JP3713916B2 - レベルシフト回路 - Google Patents

レベルシフト回路 Download PDF

Info

Publication number
JP3713916B2
JP3713916B2 JP23422697A JP23422697A JP3713916B2 JP 3713916 B2 JP3713916 B2 JP 3713916B2 JP 23422697 A JP23422697 A JP 23422697A JP 23422697 A JP23422697 A JP 23422697A JP 3713916 B2 JP3713916 B2 JP 3713916B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
potential
transistor
supply line
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23422697A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1174775A (ja
Inventor
和久 野島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP23422697A priority Critical patent/JP3713916B2/ja
Publication of JPH1174775A publication Critical patent/JPH1174775A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3713916B2 publication Critical patent/JP3713916B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、レベルシフト回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
単電源動作および±2電源動作(正負電源動作)などの種々の電源条件で動作するデジタル回路には、例えば、図4に示すようなレベルシフト回路が設けられている。
図4は、従来のレベルシフト回路1の回路図である。
図4に示すように、レベルシフト回路1は、入力モジュール2,4およびレベルシフトモジュール3で構成される。
図4において、電源ライン10はVcc電位(+5V)に保持され、電源ライン11はグランド電位(0V)に保持されている。
入力モジュール2は、例えば、抵抗R1 ,R2 、npn型のトランジスタQ1 ,Q2 および定電流源I1 によって構成される差動増幅回路31を備え、この差動増幅回路31の入力として、入力端子21および22を介して、それぞれトランジスタQ1 およびQ2 のベースに直流の入力電位DinおよびDin_が印加される。
そして、トランジスタQ1 およびQ2 のコレクタ電位が、差動増幅回路31の出力電位として、それぞれトランジスタQ4 ,Q6 のベースに印加される。
【0003】
トランジスタQ4 ,Q6 は、エミッタフォロワとして機能し、そのエミッタ電位が、ダイオード接続されたトランジスタQ3 およびQ5 を介して、レベルシフトモジュール3の差動増幅回路32を構成するpnp型のトランジスタP2 ,P1 のベースにそれぞれ印加される。
差動増幅回路32は、pnp型のトランジスタP1 ,P2 、抵抗R3 ,R4 および定電流源I4 によって構成されている。
ここで、抵抗R3 と抵抗R4 との接続点であるA点の電位は、ダイオード接続されたトランジスタQ7 ,Q8 ,Q9 によって、電源ライン13の電位(0VあるいはVee)に電圧3Vf を加えた電位に保持されている。ここで、Vf は、npn型のトランジスタQ7 ,Q8 ,Q9 のベース・エミッタ間の電圧である。
【0004】
トランジスタP1 およびP2 のコレクタ電位は、差動増幅回路32の出力電位として、それぞれトランジスタQ10,Q12のベースに印加される。
トランジスタQ10,Q12は、エミッタフォロワとして機能し、そのエミッタ電位が、入力モジュール4の差動増幅回路33の入力電位として、npn型のトランジスタQ14およびQ16のベースに印加される。
ここで、差動増幅回路33は、抵抗R7 ,R9 ,R8 およびnpn型のトランジスタQ14,Q15,Q16によって構成される。
そして、差動増幅回路33によって差動増幅された出力電位が、トランジスタQ14およびQ16のコレクタから出力端子25および26を介して、出力電位Dout およびDout _として出力される。
【0005】
以下、上述したレベルシフト回路1の単電源動作および±2電源動作におけるトランジスタP2 のコレクタ・エミッタ間電圧VCEについて考察する。
先ず、単電源動作の場合について考察する。
単電源動作では、電源ライン12は電位Vcc(+5V)に保持され、電源ライン13は電位GND(0V)に保持される。
また、入力端子21および22を介して、トランジスタQ1 およびQ2 のベースには、例えば、それぞれ入力電位Din「Vcc−Vf −ΔV」および入力電位Din_「Vcc−Vf 」が印加される。
この場合に、抵抗R2 での電圧降下をΔV2 とし、トランジスタQ6 ,Q5 のベース・エミッタ間の電圧降下をVf とすると、トランジスタP1 のベース電位は、「Vcc−2Vf −ΔV2 」となり、トランジスタP1 がオンになる。
一方、トランジスタP2 は、オフになる。従って、トランジスタP2 のエミッタ・コレクタ間には電流は流れず、トランジスタP2 のコレクタの電位は、A点の電位と一致し、3Vf になる。
ここで、トランジスタP1 のベース・エミッタ間の電圧降下Vf を考慮すると、トランジスタP1 およびP2 のエミッタ電位は、「Vcc−Vf −ΔV2 」となる。
従って、トランジスタP2 のコレクタ・エミッタ間の電圧VCEは、エミッタ電位「Vcc−Vf −ΔV2 」からコレクタ電位3Vf を減算して、「Vcc−4Vf −ΔV2 」となる。この電圧VCEは、通常、トランジスタP2 の最大定格電圧VCEO 以内である。
【0006】
一方、±2電源動作では、電源ライン12はGND電位(0V)に保持され、電源ライン13は電位Vee(−5V)に保持される。
このとき、トランジスタP2 のエミッタ電位は「Vcc−Vf −ΔV2 」となり、コレクタ電位は「Vee+3Vf 」となる。
従って、トランジスタP2 のコレクタ・エミッタ間の電圧VCEは、エミッタ電位「Vcc−Vf −ΔV2 」からコレクタ電位「Vee+3Vf 」を減算して、「Vcc−Vee−4Vf −ΔV2 」となる。この電圧VCEは、通常、トランジスタの最大定格電圧VCEO を越えており、トランジスタP2 に高耐圧トランジスタを用いる必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したレベルシフト回路1をIC(Integrated Circuit)などに組み込む場合に、微細化して高集積化を図るため、トランジスタのコレクタ・エミッタ間の電圧VCEの最大定格電圧VCEO が減少する、すなわち耐圧が低くなる傾向がある。そのため、電圧VCEが最大定格電圧VCEO を越えないように、制御する必要がある。
【0008】
ところで、レベルシフト回路1では、トランジスタP2 のエミッタ電位は電源ライン10の電位Vccから決まり、コレクタ電位は電源ライン13の電位(0VあるいはVee)から決まる。また、コレクタ・エミッタ間の電圧VCEは、最小電圧のときにトランジスタP2 が飽和しないようにし、最大電圧のときに最大定格電圧VCEO を越えないようにする必要がある。
そのため、図4および図5に示すA点の電位を3Vf ではなく、定電流源I4 の電流を可変にして、抵抗による電圧降下を利用して決定するなどの手法が考えられるが、その場合には、差動増幅回路32の差動出力の振幅も変化し、レベルシフト回路1の特性が影響を受けてしまう。すなわち、1つの回路で、単電源動作と±2電源動作の双方に対応するのは困難である。
【0009】
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みてなされ、耐圧の低いトランジスタを用いても、トランジスタの特性を損なうこと無く所望の動作を実現できるレベルシフト回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した従来技術の問題点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明のレベルシフト回路は、単電源動作および正負電源動作のうち一方を選択して行うレベルシフト回路であって、差動増幅回路と、前記差動増幅回路の入力電位を生成する入力電位生成手段と、第1の電源ラインと第2の電源ラインとの電位差に応じた電源電圧を前記入力電位生成手段に供給する第1の電源手段と、単電源動作で前記第1の電源ラインの電位と同じ極性の電位が供給される第3の電源ラインと、正負電源動作で前記第1の電源ラインの電位と逆の極性の電位が供給される第4の電源ラインとの電位差に応じた電源電圧として、単電源動作用および正負電源動作用の電源電圧のうち一方の電源電圧を選択して前記差動増幅回路に供給する第2の電源手段と、正負電源動作時に、前記第1の電源ラインの電位と前記第4の電源ラインの電位との中間電位である第1の電位に応じて、前記差動増幅回路の差動出力電位をレベルシフトする第1のクランプ回路と、単電源動作時に、前記第3の電源ラインの電位から所定の電圧だけ降下した第2の電位に応じて、前記差動増幅回路の差動出力電位をレベルシフトする第2のクランプ回路とを有する。
【0011】
本発明のレベルシフト回路では、差動増幅回路を構成する相互にエミッタを接続したトランジスタのエミッタ電位は、第1の電源手段の第1の電源ラインの電位に応じて決まる。
また、差動増幅回路を構成する2つの前記トランジスタのコレクタ電位である差動出力電位は、正負電源動作時に、第1のクランプ回路が作動し、前記第1の電源ラインの電位と前記第4の電源ラインの電位との略中間値である第1の電位によってクランプされる。また、単電源動作時には、第2のクランプ回路が作動し、差動出力電位は、第3の電源ラインの電位から所定の電圧だけ降下した第2の電位によってクランプされる。
【0012】
また、本発明のレベルシフト回路は、第1の電源ラインの電位から各部の電位が決定される第1の回路モジュールと、第2の電源ラインの電位から各部の電位が決定される第2の回路モジュールとを有し、単電源動作および正負電源動作を含む種々の動作モードに応じて前記第1の電源ラインおよび前記第2の電源ラインに所定の電位を印加するレベルシフト回路であって、正負電源動作時に、前記第1の回路モジュールと前記第2の回路モジュールとの接続点の電位を、前記第1の電源ラインの電位と前記第2の電源ラインの電位との略中間値になるように制御する電位制御手段を有する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係わるレベルシフト回路について説明する。
図1は、本実施形態のレベルシフト回路41の回路図である。
レベルシフト回路41は、単電源動作および±2電源動作などの種々の電源条件で動作するデジタル回路に組み込まれている。
図1に示すように、レベルシフト回路41は、例えば、入力モジュール2、レベルシフトモジュール43および入力モジュール4で構成される。
ここで、入力モジュール2,4は、前述した図4に示す入力モジュール2,4と同じである。
【0014】
入力モジュール2
入力モジュール2は、入力電位生成手段としての差動増幅回路31、npn型のトランジスタQ3 ,Q4 ,Q5 ,Q6 ,定電流源I1 ,I2 ,I3 、電源ライン10,11、電源端子20,23および入力端子21,22により構成されている。
ここで、電源ライン10および11が、それぞれ第1の電源手段の第1の電源ラインおよび第2の電源ラインに対応している。
差動増幅回路31は、抵抗R1 ,R2 ,npn型のトランジスタQ1 ,Q2 および定電流源I1 により構成されている。
トランジスタQ1 およびQ2 のコレクタは、それぞれ抵抗R1 およびR2 を介して、電源ライン10に接続されている。電源ライン10には、図3に示すように、電源端子20を介して、電圧Vcc(+5V)が印加されている。
また、トランジスタQ1 ,Q2 のベースは、それぞれ入力端子21,22に接続されている。
【0015】
入力端子21および22には、直流の入力電位DinおよびDin_が印加されている。
ここで、入力電位Dinは、例えば、ハイレベルである電位「Vcc−Vf −ΔV」およびローレベルである電位「Vcc−Vf 」の何れか一方になる。また、入力電位Din_は、入力電位Dinがハイレベルのときにローレベルとなり、入力電位Dinがローレベルのときにハイレベルとなる。
トランジスタQ1 およびQ2 のエミッタは、相互に接続され、その接続点は定電流源I1 を介して電源ライン11に接続されている。
電源ライン11は、図3に示すように、電源端子23を介してグランド(GND)接続され、0Vに保持されている。
【0016】
トランジスタQ1 のコレクタは、トランジスタQ4 のベースに接続されている。これにより、差動増幅回路31の一方の差動出力がトランジスタQ4 のベースに出力される。トランジスタQ4 のコレクタは電源ライン10に接続され、エミッタはトランジスタQ3 のコレクタおよびベースに接続されている。
トランジスタQ3 は、そのコレクタとベースとが接続してあり、ダイオードとして機能し、そのエミッタが定電流源I2 を介して電源ライン11に接続されている。
トランジスタQ2 のコレクタは、トランジスタQ6 のベースに接続されている。これにより、差動増幅回路31の他方の差動出力がトランジスタQ4 のベースに出力される。トランジスタQ6 のコレクタは電源ライン10に接続され、エミッタはトランジスタQ5 のコレクタおよびベースに接続されている。
トランジスタQ5 は、そのコレクタとベースとが接続してあり、ダイオードとして機能し、そのエミッタが定電流源I3 を介して電源ライン11に接続されている。
【0017】
レベルシフトモジュール43
レベルシフトモジュール43は、電源ライン10,12,13、第1のクランプ回路としてのクランプ回路52、第2のクランプ回路としてのクランプ回路53、npn型のトランジスタQ24、差動増幅回路42、抵抗22によって構成される。
ここで、電源ライン12および13が、それぞれ第2の電源手段の第3の電源ラインおよび第4の電源ラインに対応している。
電源ライン12は、図3に示すように、電源端子24を介して、単電源動作ではVcc(+5V)に保持され、±2電源動作ではGND(0V)に保持される。
電源ライン13は、電源端子28を介して、単電源動作ではGND(0V)に保持され、±2電源動作ではVee(−5V)に保持される。
【0018】
クランプ回路52は、抵抗R20,R21およびnpn型のトランジスタQ20,Q21,Q25によって構成される。抵抗R20,トランジスタQ20のコレクタおよびエミッタ、および、抵抗R21は、電源ライン10と電源ライン13との間に、順に配置されている。トランジスタQ20は、コレクタとベースとが接続され、ダイオードとして機能する。
トランジスタQ21のベースは、トランジスタQ20のベースおよびコレクタと接続され、コレクタはトランジスタQ25のエミッタと接続され、エミッタはクランプ点Bに接続されている。
トランジスタQ25は、ベースとコレクタとが接続されたダイオードであり、コクレタおよびベースが電源ライン10に接続されている。
ここで、抵抗R20の抵抗値r20と、抵抗R21の抵抗値r21とは略同じである。
【0019】
クランプ回路53は、トランジスタQ22,Q23によって構成される。
トランジスタQ22,Q23は、共に、コレクタとベースとを接続したダイオードである。トランジスタQ22のコクレタおよびベースは電源ライン12に接続され、エミッタはトランジスタQ23のコレクタおよびベースに接続されている。
トランジスタQ23のエミッタは、クランプ点Bに接続されている。
【0020】
差動増幅回路42は、定電流源I5 、pnp型のトランジスタP1 ,P2 および抵抗R23,R24によって構成される。
トランジスタP1 のエミッタと、トランジスタP2 のエミッタとは相互に接続され、当該接続点と電源ライン10との間には、当該接続点に向かって定電流iX を出力する定電流源I5 が設けられている。
トランジスタP1 のコレクタは、抵抗R23を介して、クランプ点Bに接続されている。また、トランジスタP2 のコレクタは、抵抗R24を介して、クランプ点Bに接続されている。
トランジスタP1 およびP2 のベースには、それぞれトランジスタQ3 およびQ5 のエミッタ電位が印加される。
トランジスタP1 およびP2 のコレクタ電位は、差動増幅回路42の出力電位として、それぞれトランジスタQ10およびQ12のベースに印加される。
【0021】
さらに、トランジスタQ24のコレクタはクランプ点Bに接続され、ベースはバイアス端子27に接続され、エミッタは抵抗R22を介して電源ライン13に接続されている。
バイアス端子27には、バイアス電位Vbiasが印加される。
トランジスタQ24は、定電流ix +iY を出力する定電流源として動作する。
【0022】
出力モジュール4
出力モジュール4は、差動増幅回路33、npn型のトランジスタQ10,Q11,Q12,Q13、抵抗R5 ,R6 、電源端子24,28および出力端子25,26によって構成される。
トランジスタQ10は、そのベースがトランジスタP1 のコレクタに接続され、コレクタが電源ライン12に接続され、エミッタがトランジスタQ11のコレクタおよびトランジスタQ14のベースに接続されている。トランジスタQ11のベースはバイアス端子27に接続され、エミッタは抵抗R5 を介して電源ライン13に接続されている。
トランジスタQ12は、そのベースがトランジスタP2 のコレクタに接続され、コレクタが電源ライン12に接続され、エミッタがトランジスタQ13のコレクタおよびトランジスタQ16のベースに接続されている。トランジスタQ13のベースはバイアス端子27に接続され、エミッタは抵抗R6 を介して電源ライン13に接続されている。
【0023】
差動増幅回路33は、npn型のトランジスタQ14,,Q15,Q16および抵抗R7 ,R8 ,R9 によって構成される。
ここで、トランジスタQ14のエミッタと、トランジスタQ16のエミッタとが接続されている。この接続点には、トランジスタQ15のコレクタが接続されている。トランジスタQ15のベースはバイアス端子27に接続され、バイアス電位Vbiasが印加される。トランジスタQ15のエミッタは、抵抗R8 を介して、電源ライン13に接続さている。トランジスタQ15は、定電流源として動作する。
また、トランジスタQ14およびQ16のコレクタは、それぞれ出力端子25および26に接続され、出力端子25および26から、それぞれ出力電位Dout およびDout _が出力される。
【0024】
以下、図1に示すレベルシフト回路1の動作を、単電源動作と±2電源動作とに分けて説明する。
単電源動作
入力端子21を介してローレベルの入力電位Dinが差動増幅回路31のトランジスタQ1 のベースに印加され、入力端子22を介してハイレベルの入力電位Din_が差動増幅回路31のトランジスタQ2 のベースに印加される。
これにより、トランジスタQ1 がオフ状態になり、抵抗R1 では電圧降下は生じない。従って、トランジスタQ4 のベースの電位はVccとなる。
また、トランジスタQ2 はオン状態になり、そのコレクタ・エミッタ間を流れる電流による電圧降下が抵抗R2 に生じる。このとき、抵抗R2 における電圧降下をΔV2 とすると、トランジスタQ6 のベースの電位は、「Vcc−ΔV2 」となる。
ここで、トランジスタQ4 およびQ6 は、エミッタフォロワであるため、トランジスタQ3 ,Q4 ,Q5 ,Q6 のベース・エミッタ間の電圧降下をVf とすると、トランジスタQ3 およびQ5 のエミッタ電位は、それぞれ「Vcc−2Vf 」および「Vcc−2Vf −ΔV2 」となる。
【0025】
トランジスタQ3 およびQ5 のエミッタ電位は、それぞれ差動増幅回路42のトランジスタP2 およびP1 のベースに印加され、当該ベースの電位に応じた電流が、それぞれトランジスタP1 およびP2 のエミッタ・コレクタ間を流れ、当該電流に応じた電圧降下が、それぞれ抵抗R24およびR23に生じる。
本実施形態では、トランジスタP1 はオン状態になり、トランジスタP2 はオフ状態になる。
従って、トランジスタP1 およびP2 のエミッタ電位は、トランジスタP1 のベース側から決まり、トランジスタP1 のベース・エミッタ間の電圧降下をVf とすると、トランジスタP1 のベース電位「Vcc−2Vf −ΔV2 」にVf を加えて、「Vcc−Vf −ΔV2 」となる。
【0026】
また、単電源動作では、図1に示すように、電源端子24を介して電位Vcc(+5V)が電源ライン12に印加され、電源ライン13が電源端子28を介してGND電位(0V)に保持される。
また、トランジスタQ24のベースは、例えば「0.2V+Vf 」のバイアス電位Vbiasに保持され、コレクタ・エミッタ間に定電流iX +iY が流れる。
【0027】
また、クランプ回路52のトランジスタQ20のエミッタ電位は、電源ライン10の電位Vccおよび電源ライン13のGND電位によって決定され、抵抗R20の抵抗値r20と抵抗R21の抵抗値r21とが同じであるため、ベース・エミッタ間の電圧降下Vf を考慮して、(Vcc−Vf )/2となる。また、トランジスタQ21がオン状態であれば、そのエミッタ電位も、同様に、(Vcc−Vf )/2となる。
これに対して、クランプ回路53のトランジスタQ23のエミッタ電位は、トランジスタQ23がオン状態であれば、電源ライン12の側から決定され、トランジスタQ22およびQ23のベース・エミッタ間の電圧降下Vf を考慮して、「Vcc−2Vf 」となる。
このとき、(Vcc−Vf )/2<(Vcc−2Vf )であるため、トランジスタQ21がオフ状態となり、トランジスタQ23がオン状態になる。
これにより、クランプ点Bの電位が、クランプ回路53によって、「Vcc−2Vf 」にクランプされる。ここで、トランジスタP2 はオフ状態であるため、トランジスタP2 のコレクタ電位はクランプ点Bの電位と一致し、「Vcc−2Vf 」になる。
【0028】
なお、定電流源I5 の定電流がix であり、トランジスタQ24のコレクタ・エミッタ間を流れる定電流がix +iY であるため、トランジスタQ23のエミッタからは、定電流iY が出力される。
この場合に、トランジスタP2 のコレクタ・エミッタ間の電圧VCEは、前述したように、エミッタ電位が「Vcc−Vf −ΔV2 」であり、コレクタ電位が「Vcc−2Vf 」であるため、「Vf −ΔV2 」となる。このとき、トランジスタP2 の電圧VCEは、例えば、約0.5Vになる。
ここで、高耐圧トランジスタでない通常のpnp型のトランジスタのコレクタ・エミッタ間の最大定格電圧VCEO は約5.5Vであるため、トランジスタP2 として通常のpnp型のトランジスタを用いることができる。
また、トランジスタQ24のコレクタ・エミッタ間の電圧VCEは、コレクタ電位が「Vcc−2Vf 」であり、抵抗R22の電圧降下をΔV22とすると、「Vcc−2Vf −ΔV22」となる。このとき、トランジスタQ24の電圧VCEは、例えば、約3.2Vになる。
ここで、高耐圧トランジスタでない通常のnpn型のトランジスタのコレクタ・エミッタ間の最大定格電圧VCEO は約5.5Vであるため、トランジスタQ22として通常のnpn型のトランジスタを用いることができる。
【0029】
トランジスタP1 およびP2 のコレクタ電位は、それぞれ出力モジュール4のトランジスタQ10およびQ12のベースに印加され、トランジスタQ10およびQ12のエミッタ電位が、それぞれトランジスタQ14,Q16のベースに印加される。
これにより、トランジスタQ14,Q16のベースの電位に応じた電流が、それぞれトランジスタQ14およびQ16のコレクタ・エミッタ間を流れ、その電流による電圧降下がそれぞれ抵抗R7 およびR9 に生じる。
そして、トランジスタQ14およびQ16の電位が、それぞれ出力電位Dout およびDout _として出力される。
【0030】
±2電源動作
±2電源動作でも、前述した単電源動作と同様に、入力モジュール2および4の作用により、トランジスタP1 はオン状態になり、トランジスタP2 はオフ状態になる。また、また、トランジスタQ24のコレクタ・エミッタ間に定電流iX +iY が流れる。
また、±2電源動作では、図2に示すように、電源ライン12はGND電位(0V)に保持され、電源ライン13は電位Vee(−5V)に保持される。
トランジスタQ20のエミッタ電位は、電源ライン10の電位Vccおよび電源ライン13の電位Veeによって決定され、抵抗R20の抵抗値r20と抵抗R21の抵抗値r21とが同じであるため、ベース・エミッタ間の電圧降下Vf を考慮して、(Vcc+Vee−Vf )/2となる。
ここで、トランジスタQ21がオン状態であれば、そのエミッタ電位も、同様に、(Vcc+Vee−Vf )/2となる。
これに対して、トランジスタQ23がオン状態であれば、そのエミッタ電位は、電源ライン12の側から決定され、トランジスタQ22およびQ23のベース・エミッタ間の電圧降下Vf を考慮して、「−2Vf 」となる。
このとき、(Vcc+Vee−Vf )/2>−2Vf であるため、トランジスタQ21がオン状態になり、トランジスタQ23がオフ状態になる。
これにより、クランプ点Bの電位が、クランプ回路52によって、「(Vcc+Vee−Vf )/2」にクランプされる。ここで、トランジスタP2 はオフ状態であるため、抵抗R24には電流は流れず、トランジスタP2 のコレクタ電位はクランプ点Bの電位と一致し、「(Vcc+Vee−Vf )/2」になる。
【0031】
なお、定電流源I5 の定電流がix であり、トランジスタQ24のコレクタ・エミッタ間を流れる定電流がix +iY であるため、トランジスタQ21のエミッタからは、定電流iY が出力される。
この場合に、トランジスタP2 のコレクタ・エミッタ間の電圧VCEは、前述したように、エミッタ電位が「Vcc−Vf −ΔV2 」であり、コレクタ電位が「(Vcc+Vee−Vf )/2」であるため、「(Vcc−Vee−Vf −2・ΔV2 )/2」となる。この電圧VCEは、約4.4Vである。
ここで、高耐圧トランジスタでない通常のpnp型のトランジスタのコレクタ・エミッタ間の最大定格電圧VCEO は約5.5Vであるため、トランジスタP2 として通常のpnp型のトランジスタを用いることができる。
【0032】
また、トランジスタQ24のコレクタ・エミッタ間の電圧VCEは、コレクタ電位が「(Vcc+Vee−Vf )/2」であり、抵抗R22の電圧降下をΔV22とすると、エミッタ電位が「Vee+ΔV22」となることから、「(Vcc+Vee−Vf )/2−(Vee+ΔV22)」となる。この電圧VCEは、約4.4Vである。
ここで、高耐圧トランジスタでない通常のnpn型のトランジスタのコレクタ・エミッタ間の最大定格電圧VCEO は約5.5Vであるため、トランジスタQ22として通常のnpn型のトランジスタを用いることができる。
【0033】
±2電源動作でも、同様に、トランジスタP1 およびP2 のコレクタ電位は、それぞれ出力モジュール4のトランジスタQ10およびQ12のベースに印加され、トランジスタQ10およびQ12のエミッタ電位が、それぞれトランジスタQ14,Q16のベースに印加される。
これにより、トランジスタQ14,Q16のベースの電位に応じた電流が、それぞれトランジスタQ14およびQ16のコレクタ・エミッタ間を流れ、その電流による電圧降下がそれぞれ抵抗R7 およびR9 に生じる。
そして、トランジスタQ14およびQ16の電位が、それぞれ出力電位Dout およびDout _として出力される。
【0034】
上述したように、レベルシフト回路41では、レベルシフトモジュール43のクランプ点Bの電位は、図1に示す単電源動作ではクランプ回路53によって「Vcc−2Vf 」にクランプされ、図2に示す±2電源動作ではクランプ回路52によって「(Vcc+Vee−Vf )/2」にクランプされる。
これにより、トランジスタP2 のコレクタ・エミッタ間の電圧VCEが、その最大定格電圧VCEO を越えないように制御され、トランジスタP2 として、通常の耐圧が低いpnp型のトランジスタを用いても、トランジスタの特性を安定して適切に得ることができる。
また、トランジスタQ22として通常の耐圧が低いnpn型のトランジスタを用いても、トランジスタの特性を安定して適切に得ることができる。
レベルシフト回路41によれば、このように耐圧の低いトランジスタを用いることができるため、回路動作の高速化、低電力化および微細化を図ることができる。
【0035】
本発明は上述した実施形態には限定されない。
例えば、上述した実施形態では、入力電位Dinとしてローレベルを選択した場合の動作を例示したが、入力電位Dinとしてハイレベルを選択した場合には、トランジスタP1 がオフ状態になり、トランジスタP2 がオン状態になる。
【0036】
また、上述したレベルシフト回路41では、単電源動作と±2電源動作との2つの動作状態を切り換えるときに、トランジスタのコレクタ・エミッタ間の電圧VCEが最大定格電圧VCEO を越えないように、クランプ回路52および53の何れか一方を選択する場合を例示したが、本発明は、3以上の複数の動作状態を切り換えて動作する回路において、その動作状態の数に対応する数のクランプ回路を設け、それらを動作状態に応じて選択的に使用する回路にも適用できる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のレベルシフト回路によれば、トランジスタとして、通常の耐圧の低いトランジスタを用いることができ、回路動作の高速化、低電力化および微細化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施形態のレベルシフト回路の回路図(単電源動作時)である。
【図2】図2は、本発明の実施形態のレベルシフト回路の回路図(±2電源動作時)である。
【図3】図3は、単電源動作時および±2電源動作時に、図1および図2に示す各電源端子に印加する電位をまとめた図である。
【図4】図4は、従来のレベルシフト回路の回路図(単電源動作時)である。
【図5】図5は、従来のレベルシフト回路の回路図(±2電源動作時)である。
【符号の説明】
1,41…レベルシフト回路、2…入力モジュール、3…出力モジュール、10,11,12,13…電源ライン、20,23,24,28…電源端子、21,22…入力端子、25,26…出力端子、31,33,42…差動増幅回路、43…レベルシフトモジュール、52,53…クランプ回路、B…クランプ点

Claims (13)

  1. 単電源動作および正負電源動作のうち一方を選択して行うレベルシフト回路において、
    差動増幅回路と、
    前記差動増幅回路の入力電位を生成する入力電位生成手段と、
    第1の電源ラインと第2の電源ラインとの電位差に応じた電源電圧を前記入力電位生成手段に供給する第1の電源手段と、
    単電源動作で前記第1の電源ラインの電位と同じ極性の電位が供給される第3の電源ラインと、正負電源動作で前記第1の電源ラインの電位と逆の極性の電位が供給される第4の電源ラインとの電位差に応じた電源電圧として、単電源動作用および正負電源動作用の電源電圧のうち一方の電源電圧を選択して前記差動増幅回路に供給する第2の電源手段と、
    正負電源動作時に、前記第1の電源ラインの電位と前記第4の電源ラインの電位との中間電位である第1の電位に応じて、前記差動増幅回路の差動出力電位をレベルシフトする第1のクランプ回路と、
    単電源動作時に、前記第3の電源ラインの電位から所定の電圧だけ降下した第2の電位に応じて、前記差動増幅回路の差動出力電位をレベルシフトする第2のクランプ回路と
    を有する
    レベルシフト回路。
  2. 前記第1の電源手段は、前記第1の電源ラインに正の電位を供給し、
    前記第2の電源手段は、単電源動作時に前記第3の電源ラインに正の電位を供給し、正負電源動作時に前記第4の電源ラインに負の電位を供給する
    請求項1に記載のレベルシフト回路。
  3. 前記第1のクランプ回路は、前記第1の電源ラインの電位と前記第4の電源ラインの電位とを抵抗分割した電位をトランジスタのベースに印加し、正負電源動作時に、前記トランジスタをオン状態にし、前記トランジスタのエミッタ電位である前記第1の電位に応じて、前記差動増幅回路の差動出力電位をレベルシフトする
    請求項1に記載のレベルシフト回路。
  4. 前記第2のクランプ回路は、前記第3の電源ラインから直列にダイオード接続された複数のトランジスタを備え、単電源動作時に、前記複数のトランジスタの全てをオン状態にし、最終段のトランジスタのエミッタ電位である前記第2の電位に応じて、前記差動増幅回路の差動出力電位をレベルシフトする
    請求項1に記載のレベルシフト回路。
  5. 前記第2のクランプ回路は、2個のトランジスタを、前記第3の電源ラインから直列にダイオード接続している
    請求項4に記載のレベルシフト回路。
  6. 前記差動増幅回路は、
    相互にエミッタが接続され、それぞれのベースに前記入力電位が印加される第1のトランジスタおよび第2のトランジスタと、
    前記第1の電源ラインから、前記第1のトランジスタおよび前記第2のトランジスタのエミッタに向かって定電流を出力する定電流源と、
    前記第1のトランジスタのコレクタとクランプ点との間に設けられた第1の抵抗と、
    前記第2のトランジスタのコレクタと前記クランプ点との間に設けられた第2の抵抗と、
    前記クランプ点と前記第4の電源ラインとの間に設けられた定電流源と
    を有し、
    前記第1のクランプ回路の前記トランジスタのエミッタは、前記クランプ点に接続されている
    請求項3に記載のレベルシフト回路。
  7. 前記差動増幅回路は、
    相互にエミッタが接続され、それぞれのベースに前記入力電位が印加される第1のトランジスタおよび第2のトランジスタと、
    前記第1の電源ラインから、前記第1のトランジスタおよび前記第2のトランジスタのエミッタに向かって定電流を出力する定電流源と、
    前記第1のトランジスタのコレクタとクランプ点との間に設けられた第1の抵抗と、
    前記第2のトランジスタのコレクタと前記クランプ点との間に設けられた第2の抵抗と、
    前記クランプ点と前記第4の電源ラインとの間に設けられた定電流源と
    を有し、
    前記第2のクランプ回路の前記最終段のトランジスタのエミッタは、前記クランプ点に接続されている
    請求項4に記載のレベルシフト回路。
  8. 前記入力電位生成手段は、差動増幅回路を含み、当該差動増幅回路の差動出力電位が、前記入力電位となる
    請求項1に記載のレベルシフト回路。
  9. 前記差動出力電位を差動増幅する差動増幅回路を含む出力電位生成手段
    をさらに有する
    請求項1に記載のレベルシフト回路。
  10. 前記第1のクランプ回路は、正負電源動作時に、前記第1の電源ラインの電位と前記第4の電源ラインの電位との略中間値の第1の電位に応じて、前記差動増幅回路の差動出力電位をレベルシフトする
    請求項1に記載のレベルシフト回路。
  11. 前記第1のクランプ回路および前記第2のクランプ回路を含む3以上のクランプ回路を備え、
    前記単電源動作および前記正負電源動作を含む3以上の動作のうち一の動作を選択して行い、
    当該選択した動作に対応する前記クランプ回路を作動させて、当該作動したクランプ回路が供給する電位に応じて前記差動増幅回路の差動出力電位をレベルシフトする
    請求項1に記載のレベルシフト回路。
  12. 前記差動増幅回路は、低耐圧トランジスタを用いて構成される
    請求項1に記載のレベルシフト回路。
  13. 第1の電源ラインの電位から各部の電位が決定される第1の回路モジュールと、第2の電源ラインの電位から各部の電位が決定される第2の回路モジュールとを有し、単電源動作および正負電源動作を含む種々の動作モードに応じて前記第1の電源ラインおよび前記第2の電源ラインに所定の電位を印加するレベルシフト回路において、
    正負電源動作時に、前記第1の回路モジュールと前記第2の回路モジュールとの接続点の電位を、前記第1の電源ラインの電位と前記第2の電源ラインの電位との略中間値になるように制御する電位制御手段
    を有するレベルシフト回路。
JP23422697A 1997-08-29 1997-08-29 レベルシフト回路 Expired - Fee Related JP3713916B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23422697A JP3713916B2 (ja) 1997-08-29 1997-08-29 レベルシフト回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23422697A JP3713916B2 (ja) 1997-08-29 1997-08-29 レベルシフト回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1174775A JPH1174775A (ja) 1999-03-16
JP3713916B2 true JP3713916B2 (ja) 2005-11-09

Family

ID=16967681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23422697A Expired - Fee Related JP3713916B2 (ja) 1997-08-29 1997-08-29 レベルシフト回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3713916B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5336444B2 (ja) * 2010-08-31 2013-11-06 日本電信電話株式会社 電流切り替え回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1174775A (ja) 1999-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61230411A (ja) 電気回路
JP2000223966A (ja) 電力増幅器装置
EP0623997A1 (en) Hysteresis comparator working with a low voltage supply
JP3713916B2 (ja) レベルシフト回路
JP3827347B2 (ja) 低供給電圧出力ドライバ
US6433636B2 (en) Operational amplifier designed to have increased output range
JPH09306193A (ja) サンプルホールド回路
US5764105A (en) Push-pull output circuit method
US3989997A (en) Absolute-value circuit
US5850158A (en) Actively regulated totem pole TTL output stage
JP3628587B2 (ja) 電流スイッチ回路およびそれを用いるd/aコンバータ
JPS59205815A (ja) デジタル信号で調整可能な端子電圧発生用集積回路
US20020044002A1 (en) Mixer circuitry
US5666076A (en) Negative input voltage comparator
JPH0413692Y2 (ja)
JP2891386B2 (ja) ドライバ回路
US7656218B2 (en) Signal output circuit and semiconductor integrated circuit
US5015887A (en) A-B buffer circuit with TTL compatible output drive
JP2797621B2 (ja) コンパレータ回路
JPH0413695Y2 (ja)
JP2687160B2 (ja) スイッチ回路
JP3872193B2 (ja) D/aコンバータのメモリセル用回路装置
JP3042471B2 (ja) インタフェイス回路
JPH0513064Y2 (ja)
JP2906509B2 (ja) 信号処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050815

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees