JP3705944B2 - ディスク装置の制御方法及びディスク装置 - Google Patents

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    • G11B5/5565Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks system adaptation for compensation of variations of physical parameters, e.g. temperature

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はディスク装置のディスク制御方法及びディスク装置に係り、特に、ディスクに記録されたトラックに対してヘッドを追従させつつ、記録再生を行うディスク装置のディスク制御方法及びディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ハードディスクドライブなどの磁気ディスク装置では、同心円状にトラックが形成される。磁気ヘッドは同心円状のトラックを走査して情報の書き込み、読み出しを行う。
このとき、ディスクにはサーボ情報が所定の位置に書き込まれており、磁気ヘッドによりこのサーボ情報を読み取ることにより、走査位置を検出し、所望のトラックを走査するように制御される。
【0003】
ハードディスクドライブなどでは、ディスクは通常スピンドルモータに固定された後、サーボ情報が書き込まれる。このため、通常、ディスクの回転中心とトラックの中心とは一致する。
しかしながら、温度の変動やディスクの経時的な変化により、ディスクの回転中心とトラックの中心とが一致しなくなる、いわゆる、偏心が生じる。近年、ディスクへの記録密度が高まっており、ディスクのわずかな偏心で磁気ヘッドがトラックを追従できなくなる。
【0004】
このため、従来、ディスクの偏心を検出して、偏心によるトラッキングのずれを補償する制御が行われている。ディスクの偏心によるトラッキングずれを補償する方法として本出願人は特願平10−28162号を提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、特願平10−28162号に示す従来のディスクの偏心を補償する方法では、トラックの偏心を検出した位置での偏心量の平均値をメモリに記憶し、記憶した偏心量の平均値に応じてVCMを制御し、トラッキング制御を行っていた。このとき、通常の偏心であれば、1回転に1周期程度の偏心量の変動ですむが、高記録密度化に伴い、1回転に2周期以上の高周波数の成分の補正も必要となっている。
【0006】
しかし、高周波数になると、補正値をそのまま指示値に加算するだけでは、補正制御に位相遅れが発生し、正常に補正が行えない等の問題点があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、偏心に対して正確な補償が行えるディスク制御方法及びディスク装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ヘッドによりディスク上の所定のトラックを走査して情報を記録再生するディスク装置の制御方法において、ヘッドの前記トラックに対する位置ずれ量を、所定の周波数成分毎に、検出し、検出された位置ずれ量を、所定の周波数成分毎に、設定された位相だけ進め、位相が進められた位置ずれ量に各々その影響を小さくする係数を乗算した位置ずれ量を前回位置ずれ量に順次に加算し、位置ずれ補正量記憶手段に記憶し、位置ずれ補正量記憶手段に記憶された位置ずれ量をヘッドの位置を指示する指示値に加算して、ヘッドの移動を制御することを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、ヘッドの前記トラックに対する位置ずれ量を、所定の周波数成分毎に、検出し、検出された位置ずれ量を、所定の周波数成分毎に、設定された位相だけ進め、位相が進められた位置ずれ量に各々その影響を小さくする係数を乗算した位置ずれ量を前回位置ずれ量に順次に加算し、位置ずれ補正量記憶手段に記憶し、位置ずれ補正量記憶手段に記憶された位置ずれ量をヘッドの位置を指示する指示値に加算して、ヘッドの移動を制御することにより、比較的簡単な構成で正確、かつ、安定して制御が可能となる。
【0011】
ここで、サーボフレームについて説明する。
図2は本発明の一実施例の磁気ディスクのサーボフレームの構成図を示す。図2(A)は磁気ヘッド18が記録トラック11の中心を走査している場合、図2(B)は磁気ヘッド18が磁気ディスク10の内周側にずれている場合、図2(C)は磁気ヘッド18が磁気ディスク10の外周側にずれている場合を示す。また、図2(D)は磁気ヘッド18が記録トラック11の中心を走査している場合の信号波形、図2(E)は磁気ヘッド18が磁気ディスク10の内周側にずれている場合の信号波形、図2(F)は磁気ヘッド18が磁気ディスク10の外周側にずれている場合の信号波形を示す。
【0012】
サーボフレーム15は、中心が記録トラック11の中心Fに対して半径方向(矢印A1方向)に変位した第1のサーボマーカ16及び中心が記録トラック11の中心Fに対して半径方向(矢印A2方向)に変位した第2のサーボマーカ17から構成される。
図2(A)に示すように磁気ヘッド18の中心が記録トラック11の中心Fと一致していれば、磁気ヘッド18が記録トラック11を走査すると、磁気ヘッド18は第1のサーボマーカ16と第2のサーボマーカ17とを均等に走査するので、再生信号は図2(D)に示すように第1のサーボマーカ16を再生することにより得られる第1の再生信号と第2のサーボマーカ17を再生することにより得られる第2の再生信号との信号レベルはほぼ同一となり、連続した波形となる。
【0013】
また、図2(B)に示すように磁気ヘッド18の中心が記録トラック11の中心Fから磁気ディスク10の半径内周方向(矢印A1方向)にずれていると、磁気ヘッド18が記録トラック11を走査すると、磁気ヘッド18は第1のサーボマーカ16を走査する領域が多くなり第2のサーボマーカ17を走査する領域が少なくなるので、再生信号は図2(E)に示すように第1のサーボマーカ16を再生することにより得られる第1の再生信号の信号レベルは大きく、第2のサーボマーカ17を再生することにより得られる第2の再生信号の信号レベルは小さくなる。
【0014】
さらに、図2(C)に示すように磁気ヘッド18の中心が記録トラック11の中心Fから磁気ディスク10の半径外周方向(矢印A2方向)にずれていると、磁気ヘッド18が記録トラック11を走査したとき、磁気ヘッド18は第1のサーボマーカ16を走査する領域が少なく、第2のサーボマーカ17を走査する領域が多くなるので、再生信号は図2(F)に示すように第1のサーボマーカ16を再生することにより得られる第1の再生信号の信号レベルは小さく、第2のサーボマーカ17を再生することにより得られる第2の再生信号の信号レベルは大きくなる。
【0015】
以上のように磁気ヘッド18のトラッキングに応じて再生信号の第1の再生信号と第2の再生信号とで信号レベルに差が生じるため、第1の再生信号と第2の再生信号との信号レベル差に応じて磁気ヘッド18と記録トラック11とのずれ量を検出し、検出したずれ量に応じて磁気ヘッド18を変位させることで、トラッキングが行われる。
【0016】
ここで、図1に示すようにトラック中心COから距離eだけずれた回転中心ROを中心に磁気ディスク10が回転する場合を考える。
図3に本発明の一実施例の磁気ディスクの偏心を説明するための図を示す。図3は、磁気ディスク10の回転中心ROと記録トラックの中心COとがずれたときの状態を示している。
【0017】
磁気ヘッド18の軌跡は、記録トラック11から偏心したヘッド軌跡偏心円TRを描く。各セクタ12では図3に示すように目標とする記録トラック11に対して磁気ヘッド18のヘッド軌跡TRがずれ量qだけディスクの半径方向にずれている。
ここで、任意の出発点から磁気ディスク10が1回転する際に、ディスク中心角θの変化に応じてずれ量qの変化を測定すると、所定の波形q(θ)が得られる。
【0018】
図4は本発明の一実施例のずれ量のディスク回転に対する特性図を示す。
ずれ量qは、例えば、図4に示すように磁気ディスク10の回転角θに対して波形q(θ)となるような波形が得られる。このとき、波形q(θ)の周波数が高くなると実際の磁気ヘッドの補正が波形q(θ)に追従できなくなる。
このため、本実施例では位相変換部を設け、補正値を所定の位相だけ進めることにより補正が正確に追従できる構成とした。
【0019】
次に本実施例の構成について説明する。
図5は本発明の一実施例のブロック構成図を示す。
本実施例の磁気ディスク装置100は、磁気ディスク101、スピンドルモータ102、磁気ヘッド103、キャリッジ104、ボイスコイルモータ(VCM)105、変復調回路106、サーボ回路107、DAC(Digital Analog Converter)108、パワーアンプ109から構成される。
【0020】
磁気ディスク101は、回転中心COがスピンドルモータ102の回転軸110に固定される。スピンドルモータ102は、回転軸110を回転させることにより磁気ディスク101を回転させる。
磁気ヘッド103は、キャリッジ104に固定され、磁気ディスク101に対向して配置される。キャリッジ104は、VCM105に固定されている。VCM105は、ヘッドキャリッジ104を磁気ディスク101の半径方向に移動させるとともに、磁気ヘッド103が磁気ディスク101上に形成された所定の記録トラックに追従するように変位させる。
【0021】
磁気ヘッド103は、変復調回路106に接続されており、変復調回路106から供給された書き込み信号に応じて磁気ディスク101に磁気的に作用して磁気ディスク101に情報を書き込むとともに、磁気ディスク101から情報を読み出し、変復調回路106に供給する。
変復調回路106は、磁気ヘッド103で読み取られた信号から位置信号Pを読み出し、サーボ回路107に供給する。サーボ回路107は、変復調回路106から供給された位置信号P及び外部から供給される位置決め指示に応じてVCM105を制御する電流指示値Cを生成し、出力する。
【0022】
サーボ回路107から出力された電流指示値Cは、DAC108に供給される。DAC108は、サーボ回路107から供給された電流指示値Cをアナログ信号に変換する。DAC108で変換されたアナログ信号は、パワーアンプ109に供給される。
パワーアンプ109は、DAC108から供給されたアナログ信号を増幅して、VCM105に供給する。VCM105は、パワーアンプ109から供給される電流に応じて前述したように磁気ヘッド103が磁気ディスク101上の所定の記録トラックを走査するように駆動される。
【0023】
次に、本実施例の要部であるサーボ回路107について説明する。
図6は本発明の一実施例のサーボ回路のブロック構成図を示す。
サーボ回路107は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)から構成される。サーボ回路107は、機能的にはコントローラ111、目標位置設定部112、位置誤差計算部113、位置ずれ補正部114−1〜114−n、加算器115から構成される。
【0024】
コントローラ111は、外部から位置決め指令が供給され、供給された位置決め指令に応じた指示値を出力する。また、コントローラ111は、変復調回路106に接続されており、現在の磁気ディスク101上における磁気ヘッド103の走査位置の情報が供給される。
目標位置設定部112は、コントローラ111と接続されており、コントローラ111から供給された位置決め指令に応じた目標トラックの位置に対応した目標位置情報を保持し、保持した目標位置情報を位置誤差計算部113に供給する。
【0025】
位置誤差計算部113は、目標位置設定部112に設定された目標位置情報と変復調回路106から供給される現在位置情報とを差、すなわち、現在位置の目標位置からの誤差である位置誤差情報eを算出する。位置誤差算出部113で算出された位置誤差情報eは、コントローラ111及び位置ずれ補正部114−1〜114−nに供給される。位置ずれ補正部114−1は、位置誤差情報eの周波数f1成分の誤差を補正する補正値を生成する。位置ずれ補正部114−2は、位置誤差情報eの周波数f2成分の誤差を補正する補正値を生成する。同様に、位置ずれ補正部114−nは、位置誤差情報eの周波数fn成分の誤差を補正する補正値を生成する。位置ずれ補正部114−1は、位置誤差情報eの周波数の一次成分の補正値を生成する。位置ずれ補正部114−2は、位置誤差情報eの周波数の二次成分の補正値を生成する。・・・位置ずれ補正部114−nは、位置誤差情報eの周波数のn次成分の補正値を生成する。
【0026】
位置ずれ補正部114−1〜114−nで生成された補正値は、加算器115に供給される。加算器115は位置ずれ補正部114−1〜114−nで生成された補正を加算し、コントローラ111から出力された指示値に加算し、DAC108に供給する。
ここで、位置ずれ補正部114−1〜114−nについて詳細に説明する。
【0027】
位置ずれ補正部114−1〜114−nは、位置ずれ量測定部116、位相変換部117、位置ずれ補正量記憶部118、位置ずれ補正値計算部119から構成される。
位置ずれ測定部116は、位置誤差情報eのうち周波数f1〜fn成分のいずれかの周波数成分の位置誤差情報e1〜enを測定し、位置誤差情報e1〜enに応じた変数a、bを検出する。位置ずれ測定部116で測定、検出された位置情報e1〜enは、位相変換部117に供給される。
【0028】
位相変換部117は、位置ずれ測定部116から供給された位置誤差情報e1〜enに応じた変数a、bを予め設定された位相Δθ1〜Δθnだけ変移させる。位相変換部117で位相が変移された位置誤差情報e1〜enは、位置ずれ補正量記憶部118に供給される。
位置ずれ補正量記憶部118は、位相変換部117から供給された位置誤差情報e1〜enを位相変換部117で位相が変移された位置に記憶する。位置ずれ補正量記憶部118に記憶された位置誤差情報e1〜enは、位置ずれ補正値計算部119に供給される。
【0029】
位置ずれ補正値計算部119は、位置ずれ補正量記憶部118に接続されるとともに、コントローラ111に接続される。位置ずれ補正値計算部119は、コントローラ111から供給された位置情報に応じて位置ずれ補正値記憶部118に記憶された位置誤差情報e1〜enを読み出し、位置ずれ補正値として出力する。位置ずれ補正値計算部119から出力された位置ずれ補正値は加算器115に供給される。
【0030】
加算器115は、コントローラ111から供給された指示信号と位置ずれ補正部114−1〜114−nから供給された補正値とを加算して出力する。加算器115で加算された信号は、DAC108に供給される。
次に、磁気ディスク装置100のコマンド処理タスクの処理について説明する。
【0031】
図7は本発明の一実施例のコマンド処理タスクの処理フローチャートを示す。
磁気ディスク装置100は、電源が投入されるとコマンド処理タスクが実行される。
コマンド処理タスクでは、まず、磁気ディスク装置100が待機状態の間、ホストから読み出し命令や書き込み命令が供給されたか否かが監視される(ステップS1−1、S1−2)。
【0032】
ステップS1−1、S1−2で、磁気ディスク装置100に対してデータの読み出し命令が発令されると、シークコマンドが発行される(ステップS1−3)。また、予め設定されたカウント値Pがゼロにリセットされる(ステップS1−4)。
このカウンタは、後述するように偏心ずれ量補正部114−1〜114−nでオン・オフスイッチとして機能する。
【0033】
ステップS1−4で、カウンタのカウント値Pがゼロにリセットされた後、シーク制御が行われる(ステップS1−5)。ステップS1−5のシーク制御によりヘッドが目標とされる記録シリンダに位置決めされると、カウント値Pにカウント数T1がセットされる(ステップS1−6)。このとき、カウント数T1はディスク1回転のセクタ数よりも大きな値に予め設定される。
【0034】
ステップS1−6でカウント値Pがカウント数T1にセットされると、次に、サーボ回路107から出力される指示値Cを用いてオントラック制御を行う(ステップS1−7)。ステップS1−7のオントラック制御により磁気ヘッド103は目標記録トラックに追従する。
ステップS1−7で、オントラック制御が行われた後、磁気ヘッド103の追従により目標記録トラックのデータが読み取り可能か否かが判断される(ステップS1−8)。ステップS1−8で、データが読み出し不可能であれば、再び、シークコマンドを発行し(ステップS1−9)、オフセットシーク制御が実行される(ステップS1−10)。このとき、シークコマンドによりディスク半径方向に微小に磁気ヘッド103を変位される。
【0035】
ステップS1−10で、オフセットシーク制御が実行され、磁気ヘッド103が変位した上で、ステップS1−7に戻り、再びオントラック制御が行われる。
また、ステップS1−8で、データが読み出し可能である場合には、データの読み出しが終了したか否かが判定される(ステップS1−11)。ステップS1−11で、データの読み出しが終了した場合には、ステップS1−1に戻り、待機状態に戻る。
【0036】
また、ステップS1−8で、データの読み出しが終了していなければ、ステップS1−7のオントラック制御に戻る。
以上が磁気ディスク装置100の全体の処理である。
次に、位置ずれ量補正部114−1〜114−nの動作について説明する。
図8は本発明の一実施例の位置ずれ量補正部の動作説明図を示す。
【0037】
位置ずれ量補正部114−1〜114−nによる位置ずれ補正値の計算は、磁気ヘッド103がサーボフレームを通過する毎に行われる。
まず、カウント値Pがゼロであるか否かが判断される(ステップS2−1)。ステップS2−1でカウント値Pがゼロである場合、位置ずれ量補正部114−1〜114−nにより偏心補正値u(N)が算出される。なお、各セクタ番号N毎の偏心補正値u(N)は、余弦波振幅A、正弦波振幅B、位置ずれ補正部114−1〜114−nの段数に基づいて算出される。
【0038】
ステップS2−1でカウント値Pがゼロか否かを判断することにより、カウント値Pがゼロであれば、シーク制御が実施されているものと判断できる。これは、シーク制御時には、磁気ヘッド103が目標トラック以外のトラックを横切るので偏心を検出ことはできない。よって、このようなシーク制御時には位置誤差eの測定は控えられる。
【0039】
このようなときには、位置ずれ量測定部116は、a=0、b=0として出力する。位置ずれ量測定部116から出力されたa、bは、位相変換部117を介して位置ずれ補正量記憶部118に余弦波振幅A及び正弦波振幅Bとして記憶される。位置ずれ補正量記憶部118には、磁気ヘッド103毎の余弦波振幅A及び正弦波振幅Bが記憶される。したがって、発行された読み出し指令で特定される磁気ヘッド103に対応する余弦波振幅A及び正弦波振幅Bを設定すれば、磁気ディスク101のデータ面毎の位置ずれ量eが異なる場合でも、磁気ヘッド103を記録トラックに正確に追従させることができる。
【0040】
シーク制御後であっても、位置ずれ補正量記憶部118には、前回のオントラック制御時に記憶された余弦波振幅A及び正弦波振幅Bは保持される。1つの記録トラックから他の記録トラックに磁気ヘッド103が移動したとしても、磁気ディスク10の偏心量e自体は変化しないはずであるから、前回の余弦波振幅A及び正弦波振幅Bを用いることによって、偏心補正値u(N)が瞬時に切り換えられることが回避され、磁気ヘッド103の変位揺れを排除できる。例えば、工場出荷時には、位置ずれ補正量記憶部118にはA=0、B=0が記憶される。
【0041】
また、余弦波振幅値A及び正弦波振幅値Bは、前回の電源切断時に位置ずれ補正量記憶部118に記憶された内容をそのまま初期値として用いてもよい。こうした初期値は、例えば、不揮発性メモリに記憶される。また、こうした初期値を用いれば、磁気ヘッド103の軌跡を迅速に目標記録トラックに収束することができる。
位置ずれ量補正部114−1〜114−nによる位置ずれ量の計算は、磁気ヘッド103がサーボフレームを通過する毎に行われる。
まず、カウント値Pがゼロであるか否かが判断される(ステップS2−1)。ステップS2−1でカウント値Pがゼロである場合、位置ずれ量補正部114−1〜114−nにより偏心補正値u(N)が算出される。なお、各セクタ番号N毎の偏心補正値u(N)は、余弦波振幅A、正弦波振幅B、位置ずれ補正部114−1〜114−nの段数に基づいて算出される。
【0042】
また、こうした初期値は工場出荷時に位置ずれ量(偏心量)eを測定しておき、測定された偏心量eに基づいて設定されてもよい。偏心量eの測定にあたっては、上位ホストからの指令によって、補正値計算の実行は阻止されることが望ましい。
ただし、シークコマンドが発行される場合でも、図7のステップS1−9及びステップS1−10に示されるオフセットシーク制御には偏心量eの測定を控える必要はない。オフセットシーク制御時には、磁気ヘッド103はすでに目標とされる記録トラックに位置決めされており、複数本の記録トラックを横切ることはないからである。その結果、同じシークコマンドが発行される場合でも、オフセットシーク制御時には、迅速に偏心量eが測定されることとなる。その結果、磁気ヘッド103の軌跡は迅速に目標記録トラックに収束することになる。
【0043】
また、ステップS2−1でカウント値Pがゼロでなければ、シーク制御中ではないと判断され、カウンタをカウントダウン、すなわち、カウント値Pを(P−1)とする(ステップS2−3)。
次に、カウント値Pが1周のセクタ数Sより大きいか否かが判断される(ステップS2−4)。
【0044】
ステップS2−4で、カウント値Pが1周のセクタ数Sより大きければ、ステップS2−2により位置ずれ量補正値計算部119により偏心補正値u(N)を算出する。
また、ステップS2−4で、カウント値Pが1周のセクタ数Sより小さければ、位置ずれ量測定部116により位置ずれ量a、bが測定される(ステップS2−5)。位置ずれ量a、bは、セクタ番号Nに基づいて算出される。
カウント値Pが1周のセクタ数Sより大きい間は、ステップS2−1〜S2−4が繰り返され、位置ずれ量測定部116による位置ずれ量a、bの測定は行われず、位置ずれ量補正値計算部119により偏心補正値が計算され、補正が行われ、磁気ヘッド103の位置の安定が計られ、カウント値Pが1周のセクタ数Sに達し、磁気ヘッド103の位置の安定化が計られてから、位置ずれ量測定部116による位置ずれ量a、bの測定が行われる。
【0045】
位置ずれ量測定部116による位置ずれ量a、bは、式(1)、(2)に示されるように前回の位置ずれ量a、bに今回の測定値を順次に加算することにより計測される。計測された結果は、位相変換部117を介して位置ずれ量記憶部118に記憶される。このとき、位相変換部117では、計測された位置ずれ量a、bの測定値Nに位相ずれ量Δθnを加算した位置に変換されて、位置ずれ補正量記憶部118に記憶する。
【0046】
こうした加算は、カウント値Pがゼロか否かが判定され(ステップS2−6)、カウント値Pがゼロになるまで繰り返される。すなわち、カウント値Pがゼロになるまで、ステップS2−1〜S2−6の処理が繰り返され、その結果ディスク1回転にわたって位置ずれ量a、bの総計が算出され、記憶される。
ステップS2−6で、カウント値Pがゼロになると、位置ずれ量記憶部118に記憶された位置ずれ量a、bは、位置ずれ量補正値計算部119により計数Kが掛け合わされ、前回の余弦波振幅A及び正弦波振幅Bに加算され、位置ずれ補正量記憶部118に記憶される。
【0047】
すなわち、余弦波振幅A及び正弦波振幅Bは、
A+K×a
B+K×b
で算出される(ステップS2−7)。
このように、位置ずれ量a、bに計数Kを掛け合わせて位置ずれ量a、bの影響を縮小して余弦波振幅A及び正弦波振幅Bに加算することにより、余弦波振幅A、正弦波振幅Bが求められる。
【0048】
ステップS2−7で、余弦波振幅A及び正弦波振幅Bが求められると、位置ずれ量a、bは初期化される(ステップS2−8)。
続いて、カウント値Pにカウント数T2が設定される(ステップS2−9)。このカウント数T2はディスク1回転のセクタ数に設定されている。よって、2週目以降は待機時間なしに偏心量の測定が行える。
【0049】
図9は本発明の一実施例の動作説明図を示す。図9(A)は回転周波数と同じ周波数の位置ずれ補正波形、図9(B)は回転周波数の2倍の周波数の位置ずれ補正波形、図9(C)は回転周波数の3倍の周波数の位置ずれ補正波形、図9(D)は位置ずれ合成波形を示す。図9で実線は位相変換後の位置ずれ補正波形、破線は実際に検出された位置ずれ補正波形を示す。
【0050】
位置ずれ補正部114−1では、図9(A)に示すような回転周波数と同じ周波数の位置ずれ補正値が生成される。また、位置ずれ補正部114−2では、図9(B)に示すような回転周波数の2倍の周波数の位置ずれ補正値が生成される。位置ずれ補正部114−2では、図9(C)に示すような回転周波数の3倍の周波数の位置ずれ補正値が生成される。例えば、位置ずれ補正部114−1〜114−nが位置ずれ補正部114−1〜114−3であるとすると、その補正値の合成波形は、図9(D)に示すように位置ずれ補正部114−1〜114−3の補正値を加算した波形となる。
【0051】
このとき、位置ずれ補正部114−1で生成される波形は、図9(A)に破線で示すように実際に算出された補正波形を予め設定された位相差Δθ1だけ進めた波形とされる。また、位置ずれ補正部114−2で生成される波形は、図9(B)に破線で示すように実際に算出された補正波形を予め設定された位相差Δθ2だけ進めた波形とされる。さらに、位置ずれ補正部114−3で生成される波形は、図9(C)に破線で示すように実際に算出された補正波形を予め設定された位相差Δθ3だけ進めた波形とされる。
【0052】
このように、周波数に応じて設定された位相差Δθ1〜Δθ3により各位置ずれ補正部114−1〜114−nで算出された補正波形を進めることにより補正波形の遅れを補償できる。よって、これらの補正波形を図9(D)に示すように合成してコントローラ111からの指示値に加算して磁気ヘッド103を制御することにより、正確な位置制御が行える。
【0053】
なお、本実施例では、位置ずれ補正部114−1〜114−nを並列的に設け、異なる周波数成分の補正波形を得たが、磁気ディスク101の回転に応じて測定周波数、位相を異ならせ、補正波形を得るようにしてもよい。
図10は本発明の他の実施例のブロック構成図を示す。同図中、図6と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0054】
本実施例では、コントローラ211からの指示に応じて位置ずれ補正部212の位置ずれ量測定部213で測定される位置ずれ量の周波数がf1〜fnで順次切り替わる。また、コントローラ211からの指示に応じて位相変換部214で設定される位相がΔθ1〜Δθnで順次切り替わる。
コントローラ211は、磁気ディスク101が所定回転すると、位置ずれ補正部212の位置ずれ量測定部213で測定される位置ずれ量の周波数をf1からf2に切り換えるとともに、位相変換部214で設定される位相がΔθ1からΔθ2で切り換える指示を行う。コントローラ211は、磁気ディスク101がさらに所定回転すると、位置ずれ補正部212の位置ずれ量測定部213で測定される位置ずれ量の周波数をf2からf3に切り換えるとともに、位相変換部214で設定される位相がΔθ2からΔθ3で切り換える指示を行う。上記動作を順次行い周波数f1〜fnの位置ずれ補正波形を得る。
【0055】
本実施例によれば、複数の位置ずれ補正を同時に行う必要がないので、処理の負担を軽減できる。
【0056】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、ヘッドの前記トラックに対する位置ずれ量を、所定の周波数成分毎に、検出し、検出された位置ずれ量を、所定の周波数成分毎に、設定された位相だけ進め、位相が進められた位置ずれ量に各々その影響を小さくする係数を乗算した位置ずれ量を前回位置ずれ量に順次に加算し、位置ずれ補正量記憶手段に記憶し、位置ずれ補正量記憶手段に記憶された位置ずれ量をヘッドの位置を指示する指示値に加算して、ヘッドの移動を制御することにより、比較的簡単な構成で正確、かつ、安定して制御が可能となる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の磁気ディスクのフォーマットを示す図である。
【図2】本発明の一実施例の磁気ディスクのサーボフレームの構成図である。
【図3】本発明の一実施例の磁気ディスクの偏心を説明するための図である。
【図4】本発明の一実施例のずれ量のディスク回転に対する特性図である。
【図5】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図6】本発明の一実施例のサーボ回路のブロック構成図である。
【図7】本発明の一実施例のコマンド処理タスクの処理フローチャートである。
【図8】本発明の一実施例の位置ずれ量補正部の処理フローチャートである。
【図9】本発明の一実施例の動作説明図である。
【図10】本発明の他の実施例のブロック構成図である。
【符号の説明】
100 磁気ディスク装置
10、101 磁気ディスク
102 スピンドルモータ
103 磁気ヘッド
104 キャリッジ
105 VCM
106 変復調回路
107 サーボ回路
108 DAC
109 パワーアンプ
110 回転軸
111 コントローラ
112 目標位置設定部
113 位置誤差計算部
114−1〜114−n、212 位置ずれ補正部
115 加算器
116 位置ずれ量測定部
117 位相変換部
118 位置ずれ補正量記憶部
119 位置ずれ補正値計算部

Claims (4)

  1. ヘッドによりディスク上の所定のトラックを走査して情報を記録再生するディスク装置の制御方法において、
    前記ヘッドの前記トラックに対する位置ずれ量を、所定の周波数成分毎に、検出する位置ずれ量検出手順と、
    前記位置ずれ量検出手順で周波数毎に検出された位置ずれ量を、前記所定の周波数成分毎に、設定された位相だけ進める位相制御手順と、
    前記位相制御手段で周波数成分毎に位相が進められた位置ずれ量に各々その影響を小さくする係数を乗算する係数乗算手順と、
    前記係数乗算手順で係数が乗算された今回の位置ずれ量を前回位置ずれ量に順次に加算し、前記位置ずれ補正量記憶手段に記憶する計算手順と、
    前記位置ずれ補正量記憶手段に記憶された位置ずれ量を前記ヘッドの位置を指示する指示値に加算して、前記ヘッドの移動を制御するヘッド移動制御手順とを有することを特徴とするディスク装置の制御方法。
  2. 記位置ずれ量検出手順及び前記位相制御手順は、前記ディスクの所定回転毎に順次異なる周波数の位置ずれ量を検出し、位相制御することを特徴とする請求項2記載のディスク装置の制御方法。
  3. ヘッドによりディスク上の所定のトラックを走査して情報を記録再生するディスク装置において、
    前記ヘッドの前記トラックに対する位置ずれ量を、所定の周波数成分毎に、検出する位置ずれ量検出手段と、
    前記位置ずれ量検出手段で検出された前記位置ずれ量を、前記所定の周波数成分毎に、所定の位相だけ進める位相制御手段と、
    前記位置ずれ量を記憶する位置ずれ補正量記憶手段と、
    前記位相制御手段で周波数成分毎に位相が進められた位置ずれ量に各々その影響を小さくする係数を乗算した位置ずれ量を前記位置ずれ補正量記憶手段に記憶された位置ずれ量に順次に加算して、前記位置ずれ補正量記憶手段に記憶する計算手段と、
    前記位置ずれ補正量記憶手段に記憶された位置ずれ量を前記ヘッドの位置を指示する指示値に加算して、前記ヘッドの移動を制御するヘッド移動制御手段とを有することを特徴とするディスク装置。
  4. 記位置ずれ量検出手段及び前記位相制御手段は、前記ディスクの所定回転毎に順次異なる周波数の位置ずれ量を検出し、位相制御することを特徴とする請求項3記載のディスク装置。
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