JP3710755B2 - 袋状セパレータを用いた電池 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、正極活物質を袋状セパレータに充填したものと負極活物質を袋状セパレータに充填したものとを交互に重ねることで、容易に電池として組み立てることができる袋状セパレータを用いた電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特許第3051401号公報には、活物質を粉体又は粒子にして構成した、いわゆる三次元電池が開示されている。また、積層化された三次元電池についても既に特許出願がなされている(特願平11−309627)。また、粒子状活物質を充填して固定層とした三次元電池についても、本出願人が特許出願している(特願2000−332281、特願2000−332503)。
【0003】
一方、従来の構造の電池において、ニッケル水素二次電池の正極である水酸化ニッケルは電気伝導性がないので、電気伝導性のあるコバルト化合物で水酸化ニッケルの表面をコーティングした後、これを形状支持と電気伝導を目的として発泡ニッケルシートに塗り込み、アルカリ電解液中では発泡ニッケルシートと水酸化ニッケルの接着は不可能なので、外部からの物理的圧力により剥離を防止するようにしている。また、発泡ニッケルシートと水酸化ニッケルとの間の電気抵抗を下げるために、発泡ニッケルシートを薄くする必要があるので、水酸化ニッケルのペースト状のものを塗り込んだ1.1mm程度の発泡ニッケルシートを0.6mm程度に圧密している。また、イオン拡散をスムーズにするため、正極と負極はできるだけ近距離にする必要があるので、正極+セパレータ+負極の電池構造が2mm以下となるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来構造のニッケル水素二次電池において、上述の必要条件を満たした状態で大型化するためには、発泡ニッケルシートの厚みは同じとし、正極、負極の面積を大きくするしかなく、シート1枚当たりの面積を大きくするのも限度があるので、発泡ニッケルシートの枚数を増やして接続する方法をとっている。この場合、接続方法としては、導線(ニッケル板など)の溶接接続を行っているが、電気抵抗が増大するので、大型化した電池は性能が低下している。
【0005】
また、従来の乾電池の構造では、薄く圧密した平面状活物質シートをセパレータを挟んで巻物状として電池セルに装填している。例えば、ニッケル水素二次電池では、電池セルに直接接触している最外面の平面状活物質(ニッケル水素電池の場合は負極である水素吸蔵合金を塗り込んだシート)は集電体(電池セルが負極集電体と共用)との接触面積が大きいが、正極活物質(水酸化ニッケル)を塗り込んだシートは、微小な導線(ニッケル板など)と溶接し、さらに外部端子に溶接している。ここで問題になるのは、溶接部分が2カ所あることと、活物質と外部端子を接続している導線(ニッケル板など)の断面積が小さいことである。
すなわち、溶接部分があることにより、電気抵抗の増大と製造コスト、製作時間の増大が発生する。また、活物質と外部端子を接続している導線(ニッケル板など)の断面積が小さいため、大電流を流したとき電気抵抗と発熱量の導大が避けられない。
【0006】
また、従来の産業用電池の構造は、例えば、ニッケルカドミウム二次電池では、薄く圧密した平面状活物質シートを、正極+セパレータ+負極+セパレータ+正極+…と積層していき、それぞれの平面状活物質シートに微小な導線(ニッケル板など)を溶接して、正極は正極同士、負極は負極同士一つにまとめて、外部端子に溶接している。ここで問題になるのは、複数の平面状活物質シートを溶接して接続しているので、電気抵抗の増大と製造コスト、製作時間の増大が発生することである。
【0007】
単一型乾電池は良好な性能を持っているが、大容量の電池を必要とするとき、単一型電池を複数個並列/直列に接続すると、外部端子の接触抵抗のため電圧が降下して、性能が低下したものしか得られない。また、産業用電池のように初めから大型の電池とした場合、上述したように、溶接接続の箇所が多いという基本的な構造上の問題があるので、高性能な電池は得られない。
【0008】
また、本出願人は、セパレータを蛇腹状にして、その折れ目に正極活物質と負極活物質を交互に重ねて製造する電池について特許出願しているが(特願2001−284491)、長いセパレータを蛇腹状にして組み立てるのは作業性が悪く、連続的に低コストで電池を製作することができない。また、蛇腹状セパレータを使用した電池を解体するときは、正極活物質と負極活物質の分離が困難で、リサイクルに手間がかかる。
【0009】
本発明は上記の諸点に鑑みなされたもので、本発明の目的は、正極活物質を袋状セパレータに充填したものと負極活物質を袋状セパレータに充填したものとを交互に重ねることで、容易に電池として組み立てることができ、かつ、作業性が良好で製造コストを低減でき、しかも、リサイクルが容易である袋状セパレータを用いた電池を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の袋状セパレータを用いた電池は、電池セルに対向して設けられた正極集電体と負極集電体の間に、正極活物質を少なくとも1辺が開口した袋状セパレータに充填したものと、負極活物質を少なくとも1辺が開口した袋状セパレータに充填したものとが、正極集電体側に正極活物質を充填した袋状セパレータの開口部が位置し、負極集電体側に負極活物質を充填した袋状セパレータの開口部が位置するように交互に重ね合わせて電解液とともに装填された構成である。
【0011】
上記の構成において、正極活物質を袋状セパレータに充填したものと負極活物質を袋状セパレータに充填したものとを交互に重ねて構成した単位ユニットを、正極集電体と負極集電体の間に形成されるセルに並列に組み込むことで、高出力化を図ることができる。
また、正極活物質を袋状セパレータに充填したものと負極活物質を袋状セパレータに充填したものとを交互に重ねた上記の電池を、隔壁を介して直列に積層して、高電圧を得ることができる。
また、上記の単位ユニットを並列に組み込んだ電池を、隔壁を介して直列に積層して、高電圧を得ることができる。
【0012】
また、上記の構成においては、正極活物質を袋状セパレータに充填したものと負極活物質を袋状セパレータに充填したものとを交互に重ねて構成した単位ユニットを、圧縮し圧密状態として電池セルに組み込むことができる。
この場合、単位ユニットを多孔性又は無孔性の絶縁体からなる帯状体、紐状体などで縛り圧密状態としたものを使用することができる。また、単位ユニットを融解性又は非融解性の絶縁体からなる帯状体、紐状体などで縛り圧密状態としたものを使用することができる。
【0013】
また、上記の構成においては、正極活物質及び負極活物質の形態として、粉末状、粒状、板状、ブロック状、棒状、粉末もしくは粒子をペースト状にしたもの等が用いられる。なお、ペースト状にする場合は、粉末等を分散させる溶媒として、ポリビニルアルコール(PVA)等が使用可能である。また、一次粒子を板状、ブロック状、棒状、粒状、プリーツ形状等に二次成形したものが用いられる。また、これらの活物質の表面に、金属粉末をコーティングするか、金属メッキした粉末、フレークもしくは糸をコーティングするか、又は金属メッキを施して使用することができる。
【0014】
また、上記の構成において、正極活物質及び/又は負極活物質の表面の任意の面をイオン通過型集電体で被覆することが好ましい。この場合、活物質の表面をイオン通過型集電体で被覆して一体成形したものを使用することができる。
イオン通過型集電体としては、例えば、発泡ニッケル金属、ニッケル金属網、ニッケルメッキしたパンチングメタル、エキスパンドメタル等の金属、ニッケルメッキしたウレタン等の発泡樹脂、ニッケルメッキしたポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、綿、カーボン繊維等の多孔質材料、シリカ、アルミナ等の無機繊維にニッケルメッキしたもの、有機繊維にニッケルメッキしたもの、フェルトにニッケルメッキしたもの、及び雲母など無機物の箔にニッケルメッキしたもの等が使用可能である。
【0015】
本発明の電池用袋状セパレータは、活物質が充填できるように少なくとも1辺が開口した袋状となっていることを特徴としている。セパレータとしては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロンなどの織物や不織布又はメンブランフィルター等が使用可能である。
【0016】
本発明の電池用袋状セパレータの製造方法は、平面状のセパレータを2つに折り、1辺を融着もしくは縫合して2辺が閉じた袋状とするか、又は2辺を融着もしくは縫合して3辺が閉じた袋状とすることを特徴としている。
また、本発明の電池用袋状セパレータの製造方法は、平面状のセパレータを2枚重ね、隣り合う2辺を融着もしくは縫合して2辺が閉じた袋状とするか、又は3辺を融着もしくは縫合して3辺が閉じた袋状とすることを特徴としている。
セパレータの閉じ方は、熱や超音波による融着、絶縁性の糸による縫合など、方法は問わない。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明するが、本発明は下記の実施の形態に何ら限定されるものではなく、適宜変更して実施することが可能なものである。
図1は、本発明の実施の第1形態による袋状セパレータを用いた電池の一例を示している。本実施の形態は、基本ユニットのみで電池を構成した場合である。
活物質としては、電池反応を起こす活物質材料に導電性フィラーと樹脂を加えて硬化させたものが使用できる。電池反応を起こす活物質材料としては、電池の種類や正極、負極を問わず、全ての活物質材料を用いることが可能であるが、ニッケル水素二次電池の場合、一例として、水酸化ニッケル粉末2000gとEVA樹脂200gと導電性フィラー(カーボンブラックとカーボン繊維)300gを混合した後、0.1MPaの圧力で加圧成形して、100mm×30mm×3mmTのプレート状の正極活物質10をつくることができる。同様に、ニッケル水素二次電池の場合、一例として、水素吸蔵合金粉末6000gとEVA樹脂200gと導電性フィラー(カーボンブラックとカーボン繊維)300gを混合した後、0.1MPaの圧力で加圧成形して、100mm×30mm×2mmTのプレート状の負極活物質12をつくることができる。
【0018】
正極活物質10、負極活物質12の表面はイオン通過型集電体14で被覆する。例えば、プレート状の正極活物質10、負極活物質12の場合、1〜6面の任意の面をイオン通過型集電体14で被覆することができる。なお、上述した活物質の成形工程において、活物質をイオン通過型集電体で覆って一体成形することも可能である。また、活物質を粉末状、ペースト状で使用する場合は、イオン通過型集電体を袋状等としたものに、活物質を充填すればよい。本実施の形態では、一例として、プレート状の正極活物質10、負極活物質12の4面をイオン通過型集電体14(発泡ニッケルシート)で覆っている。
【0019】
つぎに、イオン通過型集電体14で被覆した正極活物質10、負極活物質12をそれぞれ袋状セパレータ16に充填する。袋状セパレータ16は、平面状のセパレータを2つに折り、1辺を融着もしくは縫合して2辺が閉じた袋状とするか、2辺を融着もしくは縫合して3辺が閉じた袋状とする方法でも製造できるし、平面状のセパレータを2枚重ねて、隣り合う2辺を融着もしくは縫合して2辺が閉じた袋状とするか、3辺を融着もしくは縫合して3辺が閉じた袋状とする方法でも製造でき、セパレータの閉じ方は、熱や超音波による融着、絶縁性の糸による縫合など、方法は問わない。本実施の形態では、一例として、平面状のセパレータを二つに折り、二方を熱融着させて三方が閉じた袋状セパレータ16を製作している。なお、図1では、袋状セパレータ16の形状を模式的に描いているが、実際は、上述したプレート状の活物質などが充填できる2辺ないし3辺が閉じた袋状となっている。
【0020】
正極活物質10を袋状セパレータ16に充填したものと、負極活物質12を袋状セパレータ16に充填したものとを、交互に重ね合わせて電池セルに組み込む。具体的には、正極集電体18側に正極活物質10を充填した袋状セパレータ16の開口部が位置し、負極集電体20側に負極活物質12を充填した袋状セパレータ16の開口部が位置するように交互に重ね合わせて組み込む。さらに、電池セルに電解質(KOH、NaOH、LiOH等)溶液を充填して電池が構成される。なお、正極集電体18、負極集電体20としては、ニッケル金属板、ニッケル金属箔、炭素、鉄やステンレスなどにニッケルメッキしたもの、炭素にニッケルメッキしたもの等が使用可能である。
本実施の形態は、基本ユニットだけを装填した場合であるが、基本ユニットに含まれる活物質の数は、図1に示す正極、負極活物質2組からなる構成に限定されず、正極、負極活物質1組の最小単位のものから任意の組数のものまで適宜選定して製作することが可能である。
また、袋状セパレータと集電体が接触する箇所が過度に圧密されショートする場合は、その箇所を熱や超音波などによりセパレータ自体を融着させる、あるいはセパレータ側に絶縁体の樹脂を塗る、あるいは活物質に絶縁体の樹脂を塗るなどによりショートを防止する。
【0021】
なお、上述した導電性フィラーとしては、炭素繊維、炭素繊維にニッケルメッキしたもの、炭素粒子、炭素粒子にニッケルメッキしたもの、有機繊維にニッケルメッキしたもの、シリカ、アルミナ等の無機繊維にニッケルメッキしたもの、雲母など無機物の箔にニッケルメッキしたもの、繊維状ニッケル、ニッケル粒子、ニッケル箔を単独又は組み合わせて用いることができる。
また、活物質に加える樹脂としては、軟化温度120℃までの熱可塑性樹脂、硬化温度が常温から120℃までの樹脂、蒸発温度120℃以下の溶剤に溶解する樹脂、水に可溶な溶剤に溶解する樹脂、又はアルコールに可溶な溶剤に溶解する樹脂を用いることができる。例えば、活物質として水酸化ニッケルを使用する場合は、130℃以上でその活性を失うため、130℃未満で各種処理を行うことが必要である。また、活物質をアルカリ電解液中で使用するため耐アルカリ性が必要である。
熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニルコーポリマー(EVA)などが使用可能である。硬化温度が常温から120℃までの樹脂としては、反応硬化型樹脂(エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂など)、熱硬化型樹脂(フェノール樹脂など)などが使用可能である。蒸発温度が低い溶剤に溶解する樹脂としては、上記の熱可塑性樹脂が使用可能である。溶剤に可溶性の樹脂は、溶剤に溶解させて活物質材料に添加し、その溶剤を蒸発、抽出などで除去する方法で使用する。また、水に可溶で抽出可能な溶剤に溶解する樹脂としては、ポリエーテルスルフォン(PES)樹脂、ポリスチレン、ポリスルホン、ポリアクリロニトリル、ポリフッ化ビニリデン、ポリアミド、ポリイミド等が使用できる。また、アルコールに可溶で抽出可能な溶剤に溶解する樹脂としては、酢酸セルロース、オキサイドフェニレンエーテル(PPO)等が使用できる。
【0022】
つぎに、本実施形態の電池について充電及び放電の詳細を説明する。
(充電)
電池に電圧をかけ、発電手段(図示せず)から負極集電体20へ電子を供給する。電子は負極集電体20より負極活物質12に移動して反応する。反応によって発生したイオンはセパレータ16を通過し、正極活物質10と反応して電子を放出する。この電子は正極集電体18に移動して発電手段に送られる。
(放電)
負荷から正極集電体18へ電子が供給される。電子は正極集電体18より正極活物質10に移動し反応する。反応によって発生したイオンはセパレータ16を通過し、負極活物質12と反応して電子を放出する。この電子は負極集電体20に移動して負荷に送られる。
【0023】
正極活物質10を袋状セパレータ16に充填したものと負極活物質12を袋状セパレータ16に充填したものとを交互に重ねることで、容易に電池として組み立てることができる。また、セパレータ16の厚みを任意に変更し、複数の種類のセパレータ16を同一の電池に組み込むことが可能であり、電池設計が柔軟に行える。
また、電池を解体した場合、集電体18、20と正極活物質10、負極活物質12がすぐに分かれるので、再利用しやすい。
また、正極活物質10と負極活物質12の距離が近いので、電子の移動距離が短くなって高出力が得られ、かつ、イオンの拡散距離が短くなって良好なイオン拡散が得られる。同時に、過充電などにより活物質から気体が発生した場合には、気体がその反対極へ移動し消費されやすく、密閉化が容易である。
また、正極活物質10、負極活物質12それぞれを多孔性ニッケルなどのイオン通過型集電体14で覆ったものを使用することで、活物質と集電体の距離が近くなって電子の移動距離が短くなると同時に、集電面積が多くなり、電気抵抗が小さい高性能な電池となる。
また、電池セル内にセパレータ16とイオン通過型集電体14が比較的多く存在するので、単位体積当たりの正極活物質10、負極活物質12の充填量が少なく、セル内に多くの電解液を確保することが可能であり、電解液が枯渇して固液反応(電池反応)が起こらなくなるドライアウト現象が発生しにくい。
【0024】
図2、図3は、本発明の実施の第2形態による袋状セパレータを用いた電池の一例を示している。本実施の形態は、基本ユニットのみで電池を構成した場合であり、基本ユニットを圧密して電池セルに組み込んだものである。例えば、ニッケル水素二次電池の場合、一例として、水酸化ニッケル粉末2000gとEVA樹脂200gと導電性フィラー(カーボンブラックとカーボン繊維)300gを混合した後、0.1MPaの圧力で加圧成形して、100mm×30mm×3mmTのプレート状の正極活物質10をつくる。同様に、一例として、水素吸蔵合金粉末6000gとEVA樹脂200gと導電性フィラー(カーボンブラックとカーボン繊維)300gを混合した後、0.1MPaの圧力で加圧成形して、100mm×30mm×2mmTのプレート状の負極活物質12をつくる。実施の第1形態の場合と同様に、正極活物質10、負極活物質12の表面(一例として、4面)をイオン通過型集電体14(一例として、発泡ニッケルシート)で被覆する。
【0025】
つぎに、イオン通過型集電体14で被覆した正極活物質10、負極活物質12をそれぞれ袋状セパレータ16に充填する。袋状セパレータ16としては、一例として、平面状のセパレータを二つに折り、二方を熱融着させて三方が閉じた袋状のものを使用することができる。
正極活物質10を袋状セパレータ16に充填したものと負極活物質12を袋状セパレータ16に充填したものとを交互に重ね合わせ、図2に示すように、ポリプロピレンバンド21で強く縛って圧密し、ブロック状とする。基本ユニットは多孔性あるいは無孔性の絶縁体、又は融解性あるいは非融解性の絶縁体で縛り圧密状態とすることができるが、例えば、多孔性の絶縁体としては不織布、無孔性で非融解性の絶縁体としては上記のポリプロピレン、ポリエチレン、融解性の絶縁体としてはポリビニルアルコール等が使用可能である。なお、図2では、セパレータ、イオン通過型集電体の図示を省略している。
【0026】
そして、ブロック状に圧密した基本ユニット22を電池セルに組み込む。図3では、ポリプロピレンバンドの図示を省略している。なお、本実施の形態は、基本ユニットだけを装填した場合であるが、基本ユニットに含まれる活物質の数は、図3に示す正極、負極活物質2組からなる構成に限定されず、正極、負極活物質1組の最小単位のものから任意の組数のものまで適宜選定して製作することが可能である。
また、袋状セパレータと集電体が接触する箇所が過度に圧密されショートする場合は、その箇所を熱や超音波などによりセパレータ自体を融着させる、あるいはセパレータ側に絶縁体の樹脂を塗る、あるいは活物質に絶縁体の樹脂を塗るなどによりショートを防止する。
本実施の形態のように、基本ユニットを圧縮し、多孔性あるいは無孔性の絶縁体、又は融解性あるいは非融解性の絶縁体で縛り圧密状態としたものを使用すれば、さらなる作業性の向上が図れる。
他の構成及び作用等は、実施の第1形態の場合と同様である。
【0027】
図4は、本発明の実施の第3形態による袋状セパレータを用いた電池の一例を示している。本実施の形態は、基本ユニットを複数個(図4では、一例として4個)並列に組み込んで電池を構成した場合である。基本ユニット22として、実施の第1形態又は第2形態で説明したような単位ユニットを製作する。4セットの基本ユニット22を並列に、電池セルにおける正極集電体18と負極集電体20の間に装填して電池を構成する。
【0028】
図5は、本発明の実施の第4形態による袋状セパレータを用いた電池の一例を示している。本実施の形態は、基本ユニットを複数個(図5では、一例として4個)並列に組み込んだものを複数層(図5では、一例として4層)積層して電池を構成した場合である。基本ユニット22として、実施の第1形態又は第2形態で説明したような単位ユニットを製作する。4セットの基本ユニット22を並列に電池セルに装填し、これを隔壁24を介して4層積層して電池を構成する。セルを直列に積層することで高電圧の電池となる。隔壁24としては、ニッケル金属板、ニッケル金属箔、炭素、鉄やステンレスなどにニッケルメッキしたもの、炭素にニッケルメッキしたもの等が使用可能である。
【0029】
上記の実施の第3、第4形態のように、電池セルに、正極活物質を袋状セパレータに充填したものと負極活物質を袋状セパレータに充填したものとを交互に重ねた基本ユニットを複数個装填することにより、容易に大型化が可能であり、かつ、電気抵抗を増大させる溶接箇所が無いので、大型化による性能低下が起こらない。また、作業性が向上し製造コストや製作時間を低減することができる。
【0030】
図6は、本発明の実施の第5形態による袋状セパレータを用いた電池の一例を示している。本実施の形態は、基本ユニットのみで電池を構成した場合であり、実施の第1形態のときよりも活物質の厚みを増やして、体積エネルギー密度の大きな電池としたものである。例えば、ニッケル水素二次電池の場合、一例として、水酸化ニッケル粉末2000gとEVA樹脂200gと導電性フィラー(カーボンブラックとカーボン繊維)300gを混合した後、0.1MPaの圧力で加圧成形して、100mm×30mm×12mmTのプレート状の正極活物質10aをつくる。
同様に、一例として、水素吸蔵合金粉末6000gとEVA樹脂200gと導電性フィラー(カーボンブラックとカーボン繊維)300gを混合した後、0.1MPaの圧力で加圧成形して、100mm×30mm×8mmTのプレート状の負極活物質12aをつくる。実施の第1形態の場合と同様に、正極活物質10a、負極活物質12aの表面(一例として、4面)をイオン通過型集電体14で被覆した後、袋状セパレータ16に正極活物質10a、負極活物質12aをそれぞれ充填し、正極活物質10aを袋状セパレータ16に充填したものと負極活物質12aを袋状セパレータ16に充填したものとを交互に重ね合わせて電池セルに組み込む。
【0031】
上記のように、活物質の厚みを増やすことにより、相対的にセパレータ16とイオン通過型集電体14の割合が少なくなるので、電池の容積当りの出力は低下するが、体積エネルギー密度が大きな電池を得ることができる。一方、電池性能として高出力が必要な場合は、上述した実施形態において、活物質の厚みを減らすことにより、相対的にセパレータ16とイオン通過型集電体14の割合が多くなるので、体積エネルギー密度は低下するが、高出力の電池を得ることができる。このように、活物質の厚さ等を増減するだけで、任意に電池仕様を変更することができ、容易に所望の電池仕様を得ることができる。
他の構成及び作用等は、実施の第1形態の場合と同様である。
【0032】
図7は、本発明の実施の第6形態による袋状セパレータを用いた電池の一例を示している。本実施の形態は、基本ユニットのみで電池を構成した場合であり、薄型活物質と厚型活物質を混合したタイプの電池である。例えば、ニッケル水素二次電池の場合、一例として、水酸化ニッケル粉末2000gとEVA樹脂200gと導電性フィラー(カーボンブラックとカーボン繊維)300gを混合した後、0.1MPaの圧力で加圧成形して、100mm×30mm×3mmTのプレート状の正極活物質10と、100mm×30mm×12mmTのプレート状の正極活物質10aをつくる。同様に、一例として、水素吸蔵合金粉末6000gとEVA樹脂200gと導電性フィラー(カーボンブラックとカーボン繊維)300gを混合した後、0.1MPaの圧力で加圧成形して、100mm×30mm×2mmTのプレート状の負極活物質12と、100mm×30mm×8mmTのプレート状の負極活物質12aをつくる。実施の第1、第5形態の場合と同様に、正極活物質10、10a、負極活物質12、12aの表面(一例として、4面)をイオン通過型集電体14で被覆した後、袋状セパレータ16に正極活物質10、10a、負極活物質12、12aをそれぞれ充填する。そして、図7に示すように、正極活物質10を袋状セパレータ16に充填したもの、負極活物質12を袋状セパレータ16に充填したもの、正極活物質10aを袋状セパレータ16に充填したもの、負極活物質12aを袋状セパレータ16に充填したものを交互に重ね合わせて電池セルに組み込む。
他の構成及び作用等は、実施の第1、第5形態の場合と同様である。
【0033】
【発明の効果】
本発明は上記のように構成されているので、つぎのような効果を奏する。
(1) 正極活物質を袋状セパレータに充填したものと負極活物質を袋状セパレータに充填したものとを交互に重ねることで、容易に電池として組み立てることができる。また、セパレータの厚みを任意に変更し、複数の種類のセパレータを同一の電池に組み込むことが可能であり、電池設計が柔軟に行える。
(2) 電池セルに、正極活物質を袋状セパレータに充填したものと負極活物質を袋状セパレータに充填したものとを交互に重ねた基本ユニットを複数個装填することにより、容易に大型化が可能であり、かつ、電気抵抗を増大させる溶接箇所が無いので、大型化による性能低下が起こらない。また、作業性が向上し製造コストや製作時間を低減することができる。
(3) 電池を解体した場合、集電体と正極活物質、負極活物質がすぐに分かれるので、再利用しやすい。
(4) 単位ユニットを圧縮し、多孔性あるいは無孔性の絶縁体、又は融解性あるいは非融解性の絶縁体で縛り圧密状態としたものを使用すれば、さらなる作業性の向上が図れる。
(5) 正極活物質と負極活物質の距離が近くなるので、電子の移動距離が短くなって高出力が得られ、かつ、イオンの拡散距離が短くなって良好なイオン拡散が得られる。また、過充電などにより活物質から気体が発生した場合は、気体がその反対極へ移動して消費されやすいので、密閉化が容易である。
(6) 正極活物質、負極活物質それぞれを多孔性ニッケルなどのイオン通過型集電体で覆ったものを使用することで、活物質と集電体の距離が近くなって電子の移動距離が短くなると同時に、集電面積が多くなり、電気抵抗が小さい高性能な電池となる。
(7) 電池セル内にセパレータとイオン通過型集電体が比較的多く存在するので、単位体積当たりの正極活物質、負極活物質の充填量が少なく、セル内に多くの電解液を確保することが可能であり、電解液が枯渇して固液反応(電池反応)が起こらなくなるドライアウト現象が発生しにくい。
(8) 電池性能として高出力が必要な場合は、活物質の厚みを減らすことにより、相対的にセパレータとイオン通過型集電体の割合が多くなり、体積エネルギー密度は低下するが、高出力の電池を得ることができる。
(9) 電池性能として高出力が不要な場合は、活物質の厚みを増やすことにより、相対的にセパレータとイオン通過型集電体の割合が小さくなり、体積エネルギー密度が大きな電池を得ることができる。
(10) 活物質の厚さ等を増減するだけで、任意に電池仕様を変更することができ、容易に所望の電池仕様を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態による袋状セパレータを用いた電池の一例(基本ユニットのみ)を示す模式図である。
【図2】本発明の実施の第2形態におけるブロック状に圧密した基本ユニットの一例を示す模式図である。
【図3】本発明の実施の第2形態による袋状セパレータを用いた電池の一例(基本ユニットのみで圧密した場合)を示す模式図である。
【図4】本発明の実施の第3形態による袋状セパレータを用いた電池の一例(基本ユニットを4個並列に装填)を示す模式図である。
【図5】本発明の実施の第4形態による袋状セパレータを用いた電池の一例(基本ユニットを4個並列に装填、4層直列に積層)を示す模式図である。
【図6】本発明の実施の第5形態による袋状セパレータを用いた電池の一例(基本ユニットのみ、厚型活物質)を示す模式図である。
【図7】本発明の実施の第6形態による袋状セパレータを用いた電池の一例(基本ユニットのみ、薄型厚型活物質混合タイプ)を示す模式図である。
【符号の説明】
10、10a 正極活物質
12、12a 負極活物質
14 イオン通過型集電体
16 袋状セパレータ
18 正極集電体
20 負極集電体
21 ポリプロピレンバンド
22 基本ユニット
24 隔壁

Claims (9)

  1. 電池セルに対向して設けられた正極集電体と負極集電体の間に、正極活物質を少なくとも1辺が開口した袋状セパレータに充填したものと、負極活物質を少なくとも1辺が開口した袋状セパレータに充填したものとが、正極集電体側に正極活物質を充填した袋状セパレータの開口部が位置し、負極集電体側に負極活物質を充填した袋状セパレータの開口部が位置するように交互に重ね合わせて電解液とともに装填され、正極活物質及び/又は負極活物質の表面の任意の面がイオン通過型集電体で被覆されたことを特徴とする袋状セパレータを用いた電池。
  2. 正極活物質を袋状セパレータに充填したものと負極活物質を袋状セパレータに充填したものとを交互に重ねて構成した単位ユニットが、正極集電体と負極集電体の間に形成されるセルに並列に組み込まれた請求項1記載の袋状セパレータを用いた電池。
  3. 請求項1又は2記載の電池を隔壁を介して直列に積層したことを特徴とする袋状セパレータを用いた電池。
  4. 正極活物質を袋状セパレータに充填したものと負極活物質を袋状セパレータに充填したものとを交互に重ねて構成した単位ユニットを、圧縮し圧密状態として電池セルに組み込んだ請求項1、2又は3記載の袋状セパレータを用いた電池。
  5. 単位ユニットを多孔性又は無孔性の絶縁体からなる帯状体又は紐状体で縛り圧密状態とした請求項4記載の袋状セパレータを用いた電池。
  6. 単位ユニットを融解性又は非融解性の絶縁体からなる帯状体又は紐状体で縛り圧密状態とした請求項4記載の袋状セパレータを用いた電池。
  7. 正極活物質及び負極活物質の形態が、粉末状、粒状、板状、ブロック状、棒状もしくはペースト状、又は粒子を板状、ブロック状、棒状、粒状もしくはプリーツ形状に二次成形したものである請求項1〜6のいずれかに記載の袋状セパレータを用いた電池。
  8. 正極活物質及び/又は負極活物質の表面に、金属粉末をコーティングするか、金属メッキした粉末、フレークもしくは糸をコーティングするか、又は金属メッキを施した請求項7記載の袋状セパレータを用いた電池。
  9. イオン通過型集電体が、発泡ニッケル金属、ニッケル金属網、ニッケルメッキしたパンチングメタル、エキスパンドメタル等の金属、ニッケルメッキしたウレタン等の発泡樹脂、ニッケルメッキしたポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、綿、カーボン繊維等の多孔質材料、シリカ、アルミナ等の無機繊維にニッケルメッキしたもの、有機繊維にニッケルメッキしたもの、フェルトにニッケルメッキしたもの、及び雲母など無機物の箔にニッケルメッキしたものの少なくともいずれかである請求項記載の袋状セパレータを用いた電池
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