JP3711610B2 - 車両盗難判定装置及び車両盗難防止装置 - Google Patents

車両盗難判定装置及び車両盗難防止装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両盗難判定装置及び車両盗難防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両そのものの盗難、すなわち車両盗難を防止するために、図7に示すような車両盗難防止装置が知られている。この従来の車両盗難防止装置は、車両のイグニッションキー1のキーヘッド部に埋込んだトランスポンダチップ2にその車両特有のキーID番号を登録しておき、エンジンを始動するためにキーシリンダにキー1を差込んで回転させる時に、キーシリンダに取付けられているアンテナ3によってトランスポンダ2からのキーID番号の発信信号を受信し、増幅器4で増幅してイモビライザユニット5に伝送する。イモビライザユニット5ではキーID番号をあらかじめ登録されているキーID番号と照合し、一致がとれれば正規のキーによる始動操作であると判断してエンジンコントロールユニット6に始動許可IDコードを伝送する。エンジンコントロールユニット6ではこの始動許可IDコードを受信すると、自ユニットに前回のエンジン停止時にイモビライザユニット5との間で取決めたエンジン始動許可IDコードと照合し、一致がとれれば燃料噴射制御を可能にしてエンジン始動できるようにする。そしてエンジン停止時にはエンジンコントロールユニット6とイモビライザユニット5との間で次回始動時のエンジン始動許可IDコードを取決め、互いにその始動許可IDコードを記憶する。
【0003】
これによって正規のユーザーによる正規のキーによる始動操作でなければエンジン始動できないようにして不正なキーによるエンジン始動を排除し、盗難防止をしている。
【0004】
また車内やトランクにおかれている物品、車両に装備されている各種の装備品の盗難、すなわち車上盗難を防止するために、システムをセットすることによって、その車両の正規のキー若しくは正規のキーレスエントリ手段でアンセットするまでは、それ以外の不正な手段によってドア、フード、トランクを開けるとホーンが鳴出し、またフラッシャやヘッドランプが一斉に点滅動作を始め、その車両が盗難にあっていることを周囲の人に知らせるようにした車上盗難防止システムも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の車両盗難防止装置、また車上盗難防止システムでは車両を自走させて持去る窃盗、また停車しているその場で実行される車上窃盗に対しては防犯人効果があるが、車両ごとレッカーあるいはトレーラーで運び去る組織的な窃盗に対しては効果がない問題点がある。
【0006】
このような組織的な車両窃盗に対する対策の1つとして、例えば、GPS(Grobal Positioning System)のような自車位置検知装置で自車位置を検知してSOS信号と共に自車位置信号を発信する盗難防止装置も知られている。しかしながら、このような盗難防止装置でも、密閉したトレーラや建物内に運び込まれると位置検知ができず、また発信信号も外部に送出できなくて役に立たず、大がかりな窃盗には十分な防犯人効果がない問題点がある。
【0007】
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもので、自車位置を定期的にモニターして平面的な位置の変化を検出して盗難発生を正確に判定することができる車両盗難判定装置、また車両盗難判定時に盗難警報を発し、防犯人効果を高めた車両盗難防止装置を提供することを目的とする。
【0008】
本発明はまた、自車位置を定期的にモニターして高さ位置又は傾斜角度の変化を検出して車両盗難発生を正確に判定することができる斜塔盗難判定装置、また車両盗難判定時に盗難警報を発し、防犯人効果を高めた車両盗難防止装置を提供することを目的とする。
【0009】
本発明はまた、車両盗難判定時に自車位置を所定の場所に通報し、また所定の場所から発信される車両停止指令を受信して所定速度以下で走行中であれば強制停止させることにより、周囲に対する安全性を高め、かつ盗難防止をより確実に行える車両盗難防止装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の車両盗難防止装置は、自車の平面的な位置を定期的にモニターする自車位置モニター手段と、車両のキーから発信されるキーID番号信号を受信して照合し、照合が成立する時にエンジン始動許可を与えるイモビライザユニットと、自車位置モニター手段がモニターする自車位置の平面的な変化が所定距離以上あり、かつその時にイモビライザユニットがキーID番号の照合をしていなければ盗難発生と判定する盗難判定手段とを備え、盗難判定手段は、イモビライザユニットによってエンジン始動許可が与えられていないために、エンジンが始動していないことを条件として、盗難発生と判定することを特徴とする
【0011】
この請求項1の発明の車両盗難判定装置では、自車位置モニター手段によって自車の平面的な位置を定期的にモニターする。そして盗難判定手段が、自車位置モニター手段のモニターする自車位置の平面的な変化が所定距離以上あり、その時にイモビライザユニットがキーID番号の照合をしていなければ盗難発生と判定する。
【0012】
したがって、窃盗犯人が車両をレッカーやトレーラに乗せて移動しようとする時には車両の平面的な位置移動が起るが、このような不正な車両の移動に対して確実に盗難判定できるようになる。
【0013】
請求項2の発明の車両盗難防止装置は、自車の平面的な位置を定期的にモニターする自車位置モニター手段と、車両のキーから発信されるキーID番号信号を受信して照合し、照合が成立する時にエンジン始動許可を与えるイモビライザユニットと、自車位置モニター手段がモニターする自車位置の平面的な変化が所定距離以上あり、かつその時にイモビライザユニットがキーID番号の照合をしていなければ盗難発生と判定する盗難判定手段と、盗難判定時に所定の場所に盗難発生を通報する盗難通報手段とを備え、盗難判定手段は、イモビライザユニットによってエンジン始動許可が与えられていないために、エンジンが始動していないことを条件として、盗難発生と判定することを特徴とする
【0014】
この請求項2の発明の車両盗難防止装置では、自車位置モニター手段によって自車の平面的な位置を定期的にモニターする。そして盗難判定手段が、自車位置モニター手段のモニターする自車位置の平面的な変化が所定距離以上あり、その時にイモビライザユニットがキーID番号の照合をしていなければ盗難発生と判定する。そして車両盗難発生と判定する時には、盗難通報手段が所定の場所、例えば警察、車両のオーナー、オペレーションセンターなどに盗難発生を通報して盗難防止を図る。
【0015】
請求項3の発明の車両盗難防止装置は、自車の平面的な位置を定期的にモニターする自車位置モニター手段と、車両のキーから発信されるキーID番号信号を受信して照合し、照合が成立する時にエンジン始動許可を与えるイモビライザユニットと、自車位置モニター手段がモニターする自車位置の平面的な変化が所定距離以上あり、かつその時にイモビライザユニットがキーID番号の照合をしていなければ盗難発生と判定する盗難判定手段と、盗難判定手段が盗難判定した時に盗難アラームを発生させる盗難アラーム手段とを備え、盗難判定手段は、イモビライザユニットによってエンジン始動許可が与えられていないために、エンジンが始動していないことを条件として、盗難発生と判定することを特徴とする
【0016】
この請求項3の発明の車両盗難防止装置では、自車位置モニター手段によって自車の平面的な位置を定期的にモニターする。そして盗難判定手段が、自車位置モニター手段のモニターする自車位置の平面的な変化が所定距離以上あり、その時にイモビライザユニットがキーID番号の照合をしていなければ盗難発生と判定する。そして車両盗難発生と判定する時には、盗難アラーム手段が盗難アラームを発生させて周囲の人々に知らせて車両盗難を防止する。
【0017】
請求項4の発明の車両盗難判定装置は、車両のキーから発信されるキーID番号信号を受信して照合し、照合が成立する時にエンジン始動許可を与えるイモビライザユニットと、自車の高さ位置又は傾斜角度を定期的にモニターする高さ位置モニター手段と、高さ位置モニター手段がモニターする自車の高さ位置又は傾斜角度の変化が所定値以上あり、かつその時にイモビライザユニットがキーID番号の照合をしていなければ盗難発生と判定する盗難判定手段とを備え、盗難判定手段は、イモビライザユニットによってエンジン始動許可が与えられていないために、エンジンが始動していないことを条件として、盗難発生と判定することを特徴とする
【0018】
この請求項4の発明の車両盗難判定装置では、高さ位置モニター手段によって自車の高さ位置又は傾斜角度を定期的にモニターする。そして盗難判定手段が、高さ位置モニター手段がモニターする自車の高さ位置又は傾斜角度の変化が所定値以上あり、かつその時にイモビライザユニットがキーID番号の照合をしていなければ盗難発生と判定する。したがって、窃盗犯人が車両をレッカーやトレーラに乗せて移動しようとする時に車両の傾き角度や高さ位置の変化が大きくなるのを検出して、確実に盗難判定できる。
【0019】
請求項5の発明の車両盗難防止装置は、自車の平面的な位置を定期的にモニターする自車位置モニター手段と、車両のキーから発信されるキーID番号信号を受信して照合し、照合が成立する時にエンジン始動許可を与えるイモビライザユニットと、自車の高さ位置又は傾斜角度を定期的にモニターする高さ位置モニター手段と、高さ位置モニター手段がモニターする自車の高さ位置又は傾斜角度の変化が所定値以上あり、かつその時にイモビライザユニットがキーID番号の照合をしていなければ盗難発生と判定する盗難判定手段と、盗難判定時に所定の場所に盗難発生を通報する盗難通報手段とを備え、盗難判定手段は、イモビライザユニットによってエンジン始動許可が与えられていないために、エンジンが始動していないことを条件として、盗難発生と判定することを特徴とする
【0020】
この請求項5の発明の車両盗難防止装置では、高さ位置モニター手段によって自車の高さ位置又は傾斜角度を定期的にモニターする。そして盗難判定手段が、高さ位置モニター手段がモニターする自車の高さ位置又は傾斜角度の変化が所定値以上あり、かつその時にイモビライザユニットがキーID番号の照合をしていなければ盗難発生と判定する。そして車両盗難発生と判定する時には、盗難通報手段が所定の場所、例えば警察とか車両のオーナーに盗難発生を通報して盗難防止を図る。
【0021】
請求項6の発明の車両盗難防止装置は、自車の平面的な位置を定期的にモニターする自車位置モニター手段と、車両のキーから発信されるキーID番号信号を受信して照合し、照合が成立する時にエンジン始動許可を与えるイモビライザユニットと、自車の高さ位置又は傾斜角度を定期的にモニターする高さ位置モニター手段と、高さ位置モニター手段がモニターする自車の高さ位置又は傾斜角度の変化が所定値以上あり、かつその時にイモビライザユニットがキーID番号の照合をしていなければ盗難発生と判定する盗難判定手段と、盗難判定手段が盗難判定した時に盗難アラームを発生させる盗難アラーム手段とを備え、盗難判定手段は、イモビライザユニットによってエンジン始動許可が与えられていないために、エンジンが始動していないことを条件として、盗難発生と判定することを特徴とする
【0022】
この請求項6の発明の車両盗難防止装置では、高さ位置モニター手段によって自車の高さ位置又は傾斜角度を定期的にモニターする。そして盗難判定手段が、高さ位置モニター手段がモニターする自車の高さ位置又は傾斜角度の変化が所定値以上あり、かつその時にイモビライザユニットがキーID番号の照合をしていなければ盗難発生と判定する。そして車両盗難発生と判定する時には、盗難アラーム手段が盗難アラームを発生させて周囲の人々に知らせて車両盗難を防止する。
【0023】
請求項7の発明は、請求項2又は5の車両盗難防止装置において、さらに、所定の場所から発信される車両停止指令を受信する車両停止指令受信手段と、車両停止指令受信手段が車両停止指令を受信した時に、自車速が所定速度よりも低速であればエンジン停止制御を行う強制停止手段とを備えたものである。
【0024】
この請求項7の発明の車両盗難防止装置では、車両盗難判定して所定の場所に自動的に盗難通報した時に、所定の場所から車両停止指令が発信されると、車両停止指令受信手段でその車両停止指令を受信し、強制停止手段が自車速が所定速度よりも低速であればエンジンの強制停止制御を行う。
【0025】
これによって、車両盗難発生時に所定の場所に自動的に盗難通報を行い、その所定の場所から車両停止指令が発信されると、盗難車両が所定速度よりも低速で走行中であれば強制的にエンジン停止させて走行を中止させ、窃盗犯人が盗難車両を自走させて遠くまで移動させるのを防止する。しかも所定速度よりも低速で走行中の場合に限って強制的にエンジン停止させるので、周囲の人や車両に影響を及すこともない。
【0026】
請求項8の発明は、請求項2,5,7いずれかの車両盗難防止装置において、盗難通報手段に、自動車電話のオートダイヤル機能を利用するようにしたものである。
【0027】
この請求項8の発明の車両盗難防止装置では、盗難発生時に警察や車両のオーナーに自動車電話を通じて盗難発生と自車位置情報とを通報することができる。
【0028】
【発明の効果】
請求項1の発明の車両盗難判定装置によれば、窃盗犯人が車両をレッカーやトレーラに乗せて移動しようとする場合、正規のキーによるエンジン始動なしに車両の平面的な位置移動が大きく変化するのを検出して不正な車両の移動と判定することによって、確実に盗難判定することができる。
【0029】
請求項2の発明の車両盗難防止装置によれば、窃盗犯人が車両をレッカーやトレーラに乗せて移動しようとする場合、正規のキーによるエンジン始動なしに車両の平面的な位置移動が大きく変化するのを検出して不正な車両の移動と判定し、盗難通報手段が所定の場所に盗難発生を自動的に通報することができ、防犯人効果を高めることができる。
【0030】
請求項3の発明の車両盗難防止装置によれば、窃盗犯人が車両をレッカーやトレーラに乗せて移動しようとする場合、正規のキーによるエンジン始動なしに車両の平面的な位置移動が大きく変化するのを検出して不正な車両の移動と判定し、盗難アラーム手段が盗難アラームを発生させて周囲の人々に知らせて車両盗難を防止することができる。
【0031】
請求項4の発明の車両盗難判定装置によれば、窃盗犯人が車両をレッカーやトレーラに乗せて移動しようとする場合、積込み時に車両の傾き角度や高さ位置の変化が大きくなることを盗難発生判断条件とすることによって、確実に盗難判定できる。
【0032】
請求項5の発明の車両盗難防止装置では、窃盗犯人が車両をレッカーやトレーラに乗せて移動しようとする場合、積込み時に車両の傾き角度や高さ位置の変化が大きくなるのを検出して盗難判定し、盗難通報手段が所定の場所に盗難発生と自車位置情報とを自動的に通報することができ、防犯人効果を高めることができる。
【0033】
請求項6の発明の車両盗難防止装置では、窃盗犯人が車両をレッカーやトレーラに乗せて移動しようとする場合、積込み時に車両の傾き角度や高さ位置の変化が大きくなるのを検出して盗難判定し、盗難アラーム手段が盗難アラームを発生させて周囲の人々に知らせて車両盗難を防止することができる。
【0034】
請求項7の発明の車両盗難防止装置では、車両盗難発生時に所定の場所に自動的に盗難通報を行い、その所定の場所から車両停止指令が発信されると、盗難車両が所定速度よりも低速で走行中であれば強制的にエンジン停止させて走行を中止させることができ、窃盗犯人が盗難車両を自走させて遠くまで移動させるのを防止することができ、しかも所定速度よりも低速で走行中の場合に限って強制的にエンジン停止させるので、周囲の人や車両に影響を及すこともない。
【0035】
請求項8の発明の車両盗難防止装置では、盗難発生時に警察や車両のオーナーに自動車電話を通じて盗難発生と自車位置情報とを通報することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。図1は本発明の車両盗難防止装置の1つの実施の形態を示している。この実施の形態の車両盗難防止装置は、図7に示した従来例とほぼ同様のトランスポンダ2の組込まれているキー1と、キー1をキーシリンダ(図示せず)に差込んで回転させる始動操作を行う時にトランスポンダ2から発信されるキーID番号信号を受信するためにキーシリンダに組込まれているアンテナ3と、このアンテナ3が受信したキーID番号信号を増幅して出力する増幅器4と、キーID番号をあらかじめ登録されている番号と照合するイモビライザユニット50と、エンジンコントロールユニット6とを備えている。
【0037】
イモビライザユニット50はキーシリンダに差し込まれたキー1のトランスポンダ2から発信されるキーID番号を自身に登録されているキーID番号と照合し、照合が成立すれば次に、エンジンコントロールユニット6との間でエンジン始動許可IDコードの照合を行い、照合が成立した時に初めてエンジンコントロールユニット6に燃料噴射制御を許可してエンジン始動を可能にする機能を備えている。
【0038】
本発明の車両盗難防止装置はまた、制御回路7a、ロケータ回路7b及びモデム回路7cを有し、各入力信号が所定の条件を満たす時に盗難発生と判断して盗難アラーム発生指令、盗難発生通報指令を出力する車載通信装置(IVCS:In Vehicle Communication System)7と、この車載通信装置7に自車の平面的な位置情報を与えるGPS8と、車載通信装置7が車両盗難の発生を判定する時に自動的に所定の電話番号をダイヤルして盗難発生と自車位置情報を送信する自動車電話9と、車載通信装置7が車両盗難の発生を判定する時にホーン10を連続的に鳴らさせ、またフラッシャランプとヘッドランプ11を点滅点灯させて周囲の人々に盗難発生を知らせる動作を行わせるアラームユニット12を備えている。
【0039】
次に、上記構成の車両盗難防止装置の動作について説明する。通常時は図7に示した従来例と同様に、エンジンを始動するためにキーシリンダにキー1を差込んで回転させる時に、トランスポンダ2からのキーID番号の送信信号をアンテナ3によって受信し、増幅器4で増幅してイモビライザユニット50に伝送する。イモビライザユニット50ではキーID番号をあらかじめ登録されている番号と照合し、一致がとれれば正規のキーによる始動操作であると判断してエンジンコントロールユニット6に始動許可IDコードを伝送する。エンジンコントロールユニット6ではこの始動許可IDコードを受信すると、自ユニットに前回のエンジン停止時にイモビライザユニット50との間で取決めたエンジン始動許可IDコードと照合し、一致がとれれば燃料噴射制御を開始してエンジン始動する。これによって正規のユーザーによる正規のキーによる始動操作でなければエンジン始動できないようにして不正なキーによるエンジン始動を排除し、盗難を防止している。
【0040】
これと共に、図2のフローチャートに示す処理によって車載通信装置7は車両盗難発生を判定して盗難アラームを発生させ、また所定の場所に盗難発生通報を行う。
【0041】
車載通信装置7は、制御回路7aにおいてキー1のオフ時のGPS8からの平面的な自車位置情報PAをロケータ回路7bに保存させると共に(ステップS1,S2)、その後、GPS8から所定周期で自車位置情報PBを取込んでロケータ回路7bに保存させる(ステップS3〜S5)。
【0042】
そしてロケータ回路7bでは現在時点の自車位置情報PBが入力される度に、キーオフ時の自車位置情報PAと現在時点の自車位置情報PBとを比較し、所定距離LH以上に平面的な距離移動が発生していないかどうか監視する。制御回路7aでは、ロケータ回路7bから所定距離を超える平面移動が発生した知らせを受けると、その時にイモビライザユニット50からキーID番号の照合結果を得て照合が成立しているかどうか判断し、照合が成立していれば車両盗難発生とは判断せず、次の車両盗難判定処理を繰返す(ステップS6)。
【0043】
しかしながらいま、車両盗難が発生してレッカーやトレーラで車両そのものが運び去られようとした時には、GPS8が検知する自車の現在位置PBがキーオフされた時点の車両位置PAから大きく変化し、所定の比較値LHを超える移動距離が検出される。そこで、このような場合に、キーID番号の照合が成立していなければトレーラやレッカーによる大がかりな車両盗難が発生したものと判定して、制御回路7aはアラームユニット12に盗難発生アラームの発生指令を与えてホーン10を連続的に鳴動させ、またフラッシャーランプやヘッドランプ11を点滅点灯させて周囲の人に車両盗難が発生していることを分らせるようにし、同時にモデム回路7cを介して自動車電話9によって警察や車両のオーナーの居所、さらにはオペレーションセンターなど、所定の場所の電話番号にオートダイヤルさせ、回線接続されると車両盗難発生と現在の自車位置情報とを通報する(ステップS7,S8)。これによって、車両盗難の通報を受けた警察やオーナーは盗難発生とその発生現場との情報を自動的に知ることができるようになる。
【0044】
このようにして本発明の第1の実施の形態によれば、キーオフ時の自車位置PAとその後、周期的に検出する自車位置PBとの間で大きな移動が発生していないかどうか判定し、正規のキーによる始動操作がなされていないのに所定距離LH以上の大きな移動が発生した時にレッカーやトレーラで車両が運び去るような大がかりな窃盗が行われようとしていると判断し、盗難アラームの発報と共に盗難発生の通報を警察や車両のオーナーに自動的に通報して、リカバリーできるようにしているのである。
【0045】
なお、上記の第1の実施の形態では車両盗難発生を検出した時に盗難アラームを発報させ、また所定の場所に自動的に盗難発生を通報するようにしているが、これはアラーム発報のみ、あるいは盗難通報だけを行うものであってもよい。また自車位置の通報も必要に応じて行えばよいものであり、機能を簡略にする場合には省略することができる。
【0046】
次に、本発明の第2の実施の形態を図3に基づいて説明する。この第2の実施の形態の特徴は、車載通信装置(IVCS)7の制御回路7a′が速度センサ13から速度信号を取込み、所定の場所(例えば、警察、オーナーの居所、オペレーションセンターなど。以下、オペレーションセンター14で代表させる)から盗難発生に対して車両停止指令が発信され、自動車電話9で受信した時に車速が所定値Lkm/h以下であると判断した時に限ってイモビライザユニット50にエンジン停止指令を与え、同時に、ロケータ回路7bに対してエンジン停止指令を与えた時点での車両位置をオペレーションセンター14に自動車電話9を通じて通報する指令を与える機能を備えた点にある。他の構成要素については、図1に示した第1の実施の形態と同一であり、同一の要素については同一の符号を付すことによって詳しい説明を省略する。
【0047】
この第2の実施の形態によれば、図2に示すフローチャートの手順によってエンジン停止時の自車位置が大きく変化した時には盗難発生と判断してオペレーションセンター14に対して自動的に盗難発生を通報するが、さらに、窃盗犯人が車両を自走させるような場合でも、オペレーションセンター14からエンジン停止指令を発信することにより、車両の車載通信装置7においてエンジン停止指令を受信して、速度センサ13から速度信号を取込み、車速が所定値Lkm/h以下であればイモビライザユニット50にエンジン停止指令を与え、同時に、エンジン停止指令を受けた時点での車両位置をオペレーションセンター14に自動車電話9を通じて通報する。
【0048】
これによって盗難車両を窃盗犯人が自走させるような場合でも強制的にエンジン停止させ、かつその車両の所在地を通報させてその地点に警察やオーナーが急行することができ、しかも所定速度以下で走行している場合に限り強制停止させるので、盗難車が高速走行しているような場合には急停止によって周囲の人や車両に悪影響を及す恐れがあるが、そのような事態が発生することも避けることができる。
【0049】
次に、本発明の第3の実施の形態を図4及び図5に基づいて説明する。この第3の実施の形態の特徴とするところは、車載通信装置(IVCS)70とGPS80にあり、車載通信装置70は、制御回路70a、ロケータ回路70b及び第1の実施の形態と同じモデム回路7cを有している点にある。
【0050】
GPS80は、自車の平面的な位置情報と共に高さ位置情報をも検出して車載通信装置70に与え、車載通信装置70では、制御回路70aにおいてGPS80からの平面的位置情報と高さ位置情報とを共に周期的に取得してロケータ回路70bに保存させる。制御回路70aはまたキー1がオフ操作された時にもGPS80から入力される平面的位置情報PAと高さ位置情報HAとをロケータ回路70bに保存させる(図4にフローチャートにおけるステップS11,S12)。
【0051】
そして制御回路70aは、キーオフ操作後に周期的にGPS80から高さ位置情報を取込んで所定値ZH以上に大きく高さ位置HAが変化していないか監視する(ステップS13〜S15)。また制御回路70aは周期的に平面的な位置情報PBを取込んで、キーオフ操作時の平面的位置情報PAと比較し、所定値LH以上の変化が発生していないかどうかも監視する(ステップS16,S17)。
【0052】
そこでまず、高さ位置HAに所定値ZHを超えるような大きな変化が発生すれば(ステップS13)、イモビライザユニット50からキーID番号の照合が成立していなければトレーラやレッカーにより車両自体を運び去るような大がかりな窃盗に遭っているものと判断し(ステップS18)、アラームユニット12にアラーム発令し、またモデム回路7cによって所定の電話番号にオートダイヤルして盗難発生とキーオフ時の自車位置情報PAとを自動車電話9を通じて通報する制御を行う(ステップS19)。
【0053】
またこの第3の実施の形態の場合、車載通信装置70の制御回路70aは、高さ位置HAに大きな変化がない場合でも、キーオフ後のある時点でキーオフ時の平面的な位置PAから所定値LHを超えるまでに大きな平面的移動が発生していれば(ステップS17)、イモビライザユニット50からキーID番号の照合が成立していなければトレーラやレッカーにより車両自体を運ぶ去るような大がかりな窃盗が行われようとしていると判断し(ステップS18)、アラームユニット12にアラーム発令し、またモデム回路7cによって所定の電話番号にオートダイヤルして盗難発生と自車位置情報を自動車電話9を通じて通報する制御を行う(ステップS19)。
【0054】
このようにしてこの第3の実施の形態によれば、車両を停止させてキーオフした位置、つまりユーザーが車両を駐車させた位置から平面的に大きな距離移動が発生し、あるいは高さ位置に大きな変化があれば、キーID番号の照合がなされていない場合には車両自体をレッカーやトレーラで運ぶ去るような窃盗が行われようとしていると判断し、盗難アラームを自動発報させ、また警察、オーナー、さらにはオペレーションセンター14などに自動的に盗難発生通報を行うことによって車両盗難を防止するのである。
【0055】
なお、この第3の実施の形態においては、GPSとして平面的な位置検出と共に高さ位置も検出する仕様のものを利用したが、GPSとしては第1の実施の形態と同じく平面的な位置情報のみを検出するものを使用とし、これと共に図4に破線で示したように窃盗に遭って車両が持上げられる時には車体がある程度傾くことが考えられるので、傾斜センサ15を車両に取付け、この傾斜センサ15からの傾斜角度検出信号を車載通信装置70で受けて、ステップS13において所定角度以上の傾きが発生したかどうか判断し、所定角度以上の傾きが発生している時には続くステップS18,S19に進む盗難発生判定処理を行う構成とすることができる。
【0056】
なお、上記の第3の実施の形態では車両盗難発生を検出した時に盗難アラームを発報させ、また所定の場所に自動的に盗難発生を通報するようにしているが、これはアラーム発報のみ、あるいは盗難通報だけを行うものであってもよい。また自車位置の通報も必要に応じて行えばよいものであり、機能を簡略にする場合には省略することができる。
【0057】
次に、本発明の第4の実施の形態を図6に基づいて説明する。この第4の実施の形態の特徴は図3に示した第2の実施の形態と同様に、車載通信装置(IVCS)70の制御回路70a′が速度センサ13から速度信号を取込み、オペレーションセンター14から盗難発生に対して車両停止指令が発信され、自動車電話9で受信した時に車速が所定値Lkm/h以下であると判断した時に限ってイモビライザユニット50にエンジン停止指令を与え、同時に、ロケータ回路70bに対してエンジン停止指令を与えた時点での車両位置をオペレーションセンター14に自動車電話9を通じて通報する指令を与える機能を備えた点にある。他の構成要素については、図4に示した第3の実施の形態と同一であるり、同一の要素については同一の符号を付すことによって詳しい説明を省略する。
【0058】
この第4の実施の形態によれば、図5に示すフローチャートの手順によってエンジン停止時の自車の高さ位置あるいは平面的な位置が大きく変化した時には盗難発生と判断して盗難アラームを作動させると共に、オペレーションセンター14に対して自動的に盗難発生を通報するが、さらに、窃盗犯人が車両を自走させるような場合でも、オペレーションセンター14からエンジン停止指令を発信することにより、車両の車載通信装置70においてエンジン停止指令を受信して盗難アラームを作動させ、かつ速度センサ13から速度信号を取込んで所定値Lkm/hと比較し、それが所定値以下であればイモビライザユニット50にエンジン停止指令を与え、同時に、エンジン停止指令を受けた時点での車両位置をオペレーションセンター14に自動車電話9を通じて通報する。
【0059】
これによって盗難車両を窃盗犯人が自走させるような場合でも強制的にエンジン停止させ、かつその車両の所在地を通報させてその地点に警察やオーナーが急行することができ、しかも所定速度以下で走行している場合に限り強制停止させるので、盗難車が高速走行しているような場合に強制停止させることによって周囲の人や車両に悪影響を及すのを未然に防止することができる。
【0060】
なお、この第4の実施の形態においても、高さ位置の変化をGPS80によって検出させる代りに、図6に破線で示したように傾斜センサ15によって傾き角度を検出し、所定角度以上の傾きを検出した時に盗難発生と判断し、自動的に通報する構成とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の回路ブロック図。
【図2】上記の実施の形態の車両盗難防止動作を示すフローチャート。
【図3】本発明の第2の実施の形態の回路ブロック図。
【図4】本発明の第3の実施の形態の回路ブロック図。
【図5】上記の実施の形態の車両盗難防止動作を示すフローチャート。
【図6】本発明の第4の実施の形態の回路ブロック図。
【図7】従来例の回路ブロック図。
【符号の説明】
1 キー
2 トランスポンダ
3 アンテナ
4 増幅器
50 イモビライザユニット
6 エンジンコントロールユニット
7,70 車載通信装置
7a,7a′ 制御回路
70a,70a′ 制御回路
7b ロケータ回路
70b ロケータ回路
7c モデム回路
8,80 GPS
9 自動車電話
10 ホーン
11 ヘッドランプ
12 アラームユニット
13 速度センサ
14 オペレーションセンター
15 傾斜センサ

Claims (8)

  1. 自車の平面的な位置を定期的にモニターする自車位置モニター手段と、
    車両のキーから発信されるキーID番号信号を受信して照合し、照合が成立する時にエンジン始動許可を与えるイモビライザユニットと、
    前記自車位置モニター手段がモニターする自車位置の平面的な変化が所定距離以上あり、かつその時に前記イモビライザユニットが前記キーID番号の照合をしていなければ盗難発生と判定する盗難判定手段とを備え、
    前記盗難判定手段は、前記イモビライザユニットによってエンジン始動許可が与えられていないために、前記エンジンが始動していないことを条件として、盗難発生と判定することを特徴とする車両盗難判定装置。
  2. 自車の平面的な位置を定期的にモニターする自車位置モニター手段と、
    車両のキーから発信されるキーID番号信号を受信して照合し、照合が成立する時にエンジン始動許可を与えるイモビライザユニットと、
    前記自車位置モニター手段がモニターする自車位置の平面的な変化が所定距離以上あり、かつその時に前記イモビライザユニットが前記キーID番号の照合をしていなければ盗難発生と判定する盗難判定手段と、
    前記盗難判定時に所定の場所に盗難発生を通報する盗難通報手段とを備え
    前記盗難判定手段は、前記イモビライザユニットによってエンジン始動許可が与えられていないために、前記エンジンが始動していないことを条件として、盗難発生と判定することを特徴とする車両盗難判定装置。
  3. 自車の平面的な位置を定期的にモニターする自車位置モニター手段と、
    車両のキーから発信されるキーID番号信号を受信して照合し、照合が成立する時にエンジン始動許可を与えるイモビライザユニットと、
    前記自車位置モニター手段がモニターする自車位置の平面的な変化が所定距離以上あり、かつその時に前記イモビライザユニットが前記キーID番号の照合をしていなければ盗難発生と判定する盗難判定手段と、
    前記盗難判定手段が盗難判定した時に盗難アラームを発生させる盗難アラーム手段とを備え
    前記盗難判定手段は、前記イモビライザユニットによってエンジン始動許可が与えられていないために、前記エンジンが始動していないことを条件として、盗難発生と判定することを特徴とする車両盗難判定装置。
  4. 車両のキーから発信されるキーID番号信号を受信して照合し、照合が成立する時にエンジン始動許可を与えるイモビライザユニットと、
    自車の高さ位置又は傾斜角度を定期的にモニターする高さ位置モニター手段と、
    前記高さ位置モニター手段がモニターする自車の高さ位置又は傾斜角度の変化が所定値以上あり、かつその時に前記イモビライザユニットが前記キーID番号の照合をしていなければ盗難発生と判定する盗難判定手段とを備え
    前記盗難判定手段は、前記イモビライザユニットによってエンジン始動許可が与えられていないために、前記エンジンが始動していないことを条件として、盗難発生と判定することを特徴とする車両盗難判定装置。
  5. 自車の平面的な位置を定期的にモニターする自車位置モニター手段と、
    車両のキーから発信されるキーID番号信号を受信して照合し、照合が成立する時にエンジン始動許可を与えるイモビライザユニットと、
    自車の高さ位置又は傾斜角度を定期的にモニターする高さ位置モニター手段と、
    前記高さ位置モニター手段がモニターする自車の高さ位置又は傾斜角度の変化が所定値以上あり、かつその時に前記イモビライザユニットが前記キーID番号の照合をしていなければ盗難発生と判定する盗難判定手段と、
    前記盗難判定時に所定の場所に盗難発生と前記自車位置モニター手段がモニターしている自車位置情報とを通報する盗難通報手段とを備え
    前記盗難判定手段は、前記イモビライザユニットによってエンジン始動許可が与えられていないために、前記エンジンが始動していないことを条件として、盗難発生と判定することを特徴とする車両盗難判定装置。
  6. 自車の平面的な位置を定期的にモニターする自車位置モニター手段と、
    車両のキーから発信されるキーID番号信号を受信して照合し、照合が成立する時にエンジン始動許可を与えるイモビライザユニットと、
    自車の高さ位置又は傾斜角度を定期的にモニターする高さ位置モニター手段と、
    前記高さ位置モニター手段がモニターする自車の高さ位置又は傾斜角度の変化が所定値以上あり、かつその時に前記イモビライザユニットが前記キーID番号の照合をしていなければ盗難発生と判定する盗難判定手段と、
    前記盗難判定手段が盗難判定した時に盗難アラームを発生させる盗難アラーム手段とを備え
    前記盗難判定手段は、前記イモビライザユニットによってエンジン始動許可が与えられていないために、前記エンジンが始動していないことを条件として、盗難発生と判定することを特徴とする車両盗難判定装置。
  7. 前記所定の場所から発信される車両停止指令を受信する車両停止指令受信手段と、
    前記車両停止指令受信手段が前記車両停止指令を受信した時に、自車速が所定速度よりも低速であればエンジン停止制御を行う強制停止手段とを備えて成る請求項2又は5に記載の車両盗難防止装置。
  8. 前記盗難通報手段に、自動車電話のオートダイヤル機能を利用することを特徴とする請求項2,5,7のいずれかに記載の車両盗難防止装置。
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