JP3710535B2 - プラズマ加工機及びプラズマトーチ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラズマ加工機及びプラズマトーチに係わり、特に、プラズマトーチの交換に際して装着不良を防止することができるプラズマ加工機及びプラズマトーチに関する。
【0002】
【従来の技術】
プラズマトーチを用いるプラズマ加工機には、プラズマ切断機やプラズマ溶接機等がある。近年、このプラズマトーチとして、その交換を簡便とするために例えばプラズマ切断機のトーチ装着部に対して着脱自在とした所謂カセット式のものがある。
【0003】
また、プラズマトーチの交換を更に簡便とするために、プラズマトーチをプラズマ加工機のトーチ装着部に着脱させるプラズマトーチ交換装置が設けられている。
【0004】
この従来のプラズマトーチ交換装置としては、例えば、特公平6−35069公報に開示されたものがある。このプラズマトーチ交換装置は、筒状のトーチ装着部の開放端部に、プラズマトーチを、その軸線を一致させて配置した後、そのプラズマトーチを軸線に沿って移動させてトーチ装着部に挿入し、プラズマトーチの取り付けを行なうものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、そのような従来のプラズマトーチ交換装置を具備するプラズマ加工機では、トーチ装着部の軸線とプラズマトーチの軸線とを一致させることが難しいため、時として装着不良が生じるという問題がある。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑み、装着不良を防止することができるプラズマ加工機及びプラズマトーチを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一の発明では、トーチ装着部に嵌合装着されて使用されるプラズマトーチを保持するトーチ保持部を有し、該トーチ保持部を前記トーチ装着部に相対的に接近させて、該トーチ装着部に対して前記プラズマトーチを着脱するプラズマトーチ交換装置を具備するプラズマ加工機において、前記トーチ保持部は、プラズマトーチ交換装置の所定位置にて昇降自在とされた昇降軸に、弾性部材を介して、傾斜、及び直交方向への移動が自在に支持されるとともに、前記弾性部材の内周側に配置され、前記トーチ保持部に嵌挿されたトーチの軸線と前記トーチ保持部の軸線を一致させる方向に移動することを特徴とする。即ち、トーチ装着部に対してトーチ保持部は、双方の軸線を一致させる方向に移動自在である。
【0008】
本発明の第二の発明では、請求項1記載のプラズマ加工機であって、前記トーチ保持部には、プラズマトーチに設けられた嵌合凹部と嵌合するための嵌合突起が設けられるとともに、前記トーチ保持部に装填されたプラズマトーチは、前記昇降軸とともに回転自在とされることを特徴とする。
【0009】
本発明の第三の発明では、請求項1又は2記載のプラズマ加工機であって、前記トーチ装着部の開放端部には、前記プラズマトーチを前記トーチ装着部の軸線に向けて案内する案内面が形成されるとともに、前記トーチ装着部にプラズマトーチを着脱自在とする前記プラズマトーチの着脱部には、該着脱部を前記トーチ装着部の軸線に向けて案内する案内面が形成されていることを特徴とする
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。
図2に示すように、本発明のプラズマ加工機としてのプラズマ切断機100は、床9に設置される加工台90と、加工台90の上方に配置されるプラズマトーチ1と、プラズマトーチ1を着脱自在に装着するプラズマ切断機本体10と、プラズマ切断機本体10を加工台90の上面に沿って移動させる本体移動装置20と、プラズマトーチ1を多数格納するトーチ格納装置80とからなっている。また、本体移動装置20の一構成であって後述するようにプラズマ切断機本体10をY軸方向(図中矢印A、B方向)に移動駆動させるY軸方向移動駆動機構25と、トーチ格納装置80とからプラズマトーチ交換装置が構成されている。
【0011】
本体移動装置20は、プラズマ切断機本体10をX軸方向(図2紙面に直交する方向)に移動駆動させるX軸方向移動駆動機構21と、前記Y軸方向移動駆動機構25とからなり、X軸方向移動駆動機構21は、床1に設置され、加工台90を挟んで一対、それぞれX軸方向に延在されたX軸レール22、22と、X軸レール22、22にそれぞれ取り付けられ、X軸レール22、22に沿ってX軸方向に移動駆動されるスライド板23、23と、少なくとも一方のスライド板23をX軸方向に移動駆動する図示しない移動駆動装置とからなっている。
【0012】
Y軸方向移動駆動機構25は、一対のスライド板23、23に取り付けられた一対の脚部26a、26aとその一対の脚部26a、26aの上端に架設された梁部26bとからなる門型フレーム26と、プラズマ切断機本体10がY軸方向に移動自在に取り付けられ、門型フレーム26の梁部26bにY軸方向に延在するように固設された一対のY軸レール27、27と、プラズマ切断機本体10をY軸方向に移動駆動する図示しない移動駆動装置とからなっている。
【0013】
プラズマ切断機本体10は、その下端部にプラズマトーチ1を着脱自在に装着するトーチ装着部11を有しており、トーチ装着部11は、図7に示すように、その軸線CT1を中心として下方に開放され、プラズマトーチ1の着脱部2gが挿入される嵌合筒部12と、嵌合筒部12の内周面に嵌合され固設され、プラズマトーチ1の着脱部2gの外面をガイドするガイド筒14と、ガイド筒14に包囲され、軸線CT1を中心として下方に突出された接続ノズル15とを備えている。
【0014】
嵌合筒部12は、その下端外周縁部に周設された雄ねじ13を有しており、ガイド筒14は、その下端内周縁部に上方に向けて先細りのテーパー状の案内面14aを有している。
【0015】
また、接続ノズル15は、下方に突出されたプラズマガス吐出部15aと、軸線CT1を中心とした外周部を成すウォータージャケット部15bと、そのウォータージャケット部15bの外周面15cに上下に二箇所、環状の溝を成すように形成された冷却液給排口15d、15eと、ウォータージャケット部15bの外周面15cにおいて上方の冷却液給排口15eの上方、上下の冷却液給排口15d、15eの間、下方の冷却液給排口15dの下方にそれぞれ形成された環状のOリング嵌着溝15f、15g、15hと、各Oリング嵌着溝15f、15g、15hに嵌着されたOリング16、17、18とを備えている。
【0016】
一方、プラズマトーチ1は、その軸線CT2を中心とした概略筒状のトーチ本体2と、トーチ本体2の軸線CT2方向の一端である下端部に接続されたノズル部3と、トーチ本体2の外周に軸線CT2を中心として回転自在に取り付けられた筒状の保持ナット5とを備えている。
【0017】
トーチ本体2は、保持ナット5より上方が着脱部2gを形成しており、その上端部にトーチ装着部11の接続ノズル15が挿入され装着される装着凹部2aと、装着凹部2aの下端に軸線CT2を中心として下方に延在形成されたプラズマガス流通孔2bと、装着凹部2aの周壁の前記トーチ装着部11の冷却液給排口15d、15eに対応して形成され、ノズル部3の内部に連通する冷却液流通孔2c、2dと、トーチ本体2の上端外周縁部に形成され、軸線CT2に沿って上方に向けて先細りのテーパー状の案内面2fとを備えている。
【0018】
また、保持ナット5は、その上端内周縁部に周設され、トーチ装着部11の雄ねじ13に螺合される雌ねじ5aと、図1に示すように保持ナット5の下端周縁に軸線CT2を中心として四箇所、等ピッチで周設された嵌合凹部5bとを備えている。
【0019】
さて、図3に示すようにトーチ格納装置80は、X軸方向移動駆動機構21のスライド板23上にY軸方向(図中矢印A、B方向)に敷設された第二Y軸レール28と、第二Y軸レール28に対する上下方向の移動を阻止する多数のガイド部材35を介してその第二Y軸レール28上をY軸方向に移動自在であり且つY軸方向に延在されたスライド底板31と、スライド底板31の下面の側縁にY軸方向に平行に取り付けられたラック36と、X軸方向移動駆動機構21のスライド板23に取り付けられ、ラック36に噛合されてスライド底板31をY軸方向に移動駆動する駆動ギヤ37と、スライド底板31のY軸方向の両端にそれぞれ立設された支柱32、32と、その支柱32、32間に架設されたトーチ保持具装填部40と、トーチ保持具装填部40に装填される多数のトーチ保持具50と、トーチ保持具50を昇降するトーチ保持具昇降機構60とを備えている。
【0020】
トーチ保持具装填部40は、角筒状を成し、一対の支柱32、32間に架設され、上下に貫通した装填孔41aがY軸方向に沿って定間隔で多数形成された装填ボックス41と、装填ボックス41の内部の各装填孔41aに対応する位置にそれぞれ配置され、装填孔41aの孔軸を中心とした装填孔42aを有し、装填孔41aの孔軸を中心として回転自在な装填ギヤ42と、各装填孔41aの上下からそれぞれ挿入され、装填ギヤ42を回転自在に挟持する支持筒43、43と、各装填ギヤ42、42間を連動させる多数の連結ギヤ45と、Y軸方向の一端(図3矢印A方向の端)の装填ギヤ42を駆動する駆動ギヤ47及び駆動ギヤ47を回転駆動する駆動モータ49とからなっている。また、各装填ギヤ42は、その装填孔42aの孔壁に突設されたキー42bを有している。
【0021】
トーチ保持具40は、装填ボックス41の装填孔41aの上方から挿入され、装填ギヤ42の装填孔42aを貫通して、装填ボックス41の装填孔41aの下方から突出される昇降軸51と、昇降軸51の上部に嵌合固設され、装填ボックス41の上面に係止されるカップ状の下スプリング受け54と、下スプリング受け54内部に挿入され支持されたコイルバネ等のスプリング55と、スプリング55の上端に嵌着された環状の上スプリング受け56と、上スプリング受け56内部に挿入され支持されたカップ状のトーチ保持部57とを備えている。
【0022】
図4に示すように、昇降軸51は、その外面に軸線CT3に沿って延在されるキー溝51aを有しており、このキー溝51aは、図3に示す装填ギヤ42のキー42bに昇降軸51が昇降自在に係合され、昇降軸51の軸線CT3回りの回転を阻止するものである。図4に示すように、下スプリング受け54は、その中心に昇降軸51の上部が貫通され固設されたドーナツ円板状の底板52と、底板52の外周面に嵌合されて固設され、上方に突設された円筒状の周壁53とからなっており、その周壁53は、昇降軸51の軸線に一致したトーチ保持具50の軸線CT3を中心としている。また、スプリング55及びトーチ保持部57も、常態においてその軸線CT3を中心としている。
【0023】
トーチ保持部57は、常態において軸線CT3を中心とした円筒状の周壁57aと、周壁57aの上端開放縁に図5のように四箇所、等ピッチで周設され、図1に示すようにプラズマトーチ1の嵌合凹部5bに嵌合される嵌合突起57bと、図4に示すように周壁57aの下端内部に設けられた底部57cと、図6に示すように底部57cの中央に貫通形成された鍵穴57dとを備えている。
【0024】
鍵穴57dは、昇降軸51の上端部が挿入される円形の中央部57eと中央部57eから昇降軸51に直交する方向(即ち軸線CT3に直交する方向)の双方向にそれぞれ形成された係止部57f、57fとからなっている。
【0025】
また、トーチ保持具50は、昇降軸51の上端部に軸線CT3に直交する方向に貫通して固設され、鍵穴57dの係止部57f、57fに配置されて、昇降軸51に対するトーチ保持部57の軸線CT3回りの回転を阻止する回転止め棒58と、図4に示すように昇降軸51の上端面に固設され、トーチ保持部57の底部57cの上面を軸線CT3に直交する方向に相対移動自在に係止するカップ受け59とを備えている。
【0026】
図3に示すように、トーチ保持具昇降機構60は、X軸方向移動駆動機構21のスライド板23に対してY軸方向の移動を拘束されると共に上下に移動自在に設けられ、トーチ保持具装填部40の装填孔41aに装填されたトーチ保持具50の昇降軸51の下端とスライド底板31との間に配置される昇降板61と、その昇降板61を上下に移動駆動するエアシリンダ等の昇降駆動装置(図示略)とからなっている。
【0027】
図2のプラズマ切断機100は以上のような構成を有するので、そのプラズマ切断機本体10のトーチ装着部11に対するプラズマトーチ1の着脱及び交換を以下のように確実に行なうことができる。
【0028】
まず、トーチ装着部11に対するプラズマトーチ1の装着について説明する。尚、本実施形態では、図3に示すようにトーチ格納装置80の多数のトーチ保持具50の全てにプラズマトーチ1が装填され、且つ、図2のプラズマ切断機本体10のトーチ装着部11にはプラズマトーチ1が装着されておらず、トーチ装着部11の軸線CT1が鉛直下方に向けられた状態を開始前状態とする。
【0029】
まず、図示しない装着開始スイッチを入れると、図3に示すように、トーチ格納装置80の駆動ギヤ37が回転駆動され、スライド底板31がY軸方向(図中矢印A、B方向)に移動されるに伴い、トーチ保持具50がY軸方向(図中矢印A、B方向)に移動される。この際、トーチ保持具50は、昇降板61に対してY軸方向(図中矢印A、B方向)に移動されることとなる。そして、先頭のトーチ保持具50、即ち、図中右端のトーチ保持具50の昇降軸51の直下に昇降板61が配置されるように位置決めされる。
【0030】
次に、図2に示すY軸方向移動駆動機構25が起動され、プラズマ切断機本体10が図中矢印A方向に移動され、そのトーチ装着部11がトーチ格納装置80の昇降板61の鉛直上方に位置決めされる。昇降板61の直上には、図3に示すように先頭のトーチ保持具50及びそのトーチ保持具50に装填されたプラズマトーチ1が位置しているので、その先頭のプラズマトーチ1をトーチ装着部11の直下に位置させることができる。
【0031】
次に、図3に示す昇降板61が起動され上昇される。すると、昇降板61は、トーチ保持具50の昇降軸51の下端を押し上げ、トーチ保持具50の上部のトーチ保持部57に装填されたプラズマトーチ1が上昇し、プラズマトーチ1の着脱部2gは、図7に示すようにプラズマ切断機本体10のトーチ装着部11に挿入され、トーチ装着部11の軸線CT1とプラズマトーチ1の軸線CT2が一致される。
【0032】
本実施形態では、この挿入の当初において、図8に示すように、プラズマトーチ1の軸線CT2に対してトーチ装着部11の軸線CT1が傾斜している場合や、図13に示すように、プラズマトーチ1の軸線CT2に対してトーチ装着部11の軸線CT1が平行にずれている場合にも、プラズマトーチ1の挿入完了時には、以下のようにして、その軸線CT2をトーチ装着部11の軸線CT1に一致させることができる。
【0033】
まず、挿入の当初において、図8に示すようにプラズマトーチ1の軸線CT2に対してトーチ装着部11の軸線CT1が傾斜している場合には、プラズマトーチ1の着脱部2gの外面の傾斜側(図8右側)が、トーチ装着部11の嵌合筒部12の開放端部或いはガイド筒14の下端の案内面14aに接触されると共に、プラズマトーチ1の着脱部2gの装着凹部2aの開放端の傾斜側(図8右側)が、トーチ装着部11の接続ノズル15のウォータジャケット部15bの外周面15cに当接される。そして、この状態でプラズマトーチ1は、更にその軸線CT2方向に移動される。
【0034】
すると、プラズマトーチ1には、ウォータジャケット部15bの外周面15cから着脱部2gの装着凹部2aの開放端の傾斜側(図8右側)に加わる反力と、嵌合筒部12の開放端部或いはガイド筒14の下端の案内面14aから着脱部2gの外面の傾斜側(図8右側)に加わる反力とにより、その軸線CT2をトーチ装着部11の軸線CT1に一致させる方向にモーメントが生じる。
【0035】
ここで、図1に示すように、プラズマトーチ1は、スプリング55により支持されたトーチ保持部57に装着されているので、そのモーメント方向に傾斜自在である。
【0036】
従って、プラズマトーチ1は、図8、図9、図10、図11に示すように、その図番の順で、軸線CT2をトーチ装着部11の軸線CT1に一致させる方向に傾かせながら挿入されていく。そして、挿入完了時には、図7に示すように、プラズマトーチ1の軸線CT2とトーチ装着部11の軸線CT1とを一致させることができる。また、挿入当初においては、図8に示すトーチ装着部11の案内面14aとプラズマトーチ1自身の案内面2fが、プラズマトーチ1或いはトーチ装着部11に接触して、プラズマトーチ1が、トーチ装着部11の軸線CT1方向に案内されるので、その挿入を円滑に行なうことができる。
【0037】
また、挿入完了時には、図7に示すようにウォータジャケット部15bの外周面15cに三段に設けられたOリング16、17、18が、プラズマトーチ1の装着凹部2aを付勢することにより、プラズマトーチ1の軸線CT2とトーチ装着部11の軸線CT1との一致が保持される。尚、この挿入完了時とは、保持ナット5の雌ねじ5aとトーチ装着部11の雄ねじ13とが螺合される直前の状態である。
【0038】
次に、図13に示すように、挿入の当初において、プラズマトーチ1の軸線CT2に対してトーチ装着部11の軸線CT1が平行にずれている場合には、プラズマトーチ1の着脱部2gの上端外面の案内面2fが、トーチ装着部11の嵌合筒部12の内面の下端に接触する。ここで、案内面2fは、上方に向けて先細りのテーパー状を成しているので、更に挿入していくと、図14に示すように、案内面2fに案内されて、プラズマトーチ1は、その軸線CT2をトーチ装着部11の軸線CT1に一致させる方向に付勢される。
【0039】
ここで、図12に示すように、プラズマトーチ1は、スプリング55により支持されたトーチ保持部57に装着されているので、その付勢方向に移動自在である。
【0040】
そして、更に挿入していくと、図15に示すトーチ装着部11のガイド筒14の下端のテーパー状の案内面14aに案内されて、プラズマトーチ1は、その軸線CT2を図16に示すように更にトーチ装着部11の軸線CT3に一致させる方向に移動される。そして、挿入完了時には、図7に示すようにプラズマトーチ1の軸線CT2とトーチ装着部11の軸線CT1とを一致させることができる。
【0041】
また、挿入完了時には、上記同様Oリング16、17、18により、プラズマトーチ1の軸線CT2とトーチ装着部11の軸線CT1との一致が保持される。
【0042】
以上二つの場合のいずれにしても、挿入が完了すると、図3に示すトーチ格納装置80の駆動モータ49が起動され、駆動ギヤ47が正回転される。すると、駆動ギヤ47の正回転に連動して、各装填ギヤ42が、連結ギヤ45を介して正方向に回転する。ここで、各装填ギヤ42と昇降軸51は、装填ギヤ42のキー42bと昇降軸51のキー溝51aとで係合されているので、昇降軸51が上方に移動した状態でも、キー42bとの係合は解除されない。よって、その昇降軸51も正回転し、その正回転に伴って、図4に示す下スプリング受け54も正回転し、スプリング55、上スプリング受け56を介してトーチ保持部57も正回転する。尚、トーチ保持部57は、その底部57cに形成された鍵穴57dと、昇降軸51の上端に固設された回転止め棒58との係合により昇降軸51の正回転と共に正回転する。また、図1に示すようにトーチ保持部57とプラズマトーチ1の保持ナット5とは、互いに対応する位置に配されたトーチ保持部57の嵌合突起57bと保持ナット5の嵌合凹部5bとで嵌合されているので、一体に正回転することができる。
【0043】
そして、トーチ保持部57に装填された状態で、図11又は図16に示すようにトーチ装着部11に挿入されたプラズマトーチ1は、その保持ナット5を正回転させながら、更に上方に移動される。すると、プラズマトーチ1の保持ナット5の雄ねじ5aが、図7に示すようにトーチ装着部11の雌ねじ13に螺合され、プラズマトーチ1がトーチ装着部11に装着される。
【0044】
従って、本実施形態では、トーチ装着部11に対するプラズマトーチ1の装着に際して、挿入当初にトーチ装着部11の軸線CT1とプラズマトーチ1の軸線CT2とが一致してないくとも、挿入と共にトーチ装着部11の軸線CT1とプラズマトーチ1の軸線CT2とを一致させることができるので、装着不良を防止することができる。
【0045】
また、その後、図3に示すトーチ格納装置80の昇降板61が下降駆動され、それに伴って、空になったトーチ保持具50が下降し、元の位置に戻される。
【0046】
次に、プラズマトーチ1に内蔵されたプラズマアーク発生用の電極(図示略)の損耗等の理由で、上記のように装填されたプラズマトーチ1を交換しなければならなくなった場合について説明する。尚、引き続き昇降板61は、空になった先頭のトーチ保持具50の昇降軸51の直下に配置されていることとする。
【0047】
まず、交換開始スイッチ(図示略)を入れると、図2に示すY軸方向移動駆動機構25が起動され、プラズマ切断機本体10が図中矢印A方向に移動され、そのトーチ装着部11がトーチ格納装置80の昇降板61の鉛直上方、即ち、先頭のトーチ保持具50の鉛直上方に位置決めされる。
【0048】
次に、図3に示す昇降板61が上昇駆動され、その昇降板61がトーチ保持具50の昇降軸51の下端を押し上げる。すると、トーチ保持具50が上昇し、そのトーチ保持部57が、図7に示すプラズマ切断機本体10のトーチ装着部11に装着されているプラズマトーチ1の下部に例えば図1に示すように嵌合される。
【0049】
この際、上述のようにトーチ保持具50のトーチ保持部57は、スプリング55を介して昇降軸51に固定された下スプリング受け54に支持されているので、トーチ保持部57は、昇降軸51の中心を通る軸線CT3に対して傾斜することができると共に、図12に示すように軸線CT3に直交する方向に移動自在である。
【0050】
従って、図7に示すトーチ装着部11に装着されたプラズマトーチ1の軸線CT2が、図1に示すようにトーチ保持具50の軸線CT3に対して傾斜していても、図12に示すようにそのプラズマトーチ1の軸線CT2が、トーチ保持具50の軸線CT3が平行にずれていても、プラズマトーチ1の下部が、トーチ保持部57に挿入され、嵌合していくにつれて、トーチ保持部57が、プラズマトーチ1の軸線CT2を中心線とするように傾斜或いは移動される。よって、トーチ保持部57に対するプラズマトーチ1の装着不良を防止することができる。尚、トーチ保持部57へのプラズマトーチ1の挿入の際には、プラズマトーチ1のテーパー状のノズル部3がガイドとなるので、その挿入を円滑に行なうことができる。
【0051】
また、この装着の際に、トーチ保持部57の嵌合突起57bとプラズマトーチ1の保持ナット5の嵌合凹部5bとが嵌合される。
【0052】
そこで、図3に示すトーチ格納装置80の駆動モータ49が起動され、その駆動ギヤ47を逆回転させる。すると、その駆動ギヤ47に連動して、各装填ギヤ42が逆方向に回転する。そして、この装填ギヤ42の逆回転と共に先頭のトーチ保持具40、及びそのトーチ保持具40に装着されたプラズマトーチ1の保持ナット5が逆回転する。すると、図7に示す保持ナット5は、螺合されていたトーチ装着部11の嵌合筒部12の雄ねじ13から離脱される。これにより、プラズマトーチ1とトーチ装着部11との係合を解除することができる。
【0053】
次に、図3に示すトーチ格納装置80の昇降板61が下降駆動され、それに伴って、使用済みのプラズマトーチ1が装填されたトーチ保持具50が下降し、元の位置に戻される。以上のようにして図2のトーチ装着部11に対するプラズマトーチ1の取り外しを行なうことができる。
【0054】
トーチ装着部11に対するプラズマトーチ1の取り外しが完了すると、次に、図3に示す昇降板1を二番目(図中右端から二番目)のトーチ保持具50の直下に位置決めするように、トーチ格納装置80の駆動ギヤ37が回転駆動され、スライド底板31と共にトーチ保持具50が移動位置決めされる。そして、この後、上述のトーチ装着部11に対するプラズマトーチ1の装着の手順に従って、二番目(図3左端から二番目)のトーチ保持具50に装填されていたプラズマトーチ1が、図2のプラズマ切断機本体10のトーチ装着部11に取り付けられる。このように、本実施形態のプラズマ切断機100では、プラズマトーチ1の交換を容易且つ迅速且つ確実に行なうことができる。また、プラズマ切断機100では、図7に示すトーチ装着部11にプラズマトーチ1を着脱する際に、図4のトーチ保持部57を支持しているスプリング55により、図7のトーチ装着部11に対するプラズマトーチ1の衝撃を緩和することができるので、芯ずれや余分な外力等を吸収することができ、トーチ装着部11に対するプラズマトーチ1の着脱不良を防止できる。
【0055】
尚、上記実施形態では、プラズマ加工機としてプラズマ切断機100を示して説明したが、プラズマ溶接機であってもよい。また、弾性部材としてのスプリング55には、多数の棒状のバネ、或いは板状のバネを用いてもよい。また、上記実施形態では、トーチ保持部57をトーチ装着部11に接近、離間させてプラズマトーチ1を着脱する構成としたが、トーチ装着部11をトーチ保持部57に接近、離間させる構成としてもよい。
【0056】
【発明の効果】
本発明の第一の発明のプラズマ加工機によれば、弾性部材により、トーチ保持部はトーチ装着部に対して双方の軸線を一致させる方向に移動自在であるので、取り付け時には、トーチ保持部に保持されたプラズマトーチと、トーチ装着部との嵌合と共に、プラズマトーチは双方の軸線を一致させる方向に移動される。よって、装着不良を防止することができる。
【0057】
また、取り外し時には、トーチ装着部に装着されたプラズマトーチと、トーチ保持部との嵌合と共に、トーチ保持部が双方の軸線を一致させる方向に移動されるので、トーチ保持部に対するプラズマトーチの装着不良も防止できる。また、着脱時には、弾性部材により、トーチ装着部に対するプラズマトーチの衝撃を緩和することができ、上記芯ずれや余分な外力等を吸収することができる。よって、トーチ装着部に対するプラズマトーチの着脱不良を防止できる。
また、トーチ装着部と、トーチ保持具の昇降軸に配置されたトーチ保持部が、ともにプラズマトーチ交換装置の所定位置(昇降板の鉛直上方)にて位置決めされ、昇降板の昇降によって昇降軸に配置されたトーチ保持部が昇降して、トーチ装着部とプラズマトーチの軸線が一致されるので、トーチ装着部に対するプラズマトーチの着脱及び交換を確実に行なうことができる。
【0058】
本発明の第二の発明のプラズマトーチによれば、トーチ保持部に装填されたプラズマトーチは、保持ナットの嵌合凹部がトーチ保持部の嵌合突起と嵌合自在とされ、トーチ保持部の昇降軸が正回転、上昇することで、保持ナットの雄ねじとトーチ装着部の雌ねじを螺合させて、プラズマトーチをトーチ装着部に取付けることができる。
また、トーチ装着部に装着されたプラズマトーチの保持ナットの嵌合凹部に、トーチ保持部の嵌合突起を嵌合させ、昇降軸が逆回転することで、プラズマトーチをトーチ装着部から取り外すことができる。
【0059】
本発明の第三の発明のプラズマトーチによれば、トーチ装着部の開放端部には、プラズマトーチをトーチ装着部の軸線に向けて案内する案内面が形成され、プラズマトーチの着脱部には、その着脱部をトーチ装着部の軸線に向けて案内する案内面が形成されているので、取り付け時には、プラズマトーチとトーチ装着部との心合わせが促進される。よって、装着不良の防止効果をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るプラズマ切断機の一実施形態の要部を示す図である。
【図2】 本発明に係るプラズマ切断機の全体構成を示す図である。
【図3】 図2のプラズマトーチ切断機のトーチ格納装置を示す図である。
【図4】 図3のトーチ格納装置のトーチ保持具を示す正面図である。
【図5】 図4のトーチ保持具のトーチ保持部を示す平面図である。
【図6】 図4のトーチ保持部のA1−A2断面を矢印方向に見た図である。
【図7】 図2のプラズマ切断機のトーチ装着部とプラズマトーチとの装着状態を示す図である。
【図8】 図7のトーチ装着部の軸線に対してプラズマトーチの軸線が斜めに挿入された場合の装着過程を示す図であり、その第一過程を示す。
【図9】 図7のトーチ装着部の軸線に対してプラズマトーチの軸線が斜めに挿入された場合の装着過程を示す図であり、その第二過程を示す。
【図10】 図7のトーチ装着部の軸線に対してプラズマトーチの軸線が斜めに挿入された場合の装着過程を示す図であり、その第三過程を示す。
【図11】 図7のトーチ装着部の軸線に対してプラズマトーチの軸線が斜めに挿入された場合の装着過程を示す図であり、その第四過程を示す。
【図12】 図4のトーチ保持具のトーチ保持部の挙動を示す図である。
【図13】 図7のトーチ装着部の軸線に対してプラズマトーチの軸線が平行にずれて挿入された場合の装着過程を示す図であり、その第一過程を示す。
【図14】 図7のトーチ装着部の軸線に対してプラズマトーチの軸線が平行にずれて挿入された場合の装着過程を示す図であり、その第二過程を示す。
【図15】 図7のトーチ装着部の軸線に対してプラズマトーチの軸線が平行にずれて挿入された場合の装着過程を示す図であり、その第三過程を示す。
【図16】 図7のトーチ装着部の軸線に対してプラズマトーチの軸線が平行にずれて挿入された場合の装着過程を示す図であり、その第四過程を示す。
【符号の説明】
1 プラズマトーチ
2f 案内面
2g 着脱部
11 トーチ装着部
14a 案内面
25 Y軸方向移動駆動機構(プラズマトーチ交換装置)
55 スプリング(弾性部材)
57 トーチ保持部
80 トーチ格納装置(プラズマトーチ交換装置)
100 プラズマ切断機(プラズマ加工機)
CT1 軸線

Claims (3)

  1. トーチ装着部に嵌合装着されて使用されるプラズマトーチを保持するトーチ保持部を有し、該トーチ保持部を前記トーチ装着部に相対的に接近させて、該トーチ装着部に対して前記プラズマトーチを着脱するプラズマトーチ交換装置を具備するプラズマ加工機において、
    前記トーチ保持部は、プラズマトーチ交換装置の所定位置にて昇降自在とされた昇降軸に、弾性部材を介して、傾斜、及び直交方向への移動が自在に支持されるとともに、前記弾性部材の内周側に配置され、前記トーチ保持部に嵌挿されたトーチの軸線と前記トーチ保持部の軸線を一致させる方向に移動することを特徴とするプラズマ加工機。
  2. 請求項1記載のプラズマ加工機であって、前記トーチ保持部には、プラズマトーチに設けられた嵌合凹部と嵌合するための嵌合突起が設けられるとともに、前記トーチ保持部に装填されたプラズマトーチは、前記昇降軸とともに回転自在とされることを特徴とするプラズマ加工機。
  3. 請求項1又は2記載のプラズマ加工機であって、
    前記トーチ装着部の開放端部には、前記プラズマトーチを前記トーチ装着部の軸線に向けて案内する案内面が形成されるとともに、前記トーチ装着部にプラズマトーチを着脱自在とする前記プラズマトーチの着脱部には、該着脱部を前記トーチ装着部の軸線に向けて案内する案内面が形成されていることを特徴とするプラズマ加工機。
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