JP3702121B2 - 発電装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発電装置に関し、特に、水中ロボットや潜水艦などの水中航走体や水中基地などにおいて電力を供給する場合に適用すると有効なものである。
【0002】
【従来の技術】
水中ロボットや潜水艦などの水中航走体や水中基地などで発電を行う発電装置においては、以下の条件を満たす必要がある。
(1)空気がないため、酸素発生装置が必要である。
(2)深度圧の影響を受けないようにクローズドサイクルにする必要がある。
(3)排ガス等の発生がない。
【0003】
このため、水中等で使用される発電装置には、水素と酸素とを電気化学的に反応させて電力を得るようにした燃料電池を適用することが考えられている。燃料電池を適用した発電装置は、図4に示すように、酸素ボンベ11内の酸素1が酸素調圧装置12で作動圧力に調整されながら酸素調温装置13で温度調整された後に燃料電池31内に供給される一方、水素ボンベ15内の水素2が水素調圧装置16で作動圧力に調整されながら水素調温装置17で温度調整された後に燃料電池101内に供給されることにより、酸素1と水素2とが電気化学的に反応して電力および水3を生じ、電気が二次電池102に蓄電されて各種電機系統の負荷103に使用され、上記水3が水タンク104内に貯蔵されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような発電装置では、以下のような問題がある。
【0005】
(1)酸素1および水素2をガスで貯蔵しているため、十分な発電能力を得ようとすると、これら原料1,2の貯蔵にかかるスペースが非常に大きくなってしまい、発電能力の向上に限界があった。そこで、液化した酸素1および水素2を利用することにより、これら原料1,2の貯蔵密度を向上させることが考えらるものの、液体水素は、自然蒸発量が大きくて長期間の貯蔵が困難であるため、液体水素を実機に適用することは現実的に困難である。
【0006】
(2)電気化学反応の効率を向上させるため、酸素1および水素2を各調温装置13,17で所定の温度(一般に100℃前後)に加熱してから燃料電池101に供給する必要がある。この加熱に要するエネルギは、発電エネルギの数%にもなってしまい、エネルギ的に大きな無駄がある。
【0007】
(3)反応で生じた水3を水タンク104内でそのまま保管するため、スペース的に無駄を生じてしまう。なぜなら、水中航走体に適用している場合に上記水3を外部へ排出してしまうと、排出した重量分だけ浮力が大きくなるため、浮力バランスが崩れたり重心位置がずれたりしてしまい、姿勢制御が困難となってしまうからである。
【0008】
このようなことから、本発明は、コンパクトでエネルギ効率が高く長期使用が可能な発電装置を提供することを目的とした。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するための、本発明による発電装置は、酸素ガスを発生させる酸素ガス発生手段と、水素ガスを発生させる水素ガス発生手段と、前記酸素ガスと前記水素ガスとを反応させることで電力および水を生じる発電機器とを備えてなる発電装置であって、前記水素ガス発生手段が、水と反応することにより前記水素ガスを発生する金属燃料、水素化リチウム、水素化ナトリウムのうちのいずれかまたはこれらの組み合わせを保持する保持手段と、前記発電機器で生じた前記水を前記保持手段に供給する給水手段とを備えてなり、前記酸素ガス発生手段が、加熱分解することにより酸素ガスを発生する酸素発生剤を保持する保持手段と、前記酸素発生剤を加熱する加熱手段とを備えてなり、前記酸素ガス発生手段の前記加熱手段が、前記保持手段内の前記酸素発生剤を送給する送給ポンプと、前記保持手段内に設けられ、水平方向に沿って軸心を向けて一端側に前記送給ポンプを連結されると共に他端側を開放されると共に、上方側に複数の貫通孔を形成されたパイプ本体と、前記パイプ本体を加熱する起動ヒータとを備えてなることを特徴とする。
【0013】
上述した発電装置において、前記酸素ガス発生手段の前記加熱手段が前記パイプ本体を包囲する保温材を備えていることを特徴とする。
【0014】
上述した発電装置において、前記金属燃料がアルミニウム、マグネシウム、リチウムナトリウムうちのいずれかまたはこれらの組み合わせからなることを特徴とする。
【0015】
上述した発電装置において、前記酸素発生剤が過塩素酸塩類または無機過酸化物であることを特徴とする。
【0016】
上述した発電装置において、前記発電機器が燃料電池であることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明による発電装置の実施の形態を以下に説明するが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。
【0018】
[第一番目の実施の形態]
本発明による発電装置の第一番目の実施の形態を図1を用いて説明する。なお、図1は、その概略構成図である。
【0019】
<構成>
〔全体〕
図1に示すように、本実施の形態の発電装置は、液状の酸素1を気化する酸素ガス発生装置110と、気化した酸素1の圧力を調整する酸素調圧装置120と、気化した酸素の温度を調整する酸素調温装置130と、気化した酸素1が規定の圧力および温度となるように酸素調圧装置120および酸素調温装置130を制御する酸素用制御装置140と、金属燃料4に水3を供給して水素2を発生させる水素ガス発生装置150と、発生した水素2の圧力を調整する水素調圧装置160と、発生した水素2の温度を調整する水素調温装置170と、発生した水素2が規定の圧力および温度となるように水素調圧装置160および水素調温装置170を制御する水素用制御装置180と、酸素1と水素2とを電気化学的に反応させることで電力および水3を生じる燃料電池101と、燃料電池101で発生した電気を蓄える二次電池102とを備えてなっている。
【0020】
〔各部〕
《酸素ガス発生装置110》
酸素ガス発生手段である酸素ガス発生装置110は、液状の酸素1を極低温で貯蔵する貯蔵容器111と、この貯蔵容器111内に設けられて液状の酸素1を加熱して当該酸素1を気化させる熱交換器112と、この熱交換器112の熱媒6(例えば、ヘリウムガスや窒素ガス等のような不活性ガスなど)を循環させる循環ポンプ113と、水素ガス発生装置150での水3と金属燃料4との反応に伴って生じた熱で上記熱媒6を加熱する熱交換器152と、気化した酸素1中の異物等を除去するフィルタ116とを備えてなっている。
【0021】
このような本実施の形態では、貯蔵容器111、フィルタ116などにより保持手段を構成し、熱交換器112、循環ポンプ113、熱交換器152などにより加熱手段を構成している。
【0022】
《酸素調圧装置120》
酸素調圧手段である酸素調圧装置120は、前記フィルタ116を介して送給されてきた酸素1を加熱する熱交換器122と、この熱交換器122の熱媒6(例えば、ヘリウムガスや窒素ガス等のような不活性ガスなど)を循環させる循環ポンプ123と、水素ガス発生装置150での水3と金属燃料4との反応熱で上記熱媒6を加熱する熱交換器152と、加熱された酸素1を所定の圧力で送出する調圧弁124とを備えてなっている。
【0023】
《酸素調温装置130》
酸素調温装置130は、内部に水3を蓄えられた貯水槽131と、この貯水槽131内の水3を冷媒7(例えば海水など)により冷却する熱交換器132と、貯水槽131と熱交換器132との間で上記水3を循環させる循環ポンプ133と、貯水槽131内に設けられて前記調圧弁124から送り出されてきた酸素1を当該水3内に噴射供給する噴射ノズル135とを備えてなっている。
【0024】
《酸素用制御装置140》
酸素用制御装置140は、酸素調圧装置120の熱交換器122で加熱された酸素1の温度を計測する酸素温度計141と、この酸素温度計141での計測結果に基づいて当該酸素1を所定範囲の温度とするように酸素調圧装置120の循環ポンプ123を制御して上記熱交換器122の熱媒6の流通量を調整する熱媒量制御器142と、上記熱交換器122で加熱された酸素1の圧力を計測する一次圧力計143と、この一次圧力計143での計測結果に基づいて当該酸素1を所定範囲の圧力とするように酸素ガス発生装置110の循環ポンプ113を制御して熱交換器112の熱媒6の流通量を調整する熱媒量制御器144と、酸素調温装置130の貯水槽131内の水3の温度を計測する水温計145と、この水温計145での計測結果に基づいて当該水3を所定範囲の温度とするように酸素調温装置130の循環ポンプ133を制御して熱交換器132への水3の流通量を制御する水量制御器146と、酸素調温装置130の貯水槽131から送出されてきた酸素1の圧力を計測する二次圧力計147と、この二次圧力計147での計測結果に基づいて当該酸素1を所定の圧力で送給するように前記酸素調圧装置120の調圧弁124を制御する圧力制御器(調圧弁124に組み込まれている)とを備えてなっている。
【0025】
《水素ガス発生装置150》
水素ガス発生手段である水素ガス発生装置150は、水3と反応することにより水素2を発生する金属燃料4(例えば、アルミニウム、マグネシウム、リチウム、水素化リチウム、ナトリウム、水素化ナトリウム等のうちのいずれかの単体またはこれらの組み合わせの混合物など)を水3と反応可能な温度状態(通常は溶融状態であるが、例えば水素化リチウムなどは溶融状態でなくても水素2を十分に発生させることができる。)に加熱保持する保持容器151と、この保持容器151内に設けられて上記金属燃料4に水3を噴射する噴射ノズル155と、詳しくは後述する水素調温装置170の貯水槽171内の水3を上記噴射ノズル155に送給する給水ポンプ153と、保持容器151に設けられて水3と金属燃料4との反応に伴って生じた熱を上述した酸素ガス発生装置110および酸素調圧装置120の熱交換器112,122の熱媒6に吸熱させる熱交換器152と、発生した水素2中の異物等を除去するフィルタ156とを備えてなっている。
【0026】
このような本実施の形態では、保持容器151、フィルタ156などにより保持手段を構成し、給水ポンプ153、噴射ノズル155などにより給水手段を構成している。
【0027】
《水素調圧装置160》
水素調圧装置160は、前記フィルタ156を介して送給されてきた高温高圧の水素2を冷媒7(例えば海水など)により冷却して当該水素2をある程度にまで減圧する熱交換器162と、減圧された水素2を所定の圧力で送出する調圧弁164とを備えてなっている。
【0028】
《水素調温装置170》
水素調温装置170は、内部に水3を蓄えられた貯水槽171と、この貯水槽171内の水3を冷媒7(例えば海水など)により冷却する熱交換器172と、貯水槽171と熱交換器172との間で上記水3を循環させる循環ポンプ173と、貯水槽171内に設けられて前記調圧弁164から送り出されてきた水素2を当該水3内に噴射供給する噴射ノズル175とを備えてなっている。
【0029】
《水素用制御装置180》
水素用制御装置180は、水素調圧装置160の熱交換器162で冷却された水素2の圧力を計測する一次圧力計183と、この一次圧力計183での計測結果に基づいて当該水素2を所定範囲の圧力とするように水素ガス発生装置150の給水ポンプ153を制御して保持容器151内に供給する水3の量を調整する給水量制御器184と、水素調温装置170の貯水槽171内の水3の温度を計測する水温計185と、この水温計185での計測結果に基づいて当該水3を所定範囲の温度とするように水素調温装置170の循環ポンプ173を制御して熱交換器172への水3の流通量を制御する水量制御器186と、水素調温装置170の貯水槽171から送出されてきた水素2の圧力を計測する二次圧力計187と、この二次圧力計187での計測結果に基づいて当該水素2を所定の圧力で送給するように前記水素調圧装置160の調圧弁164を制御する圧力制御器(調圧弁164に組み込まれている)とを備えてなっている。
【0030】
《燃料電池101》
発電機器である燃料電池101は、酸素調温装置130の貯水槽131から送られてきた酸素1と水素調温装置170の貯水槽171から送られてきた水素2とを電気化学的に反応させることで電力および水3を生じ、この水3を水素調温装置170の貯水槽171に送給するようになっている。
【0031】
《二次電池102》
二次電池102は、燃料電池101の出力を一時的にバッファし、負荷103の消費電力の急変に対応することができるようになっている。
【0032】
<作用・効果>
図1に示したように、本実施の形態の発電装置では、酸素ガス発生装置110および水素ガス発生装置150を備えており、酸素1と水素2とが当量比になるようにこれらガス1,2の温度および圧力を調整しながら燃料電池101に供給することにより、燃料電池101で発電させる仕組みとなっている(制御上の限界から、酸素1および水素2の供給量が一時的にアンバランスになる場合があるものの、燃料電池101での酸素1と水素2との消費量が当量比によるため、酸素1や水素2が未反応のまま蓄積していくことはない。)。燃料電池101では当量反応が行われるため、反応生成物が水3だけである(下記化学式参照)。
【0033】
[化1]
2 + 1/2O2 →H2
【0034】
酸素ガス発生装置110は、貯蔵容器111内に液状の酸素1を貯蔵し、熱交換器112で酸素1を気化してシステム内に供給する。酸素ガス発生装置110および酸素調圧装置120の熱交換器112,122の熱媒6に必要な熱は、水素ガス発生装置150の保持容器151内での水3と金属燃料4との反応熱を熱交換器152により利用しているため、燃料電池101の出力の数%を要してしまう加熱電力が不要となる。
【0035】
一方、水素ガス発生装置150は、保持容器151内に金属燃料4を溶融した状態で保持し、保持容器151内に噴射ノズル155から水3を噴射することにより、水3と金属燃料4とを反応させ、水素2を発生させてシステム内に供給する。水3と金属燃料4とが発熱反応を起こすため、保持容器151は、内部温度が上昇する(局所的に1000℃以上に達してしまう。)。そこで、この反応熱を熱交換器152で回収することにより、保持容器151内の温度上昇を抑えると共に、酸素ガス発生装置110および酸素調圧装置120の熱交換器112,122の熱媒6の熱源として利用する。
【0036】
各調温装置130,170を通過して供給される酸素1および水素2は、燃料電池101で電気化学的に反応して電力と水3を生じる。燃料電池101で生じた水3の量は、そのときの燃料電池101の出力で必要とされる水素2の消費量に対応してる。そこで、燃料電池101で発生した水3と同量の水3を水素ガス発生装置150の保持容器151内に送給して金属燃料4と反応させることにより、必要量の水素2を発生させることができると同時に、余計な水3を貯蔵しておく必要がなくなる。
【0037】
すなわち、燃料電池101から発生する水3の量と当量反応に必要とされる水素2を含む水3の量とが等しいため、この水3から水素2を分離するようにしたことが本発明の基本思想なのである。
【0038】
金属燃料4にアルミニウムを適用した場合、水素ガス発生装置150の保持容器151内では、下記の化学式に示した反応を生じる。
【0039】
[化2]
2/3Al+H2 O→ 1/3Al2 3 +H2
【0040】
つまり、本発明は、酸素ガス発生装置110からの酸素1が水素ガス発生装置150へ移動する過程で電力を発生させるシステムと見なすことができる。このため、系内の水3の量が増加するという現象を生じることはない。
【0041】
また、各発生装置110,150から発生した酸素1および水素2は、各調圧装置120,160および各調温装置130,170を経由して、燃料電池101での使用に必要とされる条件に整えられる。燃料電池101に供給される酸素1および水素2は、燃料電池101の出力に応じた当量で消費されるので、当該出力に応じた圧力で送給すればよい(温度は出力に関係なく略一定である。)。そのため、各制御装置140,180により、酸素1および水素2を所定の圧力で送給できるように酸素1および水素2の発生量を制御するようにしたのである。
【0042】
このような本実施の形態の発電装置によれば、以下のような効果を得ることができる。
【0043】
(1)燃料電池101で生成した水3は、水素ガス発生装置150で再利用されるため、貯蔵する水3が増加してしまうことがない。
【0044】
(2)水素2を発生させる金属燃料4は、常温で固体であるため、長期間の保管に優れると共に、高温にすると水3と容易に反応して水素2を発生するため、水素2の発生密度が極めて高い。このため、液化状態からガス化して水素2を発生させるシステムより軽量化および省スペース化を図ることができ、高効率発電や長時間発電が可能となる。
【0045】
(3)水素2の発生量と水3の供給量とが比例関係にあるので、水3の供給量を制御することにより水素2の発生量を容易に調整することができる。
【0046】
(4)金属燃料4と水との反応熱を利用して、液状の酸素1を気化させるようにしたので、システム内の消費電力を低減させ、発電効率を向上させることができる。
【0047】
(5)アルミニウムおよび液体酸素は低価格であるため、運転費等のランニングコストが安く済む。
【0048】
[第二番目の実施の形態]
本発明による発電装置の第二番目の実施の形態を図2,3を用いて説明する。なお、図2は、その概略構成図、図3は、酸素ガス発生装置の概略構成である。ただし、前述した第一番目の実施の形態と同様な部分については、前述した第一番目の実施の形態の説明で用いた符号と同様な符号を用いることにより、その説明を省略する。
【0049】
<構成>
〔全体〕
図2に示すように、本実施の形態の発電装置は、酸素1を発生させる酸素ガス発生装置210と、発生した酸素1の圧力を調整する酸素調圧装置220と、気化した酸素の温度を調整する酸素調温装置130と、気化した酸素1が規定の圧力および温度となるように酸素調圧装置120および酸素調温装置130を制御する酸素用制御装置240と、金属燃料4に水3を供給して水素2を発生させる水素ガス発生装置150と、発生した水素2の圧力を調整する水素調圧装置160と、発生した水素2の温度を調整する水素調温装置170と、発生した水素2が規定の圧力および温度となるように水素調圧装置160および水素調温装置170を制御する水素用制御装置180と、酸素1と水素2とを電気化学的に反応させることで電力と水3とを生じる燃料電池101と、燃料電池101で発生した電気を蓄える二次電池102とを備えてなっている。
【0050】
〔各部〕
《酸素ガス発生装置210》
酸素ガス発生手段である酸素ガス発生装置210は、常温で固体の酸素発生剤5(例えば、過塩素酸リチウム、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸カリウム等の過塩素酸塩類や、過酸化リチウム、過酸化ナトリウム、過酸化カリウム等の無機過酸化物など)を溶融状態で保持する分割可能な保持容器211と、この溶融された酸素発生剤5を送給する送給ポンプ213と、この送給ポンプ213で送給された酸素発生剤5を加熱分解させて酸素1を発生させるホットパイプ217と、保持容器211内の上部に設けられた飛沫防止板218と、酸素1中の異物等を除去するフィルタ116とを備えてなっている。
【0051】
上記ホットパイプ217は、図3に示すように、水平方向に沿って軸心を向けて一端側に前記送給ポンプ213を連結されると共に他端側を開放されて上方側に複数の貫通孔217aaを形成されたパイプ本体217aと、このパイプ本体217aの外周面を包囲する保温材217bと、当該パイプ本体217aを加熱する起動ヒータ217cとを備えてなっている。
【0052】
このような本実施の形態では、保持容器211、飛沫防止板218、フィルタ116などにより保持手段を構成し、送給ポンプ213、ホットパイプ217などにより加熱手段を構成している。
【0053】
《酸素調圧装置220》
酸素調圧装置220は、前記フィルタ116を介して送給されてきた高温高圧の酸素1を冷媒7(例えば海水など)により冷却して当該酸素1をある程度にまで減圧する熱交換器222と、減圧された酸素1を所定の圧力で送出する調圧弁124とを備えてなっている。
【0054】
《酸素用制御装置240》
酸素用制御装置140は、酸素調圧装置220の熱交換器222で加熱された酸素1の圧力を計測する一次圧力計143と、この一次圧力計143での計測結果に基づいて当該酸素1を所定範囲の圧力とするように酸素ガス発生装置210の送給ポンプ213を制御してホットパイプ217への酸素発生剤5の送給量を調整する酸素発生剤量制御器244と、酸素調温装置130の貯水槽131内の水3の温度を計測する水温計145と、この水温計145での計測結果に基づいて当該水3を所定範囲の温度とするように酸素調温装置130の循環ポンプ133を制御して熱交換器132への水3の流通量を制御する水量制御器146と、酸素調温装置130の貯水槽131から送出されてきた酸素1の圧力を計測する二次圧力計147と、この二次圧力計147での計測結果に基づいて当該酸素1を所定の圧力で送給するように前記酸素調圧装置220の調圧弁124を制御する圧力制御器(調圧弁124に組み込まれている)とを備えてなっている。
【0055】
<作用・効果>
本実施の形態の発電装置は、酸素ガス発生装置210で酸素発生剤5を加熱分解させて酸素1を発生させることが前述した実施の形態の発電装置と大きく異なっている。
【0056】
具体的には、保持容器211内で図示しないヒータ等で融点にまで加熱された酸素発生剤5を送給ポンプ213でホットパイプ217のパイプ本体217aの一端側から内部に送り込んで起動ヒータ217cで加熱して分解し、酸素1を発生させてパイプ本体217aの貫通孔217aaおよび他端側から送り出し、飛沫防止板218で迂回させることにより減速させながらフィルタ216を介して送り出すのである。
【0057】
ここで、ホットパイプ217のパイプ本体217aに貫通孔217aaを形成したのは、酸素発生剤5を加熱分解する過程において、発生した酸素1が分解途中の酸素発生剤5を他端側から外部へ押し出さないようにするためである(つまり「逃がし孔」である。)。
【0058】
なお、酸素発生剤5として過塩素酸リチウムを用いた場合には、ホットパイプ217内で以下の反応が起こる。
【0059】
[化3]
LiClO4 →LiCl+2O2
【0060】
過塩素酸リチウムは、分解温度が440℃以上であるため、当該温度以上に加熱すると、分解して酸素1を発生しながら800℃以上にまで発熱する。このため、ホットパイプ217内である程度まで分解反応が進行し始めると、起動ヒータ217cに給電しなくても分解温度以上の温度を保持することができる。また、ホットパイプ217のパイプ本体217aを保温材217bで包囲しているため、パイプ本体217a内を分解温度以上の温度で保持することが容易となり、起動ヒータ217cの消費電力を削減することができ、その間は逐次再起動が可能となる。
【0061】
酸素発生剤5の酸素1の放出後の残留物5a(酸素発生剤5として過塩素酸リチウムを用いた場合には塩化リチウム)は、ホットパイプ217のパイプ本体217aの他端側から液状(融点608℃)で流出し、保持容器211内に滴下する。このとき、酸素発生剤5の溶融温度が分解温度と十分に差があるため、保持容器211内の酸素発生剤5が分解反応を起こしてしまうことはない。
【0062】
また、前述した実施の形態では、酸素ガス発生装置110で発生した酸素1を酸素調圧装置120の熱交換器121で加熱したが、本実施の形態では、酸素ガス発生装置210から発生した酸素1の温度が数百℃に達するため、酸素調圧装置220の熱交換器222で冷却する必要がある。
【0063】
このような本実施の形態の発電装置によれば、前述した実施の形態の場合と同様な効果を得ることができると共に、以下のような効果を得ることができる。
【0064】
(1)酸素1を発生させる酸素発生剤5は、常温で固体であるため、長期間の保管に優れると共に、酸素1の発生密度が極めて高い。このため、液化状態からガス化して酸素1を発生させるシステムより軽量化および省スペース化を図ることができ、容積効率に優れ、高効率発電や長時間発電が可能となる。
【0065】
(2)酸素1の発生量と酸素発生剤5の加熱分解量とが比例関係にあるので、酸素発生剤5のホットパイプ217への供給量を制御する(送給ポンプ213を調整する)ことにより酸素1の発生量を容易に調整することができる。
【0066】
(3)ホットパイプ217のパイプ本体217aを保温材217bで包囲したので、酸素発生剤5の分解反応に伴う発熱を保温することができ、短時間の停止状態であれば、起動ヒータ217cを再起動させなくても酸素1を発生させることができる。
【0067】
(4)ホットパイプ217のパイプ本体217aの軸心方向を水平方向に沿って向けると共に、当該パイプ本体217aの上方側に複数の貫通孔217aaを形成することにより、酸素発生剤5のパイプ本体217aとの接触時間を長く稼ぐことができるようにしたので、ホットパイプ217へ供給された酸素発生剤5の加熱分解効率を高めることができる。
【0068】
(5)酸素発生剤5は、水溶性であるものがほとんどであり、酸素ガス発生装置210の保持容器211は、水洗するだけで再利用することができ、コスト性に優れている。
【0069】
【発明の効果】
本発明による発電装置は、酸素ガスを発生させる酸素ガス発生手段と、水素ガスを発生させる水素ガス発生手段と、前記酸素ガスと前記水素ガスとを反応させることで電力および水を生じる発電機器とを備えてなる発電装置であって、前記水素ガス発生手段が、水と反応することにより前記水素ガスを発生する金属燃料、水素化リチウム、水素化ナトリウムのうちのいずれかまたはこれらの組み合わせを保持する保持手段と、前記発電機器で生じた前記水を前記保持手段に供給する給水手段とを備えてなるので、コンパクトでエネルギ効率が高く長期使用が可能になると共に、(1)発電機器で生成した水を水素ガス発生手段で再利用することができ、貯蔵する水の増加を防止することができる。(2)水素の発生量と水の供給量とが比例関係にあるので、水の供給量を制御することにより水素の発生量を容易に調整することができる。
【0071】
また、前記酸素ガス発生手段が、加熱分解することにより酸素ガスを発生する酸素発生剤を保持する保持手段と、前記酸素発生剤を加熱する加熱手段とを備えてなるので、さらに、コンパクトでエネルギ効率が高く長期使用が可能な発電装置を提供することができる。
【0072】
また、前記酸素ガス発生手段の前記加熱手段が、前記保持手段内の前記酸素発生剤を送給する送給ポンプと、前記保持手段内に設けられ、水平方向に沿って軸心を向けて一端側に前記送給ポンプを連結されると共に他端側を開放されると共に、上方側に複数の貫通孔を形成されたパイプ本体と、前記パイプ本体を加熱する起動ヒータとを備えてなるので、(1)酸素の発生量と酸素発生剤の加熱分解量とが比例関係になり、酸素発生剤のパイプ本体への供給量を制御する(送給ポンプを調整する)ことにより酸素の発生量を容易に調整することができる。(2)酸素発生剤のパイプ本体との接触時間を長く稼ぐことができ、パイプ本体へ供給された酸素発生剤の加熱分解効率を高めることができる。
【0073】
また、前記酸素ガス発生手段の前記加熱手段が前記パイプ本体を包囲する保温材を備えているので、酸素発生剤の分解反応に伴う発熱を保温することができ、短時間の停止状態であれば、起動ヒータを再起動させなくても酸素を発生させることができる。
【0074】
また、前記金属燃料がアルミニウム、マグネシウム、リチウムナトリウムうちのいずれかまたはこれらの組み合わせからなるので、常温で固体であることから長期間の保管に優れると共に、高温にすると水と容易に反応して水素を発生するため、水素の発生密度が極めて高い。このため、液化状態からガス化して水素を発生させるシステムより軽量化および省スペース化を図ることができ、高効率発電や長時間発電が可能となる。
【0075】
また、前記酸素発生剤が過塩素酸塩類または無機過酸化物であるので、常温で固体であることから長期間の保管に優れると共に、酸素の発生密度が極めて高い。このため、液化状態からガス化して酸素を発生させるシステムより軽量化および省スペース化を図ることができ、容積効率に優れ、高効率発電や長時間発電が可能となる。
【0076】
また、前記発電機器が燃料電池であるので、上記効果をより有効に発現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による発電装置の第一番目の実施の形態の概略構成図である。
【図2】本発明による発電装置の第二番目の実施の形態の概略構成図である。
【図3】図2の酸素ガス発生装置の概略構成である。
【図4】従来の発電装置の一例の概略構成図である。
【符号の説明】
1 酸素
2 水素
3 水
4 金属燃料
5 酸素発生剤
5a 残留物
6 熱媒
7 冷媒
101 燃料電池
102 二次電池
103 負荷
110 酸素ガス発生装置
111 貯蔵容器
112 熱交換器
113 循環ポンプ
116 フィルタ
120 酸素調圧装置
122 熱交換器
123 循環ポンプ
124 調圧弁
130 酸素調温装置
131 貯水槽
132 熱交換器
133 循環ポンプ
135 噴射ノズル
140 酸素用制御装置
141 酸素温度計
142 熱媒量制御器
143 一次圧力計
144 熱媒量制御器
145 水温計
146 水量制御器
147 二次圧力計
150 水素ガス発生装置
151 保持容器
152 熱交換器
153 循環ポンプ
155 噴射ノズル
156 フィルタ
160 水素調圧装置
162 熱交換器
164 調圧弁
170 水素調温装置
171 貯水槽
172 熱交換器
173 循環ポンプ
175 噴射ノズル
180 水素用制御装置
183 一次圧力計
184 給水量制御器
185 水温計
186 水量制御器
187 二次圧力計
210 酸素ガス発生装置
211 保持容器
213 送給ポンプ
216 フィルタ
217 ホットパイプ
217a パイプ本体
217aa 貫通孔
217b 保温材
217c 起動ヒータ
218 飛沫防止板
220 酸素調圧装置
222 熱交換器
224 調圧弁
240 酸素用制御装置
244 酸素発生剤量制御器

Claims (5)

  1. 酸素ガスを発生させる酸素ガス発生手段と、
    水素ガスを発生させる水素ガス発生手段と、
    前記酸素ガスと前記水素ガスとを反応させることで電力および水を生じる発電機器と
    を備えてなる発電装置であって、
    前記水素ガス発生手段が、
    水と反応することにより前記水素ガスを発生する金属燃料、水素化リチウム、水素化ナトリウムのうちのいずれかまたはこれらの組み合わせを保持する保持手段と、
    前記発電機器で生じた前記水を前記保持手段に供給する給水手段と
    を備えてなり、
    前記酸素ガス発生手段が、
    加熱分解することにより酸素ガスを発生する酸素発生剤を保持する保持手段と、
    前記酸素発生剤を加熱する加熱手段と
    を備えてなり、
    前記酸素ガス発生手段の前記加熱手段が、
    前記保持手段内の前記酸素発生剤を送給する送給ポンプと、
    前記保持手段内に設けられ、水平方向に沿って軸心を向けて一端側に前記送給ポンプを連結されると共に他端側を開放されると共に、上方側に複数の貫通孔を形成されたパイプ本体と、
    前記パイプ本体を加熱する起動ヒータと
    を備えてなることを特徴とする発電装置。
  2. 請求項1に記載の発電装置において、
    前記酸素ガス発生手段の前記加熱手段が
    前記パイプ本体を包囲する保温材を備えている
    ことを特徴とする発電装置。
  3. 請求項1又は2に記載の発電装置において、
    前記金属燃料がアルミニウム、マグネシウム、リチウムナトリウムうちのいずれかまたはこれらの組み合わせからなることを特徴とする発電装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の発電装置において、
    前記酸素発生剤が過塩素酸塩類または無機過酸化物であることを特徴とする発電装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の発電装置において、
    前記発電機器が燃料電池であることを特徴とする発電装置。
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