JP3695409B2 - 乱数データ発生回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、任意のタイミングでデータを出力する乱数データ発生回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、発振回路を使用することによって任意のタイミングでデータ(乱数データ)を出力する乱数データ発生回路が考案されている。ここで、該乱数データ発生回路は、該出力タイミングのばらつきを利用して乱数データを生成するもので、該乱数データを使用することによりシステム全体のセキュリティが高められる。
【0003】
なお、該出力タイミングのばらつきを十分担保するために、乱数データを出力する周期は該発振回路の発振周期より十分に長くされる。
【0004】
ここで、該乱数データが論理回路で用いられる場合には、上記乱数データ発生回路は該論理回路のシステムクロック信号に同期して該発振回路で生成された信号をラッチし、ラッチした該信号を乱数データとして出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記発振回路の発振周期は電源電圧の変化等に対して不安定であるため、該ラッチ動作の1周期内で上記のようにある値以上の振動回数を確保することによって該出力タイミングのばらつきを十分担保するためには、該ラッチ動作の周期を必要以上に長くする必要があった。
【0006】
また、従来においては、乱数データのデータ量を増大させるために、上記のような発振回路が並設されるが、いずれか一つの該発振回路が何らかの要因で停止してしまった場合には、該発振回路により生成される乱数データのレベルが固定されてしまうため、該発振回路を含むシステムのセキュリティが十分保証されないという問題もある。
【0007】
本発明は上記のような問題を解決するためになされたもので、信頼性の高い乱数データを効率的に生成する乱数データ発生回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、乱数データを発生する乱数データ発生回路であって、相互に位相や周期が異なる発振を行う電圧制御発振器を含んだ複数の発振ユニットと、複数の発振ユニットの全てがそれぞれ所定回数発振したときに、少なくとも一つの発振ユニットにおいて生成されたデータを乱数データとして出力させる出力タイミング制御手段とを備え、前記出力タイミング制御手段は、前記複数の発振ユニットの各々に対応して設けられ、前記発振ユニットの発振回数を計数して前記所定回数に達したときに活性化信号を出力する複数のカウンタと、前記複数のカウンタから出力される信号の論理積を演算し、その演算結果に応じて少なくとも一つの前記発振ユニットに前記乱数データを出力させる論理積演算回路とを含むことを特徴とする乱数データ発生回路を提供することにより達成される。
【0009】
このような手段によれば、乱数データの発生(出力)を、複数の発振ユニットにおける発振状態に応じて初めて決定されるものとすることができる。
【0010】
ここで、上記出力タイミング制御手段は、例えば、複数の発振ユニットの各々に対応して設けられ発振ユニットの発振回数を計数して所定回数に達したときに活性化信号を出力する複数のカウンタと、複数のカウンタから出力される信号の論理積を演算する論理積演算手段とを含み、論理積演算手段は演算結果に応じて少なくとも一つの発振ユニットに乱数データを出力させるものとする。すなわち、複数の発振ユニットの各々が所定回数以上発振したときに、少なくとも一つの発振ユニットに乱数データを出力させることで、乱数データの出力タイミングの不定期性(乱数データのランダム性)を担保することを保証できる。
【0011】
また、複数のカウンタの各々は、最初に所定回数を計数したときに、初期設定された所定回数を減少させることにより、発振ユニットの動作開始時だけ乱数データの発生タイミングを遅らせることができる。
【0012】
また、複数の発振ユニットの各々は、強度が周波数に対して一様な雑音を発生させる雑音発生手段と、雑音発生手段により発生された雑音を増幅する増幅手段とを含み、増幅手段により増幅された信号に応じて発振するものとすれば、乱数データのランダム性を確保することができる。
【0013】
ここで、複数の発振ユニットの各々は正帰還の差動増幅手段を含み、差動増幅手段から出力された信号に応じて発振するものとすれば、回路規模を低減することができる。
【0014】
また、複数の発振ユニットの各々は、差動増幅手段から出力された信号に応じて動作不良を検出する不良検出手段をさらに含み、出力タイミング制御手段は、不良検出手段により動作不良が検出された場合に乱数データの出力を禁止するものとすれば、差動増幅手段に動作不良が生じた場合には、乱数の発生を自動的に中断することができる。
【0015】
また、強度が周波数に対して一様な雑音を発生させる雑音発生手段と、雑音発生手段により発生された雑音を増幅する増幅手段とをさらに備え、複数の発振ユニットの各々は正帰還の差動増幅手段を含み、差動増幅手段から出力された信号及び増幅手段により増幅された信号に応じて発振するものとすれば、増幅手段により増幅された信号と差動増幅手段から出力された信号の双方により発振ユニットにおける発振のランダム性を確保することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下において、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係る乱数データ発生回路の構成を示す図である。図1に示されるように、本発明の実施の形態1に係る乱数データ発生回路は、CPU1と論理回路3、AND回路5、及び複数の発振ユニット10を備える。そして、各発振ユニット10は増幅器11と電圧制御発振器(VCO)12、分周器13、二つのカウンタ14,15、遅延フリップフロップ16、及び抵抗17を含む。
【0017】
上記において、論理回路3はCPU1に接続され、複数の発振ユニット10は論理回路3に接続される。また、増幅器11のプラス及びマイナスの入力端の間には抵抗17が接続され、増幅器11の出力端にはVCO12及びカウンタ14が接続される。そして、VCO12には分周器13が接続され、分周器13の出力ノードにはカウンタ15及び遅延フリップフロップ16が接続される。
【0018】
また、カウンタ14及びカウンタ15の出力ノードがAND回路5の入力端に接続され、AND回路5の出力端は論理回路3に接続される。一方、遅延フリップフロップ16の出力ノードは論理回路3に接続され、カウンタ14,15のリセットノードRST及び遅延フリップフロップ16のリセットノードは論理回路3に接続される。
【0019】
なお、複数の発振ユニット10に含まれる各VCO12は、全て同じ形状でレイアウトされ、それぞれの平均周期はほぼ等しいものとされる。
【0020】
以下において、上記のような構成を有する乱数データ発生回路の動作を、図2に示されたタイミング図を参照しつつ説明する。なお、初期状態においては、乱数データ発生回路はスタンバイ状態にあって、図2(a)に示されるように、CPU1はロウレベル(L)のスタンバイ信号/SB1を論理回路3へ供給し、論理回路3はロウレベルのスタンバイ信号/SB2を複数の発振ユニット10へ供給するものとする。
【0021】
ここで、図2(a)に示されるように、時刻T1においてCPU1がスタンバイ信号/SB1をハイレベル(H)へ遷移させると、論理回路3が活性化され複数の発振ユニット10へハイレベルのスタンバイ信号/SB2を供給する。これにより、各発振ユニット10は活性化され発振を開始する。
【0022】
より具体的には、時刻T1において増幅器11が活性化され、抵抗17の熱雑音が増幅される。そして、該増幅により生成されたアナログ信号はVCO12へ供給され、VCO12は供給されたアナログ信号に応じて発振する。このとき、VCO12は上記アナログ信号のゆらぎに応じて、位相や周期が変動する信号を生成し出力する。
【0023】
なお、上記において、抵抗17の熱雑音の代わりに、PN接合におけるショット雑音など強度が周波数に対して一様な雑音を利用することができ、理想的には白色雑音を利用することが望ましい。
【0024】
一方、カウンタ14は増幅器11から供給された信号に応じて増幅器11の発振回数をカウントする。そして、カウンタ14は増幅器11の発振回数が所定値に達した場合に、ハイレベルの信号をAND回路5へ供給する。ここで、カウンタ14は増幅器11が正常に動作しているか否かを確認するためのものであり、上記所定値は小さな値としても十分なものとされる。
【0025】
すなわち、例えば増幅器11が故障して発振動作が停止してしまった場合には、カウンタ14は上記所定値までカウントできないため、AND回路5へロウレベルの信号を供給し続けることになって論理回路3へは活性化されたハイレベルの信号PSが供給されないことになる。これにより、論理回路3は活性化されたハイレベルのクロック信号CKを遅延フリップフロップ16へ供給しないため、第三者から容易に予測され得るデータDATA(後に詳しく説明する)の論理回路3による使用が回避される。従って、カウンタ14は本乱数データ発生回路を含むシステムの安定性を高めることに寄与するものとされる。
【0026】
一方、VCO12から出力された信号は分周器13で例えば2分周され、カウンタ15及び遅延フリップフロップ16に供給される。このとき、カウンタ15は分周器13から供給されたパルスの数をカウントし、予め設定された値に達した場合にハイレベルの信号をAND回路5へ供給する。なお、カウンタ15は、VCO12が一定回数以上発振することにより後述するデータDATAの出力タイミングの不定期性、すなわちデータDATAのランダム性を担保することを保証するものとされる。
【0027】
なお、上記のように分周器13で2分周すれば、VCO12の特性によらず“1”と“0”の出現確率がほぼ等しい信号を遅延フリップフロップ16へ供給することができるため、VCO12の回路特性によらず動作の信頼性を確保することができる。
【0028】
このようにして、複数の発振ユニット10に含まれた全てのVCO12がそれぞれ一定回数以上振動することによって、AND回路5へ全てのカウンタ14,15からハイレベルの信号が供給された時刻T2において、図2(b)に示されるようにAND回路5はハイレベルの信号PSを論理回路3へ供給する。
【0029】
ここで、複数の発振ユニット10に含まれた各VCO12の発振は、その位相及び周期が相互に独立したものとされるため、時刻T1から時刻T2までの時間Tsbは予測不可能なものとなる。
【0030】
そして、図2(c)に示されるように、論理回路3は時刻T2から所定の時間Tdl経過後にハイレベルのクロック信号CKを出力する。このハイレベルのクロック信号CKが供給された遅延フリップフロップ16は、図2(d)に示されるように、時刻T3から時間Tac経過後に分周器13から供給された有効データをデータDATAとして論理回路3へ出力する。なお、このデータDATAは出力タイミングに応じて“1”または“0”の値をとるため、いわゆる乱数データとも呼ばれる。
【0031】
また、ハイレベルのクロック信号CKがカウンタ14,15のリセットノードRSTへ供給されることにより、カウンタ14,15によるカウント数がリセットされる。
【0032】
以上のような動作により、各遅延フリップフロップ16から取り出されるデータDATAの出力タイミングは不定期とされるため、たとえ上記クロック信号CKが本乱数データ発生回路を含むLSIのシステムクロックに同期しているものであっても、出力されるデータDATAの第三者による予測は困難なものとされ、該LSIのセキュリティが高められる。
【0033】
なお、本実施の形態1に係る乱数データ発生回路において、発振ユニット10をただ一つ備えることとすれば、VCO12の発振周期が不定期になった効果が全く無くなり、遅延フリップフロップ16からデータDATAが出力されるタイミングは第三者に容易に予測できてしまう。従って、上記のように、発振周期がほぼ等しいVCO12を含む発振ユニット10を複数備えることによって、いずれのVCO12の発振周期が最長となるかを第三者に予想させないこととされる。
【0034】
ところで、上記のような乱数データ発生回路においては、電源電圧等の環境が安定していると、スタンバイ状態を解除した直後には毎回良く似たデータDATAが出力されることが多い。従って、各発振ユニット10では、データDATAのランダム性を担保するために、スタンバイ状態解除後だけはVCO12による発振回数を多めにモニタすることが望ましい。このため、初めてデータDATAを出力するまでの間にカウンタ15に設定される値は、該データDATA出力後に設定される値よりも大きなものとされる。
【0035】
すなわち、例えばカウンタ15にスタンバイ状態解除時において予め設定値V1が設定されているとすれば、カウンタ15は該カウント数が設定値V1に達してハイレベルの信号をAND回路5へ出力した時点で、該設定値V1をより小さな設定値V2に更新する。
【0036】
また、上記のように抵抗17における熱雑音を増幅するには、非常に大規模な増幅器11が必要になる。そこで、増幅器11により熱雑音を増幅させる代わりに、図3に示された差動増幅器21による発振を利用することにより、乱数データ発生回路の回路規模を低減することができる。
【0037】
この差動増幅器21は、図3に示されるように、プラスの出力ノードがマイナスの入力ノードに接続されると共に、マイナスの出力ノードがプラスの入力ノードに接続されいわゆる正帰還の差動増幅器21を構成するが、ある程度熱雑音の影響を受けた発振動作を行うため、結果的に、各発振ユニット10から出力されるデータDATAの第三者による予測は困難なものとされる。
【0038】
さらに、複数の差動増幅器21間において発振周期が少しずつ異なるように、例えば差動増幅器21を構成するトランジスタのサイズを互いに異なるよう設計(レイアウト)すれば、複数のVCO12から出力される信号相互の位相差が不規則に変化するため、出力されるデータの第三者による予測がより困難になり、該乱数データ発生回路を含むシステムのセキュリティをさらに高めることができる。
【0039】
以上より、本発明の実施の形態1に係る乱数データ発生回路によれば、相互に位相や周期が異なる発振を行うVCO12を含んだ複数の発振ユニット10と、複数の該発振ユニット10の全てがそれぞれ所定回数発振したときに、発振ユニット10において生成されたデータDATAを出力させるためのAND回路5とを備えることにより、信頼性の高い多くのデータDATA(乱数データ)を効率的に得ることができる。
[実施の形態2]
図4は、本発明の実施の形態2に係る乱数データ発生回路の構成を示す図である。図4に示されるように、本発明の実施の形態2に係る乱数データ発生回路は、上記実施の形態1に係る乱数データ発生回路と同様な構成を有するが、各VCO12には同じ発振ユニット10内に含まれる差動増幅器21の出力信号のみならず、複数の発振ユニット10に共有された増幅器11より出力された信号が供給される点で相違するものである。
【0040】
上記のような構成を有する実施の形態2に係る乱数データ発生回路は、上記実施の形態1に係る乱数データ発生回路と同様に動作するが、VCO12には強度が周波数に対して一様な熱雑音を増幅することにより生成された信号及び、差動増幅器21による発振動作により生成された信号が供給される。
【0041】
以上のような本実施の形態に係る乱数データ発生回路によれば、上記実施の形態1に係る乱数データ発生回路と同様な効果を奏すると共に、複数のVCO12による発振全体のランダム性を増幅器11から供給される信号により確保しながら、さらに各発振ユニット10に含まれた差動増幅器21によって各VCO12相互間における発振のランダム性を保証することができるため、出力されるデータDATAの第三者による予測をさらに困難なものとすることができ、本乱数データ発生回路を含むシステム全体のセキュリティをさらに高めることができる。
【0042】
【発明の効果】
本発明に係る乱数データ発生回路によれば、乱数データの発生を、相互に位相や周期が異なる発振を行う電圧制御発振器を含んだ複数の発振ユニットにおける発振状態に応じて初めて決定されるものとすることができるため、信頼性の高い乱数データを効率的に得ることができ、また複数の発振ユニットの各々が所定回数以上発振したときに、少なくとも一つの発振ユニットに乱数データを出力させることで、乱数データの出力タイミングの不定期性(乱数データのランダム性)を担保することを保証できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る乱数データ発生回路の構成を示す図である。
【図2】図1に示された乱数データ発生回路の動作を示すタイミング図である。
【図3】図1に示された増幅回路の変形例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る乱数データ発生回路の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU、3 論理回路、5 AND回路、10,20 発振ユニット、11増幅器、12 電圧制御発振器(VCO)、13 分周器、14,15 カウンタ、16 遅延フリップフロップ(D−FF)、17 抵抗、21 リングオシレータ。
Claims (6)
- 乱数データを発生する乱数データ発生回路であって、
相互に位相や周期が異なる発振を行う電圧制御発振器を含んだ複数の発振ユニットと、
前記複数の発振ユニットの全てがそれぞれ所定回数発振したときに、少なくとも一つの前記発振ユニットにおいて生成されたデータを前記乱数データとして出力させる出力タイミング制御手段とを備え、
前記出力タイミング制御手段は、
前記複数の発振ユニットの各々に対応して設けられ、前記発振ユニットの発振回数を計数して前記所定回数に達したときに活性化信号を出力する複数のカウンタと、
前記複数のカウンタから出力される信号の論理積を演算し、その演算結果に応じて少なくとも一つの前記発振ユニットに前記乱数データを出力させる論理積演算回路とを含む
ことを特徴とする乱数データ発生回路。 - 前記複数のカウンタの各々は、最初に前記所定回数を計数したときに、初期設定された前記所定回数を減少させる請求項1に記載の乱数データ発生回路。
- 前記複数の発振ユニットの各々は、
強度が周波数に対して一様な雑音を発生させる雑音発生手段と、
前記雑音発生手段により発生された前記雑音を増幅する増幅手段とを含み、
前記増幅手段により増幅された信号に応じて発振する請求項1に記載の乱数データ発生回路。 - 前記複数の発振ユニットの各々は、正帰還の差動増幅手段を含み、前記差動増幅手段から出力された信号に応じて発振する請求項1に記載の乱数データ発生回路。
- 前記複数の発振ユニットの各々は、前記差動増幅手段から出力された前記信号に応じて動作不良を検出する不良検出手段をさらに含み、
前記出力タイミング制御手段は、前記不良検出手段により動作不良が検出された場合に前記乱数データの出力を禁止する請求項4に記載の乱数データ発生回路。 - 強度が周波数に対して一様な雑音を発生させる雑音発生手段と、
前記雑音発生手段により発生された前記雑音を増幅する増幅手段とをさらに備え、
前記複数の発振ユニットの各々は正帰還の差動増幅手段を含み、前記差動増幅手段から出力された信号及び前記増幅手段により増幅された信号に応じて発振する請求項1に記載の乱数データ発生回路。
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