JP3713041B1 - 出湯口スリーブ - Google Patents

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Abstract

【課題】溶鋼等の溶湯をスムーズに吐出させるのに有利な出湯口スリーブを提供する。
【解決手段】出湯口スリーブ2は出湯口3を有する。出湯口3は、金属溶湯が吐出される中央軸芯P1がストレート形状または実質的にストレート形状をなす出湯通路31と、出湯通路31の入口側に形成され溶湯が出湯通路31に進入する入口開口33と、出湯通路31の出口側に形成され出湯通路31の溶湯が吐出する出口開口34とを備える。入口開口33を形成する内壁面は、出湯通路31の中央軸芯P1に沿った断面において、出湯通路31に向かうにつれて内径が小さくなるように設定され出湯口3からの出湯時間の短縮を図る傾斜内壁面35を有する。出湯通路31の主内壁面32は、入口開口33の傾斜内壁面35の傾斜角度θ1よりも中央軸芯P1に沿って延設されている。
【選択図】図3

Description

本発明は溶湯を吐出させるために転炉等に使用される出湯口スリーブに関する。
転炉には溶湯を円滑に流出するために出湯口スリーブが設けられている。この出湯口スリーブとして、出湯口の内径を入口開口から出口開口にかけて出湯口スリーブの全長にわたり次第に減少させるテーパを形成することにより、溶湯が出湯口の内壁面に沿って流れやすくし、溶湯の乱流を抑え、出湯口スリーブの内周壁面の損傷を抑えるものが知られている(特許文献1)。また出湯口スリーブとして、出湯口の横断面を花びらや星形の形状とすることにより、スラグと内周壁面との接触面積を増加させ、スラグ流速を低下させ、スラグの流出を抑えたものが知られている(特許文献2)。
特開平11−293323号公報 特開平08−325625号公報
産業界では、生産性を向上させるべく、溶鋼等の溶湯を更にスムーズに流出させ転炉などから吐出させる出湯時間を短縮させるのに有利な出湯口スリーブの開発が進められている。本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、溶鋼等の溶湯をスムーズに吐出させるのに有利な出湯口スリーブを提供することを課題とする。
本発明者は出湯口スリーブについて長年にわたり鋭意開発を進めている。そして、金属溶湯が吐出される中央軸芯がストレート形状または実質的にストレート形状をなす出湯通路と、出湯通路の入口側に形成され溶湯が出湯通路に進入する入口開口と、出湯通路の出口側に形成され出湯通路の溶湯が吐出する出口開口とを備える出湯口を有する出湯口スリーブにおいて、入口開口を形成する内壁面は、出湯通路の中央軸芯に沿った断面において、出湯通路に向かうにつれて内径が小さくなるように設定された傾斜内壁面を有すると共に、出湯通路の主内壁面は入口開口の傾斜内壁面の傾斜角度よりも中央軸芯に沿って延設されている構造とすれば、溶湯を出湯口からスムーズに流出させるのに有利な出湯口スリーブを提供できることを本発明者は知見し、試験で確認し、本発明を完成させた。そのメカニズムについては現段階では必ずしも明確ではないものの、出湯口スリーフの出湯口に流入する溶湯の流動抵抗が低減されるものと推定される。
即ち、本発明に係る出湯口スリーブは、金属溶湯が吐出される中央軸芯がストレート形状または実質的にストレート形状をなすと共に主内壁面で規定された出湯通路と、出湯通路の入口側に形成され溶湯が出湯通路に進入する入口開口と、出湯通路の出口側に形成され出湯通路の溶湯が吐出する出口開口とを備える出湯口を有する出湯口スリーブにおいて、入口開口を形成する内壁面は、出湯通路の中央軸芯に沿った断面において、出湯通路に向かうにつれて内径が小さくなるように設定され出湯口からの出湯時間の短縮を図る傾斜内壁面を有しており、且つ、出湯通路の主内壁面は、入口開口の傾斜内壁面の傾斜角度よりも中央軸芯に沿って延設されており、入口開口の傾斜内壁面は、前記断面において直線状または実質的に直線状に設定されていることを特徴とするものである。
傾斜内壁面は、断面において直線状または実質的に直線状に設定されている。この場合、溶鋼等の溶湯をスムーズに流出させるのに有利である。図4に例示するように、入口開口の傾斜内壁面により形成される拡開空間において、入口開口の軸端面に沿った延長線の寸法をL1とし、出湯通路の主内壁面に沿った延長線の寸法をL2とし、L1を1として相対表示したとき、L2は1〜10、殊に2〜5に設定されていることが好ましい。この場合、溶鋼等の溶湯をスムーズに流出させるのに有利である。
本発明によれば、後述する試験例で示すように、溶鋼等の溶湯をスムーズに流出させるのに有利であり、出湯口からの出湯時間の短縮を図り得る出湯口スリーブを提供することができる。出湯スリーブからの出湯時間の短縮を図り得れば、生産性の向上を図り得る。
(実施形態1)
図1は転炉1を模式的に示す。転炉1は溶鋼等の金属溶湯を貯留する貯留室1nを有するものであり、筒形状の鉄皮10と、鉄皮10に内張された耐火物層11と、脱炭等の精錬用の酸素等のガスを溶湯に吹き込むプラグ12と、鉄皮10の側部の上部側に設けられ溶湯を吐出させるための出湯口スリーブ2とをもつ。図2に示すように、出湯口スリーブ2は耐火物で形成された筒形状をなしており、注入材15及び外周ブロック16で保持されている。図3に示すように、出湯口スリーブ2は円筒形状をなしており、出湯口3及び外周壁面4を有する。出湯口3は金属溶湯が吐出されるものであり、中央軸芯P1がストレート形状または実質的にストレート形状をなす出湯通路31と、出湯通路31の入口側に形成され溶湯が出湯通路31に進入する入口開口33と、出湯通路31の出口側に形成され出湯通路31の溶湯が吐出する出口開口34とを備えている。
図3は出湯通路31の中央軸芯P1に沿った断面を示す。図3に示すように、出湯口スリーブ2の入口開口33を形成する内壁面は、出湯通路31の中央軸芯P1に沿った断面において、出湯通路31に向かうにつれて内径が小さくなるように設定されている円錐面状の傾斜内壁面35を有する。傾斜内壁面35は上面部分351及び下面部分352をもつ。傾斜内壁面35を規定する円錐面の頂点は中央軸芯P1上またはその近傍に位置している。更に、出湯通路31の直円筒形状をなす主内壁面32は、入口開口33の傾斜内壁面35の傾斜角度θ1よりも中央軸芯P1に沿って延設されている。つまり、出湯通路31の主内壁面32は、中央軸芯P1に対して平行またはほぼ平行に沿っており、直円筒形状または実質的に直円筒形状に延設されている。入口開口33の傾斜内壁面35は、断面(図3参照)において直線状または実質的に直線状に設定されており、円錐形状(ロート形状)とされている。この場合、入口開口33から出湯通路31に向かうにつれて溶湯の絞り性は、傾斜内壁面35により連続的となる。ここで、図3において、出湯口スリーブ2の軸長LAは1000〜2000ミリメートル、殊に1300〜1800ミリメートルに設定されており、出湯口スリーブ2の出湯通路31の平均内径LBは100〜250ミリメートル、殊に140〜200ミリメートルに設定されている。但しこれに限定されるものではない。
図4は入口開口33の傾斜内壁面35付近を示す。出湯口スリーブ2の肉厚については、図4に示すように、入口開口33の軸端面37と傾斜内壁面35との交点M1を軸直角方向に沿って通る肉厚をT1とし、入口開口33の傾斜内壁面35と出湯通路31の主内壁面32との交点M2を軸直角方向に沿って通る肉厚をT2とするとき、T1を1とした相対表示したとき、T2は1.1〜2.0、殊に1.2〜1.4に設定されている。L1、T1、T2の関係については、L1/T1の比が大き過ぎると、肉厚T1が薄くなり、出湯口スリーブ2の入口開口33の長寿命化には限界がある。またL1/T1の比が小さ過ぎると、Llが小さくなり過ぎ、入口開口33の傾斜内壁面35の効果が充分に得られず、溶湯時間の短縮化が損なわれるおそれがある。このためL1はT2の2/3以下、1/2以下とすることが好ましい。T1はT2の1/3以上、1/2以上とすることが好ましい。なおL1はT2の1/6以上、T1はT2の5/6以下とすることができる。
図4に示すように、入口開口33の傾斜内壁面35により形成される拡開空間5において、入口開口33の軸端面37に沿った延長線40の寸法をL1(交点M1〜交点M3間)とし、出湯通路31の主内壁面32に沿った延長線41の寸法をL2(交点M2〜交点M3間)とし、L1を1として相対表示したとき、L2(L2はL1以上)は1〜15、1〜10に設定されており、殊に2〜5に設定されている。溶湯の円滑流動性が確保される。なお延長線40,41の交点をM3とする。ここで、一例として、L1は10〜30ミリメートル、10〜28ミリメートル、殊に15〜20ミリメートルに設定することができる。L2は30〜100ミリメートル、殊に40〜60ミリメートルに設定することができる。T1は40〜60ミリメートル、殊に45〜55ミリメートルに設定することができ、T2は60〜75ミリメートル、殊に65〜70ミリメートルに設定することができる。但しこれに限定されるものではない。
本実施形態によれば、入口開口33を形成する内壁面と異なり、図3に示すように、出口開口34を形成する内壁面は、出湯通路31の中央軸芯P1に沿った断面において、出湯通路31に向かうにつれて内径が小さくなるように設定された傾斜内壁面35を有していない。図5は出湯口スリーブ2の入口開口33の断面図である。
出湯口スリーブ2の材質は特に限定されず、マグネシア系、マグネシア−カーボン系、アルミナ系、シリカ系、ムライト系等の公知の材料を適宜採用できる。
ところで、転炉1に貯留されている溶湯を出湯させるときには、転炉1を傾けて出湯口スリーブ2の出湯口3から溶湯(例えば1450〜1600℃)を矢印W1方向(図2参照)に出湯させる。転炉1では出湯時間、殊に初期出湯時間を短縮させることが要請されている。出湯時間を短縮できれば、溶湯の温度維持に貢献でき、後工程で有利である。出湯時間は、操業時に転炉1に貯留されている溶湯を空にするまでの出湯時間をいう。
本実施形態によれば、入口開口33を形成する内壁面には傾斜内壁面35が形成されているため、出湯口スリーブ2の出湯口3から溶湯をスムーズに吐出させるのに有利となる。故に、チャージ回数が少ない初期において出湯時間を短縮させることができる。
(実施形態2)
図6は実施形態2を示す。本実施例形態は、実施形態1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。図6は出湯通路31の軸直角方向に沿った断面を示す。図6において、入口開口33及び傾斜内壁面35の軸芯P2は、出湯通路31の中央軸芯P1に対してΔA1ぶん下方に変位している。従って入口開口33付近において、出湯口スリーブ2の肉厚は上部2uで厚く、下部2dで薄くされている。使用条件によって入口開口33の傾斜内壁面35の上部35uが溶損しやすいときに適する。また、修理のための補修材が下方に流動する場合に対処し易い。
(実施形態3)
図7は実施形態3を示す。本実施例形態は、実施形態1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。図7は出湯通路31の軸直角方向に沿った断面を示す。図7において、入口開口33の軸芯P2は、出湯通路31の中央軸芯P1に対してΔA2ぶん上方に変位している。従って出湯口スリーブ2の肉厚は下部2dで厚く、上部2uで薄くされている。使用条件によって入口開口33の傾斜内壁面35の下部35dが溶損しやすいときに適する。
(実施形態4)
図8は実施形態4を示す。本実施形態は、実施形態1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。この実施形態では、出湯通路31は、軸直角方向に沿った断面において、入口開口33と共に楕円形状または長円形状とされている。従って出湯口スリーブ2の肉厚は横部2sで厚く、上部2u及び下部2dで薄くされている。
(実施形態5)
図9は実施形態5を示す。本実施形態は、実施形態1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。この実施形態では、出湯通路31は、軸直角方向に沿った断面において、入口開口33と共に楕円形状または長円形状とされている。従って出湯口スリーブ2の肉厚は上部2u及び下部2dで厚く、横部2sで薄くされている。
(試験例)
図10は操業時における試験例を示す。図10において、横軸のheatsはチャージ回数を示し、縦軸は出湯時間(time)を示す。図10(A)(B)は比較形態品(ストレート形状)の試験結果を示す。比較形態に係る出湯口スリーブは実施形態品とサイズ及び材質は同様であるが、入口開口33に傾斜内壁面35を備えていない。図10(C)(D)は実施形態品(入口開口33がロート形状)の試験結果を示す。実施形態品は基本的には実施形態1に基づいており、入口開口33が傾斜内壁面35を備えており、図3において、出湯口スリーブ2の軸長LAは1800ミリメートル、出湯口スリーブ2の出湯通路31の平均内径LBは200ミリメートルに設定されている。更に図4において、L1は15ミリメートル、L2は50ミリメートル、T1は45ミリメートル、T2は60ミリメートルに設定されている。材質は共にマグネシア−カーボン系である。図10(A)(B)に示す比較形態によれば、1〜30チャージまでの初期段階を見ると、出湯時間は6分間以上かかる場合が多かった。
これに対して図10(C)(D)に示す本実施形態によれば、1〜30チャージまでは出湯時間が6分間未満である場合が多かった。このように本実施形態によれば、1〜30チャージまでの初期の出湯時間を短縮させることができた。具体的には、1〜30チャージまでの初期の出湯時間の平均を取ると、比較形態では5.94分間であったが、実施形態では5.19分間であった。このため実施形態では約0.75分間(5.94−5.19)≒約45秒の短縮を図り得る。この結果、転炉1内の溶湯の低温下を抑えつつ溶湯を連続鋳造ラインで使用することができる。なお、チャージ回数が増加すると、出湯口スリーブ2の出湯通路31の主内壁面32の溶損が激しくなり、出湯通路31の内径が増加するため、出湯時間のばらつきが大きくなる。本発明は上記し且つ図面に示した実施形態のみに限定されるものではなく、例えば、L1、L2、T1、T2は上記した数値に限定されず、適宜変更できる等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できるものである。
転炉を模式的に示す断面図(ハッチングは一部省略)である。 転炉に取り付けられている出湯口スリーブ付近を模式的に示す断面図である。 出湯口スリーブの中央軸芯に沿った断面を示す断面図である。 出湯口スリーブの入口開口の傾斜内壁面付近の拡大断面図である。 出湯口スリーブの入口開口の断面図である。 実施形態2に係り、出湯口スリーブの入口開口の断面図である。 実施形態3に係り、出湯口スリーブの入口開口の断面図である。 実施形態4に係り、出湯口スリーブの入口開口の断面図である。 実施形態5に係り、出湯口スリーブの入口開口の断面図である。 図10(A)(B)は比較形態品(ストレート形状)の試験結果を示すグラフであり、図10(C)(D)は実施形態品(入口開口がロート形状)の試験結果を示す。実施形態品は基本的には実施形態1に基づいており、入口開口が傾斜内壁面35を備えてグラフである。
符号の説明
図中、2は出湯口スリーブ、3は出湯口、31は出湯通路、32は内壁面、33は入口開口、34は出口開口、35は傾斜内壁面を示す。

Claims (5)

  1. 金属溶湯が吐出される中央軸芯がストレート形状または実質的にストレート形状をなすと共に主内壁面で規定された出湯通路と、前記出湯通路の入口側に形成され溶湯が前記出湯通路に進入する入口開口と、前記出湯通路の出口側に形成され前記出湯通路の溶湯が吐出する出口開口とを備える出湯口を有する出湯口スリーブにおいて、
    前記入口開口を形成する内壁面は、前記出湯通路の中央軸芯に沿った断面において、前記出湯通路に向かうにつれて内径が小さくなるように設定され前記出湯口からの出湯時間の短縮を図る傾斜内壁面を有しており、且つ、
    前記出湯通路の主内壁面は、前記入口開口の前記傾斜内壁面の傾斜角度よりも前記中央軸芯に沿って延設されており、
    前記入口開口の前記傾斜内壁面は、前記断面において直線状または実質的に直線状に設定されていることを特徴とする出湯口スリーブ。
  2. 請求項1において、前記入口開口の前記傾斜内壁面により形成される拡開空間において、前記入口開口の軸端面と前記傾斜内壁面との交点をM1とし、入口開口の傾斜内壁面と出湯通路の主内壁面との交点をM2とし、前記入口開口の軸端面に沿った延長線と、前記出湯通路の前記主内壁面に沿った延長線との交点をM3とするとき、
    前記入口開口の軸端面に沿った延長線の寸法のうち交点M1〜交点M3間をL1とし、前記出湯通路の主内壁面に沿った延長線の寸法のうち交点M2〜交点M3間をL2とし、L1を1として相対表示したとき、L2は1〜10に設定されていることを特徴とする出湯口スリーブ。
  3. 請求項1または2において、前記出口開口を形成する内壁面は、前記出湯通路の中央軸芯に沿った断面において、前記出湯通路に向かうにつれて内径が小さくなるように設定された傾斜内壁面を有していないことを特徴とする出湯口スリーブ。
  4. 請求項1〜3のうちのいずれか一項において、前記出湯通路の軸直角方向に沿った断面において、前記入口開口及び前記傾斜内壁面の軸芯P2は、前記出湯通路の中央軸芯P1に対して所定量ぶん下方に変位していることを特徴とする出湯口スリーブ。
  5. 請求項1〜3のうちのいずれか一項において、前記出湯通路の軸直角方向に沿った断面において、前記入口開口の軸芯P2は、前記出湯通路の中央軸芯P1に対して所定量ぶん上方に変位していることを特徴とする出湯口スリーブ
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