JP3701799B2 - 糸条処理ローラ - Google Patents

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    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02JFINISHING OR DRESSING OF FILAMENTS, YARNS, THREADS, CORDS, ROPES OR THE LIKE
    • D02J13/00Heating or cooling the yarn, thread, cord, rope, or the like, not specific to any one of the processes provided for in this subclass
    • D02J13/005Heating or cooling the yarn, thread, cord, rope, or the like, not specific to any one of the processes provided for in this subclass by contact with at least one rotating roll

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動モータと、駆動モータの回転軸に装着され、内部にヒータを有するローラ本体とを備えた、合成繊維等の糸条を熱処理するための糸条処理ローラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の糸条処理ローラにおいては、ローラ本体が常時高速回転駆動されることから駆動モータの回転軸の軸受の磨耗等が生じ易く、これを放置すると、回転軸の焼き付き等の糸条処理ローラの破損を招き、あるいは回転軸が振れて回転することにより熱処理される糸条の品質が低下するおそれがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の課題は、糸条処理ローラの回転軸の回転異常を迅速かつ確実に検出し、回転軸の交換等の糸条処理ローラのメンテナンスの早期実施を可能とすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、駆動モータと、駆動モータの回転軸に装着され、ヒータによって加熱されるローラ本体とを備えた糸条処理ローラにおいて、駆動モータの回転軸の振動を検出するための振動センサが設けられ、ローラ本体の外周面上に糸条が巻き付けられて加熱され、糸条の熱処理がなされる間に、振動センサの検出信号が予め入力された振動許容値を越える振動を示したとき、回転異常の発生が検出され、アラームが発せられるとともに、ローラ本体の回転が停止されるようになっていることを特徴とする糸条処理ローラを構成したものである。
【0005】
この構成において、好ましくは、振動センサは、駆動モータの回転軸とともに回転する回転部に設けられている。
また好ましくは、振動センサは、駆動モータを挟んでローラ本体の反対側に設けられている。
さらに好ましくは、回転部から、回転部に対し静止した固定部に信号を送信する非接触式信号伝送手段が備えられており、振動センサは回転部側に設けられた基板に装着され、振動センサの検出信号が非接触式信号伝送手段によって固定部に送信されるようになっている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施例について説明する。
図1は、本発明による糸条処理ローラの1実施例の概略構成を示した図であり、図2は、図1の糸条処理ローラにおける駆動モータを挟んでローラ本体と反対側の部分の概略構成を示した図である。
【0007】
図1において、1は駆動モータであり、2は駆動モータ1の回転軸である。この実施例では、回転軸2は、駆動モータ1のハウジングを貫通して配置されている。駆動モータ1の回転軸2の一端には、ローラ本体3が装着されている。図1から明らかなように、ローラ本体3は、一端開口を閉じられた円筒形状を有しており、その中心軸が駆動モータ1の回転軸2に一致し、周壁3aが一定間隔をあけて回転軸2を包囲するような配置で回転軸2に装着されている。
【0008】
ローラ本体3の周壁3aと駆動モータ1の回転軸2との間隙中には、駆動モータ1のハウジングに固定され、ハウジングから回転軸2に平行にかつ回転軸2から間隔をあけて突出するヒータ4が配置されている。そして、ローラ本体3がこのヒータ4によって加熱されるとともに、ローラ本体3の外周面上に糸条が巻き付けられて加熱されるようになっている。
また、ローラ本体3の周壁3aの内部には、ヒータ4の制御用の温度センサ5aと、異常発生時のアラーム用の温度センサ5bが埋め込まれている。各温度センサ5a、5bは、駆動モータ1の回転軸2に通されたリード線26によって、回転軸2の他端に装着された信号送信回路7に接続されている。なお、信号送信回路7については後述する。
【0009】
図2に示したように、駆動モータ1の回転軸2の他端には鍔6が設けられており、この鍔6には第1の基板8が強固にネジ止めされている。すなわち、第1の基板8は、駆動モータ1の回転軸2が回転するとその回転軸2と同速度で回転し、ローラ本体3とともに駆動モータ1の回転部を形成する。第1の基板8には、信号送信回路7を構成する電子素子を備えたプリント回路が実装されている。
【0010】
第1の基板8には、さらに、その外周近傍に、高感度の振動センサ9が、他の表面実装部品と同様に、実装されている。振動センサ9は、第1の基板8の半径外側方向への一方向のみの振動(遠心力)を検出するようになっている。
【0011】
駆動モータ1のハウジングには、両端が開口した円筒状の保護カバー10が、回転軸2と同軸に、駆動モータ1の本体から回転軸2に沿って突設され、回転軸2、鍔6および第1の基板8、並びに第1の基板8に実装された部品は、保護カバー10によって取り囲まれるようになっている。なお、保護カバー10が回転軸2の回転を妨げないようになっていることは言うまでもない。
【0012】
保護カバー10の開口端は円形の固定板27によって閉じられている。固定板27の内側には、第2の基板11がネジ止めされ、第1の基板8の前方に間隔をあけて配置されている。そして、第2の基板11における第1の基板8に対向する面には、信号受信回路12を構成する電子素子を備えたプリント回路が実装されている。
固定板27および第2の基板11は、保護カバー10に装着されるキャップ13によって被覆され、保護されるようになっている。
【0013】
また、駆動モータ1の回転軸2には、電源用回転トランスの二次コイル14が固定して取り付けられ、保護カバー10の内側面には、電源用回転トランスの一次コイル15が、二次コイル14に対向して取り付けられている。この回転トランスによって、駆動モータの回転部に電力が供給されるようになっている。
【0014】
図3は、図1に示した糸条処理ローラの信号送信回路7および信号受信回路12の回路図である。
図3において、信号送信回路7は、マルチプレクサ16、増幅器17および電圧−周波数変換器18、並びに光送信部19から構成されており、ローラ本体3に埋め込まれた各温度センサ5a、5bからの検出信号および振動センサ9からの検出信号は、マルチプレクサ16に入力され、増幅器17および電圧−周波数変換器18を経て光送信部19に与えられ、光送信部19の発光素子20を通じて光信号として送信される。
【0015】
信号受信回路10は、受光素子21を備えた光受信部22、CPU23、ゲート回路24およびサイリスタ等のパワー素子25から構成されており、信号送信回路7の発光素子20からの光信号が、受光素子21によって受信され、受信された光信号は光受信部22において電気信号に変換された後、CPU23に入力される。
【0016】
この場合、信号送信回路7のマルチプレクサ16は、所定のクロック信号に基づいて切り替わり、この切り替えに連動して、増幅器17のオフセット電圧が切り替わることによって、各センサ5a、5b、9からの信号が、信号受信回路10側において識別されるようになっている。
【0017】
こうして、糸条処理ローラが作動し、ローラ本体3の外周面上に糸条が巻き付けられて加熱され、糸条の熱処理がなされる間に、CPU23は、各温度センサ5a、5bの検出信号に基づいて、ロータ本体3の温度が予め入力された設定温度範囲にあるように、ゲート回路24およびパワー素子25を通じてヒータ4を制御する。
CPU23は、さらに、振動センサ9の検出信号が予め入力された振動許容値を越える振動を示した時、回転異常が発生したことを知らせるアラームを発するとともにローラ本体3の回転を停止させる。その後、回転異常の原因が調べられ、糸条処理ローラの修理がなされる。
【0018】
このように、本発明による糸条処理ローラによれば、駆動モータ1の回転軸2とともに回転する回転部(第1の基板8)に振動センサ9を装着したので、回転軸2の振動量を直接的に検出することによって、軸受疲労等に起因する回転異常を迅速かつ確実に検出することができる。また、振動センサ9を回転軸2のローラ本体3が装着された端と反対側の端に配置したので、ヒータ4による加熱の影響を受けることなく、回転異常を高精度で検出することができる。さらには、第1の基板8の外側からの配線が不要であり、配線を簡単に行うことができる。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、糸条処理ローラの回転軸の回転異常を迅速かつ確実に検出することができ、軸受の交換等の糸条処理ローラの修理を早期に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による糸条処理ローラの1実施例の概略構成を示した図である。
【図2】図1の糸条処理ローラにおける駆動モータを挟んでローラ本体と反対側の部分の概略構成を示した図である。
【図3】図1に示した糸条処理ローラの信号送信回路7および信号受信回路12の回路図である。
【符号の説明】
1 駆動モータ
2 回転軸
3 ローラ本体
4 ヒータ
5a、5b 温度センサ
6 鍔
7 信号送信回路
8 第1の基板
9 振動センサ
10 保護カバー
11 第2の基板
12 信号受信回路
13 キャップ
20 発光素子
21 受光素子

Claims (4)

  1. 駆動モータと、駆動モータの回転軸に装着され、ヒータによって加熱されるローラ本体とを備えた糸条処理ローラにおいて、前記駆動モータの回転軸の振動を検出するための振動センサが設けられ、前記ローラ本体の外周面上に糸条が巻き付けられ、加熱されて糸条の熱処理がなされる間に、前記振動センサの検出信号が予め入力された振動許容値を越える振動を示したとき、回転異常の発生が検出され、アラームが発せられるとともに、前記ローラ本体の回転が停止されるようになっていることを特徴とする糸条処理ローラ。
  2. 前記振動センサは、前記駆動モータの回転軸とともに回転する回転部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の糸条処理ローラ。
  3. 前記振動センサは、前記駆動モータを挟んで前記ローラ本体の反対側に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の糸条処理ローラ。
  4. 前記回転部から、前記回転部に対し静止した固定部に信号を送信する非接触式信号伝送手段が備えられており、前記振動センサは前記回転部側に設けられた基板に装着され、前記振動センサの検出信号が前記非接触式信号伝送手段によって前記固定部に送信されるようになっていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の糸条処理ローラ。
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