JP3699569B2 - 画像作成装置及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画面上に任意の画像を形成する装置にかかり、特には、画像などの貼り付け時における表示の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像作成装置では、作成中の画像に任意のパターンの画像をキーボードやマウス等の入力装置で指示して貼り付けるときの、貼り付けたことを表すリアクションは通常なく、あっても効果音を再生する程度である。
【0003】
例えば、コンピュータ上で起動する画像作成用のアプリケーションを使用している場合、予め用意されたイメージパターンを現在作成中の画面に貼り付ける場合、必要なイメージパターンをマウス等でクリックし、ドラッグしながら貼り付けたい場所に持ってきて、マウスのボタンを離すと、その場所に選んだイメージパターンが貼り付けられるというようなソフトはよく見かけられる。
【0004】
又、あるソフトでは、クリックしたイメージパターンと同じイメージパターンにマウスカーソルを変形し、選んだイメージパターンがどれであるかを明確に示すような工夫がされたアプリケーションもある。この場合、選んだイメージパターンと同じイメージパターンに変形したマウスカーソルを貼り付けたい所定の場所に移動し、この場所でマウスのボタンを押すと、先に選択したイメージパターンが貼り付けられるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の画像作成装置では、貼り付けるパターンをマウスカーソルに表現し、貼り付ける位置決めをさせることが良く行われる。このことは、視覚的にパターンを貼り付けた後のイメージをつかみやすくするという利点があるが、一方で貼り付けた直後に、正しく貼り付けられたかどうかわかりにくかった。このために、貼り付けた後に、効果音を再生する事が良く行われているが、効果音だけでは視覚的にとらえることが出来ないため、不十分であった。
【0006】
特に、子供用のお絵かきソフトの場合、使用者が子供であるために、マウスの操作が不正確で、なかなか正しい位置にイメージを貼り付けることが出来なかったり、子供が操作に飽きてしまうこともある。子供用のソフトの場合には、子供を楽しませるための工夫も重要となるが、従来のソフトでは効果音を出すだけであるので、子供を楽しませるという面において不十分であった。
【0007】
したがって、本発明の課題は、画像作成装置あるいは、そのためのソフトにおいて、イメージが正しく貼り付けられたかどうか認識しやすくすると共に、子供が使用する場合にも、楽しんで画像作成が行えるような装置あるいは方法を提供する事である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像作成方法においては、ディスプレイ画面上に貼り付けるイメージパターンを選択するステップと、貼り付ける位置にイメージパターンを移動するステップと、イメージパターンを貼り付ける時に所定の動画表示を行うステップとからなる。
【0009】
又、本発明の画像作成装置においては、使用者がイメージパターンを画面に貼り付ける命令を入力するための入力手段と、入力手段からの該命令に基づいて、画面に貼り付ける該イメージパターンのデータと該イメージパターンの貼り付け時に表示する動画情報データとを参照し、イメージパターンが画面に貼り付けられたときに動画情報データに基づいた表示を行うための画面表示データを作成する画像作成手段と、画像作成手段で作成された画面表示データを画面上に表示するディスプレイ手段とからなる。
【0010】
本発明においては、画像作成装置あるいはコンピュータ上で動作する画像作成用アプリケーションにおいて、特定の貼り付け可能なイメージパターンをメニューから選んで画面上に貼り付けるときに、各イメージパターン毎に、あるいは操作毎に予め対応づけられた動画を表示する。これにより、使用者は貼り付けが正しく行われたことを視覚的に確認することが出来ると共に、子供が使用する場合には、子供の興味を引き、子供産業への寄与が大きく見込まれる。
【0011】
イメージパターンを貼り付ける時に表示する動画は動画情報データあるいは、貼り付けられるイメージパターンを所定の処理によって変形や変色させたりするためのプログラムデータとすることもできる。
【0012】
例えば、犬の絵を貼り付けるときに、犬の絵を大きくしてから実際に貼り付けるというような事が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明においては、貼り付けるパターンや貼り付ける操作毎に貼り付けたことを表す動画情報を用意しておき、貼り付けた直後にこれを提示する。これにより、視覚的に貼り付けたことを操作者が認知できるようにする。
【0014】
図1は、本発明の画像作成システムの一実施例の全体構成図である。
本発明の画像作成システムは、画像作成装置10、画像作成装置10によって作成された画像を表示するディスプレイ装置11、画像作成のための命令を画像作成装置10に入力するための入力装置12からなる。入力装置12は、キーボードやマウス等である。又、必要に応じて、貼り付けが正しく行われたときに効果音を出力する効果音再生装置15を設けることも可能であるが、本発明においては必ずしも必要ではない。
【0015】
画像作成装置10内部には、CPUなどで構成される画像作成制御部14が設けられており、入力装置12からの入力は全て画像作成制御部14に入力されて処理される。画像作成装置10内部には、ROMあるいはRAMが設けられており、貼り付けるイメージのパターンデータやイメージが正しく貼り付けられた場合に表示する動画に関する動画情報データが記憶される。
【0016】
画像作成制御部14は、入力装置12からの命令を受けると、これら貼り付けるパターンデータや動画情報データを参照し、イメージデータを生成して画面表示内容VRAM13にイメージデータを送信する。ディスプレイ装置11には、このようにして、画像作成制御部14が作成し、画面表示内容VRAM13に記憶されているイメージデータが画像として表示される。
【0017】
貼り付けに際して、効果音を出力する場合には、効果音再生装置15を設けるほかに、画像作成装置10に効果音データを用意しておき、各場合に応じて様々な効果音を出力するようにする。この場合、画像作成制御部14は、入力装置12から入力された命令に応じて効果音データを参照し、効果音再生装置15に効果音の出力を命令する。
【0018】
尚、前述したように、本発明においては、効果音を出力する必要は必ずしもないので、図1の点線で囲まれた部分は必ずしも必要はないが、効果音を出力する場合には、効果音再生装置15の他に、画像作成制御部14が入力装置12からの命令に合わせた効果音を出せるように、効果音データを画像作成制御部14が参照できるように構成する。尚、動画情報データをオブジェクト等で構成しておき、データの実行と共に音が出るようにする事も可能である。
【0019】
上記説明における動画情報データは、貼り付けるパターンデータの表示を所定のプロセスにしたがって変更するプログラムデータとすることも可能である。以下、パターンが貼り付けられたときに表示する動画を示すデータは、動画そのものを示すデータの他に、イメージパターンを所定の方法で変更するプログラムデータも含んでいるものとして説明する。
【0020】
画像作成制御部14には、記憶媒体読み取り装置17が接続されており、画像作成制御部14が行う処理のプログラム等を読み込めるようになっている。先ず、画像作成制御部14が行うべき処理プログラムが記憶された記憶媒体16(例えば、フロッピーディスクやCD−ROM等)を記憶媒体読み取り装置17に挿入し、記憶媒体16に記憶されているプログラム等のデータを読み込む。読み込んだデータは画像作成制御部14のメモリにロードされ、画像作成制御部14に上記したような処理を行わせる。
【0021】
同じく、画像作成制御部14には、通信インタフェース18が接続されている。通信インタフェース18は、通信回線を介して、他の記憶媒体等にアクセスするためのものである。例えば、通信インタフェース18を介してプログラム提供者の有するデータベース19にアクセスし、本発明の処理を行うプログラムをダウンロードし、画像作成制御部14に実行させるようにしてもよい。あるいは、図示してはいないが、通信インタフェース18を使って、大型コンピュータ等のサーバに接続し、サーバが本発明の処理を行うプログラムを実行し、結果のみを画像作成制御部14に送信するようにしてもよい。この場合には、画像作成装置10は処理の結果をディスプレイ装置11に表示するだけの処理を行うことになる。
【0022】
図2は、パターンデータと動画情報データの関連づけ方法の実現手段を示す図である。
画像作成において、イメージを貼り付けると共に、動画表示を行う場合には、イメージのパターン毎に動画情報を用意し、パターンと動画情報とを関連づけておくことが必要となる。
【0023】
同図(a)は、パターンのデータと一緒に動画情報を保持する方法を示す。
図1においては、貼り付けるパターンデータと動画情報データとが別々に記憶されているような構成を示したが、ここではパターンデータと動画情報データを一対にして記憶しておく。この場合には、例えば、パターンデータと動画情報データとを1つのメモリの連続記憶領域に記憶させておくことが考えられる。
【0024】
画像作成制御部14は、貼り付けるパターンデータを読み込むのに続いて、動画情報データを読み込んでおき、入力装置から所定の命令が入力されたときに、予め読み込んでおいた動画情報データにしたがって、ディスプレイ装置11に動画表示を行うようにする。
【0025】
又、パターンデータに、対応する動画情報データが記憶されているアドレスのポインタを含めておき、画像作成制御部14がパターンデータを読み込んだ時に、対応する動画情報データが読み込めるようにすることも可能である。
【0026】
同図(b)は、イメージのパターンと動画情報を管理表で関連づける方法を示した図である。
管理表にはインデックス番号とパターン名及び動画情報名が組になって記憶されており、管理表のパターン名の欄の各パターン名は別個に記憶されたパターンデータ群の対応するデータにパターン名やポインタ等で対応づけられている。同様に、別個に記憶された動画情報データ群は、管理表の動画情報名やポインタ等によって対応づけられ、画像作成制御部14が管理表を参照した場合に所望のパターンデータと動画情報データが参照できるように構成される。
【0027】
又、パターンデータとパターン名及び、動画情報名と動画情報データとは、それぞれ管理表に設けられているインデックス番号で関連づけることも可能である。
【0028】
例えば、画像作成制御部14が管理表を参照した場合、先ずパターン名の一致する欄を捜し、その欄のインデックス番号を取得する。パターンデータ及び動画情報データは、このインデックス番号で管理しておき、画像作成制御部14は、このインデックス番号によってパターンデータや動画情報データを取得する。
【0029】
この様にして得られた、パターンデータや動画情報データをディスプレイ装置に出力するようにする。
同図(c)は、操作に動画情報を用意する場合の方法を示している。
【0030】
同図(a)、(b)においては、ディスプレイ装置上に表示されるイメージのパターン毎に動画情報を対応させ、異なるイメージパターンに対しては異なる動画情報に基づいた表示を行うようにしていたが、同図(c)の場合には、入力装置12から入力される操作に対して、それぞれ異なる表示を行うように構成している。
【0031】
例えば、入力装置から直線を引く操作が入力された場合には貼り付けの時に色を変えるという動画表示を行う一方、予め用意されたイメージパターンを貼り付けるという操作に対しては、イメージパターンの大きさを一旦大きくしてから貼り付けるといったような表示を行う等である。
【0032】
同図(c)に示されているように、この場合も管理表を用意しておき、入力装置12から入力される操作命令を画像作成制御部14が受け取って解析し、対応する操作名を管理表の中から検索する。管理表の操作名に対応して動画情報名が管理されており、動画情報データが同図(b)で説明したように対応づけられている。
【0033】
したがって、画像作成制御部14は、操作名から対応する動画情報データを読み取り、対応する操作が行われた場合に、読み出した動画情報データに基づいた表示を行うようにする。
【0034】
図3は、画像の貼り付け処理の流れを示すフローチャートである。
先ず、画像作成画面に処理の選択を行うメニューを出しておき、この中からイメージを貼り付ける操作をマウスでクリックするなどをして選択する(ステップS1)。次に、貼り付けられるイメージのパターンの一覧を表示し、その中からパターンを選んでマウスでクリックする等して貼り付けるイメージパターンを選択する(ステップS2)。貼り付けられるイメージパターンが選ばれたら、選ばれたパターンのイメージデータを読み込み(ステップS3)、次に選ばれたパターンに対応する動画情報データを読み込む(ステップS4)。この時、動画が、パターン毎に用意されたプログラム(例えば、イメージを膨張収縮させるなど)で実現される場合は対応するプログラムのアドレスを取得する(ステップS4)。更に、効果音を鳴らす場合には、効果音データの読み込みを行う(ステップS5)。但し、動画がオブジェクト等として構成されており、効果音が含まれている場合や効果音を鳴らさない場合は、このステップS5は不要である。
【0035】
次に、マウスカーソルのデザインを貼り付けるパターンのイメージデータにするなどした上で、マウスやキーボードなどの入力装置でマウスカーソルを画面上で動かし、パターンを貼り付ける場所をマウスのクリック等で位置決めする(ステップS6)。この場合、マウスカーソルのデザインを貼り付けるパターンのイメージデータにする他に、マウスカーソルの先にパターンが貼り付けられてようにすることを行うのも良い。
【0036】
ステップS7で、パターンのイメージデータを位置決めされた場所に貼り付け、ステップS8でパターンに対応した動画を再生する。あるいは、パターンに対応したプログラムで、動画を再現する場合は、プログラムを実行する。
【0037】
ステップS9は、必須ではないが、ステップS5で効果音を読み込んだときには、効果音データを再生する。
以上のステップの内、S3、S4、S5が実行される順番はどのような順番でも良く、ステップS4、S5はステップS8、S9の直前に行われても良い。同様に、ステップS7、S8、S9はどのような順番で実行されても良い。
【0038】
図4は、本発明の装置及び方法の一例を説明するための画像作成画面の一例である。
同図は子供用お絵かきソフトの一例であり、今、バックの画面に貼り付けられることのできるイメージパターンが何種類か列挙されているパターン一覧ウィンドウ41が開いているところである。更に、人の手の形をしたマウスカーソル40が表示されており、犬の絵のところを指している。以下、図5、6では、この犬を選択してバックの画面に貼り付ける場合を説明する。図4のパターン一覧ウィンドウ41から犬の絵を選択する場合は、例えば、図4に示されるようにマウスカーソルを犬の位置に持ってきて、クリックをする。
【0039】
図5に示されるように、図4のパターン一覧ウィンドウ41から犬の絵を選択するとパターン一覧ウィンドウ41は画面上から消え、犬の絵の形になったマウスカーソル51が表示される。図5においては、バックの画面に先に貼り付けた犬の絵と犬の絵の形になったマウスカーソル51が表示されている場面が示されている。この様に、マウスカーソル51自身を選択した絵の形にすることによって、使用者は正しい絵が選択されているかどうかを確認しながら作業を進めることが出来る。
【0040】
マウスカーソル51のようにイメージパターンの形になった状態でマウスをクリックすると、そのイメージパターンがバックの画面に貼り付けられる。場所を変えてクリックする度に同じイメージパターンが貼り付けられる。図5で言えば、犬の絵をいくつもバックの画面に貼り付けることが出来る。本発明によれば、この犬の絵が貼り付けられるときに動画が表示される。
【0041】
図6は、犬の絵が貼り付けられるときの様子を示したものである。
図6では、犬の顔になったマウスカーソル51がクリックされた後、犬の絵を大きく見せる動画を表示している。表示が終わったら、犬の顔の大きさはもとの大きさになり、貼り付けられた状態になる。この様に、正常に貼り付けられたことを示すために犬の顔を大きくすると、貼り付けが上手くいったことが視覚的に確認できると共に、子供用のソフトの場合、子供の興味を引きつける事が出来る。したがって、大人が使用するシステム以外にも子供が使用するシステムにも大変有効であり、特に、子供産業における寄与が期待されるものである。
【0042】
図7、8は、貼り付け時に表示する動画の別の例を示したものである。
図7では、先ず、図4に示したようなパターン一覧ウィンドウの中から猫の顔を選択した様子が示されている。猫の顔を選択したことによって、マウスカーソル71のデザインが猫の顔となっており、使用者に何を選択したかを明示するようになっている。この状態で、マウスカーソル71を移動して、位置決めをし、マウスをクリックすると猫の顔がバックの画面の位置決めをした場所に貼り付けられる。
【0043】
図8では、貼り付けが正常に行われたことを示す動画として猫の顔が笑うという動画がデータとして割り当てられていた場合を示しており、マウスカーソル71のデザインが猫の笑った顔になった後、元に戻って、バックの画面に貼り付けられる。
【0044】
図9から図12は、線分の描画の場合に本発明を適用した例を示している。
先ず、図9(a)に示されているように、メニューウィンドウ91を表示させて、線分の描画を選択する。次に、図9(b)に示されているように、線分のかき始めである始点をクリックする。ここで、マウスカーソル92は、線分の描画を選択したことに対応して、デザインが鉛筆の形になっている。始点をクリックしたら、図10(a)に示されるように、鉛筆の形になったマウスカーソル92を移動させて線分の終点の位置まで持ってくる。この時、始点から終点までラバーバンド表示されるのが一般的である。使用者はこのラバーバンド表示を参照しながら、自分の引きたい線分の目安を立てることが出来る。そして、終点の位置が決まったら、その位置でクリックすることにより、線分が貼り付けられる。
【0045】
図10(b)は、線分が貼り付けられる場合に線分を太くする動画を表示する例を示している。図11(a)は、線分が貼り付けられる場合に線分を太くすると共に色を赤色にした例を示す。(図面では、モノクロであるが、実際にディスプレイ装置11に表示する場合には、カラー画面で赤色の表示を行う。)
図11(b)は、終点がクリックされた場合に線分を一時的に波打たせた例を示している。
【0046】
図10(b)から図11(b)までの例で示したように、線分が貼り付けられる時に様々な表示が可能であり、これらの表示が終わると図12に示すように、始点と終点で示される位置に線分が貼り付けられる。
【0047】
図10(b)から図11(b)までの例では、一定の動画を表示すると言うよりは、引かれる線分の形によって様々な表示をする必要があるので、線分を引くという操作に所定のプログラムが対応づけられている必要がある。これらのプログラムはシステムを構築する設計者の意図によって、いかような表示を行うプログラムを作成することも可能である。
【0048】
上記実施例では、特定の表示例を示して説明したが、本発明はこれらに限られるものではなく、イメージパターンの貼り付けの際に視覚的に分かるような、いかなる表示を行う方法及び装置も本発明の変形例として考えられるべきである。
【0049】
特に、イメージデータや操作に対応づけられるデータは定型的な動画情報データに限られず、貼り付けられる対象を視覚的に分かるように変形あるいは変色などを行うためのプログラムとすることが可能であり、即ち、本発明における“動画”とはそのような広い意味での表示を含んでおり、これによれば、あらゆる貼り付け対象に対する操作を含むものである。
【0050】
又、実施例においては、猫の顔を貼り付け時に一時的に笑った顔とするとか、犬の顔を一時的に大きくするとか、線を一時的に波打たせる表示を行うことを記載したが、犬の顔が小さなサイズから大きなサイズへと徐々に膨らんでいく表示や、猫が口を開けたり閉めたりして笑う表示とか、線を波打たせると同時にその波が一方から他方へ動いている表示を行うことも上記記載における動画表示に含まれるものである。
【0051】
【発明の効果】
作成中の画像に任意のパターンを貼り付ける操作を行うときに、操作者が貼り付けたことを視覚的に認知できる。又、貼り付けるパターンや貼り付ける操作毎に用意する動画等を工夫する事により、画像作成を楽しくするなどの効果が生まれる。
【0052】
特に、子供向け画像作成装置においては、従来の装置あるいは方法に比べ子供の興味をわかせる効果を有し、子供産業における寄与は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像作成装置の一実施例の全体構成図である。
【図2】パターンデータと動画情報データの関連づけ方法の実現手段を示す図である。
【図3】画像の貼り付け処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明の方法を説明する図(その1)である。
【図5】本発明の方法を説明する図(その2)である。
【図6】本発明の方法を説明する図(その3)である。
【図7】本発明の方法を説明する図(その4)である。
【図8】本発明の方法を説明する図(その5)である。
【図9】本発明の方法を説明する図(その6)である。
【図10】本発明の方法を説明する図(その7)である。
【図11】本発明の方法を説明する図(その8)である。
【図12】本発明の方法を説明する図(その9)である。
【符号の説明】
10 画像作成装置
11 ディスプレイ装置
12 入力装置
13 画面表示内容VRAM
14 画像作成制御部
15 効果音再生装置
40、51、71、92 マウスカーソル
41 パターン一覧ウィンドウ
91 メニューウィンドウ
Claims (13)
- 任意の画像をディスプレイ上で作成する画像作成方法において、
ディスプレイ画面上に貼り付けるイメージパターンを選択するステップと、
貼り付ける位置に前記イメージパターンを移動するステップと、
前記イメージパターンを貼り付ける時に該イメージパターンの表示を変更する所定の動画表示を行うステップとからなることを特徴とする画像作成方法。 - 前記イメージパターンは動物の顔の絵であり、前記所定の動画表示は、各動物の顔に対応して表情の変化を表示する事を特徴とする請求項1に記載の画像作成方法。
- 前記動画表示は、貼り付けられるイメージパターンを拡大する表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像作成方法。
- 前記動画表示は、貼り付けられるイメージパターンの色を変化させて表示することを特徴とする請求項1に記載の画像作成方法。
- 前記動画表示は、貼り付けられるイメージパターンを波打たせて表示させることを特徴とする請求項1に記載の画像作成方法。
- 任意の画像をディスプレイ上で作成する画像作成装置において、
画面に貼り付けるイメージパターンのデータと該イメージパターンの貼り付け時に表示する動画情報データとを記憶する記憶手段と、
使用者がイメージパターンを画面に貼り付ける命令を入力するための入力手段と、
入力手段からの該命令に基づいて、前記記憶手段に記憶された画面に貼り付ける該イメージパターンのデータと該イメージパターンの貼り付け時に表示する動画情報データとを参照し、前記イメージパターンが画面に貼り付けられるときに前記動画情報データに基づいた該イメージパターンの表示を変更するような動画表示を行うための画面表示データを作成する画像作成手段と、
前記画像作成手段で作成された前記画面表示データを画面上に表示するディスプレイ手段とからなることを特徴とする画像作成装置。 - 前記動画情報データは、イメージパターンの表示を変更するプログラムデータであることを特徴とする請求項6に記載の画像作成装置。
- 前記イメージパターンは動物の顔の絵であり、前記動画情報データは、各動物の顔に対応して表情の変化を表示する処理を行うためのデータであることを特徴とする請求項6に記載の画像作成装置。
- 前記動画情報データは、貼り付けられるイメージパターンを拡大する表示を行うための処理を示すデータであることを特徴とする請求項6に記載の画像作成装置。
- 前記動画情報データは、貼り付けられるイメージパターンの色を変化させて表示するための処理を示すデータであることを特徴とする請求項6に記載の画像作成装置。
- 前記動画情報データは、貼り付けられるイメージパターンを波打たせて表示させる処理を示すデータであることを特徴とする請求項6に記載の画像作成装置。
- 任意の画像をディスプレイ上で作成する機能をコンピュータに行わせるコンピュータ読み込み可能な記憶媒体において、
画面に貼り付けるイメージパターンのデータと該イメージパターンの貼り付け時に表示する動画情報データとを記憶させる機能と、
使用者にイメージパターンを画面に貼り付ける命令を入力させる機能と、
入力された該命令に基づいて、該記憶された画面に貼り付ける該イメージパターンのデータと該イメージパターンの貼り付け時に表示する動画情報データとを参照させ、前記イメージパターンが画面に貼り付けられるときに前記動画情報データに基づいた該イメージパターンの表示を変更するような動画表示を行うための画面表示データを作成させる機能と、
作成された前記画面表示データをコンピュータの画面上に表示させる機能とを備えるプログラムを記憶するコンピュータ読みとり可能な記憶媒体。 - 任意の画像をディスプレイ上で作成する機能をコンピュータに行わせるコンピュータ読み込み可能な記憶媒体において、
イメージパターンを貼り付ける時に該イメージパターンの表示を変更するような所定の動画表示をコンピュータに行わせる機能を備えたプログラムを記憶するコンピュータ読み込み可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
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JPH10124279A JPH10124279A (ja) | 1998-05-15 |
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