JP3713136B2 - 信号伝送ケーブル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータシステム等の情報処理装置や信号伝送用のケーブルに係り、特に、そのケーブルの電磁放射ノイズを抑制する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯性を重視したノートブック型のパーソナルコンピュータ等の情報処理機器では、表示装置として液晶を用いる場合が多い。この液晶表示装置には、色やその色の階調、水平・垂直の同期信号とこれらの信号の同期を取るためのクロック信号を0と1からなるディジタル信号で伝送するのが一般的である。また、画面のちらつきを少なくし、かつ、精細度を高くするために、液晶へ伝送する信号のクロック周波数を高くする必要がある。
【0003】
しかしながら、液晶に伝送する信号のクロック周波数を高くすると、ケーブルのインダクタンス成分Lやキャパシタンス成分Cの影響が無視できなくなってきて、ケーブルのインピーダンスが高くなって、波形が歪んでしまい、正しいデータを伝送できなくなってしまう。
【0004】
そこで、こうした高精細の液晶に高速なデータを伝送する方法としては、IEEE Draft1.3「Draft Standard for Low−Voltage Differential Signals (LVDS) for Scalable Coherent Interface (SCI)」(11、1995)に記載されているように、0と1の信号列を反転させた信号を対として、線路のインピーダンスを下げた差動の伝送方式が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した差動伝送方式を効率良く実現するためには、伝送用のケーブルはツイストぺア線として、そのペア線内の+線と−線の長さも等長とするのが電磁気的に望ましい。
【0006】
しかしながら、携帯性を重視したノートブック型のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置では、液晶の表示信号伝送ケーブルとして、厚みの薄いフラットなケーブルを使う場合が多い。このようなフラットなケーブルを用いた場合、ツイストペア線に比べて、+線と−線の電磁気的な結合は弱くなる。これは、ツイストペア線では、線が絡み合った状態になるため電磁界は閉じた状態になるのに対して、フラットな信号線の場合では、対となる信号線が並行に並んだ構造とり、電磁界が閉じた状態になり難いためである。
【0007】
本発明の目的は、0と1からなる信号列を伝送する信号線と、その信号線と反転した信号列を伝送する信号線をペアとする差動伝送線路において、放射ノイズを抑制する信号伝送ケーブルを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記に述べた目的を達成するために、2本の信号線を対とする差動伝送線路を少なくとも1つ有する信号伝送ケーブルにおいて、対となる差動伝送線路が同一層に形成される配線層と、当該配線層の両面に絶縁層とを有する。また、前記差動伝送線路の信号に基準電位を与えるグランド層をさらに有するようにしてもよい。
【0009】
さらに、他の装置に電気的に接続させるための複数の接続部をさらに有し、前記複数の接続部は、当該信号伝送ケーブルの同一面に設けられる。この場合、前記複数の接続部の各々は、前記差動伝送線路の配列に相当する端子配列を備える。また、複数の接続部の各々は、対向する位置に配置される。この対向する位置は、接続部が平行に配置される場合だけでなく、信号伝送ケーブルが曲げられたりした場合も含む。前記接続部は、2列の端子を備え、前記複数の接続部の対向する列の端子の各々は、前記差動伝送線路により直接接続され、前記複数の接続部の対向しない列の端子の各々は、対向する列の端子が接続された差動伝送線路の外側に振り分けて接続される。
【0010】
また、2本の信号線を対とする差動伝送線路を少なくとも1つ有する信号伝送ケーブルと、前記信号伝送ケーブルが接続される基板とを有する情報処理装置であって、前記信号伝送ケーブルは、対となる差動伝送線路が同一層に形成される配線層と、当該配線層の両面に絶縁層と、前記基板に電気的に接続させるための複数の接続部とを有し、前記複数の接続部は、当該信号伝送ケーブルの同一面に設けられ、前記基板は、前記接続部が接続される基板側接続部を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0012】
図1〜図4を参照して、本発明における第1の実施の形態を説明する。
【0013】
図1に、第1の実施の形態におけるフラットケーブルの配線を示す説明図として、(1)上面図、(2)A-A’断面図(3)B-B’断面図を示す。
【0014】
図1において、フラットケーブル100は、2本の信号線を対とする差動伝送線路を少なくとも1つ有する信号伝送ケーブルであって、(2)A-A‘断面図に示すように、対となる差動伝送線路が同一層に形成される配線層である信号層101と、当該配線層の両面を挟む構造で絶縁層105および106とを備える。また、このフラットケーブル100の両端には、接続部であるコネクタ110および120が接続されている。また、このフラットケーブル100の信号層101には、差動信号線0(+線)131、差動信号線0(−線)132、差動信号線1(+線)133、差動信号線1(−線)134、差動信号線2(+線)135、差動信号線2(−線)136、差動信号線3(+線)137、差動信号線3(−線)138、差動信号線4(+線)139、差動信号線4(−線)140、差動信号線5(+線)141、差動信号線5(−線)142、差動信号線6(+線)143、差動信号線6(−線)144、差動信号線7(+線)145、差動信号線7(−線)146の8対の差動信号線と、グランド線150とが形成され、各信号線は、導体により形成されている。なお、図1の(1)上面図においては、信号線の引き回しを説明するために、信号線を図示している。また、差動信号線以外のシングルの信号線を、混在させてもよい。
【0015】
各々のコネクタは、他の装置に電気的に接続させるための接続部であり、(3)B-B’断面図に示すように、信号伝送ケーブルの同一面に設けられ、差動伝送線路の配列に相当する端子配列を備える。
【0016】
図2に、コネクタ110および120のピン配置図に示す。図2に示すように、差動信号線131〜146は、コネクタ110に対しては、131から順に、時計回りで、S1、S2・・・、S13、S14に接続される。一方、コネクタ120に対しては、131から順に、反時計回りで、K1、K2・・・、K13、K14に接続される。
【0017】
また、各信号線の引き回しは、対となる差動信号線を隣接させて、配線長を等距離とすることが望ましい。配線長を等距離とする場合の信号線の引き回し例を図10に示す。
【0018】
図10に、等長配線の引き回しをした場合のフラットケーブル1000の構成図を示す。図10においては、対となる差動信号線の配線長を等しくしている。
【0019】
図10に示すように、グランドに対して対となる差動信号線を等距離に配置することで電磁気的平衡を保ち、周囲の電磁気的な影響を少なくさせることができる。
【0020】
このように、コネクタ110とコネクタ120とのピン配置を信号線の配列と同一とし、コネクタを対向する位置に配置することで、差動信号線が交差することを防止することができ、また、信号線を同一層に配置することができる。本実施の形態によれば、信号線を同一層に配置するため、対となる差動信号線の各々と、グランド線との距離とを等距離にすることができ、コモンモードノイズの発生を防ぐことができる。
【0021】
本実施の形態における効果を、図3および図4を参照して説明する。図3および図4に、差動信号線を同一層に配置した場合と、異なる層に配置した場合のシミュレーションモデルとその結果を示す。図3において、+線−線ともに線幅200um、信号層の厚み18um、線幅(+線中央から−線中央までの長さ)を400umとした。また、このケーブルから1mm(1000um)離れたところにシールド用の導体が有るとし、図3(c)に示すような差動回路のドライバモデルを用いて、シミュレーションによる計算を行なった。なお、計算は+線と−線が同一面内に有る場合(a)と、どちらか一方が、18umずれた層に配置された場合(b)とについて行った。その結果、図4に示したように、差動信号線が同一層に有る場合(a)には、+線と−線の電圧波形は対象となる。しかしながら、どちらか一方が異なる層に配置される場合(b)には、差動線路の中点で約9mV程度のヒゲ状上のパルスが発生し、これが差動線路のコモンモードノイズとなる。このコモンモードノイズは、差動信号線の+線と−線とに、同相にのるノイズである。
【0022】
図12を参照してコモンモードノイズについて説明する。図12(a)にシングル−エンドのドライバ回路を示し、図12(b)に差動信号のドライバ回路を示す。図12(a)において、シングル−エンドのドライバ回路では、リターン電流は、電源とグランドとを通るため、グランドが安定していれば、コモンモードノイズは発生しにくい。信号線と、電源・グランドとによって構成するループでディファレンシャルモードノイズは放射される。これに対して、図12(b)に示すような、LVDSのような差動信号の場合、受信端は、+線と−線とが終端抵抗である100Ωで接続されているため、グランドノイズに対してオープンになり、モノポールアンテナとして振る舞い、コモンモードノイズを発生しやすくなる。コモンモードノイズ源は、貫通電流、ケーブルの非平衡やデバイスの非平衡のために発生する。本実施の形態においては、+線と−線間が平衡になるようにして、コモンモードノイズの発生を抑えている。
【0023】
以上述べたように、本実施の形態よれば、フラットケーブルの差動線路を同一層に配置することができ、差動線路の平衡を保つことができる。
次に、図5〜図8を参照して、本発明における第2の実施の形態を説明する。第2の実施の形態では、ノートパソコンに本実施の形態における信号伝送ケーブルを適応した場合の例を説明する。
【0024】
図5は、第2の実施の形態におけるフラットケーブルの配線を示す説明図として、(1)上面図、(2)A-A’断面図を示す。
【0025】
図5において、フラットケーブル200は、2本の信号線を対とする差動伝送線路を少なくとも1つ有する信号伝送ケーブルであって、(2)A-A‘断面図に示すように、対となる差動伝送線路が同一層に形成される配線層である信号層201と、当該配線層の両面を挟む構造で絶縁層205および207(不図示)と、さらに、絶縁層207(不図示)の下面にグランド層202(不図示)と、絶縁層206とを備える。また、このフラットケーブル200の両端には、接続部であるコネクタ210および220が接続されている。また、このフラットケーブル200の信号層201には、差動信号線0(+線)231、差動信号線0(−線)232、差動信号線1(+線)233、差動信号線1(−線)234、差動信号線2(+線)235、差動信号線2(−線)236、差動信号線3(+線)237、差動信号線3(−線)238、差動信号線4(+線)239、差動信号線4(−線)240、差動信号線5(+線)241、差動信号線5(−線)242、差動信号線6(+線)243、差動信号線6(−線)244、差動信号線7(+線)245、差動信号線7(−線)246の8対の差動信号線が形成され、また、グランド層202(不図示)に接続される端子250、251、252および253が形成されている。
【0026】
各々のコネクタは、他の装置に電気的に接続させるための接続部であり、第1の実施の形態と同様に、信号伝送ケーブルの同一面に設けられ、差動伝送線路の配列に相当する端子配列を備える。
【0027】
図6に、コネクタ210および220のピン配置図に示す。図6に示すように、これらの差動信号線231〜246は、コネクタ210に対しては、231から順に、時計回りで、S1、S2・・・、S13、S24に接続される。一方、コネクタ220に対しては、231から順に、反時計回りで、K1、K2・・・、K13、K24に接続される。
【0028】
このように、コネクタ210とコネクタ220とのピン配置を信号線の配列と同一とし、コネクタを対向する位置に配置することで、差動信号線が交差することを防止することができ、また、信号線を同一層に配置することができる。このようなコネクタのピン配置を取らない場合、差動信号線が交差し、信号線の入れ換えのためにグランド層に差動信号線を配線する必要があるが、本実施の形態によれば、差動信号線が交差することなく、同一層に配線することができる。グランド層を差動信号線が通ると平衡が崩れ、第1の実施の形態と、同様に、差動線路にコモンモードノイズが発生するが、本実施の形態のようにコネクタ210およびコネクタ220のピン配置を同一にして対向させることにより、差動信号線が交差することを防止することができ、信号線を同一層に配置することで、コモンモードノイズの発生を防止できる。
【0029】
また、図5に示した折れ線290で2つに折ることで、図7に示すようにコネクタの接続向きを反対にすることができる。図7に示すように、コネクタ210は、フラットケーブルの上面に、また、コネクタ220は下面に、配置させることができる。
【0030】
図8は、フラットケーブル200をパーソナルコンピュータに適用した場合の組立図を示す。図8においては、液晶基板LCD801のコネクタ810と、CPUボード802のコネクタ820の間をフラットケーブル200で接続している。フラットケーブルは、折れ線290で折ることで、コネクタの接続される凸部の向きを反対にしている。なお、折れ線290の位置は、中央でなくとも良く、また斜めでなくとも構わない。さらに、折り返しは、1回だけでなく、奇数回で有れば何回でも構わない。
【0031】
以上述べたように、本実施の形態に示した様な構造をとることで、フラットケーブルの差動線路を同一層に配置することができ、差動線路の平衡を保つことができる。さらに、フラットケーブルを奇数回折り返すことで、コネクタの接続位置を反転することができる。
【0032】
次に、図9を参照して、本発明における第3の実施の形態を説明する。
【0033】
図9に、第3の実施の形態におけるフラットケーブルの配線を示す説明図を示す。
【0034】
図9において、フラットケーブル900は、第2の実施の形態と同様に、信号層とグランド層と絶縁層とを備える5層のケーブルである。また、このフラットケーブル900の両端には、コネクタ910および920が接続されている。また、このフラットケーブル900の信号層は、差動信号線0(+線)931、差動信号線0(−線)932、差動信号線1(+線)933、差動信号線1(−線)934、差動信号線2(+線)935、差動信号線2(−線)936、差動信号線3(+線)937、差動信号線3(−線)938の4対の差動信号線が形成され、グランド層に接続される端子950および951と、差動信号以外の制御信号線981〜983とが形成されている。これらの差動信号線931〜238は、コネクタ910に対しては、931から順に、時計回りで接続される。一方コネクタ920に対しては、931から順に、反時計回りで接続される。差動信号線以外の制御信号線は、図9に示すように、コネクタの中央部分や、差動信号線の順列の最後の端子の次に接続させることにより、差動信号線と交差しないで配置することができる。
【0035】
また、図11に示すように、フラットケーブル1100をU字型に構成するようにしてもよい。この場合、両端のコネクタの配置は同一となる。
【0036】
以上説明したように、このようなコネクタのピン配置を取らない場合、差動信号線が交差し、信号線の入れ換えのためにグランド層に差動信号線を配線する必要があるが、本実施の形態によれば、差動信号線が交差することなく、同一層に配線することができる。グランド層を差動信号線が通ると平衡が崩れ、第1の実施の形態と、同様に、差動線路にコモンモードノイズが発生するが、本実施の形態によれば、制御信号線を配線し、かつ、差動信号線が交差することを防止することができ、差動信号線を同一層に配置することで、コモンモードノイズの発生を防止できる。
【0037】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、フラットケーブルの差動線路を同一層に配置することができ、差動線路の平衡を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態におけるフラットケーブルの構造を示す(1)上面図、(2)A-A’断面図(3)B-B’断面図である。
【図2】第1の実施の形態におけるフラットケーブルのコネクタのピン配置を示す説明図である。
【図3】差動回路のシミュレーションモデルを示す説明図である。
【図4】第1の実施の形態における差動回路の電圧波形をシミュレーションした結果を示す説明図である。
【図5】第2の実施の形態におけるフラットケーブルの構造を示す(1)上面図、(2)A-A’断面図である。
【図6】第2の実施の形態におけるフラットケーブルのコネクタのピン配置を示す説明図である。
【図7】第2の実施の形態におけるフラットケーブルの折り返しの構造を示す説明図である。
【図8】第2の実施の形態における信号伝送ケーブルをパソコンに適用した場合の組立図である。
【図9】第3の実施の形態におけるフラットケーブルの構造を示す説明図である。
【図10】第1の実施の形態におけるフラットケーブルの等長配線の引き回しの構造を示す説明図である。
【図11】第3の実施の形態におけるU字型のフラットケーブルの構造を示す説明図である。
【図12】コモンモードノイズを説明するための説明図。
【符号の説明】
100・1000・1100・・・・フラットケーブル、
101・・・・信号層、
105、106・・・・絶縁層
110、120・・・・コネクタ、
131〜147・・・・差動信号線、
150・・・・グランド線、
200・・・・フラットケーブル、
201・・・・信号層、
202・・・・グランド層、
205〜207・・・・絶縁層、
210、220・・・・コネクタ、
231〜247・・・・差動信号線、
250〜253・・・・グランド、
290・・・・折り返し線、
801・・・・液晶ディスプレイ(LCD)、
802・・・・CPU基板、
810、820・・・・コネクタ、
900・・・・フラットケーブル、
910、920・・・・コネクタ、
931〜938・・・・差動信号、
950、951・・・・グランド、
981〜983・・・・制御信号。
Claims (7)
- 2本の信号線を対とする差動伝送線路を少なくとも1つ有する信号伝送ケーブルにおいて、
対となる差動伝送線路が同一層に形成される配線層と、当該配線層の両面に絶縁層とを有することを特徴とする信号伝送ケーブル。 - 請求項1に記載の信号伝送ケーブルにおいて、前記差動伝送線路の信号に基準電位を与えるグランド層をさらに有する信号伝送ケーブル。
- 請求項1に記載の信号伝送ケーブルにおいて、他の装置に電気的に接続させるための複数の接続部をさらに有し、
前記複数の接続部は、当該信号伝送ケーブルの同一面に設けられることを特徴とする信号伝送ケーブル。 - 請求項1に記載の信号伝送ケーブルにおいて、前記複数の接続部の各々は、前記差動伝送線路の配列に相当する端子配列を備えることを特徴とする信号伝送ケーブル。
- 請求項4に記載の信号伝送ケーブルにおいて、複数の接続部の各々は、対向する位置に配置されることを特徴とする信号伝送ケーブル。
- 請求項5に記載の信号伝送ケーブルにおいて、前記接続部は、2列の端子を備え、
前記複数の接続部の対向する列の端子の各々は、前記差動伝送線路により直接接続され、前記複数の接続部の対向しない列の端子の各々は、対向する列の端子が接続された差動伝送線路の外側に振り分けて接続されることを特徴とする信号伝送ケーブル。 - 2本の信号線を対とする差動伝送線路を少なくとも1つ有する信号伝送ケーブルと、前記信号伝送ケーブルが接続される基板とを有する情報処理装置であって、前記信号伝送ケーブルは、対となる差動伝送線路が同一層に形成される配線層と、当該配線層の両面に絶縁層と、前記基板に電気的に接続させるための複数の接続部とを有し、
前記複数の接続部は、当該信号伝送ケーブルの同一面に設けられ、
前記基板は、前記接続部が接続される基板側接続部を有することを特徴とする情報処理装置。
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