JP5065014B2 - 電池 - Google Patents

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Description

本発明は、正極と負極とセパレータとを含む電池に関し、特に小型化や高エネルギー密度化が可能な電池に関する。
近年、携帯用移動端末機器等の需要から、扁平な形状で且つ高エネルギー密度の電池が求められている。例えば、電池ケースに効率よく収容するために、図6に示されるような、正極、負極およびセパレータを含む積層体が提案されている(特許文献1および2参照)。図6の積層体51は、正極54と、負極57と、これらの間に配置されたセパレータ58とを備える電極群59を、ジグザグに折り畳むことにより、形成されている。正極54は、アルミ二ウム箔からなる正極集電体52とその上に担持されたLiCoO2等のリチウム複合酸化物からなる正極活物質層53を含む。負極57は、銅箔からなる負極集電体55とその上に担持された炭素質材料からなる負極活物質層56を含む。
また、特許文献1に記載される電池においては、正極集電体および負極集電体の少なくとも一方に、活物質を担持しない領域を設けて、その領域を、積層体の屈曲部とすることもできる。この場合、屈曲部に、正極活物質層および負極活物質層が存在しないため、その屈曲部が肉薄となる。これにより、積層体は均一な厚さとなる。
一方で、図7に示すような構造の電池も提案されている(特許文献3参照)。図7の電池においても、図6に示されるような積層体51が用いられている。積層体51の周囲には、電気絶縁性シール材61が配設されている。積層体の下面にある正極集電体52に接するように、導電性板材62が配されている。導電性板材62は、正極用の端子となる。同様に、電極群の上面にある負極集電体55に接するように、導電性板材63が配されている。導電性板材63は、負極用の端子となる。
特開平9−7610号公報 特開平8−264206号公報 特開平6−140077号公報
しかしながら、上記のような構造を有する電池を、回路基板に半田付けするためには、別途、リード端子が必要となる。このため、電池自体を小型化することができない。
さらに、電池自体の横断面積よりも大きな実装面積が必要となる。また、電池の高さも高くなる。よって、回路基板の小型化が困難になる。
さらには、部品数が多くなるために、コストアップにもつながる。
電極群における活物質層の割合を高くして、高容量化を達成するために、正極集電体および負極集電体の厚さを薄くすることが考えられる。しかしながら、特に集電体の厚さが5μm未満となると、集電体にリード端子を溶着することが困難となる。集電体の厚さが薄いと、その取り扱いも困難となる。よって、集電体を破損せずに、リード端子を形成することが困難となる。
本発明は、集電体が薄い場合でも、集電体を破損することなく、リード端子を設けることを目的とし、さらに、信頼性の高い薄型の電池を提供することを目的とする。
本発明の好ましい実施形態に係る電池は、帯状の電極群を有し、前記電極群は、第1電極、第2電極、およびこれらの間に介在するセパレータからなる。第1電極は、帯状の第1集電体およびその片面に担持された第1活物質層を有し、第1活物質層が、セパレータと対面している。第2電極は、帯状の第2集電体およびその片面に担持された第2活物質層を有し、第2活物質層が、セパレータと対面している。電極群は、ジグザグに折られて、複数の平坦部と、複数の平坦部の第1端部側に位置し、第1集電体が最外周側に位置する複数の第1屈曲部と、第1端部側とは反対側の第2端部側に位置し、第2集電体が最外周側に位置する複数の第2屈曲部とを有する積層体を構成している。第1端部側および第2端部側の少なくとも一方において、屈曲部の位置が、積層体の厚さ方向に垂直な所定の方向に、順にずらされており、かつ第1端部側および第2端部側には、それぞれ第1集電体および第2集電体が露出している。積層体は、第1端部側に露出した第1集電体を覆う第1端子、および第2端部側に露出した第2集電体を覆う第2端子を有する。
本発明の別の好ましい実施形態に係る電池は、帯状の電極群を有し、前記電極群は、第1電極、第2電極、およびこれらの間に介在するセパレータからなる。第1電極は、帯状の第1集電体およびその片面に担持された第1活物質層を有し、第1活物質層が、セパレータと対面している。第2電極は、帯状の第2集電体およびその片面に担持された第2活物質層を有し、第2活物質層が、セパレータと対面している。電極群は、ジグザグに折られて、複数の平坦部と、複数の平坦部の第1端部側に位置し、第1集電体が最外周側に位置する複数の第1屈曲部と、第1端部側とは反対側の第2端部側に位置し、第2集電体が最外周側に位置する複数の第2屈曲部とを有する積層体を構成している。第1端部側および第2端部側の少なくとも一方において、屈曲部の位置が、1つおきに前記積層体の厚さ方向に垂直な所定の方向に突出しており、かつ第1端部側および第2端部側には、それぞれ第1集電体および第2集電体が露出している。積層体は、第1端部側に露出した第1集電体を覆う第1端子、および第2端部側に露出した第2集電体を覆う第2端子を有する。
換言すると、本発明の電池は、ジグザグに折られている。よって、セパレータは、開放部が相互に反対方向に向くように折られており、交互に配列した断面U字状の第1電極収容部と第2電極収容部を形成している。第1電極収容部には、第1電極が収容される。第2電極収容部には、第2電極が収容される。第1電極は、2つの第1電極部片を備え、各第1電極部片は、第1集電体とその片面に担持された第1活物質層とを含む。第2電極は、2つの第2電極部片を備え、第2集電体とその片面に担持された第2活物質層とを含む。2つの第1電極部片は、活物質層がセパレータに接するように第1電極収容部に配置され、2つの第2電極部片は、活物質層がセパレータに接するように第2電極収容部に配置される。隣接する2つの第1電極収容部に収容され、活物質層が互いに向き合う第1電極部片同士は、第1電極収容部間のセパレータをまたぐように設けられた第1連結部によって連結される。隣接する2つの第2電極収容部に収容され、活物質層が互いに向き合う第2電極部片同士は、第2電極収容部間のセパレータをまたぐように設けられた第2連結部によって連結される。第1連結部は少なくとも第1集電体から構成され、第2連結部は少なくとも第2集電体から構成される。さらに、本発明の電池は、第1連結部を相互に接続する第1端子部、および第2連結部を相互に接続する第2端子部を具備する。
こで、積層体の厚さ方向とは、平坦部が積層された方向のことをいう。
第1屈曲部および第2屈曲部の少なくとも1つの屈曲部において、集電体は活物質層を担持していないことが好ましい。また、少なくとも1つの屈曲部において、その集電体の表面には、凹凸が設けられていることが好ましい。
本発明の電池に含まれる積層体においては、平坦部の第1端部側および第2端部側に、それぞれ、少なくとも1つの第1屈曲部および少なくとも1つの第2屈曲部が配されている。第1屈曲部の最外周側には第1集電体が位置し、第2屈曲部の最外周側には第2集電体が位置する。さらに、積層体は、少なくとも1つの第1屈曲部に接続された第1端子および少なくとも1つの第2屈曲部に接続された第2端子を有する。このため、集電体の厚さが薄い場合でも、これらの端子に別のリード端子を接続することにより、集電が可能となる。
また、第1端子および第2端子は、積層体の側面に形成されるため、端子を設けたことによる、厚みの増大のない電池を提供することができる。
さらには、前記端子は、屈曲部全体に接続することにより、端子の一部が、集電体と接触しなくなったとしても、端子の他の部分と集電体と接触が維持される。よって、信頼性の高い電池を提供することができる。
実施の形態1
図1に、本発明の参考形態にかかる電池に含まれる発電部を示す。
図1の発電部1は、積層体2、ならびに積層体2に設けられた第1端子3および第2端子4を備える。積層体は、複数の平坦部8と、複数の平坦部8の第1端部側に位置し、第1集電体5aが最外周側に位置する第1屈曲部9および10と、第1端部側とは反対側の第2端部側に位置し、第2集電体6aが最外周側に位置する第2屈曲部11および12とを有する。
積層体は、帯状の電極群を、ジグザグに折ることにより形成される。帯状の電極群は、第1電極5、第2電極6、およびこれらの間に配置されたセパレータ7からなる。第1電極5は、帯状の第1集電体5aおよびその片面に担持された第1活物質層5bを有する。第2電極6は、第2集電体6bおよびその片面に担持された第2活物質層6bを有する。第1活物質層5bと第2活物質層6bとは、セパレータを介して対向している。
なお、第1電極および第2電極は、どちらが正極であっても、負極であってもよい。
上記積層体の第1端部側の端面(第1端面)には、第1屈曲部9および10が位置している。第1端部側とは反対側の第2端部側の端面(第2端面)には、第2屈曲部11および12が位置している。第1屈曲部9および10の最外周側には、第1集電体の屈曲部13および14が位置している。第2屈曲部11および12の最外周側には、第2集電体の屈曲部15および16が位置している。これにより、第1屈曲部9および10が配置された積層体の第1端面には、第1集電体5aが配されることとなる。また、第2屈曲部11および12が配置された積層体の第2端面には、第2集電体6aが配されることとなる。なお、図1の発電部において、第1屈曲部および第2屈曲部は、集電体およびその上に担持された活物質層からなる電極、ならびにセパレータから構成されている。
さらに、上記積層体は、第1屈曲部9および10に接続された第1端子3、ならびに第2屈曲部11および12に接続された第2端子4を有する。つまり、積層体は、第1集電体の屈曲部13および14が配された第1端面に第1端子3を有し、第2集電体の屈曲部15および16が配された第2端面に第2端子4を有する。
このように、第1集電体の屈曲部が配された第1端面に第1端子3を設け、第2集電体の屈曲部が配された第2端面に第2端子4を設けることにより、これらの端子にリード端子を取り付けることができる。よって、集電体が薄膜である場合でも、集電体を損傷することなく、リード端子の接続が可能となる。
また、従来、積層体の厚さ方向に端子が配置されていたため、積層体の厚さが厚くなっていた。しかしながら、本発明においては、第1端子および第2端子は、積層体の側面に位置する第1端面および第2端面に設けられるため、積層体の厚さが増大することもない。ここで、積層体の厚さ方向とは、複数の平坦部の積層方向のことをいう。積層体の側面とは、積層体の厚さ方向に平行な端面のことをいう。
また、このような発電部を有する電池は、回路基板等に、簡単に取り付けることができる。
図1において、第1端子は、第1屈曲部9および10の両方に接続され、第2端子は、第1屈曲部11および12の両方に接続されている。このときに、図1に示されるように、各端子は、2つの屈曲部の全体に設けることが好ましい。これにより、集電体と端子との電気的導通が一部分で切れた場合や、屈曲部に位置する集電体が破損した場合でも、第1端子および第2端子からの集電が可能となる。このため、信頼性の高い電池を得ることが可能となる。なお、第1端子および第2端子は、それぞれ、第1端面の全体および第2端面の全体を覆うように形成することが好ましい。
なお、各端面に、屈曲部が1つずつしか存在しない場合、端子は、その屈曲部全体に設けることが好ましい。
また、第1端子の厚さは、例えば、第1屈曲部の頂部17から、5μm以上であることが好ましい。このことは、第2端子においても同様である。
上記積層体において、第1端面と第2端面とは、互いに反対方向にある。このため、第1端子と第2端子とが接触することを防止することができる。
第1端子および第2端子は導電性層から構成することができる。例えば、第1端子および第2端子は、金属膜からなってもよい。第1端子および第2端子を構成する材料としては、当該分野で公知の材料を用いることができる。例えば、第1端子が正極端子である場合、第1端子を構成する材料には、例えば、アルミニウムを用いることができる。第2端子が負極端子である場合には、第2端子を構成する材料には、例えば、銅を用いることができる。
第1端子および第2端子は、例えば、上記のような材料を用いるアーク溶射法を用いて形成することができる。
また、導電性ペーストを、第1端面および第2端面に塗布し、乾燥して、導電性層を形成し、これらを第1端子および第2端子としてもよい。
なお、図1の発電部の上部において、セパレータ7が第2電極6の端部6cで折り返されており、第2電極6の集電体6a上までセパレータ7が延びている。よって、第2電極6と第1端子3とは、それらの間にセパレータが介在するため、短絡することはない。
同様に、発電部の下部において、セパレータ7が第1電極5の端部5cで折り返されており、第1電極5の集電体5a上までセパレータ7が延びている。よって、第1電極5と第2端子4とは、それらの間にセパレータが介在するため、短絡することはない。
正極活物質および負極活物質は、作製される電池の種類に応じて、適宜選択される。例えば、リチウム二次電池の場合には、正極活物質としては、当該分野で公知の材料、例えば、コバルト酸リチウム(LiCoO2)を用いることができる。負極活物質としては、当該分野で公知の材料、例えば、金属リチウム、黒鉛、ケイ素(Si)、酸化ケイ素(SiOx)およびスズ(Sn)を用いることができる。また、負極活物質層は、Si、SiOxおよびSnの堆積膜であってもよい。
正極活物質層および負極活物質層は、必要に応じて、結着剤、導電剤等を含んでいてもよい。
正極集電体および負極集電体としては、例えば、当該分野で公知の金属材料からなるシートを用いることができる。正極集電体を構成する材料としては、例えば、アルミニウムが挙げられる。負極集電体を構成する材料としては、例えば、銅が挙げられる。
以下に、図1の発電部の作製方法の一例を示す。以下では、第1電極を正極とし、第2電極を負極として説明する。
正極集電体の片面に正極活物質層を形成して、正極を作製する。正極活物質層の作製方法は、当該分野で公知の方法を用いることができる。ただし、作製される電池の種類や用いられる正極活物質の種類に応じて、正極活物質層の作製方法は、適宜選択することができる。
負極の作製方法についても、上記正極の場合と同様である。
次に、得られた正極と負極とを、セパレータを介して積層して、電極群を得る。このとき、正極活物質層と負極活物質層とを、セパレータを介して対向させる。
次いで、得られた電極群を、ジグザグに折り、複数の平坦部と、複数の平坦部の第1端部側に位置し、第1集電体が最外周側に位置する少なくとも1つの第1屈曲部と、第1端部側とは反対側の第2端部側に位置し、第2集電体が最外周側に位置する少なくとも1つの第2屈曲部とを有する積層体を得る。
この積層体は、第1集電体が配された第1端面と、第2集電体が配された第2端面とを有する。このような積層体において、第1端面とは反対側の面に、第2端面が位置する。
次に、第1端面に、少なくとも1つの第1屈曲部に接続された第1端子(正極端子)を設け、第2端面に、少なくとも1つの第2屈曲部に接続された第2端子(負極端子)を設ける。
こうして、図1に示されるような発電部を作製することができる。
実施の形態2
積層体の第1端面および第2端面のそれぞれに、屈曲部が2つ以上含まれる場合、第1端面および第2端面の少なくとも一方において、それらの屈曲部の位置がずれていることが好ましい。このとき、屈曲部の位置が、積層体の厚さ方向に垂直な所定の方向に、順にずれていてもよいし、屈曲部の位置が、1つおきに、積層体の厚さ方向に垂直な所定の方向に突出していてもよい。換言すれば、複数の屈曲部の位置が、一方の最端の屈曲部から、他方の最端の集電体屈曲部に向かって、徐々に一方向にずれていてもよい。または、その複数の屈曲部の位置が、一方の最端の屈曲部から、他方の最端の屈曲部に向かって、交互に一方向およびその逆方向にずれていてもよい。このことを、図2〜3を参照しながら説明する。なお、図2および3において、図1と同様の構成要素には、同じ番号を付している。
図2には、第1屈曲部の位置と第2屈曲部の位置が、それぞれ、同じ方向にずれている積層体を示す。平坦部の第1端部側に位置する屈曲部9の頂部(つまり、第1集電体の屈曲部13の頂部)と、積層体の上部に位置する電極群の端部20とは、長さaだけずれている。屈曲部9の頂部と、屈曲部9に隣接する屈曲部10の頂部(つまり、第1集電体の屈曲部14の頂部)とは、長さbだけずれている。
同様に、平坦部の第2端部側に位置する屈曲部12の頂部(つまり、第2集電体の屈曲部16の頂部)と、積層体の下部に位置する電極群の端部21とは、長さdだけずれている。屈曲部12の頂部と、屈曲部12に隣接する屈曲部11の頂部(つまり、第2集電体の屈曲部15の頂部)とは、長さcだけずれている。
図3に、屈曲部の位置が、交互に一方向およびその逆方向にずれている積層体を示す。図3の積層体では、屈曲部の位置が、1つおきに、積層体の厚さ方向に垂直な方向に突出している。
平坦部の第1端部側において、屈曲部10の位置は、図1の積層体における屈曲部10の位置より、所定の方向(図3の右側に向いている矢印の方向)にずれている。なお、積層体の下部に位置する電極群の端部21も、第2屈曲部10と同じ方向にずれている。
屈曲部9の位置は、屈曲部10がずらされた方向とは逆の方向(図3の左側に向いている矢印の方向)にずれている。なお、屈曲部9の頂部は、屈曲部10の頂部より、長さbだけ、左側にずれている。
平坦部の第2端部側において、屈曲部12は、屈曲部9と同じ方向にずれている。屈曲部11は、屈曲部12がずらされた方向とは反対側の方向にずれている。図3において、屈曲部12の頂部は、電極群の端部21から、左側に長さdだけずれている。屈曲部11の頂部は、屈曲部12の頂部から、右側に長さcだけずれている。
なお、上記長さa、長さb、長さc、および長さdは、種々の値に設定することができる。
以上のように、第1端部側および第2端部側の少なくとも一方において、屈曲部の位置をずらすことにより、その集電体屈曲部以外の部分の集電体も露出することとなる。これにより、外部への集電体の露出面積が大きくなる。このため、第1集電体と第1端子との接触面積および/または第2集電体と第2端子との接触面積が増加し、集電体と端子との密着性が向上する。
このような積層体は、例えば、電極群をジグザグに折り曲げたときに、屈曲部の位置を、積層体の厚さ方向に垂直な所定の方向に徐々にずらすか、または屈曲部の位置を、積層体の厚さ方向に垂直な所定の方向に、1つおきに突出させることにより作製することができる。
実施の形態3
本発明において、平坦部の第1端部側および第2端部側の少なくとも一方に位置する少なくとも1つの屈曲部は、セパレータと集電体とから構成されていてもよい。
図4に、全ての屈曲部が、セパレータと集電体とからなる積層体を具備する発電部を示す。図4において、図1と同じ構成要素には、同じ番号を付している。
図4に示されるように、第1端部側に位置する屈曲部9および10は、セパレータ7および第1集電体5aからなる。同様に、第2端部側に位置する屈曲部11および12は、セパレータ7および第2集電体6aからなる。このように、屈曲部において、集電体の上に活物質層が存在しないため、屈曲部が肉薄となる。このため、屈曲部が厚くなることがなく、積層体を均一な厚さとすることが可能となる。
さらに、屈曲部を構成する集電体に所定のパターンで凹凸(図示せず)を設けてもよい。このように、屈曲部を構成する集電体の表面に所定のパターンの凹凸を設けることにより、集電体の表面積が増加し、集電体と端子との接触面積が増加する。よって、屈曲部を構成する集電体と端子との密着性を向上させることができる。
集電体に設けられる凹凸のパターンは、集電体の表面積を増加することができれば、どのようなパターンであってもよい。
また、上記実施形態1および2においても、屈曲部をセパレータと集電体とから構成してもよい。また、屈曲部をセパレータと集電体とから構成するとともに、屈曲部を構成する集電体に所定のパターンの凹凸を設けてもよい。
図4に示されるような積層体は、例えば、以下のようにして作製することができる。
集電体に活物質層を形成していない部分を設けた第1電極および第2電極を作製する。第1電極および第2電極を、セパレータを介して積層して、電極群を作製する。その電極群を、集電体に活物質層を形成していない部分が、屈曲部に位置するように、ジグザグに折ることにより、図4に示される積層体を作製することができる。
実施の形態4
第1電極および第2電極の少なくとも一方は、集電体とその片面に担持された活物質層とからなる、複数の極板から構成されていてもよい。
図5に、第1電極が、複数の極板から構成される発電部を示す。図5において、図1と同じ構成要素には、同じ番号を付している。
図5の発電部に用いられる積層体において、第1電極は、3つの極板21〜23から構成されている。各極板は、集電体5aおよびその片面に担持された活物質層5bからなる。
図5の積層体は、第1電極と第2電極とその間に配置されたセパレータを含む電極群を、ジグザグに折ることにより形成されている。形成された積層体において、極板21の一方の端部と、極板22の一方の端部とは、位置24で接している。極板22の他方の端部と極板23の一方の端部とは、位置25で接している。このように、第1電極を3つの極板で構成したとしても、第1屈曲部9および10の最外周側には、第1集電体5aを配することができる。なお、極板の端部同士の接触位置は、平坦部、屈曲部等、いずれの位置にあってもよい。
本実施形態では、第1電極と第2電極の両方が、複数の極板から構成されていてもよいし、第1電極または第2電極のいずれか一方が、複数の極板から構成されていてもよい。
あるいは、第1電極および第2電極の少なくとも一方を、複数の極板と、それらの極板同士を接続する帯状の導電性材料とで構成してもよい。帯状の導電性材料は、積層体を構成したときに、屈曲部に位置させることがことが好ましい。これにより、屈曲部が活物質層を含まないため、上記実施の形態3と同様に、積層体を均一な厚さとすることが可能となる。
実施の形態1〜3においても、第1電極および第2電極の少なくとも一方が、複数の極板から構成されていてもよい。
本発明を実施例に基づいて説明する。なお、本発明は、以下に示す実施例に限定されない。
参考電池1)
図1に示されるような発電部を有する電池を作製した。なお、本参考例では、第1電極を正極とし、第2電極を負極とした。
(正極の作製)
まず、離型剤付きのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムの離型剤が付いた方の面に、アルミニウム金属を蒸着させて、アルミニウム箔からなる正極集電体(厚さ2μm)を形成した。
次いで、正極活物質であるLiCoO2と、バインダーであるポリフッ化ビニリデン(PVDF)と、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)とを、所定の割合で混合して、正極合剤ペーストを得た。得られたペーストを、正極集電体のPETフィルムが存在する面とは反対側の面に、約100μmの厚さとなるように塗工し、乾燥して、正極活物質層を形成した。次に、正極集電体から、離型剤付きPETフィルムを剥がして、正極を得た。
(負極の作製)
離型剤付きのPETフィルム上に、銅を蒸着させて、銅箔からなる負極集電体(厚さ2μm)を形成した。
次いで、負極活物質であるメソカーボンマイクロビーンズ(MCMB)(三菱化学(株)製)と、PVDFと、NMPとを、所定の割合で混合し、負極合剤ペーストを得た。得られたペーストを、負極集電体のPETフィルムが存在する面とは反対側の面に、約140μmの厚さとなるように塗工し、乾燥して、負極活物質層を形成した。次に、負極集電体から、離型剤付きPETフィルムを剥がして、負極を得た。
(積層体の作製)
このようにして得られた正極と負極とを、ポリエチレン微多孔膜からなる厚さ20μmのセパレーターを介して、積層して、厚さ約260μmのフィルム状の電極群を得た。このとき、正極活物質層と負極活物質層とがセパレータを介して対向するように、正極、セパレータおよび負極を積層した。
次いで、得られた電極群を、ジグザグに4回折って、図1に示されるような積層体を得た。積層体の厚さは1.3mmであった。積層体をその厚さ方向に上方から見たときに、積層体の幅(電極群の幅と同じ)は35mmであり、その幅方向に垂直な方向の長さは30mmであった。
(正極端子および負極端子の形成)
次に、積層体の、第1屈曲部が配された第1端面全体に、アルミニウムからなる正極端子を形成した。こうして、正極端子を、全ての第1屈曲部に接続した。同様にして、第2屈曲部が配された第2端面全体に、銅からなる負極端子を形成した。こうして、負極端子を、全ての第2屈曲部に接続した。正極端子および負極端子の厚さは、それぞれ、500μmとした。
正極端子および負極端子の形成は、溶射装置(コーケン・テクノ(株)製のEAS−WD−I)を用いるアーク溶射により行った。アルミニウムの溶射条件は、電流値50A、電圧28V、溶射距離150mm、メインエアー圧4.0kgf/cm2、サブエアー圧4.5kgf/cm2とした。銅の溶射条件は、電流値40A、電圧48V、溶射距離150mm、メインエアー圧4.0kgf/cm2、サブエアー圧4.5kgf/cm2とした。
こうして、図1に示されるような発電部を作製した。
なお、正極端子および負極端子には、それぞれ、正極リードおよび負極リードを取り付けておいた。
次に、得られた発電部の積層体に、電解液を含浸させた。電解液としては、炭酸エチレンと炭酸ジエチルを体積比1:1で混合した混合溶媒に、LiPF6を1mol/Lの濃度で溶解した非水電解液を用いた。
電池ケースに、積層体に電解液を含浸させた発電部を収容した。正極リードおよび負極リードを外部に取り出すとともに、電池ケースの開口部を密閉して、参考電池1を得た。電池ケースとしては、アルミニウムラミネートシート(大日本印刷(株)製)からなる袋を用いた。
(電池2)
図2に示されるような発電部を用いたこと以外、参考電池1と同様にして、電池2を作製した。電池2の発電部において、aは20mmとし、bおよびcは10mmとし、dは15mmとした。
(電池3)
図3に示されるような発電部を用いたこと以外、参考電池1と同様にして、電池3を作製した。電池3の発電部において、aおよびbは15mmとし、cは25mmとした。
参考電池4)
図4に示されるような発電部を用いたこと以外、参考電池1と同様にして、参考電池4を作製した。なお、参考電池4の発電部において、第1屈曲部を構成する集電体および第2屈曲部を構成する集電体の表面には、凹凸を設けておいた。
(比較電池1)
比較として、図7に示されるような電池を作製した。なお、比較電池1で用いた積層体と、参考電池1で用いた積層体とは、同じにした。
積層体51の下面には、正極集電体52が露出しており、正極集電体52に接するように、アルミニウムからなる導電性板材62を配置した。積層体51の上面には、負極集電体55が露出しており、負極集電体55に接するように銅からなる導電性板材63を配置した。積層体61の上面および下面以外の面は、電気絶縁シール材61で覆った。このようにして、比較電池1を得た。
ここで、正極集電体と接する導電性板材62は、正極端子として機能する。負極集電体に接する導電性板材63は、負極端子として機能する。つまり、比較電池1では、積層体の上下に端子が設けられている。
(評価)
参考電池1、電池2〜3および参考電池4と比較電池1について、以下のような評価を行った。以下の評価では、各電池につき、5個のセルを用いた。
まず、初期電池容量を以下のようにして測定した。
各電池を、60mAの電流値で、電池電圧が4.2Vになるまで充電し、その後、4.2Vの定電圧で、所定の時間の間、充電を行った。次いで、充電後の電池を、60mAの定電流で、電池電圧が3.0Vに低下するまで放電して、初期電池容量を求めた。その結果、各電池の初期電池容量は、ほぼ同じであり、概ね300mAhであった。
次に、75cmの高さから、図8に示されるように、矢印で示される4つの面がそれぞれ底面となるように、5回ずつ、所定の板の上に落とす落下試験を行った。
落下試験後、上記と同様にして、再度電池容量を測定した。測定した電池容量が、初期電池容量とほとんど同じであったセルの数を表1に示す。
Figure 0005065014
表1に示されるように、参考電池1、電池2〜3および参考電池4は、落下試験後も、その容量は、ほとんど低下してはいなかった。一方、比較電池1は、全てのセルにおいて、容量が0mAhにまで低下していた。
落下試験後に、各電池を分解し、発電部の断面を、光学顕微鏡で観察した。その結果、比較電池1において、端子が、集電体から完全に剥がれていた。参考電池1では、積層体の側面に設けられた端子の一部が、集電体から剥がれていた。一方、電池2〜3および参考電池4では、正極端子および負極端子は、正極集電体および負極集電体から、全く剥がれていなかった。
参考電池1の結果から、端子の一部が集電体から剥がれた場合でも、その端子からの集電が可能であることがわかる。第1端面の全体および第2端面の全体に、第1端子および第2端子が形成されているため、端子の一部が集電体から剥がれたとしても、端子の他の部分が、集電体と接している。これにより、端子からの集電が十分に可能となる。
さらには、参考電池1、電池2〜3および参考電池4では、正極端子および負極端子は、それぞれ第1端面および第2端面に、溶射により形成されている。このため、比較電池と比べて、端子と集電体との接合力が大きくなり、端子が集電体から剥がれにくくなったと考えられる。
本発明にかかる電池は、側面端子を有し、薄型電池等として有用である。また、例えば、外部からの衝撃に対して高い信頼性を有するため、耐衝撃性を必要とされるモバイル機器等の電源として用いることができる。
本発明の参考形態にかかる電池に含まれる発電部を概略的に示す縦断面である。 本発明の実施形態にかかる電池に含まれる発電部を概略的に示す縦断面である。 本発明の別の実施形態にかかる電池に含まれる発電部を概略的に示す縦断面である。 本発明の別の参考形態にかかる電池に含まれる発電部を概略的に示す縦断面である。 本発明のさらに別の参考形態にかかる電池に含まれる発電部を概略的に示す縦断面である。 従来の積層型電池を概略的に示す縦断面である。 実施例で作製した比較電池1を概略的に示す縦断面図である。 落下試験において、底面となる4つの面を示す図である。

Claims (6)

  1. 帯状の電極群を有し、前記電極群は、第1電極、第2電極、およびこれらの間に介在するセパレータからなり、前記第1電極は、帯状の第1集電体およびその片面に担持された第1活物質層を有し、前記第1活物質層が、前記セパレータと対面しており、前記第2電極は、帯状の第2集電体およびその片面に担持された第2活物質層を有し、前記第2活物質層が、前記セパレータと対面しており、
    前記電極群は、ジグザグに折られて、複数の平坦部と、前記複数の平坦部の第1端部側に位置し、前記第1集電体が最外周側に位置する複数の第1屈曲部と、前記第1端部側とは反対側の第2端部側に位置し、前記第2集電体が最外周側に位置する複数の第2屈曲部とを有する積層体を構成しており、
    前記第1端部側および前記第2端部側の少なくとも一方において、屈曲部の位置が、前記積層体の厚さ方向に垂直な所定の方向に、順にずらされており、かつ前記第1端部側および前記第2端部側には、それぞれ前記第1集電体および前記第2集電体が露出しており、
    前記積層体は、前記第1端部側に露出した前記第1集電体を覆う第1端子、および前記第2端部側に露出した前記第2集電体を覆う第2端子を有する、電池。
  2. 前記第1端部側および前記第2端部側の少なくとも一方において、前記屈曲部の位置が、前記積層体の厚さ方向に垂直な所定の方向に、一方の最端の屈曲部から、他方の最端の集電体屈曲部に向かって、徐々に一方向にずらされている、請求項1記載の電池。
  3. 帯状の電極群を有し、前記電極群は、第1電極、第2電極、およびこれらの間に介在するセパレータからなり、前記第1電極は、帯状の第1集電体およびその片面に担持された第1活物質層を有し、前記第1活物質層が、前記セパレータと対面しており、前記第2電極は、帯状の第2集電体およびその片面に担持された第2活物質層を有し、前記第2活物質層が、前記セパレータと対面しており、
    前記電極群は、ジグザグに折られて、複数の平坦部と、前記複数の平坦部の第1端部側に位置し、前記第1集電体が最外周側に位置する複数の第1屈曲部と、前記第1端部側とは反対側の第2端部側に位置し、前記第2集電体が最外周側に位置する複数の第2屈曲部とを有する積層体を構成しており、
    前記第1端部側および前記第2端部側の少なくとも一方において、屈曲部の位置が、1つおきに前記積層体の厚さ方向に垂直な所定の方向に突出しており、かつ前記第1端部側および前記第2端部側には、それぞれ前記第1集電体および前記第2集電体が露出しており、
    前記積層体は、前記第1端部側に露出した前記第1集電体を覆う第1端子、および前記第2端部側に露出した前記第2集電体を覆う第2端子を有する、電池。
  4. 前記第1端部側および前記第2端部側の少なくとも一方において、前記屈曲部の位置が、前記積層体の厚さ方向に垂直な所定の方向に、一方の最端の屈曲部から、他方の最端の集電体屈曲部に向かって、交互に一方向および逆方向にずらされている、請求項3記載の電池。
  5. 前記第1屈曲部および前記第2屈曲部の少なくとも1つの屈曲部において、前記集電体が前記活物質層を担持していない、請求項1〜のいずれかに記載の電池。
  6. 前記第1屈曲部および前記第2屈曲部の少なくとも1つの屈曲部において、前記集電体の表面に、凹凸が設けられている、請求項1〜のいずれかに記載の電池。
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