JP3701577B2 - 給湯暖房システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱源機から供給される温水を熱媒とする複数の温水端末を各部屋に設置して暖房を行なう給湯暖房システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の各部屋を暖房する場合には、各部屋に温水端末を配置し、各温水端末に単一の熱源機から熱媒としての温水を循環させるようにした給湯暖房システムが採用されることが知られている。なお、温水端末としては、浴室乾燥暖房機、パネルヒータ、温水衣類乾燥機、床暖房、エアコン等が挙げられる。
【0003】
この種の給湯暖房システムにおいては、暖房が必要な部屋のみ暖房運転できるように、各部屋に設置された温水端末に設けられた操作部を操作して各部屋単位での暖房運転が行なわれる。一方、複数の部屋を同時に暖房する場合には夫々の部屋毎に温水端末の運転操作をしなければならず、操作が煩わしい不都合がある。例えば、浴室と脱衣室のように同時に暖房することが好ましい場合であっても、浴室の温水端末の操作部による運転操作と、脱衣室の温水端末の操作部による運転操作とを各別に行なわなければならない。
【0004】
そこで、各温水端末の操作部が電気的に接続される熱源機に、各温水端末の連動を設定する連動設定手段と、該連動設定手段によって設定された内容に応じて各温水端末の連動を制御する連動制御手段を設けることが考えられる。
【0005】
しかし、各温水端末の運転モードは、各温水端末毎に異なる場合があり、更に、温水端末によっては、換気・送風・冷房といった温水の供給が不要な運転モードが含まれる場合がある。これらの温水端末の連動を熱源機において設定するためには、連動設定手段に各温水端末毎の全ての運転モードに関する情報を備えている必要があるだけでなく、温水端末の増設や取り除きに対応させることが困難となる不都合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、熱源機に接続された複数の温水端末同士の連動運転を容易に行なうことができ、温水端末の増設や取り除きに容易に対応させることができる給湯暖房システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明の第1の態様は、温水を供給する熱源機と、該熱源機から供給される温水を熱媒とする複数の温水端末とからなり、熱源機と各温水端末とが相互に運転信号を通信して各温水端末の運転を行なう給湯暖房システムにおいて、各温水端末に、他の温水端末との連動運転の要請及び許可を設定する連動運転設定手段を設け、前記熱源機に、各温水端末において設定された連動運転設定信号に基づいて各温水端末の連動運転を制御する連動運転制御手段を設けたことを特徴とする。
【0008】
本発明の第1の態様によれば、先ず、各温水端末に設けられた連動運転設定手段により他の温水端末に対する連動の要請を設定する。次いで、連動が要請された他の温水端末に設けられた連動運転設定手段により、連動の許可を設定する。そして、連動の要請を設定した温水端末が運転を開始することにより、連動運転設定信号が前記熱源機に入力され、該熱源機の連動運転制御手段により、連動の要請を受けた他の温水端末に運転を指示する信号を送る。
【0009】
このように、各温水端末が連動運転設定手段を備えていることにより、何れかの温水端末の連動運転設定手段において他の温水端末との連動を要請する設定を行なうことができ、連動を要請された他の温水端末の連動運転設定手段においては、該温水端末に固有の運転モードについて連動運転の許可を設定することができる。これにより、前記熱源機に各温水端末が備える全ての運転モードについての情報を備えておくことが不要となり、温水端末の増設や取り除きが行なわれても、各温水端末同士の連動運転を容易に設定することができる。
【0010】
また、本発明の第2の態様は、前記熱源機と各温水端末との間に、相互の運転信号を中継する中継制御手段を設け、該中継制御手段に、各温水端末同士の連動運転の要請及び許可を設定する連動運転設定部と、該連動運転設定部において設定された連動運転設定信号に基づいて各温水端末の連動運転を制御する連動運転制御部とを設けたことを特徴とする。
【0011】
本発明の第2の態様によれば、先ず、前記中継制御手段に設けられた連動運転設定部により連動運転を行なう温水端末同士組み合わせを選択し、夫々の温水端末における連動運転の要請及び許可を設定する。そして、他の温水端末に連動を要請した温水端末が運転を開始することにより、中継制御手段の連動運転制御部により連動を許可した他の温水端末に運転を指示する信号を送る。同時に、中継制御手段の連動運転制御部は、前記熱源機に対して運転を指示する信号を送る。
【0012】
このように、前記中継制御手段を設けることにより、熱源機に各温水端末が備える全ての運転モードについての情報を備えておくことが不要となり、且つ、前記中継制御手段の連動運転設定部の操作のみで各温水端末の連動運転の設定を行なうことができるので、使用者の設定作業を軽減することができる。
【0013】
また、本発明の各態様において、各温水端末の夫々が複数の熱動弁を介して前記熱源機に接続されている場合には、前記熱源機に、各温水端末において設定された連動運転設定信号に基づいて熱動弁を駆動する熱動弁制御手段を設けることができる。
【0014】
また、本発明の各態様において、各温水端末が前記熱源機に接続される熱動弁を備えている場合には、各温水端末に前記連動運転設定信号に基づいて該熱動弁を駆動する熱動弁制御手段を設けることができる。
【0015】
また、本発明の第2の態様において、各温水端末の夫々が複数の熱動弁を介して前記熱源機に接続されている場合には、前記中継制御手段に、各温水端末において設定された連動運転設定信号に基づいて熱動弁を駆動する熱動弁制御部を設けることが好ましい。これにより、中継制御手段を熱動弁の比較的近くの位置に配置して、電気配線を短縮化することができ、熱源機と熱動弁との距離が比較的遠い場合でも、配線作業を容易とすることができる。また、熱源機は運転を指示する信号を受けて給湯動作のみを行なえばよいので、例えば、熱源機が給湯温度別に複数の給湯管を備えている場合には、中継制御手段において熱源機に対する給湯温度別の運転指示を行なえばよく、制御内容を簡略化することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。先ず、本発明の第1の実施形態について、図1を参照しつつ説明する。本発明の第1の実施形態の給湯暖房システムは、図1において概略構成を示すように、屋外に設置される単一の熱源機1と、屋内の各部屋に配置される高温温水端末2a,2b,2c及び低温温水端末2d,2e,2fとによって構成されている。なお、高温温水端末2a,2b,2cとしては、浴室乾燥暖房機、パネルヒータ、温水衣類乾燥機、エアコン等が挙げられ、低温温水端末2d,2e,2fとしては床暖房等が挙げられる。
【0017】
前記熱源機1は、高温温水端末2a,2b,2c用に比較的高い温度の温水を供給する高温温水供給管3と、低温温水端末2d,2e,2f用に比較的低い温度の温水を供給する低温温水供給管4とを備え、更に高温温水供給管3及び低温温水供給管4から各高温温水端末2a,2b,2c及び各低温温水端末2d,2e,2fを介して循環する温水を回収する戻り管5とを備えている。
【0018】
各高温温水端末2a,2b,2cは第1温水分配器6を介して前記熱源機1の高温温水供給管3に接続され、各低温温水端末2d,2e,2fは第2温水分配器7を介して前記熱源機1の低温温水供給管4に接続されている。また、各高温温水端末2a,2b,2c及び各低温温水端末2d,2e,2fを循環した温水は、前記熱源機1の戻り管5に接続された合流器8によって合流される。
【0019】
また、第2温水分配器7には複数の熱動弁9が設けられており、各低温温水端末2d,2e,2fは各熱動弁9を介して第2温水分配器7に接続されている。該第2温水分配器7の各熱動弁9は、熱源機1から駆動電力線10を介して供給される駆動電力により作動する。各高温温水端末2a,2b,2cは、図示しないが夫々熱動弁を内蔵しており、各熱動弁の駆動は各高温温水端末2a,2b,2cの制御により駆動される。
【0020】
各高温温水端末2a,2b,2c及び各低温温水端末2d,2e,2fは夫々運転操作を行なう運転操作手段11a,11b,11c,11d,11e,11fを備えている。更に、各運転操作手段11a,11b,11c,11d,11e,11fは、他の温水端末との連動運転の要請及び許可を設定する連動運転設定部12を備えている。
【0021】
前記熱源機1は、給湯運転を制御する給湯運転制御手段13を備え、該給湯運転制御手段13には、信号線14を介して各高温温水端末2a,2b,2c及び各低温温水端末2d,2e,2fの運転操作手段11a,11b,11c,11d,11e,11fと接続される信号入出力部15が設けられている。該信号入出力部15は各運転操作手段11a,11b,11c,11d,11e,11fからの信号線14を接続する複数の信号端子16を備えている。
【0022】
また、該給湯運転制御手段13には、前記連動運転設定部12からの連動運転設定信号に基づいて各高温温水端末2a,2b,2c及び各低温温水端末2d,2e,2fの連動運転を制御する連動運転制御部17と、前記第2温水分配器7の各熱動弁9を制御する熱動弁制御部18とを備えている。
【0023】
以上のように構成された第1の実施形態の給湯暖房システムは次のように連動運転させることができる。なお、本実施形態においては高温温水端末2aと低温温水端末2dとを連動させる場合について説明する。
【0024】
先ず設定手順としては、使用者が高温温水端末2aの運転操作手段11aにおいて連動運転設定部12を操作し、低温温水端末2dに連動を要請するように設定する。このとき、高温温水端末2aの運転モードが複数ある場合には、連動運転を行なう際の運転モードを指定する。該運転モードとしては、例えば高温温水端末2aがエアコンである場合に、暖房、冷房、除湿、送風等の各モードが挙げられる。一方、使用者は低温温水端末2dの運転操作手段11dにおいて連動運転設定部12を操作し、高温温水端末2aとの連動が許可されるように設定する。このとき、低温温水端末2dの運転モードが複数ある場合には、連動運転を行なう際の運転モードを指定する。該運転モードとしては、例えば低温温水端末2dが床暖房である場合に、強運転、弱運転、ホットダッシュ等の各モードが挙げられる。即ち具体例を挙げるなら、使用者により、高温温水端末2aであるエアコンの暖房運転時に、低温温水端末2dである床暖房が弱運転を連動するように設定することができる。
【0025】
このように使用者によって、所望の連動運転を予め設定しておくことによって、各高温温水端末2a,2b,2c及び各低温温水端末2d,2e,2fの運転を開始する度に各運転操作手段11a,11b,11c,11d,11e,11fを操作するために各部屋を歩き回る必要がなく、連動運転の煩わしさを無くすことができる。
【0026】
そして、高温温水端末2aの運転操作が行なわれると、運転信号と共に連動運転設定部12によって設定された内容を示す信号が熱源機1の給湯運転制御手段13に送られる。運転信号を受けた熱源機1は、給湯運転制御手段13により給湯運転を開始すると同時に、設定信号に含まれる連動運転の要請に基づいて連動運転制御部17が低温温水端末2dに対して運転開始を指示する。
【0027】
これによって低温温水端末2dは、連動を許可した運転モードにより運転を開始する。該低温温水端末2dにおいて設定された連動時の運転モードが熱源機1からの給湯を要する場合には、給湯運転制御手段13は前記熱動弁制御部18により低温温水端末2dに対応する熱動弁9を開弁し、低温温水端末2dへの給湯を開始する。このように、本実施形態によれば設定に伴う制御が極めて簡単であり、操作自体もわかりやすいため、容易に所望の連動を行なうことができる。
【0028】
次に、本発明の第2の実施形態について、図2を参照しつつ説明する。第2の実施形態の給湯暖房システムは、図2に示す概略構成と、前述の第1の実施形態(図1)とを対比することにより明らかなように、前記熱源機1と各高温温水端末2a,2b,2c及び各低温温水端末2d,2e,2fの運転操作手段11a,11b,11c,11d,11e,11fとの間に中継制御手段19が付加されている。そして、該中継制御手段19には、各高温温水端末2a,2b,2c及び各低温温水端末2d,2e,2fの連動運転の要請及び許可を設定する連動運転設定部20と、該連動運転設定部20からの連動運転設定内容に基づいて各高温温水端末2a,2b,2c及び各低温温水端末2d,2e,2fの連動運転を制御する連動運転制御部21とが設けられている。従って、各運転操作手段11a,11b,11c,11d,11e,11fには、連動運転設定部(図1に示す12)が不要とされ、熱源機1の給湯運転制御手段13には、連動運転制御部(図1に示す17)が不要とされる。それ以外の構成については、図1に示す第1の実施形態と同様である。また、第2の実施形態として図2に示した構成では、連動運転設定部20が中継制御手段19に内蔵されているが、それ以外に、図示しないが連動運転設定部20を中継制御手段19から分離させ、中継制御手段19と連動運転設定部20との間で有線又は無線により信号の授受を行なう構成を採用してもよい。この場合には、連動運転設定部20を使用者の操作しやすい位置に設定して、操作設定を一層容易とすることができる。
【0029】
以上のように構成された第2の実施形態の給湯暖房システムは次のように連動運転させることができる。なお、本実施形態においては高温温水端末2aと低温温水端末2dとを連動させる場合について説明する。
【0030】
先ず設定手順としては、使用者が中継制御手段19の連動運転設定部20を操作し、高温温水端末2aと低温温水端末2dとの連動組み合わせを選択する。このとき、高温温水端末2aを運転したときに低温温水端末2dを連動させるが、低温温水端末2dを運転するときには高温温水端末2aを連動させないといった連動形態を指定することもできる。同時に、高温温水端末2aと低温温水端末2dとが、夫々複数の運転モードを備える場合には、両者の連動運転を行なう際の運転モードを指定する。このように使用者は中継制御手段19の連動運転設定部20を操作するだけで、所望の連動運転を予め設定しておくことができるので、各高温温水端末2a,2b,2c及び各低温温水端末2d,2e,2fの運転を開始する度に各運転操作手段11a,11b,11c,11d,11e,11fを操作するために各部屋を歩き回るといった煩わしさを無くすことができる。
【0031】
そして、高温温水端末2aの運転操作が行なわれると、その運転信号が中継制御手段19により中継されて熱源機1の給湯運転制御手段13に送られる。同時に、中継制御手段19においては連動運転設定部20において設定された内容に従って連動運転制御部21が作動する。該連動運転制御部21は、低温温水端末2dの連動時の運転モードが熱源機1からの給湯を要する場合に、熱源機1の給湯運転制御手段13に低温温水の供給を指示すると共に熱動弁制御部18に熱動弁9の開弁を指示する。更に、該連動運転制御部21は、連動運転設定部20において設定された内容に従って低温温水端末2dに対して運転開始を指示する。これによって低温温水端末2dは、設定された連動時の運転モードにより運転を開始する。このように、本実施形態によれば設定作業が単一の位置にて行なえ、使用者の連動設定操作を容易として所望の連動を行なうことができる。
【0032】
次に、本発明の第3の実施形態について、図3を参照しつつ説明する。本発明の第3の実施形態の給湯暖房システムは、前述した第2の実施形態(図2)が熱動弁9を熱源機1に接続しているのに対して、図3において概略構成を示すように、熱動弁9が中継制御手段19に接続されている。
【0033】
また、図3に示すように、該中継制御手段19は、各高温温水端末2a,2b,2cの運転操作手段11a,11b,11cが接続される第1中継部22と、各低温温水端末2d,2e,2fの運転操作手段11d,11e,11fが接続される第2中継部23とを備えている。更に、第1中継部22と熱源機1の給湯運転制御手段13とは信号線14aにより接続され、第2中継部23と熱源機1の給湯運転制御手段13とは信号線14bにより接続されている。
【0034】
前記第1中継部22及び第2中継部23には各高温温水端末2a,2b,2c及び各低温温水端末2d,2e,2fの連動運転の要請及び許可を設定する連動運転設定部24と、該連動運転設定部24からの連動運転設定内容に基づいて各高温温水端末2a,2b,2c及び各低温温水端末2d,2e,2fの連動運転を制御する連動運転制御部25とが設けられている。更に、第2中継部23には前記第2温水分配器7の各熱動弁9を制御する熱動弁制御部26が設けられている。それ以外の構成については、図2に示す第2の実施形態と同様である。
【0035】
以上のように構成された第3の実施形態の給湯暖房システムは次のように作動する。なお、本実施形態においては高温温水端末2aと低温温水端末2dとを連動させる場合について説明する。
【0036】
先ず設定手順としては、使用者が中継制御手段19の連動運転設定部24を操作し、高温温水端末2aと低温温水端末2dとの連動組み合わせを選択する。このとき、高温温水端末2aを運転したときに低温温水端末2dを連動させるが、低温温水端末2dを運転するときには高温温水端末2aを連動させないといった連動形態を指定することもできる。同時に、高温温水端末2aと低温温水端末2dとが、夫々複数の運転モードを備える場合には、両者の連動運転を行なう際の運転モードを指定する。このように使用者は中継制御手段19の連動運転設定部24を操作するだけで、所望の連動運転を予め設定しておくことができるので、各高温温水端末2a,2b,2c及び各低温温水端末2d,2e,2fの運転を開始する度に各運転操作手段11a,11b,11c,11d,11e,11fを操作するために各部屋を歩き回るといった煩わしさを無くすことができる。
【0037】
そして、高温温水端末2aの運転操作が行なわれると、その運転信号が第1中継部22を経て信号線14aを介して熱源機1の給湯運転制御手段13に送られる。同時に、中継制御手段19においては連動運転設定部24によって設定された内容に従って連動運転制御部25が作動する。該連動運転制御部25は、低温温水端末2dの連動時の運転モードが熱源機1からの給湯を要する場合に、第2中継部23から信号線14bを介して熱源機1の給湯運転制御手段13に低温温水の供給を指示する。更に、該連動運転制御部25は、連動運転設定部24において設定された内容に従って低温温水端末2dに対して運転開始を指示すると共に、該中継制御手段19の熱動弁制御部26により熱動弁9を開弁させる。これによって低温温水端末2dは、設定された連動時の運転モードにより運転を開始する。このように、本実施形態によれば設定作業が単一の位置にて行なえるだけでなく、設置する際の配線も少なくすることができる。また、熱動弁9を中継制御手段19によって制御するようにしたので、熱動弁9と中継制御手段19とを比較的近接させて設けることで、熱動弁9への駆動電力線10を短縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の概略構成を示す説明図。
【図2】本発明の第2の実施形態の概略構成を示す説明図。
【図3】本発明の第3の実施形態の概略構成を示す説明図。
【符号の説明】
1…熱源機、2a,2b,2c,2d,2e,2f…温水端末、9…熱動弁、12,20,24…連動運転設定部(連動運転設定手段)、17,21,25…連動運転制御部(連動運転制御手段)、18,26…熱動弁制御部(熱動弁制御手段)、19…中継制御手段。
Claims (5)
- 温水を供給する熱源機と、該熱源機から供給される温水を熱媒とする複数の温水端末とからなり、熱源機と各温水端末とが相互に運転信号を通信して各温水端末の運転を行なう給湯暖房システムにおいて、
各温水端末に、他の温水端末との連動運転の要請及び許可を設定する連動運転設定手段を設け、
前記熱源機に、各温水端末において設定された連動運転設定信号に基づいて各温水端末の連動運転を制御する連動運転制御手段を設けたことを特徴とする給湯暖房システム。 - 温水を供給する熱源機と、該熱源機から供給される温水を熱媒とする複数の温水端末とからなり、熱源機と各温水端末とが相互に運転信号を通信して各温水端末の運転を行なう給湯暖房システムにおいて、
前記熱源機と各温水端末との間に、相互の運転信号を中継する中継制御手段を設け、
該中継制御手段に、各温水端末同士の連動運転の要請及び許可を設定する連動運転設定部と、該連動運転設定部において設定された連動運転設定信号に基づいて各温水端末の連動運転を制御する連動運転制御部とを設けたことを特徴とする給湯暖房システム。 - 各温水端末は、その夫々が複数の熱動弁を介して前記熱源機に接続され、
前記熱源機に、各温水端末において設定された連動運転設定信号に基づいて熱動弁を駆動する熱動弁制御手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の給湯暖房システム。 - 各温水端末は、前記熱源機に接続される熱動弁と、前記連動運転設定信号に基づいて該熱動弁を駆動する熱動弁制御手段とを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の給湯暖房システム。
- 各温水端末は、その夫々が複数の熱動弁を介して前記熱源機に接続され、
前記中継制御手段に、各温水端末において設定された連動運転設定信号に基づいて熱動弁を駆動する熱動弁制御部を設けたことを特徴とする請求項2記載の給湯暖房システム。
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