JP3698076B2 - 車両のサブフレーム構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パワーユニットを支持しつつ、サスペンションのリンク構造部材を支持するようになった車両のサブフレーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車などの車両は、前突時に居室を大きく変形させることなく衝撃エネルギーを吸収するためには、エンジンルーム内で必要なエネルギー吸収空間を確保することが必要である。
【0003】
一方、造形自由度の拡大やメカニカルユニットスペースのコンパクト化により、パワートレーンなど、メカニカルユニットの大幅なコンパクト化や特殊なパワートレーンレイアウト(例えば、エンジンの前傾量の増大)と、居室高床化が無い限りエンジンルーム内で必要なエネルギー吸収のための空間、若しくはストロークを確保することは困難となっている。
【0004】
その対策として、例えば特開平9−240291号公報によって、車両衝突時にのみパワーユニットを落下させるようになったサブフレーム構造が提案されている。即ち、このサブフレーム構造では、サブフレームに折れ曲がりを容易にする湾曲部を設けるとともに、この湾曲部にパワーユニットの支持部材を配置し、車両前突時に湾曲部からの下方屈曲に伴ってパワーユニットを下方に変位させるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の車両のサブフレーム構造は、サブフレームの屈曲する位置は、前突時の衝撃吸収空間を最大限確保し得る位置、即ち、パワートレーンの降下量が最大となる位置が最も望まれる位置であるにもかかわらず、サブフレームの屈曲位置とその屈曲位置を制御するための具体的な構造が示されておらず、前突時の衝撃吸収空間を最大限確保し得ない恐れがある。
【0006】
また、上記サブフレームには、サスペンションのリンク構造部材が上下揺動可能に取り付けられるが、この上下揺動を許容するためには、リンク構造部材側か、若しくはサブフレーム側のいずれかに揺動中心となる水平な揺動軸を設ける必要がある。このため、その揺動軸をリンク構造部材側に設けた場合は、その揺動軸の取付けスペースや十分な強度を確保する必要があることから、リンク構造部材の構成が複雑化して高価なものになってしまう。
【0007】
更に、上記揺動軸を取り付けるためには、サブフレーム側またはリンク構造部材側のいずれかに軸締結作業用の切欠部および凹部が必要となる。このため、サブフレーム側に切欠部を形成した場合はサブフレームの剛性が低下するため、それの補剛構造を必要としてコストアップが余儀なくされる。
【0008】
一方、リンク構造部材側に凹部を形成するのは、製造上、鍛造に加えてえぐり工程が必要となり、それら複雑な加工工程によってコストアップが余儀なくされるとともに、この場合のえぐり工程に用いられる特殊工具は寿命の短いもので、この点からも更なるコストアップが来されるという課題があった。
【0009】
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて成されたもので、リンク構造部材の揺動軸の取付けをサブフレーム側に設定して構造を簡素化し、かつ、その時に設けられる切欠部の補剛に既存部材を有効利用することにより全体的なコストアップを防止し、また、衝撃吸収空間を最大限に確保できるようにした車両のサブフレーム構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にかかる車両のサブフレーム構造にあっては、車体前方下部に配置されてパワーユニットを支持するとともに、車幅方向の左右両外側部分にその外縁から内方に位置するようにそれぞれ揺動軸を設け、それら揺動軸を介してサスペンションの左右リンク構造部材を上下揺動可能に支持するようになったサブフレームにおいて、前記揺動軸の配置部分近傍に、この揺動軸を取り付けるための作業用の切欠部を設ける一方、その切欠部を塞ぐように上記パワーユニットの支持部材を取付けたことを特徴としている。
【0011】
請求項2の発明にあっては、請求項1に記載の車両のサブフレーム構造において、上記パワーユニットの支持部材を、防振マウント部材としたことを特徴としている。
【0012】
請求項3の発明にあっては、請求項1または2に記載の車両のサブフレーム構造において、上記切欠部を、上記揺動軸の配置部分の直前方に設けたことを特徴としている。
【0013】
請求項4の発明にあっては、請求項2または3に記載の車両のサブフレーム構造において、上記防振マウント部材のインシュレータ部分を、サブフレームの車幅方向外側縁から更に外方にオフセットさせて配置したことを特徴としている。請求項5の発明にあっては、請求項1〜4のいずれかに記載の車両のサブフレーム構造において、上記パワーユニットの左右両側部の支持部材のうち一方に、パワーユニットとサブフレームとの間を引っ張り方向に連結する連結部材を用いたことを特徴としている。
【0014】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明にかかる車両のサブフレーム構造によれば、サブフレームに左右リンク構造部材を上下揺動可能に支持する揺動軸の配置部分近傍に、この揺動軸を取り付けるための作業用の切欠部を設けたので、この切欠部から揺動軸を差し込んで上記リンク構造部材をサブフレームに取り付けることができる。そして、その切欠部を塞ぐようにパワーユニットの支持部材を取付けたので、パワーユニットの支持部材という既存の部材を用いて上記切欠部の周縁部分を補剛することができる。従って、揺動軸によるリンク構造部材の固定作業性を良好に保ちつつ、専用の補剛部材を設けることなくサブフレーム剛性を確保することができる。
【0015】
請求項2に記載の発明にかかる車両のサブフレーム構造によれば、請求項1の発明の効果に加えて、上記パワーユニットの支持部材を防振マウント部材としたので、防振性能をも兼ね備えた合理的なパワーユニット支持構造を得ることができる。
【0016】
請求項3に記載の発明にかかる車両のサブフレーム構造によれば、請求項1,2の発明の効果に加えて、上記切欠部を上記揺動軸の配置部分の直前方に設けたので、前面衝突時にあって衝撃エネルギーがサブフレームに入力されると、切欠部が起点となってサブフレームを安定的に屈曲させてパワーユニットを下方に引き落とす。このとき、切欠部は揺動軸の取付け部分の直前方であるため、理想的なサブフレームの屈曲発生を誘起して衝撃吸収空間を最大限確保し、パワーユニットが乗員室内に侵入するのを防止することができる。
【0017】
請求項4に記載の発明にかかる車両のサブフレーム構造によれば、請求項2,3の発明の効果に加えて、上記防振マウント部材のインシュレータ部分を、サブフレームの車幅方向外側縁から更に外方にオフセットさせて配置したので、パワーユニットのスペース自由度を確保しつつ、防振マウント部材のインシュレータの高さを確保できるため、防振性能を向上することができる。
【0018】
請求項5に記載の発明にかかる車両のサブフレーム構造によれば、請求項1〜4の発明の効果に加えて、上記パワーユニットの左右両側部の支持部材のうち一方に、パワーユニットとサブフレームとの間を引っ張り方向に連結する連結部材を用いたので、衝撃エネルギーの入力によりサブフレームが屈曲することに伴って、連結部材を介してパワーユニットを下方に引き落とし、このパワーユニットが車室内に侵入するのをより確実に防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。図1から図4は本発明にかかる車両のサブフレーム構造の一実施形態を示し、図1はサブフレームとリンク構造部材との結合状態を示す斜視図、図2はリンク構造部材の取付け部分および作動状態を示す斜視図、図3はサブフレームとリンク構造部材との取付け部分の要部を分解して示す平面図、図4はパワーユニットの支持部材の取付け状態を示す要部斜視図である。
【0020】
本実施形態の車両のサブフレーム構造は、図1に示すように、フロント骨格部10a、リア骨格部10b、左,右骨格部10c,10dとによって、全体として略矩形状に構成されるサブフレーム10を備える。このサブフレーム10は、車体前方に配置される図外のエンジンルーム下側に配置され、フロント骨格部10a両端部に設けられる取付けピン11およびリア骨格部10b両端部の取付穴12を介して、図外の車体にゴムを介して取り付けられる。
【0021】
サブフレーム10は、図外のパワーユニットを支持するとともに、車幅方向Xの左右両外側部分、つまり、左,右骨格部10c,10dの外側部分に、図2に示すように、その外縁から内方に位置するようにそれぞれ揺動軸20を設け、それら揺動軸20を介してサスペンションの左右リンク構造部材30を上下揺動可能に支持するようになっている。
【0022】
つまり、リンク構造部材30は、これの内側先端部に取り付けられたゴムブッシュ31が、図3に示すように、左,右骨格部10c,10dの外側に形成される凹部13に嵌め込まれ、これらゴムブッシュ31と凹部13両側との間に揺動軸20が差し込まれる。また、リンク構造部材30の揺動側先端部には、図外のナックルを介して操舵輪40(図1参照)が取り付けられる。
【0023】
ここで、本実施形態は図3に示すように、サブフレーム10の左,右骨格部10c,10dの外側に、前記揺動軸20の配置部分近傍、つまり、上記凹部13の車両前方(図3中上方)近傍に、揺動軸20を取り付けるための作業用の切欠部14が設けられる。そして、図3中破線矢印に示すように、リンク構造部材30のゴムブッシュ31を凹部13に嵌め込んだ状態で、切欠部14側から揺動軸20をゴムブッシュ31の中心部に差し込むようになっている。このとき、図4に示すように、揺動軸20を差し込む切欠部14側には、この揺動軸20とともに止めブラケット21が共締めされて固定されるようになっている。
【0024】
また、図4に示すように、サブフレーム10の左,右骨格部10c,10dには、切欠部14を塞ぐようにパワーユニットの支持部材22が取り付けられる。この支持部材22は、上方ピース23と下方ピース24とで構成される。上方ピース23は、上方フランジ23aと下方フランジ23bとが互いに反対方向に折曲される断面クランク状に形成される一方、下方ピース24は矩形状平板として形成される。
【0025】
そして、上記上方ピース23は、縦壁23cを切欠部14の内側面14aに押し当てるようにして、上方フランジ23aを左,右骨格部10c,10dの上面に当接し、ボルト25を介して固定される。一方、下方ピース24は切欠部14の下側を覆うように配置され、その内側部分(図4中左端部)がボルト25aを介して左,右骨格部10c,10dの下面に固定されるとともに、この下方ピース24の外側部分(図4中右端部)上面に上記上方ピース23の下方フランジ23bが当接されて、ボルト25bを介して固定される。
【0026】
以上の構成により、本実施形態の車両のサブフレーム構造によれば、サブフレーム10に左右リンク構造部材30を上下揺動可能に支持する揺動軸20の配置部分近傍に、この揺動軸20を取り付けるための作業用の切欠部14を設けたので、この切欠部14から揺動軸20を差し込んで上記リンク構造部材30をサブフレーム10に取り付けることができる。
【0027】
このとき、上記切欠部14によってサブフレーム10の剛性が低下するが、この切欠部14はこれを塞ぐようにパワーユニットの支持部材22が取付けられるので、この既存の支持部材22を用いて上記切欠部14の周縁部分を補剛することができる。つまり、切欠部14を設けたことにより揺動軸20によるリンク構造部材30の固定作業性を良好に保ちつつ、専用の補剛部材を設けることなくサブフレーム10の所定の剛性を確保できるようになる。
【0028】
また、上記切欠部14を揺動軸20の配置部分の直前方に設けたので、前面衝突時にあって衝撃エネルギーがサブフレーム10に入力されると、切欠部14が起点となってサブフレーム10の左,右骨格部10c,10dを安定的に屈曲させてパワーユニットを下方に引き落とす。
【0029】
即ち、サブフレーム10の屈曲位置は、図3に示すように、リンク構造部材30の取付け点dの直前位置Gが理想的である。本実施形態では、上記切欠部14を形成したことによりサブフレーム10の剛性が低下し、上記衝撃エネルギーによる屈曲位置は、図3に示すように、切欠部14の略前端位置gに発生するようになるが、切欠部14を覆って設けた支持部材22の補剛機能により、この屈曲位置を前記リンク構造部材30の取付け点dの直前位置Gに設定することができる。
【0030】
従って、切欠部14が揺動軸20の取付け部分の直前方に設けられたことにより、理想的なサブフレームの屈曲発生を誘起して衝撃吸収空間を最大限確保し、前突時にパワーユニットが図外の乗員室内に侵入するのを防止することができる。
【0031】
つまり、パワーユニットの支持構造において潜在的な落下量を最大限活用できるようになる。従って、パワーユニットは車体に対して乗員室側の搭載室壁下部の空きスペースに移動する形になるため、搭載室を拡大しなくとも、その前後方向の潰れスペースを有効に拡大でき、衝突エネルギーを合理的に吸収して乗員室側の搭載室壁の変形を抑制し易くなる。
【0032】
図5は他の実施形態を示し、前記実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べる。図5はサブフレームの斜視図である。
【0033】
即ち、この実施形態では上記パワーユニットの支持部材22は、通常のエンジンマウントとして用いられる防振マウント部材26を用いるとともに、左右両側部の支持部材22のうち一方に、パワーユニットとサブフレーム10との間を引っ張り方向に連結する連結部材27を用いてある。
【0034】
防振マウント部材26は、マウント本体となるインシュレータ部分26aと、このインシュレータ部分26aをサブフレーム10に取付ける取付けブラケット26bとで構成され、取付けブラケット26bは、上記切欠部14を覆うようにしてサブフレーム10にボルト25を介して固定される。尚、取付けブラケット26bは、前記実施形態の支持部材22と同等の剛性を備えるものとする。このとき、防振マウント部材26のインシュレータ部分26aを、サブフレーム10の車幅方向外側縁から更に外方に所定量fだけオフセットさせて配置してある。
【0035】
上記連結部材27は、パワーユニットに連結されるロッド27aと、このロッド27aをサブフレーム10に取付けるためのブラケット27bとで構成され、ブラケット27bは、上記防振マウント部材26の取付けブラケット26bと同様に切欠部14を覆うようにしてサブフレーム10に固定される。
【0036】
従って、本実施形態では、上記パワーユニットの支持部材22を防振マウント部材26としたので、防振性能をも兼ね備えた合理的なパワーユニット支持構造を得ることができる。
【0037】
また、上記防振マウント部材26のインシュレータ部分26aを、サブフレーム10の車幅方向外側縁から更に外方にオフセットさせて配置したので、インシュレータ部分26aが車幅方向外方に移動されることにより、パワーユニットの占有し得る空間を拡大(スペース自由度を確保)できることと、防振マウント部材26の占有し得る空間をも拡大できることにより、防振マウント部材26の構造の設計自由度(特に高さ方向)を高めることができるため、パワーユニットの車体への振動特性対策に対して有効となる。
【0038】
更に、一方の支持部材22として連結部材27を用い、この連結部材27のロッド27aによってパワーユニットとサブフレーム10との間を引っ張り方向に連結するようにしたので、前突時にあって衝撃エネルギーが入力されて、サブフレーム10の左,右骨格部10c,10dが切欠部14から下方に屈曲することに伴って、パワーユニットは連結部材27を介して下方に強制的に引き落とされるため、パワーユニットが車室内に侵入するのをより確実に防止できる。
【0039】
ところで、本発明の車両のサブフレーム構造は、前記各実施形態に限ることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種実施形態をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるサブフレームとリンク構造部材との結合状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかるリンク構造部材の取付け部分および作動状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかるサブフレームとリンク構造部材との取付け部分の要部を分解して示す平面図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかるパワーユニットの支持部材の取付け状態を示す要部斜視図である。
【図5】本発明の他の実施形態にかかるサブフレームの斜視図である。
【符号の説明】
10 サブフレーム
14 切欠部
20 揺動軸
22 支持部材
26 防振マウント部材
26a インシュレータ部分
27 連結部材
30 リンク構造部材
Claims (5)
- 車体前方下部に配置されてパワーユニットを支持するとともに、車幅方向の左右両外側部分にその外縁から内方に位置するようにそれぞれ揺動軸を設け、それら揺動軸を介してサスペンションの左右リンク構造部材を上下揺動可能に支持するようになったサブフレームにおいて、
前記揺動軸の配置部分近傍に、この揺動軸を取り付けるための作業用の切欠部を設ける一方、その切欠部を塞ぐように上記パワーユニットの支持部材を取付けたことを特徴とする車両のサブフレーム構造。 - 上記パワーユニットの支持部材は、防振マウント部材であることを特徴とする請求項1に記載の車両のサブフレーム構造。
- 上記切欠部を、上記揺動軸の配置部分の直前方に設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両のサブフレーム構造。
- 上記防振マウント部材のインシュレータ部分を、サブフレームの車幅方向外側縁から更に外方にオフセットさせて配置したことを特徴とする請求項2または3に記載の車両のサブフレーム構造。
- 上記パワーユニットの左右両側部の支持部材のうち一方に、パワーユニットとサブフレームとの間を引っ張り方向に連結する連結部材を用いたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両のサブフレーム構造。
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