JP3712474B2 - パルスx線装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、X線管の制御グリッド電圧を制御してパルスX線を発生させるパルスX線装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、X線透視像を取得するために連続的にX線を曝射するX線装置が知られている。しかし、このX線装置では、画像を鮮明にするためにX線管電流を増加させると被検体の被曝線量が増加するという問題がある。この問題を解決するためにX線を間欠的に曝射するパルスX線装置が種々提案されている。このようなパルスX線装置を図6に示す。
【0003】
図6に示すようにパルスX線装置100は、高電圧を発生する高電圧装置101と、高電圧装置101により発生される高電圧によりX線を曝射するX線管103と、高電圧装置101により発生される電圧をON/OFFしてパルス電圧にするスイッチ手段105とを有する。また、高電圧装置101とX線管103とは、高電圧ケーブル107によって接続されている。
【0004】
このパルスX線装置100では、高電圧装置101により発生される高電圧をスイッチ手段105のON/OFF動作によってパルス電圧にし、このパルス電圧によってX線管103からX線が間欠的に曝射される。
【0005】
しかしながら、従来のパルスX線装置100では、高電圧ケーブル107の静電容量(導体間浮遊容量)109のため、スイッチ手段105をONからOFFにした時、X線管電圧が急峻に変化せず、図7に示すような波尾が生じる。この波尾によるX線は透過力が弱いために被検体にとっては有害なものである。このような問題を解決したものとして特開昭61−126799号公報に記載の三極X線管の制御回路がある。
【0006】
この三極X線管の制御回路では、三極X線管のグリッド端子とX線管フィラメント端子間に複数個の半導体スイッチ素子の直列接続体である第1の半導体スイッチングユニットを接続し、グリッド端子とバイアス電源の陰極出力端子間に第2の半導体スイッチングユニットを接続している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の装置では、X線管のグリッド制御回路が複雑で、信頼性に欠けるという問題がある。また、X線管のグリッド制御回路では、X線管の動作時に負の高電圧が印加されるため、絶縁油中に配置する等の配慮が必要であるが、回路が故障した場合の修理を困難なものにする。
【0008】
一方、X線管は、その目的から被検体の近くに配置しなければならない。そしてX線診断をする上では、被検体の周辺をできるだけ広く取ることが望ましい。しかし、高電圧ケーブルの導体間浮遊容量がグリッド電圧を高速でスイッチングする際の妨げになるため、高電圧ケーブルをあまり長くすることができなかったり、高電圧ケーブルが長い場合、グリッド制御回路を動作させるために大きな電力を必要とし、回路が益々大掛かりなものになるという問題がある。
【0009】
このため、従来の装置は、被検体の被爆線量を低減することはできるが、回路が複雑で大掛かりなため、高価なものとなり、普及型のX線診断装置には採用されなかった。
【0010】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、信頼性の高い良好なパルスX線を簡単な回路構成かつ低価格で得ることができるパルスX線装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、グリッド、アノードおよびカソードの各電極を有し、X線を曝射するX線管と、このX線管のアノードとカソードの間に高電圧を印加する直流高電圧電源と、前記X線管のグリッドとカソードの間に接続される第1のコンデンサと、前記X線管のグリッドとカソードの間に、陽極側を前記X線管のグリッド側にして前記第1のコンデンサと並列に接続されるダイオードと、前記X線管のアノードとグリッドの間に、前記第1のコンデンサと直列に接続される第2のコンデンサとを有し、X線の曝射および停止を前記直流高電圧電源のON/OFFで制御すると共に、前記ダイオードは、ツェナーダイオードとし、そのツェナー電圧を前記X線管のカソードとグリッドの間の許容電圧よりも小さくすることことを要旨とする。
【0012】
請求項1記載の発明のパルスX線装置にあっては、直流高電圧電源により、X線管に直流高電圧を印加されたとき、X線管のグリッドバイアス電圧は約0(V)となり、X線管に電圧が流れX線管からX線が曝射される。一方、X線管への直流高電圧印加が停止されたとき、第2のコンデンサに充電された電荷が放電され、第1のコンデンサを充電することによってX線管のグリッドにカットオフ電圧を発生させるのでX線の曝射は急峻に停止する。このため、信頼性の高い良好なパルスX線を簡単な回路構成かつ低価格で得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明に係るパルスX線装置の一実施形態を示した回路図である。
図1に示すように第1実施形態のパルスX線装置1は、交流電源3、交流電圧を直流電圧に整流する整流平滑回路5、直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路7、交流電圧を所定の高電圧に変圧する高電圧トランス9および交流の高電圧を直流の高電圧に整流する高圧整流器11とから成る直流高電圧電源と、X線管13と、第1のコンデンサとしてのコンデンサ15と、第2のコンデンサとしてのコンデンサ17およびコンデンサ19と、ダイオード21と、第1の抵抗器としての抵抗器23と、第2の抵抗器としてのブリーダ抵抗器25およびブリーダ抵抗器27とを有する。
【0014】
本実施形態のパルスX線装置1は、高圧整流器11とX線管13の間を接続する高電圧ケーブル30a,30bの導体間浮遊容量を、高電圧トランス9の2次巻き線に発生された高電圧を平滑化する回路素子(コンデンサ)として用いることにより、回路構成を簡略化したものである。
【0015】
X線管13は、グリッド、アノードおよびカソードの各電極を有する3極X線管であり、前記直流高電圧電源から供給される高電圧によってX線を曝射する。尚、ここではX線管13として3極X線管を用いているが、制御グリッドGを有していれば他の種類のX線管を用いても良い。
【0016】
コンデンサ15は、X線管13のグリッドGとカソードKの間に接続され、X線を遮断するためのグリッドバイアス電圧を発生する。特に本実施形態では、コンデンサ15としては高圧整流器11とX線管13のカソードK側間を接続する高電圧ケーブル30aの導体間浮遊容量を使用する。
【0017】
コンデンサ17は、アースとX線管13のグリッドGの間に接続され、高圧整流器11により整流された高電圧を平滑化する。特に本実施形態では、コンデンサ17として高圧整流器11とX線管13のカソードK側を接続する高電圧ケーブル30aの導体間浮遊容量を使用する。
【0018】
コンデンサ19は、X線管13のアノードAとアースの間に接続され、高圧整流器11により整流された高電圧を平滑化する。特に本実施形態では、コンデンサ19としては高圧整流器11とX線管13のアノードA側を接続する高電圧ケーブル30bの導体間浮遊容量を使用する。また、コンデンサ17とコンデンサ19とは、直列に接続される。
【0019】
ダイオード21は、グリッドバイアス用であり、X線管13のグリッドGとカソードKの間に陽極側をグリッドG側にしてコンデンサ15と並列に接続される。
【0020】
抵抗器23は、グリッドバイアス用であり、X線管13のグリッドGとカソードKの間にコンデンサ15と並列に接続され、コンデンサ15の電荷を放電させる。
【0021】
ブリーダ抵抗器25は、アースとX線管13のカソードKの間に接続され、ブリーダ抵抗器27は、X線管13のアノードAとアースの間に接続される。これらブリーダ抵抗器25,27は、それぞれ複数の抵抗器を直列に接続した構造をしている。このようなブリーダ抵抗器25,27により分圧された電圧は、X線管電圧を所定の値に安定させるためのフィードバック信号として用いる。また、コンデンサ17,19の電荷を放電させる作用を持つ。
尚、ブリーダ抵抗器25は、X線管13のカソードKとアースとの間に接続されが、これに限らず、ブリーダ抵抗器25をX線管13のグリッドGとアースとの間に接続するようにしても良い。
【0022】
また、高圧整流器11とX線管13の間は2つの高電圧ケーブル30a,30bによって接続されるが、高圧整流器11とX線管13のカソードK側の間を接続する高電圧ケーブル30aは、X線管13のグリッドGの配線が必要であるためと、通常、X線管13に小焦点用のフィラメントと大焦点用のフィラメントの2つのフィラメントとを有するため、一般に図2の断面図に示すような4心のケーブルが使用される。
【0023】
図2に示すように、高電圧ケーブル30aは、3つの心線31L,31S,31Cと、これら3つの心線31L,31S,31Cを絶縁体を介して覆う同軸導体33と、同軸導体33の外周に設けられる絶縁体35と、絶縁体35を覆い、接地される編組37と、編組37の外周に設けられる被覆39とから成る。
【0024】
心線31LはX線管13のカソード側の大焦点フィラメント用端子Lに接続され、心線31SはX線管13のカソード側の小焦点フィラメント用端子Sに接続され、心線31CはX線管13の大、小フィラメント共通端子Cに接続される。また、同軸導体33はX線管13のグリッドGに接続される。
【0025】
一般的には、同軸導体33をX線管13の大、小フィラメント共通端子Cに接続するが、本実施形態では、同軸導体33をX線管13のグリッドGに接続するようにする。これは、同軸導体33をX線管13のグリッドGに接続することでコンデンサ15とコンデンサ17の直列回路が形成され、X線管13のグリッドバイアス回路が機能するからである。
【0026】
また、図3は、大焦点用のフィラメントLFと小焦点用のフィラメントSFの2つのフィラメントを有するX線管13を用いた場合の配線例(高圧整流器11よりX線管13側の配線例)を示している。尚、図3中、図1で示したものと同一のものは同一の記号を付して詳細な説明を省略した。
【0027】
図3に示すように大焦点用のフィラメントLFと小焦点用のフィラメントSFの2つのフィラメントを有するX線管13を用いた場合、X線管13のカソード側は、大焦点用フィラメント端子Lと小焦点用フィラメント端子Sと、共通端子Cとを有する。
【0028】
また、大焦点用フィラメント端子Lには、高電圧ケーブル30aの心線31Lの一方の端部が接続され、小焦点用フィラメント端子Sには、高電圧ケーブル30aの心線31Sの一方の端部が接続され、大、小フィラメント共通端子Cには、高電圧ケーブル30aの心線31Cの一方の端部が接続される。この心線31Lの他方の端部と心線31の他方の端部には、フィラメントトランス41の2次側が接続される。また、心線31Sの他方の端部と心線31Cの他方の端部には、フィラメントトランス43の2次側が接続される。
【0029】
尚、図1においてはX線管13のグリッドGとカソードKの間にコンデンサ15とダイオード21と抵抗器23とが接続されているが、図3においてはX線管13のグリッドGと大、小フィラメント共通端子Cの間に接続される。また、図1においては高圧整流器11の陰極側はX線管13のカソードKと接続されるが、図3においてはX線管13の大、小フィラメント共通端子Cと接続される。
【0030】
トランス41,43の1次側には、図4(a)に示すようにフィラメント加熱回路45が設けられ、スイッチ手段47によってトランス41またはトランス43のいずれかにフィラメント加熱電圧を印加して大焦点用フィラメントLFと小焦点用フィラメントSFのいずれかに切り替える。また、トランス41,43の1次側に図4(b)に示すように、それぞれフィラメント加熱回路45a,45bを設け、フィラメント加熱回路45a,45bから出力されるフィラメント加熱電流を制御することによってX線管の焦点サイズを切り換えるようにしても良い。
【0031】
尚、フィラメント加熱電圧は、グリッドGの電圧(グリッド電圧)に比べ十分小さいので、X線管13の遮断動作を考える場合、大焦点用フィラメント端子L、小焦点用フィラメント端子S、共通端子Cは同電位であると見なすことができる。
【0032】
次に、本実施形態のパルスX線装置1の動作を図5に示すタイミングチャートを参照して説明する。
まず、X線を曝射する場合、図示しない制御回路によりインバータ回路7を作動させ(図5、インバータ回路ON)、高電圧トランス9の1次巻線に交流電圧を印加させ、高電圧トランス9の2次巻き線に高電圧を発生させる。高電圧トランス9の2次巻線に発生された高電圧は、高圧整流器11により整流され、高電圧ケーブル30a,30bの導体間浮遊容量であるコンデンサ17,19で平滑化されてX線管13のアノードAとカソードK間に印加される。
【0033】
X線管13のアノードAとカソードK間に直流の高電圧が印加され、コンデンサ17が充電されるとき、ダイオード21は順バイアスとなるため、X線管13のカソードKに対するグリッド電圧は約0(V)となり(図5のインバータ回路ON状態でのグリッド電圧VG 参照)、X線管13に電流が流れる。このため、X線管13はX線を急峻に曝射する(図5のインバータ回路ON状態でのX線出力参照)。
【0034】
次に、X線の曝射を停止する場合、図示しない制御回路によってインバータ回路7の動作を停止させる(図5、インバータ回路OFF)。インバータ回路7の動作が停止されるとコンデンサ17,19に蓄えられた電荷は、X線管13とブリーダ抵抗25,27を介して放電される。このとき、ダイオード8は逆バイアスになるため、コンデンサ15が急速に充電され、グリッド電圧は負の方向に向かう(図5のインバータ回路OFF状態でのグリッド電圧VG 参照)。そしてグリッド電圧がカットオフ電圧に達するとX線管13はカットオフ状態となりX線の曝射を急峻に停止する(図5のインバータ回路OFF状態でのX線出力参照)。
【0035】
ここで、X線管13のアノードAとカソードKに高電圧を供給する高電圧ケーブル31aと高電圧ケーブル31bとは同一長のものを使用するため、コンデンサ17とコンデンサ19の静電容量は同一である。また、ブリーダ抵抗器25とブリーダ抵抗器27の抵抗値は同一である。
【0036】
X線管13がカットオフするとコンデンサ15の充電は停止するので、グリッド電圧が過大になることはない。また、ダイオード21をツェナーダイオードに替え、そのツェナー電圧をX線管13のグリッドGとカソードKの間の許容電圧よりも小さくすれば、回路の故障等があっても、グリッド電圧の過大によるX線管13の破損、あるいは高電圧ケーブルの破損を防止することができる。
このX線曝射動作とX線停止動作を繰り返すことにより、X線が間欠的に曝射される。
【0037】
このように、本実施形態のパルスX線装置1では、高圧整流器11とX線管13の間を接続する高電圧ケーブル30a,30bの導体間浮遊容量を、高電圧トランス9の2次巻き線に発生された高電圧を平滑化する回路素子(コンデンサ)、およびグリッドバイアスを発生させる回路素子(コンデンサ)として用い、高電圧ケーブルの浮遊容量に蓄えられた電荷の移動でグリッドバイアス電圧を発生させるので、例えばインバータ回路7のON/OFFを制御するのみで信頼性の高い良好なパルスX線を簡単な回路構成かつ低価格で得ることができる。
【0038】
また、高圧整流器11とX線管13の間を接続する高電圧ケーブル30a,30bの導体間浮遊容量を回路素子として用いるので、高電圧ケーブル30a,30bが長くても良好なパルスX線を得ることができる。
さらに、直流高電圧電源の一部を構成するインバータ回路7のON/OFFを制御するのみでパルスX線が得られ、従来必要としていたグリッド制御回路用の電源は不要となるので回路の小形化が可能となる。
【0039】
尚、本実施形態では、高電圧ケーブル30a,30bの導体間浮遊容量を、回路素子として用いているが、本発明はこれに限定されること無く、例えば高電圧トランス、整流器、コンデンサ等を一体化したものを用いても良い。
【0040】
また、本実施形態では、交流電源3、整流平滑回路5、インバータ回路7、高電圧トランス9および高圧整流器11とから直流高電圧電源を構成しているが、本発明は、これに限定されること無く、他の構成の直流高電圧電源を用いても良い。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、信頼性の高い良好なパルスX線を簡単な回路構成かつ低価格で得ることができる。またこのため、比較的高価な機種にしか採用できなかったパルスX線装置が低価格で実現できるので、普及型装置にも適用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパルスX線装置の一実施形態を示した回路図である。
【図2】高圧整流器とX線管のカソード側の間を接続する高電圧ケーブルを示した断面図である。
【図3】大焦点用のフィラメントと小焦点用のフィラメントの2つのフィラメントを有するX線管を用いた場合の配線例を示した回路図である。
【図4】大焦点用のフィラメントと小焦点用のフィラメントの切り替えを行うための回路を示した図である。
【図5】図1に示したパルスX線装置によるインバータ回路とグリッド電圧とX線出力の関係を示すタイミングチャートである。
【図6】従来のパルスX線装置を示す回路図である。
【図7】図6に示したパルスX線装置によるX線管電圧の波尾を示す図である。
【符号の説明】
1 パルスX線装置
3 交流電源
5 整流平滑回路
7 インバータ回路
9 高電圧トランス
11 高圧整流器
13 X線管
15,17,19 コンデンサ
21 ダイオード
23 抵抗器
25,27 ブリーダ抵抗器
30a,30b 高電圧ケーブル
31L,31S,31C 心線
33 同軸導体
35 絶縁体
37 編組
39 被覆
41,43 トランス
45,45a,45b フィラメント加熱回路

Claims (3)

  1. グリッド、アノードおよびカソードの各電極を有し、X線を曝射するX線管と、
    このX線管のアノードとカソードの間に高電圧を印加する直流高電圧電源と、
    前記X線管のグリッドとカソードの間に接続される第1のコンデンサと、
    前記X線管のグリッドとカソードの間に、陽極側を前記X線管のグリッド側にして前記第1のコンデンサと並列に接続されるダイオードと、
    前記X線管のアノードとグリッドの間に、前記第1のコンデンサと直列に接続される第2のコンデンサとを有し、
    X線の曝射および停止を前記直流高電圧電源のON/OFFで制御すると共に、
    前記ダイオードは、ツェナーダイオードとし、そのツェナー電圧を前記X線管のカソードとグリッドの間の許容電圧よりも小さくすることを特徴とするパルスX線装置。
  2. 前記X線管のグリッドとカソードの間に前記第1のコンデンサと並列に接続される第1の抵抗器と、前記X線管のアノードとグリッド間に前記第2のコンデンサと並列に接続される第2の抵抗器とをさらに有し、前記第1のコンデンサの容量と前記第1の抵抗器の抵抗値の積が、前記第2のコンデンサの容量と前記第2の抵抗器の抵抗値の積よりも小さいことを特徴とする請求項1記載のパルスX線装置。
  3. 前記第2のコンデンサは、前記X線管のアノードとアースの間と、アースと前記X線管のグリッドの間に接続される2つのコンデンサの直列回路であることを特徴とする請求項2に記載のパルスX線装置。
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