JP3703779B2 - 競技用床転換装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、武道館や体育館などの屋内施設において、たとえば柔道競技用畳を無人で(いいかえれば、自動的に)敷設して柔道場にしたり撤去して床板の剣道場や体操競技場や球技場にしたりするための競技用床転換装置に関し、詳しくはたとえば複数のパターンから任意のパターンの柔道場を選択して敷設することができる競技用床転換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、柔道場や剣道場など複数の目的に対応して使用できることが要求されている武道館では、床板から畳への床転換は、人手によって畳を敷き込んだり畳を撤去したりするというのが一般的である。また、国体やインターハイなどの大きな競技会になると、通常の床面からの高さが500mm程度ある架台上に畳や床板、マットなどの競技面を敷設して運営されることが多いが、そうした架台も人手によって木枠等を組んで敷設しているのが現状である。
【0003】
そのほか、図示は省略するが、支持板上に畳を取り付けたものの複数枚を、支持板の一端部で折りたたみ自在に連結し、必要なときに展開して畳面とし、不要なときには折りたたんで収納するものも提案されているが、これらの作業にも多くの人手が必要で、広い収納場所を要している。なお、他の先行技術として、特開平11−117557号公報や特開2000−240311号公報に記載のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように人手による床転換作業では、つぎのような面で多くの不都合がある。すなわち、
▲1▼ 畳などを倉庫から運び出したり戻したりする必要があるなど、多数の人手を要する上に、床転換に半日〜1日かかるため、その間は競技ができない。したがって、屋内施設を1日〜数日などの短期間において多目的に活用することは困難である。
【0005】
▲2▼ とくに施設の床面上に架台を敷設する場合は、床板を傷つけるおそれがあったり、作業に多大な労力と時間を要したりする。
【0006】
▲3▼ 床転換に多大な労力と時間がかかり、また架台用の木枠等は通常、その都度準備することになるため、床転換に要する費用は非常に高いものになる。
【0007】
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、床転換作業を無人でしかも数十分程度の短時間で達成でき、屋内施設を多目的にかつ有効に活用できる床転換装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明(請求項1)にかかる床転換装置は、緩衝部材を介して支持脚に支持された鋼製フレーム体上に床材を組み付け、床材上に畳などを敷設して競技面を構成し、前記支持脚の下部に空気浮上機構を組み込むとともに、前記鋼製フレームの下方に無人搬送台車の通路兼収容スペースを設けてその収容スペース内に無人搬送台車との連結部を設けた可動式競技面ユニットと、この競技面ユニット内の前記通路兼収容スペース内に出入り可能で、前記競技面ユニットの空気浮上機構に浮上用圧縮空気を発生させるための電力を供給し、浮上させた前記競技面ユニットの前記連結部に連結して誘導制御により所定の位置へ搬送する無人搬送台車とを備えた競技用床転換装置であって、
前記競技面ユニットは、複数の小競技面ユニットに等分割され、各小競技面ユニットがそれぞれ前記空気浮上機構、前記無人搬送台車の通路兼収容スペースおよび連結部を具備し、前記各小競技面ユニットの鋼製フレーム体の上端部周辺から外向けに断面L形の支持板をほぼ全周にわたり突設し、前記小競技面ユニットの連結部間において、一方の小競技面ユニットの鋼製フレーム体の一辺上端部から他方の小競技面ユニットの鋼製フレーム体一辺の支持板下に向け載せ掛け部を張り出して固設するとともに、一方の小競技面ユニットの鋼製フレーム体の外側フレームを貫通して多数の連結ピンを間隔をあけて進退自在に配列し、他方の小競技面ユニットの鋼製フレーム体の外側フレームには前記各連結ピンの挿入部を突設し、また、一方の小競技面ユニットの鋼製フレーム体の一端部下面から、上向きに拡がるテーパー孔をもつ位置決めピン挿入部を先端部に備えた断面L形の支持アームを他方へ向けて突設する一方、他方の小競技面ユニットの鋼製フレーム体の一端部下面から、下向きの位置決めピンを先端部に備えた断面L形の支持アームを他方へ向けて突設したことを特徴としている。
【0009】
上記構成を有する請求項1にかかる床転換装置によれば、無人搬送台車を競技面ユニットの通路兼収容スペース内に導入し、競技面ユニットの連結部に無人搬送台車を連結した状態で空気浮上機構(ブロワーなどの駆動装置)に電力を供給し、圧縮空気を発生させて競技面ユニットを支持脚とともに接地面から浮上させる。この状態では、競技面ユニットは極めて小さな力で移動可能になるので、無人搬送台車自体のもつ動力により競技面ユニットを任意の位置へ移動させられる。こうして所定の場所へ移動させた競技面ユニットはその空気浮上機構からの圧縮空気の吹き出しを中止することで、支持脚を接地させることができる。これにより、競技面ユニットは所定場所に位置決めされ設置される。この状態で、無人搬送台車は競技面ユニットの連結部との連結状態を解除し、通路兼収容スペースから搬出させ、競技面ユニットだけが設置される。また、競技面ユニットの上面である競技面上では、選手等が柔道等の競技を行うが、接地された支持脚に対し緩衝部材を介して競技面が支持されているから、競技面上において衝撃を受けても緩衝部材で吸収され、支持脚の接地面に直接衝撃が伝わることがなく、接地面を傷つけることもない。さらに、無人つまり全自動で、たとえば体育館や武道館の床板面から畳面にあるいは逆に畳面から床板面に転換できるために、多数の人手が不要になるうえに、床転換にかかる時間が従来の半日(数時間)〜1日から1時間以内へと大幅に短縮できる。こうした動作を繰り返し行うことにより、競技面ユニットが複数組ある場合にも競技面ユニットを無人で所定の場所に組み合わせて設置できる。
【0011】
さらに、長辺側操作シャフトの支持ピンに、無人搬送台車側の駆動レバーを係止させて回転させることにより、小競技面ユニットの操作シャフトは一方向へ動作され、あるいは長辺側操作シャフトとともに短辺側操作シャフトも同時に一方向へ動作され、全ての連結ピンが一斉に突出して相手方の前方あるいは前方および側方の小競技面ユニットの挿入部内に挿入されて前後あるいは前後および左右の小競技面ユニットが相互に連結状態となる。
【0012】
請求項2に記載のように、前記各小競技面ユニットに、相互に連結可能で、かつ前記無人搬送台車に配備した駆動レバーで連結および解除可能な連結機構を設けることができる。
【0013】
請求項2記載の競技用床転換装置によれば、たとえば、屋内競技施設の中央に一面だけ競技面を設置したり、屋内競技施設の全体に四面の競技面を設置したりする場合に、複数の小競技面ユニットを連結して組み合わせることにより、所望のパターンの競技面を無人で設置することができ、また逆に設置した競技面を無人で撤去して元の状態に戻すこともできる。
【0014】
請求項3に記載のように、前記無人搬送台車は、前後進用走行輪と左右進(横移動)用走行輪とを選択的に下方へ突出可能に備え、前記競技面ユニット又は前記各小競技面ユニットに電力供給と制御信号の授受を行う給電部および電力供給ケーブルが巻+取り・巻戻し可能に巻回されてなるケーブルリールをそれぞれ設け、このケーブルリールの電力供給ケーブルにより外部から電力を供給するようにすることができる。
【0015】
請求項3記載の競技用床転換装置によれば、競技面ユニットあるいは小競技面ユニットは無人搬送台車から電力を供給されて空気浮上するため、電力や制御信号の受電部を備えるだけで済み、電力源を設ける必要がなくて構造が簡略化され軽量化が図れる。一方、無人搬送台車も外部からの電力供給をケーブルを介して受けるので、電力源(バッテリーなど)を搭載する必要がないために、小形軽量化ができる。しかも、台車はケーブルリールを備え、台車はケーブルリールを巻き戻しながら進行するので、ケーブルが床面上を引きずることがないため、台車が走行する床面をケーブルで傷つけることがない。また、台車は前後進と左右進とを選択的に行って走行するので、任意のパターンの競技面を無人で設置することができ、しかも台車の走行路を単純な形状にして簡略化できるので、たとえば磁気誘導によりあらかじめ走行路を設定する場合にその設備(主に誘導路)を簡単にかつ低コストで達成できる。
【0016】
請求項4に記載のように、前記無人搬送台車の収容スペース内において鋼製フレーム体に下向けに取り付けた受電部の近傍に、前記無人搬送台車側から上向きに2段階に上昇しかつ2段階に下降する牽引用連結具に対応する牽引用連結具挿入部を設けることができる。
【0017】
請求項4記載の競技用床転換装置によれば、連結具は上段がたとえば小径で下段が大径であり、その先端部が細くて基端部が太いピンで、挿入部は連結具の大径に対応する口径をもつため、小競技面ユニットと無人搬送台車とに多少の位置ずれが生じた状態で無人搬送台車が停止しても、連結具の上段は挿入部に確実に挿入される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る床転換装置を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1は本発明の実施例にかかる剣道場と柔道場の床転換装置を適用した武道館を概略的に示す全体斜視図、図2(a)は柔道場の畳ユニットの1/4分割からなる1台の小畳ユニットを示す一部を省略した平面図、図2(b)は図2(a)のA方向矢視図で無人搬送台車が通路兼収容スペースに導入された状態を表しており、図3は図2(a)のB部を拡大し一部を省略したB方向矢視図、図4は図2(a)のC部を拡大し一部を省略したC方向矢視図である。図5は小畳ユニットとそこに導入された2台の無人搬送台車を示す、上面部を省略した平面図である。図6(a)は小畳ユニットの連結機構を示す一部を省略した平面図、図6(b)は図6(a)の正面図である。図7は小畳ユニット前端部分を拡大して示す一部を断面で表した側面図、図8は前後に隣接する小畳ユニットの連結状態を示す部分拡大側面図である。図9(a)は本発明の実施例にかかる無人搬送台車を示す平面図、図9(b)は同側面図である。
【0020】
図1に示すように、本例では、主に剣道と柔道との競技を行う武道館の屋内施設を示すもので、剣道場から柔道場へ転換する作業状態を表している。左右一対ずつの収納リフター5が剣道場Zの前後に相対向してそれぞれ昇降可能に並設されている。各収納リフター5は上下方向に連続する4段の棚からなっており、本例では架台を兼ねた全高500mmの平面視正方形の畳ユニット1を1/4に等分割した小畳ユニット2が1台ずつ収納リフター5の各棚に収納できるようになっており、収納リフター5は各棚の棚板面と剣道場Zの床面23とが一致するように段階的に昇降する。なお、収納リフター5の最上段の棚には、小畳ユニット2とともに2台の後述する無人搬送台車3も収納される。本例の床転換装置1では、剣道場Zの床面23の中央に正方形の柔道用競技面(柔道場1)が一面だけ造られる場合と、剣道場Zのほぼ全面に正方形の柔道用競技面(柔道場1)が四面造られる場合との2つのパターンのほか、正方形の柔道用競技面(柔道場1)が二面〜三面造られる場合の4つのパターンがある。
【0021】
図2に示すように、小競技面ユニットとしての小畳ユニット2は平面視横長の長方形からなり、各小畳ユニット2の上部は、図7・図8のように畳2d・合板2c・根太2b・鋼製フレーム体2aが上からこの順に組合わせて構成されている。すなわち、鋼製フレーム体2a上に根太2bが組み付けられ、根太2b上に合板2cが敷設され、その上に畳2dが敷設されている。鋼製フレーム体2aは鋼製フレーム2a’を相互に直交する方向に組み合わせて構成されており、鋼製フレーム体2aの外側フレーム2a’の上端周辺から外向けに断面L形の支持板2eがほぼ全周にわたり突設されている。
【0022】
前後あるいは左右に相互に隣接される小畳ユニット2間において、前方あるいは一側方の小畳ユニット2の鋼製フレーム体2aの外側フレーム2a’上端部の後端縁あるいは一側縁から後方あるいは他側方の支持板2eに向けて板状の載せ掛け部2f(相手方の支持板2eを載せる)が張り出して固設されている。また、端部の相対向する外側フレーム2a’には、横長方向(長手方向)および縦方向に所定間隔をあけて連結ピン挿入部44が後方に向けて配設され、一方これらの各挿入部44に対向させて連結ピン34が後方および側方の外側フレーム2a’を貫通して前後方向に出入り自在に配備されている。なお、連結ピン34を出し入れさせる動作とその機構については、後述の連結機構4のところでまとめて説明する。
【0023】
さらに、前方の小畳ユニット2の鋼製フレーム体2aの後端部下面から、上向きに拡がるテーパー孔8bをもつ位置決めピン挿入部8aを先端部に備えた断面L形の支持アーム8が後方へ向けて突設されている。一方、後方の小畳ユニット2の鋼製フレーム体2aの前端部下面から、下向きの位置決めピン9aを先端部に備えた断面L形の支持アーム9が前方へ向けて突設されている。
【0024】
図2に示すように小畳ユニット2には、両側寄りおよび無人搬送台車3の通路兼収容スペース10を挟んで中央寄りにそれぞれ前後4カ所ずつ合計で8カ所にエア浮上機構(空気浮上機構)11が設けられている。また、これらのエア浮上機構11を挟んで、図3・図4に示すように鋼製フレーム体2aから下向きに支持脚12がそれぞれ設けられている。各支持脚12はこの上端と鋼製フレーム体2aとの間に緩衝材13が介設され、その下方に高さ調整用ねじ杆12bを介して支持されており、支持脚12の下面には弾性部材としてのゴム板12aが取り付けられている。
【0025】
図3・図4に示すように、横長方向および縦方向に間隔をあけて配置された支持脚12・12の下部間は連結部材14・14’によって連結されている。そして、横長方向の連結部材14のほぼ中間位置に上記のエア浮上機構11が配設されている。各エア浮上機構11は、ゴム袋の底面に多数のエア吹き出し口を設けたエアマット15とブロワー16と両者を接続するホース17とからなり、図7のように、エアマット15は連結部材14の下面に下向きに取り付けられ、またブロワー16は連結部材14の上面に固定されている。
【0026】
ブロワー16は無人搬送台車3側から供給される外部電力によって駆動されるため、電力ケーブル19により受電部25に接続されている。この受電部25は、無人搬送台車3の収容スペース10内において鋼製フレーム2aに下向けに取り付けられている。この受電部25の近傍に、牽引用連結具挿入部20が設けられており、無人搬送台車3側から上向きに2段階に上昇しかつ2段階に下降する牽引用連結具21に対応する。すなわち、連結具21は上段21aが小径で下段21bが大径であり、その先端部が細くて基端部が太いピンで、挿入部20は連結具21の大径に対応する口径をもつため、小畳ユニット2と無人搬送台車3とに多少の位置ずれが生じた状態で無人搬送台車3が停止しても、連結具21の上段21aは挿入部20に確実に挿入される。そして、小畳ユニット2のエア浮上時に、下段21bが挿入部20内に挿入された状態で一体に連結される。なお、下段21bの上端部はやや上向きに外径が漸次縮小されるテーパー部21cに形成され、挿入部20へのガイドの役割をする。
【0027】
図2又は図5・図9に示すように、無人搬送台車3は小畳ユニット2の鋼製フレーム体2a下に潜り込み可能な高さの薄形の直方体状の車体3aを備え、この車体3aの前後端部両側に前後進用走行輪6が、これらの各走行輪6に隣接して中央部寄りに左右進用走行輪7が選択的に下向きに突出可能にそれぞれ回転自在に軸支され、無人搬送台車3の中心点を挟んで対称的に一方の組は、車軸と一体に直結されたモータ6a・7aを備えた駆動輪に、他方の組はモータを具備しない従動輪になっている。
【0028】
車体3aの後部寄りで幅方向の中間位置に電力供給ケーブル32のケーブルリール31が電動モータ31aに接続され、巻き取り・巻き戻し可能に配備されている。ケーブルリール31の後方に、電力供給ケーブル32をガイドするガイドロール33が回転可能に支持されている。なお、無人搬送台車3の前後進時には走行輪6で走行され、左右進時には走行輪7が走行輪6より下方へ突出して走行されるが、ケーブルリール31は電力供給ケーブル32の巻取方向にテンションがかかっているため、無人搬送台車3が前進するのに合わせて電力供給ケーブル32が繰り出され、無人搬送台車3が後退するのに合わせて電力供給ケーブル32が引き込まれるので、電力供給ケーブル32によって床面23を傷つけることがない。その他、上記した牽引用連結具21や後述する給電部26、連結機構4の上記駆動レバー30などが配備されている。
【0029】
武道館Zの床面23は板材からなり、図7のようにこの床面23下に磁気誘導軌道24が埋設されている。誘導軌道24は収納リフター5から全体四面および中央一面パターンの柔道場1を選択的に造れるようにするため、図5に示すように前方へ直進し側方へ直角に折れ曲がって横進する往路24aと、まっすぐに後退し逆向きの直角に折れ曲がって横進し、元の往路24aに戻る復路24bからなる。無人搬送台車3の底部前端には、図7のように誘導センサ27が装着され、また制御信号を受けて誘導軌道24に沿って進行する。このため、無人搬送台車3の上面で連結具21のすぐ前方には、給電部26が昇降自在に配備され、誘導センサ27が床面23中に埋設された停止マーカ29を検知して停止した状態で、小畳ユニット2側の受電部25に向けて給電部26が上昇し、電力は受電部25と給電部26との接触状態で供給され、また制御信号で送信される。
【0030】
無人搬送台車3の前端部には、小畳ユニット2側の前面あるいは前面と側面とに一定間隔で配列された連結機構4の連結ピン34を一斉に進退させる駆動レバー30の基端部が回転自在に軸着されている。この連結機構4については後述する。
【0031】
図6(a)に示すように、小畳ユニット2の周辺部で長辺部と短辺部に沿って、連結ピン34の操作シャフト35・36がそれぞれ横長方向および縦方向に一定のストロークでそれぞれ往復移動自在に配設されている。両操作シャフト35・36は、コーナー部で略直角部が鋼製フレーム体2aの一フレーム2a’上に水平に回転可能に支軸37aにて軸着された「く」の字形リンク37の両端部とそれぞれ枢着されている。また、前記連結ピン34の基端とこれらに直交する操作シャフト35・36は、対応する各板状リンク38を介して両端がそれぞれ枢着され、長辺側操作シャフト35が一方(図の右方向)へ動作されることにより、リンク38を介して短辺側操作シャフト36が直交する方向(図の手前)へ動作される。つまり、長辺側連結ピン34が突出し隣接する前方の小畳ユニット2の挿入部44に挿入され、両者が連結される方向に長辺側操作シャフト35が移動すると、短辺側の連結ピン34も突出し隣接する側方の小畳ユニット2の挿入部44に挿入されて側方の小畳ユニット2とも連結される。
【0032】
図6に示すように、長辺側操作シャフト35の左右2カ所、つまり無人搬送台車3の通路兼収容スペース10にそれぞれピン38が後方へ向けて突設されており、2台の無人搬送台車3側の駆動レバー30がそれぞれ特定方向に回転することによりピン38に直交して係止される。たとえば、小畳ユニット2・2同士の連結状態で、2台の無人搬送台車3の駆動レバー30がそれぞれ反時計方向に回転することにより、操作シャフト35は図6(a)の左方向へ動作され、かつ短辺側操作シャフト36が後方へ動作され、この結果、全ての連結ピン34が一斉に引き込まれて連結状態が解除される。こうした駆動レバー30の回転動作は、あらかじめ作成されたプログラムに基づいて自動的に行われる。
【0033】
ここで、上記の構成からなる本実施例にかかる剣道場と柔道場の床転換装置について、剣道場から柔道場への床転換動作を図面に基づいて説明する。
【0034】
図1は四面の柔道場のうち、左奥の一面の柔道場が完成し、残りの三面の柔道場が作業半ばである状態(なお、通常は四面とも同様の作業状態になる。)を示している。同図のように、転換作業中の三面について対応する収納リフター5が床面23よりせり上がっており、それぞれ2台で1組の無人搬送台車3が連結された2台の小畳ユニット2の一方から出て、磁気誘導により収納リフター5へ移動している。2台の無人搬送台車3は収納リフター5の上から3段目の棚から、小畳ユニット2を取り出し、各柔道場の連結された2番目の小畳ユニット2の後辺に当接させる。
【0035】
すなわち、2台の無人搬送台車3は、収納リフター5内においてそれぞれ小畳ユニット2の前側から通路兼収容スペース10内に入り込み、所定位置で停止する。そして、図7において連結具21を上段21aに押し上げ、小畳ユニット2の挿入部20内に嵌挿して無人搬送台車3を小畳ユニット2に連結する。この状態で、無人搬送台車3側の給電部26も上昇して小畳ユニット2側受電部25と接続される。この結果、無人搬送台車3側の電力供給ケーブル32を通じて、小畳ユニット2に電力および制御信号が送られ、小畳ユニット2におけるエア浮上機構11のブロワー16に電力が供給されて、エアマット15から圧縮空気が吹き出し、支持脚とともに小畳ユニット2が床面23上に浮上する。この状態で、数百キログラムの小畳ユニット2を二人で軽く移動できるようになり、無人搬送台車3は連結具21を下段21bまで押し上げ一体に連結される。その後、前後進走行輪6によって連結済みの小畳ユニット2に向かって前進する。無人搬送台車3は前進する際に、図5に示すようにケーブルリール31の巻取方向への低いテンションに電力供給ケーブル32側のテンションが打ち勝つことで、この電力供給ケーブル32を床面23上に順次置いていくように前進するので、電力供給ケーブル32によって床面23が傷つけられることがない。
【0036】
連結済み小畳ユニット2の後ろ側から後方へ張り出した載せ掛け部2f上に、図8のように後方の小畳ユニット2のL形支持板2eが位置し、ここでエアマット15からの圧縮空気の吹き出しを中止することにより、後方の小畳ユニット2が下降してL形支持板2e上に載置され、支持脚が接地する。同時に、連結済みの小畳ユニット2の鋼製フレーム体2aの後端部下面から後方へ向けて突出された支持アーム8の先端部の上向きに拡がるテーパー孔8bをもつ位置決めピン挿入部8aに、後方の小畳ユニット2の鋼製フレーム体2aの前端部下面から前方へ向けて突出された支持アーム9の下向きの位置決めピン9aが挿入され、前後・左右方向に位置決めされ連結される。さらに、長辺側操作シャフト35の左右2カ所の支持ピン38に対し、2台の無人搬送台車3の駆動レバー30をそれぞれ時計方向に回転させることにより直交して係止され、この係止状態からさらに駆動レバー30を回転させる。小畳ユニット2の操作シャフト35は図6の右方向へ動作され、かつ短辺側操作シャフト36が前方へ動作され、全ての連結ピン34が一斉に突出して相手方の前方および側方の小畳ユニット2の挿入部44内に挿入されて左右方向および前後方向において相互に上下方向の連結状態となる。
【0037】
なお、2台の無人搬送台車3の駆動レバー30をそれぞれ反時計方向に回転させれば、操作シャフト35は図6(a)の左方向へ動作され、かつ短辺側操作シャフト36が後方へ動作され、全ての連結ピン34が一斉に引っ込んで相手方の前方および側方の無人搬送台車3の挿入部44から抜け出し、連結状態が解除される。また、後ろ側の小畳ユニット2をブロワー16からの圧縮空気をエアブーツ15から吹き出させて浮上させることによって、前方の支持アーム8の位置決めピン挿入部8aから後方の支持アーム9の位置決めピン9aが上方へ抜け出し、前後方向の連結状態が解除される。
【0038】
上記のようにして3番目の小畳ユニット2が2番目の小畳ユニット2に連結された状態で、2台の無人搬送台車3は後退して収納リフター5内の最上段の4番目の小畳ユニット2内の通路兼収容スペース10内に入り込み、上記の動作が繰り返し行われることによって、4番目の小畳ユニット2が3番目の小畳ユニット2と連結され、四面の柔道場が完成する。完成後、4番目の小畳ユニット2から2台の無人搬送台車3は後退して収納リフター5の最上段の棚内に戻り、収納リフター5は下降して床面23と面一になる。なお、柔道場から剣道場Zへ戻すための床転換作業は、上記と全く逆の手順により自動的に行われる。
【0039】
上記に本発明の床転換装置の一実施例について説明したが、下記のように実施することもできる。
【0040】
▲1▼ 競技面ユニットは柔道場用の畳ユニット以外に、たとえば体操競技用のマットユニットやステージユニットなどがある。
【0041】
▲2▼ 一面の競技面ユニットを1/3、1/5、1/6などに等分割してもよい。
【0042】
▲3▼ 上記実施例では、小畳ユニット2を2台の無人搬送台車3で移動させるようにしたが、1台で行うようにすることもできる。
【0043】
▲4▼ 連結機構4は上記実施例に限るものではなく、たとえば連結ピン21を回転しながら進退する構造にし、挿入部20を係合する構造とし、この係合部に対し連結ピン21の先端係合子が係脱するようにしてもよい。
【0044】
▲5▼ 小畳ユニット2同士の連結時あるいは解除時に、1台の無人搬送台車3で駆動レバー30を回転したが、2台の無人搬送台車3の駆動レバー30を同一方向に同期させて一斉に回転させるようにしてもよいし、連結時に2台のうち一方の無人搬送台車3の駆動レバー30を時計方向(図6)に回転させ、解除時に他方の無人搬送台車3の駆動レバー30を反時計方向(図6)に回転させるようにしてもよい。
【0045】
▲6▼ 柔道場は四面に限らず、六面以上、たとえば八面以上でも実施可能である。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、本発明の競技用床転換装置にはつぎのような優れた効果がある。
【0047】
(1) 本発明の床転換装置によると、競技面ユニットを空気で浮上させ移動を容易にして無人搬送台車で移動させるので、無人つまり全自動で、たとえば体育館や武道館の床板面から畳面やマット面にあるいは逆に畳面やマット面から床板面に転換できるために、多数の人手が不要になるうえに、床転換にかかる時間が従来の半日(数時間)〜1日から1時間以内へと大幅に短縮でき、屋内施設を多目的にかつ有効に活用できる。
【0048】
(2) また、競技面ユニット上面の競技面上では、選手等が柔道等の競技を行うが、接地された支持脚に対し緩衝部材を介して競技面が支持されているから、競技面上において衝撃を受けても緩衝部材で吸収され、支持脚の接地面に直接衝撃が伝わることがなく、接地面を傷つけることがない。
【0049】
(3) 請求項2記載の床転換装置では、たとえば屋内競技施設の中央に一面だけ競技面を設置したり、屋内競技施設の全体に四面の競技面を設置したりする場合に、複数の小競技面ユニットを連結して組み合わせることにより、所望のパターンの競技面を無人で設置することができる。
【0050】
(4) 請求項3記載の床転換装置では、競技面ユニットあるいは小競技面ユニットは無人搬送台車から電力を供給されて空気浮上するため、電力や制御信号の受電ユニットを備えるだけで済み、電力源を設ける必要がなくて構造が簡略化され軽量化が図れる。
【0051】
また、無人搬送台車も外部からの電力供給をケーブルを介して受けるので、電力源(バッテリーなど)を搭載する必要がないために小形軽量化ができ、しかも無人搬送台車はケーブルリールを備え、ケーブルリールを巻き戻しながら進行するので、ケーブルが床面上を引きずることがないために走行する床面を傷つけることがない。さらに、無人搬送台車は前後進と左右進とを選択的に行って走行するので、任意のパターンの競技面を無人で設置することができ、しかも走行路を単純な形状にして簡略化できるので、たとえば磁気誘導によりあらかじめ走行路を決定する場合にその誘導路などを簡単にかつ低コストで達成できる。
【0052】
(5) 請求項4記載の床転換装置では、設置済みの小競技面ユニットの載せ掛け部上に、連結すべき小競技面ユニットのL形支持板をエア浮上機構からの圧縮空気の吹き出しを中止して載置し、同時に設置済みの小競技ニットから後方へ向けて突出された支持アームの先端部の位置決めピン挿入部に、連結すべき小畳ユニットから前方へ向けて突出した支持アームの下向きの位置決めピンを挿入することにより、前後の小競技面ユニットを前後左右方向に位置決め・連結させることができる。
【0053】
(6) 請求項5記載の床転換装置では、長辺側操作シャフトの支持ピンに、無人搬送台車側の操作レバーを係止させて回転させることにより、小競技面ユニットの操作シャフトは一方向へ動作され、あるいは長辺側操作シャフトとともに短辺側操作シャフトも同時に一方向へ動作され、全ての連結ピンが一斉に突出して相手方の前方あるいは前方および側方の小競技面ユニットの挿入部内に挿入されて前後あるいは前後および左右の小競技面ユニット同士を相互に連結状態にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例にかかる剣道場と柔道場の床転換装置を適用した武道館を概略的に示す全体斜視図である。
【図2】 図2(a)は柔道場の畳ユニットの1/4分割からなる1台の小畳ユニットを示す一部を省略した平面図、図2(b)は図2(a)のA方向矢視図で無人搬送台車が通路兼収容スペースに導入された状態を表している。
【図3】 図2(a)のB部を拡大し一部を省略したB方向矢視図である。
【図4】 図2(a)のC部を拡大し一部を省略したC方向矢視図である。
【図5】 小畳ユニットとそこに導入された2台の無人搬送台車を示す、上面部を省略した平面図である。
【図6】 図6(a)は小畳ユニットの連結機構を示す一部を省略した平面図、図6(b)は図6(a)の正面図である。
【図7】 小畳ユニット前端部分を拡大して示す一部を断面で表した側面図である。
【図8】 前後に隣接する小畳ユニットの連結状態を示す部分拡大側面図である。
【図9】 図9(a)は本発明の実施例にかかる無人搬送台車を示す平面図、図9(b)は同側面図である。
【符号の説明】
1 畳ユニット(競技面ユニット・柔道場)
2 小畳ユニット(小競技面ユニット)
2a 鋼製フレーム体
2a’外側フレーム
2b 根太
2c 合板
2d 畳
2e 支持板
2f 載せ掛け部
3 無人搬送台車
4 連結機構
5 収納リフター
8a 位置決めピン挿入部
9a 位置決めピン
8・9 支持アーム
10 通路兼収容スペース
11 エア浮上機構(空気浮上機構)
12 支持脚
13 緩衝材
14・14’連結部材
15 エアマット
16 ブロワー
17 ホース
19 電力ケーブル
20 牽引用連結具挿入部
21 牽引用連結具
23 床面
24 磁気誘導路
25 受電部
26 給電部
30 駆動レバー
34 連結ピン
35・36 操作シャフト
37・38 リンク
44 連結ピン挿入部
Z 剣道場

Claims (4)

  1. 緩衝部材を介して支持脚に支持された鋼製フレーム上に床材を組み付け、床材上に畳などを敷設して競技面を構成し、前記支持脚の下部に空気浮上機構を組み込むとともに、前記鋼製フレームの下方に無人搬送台車の通路兼収容スペースを設けてその収容スペース内に無人搬送台車との連結部を設けた可動式競技面ユニットと、
    この競技面ユニット内の前記通路兼収容スペース内に出入り可能で、前記競技面ユニットの空気浮上機構に浮上用圧縮空気を発生させるための電力を供給し、浮上させた前記競技面ユニットの前記連結部に連結して誘導制御により所定の位置へ搬送する無人搬送台車とを備えた競技用床転換装置であって、
    前記競技面ユニットは、複数の小競技面ユニットに等分割され、各小競技面ユニットがそれぞれ前記空気浮上機構、前記無人搬送台車の通路兼収容スペースおよび連結部を具備し、
    前記各小競技面ユニットの鋼製フレーム体の上端部周辺から外向けに断面L形の支持板をほぼ全周にわたり突設し、
    前記小競技面ユニットの連結部間において、一方の小競技面ユニットの鋼製フレーム体の一辺上端部から他方の小競技面ユニットの鋼製フレーム体一辺の支持板下に向け載せ掛け部を張り出して固設するとともに、一方の小競技面ユニットの鋼製フレーム体の外側フレームを貫通して多数の連結ピンを間隔をあけて進退自在に配列し、他方の小競技面ユニットの鋼製フレーム体の外側フレームには前記各連結ピンの挿入部を突設し、また、一方の小競技面ユニットの鋼製フレーム体の一端部下面から、上向きに拡がるテーパー孔をもつ位置決めピン挿入部を先端部に備えた断面L形の支持アームを他方へ向けて突設する一方、他方の小競技面ユニットの鋼製フレーム体の一端部下面から、下向きの位置決めピンを先端部に備えた断面L形の支持アームを他方へ向けて突設したこと
    を特徴とする競技用床転換装置。
  2. 前記各小競技面ユニットに、相互に連結可能で、かつ前記無人搬送台車に配備した駆動レバーで連結および解除可能な連結機構を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の競技用床転換装置。
  3. 前記無人搬送台車は、前後進用走行輪と左右進用走行輪とを選択的に下方へ突出可能に備え、前記競技面ユニット又は前記各小競技面ユニットに電力供給と制御信号の授受を行う給電部および電力供給ケーブルが巻取り・巻戻し可能に巻回されてなるケーブルリールをそれぞれ設け、このケーブルリールの電力供給ケーブルを通じて外部から電力を供給するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の競技用床転換装置。
  4. 前記無人搬送台車の収容スペース内において鋼製フレーム体に下向けに取り付けた受電部の近傍に、前記無人搬送台車側から上向きに2段階に上昇しかつ2段階に下降する牽引用連結具に対応する牽引用連結具挿入部を設けたこと
    を特徴とする請求項3記載の競技用床転換装置。
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