JP3707874B2 - 車輌底面検視方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車輌底面検視方法及び装置に関し、特に、車輌の車輌底面下に撮像カメラを案内し、車輌底面の画像をモニタで見ることにより、車輌底面の状態を容易かつ鮮明にみるための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種の車輌底面の検視方法としては、一般に、取手の先端に設けられたミラーを車輌の車輌底面下に案内し、このミラーを介して車輌底面の状況を肉眼で検視していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の車輌底面の検視方法は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。すなわち、ミラーで見る場合には人間がミラーの方をのぞき込まなくてはならず、暗い場合、ミラーが汚れている場合には作業が極めて困難であった。また、検視した内容を画像として記録することができず、証拠を取ることが困難であった。
【0004】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、車輌の底面下に撮像カメラを案内し、車輌底面の画像をモニタで見ることにより、車輌底面の状態を容易かつ鮮明にみるようにした車輌底面検視方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による車輌底面検視方法は、全体形状がコ字型をなす取手に設けられたモニタと、前記取手に接続され長手形状をなす接続棒と、前記接続棒の先端に蝶番部を介して回動自在に接続された箱状のケーシングと、前記ケーシングの底面に設けられた複数のキャスターと、前記ケーシングの上面に設けられた撮像カメラ及び照明部と、前記撮像カメラと前記モニタとを接続し前記接続棒に支持されたケーブルとを備えた車輌底面検視装置を用い、車輌の車輌底面下に前記ケーシングを位置させて前記撮像カメラを案内し、前記撮像カメラで得られた前記車輌底面の画像を前記モニタで認識する方法であり、また、前記モニタ(8)で得られた画像を録画する方法であり、また、本発明による車輌底面検視装置は、全体形状がコ字型をなす取手 (7) に設けられたモニタ (8) と、前記取手 (7) に接続され長手形状をなす接続棒 (6) と、前記接続棒 (6) の先端に蝶番部 (5) を介して回動自在に接続された箱状のケーシング (1) と、前記ケーシング (1) の底面 (1b) に設けられた複数のキャスター (4) と、前記ケーシング (1) の上面 (1a) に設けられた撮像カメラ (2) 及び照明部 (3) と、前記撮像カメラ (2) と前記モニタ (8) とを接続し前記接続棒 (6) に支持されたケーブル (9) とを備え、前記取手 (7) 及び接続棒 (6) を介して前記ケーシング (1) を移動可能とした構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明による車輌底面検視方法及び装置の好適な実施の形態について説明する。
図1において符号1で示されるものは全体形状が四角箱形をなすケーシングであり、このケーシング1にはCCDカメラ等よりなる撮像カメラ2及び照明部3が設けられ、このケーシング1の上面1aには前記撮像カメラ2のレンズ2a及び照明部3が位置し、このレンズ2aの光軸はこの上面1aの面方向と直交して上方に向いている。
【0007】
前記ケーシング1の底面1bには複数のローラ型のキャスター4が設けられ、このケーシング1は車輌(図示せず)の車輌底面下の地上を自在に移動できるように構成されている。前記ケーシング1の一端に設けられた蝶番部5には長手形状の接続棒6が回動自在に軸支されており、この接続棒6の端部には二又状の全体形状がコ字型をなす取手7が形成され、この取手7にはVTRを内蔵したモニタ8が設けられている。この撮像カメラ2とモニタ8とは前記接続棒6に支持されたケーブル9で接続され、モニタ8には電源ケーブル10が接続されている。
【0008】
次に、前述の図1に示される車輌底面検視装置20を用いて図示しない車輌の底面を検視するための動作について述べる。まず、取手7を操作してケーシング1を車輌の底面下に案内して照明部3を点灯させると、この車輌底面が写し出されモニタ8に現出する。従って、作業者はケーシング1をキャスター4を介して移動することにより、広角のレンズ2aを介して車輌底面の画像を鮮明に得ることができ録画も容易にできる。
なお、前述の形態においては、ケーシング1とモニタ8を接続棒6で接続しているが、例えば、各々別体とし、リモコンでケーシング1を移動させることもできる。
【0009】
【発明の効果】
本発明による車輌底面検視方法及び装置は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、移動自在なケーシングに設けた撮像カメラによって車輌の車輌底面を容易かつ確実に映像としてとらえることができ、異物等の検視を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による車輌底面検視装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 ケーシング
2 撮像カメラ
2a レンズ
1a 上面
1b 底面
3 照明部
4 キャスター
6 接続棒
7 取手
8 モニタ
9 ケーブル
20 車輌底面検視装置
Claims (3)
- 全体形状がコ字型をなす取手 (7) に設けられたモニタ (8) と、前記取手 (7) に接続され長手形状をなす接続棒 (6) と、前記接続棒 (6) の先端に蝶番部 (5) を介して回動自在に接続された箱状のケーシング (1) と、前記ケーシング (1) の底面 (1b) に設けられた複数のキャスター (4) と、前記ケーシング (1) の上面 (1a) に設けられた撮像カメラ (2) 及び照明部 (3) と、前記撮像カメラ (2) と前記モニタ (8) とを接続し前記接続棒 (6) に支持されたケーブル (9) とを備えた車輌底面検視装置 (20) を用い、車輌の車輌底面下に前記ケーシング (1) を位置させて前記撮像カメラ(2)を案内し、前記撮像カメラ(2)で得られた前記車輌底面の画像を前記モニタ(8)で認識することを特徴とする車輌底面検視方法。
- 前記モニタ(8)で得られた画像を録画することを特徴とする請求項1記載の車輌底面検視方法。
- 全体形状がコ字型をなす取手 (7) に設けられたモニタ (8) と、前記取手 (7) に接続され長手形状をなす接続棒 (6) と、前記接続棒 (6) の先端に蝶番部 (5) を介して回動自在に接続された箱状のケーシング (1) と、前記ケーシング (1) の底面 (1b) に設けられた複数のキャスター (4) と、前記ケーシング (1) の上面 (1a) に設けられた撮像カメラ (2) 及び照明部 (3) と、前記撮像カメラ (2) と前記モニタ (8) とを接続し前記接続棒 (6) に支持されたケーブル (9) とを備え、前記取手 (7) 及び接続棒 (6) を介して前記ケーシング (1) を移動可能とした構成よりなることを特徴とする車輌底面検視装置。
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JP23928196A JP3707874B2 (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 車輌底面検視方法及び装置 |
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JP23928196A JP3707874B2 (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 車輌底面検視方法及び装置 |
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Family Applications (1)
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JP23928196A Expired - Fee Related JP3707874B2 (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 車輌底面検視方法及び装置 |
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