JP3707037B2 - 樹脂モールド型電気ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、絶縁ケース内に電気部品を組み込んだうえで、そのケース内に絶縁性の樹脂を充填して一体的に形成する樹脂モールド型電気ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の樹脂モールド型電気ユニットにあっては、内部の電気部品からのコードをケースの外部に引き出すに際して、その引出し部分における防水、防塵対策を施すべく、コードの外部引出し部分に熱収縮性のチューブを装着して、そのチューブを加熱収縮させることによってコードの外部引出し部分を密封するようにしている。
【0003】
従来では、コードの外部引出し部分に熱収縮性のチューブを装着するに際して、ケース側にコードの外部引出し口の座を外方に円筒状に突出して設けて、その円筒状の座の径をチューブよりも大きくするか、またはチューブと同一径をもった円筒状の座の周囲の複数箇所に軸方向に延びる形状の突起を設けるようにして、熱収縮性のチューブをその座に圧入することによって装着するようにしている(実開昭59−6881号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、ケース側に設けられたコードの外部引出し部分における円筒状の座の径を熱収縮性のチューブよりも大きくするか、またはチューブと同一径をもった円筒状の座の周囲の複数箇所に軸方向に延びる形状の突起を設けて、チューブをその座に圧入することによって装着するのでは、チューブ径のバラツキもあることなどからして、チューブの抜け方向の抵抗が充分ではなく、ちよっとした引っ張りによってチューブが抜けてしまい、特に量産時の自動化を図るのに不具合になっていることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、コードの外部引出し部分に装着した熱収縮性のチューブを加熱収縮させることによってコードの外部引出し部分を密封するようにした樹脂モールド型電気ユニットにあって、チューブをコードの外部引出し部分に多少の引っ張りによっては抜けることがないように、かつ容易に装着することができるようにするべく、ケース側にコードの外部引出し口の座を外方に突出するように設け、その座に熱収縮性のチューブよりも大きな径をもった環状の段部を形成して、熱収縮性のチューブをその段部に圧入して装着するようにしている。
【0006】
また、本発明は、ケース側に外方に突出するように設けられたコードの外部引出し口の座に、先方が熱収縮性のチューブよりも大きな径をもったテーパー部を形成して、熱収縮性のチューブをそのテーパー部に圧入して装着するようにしている。
【0007】
【実施例】
本発明は、図1および図2に示すように、絶縁ケース1内に電気部品を組み込んだうえで、そのケース1内に絶縁性の樹脂を充填して一体的に形成した樹脂モールド型電気ユニットにあって、内部の電気部品からの複数のコード2(21,22,23)をケース1の外部に引き出すに際して、ケース1側に各コード2の外部引出し口の座3(31,32)を外方に突出するように設け、その各座3に熱収縮性のチューブ5(51,52)よりも大きな径をもった環状の段部4を形成して、熱収縮性のチューブ5をその段部4に圧入してそれぞれの座3に装着するようにしている。
【0008】
ここでは、樹脂モールド型電気ユニットとしてのトランスユニットから高圧コード21および低圧コード22,23がそれぞれ外部に引き出される場合を示しており、1本の高圧コード21が外部引出し口の座31から引き出され、2本の低圧コード22,23が外部引出し口の座32から引き出されるようになっている。
【0009】
また、ここでは、各コード2の外部引出し口の座3に、熱収縮性のチューブ5よりも大きな径で、それぞれ異なる径をもった複数の環状の段部4を、先方ほど径が大きくなるように多段に設けるようにしている。
【0010】
しかして、このような径の異なる複数の環状の段部4が先方ほど径が大きくなるように多段に設けられている各コード2の外部引出し口の座3に熱収縮性のチューブ5を圧入して装着すれば、チューブ5の抜け方向の抵抗が段階的に大きくなり、加熱収縮させる前のチューブ5を座3に強固に保持させることができるようになる。また、チューブ5を座3に装着させるときにあっても、段部4の径が段階的に異なっているので、圧入が容易になる。
【0011】
なお、各コード2の外部引出し口の座3に、熱収縮性のチューブ5よりも大きな径をもった環状の段部4を1つだけ設けても、その座3に装着されたチューブ5の保持を有効に行わせることができることはいうまでもない。
【0012】
また、図3は本発明の他の実施例を示すもので、この場合は、ケース1側にコード2の外部引出し口の座3を外方に突出するように設け、その座3に先方が熱収縮性のチューブ5よりも大きな径をもったテーパー部6を形成して、加熱収縮する前のチューブ5をそのテーパー部6に圧入して装着するようにしている。
【0013】
しかして、このような先方が熱収縮性のチューブ5よりも大きな径をもったテーパー部が設けられているコード2の外部引出し口の座3に熱収縮性のチューブ5を圧入して装着すれば、チューブ5の抜け方向の抵抗が漸次大きくなり、加熱収縮させる前のチューブ5を座3に強固に保持させることができるようになる。また、チューブ5を座3に装着させるときにあっても、テーパー部6の径が徐々に小さくなるので、圧入が容易になる。
【0014】
【効果】
以上、本発明による樹脂モールド型電気ユニットにあっては、ケース側にコードの外部引出し口の座を外方に突出するように設け、その座に熱収縮性のチューブよりも大きな径をもった環状の段部を形成して、熱収縮性のチューブをその段部に圧入して装着するようにしているので、加熱収縮させる前のチューブを座に容易に装着させ、その状態を強固に保持させることができるという利点を有している。
【0015】
また、本発明による樹脂モールド型電気ユニットにあっては、ケース側に外方に突出するように設けられたコードの外部引出し口の座に、先方が熱収縮性のチューブよりも大きな径をもったテーパー部を形成して、熱収縮性のチューブをそのテーパー部に圧入して装着するようにしているので、加熱収縮させる前のチューブを座に容易に装着させ、その状態を強固に保持させることができるという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による樹脂モールド型電気ユニットを示す正面図である。
【図2】同実施例におけるコードの外部引出し口の座に熱収縮性のチューブを装着した状態を示す部分的な斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例による樹脂モールド型電気ユニットを示す正面図である。
【符号の説明】
1 絶縁ケース
21 高圧コード
22 低圧コード
23 低圧コード
31 外部引出し口の座
32 外部引出し口の座
4 段部
5 熱収縮性のチューブ
6 テーパー部

Claims (3)

  1. 絶縁ケース内に電気部品を組み込んだうえで、そのケース内に絶縁性の樹脂を充填して一体的に形成するものであって、電気部品のコードの外部引出し部分に装着した熱収縮性のチューブを加熱収縮させることによってコードの外部引出し部分を密封するようにした樹脂モールド型電気ユニットにおいて、ケース側にコードの外部引出し口の座を外方に突出するように設け、その座に熱収縮性のチューブよりも大きな径をもった環状の段部を形成して、熱収縮性のチューブをその段部に圧入して装着するようにしたことを特徴とする樹脂モールド型電気ユニット。
  2. コードの外部引出し口の座に、熱収縮性のチューブよりも大きな径で、それぞれ異なる径をもった複数の環状の段部を、先方ほど径が大きくなるように多段に設けるようにしたことを特徴とする請求項1の記載による樹脂モールド型電気ユニット。
  3. 絶縁ケース内に電気部品を組み込んだうえで、そのケース内に絶縁性の樹脂を充填して一体的に形成するものであって、電気部品のコードの外部引出し部分に装着した熱収縮性のチューブを加熱収縮させることによってコードの外部引出し部分を密封するようにした樹脂モールド型電気ユニットにおいて、ケース側にコードの外部引出し口の座を外方に突出するように設け、その座に先方が熱収縮性のチューブよりも大きな径をもったテーパー部を形成して、熱収縮性のチューブをそのテーパー部に圧入して装着するようにしたことを特徴とする樹脂モールド型電気ユニット。
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