JP3702488B2 - アップライト型電気掃除機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は移動が軽くできるアップライト型電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の技術を図3・図4を用いて説明する。図3は従来のアップライト型電気掃除機の概略断面図、図4は床ノズルを底面から見た平面図である。
【0003】
図に示すように、本体1は、電動送風機2・集塵袋3を内包している。本体1には、電動送風機2・集塵袋3を覆う本体カバー4と、集塵袋3を出し入れするための蓋5を設けている。本体1の上部には使用者が移動に用いる把手6を設けている。また本体1の下部には、掃除面の塵埃を吸い込む床ノズル7を設けている。
【0004】
床ノズル7には、掃除面に対して略平行な平面を有している浮上板8を設けており、電動送風機2の排気流9を吹出口10から吹き出して、掃除機の移動を容易にしている。11は前記電動送風機2の排気流9を吹出口10まで導いている吹出流路である。12は床ノズル7に設けている塵埃を吸い込むための主吸込口で、被掃除面である絨毯面で回転する回転ブラシ13を有している。14はこの塵埃を集塵袋3に導くための吸込流路、15は集塵袋3の入口である。また、浮上板8の外周には浮上板8から吹き出す塵埃を吸い込むための吸込口16が設けられている。
【0005】
以上の構成で、操作が軽くて使い勝手の良いアップライト型電気掃除機として作用するものである。すなわち、使用者が把手6に設けているスイッチをオンして電動送風機2の作動を開始すると、吸込流17が発生して、床ノズル7の主吸込口12から被掃除面の塵埃を吸い込んで、吸込流路14を介して本体1内の集塵袋3まで導くものである。被掃除面の種類が絨毯である場合には、回転ブラシ13が回転して掻き上げた絨毯面の塵埃を吸い込むものである。このとき電動送風機2の排気流9は、吹出流路11から浮上板8のほぼ中央部に設けている吹出口10から吹き出されるようになっている。
【0006】
浮上板8は、被掃除面に対して略平行な平面を有しており、前記吹出流はこの平面に沿って吹き出される形となるものである。従って浮上板8には、被掃除面から浮上する力が作用することになる。つまり、使用者の掃除機の操作がこの浮上力によって非常に軽いものとなり、前後方向は勿論、左右方向への移動も極めて容易になるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成のアップライト型電気掃除機は、下記の課題を有している。
【0008】
1.段差のある被掃除面を掃除する際に、被掃除面と浮上板8との間に大きな隙間ができてしまい、浮上する作用がなくなり、掃除機の操作が困難になる。
【0009】
2.電動送風機2の通電をオフにしたまま掃除機そのものを持ち上げないで移動する際に、浮上板8が被掃除面と接地しているので、ひきずる様な恰好になりスムーズに移動できない。
【0010】
3.掃除機の電源コードをコンセントから抜いて持ち運ぶ際に、掃除機を持ち上げて移動するのは重くて、掃除機の移動性が悪かった。
【0011】
4.被掃除面が畳や床など絨毯以外の場合、浮上板8と被掃除面との隙間が非常に小さいため、小さな砂粒などが噛み込んだりして被掃除面を傷をつけてしまう。
【0012】
本発明はこのような課題を解決しようとするもので、段差のある被掃除面を掃除する際でも掃除機の操作を容易にし、また、電動送風機の通電をオフにしたり、掃除機の電源コードをコンセントから抜いても、スムーズに移動でき、かつ軽やかに持ち運ぶことができ、また、被掃除面が畳や床など絨毯以外の場合でも、被掃除面に傷をつけることなく安心して使えるアップライト型電気掃除機を提供するのを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の第一の手段は、吸込圧を発生する電動送風機と、集塵した塵埃を収容する集塵袋を有する掃除機本体と、掃除機本体の下部に設けられ、塵埃を集塵する床ノズルと、前記床ノズルの下面から前記電動送風機の排気流を吹き出す吹出口と、前記床ノズルの下面で、前記吹出口の外周に設けた浮上板と、前記電動送風機の排気流を前記床ノズルの吹出口に導く吹出流路と、前記床ノズルを移動可能にするローラーと、このローラーを回転自在に支持するローラー支持部材と、前記ローラーを上下に昇降可能とすべく前記ローラー支持部材を保持する保持部材と、前記ローラー支持部材に取り付けられ、前記ローラーが常時下方にいくよう作用する弾性部材とを備え、前記ローラー支持部材は排気流の圧力を受ける受圧部を有し、この受圧部は筒状の伸縮部材により前記吹出流路と気密に導通されており、受圧部に排気流の圧力が加わるとローラーが上方向に移動し、受圧部に排気流の圧力が加わらないと弾性部材によってローラーが下方に強制的に移動する構成としたものである。
【0014】
本発明の第二の手段は、吸込圧を発生する電動送風機と、集塵した塵埃を収容する集塵袋を有する掃除機本体と、掃除機本体の下部に設けられ、塵埃を集塵する床ノズルと、前記床ノズルの下面から前記電動送風機の排気流を吹き出す吹出口と、前記床ノズルの下面で、前記吹出口の外周に設けた浮上板と、前記電動送風機の排気流を前記床ノズルの吹出口に導く吹出流路と、前記床ノズルを移動可能にするローラーと、前記浮上板を上下に昇降可能とすべく浮上板を保持する保持部材と、前記浮上板に取り付けられ、浮上板が常時上方にいくよう作用する弾性部材とを備え、浮上板には被掃除面と反対側に排気流の圧力を受ける受圧部を有し、この受圧部は筒状の伸縮部材により前記吹出流路と気密に導通されており、受圧部に排気流の圧力が加わると浮上板が下方向に移動し、受圧部に排気流の圧力が加わらないと弾性部材によって浮上板が上方に強制的に移動する構成としたものである。
【0015】
【作用】
本発明の第一の手段は、床ノズルを前後に操作可能にするローラーが上下に昇降可能となるように保持されており、ローラー支持部材には排気流の圧力を受ける受圧部が設けられ、この受圧部は筒状の伸縮部材により前記吹出流路と気密に導通されており、受圧部に排気流の圧力が加わるとローラーが上方向に移動し、受圧部に排気流の圧力が加わらないと弾性部材によってローラーが下方に強制的に移動する。
【0016】
即ち排気流を利用することで、ローラーを昇降させることができ、ローラーが上方にあるときは浮上力を利用した掃除機となり、ローラーが下方にあるときはローラーを利用した通常の掃除機となる。このように、必要に応じてローラーを利用することができるので、段差のある被掃除面を掃除する際でも掃除機の操作を容易にし、また、電動送風機の通電をオフにしたり、掃除機の電源コードをコンセントから抜いても、スムーズに移動でき、かつ軽やかに持ち運ぶことができ、また、被掃除面が畳や床など絨毯以外の場合でも、被掃除面に傷をつけることなく安心して使える。また、モーター等の駆動源を要しないので騒音の少ない、即応性のあるローラーの昇降動作を可能にするとともに、低コストで実現できるよう作用するものである。
【0017】
本発明の第二の手段は、床ノズルを前後に操作可能にするローラーが設けられており、浮上板が上下に昇降可能となるよう保持されており、浮上板には被掃除面と反対側に排気流の圧力を受ける受圧部が設けられ、この受圧部は筒状の伸縮部材により前記吹出流路と気密に導通されており、受圧部に排気流の圧力が加わると浮上板が下方向に移動し、受圧部に排気流の圧力が加わらないと弾性部材によって浮上板が上方に強制的に移動する。
【0018】
即ち排気流を利用することで、浮上板を昇降させることができ、浮上板が下方にあるときは浮上力を利用した掃除機となり、浮上板が上方にあるときはローラーを利用した通常の掃除機となる。このように、必要に応じてローラーを利用することができるので、段差のある被掃除面を掃除する際でも掃除機の操作を容易にし、また、電動送風機の通電をオフにしたり、掃除機の電源コードをコンセントから抜いても、スムーズに移動でき、かつ軽やかに持ち運ぶことができ、また、被掃除面が畳や床など絨毯以外の場合でも、被掃除面に傷をつけることなく安心して使える。また、モーター等の駆動源を要しないので騒音の少ない、即応性のあるローラーの昇降動作を可能にするとともに、低コストで実現できるよう作用するものである。
【0019】
【実施例】
(実施例1)
本発明の第一の実施例を図1を用いて説明する。図1は本実施例のアップライト型電気掃除機の概略断面図である。本体18は、電動送風機19・集塵袋20を内包している。本体18には、電動送風機19・集塵袋20を覆う本体カバー21と、集塵袋20を出し入れするための蓋22を設けている。本体18の上部には使用者が移動に用いる把手23を設けている。また本体18の下部には、被掃除面の塵埃を吸い込む床ノズル24を設けている。床ノズル24には、被掃除面に対して略平行な平面を有している浮上板25を設けており、電動送風機19の排気流26を吹出口27から吹き出して、掃除機の移動を容易にしている。
【0020】
28は、前記電動送風機19の排気流26を吹出口27まで導いている吹出流路である。29は床ノズル24に設けている塵埃を吸い込むための主吸込口で、被掃除面である絨毯面で回転する回転ブラシ30を有している。31は塵埃を集塵袋20に導くための吸込流路、32は集塵袋20の入口である。また、浮上板25の外周には浮上板25から吹き出す塵埃を吸い込むための吸込口33が設けられている。
【0021】
34は床ノズル24を前後に操作可能にするローラー、35はローラー34を回転自在に支持するローラー支持部材、36はローラー34を上下に昇降可能とすべくローラー支持部材35を保持する保持部材、37は弾性部材でローラー支持部材35に取り付けられ、ローラー34が常時下方にいくよう作用する。38はローラー支持部材35に設けられた受圧部で、排気流の圧力を受け、この受圧部38は筒状の伸縮部材39により空気室40を介して吹出流路28と気密に導通されている。また、41は空気室40の一部に設けられた開口部である。
【0022】
以上の構成で、従来例と異なる部分についてのみ説明する。電動送風機19の排気流26は吹出流路28を経て空気室40に入り、この後、吹出口27から被掃除面に吹き付けられる。このとき、排気流26は開口部41を通って受圧部38を押し上げる。この作用により、ローラー支持部材35は保持部材36を軸として上方に回転移動し、ストッパー(図示せず)にあたって停止する。これに伴って、ローラー34は被掃除面から離れたところで静止する。なお、ここでは回転移動用の保持部材の構成を例に挙げたが、摺動移動用の保持部材の構成であっても同様の作用が得られる。
【0023】
次に、電動送風機19の停止に伴い、排気流26がなくなると、受圧部38に作用する力はなくなり、弾性部材37によって、ローラー支持部材35は保持部材36を軸として下方に回転移動し、ストッパー(図示せず)にあたって停止する。これに伴って、ローラー34は被掃除面に接地し、浮上板25を押し上げ被掃除面から離す。なお、ここでは電動送風機19の停止により、排気流26を受圧部38に送るのを止めたが、吹出流路28や空気室40に切換弁を設けて、排気流を機外へ排出する構成にすると、電動送風機19を動作させたまま被掃除面への排気流の吹き出しを止めることができるので、吸い込みのみの通常の掃除機として使用することができる。
【0024】
このように、排気流を利用することで、ローラー34を昇降させることができ、ローラー34が上方にあるときは浮上力を利用した掃除機となり、ローラー34が下方にあるときはローラー34を利用した通常の掃除機となる。即ち、必要に応じてローラー34を利用することができるので、段差のある被掃除面を掃除する際でも掃除機の操作を容易にし、また、電動送風機の通電をオフにしたり、掃除機の電源コードをコンセントから抜いても、スムーズに移動でき、かつ軽やかに持ち運ぶことができ、また、被掃除面が畳や床など絨毯以外の場合でも、被掃除面に傷をつけることなく安心して使える。また、モーター等の駆動源を要しないので騒音の少ない、即応性のあるローラーの昇降動作を可能にするとともに、低コストで実現できる。
【0025】
(実施例2)
次に、本発明の第二の実施例を、図2を用いて説明する。図2は本実施例のアップライト型電気掃除機の概略断面図である。本体42は、電動送風機43・集塵袋44を内包している。本体42には、電動送風機43・集塵袋44を覆う本体カバー45と、集塵袋44を出し入れするための蓋46を設けている。本体42の上部には使用者が移動に用いる把手47を設けている。また本体42の下部には、掃除面の塵埃を吸い込む床ノズル48を設けている。床ノズル48には、被掃除面に対して略平行な平面を有している浮上板49を設けており、電動送風機43の排気流50を吹出口51から吹き出して、掃除機の移動を容易にしている。52は、前記電動送風機43の排気流50を吹出口51まで導いている吹出流路である。53は床ノズル48に設けている塵埃を吸い込むための主吸込口で、絨毯面で回転する回転ブラシ54を有している。
【0026】
55はこの塵埃を集塵袋44に導くための吸込流路で柔軟な材質でできている。56は集塵袋44の入口である。また、浮上板49の外周には浮上板49から吹き出す塵埃を吸い込むための吸込口57が設けられている。58は床ノズルを前後に操作可能にするローラー、59はローラー58を回転自在に支持するローラー支持部材、60は浮上板49を上下に昇降可能とすべく保持する保持部材、61は弾性部材でローラー支持部材59に取り付けられ、浮上板49が常時上方にいくよう作用する。浮上板49には清掃面と反対側に排気流の圧力を受ける受圧部62が設けられている。この受圧部62は筒状の伸縮部材63により空気室64を介して吹出流路52と気密に導通されている。
【0027】
以上の構成で、従来例と異なる部分についてのみ説明する。電動送風機43の排気流50は吹出流路52を経て、空気室64に入り、この後、吹出口51から被掃除面に吹き付けられる。このとき、排気流50は受圧部62を押し下げる。この作用により、浮上板49は保持部材60を軸として下方に回転移動し、ストッパー(図示せず)にあたって停止、即ち被掃除面と接地状態となる。またこれに伴って、ローラー58は被掃除面から離れたところで静止する。なお、ここでは回転移動用の保持部材の構成を例に挙げたが、摺動移動用の保持部材の構成であっても同様の作用が得られる。
【0028】
次に、電動送風機43の停止に伴い、排気流50がなくなると、受圧部62に作用する力はなくなり、弾性部材61によって、浮上板49は保持部材60を軸として上方に回転移動し、ストッパー(不図示)にあたって停止、即ち被掃除面から離れる。またこれに伴って、ローラー58は被掃除面と接地状態となる。なお、ここでは電動送風機19の停止により、排気流26を受圧部38に送るのを止めたが、吹出流路28や空気室40に切換弁を設けて、排気流を機外へ排出する構成にすると、電動送風機を動作させたまま被掃除面への排気流の吹き出しを止めることができるので、吸い込みのみの通常の掃除機として使用することができる。
【0029】
このように、排気流を利用することで、浮上板49を昇降させることができ、ローラー58が上方にあるときは浮上力を利用した掃除機となり、ローラー58が下方にあるときはローラー58を利用した通常の掃除機となる。即ち、必要に応じてローラー58を利用することができるので、段差のある被掃除面を掃除する際でも掃除機の操作を容易にし、また、電動送風機の通電をオフにしたり、掃除機の電源コードをコンセントから抜いても、スムーズに移動でき、かつ軽やかに持ち運ぶことができ、また、被掃除面が畳や床など絨毯以外の場合でも、被掃除面に傷をつけることなく安心して使える。また、モーター等の駆動源を要しないので騒音の少ない、即応性のあるローラー58の昇降動作を可能にするとともに、低コストで実現できる。
【0030】
【発明の効果】
本発明の第一の手段は、床ノズルを移動可能にするローラーと、ローラーを回転自在に支持するローラー支持部材と、ローラーを上下に昇降可能とすべくローラー支持部材を保持する保持部材と、前記ローラー支持部材に取り付けられ、ローラーが常時下方にいくよう作用する弾性部材とを備え、前記ローラー支持部材は排気流の圧力を受ける受圧部を有し、この受圧部は筒状の伸縮部材により前記吹出流路と気密に導通されており、受圧部に排気流の圧力が加わるとローラーが上方向に移動し、受圧部に排気流の圧力が加わらないと弾性部材によってローラーが下方に強制的に移動する構成としてるので、ローラーを昇降させることができ、ローラーが上方にあるときは浮上力を利用した掃除機となり、ローラーが下方にあるときはローラーを利用した通常の掃除機となる。
【0031】
このように、必要に応じてローラーを利用することができるので、段差のある掃除面を掃除する際でも掃除機の操作を容易にし、また、電動送風機の通電をオフにしたり、掃除機の電源コードをコンセントから抜いても、スムーズに移動でき、かつ軽やかに持ち運ぶことができ、また、掃除面が畳や床など絨毯以外の場合でも、掃除面に傷をつけることなく安心して使える。また、モーター等の駆動源を要しないので騒音の少ない、即応性のあるローラーの昇降動作を可能にするとともに、低コストで実現できるアップライト型電気掃除機を実現するものである。
【0032】
本発明の第二の手段は、床ノズルの移動を可能にするローラーと、浮上板を上下に昇降可能とすべく浮上板を保持する保持部材と、浮上板に取り付けられ、浮上板が常時上方にいくよう作用する弾性部材とを備え、浮上板には被掃除面と反対側に排気流の圧力を受ける受圧部を有し、この受圧部は筒状の伸縮部材により吹出流路と気密に導通されており、受圧部に排気流の圧力が加わると浮上板が下方向に移動し、受圧部に排気流の圧力が加わらないと弾性部材によって浮上板が上方に強制的に移動する構成としているので、浮上板を昇降させることができ、浮上板が下方にあるときは浮上力を利用した掃除機となり、浮上板が上方にあるときはローラーを利用した通常の掃除機となる。
【0033】
このように、必要に応じてローラーを利用することができるので、段差のある被掃除面を掃除する際でも掃除機の操作を容易にし、また、電動送風機の通電をオフにしたり、掃除機の電源コードをコンセントから抜いても、スムーズに移動でき、かつ軽やかに持ち運ぶことができ、また、掃除面が畳や床など絨毯以外の場合でも、被掃除面に傷をつけることなく安心して使える。また、モーター等の駆動源を要しないので騒音の少ない、即応性のあるローラーの昇降動作を可能にするとともに、低コストで実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例におけるアップライト型電気掃除機の断面図
【図2】本発明の第二の実施例におけるアップライト型電気掃除機の断面図
【図3】従来のアップライト型電気掃除機の断面図
【図4】同床ノズルの平面図
【符号の説明】
18、42 掃除機本体
19、43 電動送風機
24、48 床ノズル
25、49 浮上板
27、51 吹出口
28、52 吹出流路
34、58 ローラー
35、59 ローラー支持部材
36、60 保持部材
37、61 弾性部材
38、62 受圧部
39、63 筒状の伸縮部材

Claims (2)

  1. 吸込圧を発生する電動送風機と、集塵した塵埃を収容する集塵袋を有する掃除機本体と、掃除機本体の下部に設けられ、塵埃を集塵する床ノズルと、前記床ノズルの下面から前記電動送風機の排気流を吹き出す吹出口と、前記床ノズルの下面で、前記吹出口の外周に設けた浮上板と、前記電動送風機の排気流を前記床ノズルの吹出口に導く吹出流路と、前記床ノズルを移動可能にするローラーと、このローラーを回転自在に支持するローラー支持部材と、前記ローラーを上下に昇降可能とすべく前記ローラー支持部材を保持する保持部材と、前記ローラー支持部材に取り付けられ、前記ローラーが常時下方にいくよう作用する弾性部材とを備え、前記ローラー支持部材は排気流の圧力を受ける受圧部を有し、この受圧部は筒状の伸縮部材により前記吹出流路と気密に導通されており、受圧部に排気流の圧力が加わるとローラーが上方向に移動し、受圧部に排気流の圧力が加わらないと弾性部材によってローラーが下方に強制的に移動する構成としたアップライト型電気掃除機。
  2. 吸込圧を発生する電動送風機と、集塵した塵埃を収容する集塵袋を有する掃除機本体と、掃除機本体の下部に設けられ、塵埃を集塵する床ノズルと、前記床ノズルの下面から前記電動送風機の排気流を吹き出す吹出口と、前記床ノズルの下面で、前記吹出口の外周に設けた浮上板と、前記電動送風機の排気流を前記床ノズルの吹出口に導く吹出流路と、前記床ノズルを移動可能にするローラーと、前記浮上板を上下に昇降可能とすべく浮上板を保持する保持部材と、前記浮上板に取り付けられ、浮上板が常時上方にいくよう作用する弾性部材とを備え、浮上板には被掃除面と反対側に排気流の圧力を受ける受圧部を有し、この受圧部は筒状の伸縮部材により前記吹出流路と気密に導通されており、受圧部に排気流の圧力が加わると浮上板が下方向に移動し、受圧部に排気流の圧力が加わらないと弾性部材によって浮上板が上方に強制的に移動する構成としたアップライト型電気掃除機。
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