JP3703416B2 - 液滴着弾位置測定装置及び液滴着弾位置測定方法 - Google Patents

液滴着弾位置測定装置及び液滴着弾位置測定方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液滴着弾位置測定装置及び液滴着弾位置測定方法に関し、特に、インクジェットヘッドのノズル口からインクを吐出して記録媒体上にインクを着弾し画像を印刷するインクジェットプリンタにおいて、インク液滴の着弾位置の評価を行う液滴着弾位置測定装置及び液滴着弾位置測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記インクジェットプリンタのインクジェットヘッドのノズル口から吐出されるインク液滴の着弾位置を測定する方法が各種提案されている。
【0003】
特開2000−62158号公報に記載されている方法は、インクジェットヘッドの吐出口から少なくとも1個のインク液滴を吐出させ、吐出口面から離間して位置する紙などの記録媒体に着弾させ、吐出口及び記録媒体に着弾したインク液滴を、記録媒体下方に配置した画像処理用カメラにより撮像して画像処理することにより、それぞれの座標を測定し、着弾したインク液滴と吐出口の座標から着弾位置を測定する方法であった。
【0004】
また、特開平7−329302号公報に記載されている方法は、インクジェットヘッドのノズルからインクを吐出し、実際の印刷用紙に画像を印刷する液滴着弾位置検査方法であって、記録媒体である印刷用紙にライン状の検査パターンを印刷し、前記検査パターン上にインクを吐出し、インク液滴の着弾位置ずれを目視により判定する検査方法であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例の特開2000−62158号公報や特開平7−329302号公報においては次のような問題点があった。
【0006】
記録媒体上にインク液滴を実際に着弾させることで、インク液滴の着弾位置を観察する或いは測定する方法では、着弾時におけるインクのはじきや広がり、そしてにじみにより、インク吐出口の位置に対して、実際にどの部分にインク液滴が着弾したのかを正確に測定できないという問題が生じる。更に、ノズル口の位置座標と記録媒体が載置されている位置との関係を、3次元方向に精度よく計測することは困難であり、ノズル口に対してのインク液滴の着弾位置を正確に測定できないという問題が生じる。更に、インク液滴の吐出に伴って吐出されるサテライトと呼ばれる小液滴の飛散により、主たるインク液滴とサテライト同士が重なり合って記録媒体に着弾し、着弾位置の正確な計測が困難である。
【0007】
本発明の目的は、記録媒体上に対するインク液滴の着弾時におけるインクのはじき、広がり、にじみが無視され、インク液滴の着弾位置の確実な測定を実現した液滴着弾位置測定装置及び液滴着弾位置測定方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の観点によれば、インクジェットヘッドのノズル口からインク液滴を吐出して記録媒体上に着弾させることで画像を印刷するインクジェットプリンタにおける前記インク液滴の着弾位置評価を行う液滴着弾位置測定装置において、シート状の光を発光する発光手段と、前記発光手段から発したシート状の光に対し交差する方向に前記インク液滴を吐出した際に、前記シート状の光に対する前記インク液滴の反射光又は透過屈折光とノズル口とを撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像した画像に基づき、前記ノズル口の座標と前記インク液滴の座標を算出し、算出した前記ノズル口の座標と前記インク液滴の座標を比較することで、前記インク液滴の着弾位置を測定する着弾位置測定手段とを具備することを特徴とする液滴着弾位置測定装置が提供される。
【0010】
上記の液滴着弾位置測定装置において、前記発光手段は2本の直交するシート状の光を発し、これらのシート状の光の交点中心に向けて、前記インク液滴を前記シート状の光に対して垂直に吐出してもよい。
【0011】
上記の液滴着弾位置測定装置において、前記撮像手段は、前記2本の直交する前記シート状の光を入射するユニットと、撮像対象の前記インク液滴の反射光又は透過屈折光を所定倍率で拡大するユニットとを具備してもよい。
【0012】
上記の液滴着弾位置測定装置は、前記撮像手段により撮像した画像に対し画像処理を施す画像処理手段を具備してもよい。
【0013】
本発明の第2の観点によれば、インクジェットヘッドのノズル口からインク液滴を吐出して記録媒体上に着弾させることで画像を印刷するインクジェットプリンタにおける前記インク液滴の着弾位置評価を行う液滴着弾位置測定方法において、シート状の光に対し交差する方向に前記インク液滴を吐出し、前記シート状の光に対する前記インク液滴の反射光又は透過屈折光とノズル口とを撮像し、前記ノズル口の座標と前記インク液滴の座標を算出し、算出した前記ノズル口の座標と前記インク液滴の座標を比較することで、前記インク液滴の着弾位置を測定することを特徴とする液滴着弾位置測定方法が提供される。
【0015】
上記の液滴着弾位置測定方法において、前記シート状の光は、2本の直交するシート状の光から成り、これらのシート状の光の交点中心に向けて、前記インクジェットヘッドから前記インク液滴を前記シート状の光に対して垂直に吐出してもよい。
【0016】
上記の液滴着弾位置測定方法において、前記2本の直交する前記シート状の光を入射するユニットと、撮像対象の前記インク液滴の反射光又は透過屈折光を所定倍率で拡大するユニットとを具備した撮像手段により、前記インク液滴の反射光又は透過屈折光を撮像すると共に、前記ノズル口を撮像してもよい。
【0017】
上記の液滴着弾位置測定方法において、撮像した前記画像に対し画像処理を施し、前記ノズル口の座標と前記インク液滴の座標を算出してもよい。
【0018】
上記の液滴着弾位置測定方法において、位置決め手段により前記インクジェットヘッドを位置決めすることで、前記インクジェットヘッドから前記シート状の光に対し交差する方向に前記インク液滴を吐出してもよい。
【0019】
また、本発明の液滴着弾位置測定装置は、図1、図2を参照しつつ説明すれば、インクジェットヘッド(1)のノズル口(2)からインク液滴を吐出して記録媒体上に着弾させることで画像を印刷するインクジェットプリンタにおける前記インク液滴の着弾位置評価を行う液滴着弾位置測定装置において、光を発光する発光手段(4)と、前記発光手段により発光された光をシート状の光に変光する変光手段(9)と、前記変光手段により変光された前記シート状の光に対し交差する方向に前記インク液滴を吐出した際に、前記シート状の光に対する前記インク液滴の反射光又は透過屈折光を撮像すると共に、前記ノズル口を撮像する撮像手段(8)と、前記撮像手段により撮像した画像に基づき、前記ノズル口の座標と前記インク液滴の座標を算出する座標算出手段と、前記座標算出手段により算出した前記ノズル口の座標と前記インク液滴の座標を比較し、前記インク液滴の着弾位置を測定する着弾位置測定手段とを具備するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
次に、本発明の第1実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
(1)構成の説明
図1は本発明におけるインクジェットプリンタのインクジェットヘッドから吐出するインク液滴の着弾位置測定の原理を示す説明図である。図1において、1はノズルを有するインクジェットヘッド、2はインク液滴(以下液滴と略称)を吐出するノズル口、4はレーザ光を発光するレーザ発光部、7は撮像デバイス(CCDカメラ)に装備されている撮像入射光学ユニットである。
【0022】
ノズル口2から吐出される液滴3の吐出方向は、レーザ発光部4から発光され且つ隔離した位置にレイアウトされたシート光(シート状のレーザ光)5に直交する方向である。液滴3がシート光5を通過した際に発生する反射光(または透過屈折光)6を、撮像入射光学ユニット7を有する撮像デバイス(CCDカメラ)(図2参照)で撮像し、画像処理にて液滴3の座標を求める。更に、撮像デバイス(CCDカメラ)の撮像入射光学ユニット7(観察系)でノズル口2の位置も撮像し、画像処理にてノズル口2の座標を求める。
【0023】
即ち、本発明におけるインク液滴の着弾位置測定の原理は、上記手順でインクジェットヘッド1のノズル口2の座標と液滴3の座標とを比較し、インク液滴の着弾位置を求めるというものである。
【0024】
図2は本発明の第1実施形態の液滴着弾位置測定装置(試作機)の構成例を示す概念図である。図2において、8は撮像デバイス(CCDカメラ)、9はレンズユニット、10はインクジェットヘッド1をX方向(水平方向)へ移動させるXステージ、11はインクジェットヘッド1をY方向(水平方向)へ移動させるYステージ、12はインクジェットヘッド1をZ方向(鉛直方向)へ移動させるZステージ、13はXステージ10を鉛直方向へ移動させるあおり(チルト)用機構、14はレーザ変位計、15はXステージ10を水平面内で回転させるθステージ(回転用機構)、18は観察系光軸である。
【0025】
ノズルを有するインクジェットヘッド1は、図中鉛直方向に液滴を吐出することができる。インクジェットヘッド1は、Xステージ10、Yステージ11、Zステージ12により3次元的に動作可能である。この場合、Xステージ10、Yステージ11、Zステージ12の位置分解能は、例えば0.1μmなっている。更に、インクジェットヘッド1は、θステージ(回転用機構)15による回転動作と、あおり(チルト)用機構13による上下動作によって、回転方向、高さの平行度を例えば0.1μmの精度で位置決め可能である。
【0026】
インクジェットヘッド1の位置決めの方法は、撮像デバイス(CCDカメラ)8によりノズル口2を撮像し、前もって決めた任意のモニタ上の原点の位置へ、各軸マニアル動作にて動作させ、最後は画像処理による原点アライメント機構により、前記モニタ上の原点とノズル口2の中心点を0.1μm以下の精度でアライメントする。高さ方向の平行度は、精度0.1μm以下のレーザ変位計14により、ノズル口2の下面とレーザ変位計14までの3点の距離を測長し、モニタ上に前記3点の距離を表示し、マニアル動作により平行度を出す。前記操作により、ノズル口2の位置は、X−Y−Z−θ−高さ方向において0.1μm以下で位置決めされる。
【0027】
ノズル口2の位置決めができた状態で、ノズル口2に斜め下方からハロゲン光を照射し、ノズル口2から点状の反射光が撮像デバイス8に入射する状態で、撮像デバイス8によりノズル口2を撮影する。その後、ノズル口2をZ方向上方に移動してから、インクの吐出をする。
【0028】
インクジェットヘッド1の鉛直方向には、直交する2本の、幅4mm、厚さ10μmのシート光5がレイアウトされ、前記シート光5の交点中心と前記モニタ上の原点の位置が一致するように、組立時に位置調整されている。レーザ発光部4から発光させるレーザ光は、撮像デバイス(CCDカメラ)8との相性が良く、短波長であるため、精度的にも良い波長532nmのYAG2倍高調波のグリーンレーザを用いた。前記レーザ光は、ファイバーケーブルにより2方向に分光され、レンズユニット9により2本のシート光5に分光され、前記分光された2本のシート光5が直交するように、シート光5の行路を変えている。
【0029】
液滴がシート光5の交点中心に向けて吐出され、シート光5を通過する際に発生する反射光を、撮像デバイス(CCDカメラ)8で撮像する。撮像デバイス(CCDカメラ)8においては、4つのミラーと2つの20倍率顕微鏡を有する撮像入射光学ユニット7により、直交する2つの光線を入射させることが可能である。この場合、撮像デバイス(CCDカメラ)8は、反射光(または透過屈折光)に対し、例えば斜め下45度の位置に配置されている。
【0030】
即ち、液滴着弾位置測定装置は、レーザ光を発光するレーザ発光部4と、レーザ光を2方向に分光するファイバケーブル(分光手段)と、レーザ光を2本の直交するシート光5に変光する1対のレンズユニット9と、2本の直交するシート光5に対し交差する方向に液滴を吐出した際に、シート光5に対する液滴の反射光又は透過屈折光を撮像すると共に、ノズル口2を撮像する撮像デバイス(CCDカメラ)と、撮像デバイス(CCDカメラ)により撮像した画像に基づき、ノズル口2の座標と液滴3の座標を算出する座標算出手段と、座標算出手段により算出したノズル口2の座標と液滴3の座標を比較し、液滴3の着弾位置を測定する着弾位置測定手段とを具備するものである。
【0031】
(2)動作の説明
次に、本発明の第1実施形態の動作について図2〜図7を参照して詳細に説明する。
【0032】
図3は図2に示した着弾位置測定装置の撮像デバイス(CCDカメラ)8により撮像した画像を示す図である。左上の白点は、左側から撮像したノズル口の像であり、右上の白点は、右側から撮像したノズル口の像であり、左下の白点は、左側から撮像した液滴の像であり、右下の白点は、右側から撮像した液滴の像である。なお、ノズル口の像は、液滴の像を撮る前に撮っておき、これらの像を画像処理により同一の写真に含ませている。すなわち、ノズル口に斜め下方からハロゲン光を照射してノズルの像を撮像した後に、ノズル口をZ方向上方に移動する。そして、ノズル口から液滴を吐出して、吐出された液滴を撮像している。この場合、ノズル口の画像と液滴の画像は略同一の高さに形成されるが、画像合成時に高さを異ならせている。座標算出手段は、左上の白点と左下の白点の横軸方向の座標の差と、右上の白点と右下の横軸方向の座標の差を算出する。この2つの差によりノズル口を鉛直方向(Z軸方向)から見たときのノズル口の座標に対する液滴の座標の二次元的なずれ(XY平面上のずれ)を算出することができる。なお、図3の例は、ノズルの座標と液滴の座標が良く揃っている場合の例である。
【0033】
また、図4は撮像デバイス(CCDカメラ)8により撮像された画像の原点を画像処理ソフトで求める様子を示す図、即ち、液滴3に対して直交する2本の観察用光軸21により液滴原点22が求まることを示す図である。図4では、ノズル口2の画像と液滴の画像が、直交する方向に2つの画像として捕らえられていることを示している。捕らえられた画像は、画像処理ソフトにより原点22が求められる。
【0034】
第1実施形態の液滴着弾位置測定実験において、インクジェットヘッド1のノズル口2の中心を原点(0、0)とし、任意の吐出回数(1、50、100、500、1000、5000)の液滴着弾位置座標(μm)を求めた結果を図6に示す。インクはブラックを用い、レーザは波長532nmのYAG2倍高調波の500mW出力のグリーンレーザを用いて、撮像デバイス(CCDカメラ)8により液滴の反射光を撮像し、計測用の画像処理ソフトにより座標を求めた。
【0035】
図5はノズル口22とノズル口原点20と、液滴の反射光を撮像した画像から求めた液滴像21と液滴原点23を示す図である。前記互いの原点のずれが着弾位置のばらつきになる。
【0036】
以上説明したように、インクジェットプリンタのインクジェットヘッド1から吐出させる液滴の着弾位置測定において、0.1μm以下の高精度でインクジェットヘッド1のノズル口2を位置決めし、着弾時におけるインクのはじきや広がり、そしてにじみにより、吐出口位置に対して実際にどの部分に着弾したのかを正確に測定できないという従来の問題を解決しうることを示した。
【0037】
即ち、本発明により、従来技術での課題であった、インクジェットヘッド1からの記録媒体に対する液滴の着弾時における、インクのはじきや広がり、そしてにじみの問題が生じず、液滴の着弾位置を高精度で測定することができる。更に、液滴の吐出に伴って吐出されるサテライトと呼ばれる小液滴の飛散により、主たる液滴とサテライト同士が重なり合って記録媒体に着弾し、着弾位置の正確な計測が困難であるという問題も解消することができる。液滴の着弾位置が明確になれば、インクジェットプリンタにおける最適な吐出口(吐出口ユニット部)の開発を、迅速かつ確実に行うことができ、最適な吐出口(吐出口ユニット部)の開発によってもたらされる効果は、印刷位置精度の向上、描画高精細化に寄与することが可能となる。
【0038】
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0039】
(1)構成の説明
本発明の第2実施形態の液滴着弾位置測定の原理(図1)、液滴着弾位置測定装置の構成(図2)は、第1実施形態と同様である。
【0040】
(2)動作の説明
次に、本発明の第2実施形態の動作について図2、図7を参照して詳細に説明する。
【0041】
図2の今回試作した着弾位置測定装置において、レーザを500mWのHe−Neレーザに変えて実験を行った。He−Neレーザは、安定した出力波形をもち、輝度の安定化を図ることができ、確実な実験を行うことができる。また、コスト的にも安価で最も流通しているレーザであるため、利点が大きい。当然入手性も良く、レーザの入手で問題になることはない。He−Neレーザは、レンズユニット9により幅4mm、厚さ10μmのシート光になる。本実験では、シート光を液滴が通過する際の反射光を捕らえた。インクはブラックを用いた(ブラックインクは特性上光の吸収が多く透過しづらい。よって、反射光を捕らえることになる)。
【0042】
図7は撮像デバイス(CCDカメラ)8により撮像したインクジェットヘッド1のノズル口2の画像と液滴の画像を示す図である。第1実施形態と同様に、画像処理ソフトにより撮像画像に画像処理を行うことにより、着弾位置が測定可能であることを示した。
【0043】
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0044】
(1)構成の説明
本発明の第3実施形態の液滴着弾位置測定の原理(図1)、液滴着弾位置測定装置の構成(図2)は、第1実施形態と同様である。
【0045】
(2)動作の説明
次に、本発明の第3実施形態の動作について図2、図8を参照して詳細に説明する。
【0046】
図2の今回試作した着弾位置測定装置において、レーザを500mWのHe−Neレーザとし、幅4mm、厚さ10μmのシート光にして実験を行った。インクにはカラーインクのマゼンタを用いた。マゼンタは、透過率上、レーザ光をほぼ反射せずに透過する特性がある。つまり、本実験においての撮像対象とする像は、反射光による像ではなく、透過屈折光による像である。
【0047】
図8は撮像デバイス(CCDカメラ)8により撮像したインクジェットヘッド1のノズル口2の画像と液滴の画像を示す図である。第1実施形態と同様に、画像処理ソフトにより撮像画像に画像処理を行うことにより、着弾位置が測定可能であることを示した。
【0048】
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0049】
(1)構成の説明
本発明の第4実施形態の液滴着弾位置測定の原理(図1)、液滴着弾位置測定装置の構成(図2)は、第1実施形態と同様である。
【0050】
(2)動作の説明
次に、本発明の第4実施形態の動作について図2、図9を参照して詳細に説明する。
【0051】
上記図2の今回試作した着弾位置測定装置において、レーザを500mWのArレーザ(アルゴンレーザ)とし、幅4mm、厚さ10μmのシート光にして実験を行った。Arレーザは高出力で明るいのが特徴である。インクには、第3実施形態と同様にカラーインクのマゼンタを用いた。マゼンタは、透過率上、レーザ光をほぼ反射せずに透過する特性がある。つまり、本実験においての撮像対象とする像は、反射光による像ではなく、透過屈折光による像である。
【0052】
図9は撮像デバイス(CCDカメラ)8により撮像したインクジェットヘッド1のノズル口2の画像と液滴の画像を示す図である。第1実施形態と同様に、画像処理ソフトにより撮像画像に画像処理を行うことにより、着弾位置が測定可能であることを示した。
【0053】
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0054】
(1)構成の説明
本発明の第5実施形態の液滴着弾位置測定の原理(図1)、液滴着弾位置測定装置の構成(図2)は、第1実施形態と同様である。
【0055】
(2)動作の説明
次に、本発明の第5実施形態の動作について図2、図10を参照して詳細に説明する。
【0056】
上記図2の今回試作した着弾位置測定装置において、レーザを5mWの半導体レーザとし、幅4mm、厚さ10μmのシート光にして実験を行った。半導体レーザは、小型で省スペース化が達成され、ハンドリングが容易であるという特徴がある。インクには、第3実施形態と同様にカラーインクのマゼンタを用いた。マゼンタは、透過率上、レーザ光をほぼ反射せずに透過する特性がある。つまり、本実験においての撮像対象とする像は、反射光による像ではなく、透過屈折光による像である。
【0057】
図10は撮像デバイス(CCDカメラ)8により撮像したインクジェットヘッド1のノズル口2の画像と液滴の画像を示す図である。第1実施形態と同様に、画像処理ソフトにより撮像画像に画像処理を行うことにより、着弾位置が測定可能であることを示した。
【0058】
[第6実施形態]
次に、本発明の第6実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0059】
(1)構成の説明
本発明の第6実施形態の液滴着弾位置測定の原理(図1)、液滴着弾位置測定装置の構成(図2)は、第1実施形態と同様である。
【0060】
(2)動作の説明
次に、本発明の第6実施形態の動作について図2、図11を参照して詳細に説明する。
【0061】
上記図2の今回試作した着弾位置測定装置において、光源を100Wのハロゲンランプとし、幅4mm、厚さ10μmのシート光にして実験を行った。ハロゲンランプは、レーザのスペクトル干渉がなく、広範囲な光線となる。また、ハロゲンランプは、取り扱い上も安全な光源である。インクには、第3実施形態と同様に、カラーインクのマゼンタを用いた。マゼンタは、透過率上、レーザ光をほぼ反射せずに透過する特性がある。つまり、本実験においての撮像対象とする像は、反射光による像ではなく、透過屈折光による像である。
【0062】
図11は撮像デバイス(CCDカメラ)8により撮像したインクジェットヘッド1のノズル口2の画像と液滴の画像を示す図である。第1実施形態と同様に、画像処理ソフトにより撮像画像に画像処理を行うことにより、着弾位置が測定可能であることを示した。
【0063】
[第7実施形態]
次に、本発明の第7実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0064】
(1)構成の説明
本発明の第7実施形態の液滴着弾位置測定の原理(図1)、液滴着弾位置測定装置の構成(図2)は、第1実施形態と同様である。
【0065】
(2)動作の説明
次に、本発明の第7実施形態の動作について図2、図12を参照して詳細に説明する。
【0066】
上記図2の今回試作した着弾位置測定装置において、レーザを500mWのHe−Neレーザとし、幅4mm、厚さ10μmのシート光にして実験を行った。インクには、第3実施形態と同様に、カラーインクのマゼンタを用いた。マゼンタは、透過率上、レーザ光をほぼ反射せずに透過する特性がある。つまり、本実験においての撮像対象とする像は、反射光による像ではなく、透過屈折光による像である。
【0067】
図12は銀塩カメラにより撮像したインクジェットヘッド1のノズル口2の画像と液滴の画像を示す図である。第1実施形態と同様に、画像処理ソフトにより撮像画像に画像処理を行うことにより、着弾位置が測定可能であることを示した。
【0068】
[第8実施形態]
次に、本発明の第8実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0069】
(1)構成の説明
本発明の第8実施形態の液滴着弾位置測定の原理(図1)、液滴着弾位置測定装置の構成(図2)は、第1実施形態と同様である。
【0070】
(2)動作の説明
次に、本発明の第8実施形態の動作について図2、図13を参照して詳細に説明する。
【0071】
上記図2の今回試作した着弾位置測定装置において、レーザを500mWのHe−Neレーザとし、幅4mm、厚さ10μmのシート光にして実験を行った。インクには、第3実施形態と同様にカラーインクのマゼンタを用いた。マゼンタは、透過率上、レーザ光をほぼ反射せずに透過する特性がある。つまり、本実験においての撮像対象とする像は、反射光による像ではなく、透過屈折光による像である。
【0072】
図13はC−MOSセンサ内臓の電子カメラで撮像したインクジェットヘッド1のノズル口2の画像と液滴の画像を示す図である。第1実施形態と同様に、画像処理ソフトにより撮像画像の画像処理を行うことにより、着弾位置が測定可能であることを示した。
【0073】
[第9実施形態]
次に、本発明の第9実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0074】
(1)構成の説明
本発明の第9実施形態の液滴着弾位置測定の原理(図1)、液滴着弾位置測定装置の構成(図2)は、第1実施形態と同様である。
【0075】
(2)動作の説明
次に、本発明の第9実施形態の動作について図2、図14を参照して詳細に説明する。
【0076】
上記図2の今回試作した着弾位置測定装置において、レーザを500mWのHe−Neレーザとし、幅4mm、厚さ10μmのシート光にして実験を行った。インクには、第3実施形態と同様にカラーインクのマゼンタを用いた。マゼンタは、透過率上、レーザ光をほぼ反射せずに透過する特性がある。つまり、本実験においての撮像対象とする像は、反射光による像ではなく、透過屈折光による像である。
【0077】
図14は1次元ラインセンサにより撮像したインクジェットヘッド1のノズル口2の画像と液滴の画像を示す図である。第1実施形態と同様に、画像処理ソフトにより撮像画像の画像処理を行うことにより、着弾位置が測定可能であることを示した。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、シート状の光に対し交差する方向にインク液滴を吐出し、シート状の光に対するインク液滴の反射光又は透過屈折光を撮像すると共に、インクジェットヘッドのノズル口を撮像し、撮像した画像を画像処理することにより、ノズル口の座標とインク液滴の座標を算出し、ノズル口の座標とインク液滴の座標を比較し、インク液滴の着弾位置を測定するので、従来のような、高精度で且つ記録媒体上にインク液滴を実際に着弾させることで、着弾位置を観察、測定する方法で問題となっている、着弾時におけるインクのはじきや広がり、そしてにじみが無視され、確実に液滴の着弾位置を測定することができる。更に、波及効果として、ノズル開発の問題点と対策が明確化され、タイムリーに高品質なインクジェットプリンタの実現を期待することができる。
【0079】
即ち、本発明により、従来技術での課題であった、インクジェットヘッドからの記録媒体に対する液滴の着弾時における、インクのはじきや広がり、そしてにじみの問題が生じず、液滴の着弾位置を高精度で測定することができる。更に、液滴の吐出に伴って吐出されるサテライトと呼ばれる小液滴の飛散により、主たる液滴とサテライト同士が重なり合って記録媒体に着弾し、着弾位置の正確な計測が困難であるという問題も解消することができる。液滴の着弾位置が明確になれば、インクジェットプリンタにおける最適な吐出口(吐出口ユニット部)の開発を、迅速かつ確実に行うことができ、最適な吐出口(吐出口ユニット部)の開発によってもたらされる効果は、印刷位置精度の向上、描画高精細化に寄与することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第9実施形態のインク液滴の着弾位置測定の原理を示す説明図である。
【図2】本発明の第1〜第9実施形態のインク液滴着弾位置測定装置の試作機を示す概念図である。
【図3】本発明の第1実施形態の撮像したノズル口画像と液滴画像を示す説明図である。
【図4】本発明の第1実施形態の撮像した画像の原点を画像処理ソフトで求める様子を示す説明図である。
【図5】本発明の第1実施形態の液滴のばらつきを示す説明図である。
【図6】本発明の第1実施形態の任意の吐出打数目の液滴着弾位置座標を求めた結果を示す説明図である。
【図7】本発明の第2実施形態の撮像したノズル口画像と液滴画像を示す説明図である。
【図8】本発明の第3実施形態の撮像したノズル口画像と液滴画像を示す説明図である。
【図9】本発明の第4実施形態の撮像したノズル口画像と液滴画像を示す説明図である。
【図10】本発明の第5実施形態の撮像したノズル口画像と液滴画像を示す説明図である。
【図11】本発明の第6実施形態の撮像したノズル口画像と液滴画像を示す説明図である。
【図12】本発明の第7実施形態の撮像したノズル口画像と液滴画像を示す説明図である。
【図13】本発明の第8実施形態の撮像したノズル口画像と液滴画像を示す説明図である。
【図14】本発明の第9実施形態の撮像したノズル口画像と液滴画像を示す説明図である。
【符号の説明】
1 インクジェットヘッド
2 ノズル口
3 液滴
4 レーザ発光部
5 シート光
6 反射光または透過屈折光
7 撮像入射光学ユニット
8 撮像デバイス
9 レンズユニット
10 Xステージ
11 Yステージ
12 Zステージ
13 チルト機構部
14 レーザ変位計
15 θステージ

Claims (9)

  1. インクジェットヘッドのノズル口からインク液滴を吐出して記録媒体上に着弾させることで画像を印刷するインクジェットプリンタにおける前記インク液滴の着弾位置評価を行う液滴着弾位置測定装置において、
    シート状の光を発光する発光手段と、前記発光手段から発したシート状の光に対し交差する方向に前記インク液滴を吐出した際に、前記シート状の光に対する前記インク液滴の反射光又は透過屈折光とノズル口とを撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像した画像に基づき、前記ノズル口の座標と前記インク液滴の座標を算出し、算出した前記ノズル口の座標と前記インク液滴の座標を比較することで、前記インク液滴の着弾位置を測定する着弾位置測定手段とを具備することを特徴とする液滴着弾位置測定装置。
  2. 前記発光手段は2本の直交するシート状の光を発し、これらのシート状の光の交点中心に向けて、前記インク液滴を前記シート状の光に対して垂直に吐出することを特徴とする請求項記載の液滴着弾位置測定装置。
  3. 前記撮像手段は、前記2本の直交する前記シート状の光を入射するユニットと、撮像対象の前記インク液滴の反射光又は透過屈折光を所定倍率で拡大するユニットとを具備することを特徴とする請求項記載の液滴着弾位置測定装置。
  4. 前記撮像手段により撮像した画像に対し画像処理を施す画像処理手段を具備することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液滴着弾位置測定装置。
  5. インクジェットヘッドのノズル口からインク液滴を吐出して記録媒体上に着弾させることで画像を印刷するインクジェットプリンタにおける前記インク液滴の着弾位置評価を行う液滴着弾位置測定方法において、
    シート状の光に対し交差する方向に前記インク液滴を吐出し、前記シート状の光に対する前記インク液滴の反射光又は透過屈折光とノズル口とを撮像し、前記ノズル口の座標と前記インク液滴の座標を算出し、算出した前記ノズル口の座標と前記インク液滴の座標を比較することで、前記インク液滴の着弾位置を測定することを特徴とする液滴着弾位置測定方法。
  6. 前記シート状の光は、2本の直交するシート状の光から成り、これらのシート状の光の交点中心に向けて、前記インクジェットヘッドから前記インク液滴を前記シート状の光に対して垂直に吐出することを特徴とする請求項記載の液滴着弾位置測定方法。
  7. 前記2本の直交する前記シート状の光を入射するユニットと、撮像対象の前記インク液滴の反射光又は透過屈折光を所定倍率で拡大するユニットとを具備した撮像手段により、前記インク液滴の反射光又は透過屈折光を撮像すると共に、前記ノズル口を撮像することを特徴とする請求項記載の液滴着弾位置測定方法。
  8. 撮像した前記画像に対し画像処理を施し、前記ノズル口の座標と前記インク液滴の座標を算出することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の液滴着弾位置測定方法。
  9. 位置決め手段により前記インクジェットヘッドを位置決めすることで、前記インクジェットヘッドから前記シート状の光に対し交差する方向に前記インク液滴を吐出することを特徴とする請求項5乃至8のいずれか一項に記載の液滴着弾位置測定方法。
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