JP2003227705A - 飛翔液滴位置測定装置及び飛翔液滴位置測定方法 - Google Patents

飛翔液滴位置測定装置及び飛翔液滴位置測定方法

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JP2003227705A
JP2003227705A JP2002028269A JP2002028269A JP2003227705A JP 2003227705 A JP2003227705 A JP 2003227705A JP 2002028269 A JP2002028269 A JP 2002028269A JP 2002028269 A JP2002028269 A JP 2002028269A JP 2003227705 A JP2003227705 A JP 2003227705A
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Yoshihiro Uehara
良浩 上原
Yasunobu Murofushi
康信 室伏
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度に液滴の着弾位置を測定することを可
能とする飛翔液滴位置測定装置を提供する。 【解決手段】 液体吐出ヘッドから吐出された液滴が横
切る第1の光束であってパルス点灯されるものを生成す
る第1の光束生成手段と、前記液滴が前記第1の光束を
横切る時に前記液滴で発生する光を撮像する撮像手段
と、前記撮像部で撮像した光の画像を処理することによ
り、前記液滴が前記第1の光束を横切った時の前記液滴
の中心座標を測定する測定手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体吐出ヘッドの
吐出口から液滴を吐出して記録媒体上に前記液滴を着弾
させ、所望のパターンを描く液体吐出ヘッドの性能測定
装置に関するものである。特に、本発明は、吐出液滴の
飛翔位置を測定する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、液体吐出ヘッド(以下、ヘッ
ドという)の吐出口から液滴を吐出し紙やOHPシート
等の記録媒体に着弾させることで画像を形成する液体吐
出記録装置が知られている。
【0003】液体吐出記録装置においては、高精細かつ
高画質化が求められている。吐出された液滴の着弾位置
にばらつきがあると、濃度むらやカラー画像における色
調ずれ等の影響を及ぼし、高精細かつ高画質化の妨げと
なる。こうした問題の発生を防止するため、製造された
ヘッドの液滴吐出特性の検査項目の1つとして吐出液滴
の着弾位置測定をすることが求められてきた。
【0004】従来では、特開平7−329302号公報
に記載のように、記録媒体に所定の検査パターンを印字
し、その印字パターンを目視か、撮像及び画像処理をお
こなうことで液滴着弾の検査がなされていた。
【0005】あるいは特開2000−62158に見ら
れるように、吐出口から少なくとも1個の液滴を吐出さ
せ、吐出口面から離間して位置する紙などの記録媒体に
着弾させ、吐出口および記録媒体に着弾した液滴を、記
録媒体下方に配置した画像処理用カメラにより認識して
画像処理することによりそれぞれの座標を測定し、液滴
の着弾位置と吐出口の位置とを測定する方法があった。
【0006】また特開2000−280461で提案さ
れている方法は、レーザ光を受光素子に出射させてお
き、レーザ光の光軸に向けて液滴を吐出する。レーザ光
を遮る液滴を光学的に検出し着弾位置を求めるというも
のである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
方法では、以下の課題があった。
【0008】記録媒体上に液滴を実際に着弾させること
で着弾位置を観察、測定する方法では、着弾時における
液滴のはじきや広がり、そしてにじみにより液滴の着弾
位置を測定できる精度に限界がある。また吐出の周波数
が上がると、図13に示すように着弾した液滴同士が重
なり団子状になるので、着弾した液滴1滴1滴の中心位
置を特定するのに困難を伴う。
【0009】また特開2000−280461で提案さ
れている方法は、液滴が飛翔中に、その飛翔する位置を
検出するもので、液滴が着弾することによる上記従来例
の問題はなく、また所望の着弾位置に液滴が着弾してい
るかどうかの判断は可能である。しかし、液滴の着弾位
置が、所望の着弾位置からどれだけずれているのかを、
受光素子の大きさ以下の精度で測定することはできな
い。また、特開2000−280461の方法では、1
方向の着弾位置しかわからない。
【0010】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、高精度に液滴の着弾位置を測定することを
可能とする飛翔液滴位置測定装置及び飛翔液滴位置測定
方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の吐出液体の測定装置は、以下に示す手段を
用いる。
【0012】本発明では、パルス点灯する光束を横切る
ように液体吐出ヘッドから液滴を吐出し、前記液滴が前
記光束に当たる際に出射される光を撮像部で観測し、取
得した画像を処理することで、前記液滴が前記光束と交
差した位置における中心座標を測定することを特徴とす
る。
【0013】例えば、xy平面に水平でz方向の位置が
既知であるシート状の光束を形成しておき、そのシート
光を横切るように液体吐出ヘッドから液滴を吐出する。
前記液滴が前記光束に当たる際に出射される光をCCD
カメラ等の撮像デバイスで撮像する。撮像して取得され
た画像を処理すれば、前記液滴が前記シート光と交差し
た位置のxy成分座標を算出することができる。また前
記シート光の形成位置から、前記液滴が前記シート光と
交差した位置のz成分座標も決定できる。つまりこれ
は、前記シート光を形成してあるxy平面上での液滴の
着弾位置が計測できるということである。この方法で
は、拡大レンズにより液滴から撮像デバイスに入射する
入射光像を拡大し、さらに取得した画像を重心計算等の
画像処理を施すことで、前記液滴の着弾位置を従来の方
法では不可能だった、受光素子の大きさ以下の精度、あ
るいは液滴外径の10倍以上高い位置精度で計測するこ
とが可能である。また従来例とは異なり液滴が飛翔して
いる間に計測を行うので、従来例で生じていた記録媒体
に着弾させることによる、液滴着弾時の液滴のはじきや
広がり、記録媒体上でのにじみ等に起因する誤差も生じ
ず、高精度な測定が可能である。
【0014】上記方法では、1回の撮像の間に複数の液
滴がシート光を通過すると、複数の液滴から発せられた
光がその区別なく撮像デバイスの受光素子に受光され、
1つの画像が得られる。複数の液滴がシート光と交差す
る位置のばらつきが十分小さく、そのため各液滴から発
せられる入射光像が互いに重なる場合、取得した画像か
らはその入射光の区別は困難である。そのため、取得し
た画像から液滴各々のシート光との交差位置を求めるの
は、不可能ではないかもしれないが算出精度は悪くなら
ざるをえない。
【0015】本発明では、シート状の光束をパルス点灯
する。光束が連続点灯ではなくパルス点灯であれば、吐
出周波数が大きくても撮影中にシート光に当たる液滴の
数は少なくなる。よって取得した画像から液滴各々のシ
ート光との交差位置を求める際の精度が、シート光を連
続発光させた場合よりも高くなることが期待しうる。
【0016】さらに本発明では、前記光束のパルス点灯
は、1回の撮像に対し1回おこなわれることを特徴とす
る。
【0017】このようにし、かつ十分発光時間を短くす
れば、取得する画像には1滴分あるいは小数滴分の入射
光しか入らないか、シート光の点灯中に液滴がシート光
を通過しなければ、何も光が入らない。入射光像のとれ
ている画像だけ選択的に処理すれば、そこから得られる
測定値の精度は、より高くなると考えられる。
【0018】また、前記光束のパルス点灯は前記液体吐
出ヘッドの吐出信号に同期していることを特徴とする。
【0019】1滴の液滴がシート光の形成されるエリア
を通過する間だけ、シート光が発光されていれば、得ら
れる画像にはシート光を通過した1滴の液滴から出射さ
れる光の像のみ描かれる。そのため複数の液滴の像が1
つの画像として得られる問題は生じない。本発明ではシ
ート光の発光タイミングは液体吐出ヘッドの吐出信号に
同期する。液滴が吐出されてからシート光の形成域に達
する時間が同等だとすると、測定対象とする1滴の液滴
がシート光の形成されるエリアを通過する時点前後の
み、シート光を発光させることが本発明で可能になる。
これにより撮影したすべての画像には、液滴1滴分の入
射光像のみ得られることになる。そのため計測精度がよ
り向上する。また取得した画像すべてを利用できるた
め、無駄がなく、利用する画像データを選択する手間も
必要ない。
【0020】さらに、前記液体吐出ヘッドの液滴を吐出
させる吐出口と前記液滴が前記光束にあたる地点の間
に、前記液滴の飛翔ルートを横切るように、前記光束と
は別の光束を形成し、該別の光束を受光して、受光量に
対応した受光信号を出力する受光信号出力手段を装備
し、前記受光信号の出力変化に同期して、前記撮像部で
観測する光をもたらす前記光束を点灯することを特徴と
する。
【0021】これにより、撮像系に入射する光をもたら
すシート光の形成域を液滴が通過するタイミングを、よ
り正確に把握できる。そのため多少液滴の飛翔する速度
にばらつきがあっても、前記シート光形成域を液滴が通
過する時点前後のみ、シート光を点灯させることが可能
となる。そのため、より信頼性のある測定が可能にな
る。
【0022】また本発明では、光束を横切るように液体
吐出ヘッドから液滴を吐出し、前記液滴が前記光束に当
たる際に出射される光を前記液体吐出ヘッドの吐出信号
に同期した撮像タイミングで撮像し、取得した画像を処
理することで、前記液滴が前記光束と交差した位置にお
ける中心座標を測定することを特徴とする。
【0023】これにより、撮像デバイスの露光時間を十
分短くすれば、前記シート状の光束をパルス点灯しなく
ても、撮影中にシート光に当たる液滴の数を少なくする
ことができる。つまり、液滴吐出される周波数が大きく
ても高い測定精度を期待できる。
【0024】さらに、光束を横切るように液体吐出ヘッ
ドから液滴を吐出し、前記液滴が前記光束に当たる際に
出射される光を、前記液体吐出ヘッドの液滴を吐出させ
る吐出口と前記液滴が前記光束にあたる地点の間に、前
記液滴の飛翔ルートを横切るように、前記光束とは別の
光束を形成し、該別の光束を受光して、受光量に対応し
た受光信号を出力する受光信号出力手段を装備し、前記
受光信号の出力変化に同期した撮像タイミングで撮像
し、取得した画像を処理することで、前記液滴が前記光
束と交差した位置における中心座標を測定することを特
徴とする。
【0025】これにより、撮像系に入射する光をもたら
すシート光の形成域を液滴が通過するタイミングを、よ
り正確に把握できる。そのため多少液滴の飛翔する速度
にばらつきがあっても、前記シート光形成域を液滴が通
過する時点前後のみ、撮像デバイスの露光制御をするこ
とが可能となる。そのため、より信頼性のある測定が可
能になる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、実施形態に基づいて本発明
を具体的に説明する。
【0027】[実施形態1]図1に本発明が適用される
液体吐出ヘッドの液滴飛翔位置測定装置の概略構成の一
例を示す。1は液体吐出ヘッドで鉛直下向きに液滴2を
吐出するようステージコンポーネントに設置されてい
る。ヘッド1は、xyステージ10、zステージ11に
より3次元的に動作可能である。xyステージ10及び
zステージ11の位置分解能は0.1μmである。さら
にヘッド1は回転用機構部13とあおり(チルト)用機
構部12を有することによって回転方向、高さの平行度
を0.1μmの精度で位置決め可能である。これらのス
テージ等の稼動コンポーネントは、すべて電動モーター
を持ち、外部からの制御により動作する。
【0028】ヘッド1の位置決め方法を次に説明する。
【0029】まずz方向の平行度を出す。その際、測定
域下部に配置してある精度0.1μm以下のレーザ変位
計9を使用する。レーザ変位計9によりヘッド1の吐出
口下面とレーザ変位計9までの3点の距離を測長し、そ
の長さが一致するように、あおり(チルト)用機構12
を操作し平行度を出す。次にヘッド1の吐出口下面のz
方向位置がz原点に来るように、zステージ11を動作
させる。ここでz原点はレーザ変位計9の出力が0にな
る位置としている。よってレーザ変位計9により吐出口
下面とレーザ変位計9までの距離を測長し、レーザ変位
計9の出力が0になるようにzステージ11を操作す
る。
【0030】次にCCDカメラ6a、6bにてヘッドの
吐出口を撮像し、前もって決めた任意のモニタ上の原点
の位置へ吐出口が来るように、xyステージをマニュア
ル操作にて動作させる。なおz原点で焦点があうように
撮像部4a、4b、CCDカメラ6a、6bは位置合わ
せされている。ヘッド1の吐出口が複数並んで形成され
ており、吐出口の並び方向を、xyステージ10のどち
らか一方の送り方向あるいは以後説明するシート光3
a、3bの進行方向とに一致させたい場合は、xyステ
ージ10で上記いずれかの方向にヘッドを移動させつ
つ、モニタ上で吐出口の位置を確認し、複数の吐出口の
位置がステージの送り方向と直交する方向にずれないよ
うに、回転用機構部13を操作しヘッドのθ方向を調整
する。次にモニタ上で、測定対象とする吐出口を原点の
近くに寄せたら、画像処理による原点アライメント制御
により、前記原点と吐出口中心点を0.1μm以下の精
度でアライメントする。これらの操作によりノズル口の
位置はx−y−z−θにおいて0.1μm以下で位置決
めされる。
【0031】次に、zステージ11を動作させ、規定の
長さだけステージをz方向に上昇させる。この長さが、
ヘッド吐出面と測定面との長さに相当する。本実施形態
では、この長さを1.2mmとする。
【0032】本装置は液滴の飛翔位置を測定する装置だ
が、シート光3a、3bの中心軸がなす平面を着弾平面
とみなせば、液滴の着弾位置を測定する装置とも考えら
れる。そう考えると本実施形態での測定値は、ヘッド吐
出口中心に対する着弾位置のずれであり、着弾面とヘッ
ドの吐出口面の距離も既知であるので、液滴の飛翔方向
も算出できる。
【0033】z=0の水平面には、2本の幅4mm、最
小厚さ10μmのシート状のレーザ光3a、3bが互い
に直交するようにレイアウトされている。またシート光
3a、3bはその進行中心軸の交点中心と、モニタ上の
原点の位置が一致するように、組立時に位置調整されて
いる。シート光3a、3bの光源であるレーザ7a、7
bは出射光の波長が異なる。レーザ7aは波長532n
mのYAG2倍高調波のCWグリーンレーザで出力は2
00mW、レーザ7bは波長488nmのCW空冷Ar
レーザで出力は100mWである。前記両レーザから出
力されたレーザ光は音響光学変調器(AOM)15に入
射される。AOM15を駆動するとレーザ光が偏向しシ
ート光整形用光学系8に入射され、シート状の光束3
a、3bに整形され、互いに直交するように出射され
る。AOM15を駆動していない時は、レーザ光は直進
しシート光整形用光学系8には入射しない。
【0034】なお光束をシート状に整形すると、光束の
z方向厚さが薄い程、光束中心軸をz=0の位置に位置
あわせしやすい、光束をシート状にしたほうが光束のエ
ネルギー密度が増し液滴が光束に当たりそこから出射さ
れる光も強くなるので、コントラストの良い画像を取得
できる、などの利点がある。
【0035】前記液滴が前記シート光3a、3bの交点
中心に向けて吐出され、前記シート光を通過する際に発
生する散乱光を2つの撮像部4a、4bのCCDカメラ
6a、6bで撮像する。前記CCDカメラ6a、6bに
は撮像光学系5a、5bが取り付けられており、撮像対
象を10倍に拡大して撮像できる。また撮像部4aの光
軸のxy面への投影軸がシート光3aの中心軸と一致
し、撮像部4aの光軸とシート光3aの中心軸のなす角
が45度になるように、撮像部4bの光軸のxy面への
投影軸がシート光3bの中心軸と一致し、撮像部4bの
光軸とシート光3bの中心軸のなす角が45度になるよ
うに2つの撮像部4a、4bは配置されている。
【0036】撮像部4a、4bには、それぞれバンドパ
スフィルタ14a、14bが設置されている。バンドパ
スフィルタ14aは、波長532nmの光を透過し、波
長488nmの光は透過させない。また、バンドパスフ
ィルタ14bは、波長488nmの光を透過し、波長5
32nmの光は透過させない。
【0037】これにより、撮像部4aにはシート光3a
からの光のみを入射し、撮像部4bにはシート光3bか
らの光のみを入射する。
【0038】本実施形態では、ヘッド1を10kHzの
吐出周波数で、CCDカメラ6a、6bを10Hzの取
込み周波数で駆動する。CCDカメラ6a、6bの露光
時間およびその開始タイミングは、外部から入力する信
号の信号ON時間と信号がONに切り替わるタイミング
に対応する。本実施形態では、1回の撮影における露光
時間を1000μsとした。またヘッド1の駆動信号
は、間引き回路を経由してCCDカメラに入力するよう
になっている。間引き回路で、周波数10kHzの信号
から10Hzの信号が取り出される。
【0039】また間引き回路から出た信号は遅延器を経
由し、AOM15にも入力される。AOM15では駆動
信号が入力されると、入射しているレーザ光を偏向しシ
ート光整形用光学系8に入射させる。駆動信号がOFF
の時は、レーザ光はシート光整形用光学系8に入射せ
ず、測定域にはシート光3a、3bは形成されない。遅
延器での信号の遅延時間の調整は、液滴2を吐出させ撮
影しながら遅延時間を変更し、1回の撮影で1滴の液滴
が撮影されるように0.1μsの分解能で調整される。
また本実施形態ではAOM15の駆動時間は1回につき
50μsに設定された。液滴1の飛翔速度は約10m/
sで、シート光3a、3bの厚さが10μmであること
から、シート光3a、3bを通過する時間は約1μsと
計算される。シート光3a、3bが形成されている50
μsという時間は、液滴1のシート光3a、3bの通過
時間1μsより十分大きく、液滴1の吐出間隔100μ
sの半分である。そのため液滴1の飛翔速度がばらつ
き、液滴1がシート光3a、3bを通過するタイミング
が少々ばらついても、液滴1はシート光3a、3bを通
過できる。以上説明したヘッド1の駆動、AOM15の
駆動、CCDカメラ6a、6bの露光のタイミングチャ
ートを図2に示す。
【0040】本実施形態では、液滴としてプリンタのイ
ンクとして用いられているシアンインクを用いた。吐出
される液滴の外径は10μm前後である。CCDカメラ
6aにより撮像された液滴の画像を図3に示す。また図
4に、得られる液滴座標を説明するためのz方向から見
た概略図を示す。
【0041】図3において液滴はZ軸に平行な軸に対し
て対称である。これは撮像部4aの光軸とシート光3a
の中心軸を含む平面が液滴の飛翔する方向であるz軸方
向と概略平行であるためである。またCCDカメラ6a
に入射する光は、シート光3aからのものであり、シー
ト光3bからの光はバンドパスフィルタ14aによりカ
ットされている。撮影された液滴の対称軸のX方向位置
と、図4における被撮影物である液滴のx方向位置とは
一致するので、モニタ原点に対する液滴画像の重心を計
算し、前記重心位置のX座標値を液滴2のx方向位置と
する。同様にCCDカメラ6bで撮影した画像から液滴
2のy方向位置を決定する。本実施形態では、撮像した
画像の分解能は0.6μmであり、重心計算を施してい
ることから計測誤差は1画素分以下と考えられる。つま
り本発明により液滴の外径(10μm前後)の10倍以
上高い精度で液滴の位置を特定できる。
【0042】また本測定装置では、これまで説明したよ
うにヘッド1の吐出口中心点をxy面における原点とし
ており、その位置決め精度を0.1μmでおこなってい
る。よって吐出口に対する液滴の着弾位置が0.1μm
精度で計測できることになる。さらに、測定xy面とヘ
ッド1の吐出口面との距離もわかっているので、着弾位
置だけではなく、液滴の飛翔方向もわかる。
【0043】なお、液滴がxy平面に対して斜めに飛翔
する場合、シート光の厚さがある分、取得される入射光
画像も斜めになる。しかし、液滴の重心座標の各X、Y
座標はz=0のxy平面での飛翔液滴の中心位置x、y
に対応しているので上記の方法で処理すれば精度上問題
なく計測値を算出できる。
【0044】また本実施形態の装置構成は、液滴にシー
ト光があたり、透過屈折した光が撮像部に入射するよう
になっているが、シート光の進行方向が逆になるような
配置をとっても良い。この場合、液滴にシート光があた
り反射した光を撮像することになる。特に液滴が顔料イ
ンクの場合、光は透過しないので、反射光を撮像する構
成でなければならない。
【0045】[実施形態2]図5に本発明が適用される
液体吐出ヘッドの液滴飛翔位置測定装置の概略構成の一
例を、図6に本測定装置でのタイミング図を、図7に信
号の流れを示すブロック図を示す。
【0046】本実施形態の測定装置は、実施形態1の測
定装置に発光素子16と受光素子17が追加されたもの
である。発光素子16から発せられた光束18はxy面
に水平に、またシート光3a、3bの両中心軸の交差部
から鉛直方向上に約300μmほど離れた地点を通過す
るように位置合わせされる。発光素子16にはレンズが
付属しており、z方向厚さ50μm、xy方向幅4mm
の平行光を出射する。受光素子17は、受光する光量に
応じた電圧をリアルタイムに出力する。
【0047】実施形態1同様にヘッド1の位置合わせを
おこない液滴2を吐出すると、吐出された液滴2は光束
18を横切る。すると、受光素子17で受光される光量
が減るので、出力電圧も減少する。
【0048】液滴2の吐出される周波数を20kHzと
すると、受光素子17の出力も周波数20kHzで変動
する。この出力信号は間引き回路に送られる。さらにパ
ルス発振器から10Hzのトリガ信号が間引き回路に送
られる。トリガ信号が間引き回路に入力してから20μ
s以上経過後に、最初に入力した受光素子17の変動出
力をトリガとして、10HzのAOM駆動信号が遅延器
に送られる。遅延器で一定時間遅延されたAOM駆動信
号がAOM15に送られる。
【0049】一方、パルス発振器から出力されるトリガ
信号はCCDカメラ6a、6bにも送られる。
【0050】CCDカメラ6a、6bはトリガ信号を受
け露光を開始する。本実施形態での露光時間は1000
μsである。
【0051】AOM15では駆動信号が入力されると、
レーザ7a、7bから入射されているレーザ光を偏向し
シート光3a、3bを生成する。本実施形態の場合、1
回あたりAOM15によりレーザ光が偏向をうける時間
は10μsである。遅延器で設定される遅延時間は、液
滴2を吐出させ撮影しながら遅延時間を変更し、液滴2
が確実に撮影されるように0.1μsの分解能で事前に
調整される。
【0052】本実施形態では20kHzの周波数で、プ
リンタで用いられているシアンインクが吐出された。本
装置では、光束18とシート光3a、3bの間隔が30
0μmと短く、液滴2が光束18を通過する時点に同期
してAOM15を駆動しているため、液滴2がシート光
3a、3bを通過するタイミングをより正確に把握する
装置構成になっている。そのためシート光3a、3bが
生成される時間は1回あたり10μsしかないが、すべ
ての取得画像において1滴の液滴2を撮影することがで
きた。撮影された画像は実施形態1同様に処理され飛翔
位置が算出された。
【0053】[実施形態3]図8に本発明が適用される
液体吐出ヘッドの液滴飛翔位置測定装置の概略構成の一
例を示す。本実施形態の測定装置は実施形態1の測定装
置と異なり、AOM15がなくレーザ7a、7bから出
射されたレーザ光はシート光整形用光学系8に直接入射
される。そのためシート光3a、3bは、実施形態1で
はパルス的に形成されたが、本装置では常時形成されて
いる。CCDカメラは電子シャッタ機能を備えており、
50μsの短時間露光が可能である。
【0054】図9に本測定装置のタイミング図を示す。
本実施形態では、ヘッド1を10kHzの吐出周波数で
駆動する。CCDカメラ6a、6bの露光時間およびそ
の開始タイミングは、外部から入力する駆動信号のパル
ス長とパルスが立ち上がるタイミングに対応する。ヘッ
ド1の周波数10kHzの駆動信号が、間引き回路で1
0Hzの信号として取り出され、さらに遅延器を経由し
CCDカメラに入力される。遅延器では、出力信号の1
パルスあたりのパルス長は50μsに設定された。また
遅延器での遅延時間は、液滴2を吐出させ撮影しながら
遅延時間を変更し、液滴2が確実に撮影されるように
0.1μsの分解能で調整された。
【0055】本実施形態では、プリンタで用いられてい
るシアンインクが吐出され液滴2の撮影がされた。撮影
された画像は実施形態1同様に処理され飛翔位置が算出
された。
【0056】[実施形態4]図10に本発明が適用され
る液体吐出ヘッドの液滴飛翔位置測定装置の概略構成の
一例を、図11にタイミング図を、図12に信号の流れ
を示すブロック図を示す。
【0057】本実施形態の測定装置は、実施形態3の測
定装置に発光素子16と受光素子17が追加されたもの
である。発光素子16から発せられた光束18はxy面
に水平に、またシート光3a、3bの両中心軸の交差部
から鉛直方向上に約300μmほど離れた地点を通過す
るように位置合わせされる。発光素子16にはレンズが
付属しており、z方向厚さ50μm、xy方向幅4mm
の平行光を出射する。受光素子17は、受光する光量に
応じた電圧をリアルタイムに出力する。
【0058】実施形態1と同様にヘッド1の位置合わせ
がおこなわれ、液滴2が吐出される。吐出された液滴2
は光束18を横切る。すると、受光素子17で受光され
る光量が減るので、出力電圧も減少する。
【0059】液滴2の吐出される周波数を10kHzと
すると、受光素子17の出力も周波数10kHzで変動
する。この出力信号は間引き回路に送られる。さらにパ
ルス発振器から10Hzのトリガ信号が間引き回路に送
られる。トリガ信号が間引き回路に入力してから20μ
s以上経過後に、最初に入力した受光素子17の変動出
力をトリガとして、10Hzの駆動信号が遅延器に送ら
れる。遅延器で一定時間遅延された駆動信号がCCDカ
メラ6a、6bに送られる。
【0060】CCDカメラ6a、6bの露光時間および
その開始タイミングは、外部から入力する駆動信号のパ
ルス長とパルスが立ち上がるタイミングに対応する。本
実施形態では、遅延器から出力される信号の1パルスあ
たりのパルス長は30μsに設定された。また遅延器で
の遅延時間は、液滴2を吐出させ撮影しながら遅延時間
を変更し、液滴2が確実に撮影されるように0.1μs
の分解能で調整された。
【0061】本実施形態では10kHzの周波数で、プ
リンタで用いられているシアンインクが吐出された。本
装置では実施形態2の装置同様、光束18とシート光3
a、3bの間隔が約300μmと短く、液滴2が光束1
8を通過する時点に同期してカメラの露光をしているた
め、液滴2がシート光3a、3bを通過するタイミング
をより正確に把握する装置構成になっている。そのため
カメラの露光時間は1回あたり30μsしかないが、す
べての取得画像において1滴の液滴2を撮影することが
できた。撮影された画像はこれまでの実施形態同様に処
理され飛翔位置が算出された。
【0062】
【発明の効果】これまで説明したように、本発明によ
り、高い周波数で連続的に吐出される液滴の飛翔する位
置を正確に測定することができる。
【0063】それにより、液体吐出装置の吐出特性の解
析が可能になり、吐出された液滴の着弾位置のばらつき
がなくなるように調整することで、形成される画像を高
精細かつ高画質にすることができる。
【0064】また製造したヘッドを本発明の測定装置で
測定することで、出荷するヘッドの品質を高いレベルに
保証することができる。また計測したデータを各製造工
程にフィードバックすれば、より信頼性の高いヘッドを
効率良く生産できるようになり、かつ製造コストの低減
も図れる。
【0065】さらに本発明の方法を使用すれば、液体吐
出ヘッドの吐出液滴に限らず、微小液体、微小固体の飛
翔位置を高精度に計測することが可能である。例えば球
状紛体や噴霧滴の飛翔位置測定が可能と考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を説明するための、液体吐
出ヘッドの液滴飛翔位置測定装置の概略構成図である。
【図2】実施形態1でのタイミング図である。
【図3】実施形態1で撮像した液滴画像の1例である。
【図4】液滴座標を説明するための液滴飛翔方向から見
た概略図である。
【図5】本発明の実施形態2を説明するための、液体吐
出ヘッドの液滴飛翔位置測定装置の概略構成図である。
【図6】実施形態2でのタイミング図である。
【図7】実施形態2でのブロック図である。
【図8】本発明の実施形態3を説明するための、液体吐
出ヘッドの液滴飛翔位置測定装置の概略構成図である。
【図9】実施形態3でのタイミング図である。
【図10】本発明の実施形態4を説明するための、液体
吐出ヘッドの液滴飛翔位置測定装置の概略構成図であ
る。
【図11】実施形態4でのタイミング図である。
【図12】実施形態4でのブロック図である。
【図13】従来技術に係る液滴の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 液体吐出ヘッド 2 液滴 3a、3b シート光 4a、4b 像部 a、5b 像部光学系 6a、6b CDカメラ 7a グリーンレーザ 7b ブルーレーザ 8 シート光整形用光学系 9 レーザ変位計 10 xyステージ 11 zステージ 12 あおり(チルト)機構部 13 回転用機構部 14a、14b バンドパスフィルタ 15 AOM 16 発光素子 17 受光素子 18 光束
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 KD10 2F065 AA03 AA17 BB07 CC00 FF04 GG04 GG08 HH05 HH14 JJ03 JJ05 JJ26 LL57 PP12 QQ11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体吐出ヘッドから吐出された液滴が横
    切る第1の光束であってパルス点灯されるものを生成す
    る第1の光束生成手段と、 前記液滴が前記第1の光束を横切る時に前記液滴で変化
    する光を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段で撮像した光の画像を処理することによ
    り、前記液滴が前記第1の光束を横切った時の前記液滴
    の中心座標を測定する測定手段と、 を備えることを特徴とする飛翔液滴位置測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の飛翔液滴位置測定装置
    において、 前記第1の光束生成手段は、前記第1の光束のパルス点
    灯を、1回の撮像に対し1回行うことを特徴とする飛翔
    液滴位置測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の飛翔液滴位置測
    定装置において、 前記第1の光束生成手段は、前記第1の光束のパルス点
    灯を、前記液体吐出ヘッドから前記液滴を吐出させるた
    めの吐出信号に同期して行うことを特徴とする飛翔液滴
    位置測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の飛翔液滴位置測
    定装置において、 前記液体吐出ヘッドの前記液滴を吐出させる吐出口と前
    記液滴が前記第1の光束を横切る位置との間において、
    前記液滴の飛翔ルートを横切るような第2の光束を生成
    する第2の光束生成手段と、 前記第2の光束を前記液滴が横切る時に変化する前記第
    2の光束を受光して、前記第2の光束の受光量に対応し
    た受光信号を出力する受光信号出力手段と、 を更に備え、 前記第1の光束生成手段は、前記第1の光束をパルス点
    灯を、前記受光信号の変化に同期して行うことを特徴と
    する飛翔液滴位置測定装置。
  5. 【請求項5】 液体吐出ヘッドから吐出された液滴が横
    切る光束を生成する光束生成手段と、 前記液滴が前記光束を横切る時に前記液滴で変化する光
    を、前記液体吐出ヘッドから前記液滴を吐出させるため
    の吐出信号に同期して撮像する撮像手段と、 前記撮像手段で撮像した光の画像を処理することによ
    り、前記液滴が前記光束を横切った時の前記液滴の中心
    座標を測定する測定手段と、 を備えることを特徴とする飛翔液滴位置測定装置。
  6. 【請求項6】 液体吐出ヘッドから吐出された液滴が横
    切る第1の光束を生成する第1の光束生成手段と、 前記液体吐出ヘッドの前記液滴を吐出させる吐出口と前
    記液滴が前記第1の光束を横切る位置との間において、
    前記液滴の飛翔ルートを横切るような第2の光束を生成
    する第2の光束生成手段と、 前記第2の光束を前記液滴が横切る時に変化する前記第
    2の光束を受光して、前記第2の光束の受光量に対応し
    た受光信号を出力する受光信号出力手段と、 前記液滴が前記第1の光束を横切る時に前記液滴で変化
    する光を、前記受光信号に同期して撮像する撮像手段
    と、 前記撮像手段で撮像した光の画像を処理することによ
    り、前記液滴が前記第1の光束を横切った時の前記液滴
    の中心座標を測定する測定手段と、 を備えることを特徴とする飛翔液滴位置測定装置。
  7. 【請求項7】 液体吐出ヘッドから吐出された液滴が横
    切る第1の光束であってパルス点灯されるものを生成す
    る第1の光束生成ステップと、 前記液滴が前記第1の光束を横切る時に前記液滴で変化
    する光を撮像する撮像ステップと、 前記撮像ステップで撮像した光の画像を処理することに
    より、前記液滴が前記第1の光束を横切った時の前記液
    滴の中心座標を測定する測定ステップと、 を備えることを特徴とする飛翔液滴位置測定方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の飛翔液滴位置測定方法
    において、 前記第1の光束生成ステップは、前記第1の光束のパル
    ス点灯を、1回の撮像に対し1回行うことを特徴とする
    飛翔液滴位置測定方法。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載の飛翔液滴位置測
    定方法において、 前記第1の光束生成ステップは、前記第1の光束のパル
    ス点灯を、前記液体吐出ヘッドから前記液滴を吐出させ
    るための吐出信号に同期して行うことを特徴とする飛翔
    液滴位置測定方法。
  10. 【請求項10】 請求項7又は8に記載の飛翔液滴位置
    測定方法において、 前記液体吐出ヘッドの前記液滴を吐出させる吐出口と前
    記液滴が前記第1の光束を横切る位置との間において、
    前記液滴の飛翔ルートを横切るような第2の光束を生成
    する第2の光束生成ステップと、 前記第2の光束を前記液滴が横切る時に変化する前記第
    2の光束を受光して、前記第2の光束の受光量に対応し
    た受光信号を出力する受光信号出力ステップと、 を更に備え、 前記第1の光束生成ステップは、前記第1の光束をパル
    ス点灯を、前記受光信号の変化に同期して行うことを特
    徴とする飛翔液滴位置測定方法。
  11. 【請求項11】 液体吐出ヘッドから吐出された液滴が
    横切る光束を生成する光束生成ステップと、 前記液滴が前記光束を横切る時に前記液滴で変化する光
    を、前記液体吐出ヘッドから前記液滴を吐出させるため
    の吐出信号に同期して撮像する撮像ステップと、 前記撮像ステップで撮像した光の画像を処理することに
    より、前記液滴が前記光束を横切った時の前記液滴の中
    心座標を測定する測定ステップと、 を備えることを特徴とする飛翔液滴位置測定方法。
  12. 【請求項12】 液体吐出ヘッドから吐出された液滴が
    横切る第1の光束を生成する第1の光束生成ステップ
    と、 前記液体吐出ヘッドの前記液滴を吐出させる吐出口と前
    記液滴が前記第1の光束を横切る位置との間において、
    前記液滴の飛翔ルートを横切るような第2の光束を生成
    する第2の光束生成ステップと、 前記第2の光束を前記液滴が横切る時に変化する前記第
    2の光束を受光して、前記第2の光束の受光量に対応し
    た受光信号を出力する受光信号出力ステップと、 前記液滴が前記第1の光束を横切る時に前記液滴で変化
    する光を、前記受光信号に同期して撮像する撮像ステッ
    プと、 前記撮像ステップで撮像した光の画像を処理することに
    より、前記液滴が前記第1の光束を横切った時の前記液
    滴の中心座標を測定する測定ステップと、 を備えることを特徴とする飛翔液滴位置測定方法。
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