が前記の詳細
設定画面にアクセスした場合の初期状態にも使用され
る。このページは権限を与えられた者だけが利用するこ
とができる。一般には、CADデータ提供者又はWebサーバ
ーの管理者がこれを行う。管理者がこの書式を設定して
いない場合は変換プログラムが標準設定を作成する。
成部336は、指定されたCADデータをPDFファイルに変
換してレスポンス作成部332に渡す。このとき、前述
の「利用者変換書式情報」があればその設定に従って変
換を行う。「利用者変換書式情報」がなければ前記「変
換書式標準情報」に従って変換を行う。
たものであり、以下、図7に基づいて詳細に説明する。
まず、利用者は端末のWebブラウザプログラム上でCADデ
ータ1について閲覧を要求する(ステップS81)。We
bサーバープログラムはWebブラウザプログラムからの要
求を解析し、要求が変換プログラムを対象にしているの
で、変換プログラムのリクエスト分析部に要求を送る
(ステップS82)。次に、リクエスト分析部はWebサ
ーバープログラムからの要求を分析し、PDF作成の要求
であることを認識し、PDF作成部を呼び出す(ステップ
S83)。この時利用者変換書式情報が設定されていれ
ばこれを利用し(ステップS85)、設定されていなけ
れば変換書式標準情報を使用して(ステップS86)、
次ステップでPDFに変換する。PDF作成部はCADデータ1
をデータファイル保管装置から読み出してPDFに変換す
る(ステップS87)。PDF作成部は作成したPDFをレス
ポンス作成部に送る(ステップS88)。レスポンス作
成部はPDF作成部の作成したPDFをWebサーバープログラ
ムに送る(ステップS89)。Webサーバープログラム
はPDFをWebブラウザプログラムに送る(ステップS9
0)。Webブラウザプログラムは送られてきたデータがP
DFであるので、PDF閲覧プログラムを起動し(ステップ
S91)、PDF閲覧プログラムはPDFを表示する(ステッ
プS92)。
は、線の色、線の太さ、線の種類、文字のフォント、文
字の色、背景の色、点の大きさ、点の色、複数ページへ
の分割、複数データの連結、線の表示・非表示、レイヤ
ーの表示・非表示、文字の表示・非表示、縮小・拡大、
回転、余白、原点の移動、変換範囲の指定、表示・印刷
・文章の変更・文章の選択・注釈などの追加のセキュリ
ティである。
ンバータ部337は、指定された形式のCADデータを指
定された別な形式のCADデータに変換してからレスポン
ス作成部332に渡す。このとき、「利用者変換書式情
報」があればその設定に従って変換を行う。「利用者変
換書式情報」がなければ「変換書式標準情報」に従う。
なお、PDF作成とコンバータは複数のCAD形式に対応でき
る。
たものであり、以下、図8に基づいて詳細に説明する。
まず、CADデータ利用者は端末11のWebブラウザプログ
ラム上に表示されているCADデータ一覧からダウンロー
ドしたいCADデータの「変換」をクリックする(ステッ
プS101)。Webブラウザプログラム上には変換のた
めの設定が表示されるので、利用者は必要な設定入力を
行い、「ダウンロード」ボタンをクリックする。この動
作によりWebサーバー1のWebサーバープログラムに変換
ダウンロード要求が送られる(ステップS102)。次
に、Webサーバープログラムは上記の要求を解析した結
果、要求が変換プログラムに対するものであると認識す
ると、変換プログラムを呼び出して変換ダウンロード要
求を送る(ステップS103)。上記要求により呼び出
された変換プログラムでは、まず最初にリクエスト分析
部が要求を分析する。分析の結果、要求が変換ダウンロ
ードであると認識すると、コンバータ部を呼び出す(ス
テップS104)。この時「利用者変換書式情報」が設
定されていればこれを利用し(ステップS106)、設
定されていない場合は「変換書式標準情報」を利用する
(ステップS107)。
式A)をファイル保管装置から読み出して形式Bに変換
する(ステップS108)。コンバータ部は作成したCA
Dデータ1をレスポンス作成部に送る(ステップS10
9)。レスポンス作成部はコンバータ部の作成した形式
BのCADデータ1をWebサーバープログラムに送る(ステ
ップS110)。Webサーバープログラムは端末11のW
ebブラウザプログラムに形式BのCADデータ1を送る
(ステップS111)。Webサーバープログラムは端末
11の利用者にダウンロード用のダイアログを提示し、
必要な情報を入力したらダウンロードを開始する(ステ
ップS112)。ダウンロードした形式BのCADデータ
1はCADデータ利用者端末11内の利用者が指示した場
所に保存される(ステップS113)。
有しているCADソフトと同一の形式のCADデータであれ
ば、上述の変換を施さずにそのまま使用できるため、本
変換プログラム33には生のCADデータをダウンロード
する機能も具備している。図9はその手順をフローチャ
ートで表したものであり、以下、図9に基づいて詳細に
説明する。まず、CADデータ利用者は端末11のWebブラ
ウザプログラム上に表示されているCADデータ一覧から
ダウンロードしたいCADデータ(例えば、これを「CADデ
ータ1」とする。)の「CAD」ボタンをクリックする
(ステップS121)。この動作によりWebサーバー1
のWebサーバープログラムにダウンロード要求が送られ
る(ステップS122)。次に、Webサーバープログラ
ムは上記の要求を解析した結果、変換プログラムに対す
るものであると認識すると、変換プログラムを呼び出し
て変換プログラムにダウンロード要求を送る(ステップ
S123)。
ムでは、まず最初にリクエスト分析部が要求を分析し、
分析の結果要求がダウンロードであると認識すると、リ
クエスト分析部はCADデータ1をファイル保管装置より
読み込み、そのままレスポンス作成部に送る(ステップ
S124)。レスポンス作成部はWebサーバープログラ
ムにCADデータ1を送る(ステップS125)。Webサー
バープログラムは端末11のWebブラウザプログラムにC
ADデータ1を送る(ステップS126)。Webサーバー
プログラムは端末の利用者にダウンロード用のダイアロ
グを提示し、利用者が必要な情報を入力したらダウンロ
ードを開始する(ステップS127)。ダウンロードし
たCADデータ1はCADデータ利用者端末11内のCADデー
タ利用者が指示した場所に保存される(ステップS12
8)。
ル閲覧システムによるファイル閲覧の仕組みの概要を、
図4を参照しつつ説明する。図4において、一般利用者
端末10a〜10cにはいずれもWebブラウザプログラ
ムとPDF閲覧プログラムがインストールされているもの
とする。従来、一般利用者aがWebサーバー1上にあるC
ADデータ3(形式B)を閲覧しようとすれば、形式Bの
CADソフトが必要となるが、本発明によるファイル閲覧
システムでは、形式BのCADデータ3をその際にPDF形式
に変換してダウンロードしてから、端末10aのPDF閲
覧プログラムで見ることができる。また、同様にして一
般利用者bは形式AのCADデータ4を閲覧することがで
きる。さらに、一般利用者cは実際にはWebサーバー2
上に存在しているCADデータ6を、Webサーバー2とリン
クしているWebサーバー1でPDFに変換してから閲覧する
ことができる。一般利用者cから見れば、CADデータ6
はあたかもWebサーバー1に存在しているように見える
が、実際にWebサーバー1にあるのはCADデータ6へのリ
ンク情報のみである。このように、Webサーバー1には
実際のCADデータは置かず、変換プログラム33のみを
置き、他のリンクしているWebサーバー2(多数ある)
からCADデータを引っ張ってきてPDFに変換して閲覧する
ことができるので、Webサーバー1のデータファイル保
管装置32の容量は比較的小さくても、リンク情報さえ
あれば世界中のCADデータを閲覧することも可能であ
る。このリンク動作の詳細については後述する。
cにはいずれもWebブラウザプログラムと形式A用のCAD
ソフトがインストールされているものとする。従来、CA
Dデータ利用者bがWebサーバー1上にあるCADデータ2
(形式B)を閲覧/編集しようとすれば、形式BのCAD
ソフトが必要であったが、本発明によるファイル閲覧シ
ステムでは、形式BのCADデータ2をその際に形式AのC
ADデータに変換してダウンロードしてから、端末11b
の形式A用のCADソフトで閲覧/編集することができ
る。また、CADデータ利用者aは従来のように形式AのC
ADデータ1をそのまま閲覧/編集することができる。さ
らに、CADデータ利用者cは実際にはWebサーバー2上に
存在している形式AのCADデータ5を、Webサーバー2と
リンクしているWebサーバー1を介して閲覧/編集する
ことができる。
ーバー1及び2にあるCADデータは、CADデータを提供す
る者が前記CADデータ提供者端末12から、ネットワー
ク20を介して、Webサーバー上のファイル共有スペー
ス(例えば前述のデータファイル保管装置等)に出し入
れを行う。CADデータ提供者端末12には、Webブラウザ
プログラム及び提供するCADデータが格納されており、C
ADデータ提供者はCADデータ提供者端末12のブラウザ
から、HTTPやFTPプロトコル等を使用して、Webサーバー
に対してCADデータの転送や削除などを行っている。
ンク時の動作ロジックを説明するための図である。図
中、「変換プログラム内のデータ要求元」とは、CADデ
ータを要求する部、すなわち、PDF作成部、コンバータ
部及びリクエスト分析部の総括名称である。また、「リ
ンク情報解析部」とは、データファイル保管装置からCA
Dデータを読み出す時に必ず呼び出され、ファイル保管
装置内のデータがCADデータ本体であるか、それともリ
ンク情報であるかをチェックするものである。
て、リンク動作について説明する。まず、変換プログラ
ム内のデータ要求元からCADデータ(例えばCADデータ
5)が要求されると(ステップS131)、リンク情報
解析部はデータファイル保管装置からCADデータ5を読
み出し、それがCADデータ本体であるか、それともリン
ク情報であるかのチェックを行う(ステップS13
2)。この例では、CADデータ5本体はWebサーバー1に
は存在せず、実際にあるのはリンク情報のみであるので
(ステップS132のYES)、リンク情報解析部はリン
ク情報(リンク先URL情報、認証情報(ID、パスワー
ド))の解析を行う(ステップS133)。リンク情報
解析部はURL情報を解析した結果、リンク先がWebサーバ
ー2上のCADデータ5であることが分かると、Webサーバ
ー2にCADデータ5のダウンロード要求を出す(ステッ
プS134)。この時、Webサーバー2から認証を求め
られた場合には(ステップS135のYES)、認証情報
を送る(ステップS136)。リンク情報解析部はWeb
サーバー2からCADデータ5をダウンロードする(ステ
ップS137)。リンク情報解析部はダウンロードした
CADデータ5を変換プログラム内のデータ要求元に返す
(ステップS138)。これより先はリンクしていない
場合と同様の処理となる。
Dデータを実際に閲覧するときの動作を図12のフロー
チャートに基づいて説明する。まず、利用者(CADデー
タ利用者及び一般利用者の両方を含む)は自分の端末
(10若しくは11)のWebブラウザプログラムを起動
させ(ステップS141)、本発明に係るファイル閲覧
システム(実施例では「CADデータ管理システム」とい
う名称になっている。)のトップページのURLを指示す
ると(ステップS142)、トップページ(図13)が
表示される(ステップS143)。ここで、CADデータ
管理システムへのリンクをクリック(図13では「ログ
イン」をクリック)すると(ステップS144)、図示
しない認証ダイアログが表示され、ユーザー名とパスワ
ードを入力すると、CADデータ及びディレクトリ一覧の
表示画面が表示される(ステップS146)。図14乃
至16はその画面の実施例であるが、まず、図14の画
面が表示され、ここで「秋田建設」を選択してクリック
すると(ステップS147)、図15の画面が表示され
る。図15において、図面名の「TOKKI02.JWC」〜「構
造仕様2.dxf」はCADデータであり、「工事番号H14-000
8マンション現場」等は子ディレクトリである。ここで
子ディレクトリ表示を指示(例えば、「工事番号H13-88
91小学校現場」をクリック)すると(ステップS14
8)、図16の画面が表示される(ステップS14
6)。ちなみに、このCADデータ及びディレクトリ一覧
の表示画面は、前述のCADデータファイル一覧ページ作
成部が作成しており、フローチャートは図5となる。作
成にあたっては毎回データファイル保管装置にアクセス
してデータファイル一覧を取得し、閲覧もしくは変換対
象となるCADデータとリンク情報のみをピックアップし
て表示するようにしている。データファイル保管装置の
中身はいつファイルが追加・削除されるか分からないた
め、常に最新情報に基づいて一覧を作成するためであ
る。
目の「YUKA01.JWC」のCADデータをそのまま(変換せず
に)ダウンロードしたい場合は、その行にある「CAD」
ボタンを押してダウンロードを指示する(ステップS1
49)。そうすると、指定されたCADデータがそのまま
ダウンロードされる(ステップS150)。この手順の
詳細は図9に示した通りである。
換してダウンロードして閲覧したい場合は、二つの方法
がある。図面に描かれた線の色等の書式を変えないで変
換したい場合は、「PDF」ボタンをクリックする(ステ
ップS151)。すると、前記変換プログラムがCADデ
ータを自動的にPDFに変換し、(ステップS156)、
該PDFは利用者の端末にダウンロードされ(ステップS
157)、利用者端末の前記PDF閲覧プログラムが起動
し(ステップS158)、端末の画面にPDFが表示され
る(ステップS159)。この場合の書式は前述の変換
書式標準情報が利用される。なお、図17はJW_CAD形式
のCAD図面がPDFに変換されて利用者端末に表示されてい
るところを示した図である。
好みに変更したい場合は、「詳細」をクリックしてPDF
閲覧詳細設定指示を行う(ステップS152)。「詳
細」をクリックすると、図18のようなPDF用詳細設定
画面が表示され(ステップS153)、そこで利用者が
必要な設定を行い(ステップS154)、画面左下の
「PDF出力」ボタンをクリックしてPDF閲覧指示を行うと
(ステップS155)、前記変換プログラムがCADデー
タを設定した書式で自動的にPDFに変換する(ステップ
S156)。以下同様である。PDF閲覧のフローの詳細
は前述の図7の通りである。
データを、例えば、DXF形式のCADデータに変換してダウ
ンロードしたい場合は、「変換」をクリックすると(ス
テップS160)、コンバーター用詳細設定画面(特に
図示していないが、内容は図18と近似している。)が
表示され(ステップS161)、利用者が必要な設定を
行い(ステップS162)、「ダウンロード」ボタンを
クリックしてコンバート指示を行うと(ステップS16
3)、JW_CAD形式のCADデータがDXF形式のCADデータに
変換され(ステップS164)、利用者の端末にダウン
ロードされる(ステップS165)。CADデータのコン
バートのフローの詳細は前述の図8の通りである。
又はS164において、Webサーバー1のデータファイ
ル保管装置に格納されているCADデータがリンク情報の
みであった場合は、前述の図11のフローに従って、リ
ンクされている他のWebサーバー(本実施例ではWebサー
バー2)のデータファイル保管装置からデータをダウン
ロードして変換等の処理を行う。
プログラムが直接解析してPDF形式に変換するため、高
品質・高精度のPDFを得ることができるだけでなく、閲
覧者の要求に応じて書式の変更も可能である。作成され
たPDFは高品質・高精度であるため、十分にCADデータの
代用として保存・印刷が可能となる。例えば、Acrobat
Reader上で表示図面を拡大しても表示品質が落ちるこ
とは無く、100%の設定で印刷すれば本来のCADデータの
精度をそのまま保って印刷することが可能であり、拡大
・縮小印刷してもCADソフトから印刷したのと同等の品
質を得ることができる。
として保存しており精度が高い。本発明における変換プ
ログラムはCADデータのベクトル値を直接読み出してい
る。PostScriptがベースであるPDFではCAD同様ベクトル
値を保存できるため、CADデータから読み出したベクト
ル値をそのままPDFに変換するために高品質と高精度を
可能にしている。しかし、CADデータとPDFでは図形デー
タの表現方法が大きく異なる場合もあり、変換プログラ
ムがCADデータごとに適切な変換を行うことにより、よ
り紙の図面に近い表示結果を得ることが可能となる。
dobe社のAcrobat(登録商標)を使用した場合には、CAD
ソフトの印刷出力を利用してPDFを生成している。従っ
て、印刷出力イメージはCADデータ本来のベクトル情報
とは程遠いため、作成されたPDFはもはや元のCADデータ
とは似ても似つかぬものとなってしまう。また、ベクト
ルで作成されたPDFデータは容量も小さく、さらにPDFで
は標準で圧縮に対応しているため、本変換プログラムが
作成するPDFは元のCADデータよりも容量が小さくなる。
JW_CAD形式でも数分の一程度、DXF形式ではより以上の
圧縮効果が期待できる。高速なインターネット回線が普
及したとはいえ、モバイル環境でのインターネットはま
だまだ低速であるので、圧縮による転送速度の向上はネ
ットワークの負荷低減に大きく貢献する。
たファイル閲覧システムについて、主としてCADデータ
の閲覧の場合を例にして説明を行ってきたが、本発明は
CADデータの閲覧のみにとどまるものではなく、PDFに変
換できる形式のファイル形式であれば、すべての文書に
利用できることは言うまでもない。
ァイル閲覧システムでは、PDFへの変換プログラムをWeb
サーバー上におき、Webサーバープログラムと連携する
ことにより、利用者から閲覧要求が出された時点でWeb
サーバー上の変換プログラムがリアルタイムにPDF変換
処理を行うため、以下の効果を有する。 (1) 閲覧者は普及率の非常に高いPDF閲覧用プログラム
であるAcrobat Readerとインターネット用ブラウザのみ
を使用するため、CADプログラムやCADビューワ、プラグ
イン、JAVA(登録商標)環境等を必要としない。こ
のことはITに不慣れな初心者にとって大変に重要なこ
とである。初心者がコンピュータを購入したそのままの
環境でCADデータの閲覧が可能となる。 (2) 閲覧者コンピュータのOSはWindows(登録商
標)の他に、マッキントッシュやLinuxなどの他のOSで
も Acrobat Readerさえ動作していれば閲覧可能であ
る。 (3) 閲覧者の閲覧要求時にPDF変換されるため、閲覧者
の要望する書式(線色、線種類、線太さ、点の大きさ、
図面の拡大・縮小、図面の分割・結合、余白の設定等)
に応じたPDFを得ることができる。 (4) CADデータを直接解析してPDFに変換するので、従来
のPDF変換プログラムのような品質の劣化がなく、拡大
・縮小しても高品質で表示される。印刷品質はCADプロ
グラムを使用した場合と同等である。 (5) 形式種類の違うCADデータが混在している場合でも
閲覧者はAcrobat Readerのみの操作でよいため、CADデ
ータ形式の違いを吸収できる。 (6) 閲覧者はCADデータをPDFとして閲覧するかCADデー
タとしてダウンロードするか別形式のCADデータとして
ダウンロードするかを選ぶことができる。 (7) CADデータ提供者はあらかじめCADデータをPDFに変
換しておかなくてもよいため、PDF変換プログラムや変
換作業が不要となり管理も容易となる。この技術を利用
したことによるデータ提供者の大幅な負担増は起こらな
い。 (8) 閲覧者はブラウザとAcrobat Readerの操作方法を
習得していればよいため、CADプログラム等の操作方法
の習得は必要としない。 (9) PDF作成時に図面を分割すれば、大型プロッタがな
い環境でも容易に印刷することができる。 (10) PDFとして閲覧した後に保存や印刷が可能であ
り、インターネット上でそのまま流通させることができ
る。 (11) PDFの持つ機能(パスワード設定、サムネイル)
が利用できる (12) PDFは圧縮されるため、CADデータよりもファイル
容量が小さくなり、ネットワークの負荷が少ない。 (13)すでにネットワーク上にCAD用のファイル共有スペ
ースが存在している場合、Webサーバーに本変換プログ
ラムとWebサーバープログラムを導入するだけで即刻利
用可能となる。導入時のファイル変換作業等が必要ない
ため、過去の資産がそのまま利用できる。
閲覧・利用の問題点を全て解決した技術であり、利用価
値は極めて高く、以下のような分野への利用が期待され
る。 (1) 企業内サーバーでの利用 建設関連企業内のイントラネットファイルサーバー上に
インストールすることにより、CAD技術者以外の建設技
術者、営業職、事務職でもCADデータを閲覧できる。 (2) 建設プロジェクトでの利用 官公庁工事のクリアリングハウスサーバー(公共事業の
調達情報を一元管理しているWebサーバー)や建設現
場プロジェクトサーバー上での利用や、モバイル端末
(Pocket PC等)で利用することにより、現場の最前線
でのCADデータ利用が可能となる。 (3) メーカーなどCADデータを提供しているホームペー
ジ上での利用 複数形式のCADデータを用意しなくてもよく、ダウンロ
ードする前にプレビューすることが可能となる。 (4) 官公庁・地方自治体などの情報公開用 発注工事の図面や公共建築物などの図面を不特定多数が
閲覧できるとともに、電子納品されたCADデータをその
まま公開できる。 (5) 建設関連の教育機関での利用 図面を必要とする授業などで利用できる。 (6) ASP(Application Service Provider)上での利用 ASP上の図面保管サーバーと連携することによりブラウ
ザ上でプレビューが可能となる。 (7) プロバイダのサーバー上での利用 インターネットサービスプロバイダのサーバー上にイン
ストールすることにより、プロバイダ利用者が広く利用
できる。 (8) 図面を外注したり、図面作成を独立した別部門とし
た場合のサーバーでの利用 CADデータ作成を外注もしくは別部門とした場合でも、C
ADデータ形式の違いを考慮しなくてもよく、利用者がCA
Dソフトの使用方法を習得しなくてもよいので、CAD部門
を独立させることができる。
を示す概念図である。
イル閲覧の仕組みの概要を説明するための図である。
説明するための図である。
の図である。
図である。
するための図である。
ンロードするロジックを説明するための図である。
クを説明するための図である。
のフローチャートである。
ある。
ィレクトリ階層を表す画面の一例である。
層を表す画面の一例である。
層を表す画面の一例である。
の一例である。
Claims (9)
- 【請求項1】ネットワークを介して相互に通信が可能な
Webサーバーと、複数のファイル閲覧者端末とを含み、 前記Webサーバーは、Webサーバープログラムと、変換プ
ログラムと、データファイル保管装置とを備え、 前記データファイル保管装置にはフォーマットの異なる
複数の文書ファイルが格納され、 前記ファイル閲覧者端末は、Webブラウザプログラム
と、ファイル閲覧専用プログラムとを備えるとともに、 ファイル閲覧者が、前記ファイル閲覧者端末から前記We
bサーバーの前記Webサーバープログラムに対して、前記
データファイル保管装置内に格納されているいずれかの
文書ファイルを選択して前記ファイル閲覧専用プログラ
ムに対応したフォーマットへの変換を指示すると、 前記Webサーバープログラムが前記変換プログラムに対
して変換指示を行い、前記変換プログラムが前記データ
ファイル保管装置内の選択された文書ファイルを前記フ
ァイル閲覧専用プログラムに対応したフォーマットへの
変換を行い、 該変換された文書ファイルが前記Webサーバープログラ
ムから前記Webブラウザプログラムに送られ、前記Webブ
ラウザプログラムは前記ファイル閲覧専用プログラムを
起動し、前記ファイル閲覧者が前記変換された文書ファ
イルを閲覧できるように構成されていることを特徴とす
る、ネットワークを利用した文書ファイル閲覧システ
ム。 - 【請求項2】前記データファイル保管装置に格納されて
いる文書ファイルが、文書ファイルデータ本体か若しく
はその文書ファイルデータが実際に存在する前記Webサ
ーバーとは別の第二のWebサーバーへのリンク情報で構
成され、かつ、前記ファイル閲覧者が選択した文書ファ
イルが前記リンク情報であった場合には、前記第二のWe
bサーバーから前記文書ファイルデータをダウンロード
して、前記Webサーバー内の前記変換プログラムが前記
ファイル閲覧専用プログラムに対応したフォーマットへ
の変換を行うように構成されていることを特徴とする請
求項1に記載の、ネットワークを利用した文書ファイル
閲覧システム。 - 【請求項3】前記データファイル保管装置内に格納され
ているいずれかの文書ファイルを選択して前記ファイル
閲覧専用プログラムに対応したフォーマットへの変換を
指示する際に、変換の書式を前記ファイル閲覧者が設定
できるように、前記変換プログラムが構成されているこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の、ネットワーク
を利用した文書ファイル閲覧システム。 - 【請求項4】前記ファイル閲覧専用プログラムに対応し
たフォーマットが、PDF(Portable Document Format)
であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項
に記載の、ネットワークを利用した文書ファイル閲覧シ
ステム。 - 【請求項5】前記文書ファイルがCAD図面データである
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載
の、ネットワークを利用した文書ファイル閲覧システ
ム。 - 【請求項6】前記ネットワークがインターネット及びイ
ントラネット、又はインターネット若しくはイントラネ
ットであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
一項に記載の、ネットワークを利用した文書ファイル閲
覧システム。 - 【請求項7】前記Webサーバーを、前記データファイル
保管装置内の選択された文書ファイルを前記ファイル閲
覧専用プログラムに対応したフォーマットへ変換する為
の手段として機能させるための、請求項1乃至6のいず
れか一項に記載の前記変換プログラム。 - 【請求項8】前記ネットワークに接続されたWebサーバ
ーであって、請求項7に記載の変換プログラムがインス
トールされているWebサーバー。 - 【請求項9】コンピュータを制御するためのプログラム
を担持したコンピュータ読み取り可能な媒体であって、
前記請求項7に記載の変換プログラムを少なくとも備え
ることを特徴とする媒体。
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