JP3701009B2 - 列造型装置の圧搾板の運動を制御する方法及び列造型装置 - Google Patents

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    • B22C11/10Moulding machines characterised by the relative arrangement of the parts of same with one or more flasks forming part of the machine, from which only the sand moulds made by compacting are removed

Description

【0001】
技術分野
本発明は列造型装置の圧搾板の運動を制御する方法及びこの方法を実行するための装置に関する。かかる装置は一般的に二つの圧搾板間で規定される造型室を含む。圧搾板の一つは造型室を開くために旋回されることができる。
【0002】
背景技術
この一般的な種類の方法はUS−A−5647424から知られている。この方法によれば、圧搾板は鋳型を作るために多数の連続運動を実行する。造型工程は:造型室を圧縮可能な鋳型材料、例えば粘土結合生砂で充填する段階、鋳型材料を圧搾板と旋回圧搾板間で押圧しかくして鋳型を形成する段階、旋回圧搾板を引っ込めて旋回圧搾板を邪魔にならないところに旋回する段階、鋳型を造型室から押し出してそれを直前に作られた鋳型と接触させるために圧搾板を旋回圧搾板に向けてかつそれを過ぎて動かす段階、及びその後で新サイクルが始まるように圧搾板をそれらのそれぞれの出発位置に戻すように動かす段階を含む。
【0003】
鋳型圧搾時に用いられる力はかなりの大きさのものである。更に、高品質鋳型を作るために、組み合わされた模型を持つ圧搾板の前面を横切って必ずしも均一に分配されるとは限らない鋳型材料の反作用力により起こされる曲げ力に耐えることのできる圧搾板のための正確な案内を提供することが必要である。これらの力の結果は造型室の軸に平行ではない。従って、作動器及び組み合わされた案内システムはこれらの力に耐えかつ必要な正確な案内を提供することの両者をできる重構造とされがちである。結果として、圧搾板が動くことのできる速度は動かされる要素の大きな慣性のため比較的低い。従って圧搾板の移動速度を増やすことによりこれらの形式の機械の作業サイクルの長さを減らす試みはうまくいかなかった。
【0004】
発明の開示
本発明の目的は移動速度を増やすことなくより短い作業サイクルを可能とし、従って高生産性をもたらす上に参照した種類の列造型装置の圧搾板の運動を制御する方法を提供することにある。この目的はこの発明により請求項1の特徴部分に記載された特徴を含む前記種類の列造型装置の圧搾板の運動を制御する方法により達成される。この方法により、圧搾板の一つの運動は他の圧搾板の運動が完了してしまう前に始めることができ、従って生産速度を増やすことができる。
【0005】
この発明の一実施例によれば、鋳型を旋回圧搾板を越えて運ぶために圧搾板の更に造型室中への及びそれを過ぎてのかつ旋回圧搾板を過ぎての移動が、旋回圧搾板により形成された鋳型面が旋回圧搾板がその旋回運動を開始する瞬間のちょうど後に室前方に到達するであろうような時間に開始される。このタイミングを達成するために、圧搾板の鋳型面と造型室前方の間の距離が考慮に入れられる。
【0006】
この発明の更なる実施例によれば、その出発位置を取り戻すための旋回圧搾板の造型室への戻り旋回運動は、旋回圧搾板と引っ込む圧搾板の間の衝突が排除されるときに開始される。ここでは圧搾板と組み合わされた模型の厚さが考慮に入れられる。
【0007】
本発明の更なる目的はこの方法を実行するための上に参照した種類の列造型装置を提供することにある。この目的はこの発明によれば請求項2の特徴部分に記載された特徴を含む前記種類の列造型装置により達成される。この装置により、圧搾板の一つの運動は他の圧搾板の運動が完了してしまう前に始まることができ、かくしてこの装置は高生産速度を持つ。
【0008】
この発明のなお別の実施例によれば、ポンプは可変容積型ポンプである。この実施例は比例弁の使用を必要とせず、それにより油圧流体の絞り量を減らす。
【0009】
この発明の更なる実施例によれば、ポンプは固定容積型ポンプである。比例弁なしとするために、ポンプは可変速度で駆動される。
【0010】
この発明の更なる実施例によれば、ポンプは両面型ポンプである。この実施例はブレーキングエネルギーがポンプに戻されることを可能とする。
【0011】
この発明の更なる実施例によれば、第一線状油圧作動器は一つの両面型ポンプと閉鎖回路で連結可能であり、第二線状油圧作動器は他の両面型ポンプと閉鎖回路で連結可能である。この実施例により、このシステムは良好な位置制御をもたらすある量のプレテンションを持って作動可能である。
【0012】
この発明の更なる実施例によれば、第一及び第二線状油圧作動器は第一及び第二ポンプに開放回路で連結可能であり、それにより第一線状油圧作動器の送出導管は第二線状油圧作動器の送出導管に連結可能であり、従って作動器に作用する油圧圧力は均等化される。この実施例は圧縮時に鋳型に油圧作動器により適用される力が均等化されることを可能とする。
【0013】
この発明の更なる実施例によれば、第一及び第二ポンプは共通駆動軸に結合され、従って一つの作動器のブレーキングエネルギーは他の作動器を駆動するのに使用されることができる。この実施例により、一つの作動器のブレーキングエネルギーは他の作動器に移転されることができる。
【0014】
この発明の更なる実施例によれば、サーボポンプのようなこの装置の更なるポンプが共通駆動軸に連結される。
【0015】
図面の簡略説明
この説明の以下の詳細な部分において、この発明が図面に示されたこの発明による、列造型装置の圧搾板の運動を制御する方法及びこの方法を実行するための列造型装置の例示的実施例に関してより詳細に説明されるであろう。図面において、
図1,1a,1b,1c,1d及び1eは鋳型の製造時の六段階を概略的に示し、
図2はこの装置の案内及び作動システムの概略図を示し、
図3はこの装置のための油圧システムの回路図を示し、そして
図4はこの発明の一実施例による、圧搾板及び旋回圧搾板の速度対時間の図、すなわち速度線図を示す。
【0016】
図1,1aから1eにおいて、列造型装置で鋳型を作るサイクルの六段階が示されている。図1において、造型室1が示されており、その一端はその出発位置の模型を持つ圧搾板2により閉じられており、他端はこの図でその最下方(出発)位置で示された模型を持つ旋回圧搾板3により閉じられている。造型室1はホッパー4から圧縮可能な鋳型材料で充填される。この図の右側にコンベヤ6の上に載り段階的に運ばれる、二つの先に作られた鋳型5が示されている。コンベヤの頂部は造型室1の底と整合している。
【0017】
図1aは、この図で矢印により表されている同じ大きさで反対方向の押圧力の影響下に、圧搾板2の造型室1中への移動及び旋回圧搾板3の反対側、すなわち室前方1aから造型室1中への移動による造型室内の鋳型5の二側押圧を示す。
【0018】
図1bは、旋回圧搾板3が造型室1から引き出され矢印により示された方向に上向きに所定位置に旋回された状況を示し、そこではその全てが造型室1の上限レベルより高いレベルに位置しており、かくしてその下に新しく押圧された鋳型5のための自由通過を可能とする。
【0019】
図1cは鋳型5が圧搾板2により造型室1から先に作られた鋳型5の最後と接触するように押し出されており、好適実施例によれば、更にそれが前記先に作られた鋳型により先に占められた位置を占めるまで一般的に7で示された鋳型列を図の右に向けて鋳型列7の縦方向に測定して鋳型5の幅に等しい距離に渡って一ステップ押ししている状況を示す。別の実施例によれば、圧搾板2は鋳型5が先に作られた鋳型の最後と接触するときに引っ込められる。鋳型列は次いで鋳型列輸送手段8により輸送される。
【0020】
図1dは圧搾板2が図1に示されるその位置に戻され、それにより圧搾板2及び組み合わされた模型が鋳型5から取り外されている状況を示す。
【0021】
図1eは造型室が造型室1に戻った旋回圧搾板3により閉じられている状況を示す。従って、圧搾板2と旋回圧搾板3の両者がそれらの出発位置に戻っている。圧搾板2及び旋回圧搾板3はそれらにより運ばれる模型板の高さを考慮に入れて、砂注入スロット9に対して相対的に自動的に中心合わせされる。従って、模型板に起こる摩耗は最少に減らされ、造型室1は均一に充填されることができる。造型室は新サイクルを始めることができるように再充填される。充填中に、圧搾板2及び旋回圧搾板3の互いに向けての同時移動を始めることができる。
【0022】
鋳型5間に鋳造キャビティが形成され、その一つが金属で鋳造される工程にあり、一方図の最右方の二つのキャビティは既に金属で鋳造されている。鋳型列7の更なる移動中に、鋳造キャビティ中の金属は凝固し、最後に凝固した鋳造品を持つ鋳型5は振り落とし格子(図示せず)上で終わり、そこで鋳型材料は鋳造品から分離される。多くの鋳型はコアー(図示せず)の使用を必要とし、それは自動コアー設置器(図示せず)により砂ショット前に造型室1に挿入される。圧搾板2がその出発位置に戻った後の、しかし好ましくは旋回圧搾板3がその出発位置に到着する前のコアーの挿入は、従来技術の如く、サイクル時間を増やすかもしれない。
【0023】
図2及び図3は概略的に列造型装置の構成を示す。圧搾板2の移動は、圧搾板2が直接固定されているシリンダー部材11、及びピストンヘッド12とシリンダー11の内端壁14を密着して通過し静止ブロック15により支持されているピストンロッド13とを含むピストン部材を含む第一線状油圧作動器10から得られる。静止ブロック15はこの装置のベースフレームの一体部分である。ピストン部材はシリンダー室を外部環状室16と内部環状室17に分割する。ピストンロッド13は中空であり、内部環状室を規定する。第二ピストンロッド13aはシリンダー11の外端壁18から外部環状室16中に延びる。第二ピストンロッド13aの自由端に固定された第二ピストンヘッド12aは環状室内にきっちりと嵌まり、それにより室16aを規定する。室16,16a及び17は加圧流体の供給及び排出のために導管20,21及び22に連結されている。シリンダー部材11は実際に可動要素を構成する。
【0024】
旋回圧搾板3はシリンダー部材11′、ピストンヘッド12′、ブロック15により支持された中空ピストンロッド13′、内端壁14′、外部室16′、内部環状室17′、第二ピストンロッド13a′、外端壁18′、第二ピストンヘッド12′、室16a′及び導管20,23及び24を持つ類似の第二線状油圧作動器10′を含む。
【0025】
この場合もまた、可動要素を構成するのは実際にシリンダー部材11′であり、このシリンダー部材11′はその内端でシリンダー11′に固定されたブラケット25を通して旋回圧搾板3に連結され、前記ブラケット25はヒンジ28で旋回圧搾板3を支持するフレーム27を持つ押し引き棒26を通して連結されている。旋回圧搾板3のヒンジ周りの旋回運動はフレーム27が造型室1から離れるように動くとき旋回圧搾板3を上向きに旋回させるレバー装置(図示せず)により起こされ、その逆もまた同様である。造型室1から離れるように動くとき、旋回運動は旋回圧搾板3がその組み合わされた模型の造型室からの高さに少なくとも等しくなる最小距離に達する前に開始されない。
【0026】
図3に示すように、鋳型列装置の油圧システムは可変容積型の第一油圧ポンプ30及び第二油圧ポンプ31を含む。第一油圧ポンプ30及び第二油圧ポンプ31は両面型であり、すなわちそれらは流体を二方向に送出し受けることができ、従ってこれらのポンプは閉鎖回路で連結されることができる。この実施例では、第一油圧ポンプ30及び第二油圧ポンプ31は押しのけ容積変更部材として作用する斜板を持つ斜板ポンプである。圧搾板2と組み合わされた第一線状油圧作動器10を駆動するポンプは好ましくは他のポンプより大きな容量を持つ。なぜなら圧搾板2は旋回圧搾板3より早い速度で動くことが必要であるからである。サーボポンプ35は油溜め36から油圧流体を導管37を通して第一油圧ポンプ30及び第二油圧ポンプ31に送出する。第一油圧ポンプ30、第二油圧ポンプ31及びサーボポンプ35はモーター34により駆動される共通駆動軸33に結合されている。従って、一つのポンプにフィードバックされたブレーキングエネルギーは他のポンプに伝達される。
【0027】
第一油圧ポンプ30の二つの口のそれぞれは逆止め弁を含む別の導管を介して導管37に連結されている。類似の方式で、第二油圧ポンプ31の口のそれぞれは導管37に連結されている。
【0028】
第一油圧ポンプ30の口の一つは第一線状油圧作動器10の内部室17に連結されている。他の口は直接導管21を通して室16aにそして更にオン/オフ弁38を介してかつ共通導管20を通して第一線状油圧作動器10の外部室16に連結されている。導管20はオン/オフ弁39を介して油溜めに連結されている。
【0029】
類似した方式で、第二油圧ポンプ31の口の一つは第二線状油圧作動器10′の内部室17′に連結されている。他の口は直接導管24を通して室16a′にそして更にオン/オフ弁40を介してかつ共通導管20を通して第二線状油圧作動器10′の外部室16′に連結されている。
【0030】
列造型装置の製造サイクルの種々の段階中の油圧システムの作動が今や説明されるであろう。
【0031】
鋳型を二側押圧するために(図1a)、弁38と40が“オン”位置に、すなわち開位置にあり、弁39が“オフ”位置にある。第一油圧ポンプ30及び第二油圧ポンプ31の方向は加圧下の流体をそれぞれ導管21と23に連結されている口に送出するように設定される。従って加圧下の流体が室16aと16a′に、かつ開放弁38と40を通して外部室16と16′に送出される。内部室17と17′は導管22と24を通してそれぞれ第一油圧ポンプ30と第二油圧ポンプ31の吸入側に連結されている。流体を戻す室17と17′の容積は流体を受ける室のそれより小さいので、追加の流体が第一油圧ポンプ30及び第二油圧ポンプ31により油溜め36から引き入れられ、サーボポンプ35により逆止め弁を介して送出される。室1内の鋳型5を押圧するための圧搾板2及び旋回圧搾板3への最大圧力がかくして得られる。
【0032】
鋳型5から旋回圧搾板3を脱離するためにかつ旋回圧搾板3を邪魔にならない所に旋回させるために、第二油圧ポンプ31の方向が加圧下の流体を導管24に連結されている口に送出するように設定される。加圧流体がかくして室17′に送出される。室16′をからにするために、弁39が“オン”位置に切り替えられ、流体が開放弁39を介して導管20を通して油溜め36に戻される。室16a′から排出される流体は導管23を通してポンプに戻される。なぜなら弁40が“オフ”位置に切り替えられるからである。
【0033】
鋳型5を圧搾板2と共に造型室1から押すために(図1c)、第一油圧ポンプ30は加圧下の流体を導管21に連結されている口に送出するように設定される。弁38は“オフ”位置に切り替えられ、かくして室16aのみが加圧される。室17から排出される流体は導管22を通して第一油圧ポンプ30に戻される。
【0034】
圧搾板2を鋳型5から脱離させるためにかつ圧搾板2をその出発位置に戻すように移動するために(図1d)、第一油圧ポンプ30は加圧下の流体を導管22に連結された口に送出するように切り替えられる。かくして、室17は加圧される。室16aから排出される流体は導管21を通して第一油圧ポンプ30に戻され、弁38は“オフ”位置に切り替えられる。室16から排出される流体は導管20を通して開放弁39を介して油溜め36に戻される。
【0035】
旋回圧搾板3を造型室1に戻すために(図1e)、第二油圧ポンプ31は加圧下の流体を導管23に連結された口に送出するように設定される。弁40はその“オフ”位置に切り替えられ、かくして室16a′のみが加圧される。室17′から排出される流体は導管24を通して第二油圧ポンプ31に戻される。
【0036】
図4を参照すると、圧搾板2及び旋回圧搾板3の動きがm/sの速度対秒の時間の図により示されている。参照番号50を持つ線は圧搾板2の速度を表す。参照番号52を持つ線は旋回圧搾板3の速度を表し、一方参照番号54を持つ線は砂が造型室1中にショットされる時間を示す。
【0037】
砂ショット後、鋳型5の二側押圧が圧搾板2により開始される。旋回圧搾板3の押圧運動の開始は、US−A−5647424に詳細に説明される如く、旋回圧搾板3の限定されたストロークを補償するために圧搾板2に関して遅延される。旋回圧搾板3の延長ストロークを持つ装置では、圧搾板2及び旋回圧搾板3の押圧運動は同時に始めることができる。次に、旋回圧搾板3が鋳型5から脱離され、邪魔にならない所に旋回される。旋回圧搾板3のこの運動が完了する前に、圧搾板2は更に鋳型5を押し出すために造型室1中にかつそれを過ぎて移動を開始する。この移動はしかし好ましくは旋回圧搾板3とそれと組み合わされた模型が造型室1の前方を通過する前に開始されない。圧搾板2は鋳型5を旋回圧搾板3を越えて押すようにその移動を続け、鋳型5の前方が先に作られた鋳型5と接触するときに完全に停止するように速度を下げる。圧搾板2の移動はその後も続けられ、従って最後の及び先に作られた鋳型が積み重ね体または鋳型5の列7として一緒に移動される。鋳型列7の移動が完了したとき、圧搾板2の移動は出発位置に戻るように逆転される。圧搾板2がその出発位置に到達する前に、旋回圧搾板3は旋回を開始し、造型室1に戻る。旋回圧搾板3の造型室1への戻り運動のタイミングは旋回圧搾板3の幾何学的形状及び位置対時間、圧搾板2の幾何学的形状及び位置対時間及び組み合わされた模型を考慮に入れて計算される。旋回圧搾板3がその出発位置に再び到達する前に、そこではそれが造型室1を閉じるが、砂ショットが開始され、新サイクルが始まる。
【0038】
この発明の一実施例によれば、圧搾板2及び旋回圧搾板3の中心合わせは同時になされる。
【0039】
この発明の一実施例によれば、圧搾板2のみが鋳型5の押圧時に動き、そこでは旋回圧搾板3は静止したまま残る。
【0040】
この発明の一実施例によれば、第一油圧ポンプ30及び第二油圧ポンプ31は固定容積型ポンプである。この実施例では、第一油圧ポンプ30及び第二油圧ポンプ31が駆動される速度が変えられるかまたは比例弁が作動器に送出される流体の量を変えるために用いられるかのいずれかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 鋳型の製造時の六段階を概略的に示す。
【図2】 この装置の案内及び作動システムの概略図を示す。
【図3】 この装置のための油圧システムの回路図を示す。
【図4】 この発明の一実施例による、圧搾板及び旋回圧搾板の速度対時間の図、すなわち速度線図を示す。
【符号の説明】
1 造型室
1a 造型室前方
2 圧搾板
3 旋回圧搾板
4 ホッパー
5 鋳型
6 コンベヤ
7 鋳型列
8 鋳型列輸送手段
9 砂注入スロット
10 第一線状油圧作動器
10′ 第二線状油圧作動器
11 シリンダー
11′ シリンダー
12 ピストンヘッド
12′ ピストンヘッド
12a 第二ピストンヘッド
12a′ 第二ピストンヘッド
13 ピストンロッド
13′ ピストンロッド
13a 第二ピストンロッド
13a′ 第二ピストンロッド
14 内端壁
14′ 内端壁
15 静止ブロック
16 外部環状室
16′ 外部環状室
16a 室
16a′ 室
17 内部環状室
17′ 内部環状室
18 外端壁
18′ 外端壁
20 導管
21 導管
22 導管
23 導管
24 導管
25 ブラケット
26 押し引き棒
27 フレーム
28 ヒンジ
30 第一油圧ポンプ
31 第二油圧ポンプ
33 共通駆動軸
34 モーター
35 サーボポンプ
36 油溜め
37 導管
38 オン/オフ弁
39 オン/オフ弁
40 オン/オフ弁
50 圧搾板の速度
52 旋回圧搾板の速度
54 砂ショット

Claims (9)

  1. 圧搾板(2)と旋回圧搾板(3)の間に造型室(1)を含み、圧搾板(2)及び旋回圧搾板(3)のうち少なくとも一つが模型を備えている列造型装置の圧搾板(2)及び旋回圧搾板(3)の運動を制御する方法であって、次の連続段階:
    a)圧搾板(2)のみまたは圧搾板(2)と旋回圧搾板(3)の両者を出発位置から鋳型(5)を押圧するために造型室(1)中に動かす、
    b)旋回圧搾板(3)を造型室(1)から動かし、旋回圧搾板(3)を鋳型(5)から脱離するためにかつ鋳型が旋回圧搾板(3)を越えて輸送されることを可能とするように造型室(1)を開くために旋回圧搾板(3)を旋回する、
    c)鋳型(5)を旋回圧搾板(3)を越えて輸送するために圧搾板(2)を更に造型室(1)中にかつそれを過ぎてかつ旋回圧搾板(3)を過ぎて動かす、
    d)圧搾板(2)を鋳型(5)から脱離するためにかつその出発位置を取り戻すために圧搾板(2)を造型室(1)中に戻すように動かす、
    e)その出発位置を取り戻すためにかつ造型室(1)を閉じるために旋回圧搾板(3)を造型室(1)に戻すように旋回して動かす、
    を含み、
    段階b)及び/またはc)及び/またはe)の運動がそれぞれ先行する段階の運動が終わる前に開始される方法において、圧搾板(2)及び旋回圧搾板(3)の運動が、第一油圧ポンプ(30)及び第二油圧ポンプ(31)によりそれぞれ引き起こされることを特徴とする方法。
  2. 圧搾板(2)と旋回圧搾板(3)の間に造型室(1)を含む列造型装置であって、圧搾板(2)及び旋回圧搾板(3)の少なくとも一つが模型を備えており、圧搾板(2)が第一線状油圧作動器(10)により可動でありかつ旋回圧搾板(3)が第二線状油圧作動器(10′)により可動であり、更に供給/戻り導管を通して第一線状油圧作動器(10)及び第二線状油圧作動器(10′)に連結された加圧下の油圧加圧源(30,31)を含むものにおいて、
    油圧加圧源が第一油圧ポンプ(30)及び第二油圧ポンプ(31)を含み、更に
    第一線状油圧作動器(10)が第一油圧ポンプ(30)により駆動されるように連結可能であり、
    かつ第二線状油圧作動器(10′)が第二油圧ポンプ(31)により駆動されるように連結可能であることを特徴とする装置。
  3. 第一油圧ポンプ(30)及び第二油圧ポンプ(31)が可変容積型ポンプであることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 第一油圧ポンプ(30)及び第二油圧ポンプ(31)が固定容積型ポンプであることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  5. 第一油圧ポンプ(30)及び第二油圧ポンプ(31)が両面型ポンプであることを特徴とする請求項3または4に記載の装置。
  6. 第一線状油圧作動器(10)が一つの両面型ポンプ(30)と閉鎖回路で連結可能であり、第二線状油圧作動器(10′)が他の両面型ポンプ(31)と閉鎖回路で連結可能であることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 第一線状油圧作動器(10)及び第二線状油圧作動器(10′)が第一油圧ポンプ(30)及び第二油圧ポンプ(31)に開放回路で連結可能であり、更に第一線状油圧作動器(10)の送出導管が第二線状油圧作動器(10′)の送出導管に連結可能であり、かくして第一線状油圧作動器(10)及び第二線状油圧作動器(10′)に作用する油圧圧力が均等化されることを特徴とする請求項2から6のいずれかに記載の装置。
  8. 第一油圧ポンプ(30)及び第二油圧ポンプ(31)が共通駆動軸(33)に結合されており、かくして第一線状油圧作動器(10)及び第二線状油圧作動器(10′)のうちのいずれか一つの作動器のブレーキングエネルギーが他の作動器を駆動するのに使用されることができることを特徴とする請求項2から7のいずれかに記載の装置。
  9. サーボポンプ(35)のような、装置の更なるポンプが共通駆動軸(33)に連結されていることを特徴とする請求項8に記載の装置。
JP2000616948A 1999-05-11 1999-05-11 列造型装置の圧搾板の運動を制御する方法及び列造型装置 Expired - Lifetime JP3701009B2 (ja)

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