JP3701120B2 - ブロックマット - Google Patents

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正弘 清水
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、法面等を保護するために用いられるブロックマットに関する。ブロックマットはマット状の下地材の表面に多数の法面保護ブロックを接着したもので、比較的傾斜の緩い法面や、曲面、凹凸面等の保護に用いられる。
【0002】
【従来の技術】
多数のコンクリートブロックを強くて耐久性のある繊維シート等の表面に並べて接着剤で接着して形成したブロックマットを法面等の保護に用いる技術がある。例えば、実公昭51−9135号公報には、液体透過性で土壌粒子を通さない程度のメッシュを持ち地表表面と一致するような可撓性シートに、多数のコンクリートブロックを並列配置し、この可撓性シートに接着剤で固定したものが示されている。
【0003】
また、U字状の金具を繊維シートの下面からブロックのコンクリート内に進入させて繊維シートをブロックに固定したブロックマットも知られている。この技術では、コンクリートがまだ軟らかいうちにU字状の金具の脚をブロック内に埋設して製造される。具体的には、次の通りである。多数の小さな型枠を集合して一体にしたパレット状の型枠にコンクリートを打ち込み、このコンクリートの打ち込み面に繊維シートを載せ、繊維シートの表面を抑え、コンクリート中のセメントペーストを繊維シートに浸透させる。繊維シートは少し厚めでセメントペーストが浸透しやすい構造のものを使用する。繊維シートの上からU字形のアンカーを打ち込みその脚部を型枠内のコンクリート中に埋め込み、所定の養生を行った後、脱型する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ブロックと繊維シートを接着した場合、繊維シートを引き剥すようにブロックから剥離させようとする荷重が働くと、その荷重は接着部の端部に集中して作用し、剥離荷重に抵抗する実質的な接着剤の面積は線状であり、僅かである。その結果、接着部の端部から剥離が進行するので、接着強度は小さいこととなる。
【0005】
すなわち、従来のブロックマットは、ブロックと繊維シートが剥離しやすい。
ブロックマットの運搬や敷設の際、ブロックマット吊上げ時にブロックが剥落することがあり、ブロックが落下する危険性がある。また、剥離した場合、補修手間を要する。そのため運搬や敷設時は接着面を剥離させようとする荷重ができるだけ作用しないように、専用吊具によりブロックマットの両端を掴み、大略水平に吊り上げて、静かに作業を行う必要がある。従って、従来、大掛かりな専用吊具を必要としていた。しかもそのように留意しても施工条件の悪い現場ではブロックの剥落を生じることがあった。
【0006】
製造時にシートの裏面からブロックにU字形金具等を埋設する技術では、ブロックの製造は、金具の埋込みが可能な流し込み方式のコンクリートを使用することに限定される。流し込み方式のコンクリートは硬化、養生に長時間を必要とする。流動性のない超硬練りのコンクリートで打設後直ちに型枠から取り出すことができ、製造効率が高い即時脱型方式のコンクリートには適用できない。またプレキャストブロックや自然石等にも適用できない。さらに、埋設金具を十分に大きくしないと所要の接着強度が得られないが、大きい金具を使用すると製造原価が高くなる。
【0007】
本発明は、このような従来の欠点を解決し、ブロックの耐剥離性が非常に大きく、ブロックの製造等に流し込みが必要などの制約のないブロックマットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために開発されたもので、その特徴的な技術手段は、マット状の下地材の表面に多数の法面保護ブロックを接着してなるブロックマットにおいて、ブロックと下地材との接着部の下地材裏面に裏当板を接着して構成したことを特徴とするブロックマットである。すなわち、ブロック、繊維シート(下地材)及び裏当板を重ね、ブロックと繊維シートの間及び繊維シートとプレートの間を接着させたブロックマットである。接着剤は、繊維シート(下地材)中を裏面まで浸透するか又は途中まで浸透する。裏面まで浸透しない時は、裏当板に接着剤を塗ってブロックと裏当板が一体に結合するように、裏当板に圧力を加えて接着させる。このようにすると、ブロック、下地材、接着剤が一体化するので好ましい。
【0009】
前記下地材としては、合成繊維の織布もしくは不織布、ループ状またはパイル状に凹凸を付与した合成繊維もしくは天然繊維の織布もしくは不織布、ニードルパンチング処理により起毛させた不織布、又は金属、プラスチックもしくはFRP製のネットを用いることができる。合成繊維としては、ポリエステルやポリエチレン等を用いることができる。金属としては、鋼、鉄、ステンレス鋼その他の金属を用いることができる。ネットとしては、織網、結束製品、網状成形品、パンチプレート等を包含する。
【0010】
また、前記法面保護ブロックはコンクリートブロック又は自然石でもよい。
前記接着に用いる接着剤はエポキシ樹脂系、酢酸ビニル樹脂系、ポリエステル樹脂系、塩化ビニル樹脂系、酢酸ビニル樹脂エマルジョン系、酢酸ビニル、エチレン共重合エマルジョン系、アクリル樹脂系、アクリル樹脂エマルジョン系、ゴム系、クロロプレン系、水性糊料、無機系接着剤、セメントペースト、セメントモルタルから選ばれた1種又は2種以上を用いることができる。
【0011】
前記裏当板は、金属、磁器、陶器、プラスチック、又はFRP製のものを用いると好適である。金属としては、鋼、鉄、ステンレス鋼、合金鋼、アルミニウム合金、銅合金等でもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明のブロックマットに使用されるブロックは、通常のコンクリートブロックでよく、多数個を連設して下地材に接着する。コンクリートブロックの代わりに自然石を用いることもできる。
下地材としては、水などの液体は通すが、土粒子を容易に通さない繊維シートなどを用い、ブロックマットを運搬時や施工時につり上げたときに、ブロックの重量に耐えられる引張強度を有しているものを用いる。このような下地材としては、施工現場の土粒子の大きさによって、繊維シートの開孔径の大きさは異なるが、通常は約0.1mmから2mm程度である。繊維シートの一例としては、ポリエステルやポリエチレン等の合成繊維の織布、ループ状またはパイル状等に凹凸構成した合成繊維もしくは天然繊維の織布もしくは不織布、ニードルパンチング処理により起毛させた不織布などがある。
【0013】
また、別の下地材として、ネットがある。ネットは、開口が大きな網状の下地材でこれにコンクリートブロック、天然石等を接着して地面の表面を保護する。
土砂を通さない特性はないが、敷設施工性に富み、植生を併用することが容易で、緑化を兼ねることが簡単である。ネットとしては、鋼線の織網、合成樹属ロープの結束製品、合成樹脂等の溶融鋳造、射出成形等による網状成形品、金属板や合成樹脂シート等に孔あけ加工したパンチプレート等を用いることができる。
【0014】
接着に用いる接着剤としては、エポキシ樹脂系、酢酸ビニル樹脂系、ポリエステル樹脂系、塩化ビニル樹脂系、酢酸ビニル樹脂エマルジョン系、酢酸ビニル、エチレン共重合エマルジョン系、アクリル樹脂系、アクリル樹脂エマルジョン系、ゴム系、クロロプレン系、水性糊料、無機系、セメントペースト、セメントモルタルから選ばれた1種又は2種以上を用いるとよい。
【0015】
裏当板は、ブロックマットの運搬や施工の場合に、ブロックと下地材とを剥離させようとする荷重に対して容易に変形しない強度と剛性を備えている板を用いる。この裏当板の材質は、鋼、鉄もしくはステンレス等の金属でもよく、また、磁器、陶器、プラスチック、FRP製のもの等を用いることができる。磁器質タイルは、耐食性、強度及び接着剤との接着性、コストの点等を勘案すると最も好適である。
【0016】
本発明のブロックマットは、プレキャストブロックを接着剤を用いて繊維シート等に貼着し、その裏面に裏当板を接着する方法によって製造できるが、パレット状の区画した型枠内にコンクリートを打設し、まだ固まらないうちに、コンクリートの上面に繊維シートを押しつけ、繊維シートの裏面に裏当板を圧着して、セメントペーストにより接着させる方法によって製造することもできる。この場合、裏当板の接着面に別の接着剤を塗っておいてもよい。
【0017】
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図2は、本発明の実施例のブロックマット1の全体平面図である。繊維シート20のハッチングを施して示した領域22にブロック10を配置して接着する。
図2ではブロック3個のみ例示してある。繊維シート20は隣接するブロックマットと重ね合わせるためにブロックを接着していない領域21を備えている。この繊維シート20の大きさは、例えば、横1500〜2000mm、縦3000〜8000mm、ブロックを接着する領域22の大きさは、横1200〜1700mm、縦2500〜7500mm程度である。
【0018】
図1(a)は、図2の一部を切り取って示した部分平面図、図1(b)は、その正面図である。上下に透孔を備えた立方体状のコンクリートブロック10が並べられており、各ブロック10は四隅部に接着部11で繊維シート20に接着されている。この接着部11の繊維シート裏面に裏当て板30が貼着されている。
接着部11の接着剤は繊維シートを浸透して、コンクリートブロック10、繊維シート20及び裏当板30を一体化させている。
【0019】
従来技術の場合、ブロックと繊維シートを接着していたが、図4に示すように、繊維シート20をブロック10から剥離させようとする荷重23が働くと、繊維シート20は容易に変形するので、荷重は接着部11の端部25に集中してしまい、荷重に抵抗する実質の接着面積24は僅かである。その結果、接着部11の端部25から剥離していく。従って、接着強度は小さい。これに対して、本発明のブロックマットでは、図5に示すように、裏当板30が存在するので、繊維シート20を剥離させようとする荷重23が働くと、この荷重は裏当板30を引き剥すように作用する。裏当板30は変形しにくいため、その接着部11全体で荷重23を負担する。従って、引き剥し荷重23に抵抗する実質的な接着面が大幅に増加することになるので、接着強度が大幅に増加する。
【0020】
本発明のブロックマットは接着強度が著しく大きいので、運搬や敷設時において従来のように大略水平になるように吊り上げる必要はない。すなわち、ブロックマットの片方の端部を掴んで、鉛直に吊して運搬、施工しても、ブロックが下地材から剥落する怖れがない。そのため吊具が簡易になるので吊具の製作費が安くて済む。また、従来のブロックマットの場合、吊具重量は1トン程度になっていたが、本発明の場合の吊具重量は20〜30kg程度であり大幅に軽くなることから、運搬、施工時に用いるクレーン等の吊上げ機械は従来よりも小さい吊上げ能力のもので済むので経済的である。
【0021】
また、ブロックマットの裏面に裏当板30による突起ができるので、地面とブロックマットとの間の摩擦係数が大きくなり、ブロックマットが法面上で滑動しにくいので施工しやすく、また法面保護の安定上からも有利になる。
すなわち従来のブロックマットに比べて、長大法面及び急勾配法面にも使用が可能になり適用範囲が広がること、あるいは安定性を確保するのに必要なブロックマット重量を軽減でき経済的であるなどの利点がある。
【0022】
図3は本発明の別の実施例の底面図を示すものである。マット状の下地材として金網13を用い、法面保護ブロックとして自然石12を用いた例である。図3の向って左側及び下側の自然石12の状態に示すように、接着剤を施して自然石12と金網13とを結合して接着部11を形成し、次いで、図3の向って右上の自然石12の状態に示すように、接着部11に金網の裏面から裏当板30を接着したものである。
【0023】
このブロックマットは、例えば、遮水シート、吸出し防止シート等で被覆した斜面等に、安全、容易、迅速に敷設することができる。
【0024】
【実施例】
実施例−1
即時脱型方式により製造した外形寸法が200mm×200mm×厚さ80mmのコンクリートブロックを用い、このコンクリートブロックを多数個天地を逆にして定盤上に並置し、各単体ブロックの四隅の部分にエポキシ樹脂系の接着剤を塗布した。その上に平均開孔径が1.5mmのポリエステル繊維の織布からなる繊維シートを載せ、接着剤を塗布した接着箇所を押さえて、ブロックと繊維シートを密着させた。繊維シートの開孔から接着剤がしみ出てきたので、接着剤の部分に30mm×30mm×厚さ2mmの鋼製の裏当板をおき、押さえつけて裏当板と繊維シートとを密着させ、図1、図2に示すような実施例のブロックマットを製造した。
【0025】
接着剤が硬化した後、ブロックマットの一部を切り取って、ブロックと繊維シートとの接着強度試験を行った。接着強度試験は図6に示すようにブロック10の上面を基盤32上に接着剤33で接着し、ブロック10と繊維シート20とが剥離するように引上力を加えた。比較例として、裏当板30を使用しない場合についても同様に接着強度試験を行った。試験の結果、次に示すように、実施例のブロックマットは、比較例のブロックマットの約4倍の接着強度が得られた。
【0026】
Figure 0003701120
実施例−2
即時脱型方式により製造した外形寸法が200mm×200mm×厚さ80mmのコンクリートブロックを用い、このコンクリートブロックを多数個天地を逆にして定盤上に並置し、各単体ブロックの四隅の部分にエポキシ樹脂系の接着剤を塗布した。その上に平均開孔径が0.2mmのポリエステルとポリエチレンの合成繊維の織布からなる繊維シートを載せ、接着剤を塗布した接着箇所を押さえて、ブロックと繊維シートを密着させた。繊維シートの開孔からしみ出した接着剤が僅かであったので、繊維シートの接着箇所(ブロック四隅)の上に接着剤を追加し塗布した。接着剤の部分に39mm×39mm×厚さ5mmの磁器タイル製の裏当板をおき、押さえつけて裏当板と繊維シートとを密着させ、図1、図2に示すような、実施例のブロックマットを製造した。
【0027】
接着剤が硬化した後、ブロックマットの一部を切り取って、ブロックと繊維シートとの接着強度試験を行った。試験方法は実施例−1と同様である。比較例として、裏当板を使用しない場合についても同様に接着強度試験を行った。試験の結果、次に示すように、実施例のブロックマットは、比較例のブロックマットの約5倍の接着強度が得られた。
【0028】
Figure 0003701120
実施例−3
繊維シートにセメントミルクを吹き付け、繊維シート上の所定位置に型枠を設置し、その型枠内にコンクリートを流し込んだ後、振動を加えた。
【0029】
繊維シートとしては、ポリプロピレン繊維をランダムに積み上げ、補強材としてポリエステル繊維を重ね、ニードルパンチで一体化した補強不織布に、ポリプロピレンマルチフィラメントを打ち込み、凹凸にした繊維シートで、裏面の所定位置に30mm×30mm×厚さ8mmのプラスチック板からなる裏当板をエポキシ樹脂で接着したものを用いた。
【0030】
型枠としては、出来上がりのブロックの外形寸法が225mm×225mm×厚さ80mmとなるような型枠を用いた。セメントミルクは、セメント1、水1の配合で、吹付け量1.8kg/m2 にとした。
次に、ポリエチレンフィルムを型枠の上に被せて、さらにその上からスポンジローラで転圧した。所定の蒸気養生を行った後、ポリエチレンフィルムを剥ぎ取り、型枠を外した。
【0031】
接着剤が硬化した後、ブロックマットの一部を切り取って、ブロックと繊維シートとの接着強度試験を行った。試験方法は実施例−1と同様である。比較例として、繊維シートに裏当板を接着しない場合についても同様に接着強度試験を行った。
試験の結果、次に示すように、実施例のブロックマットは、比較例のブロックマットの約4倍の接着強度が得られた。
【0032】
Figure 0003701120
実施例−4
差渡し200〜400mmの自然石12を、図3に示すように、線径2mm、開目30mmの金網13と組み合わせ、エポキシ樹脂系接着剤によって接着し、実施例のブロックマット1を製作した。20mm×20mm×厚さ8mmのABS製の裏当板30をエポキシ樹脂系接着剤の接着部11に押圧した。自然石は金網に強固に接着され、運搬、施工に当って剥落等を起すこと全くなく好適であった。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、法面保護ブロック、例えばコンクリートブロック又は自然石と下地材、例えば繊維シートやネットとの接着強度が大きく、運搬、施工中にブロックが剥離することがない。また、裏当板による突起によってブロックマットと法面との摩擦係数が大きくなるので、従来の方法に比べて滑動しにくく据付がしやすいとともに、長大法面及び急勾配法面にも適用でき、必要なブロックマット重量を軽減できる等の利点がある。また、河川護岸の場合は、流水等に対する安定上有利であり、従来の場合よりもブロック重量を小さくできるので、経済的であるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は実施例の部分平面図、図1(b)はその正面図である。
【図2】実施例の全体平面図である。
【図3】他の実施例の説明図である。
【図4】従来技術の作用説明図である。
【図5】実施例の作用説明図である。
【図6】試験方法の説明図である。
【符号の説明】
1 ブロックマット
10 (コンクリート)ブロック
11 接着部
12 自然石
13 金網(ネット)
20 繊維シート
21 (ブロックを接着しない)領域
22 (ブロック接着)領域
23 負荷
24 接着面積
25 端部
30 裏当板
31 引上力
32 基盤
33 接着剤

Claims (5)

  1. マット状の下地材の表面に多数の法面保護ブロックを接着してなるブロックマットにおいて、ブロックと下地材との接着部の下地材裏面に裏当板を接着してなることを特徴とするブロックマット。
  2. 前記下地材は、合成繊維の織布もしくは不織布、ループ状またはパイル状に凹凸を付与した合成繊維もしくは天然繊維の織布もしくは不織布、ニードルパンチング処理により起毛させた不織布、又は金属、プラスチックもしくはFRP製のネットであることを特徴とする請求項1記載のブロックマット。
  3. 前記法面保護ブロックはコンクリートブロック又は自然石であることを特徴とする請求項1又は2記載のブロックマット。
  4. 前記接着に用いる接着剤はエポキシ樹脂系、酢酸ビニル樹脂系、ポリエステル樹脂系、塩化ビニル樹脂系、酢酸ビニル樹脂エマルジョン系、酢酸ビニル、エチレン共重合エマルジョン系、アクリル樹脂系、アクリル樹脂エマルジョン系、ゴム系、クロロプレン系、水性糊料、無機系接着剤、セメントペースト及びセメントモルタルから選ばれた1種又は2種以上であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のブロックマット。
  5. 前記裏当板は、金属、磁器、陶器、プラスチック、又はFRPであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のブロックマット。
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