JP3694360B2 - サーボ情報記録方法及び磁気ディスク装置 - Google Patents

サーボ情報記録方法及び磁気ディスク装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は磁気ディスク装置に装着された磁気ディスクにサーボ情報を記録する方法に関し、さらに詳細には、磁気ディスク装置に装着された磁気ディスクに高精度且つ高速にサーボ情報を記録する方法及びその記録方法を用いる磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータ等に装備されるハードディスク装置は、近年の情報処理量の増大に伴い大容量化及び小型化されている。ハードディスク装置の容量を上げるには、磁気ディスクの面記録密度を上げればよい。しかしながら、従来からハードディスク装置は装置組立後にサーボ情報を磁気記録しているため、サーボ情報の記録位置精度を上げることが困難である。特に、トラック密度の高いディスクを用いたハードディスク装置に、サーボ情報を正確に書き込むことは一層困難となる。また、サーボ情報を書き込んだ後、カバーの装着等によってスピンドルモータやアクチュエータのシャフトの位置ずれによってサーボ情報の位置ずれが発生するという問題もある。
【0003】
特開平2−33781号公報は、レーザ測長器を備えることによって磁気ディスク装置の外部から正確に磁気ヘッドの位置決めを行う磁気ディスク装置を開示している。この装置では、磁気ディスク、磁気ヘッド等を組み込んだ後、レーザ測長器を用いて磁気ヘッドのトラック位置決めを行いながら、スピンドルモータにてディスクを回転してサーボ信号を記録している。レーザ測長器は、アクチュエータの回転角を精密に測定し、この回転角からトラック位置、トラックピッチを高精度に決定している。また、装置カバーのアクチュエータ付近にレーザ測長器用のミラーと干渉しない程度の穴が形成されているために、サーボ情報記録後のカバーの装着によるサーボ情報の位置ずれが防止されている。
【0004】
しかしながら、かかる装置ではレーザ測長器を要するために製造コストが高く、またトラック幅が狭い高密度磁気ディスクにサーボ信号を記録するには長時間を要するという欠点がある。
【0005】
かかる高密度記録に適した磁気記録媒体として、特開平2−218016号公報は、トラックに沿ってサーボ用の凹凸ピット列が形成された磁気記録媒体を開示している。この文献は、磁気記録媒体のサーボ用の凹凸ピットから発生する磁界を磁気ヘッドで検出することによりトラッキング信号を得、かかるトラッキング信号を用いて磁気ヘッドの記録位置を制御している。
【0006】
また、日経エレクトロニクスのNo.586(石田、渡辺著 1993年7月19日)には、ハードディスク装置に組み込む磁気ディスクとして、光ディスクの技術を応用して、サンプルドサーボ方式のサーボ情報を物理的な凹凸として形成した磁気ディスク(PERM(Pre-Embossed Rigid Magnetic )ディスク)が記載されている。このPERMディスクにサーボ情報を書き込んだ場合、サーボ情報のランダムな位置ずれを0.01μm以内に抑えられることが開示されている。また、この文献に開示された磁気ディスク装置はフィードフォワード回路を用いてPERMディスクにサーボ情報を記録することによってディスクの偏心を補償している。また、渡辺らによるIEEE TRANSACTIONS ON MAGNETICS, VOL. 29, NO.6 (1993年11月)にも、プリエンボス型のマークが形成されたディスクリートトラックを有する高密度磁気記録媒体が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、PERMディスクのような物理的に凹凸を形成した磁気ディスクを用いる場合であっても、個々の磁気ディスクをスタンパを用いて射出成形する際に、情報が記録されるトラックの中心と磁気ディスクの中心との間で偏心が生じる恐れがある。さらに、複数のPERMディスクをハードディスク装置のスピンドルモータの共通軸に組み込む際に、ディスク間での偏心の問題も生じるので、磁気ディスクを装着した後にディスク毎に偏心補正をしなければならない。また、回転角度の基準もディスク毎に変化してしまう。このため、別のディスクに記録あるいは再生を行うためには偏心補正動作を行う必要があり、ドライブのアクセス速度が極端に遅くなるという問題がある。
【0008】
本発明の目的は、前記従来技術の欠点を解消し、磁気ディスク装置の複数の磁気ディスクに迅速に且つ高精度に位置決めされた状態でサーボ情報を記録する方法を提供することにある。また、本発明の別の目的は、磁気ディスクにサーボ情報及び他のフォーマット情報を高精度に位置決めされた状態で記録することができる磁気ディスク装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様に従えば、磁気ディスク装置に装着された磁気ディスクにサーボ情報を記録する方法において、
少なくとも一面にサーボ情報がプリピットとして予め記録されたプリエンボス型磁気ディスクとサーボ情報が記録されていない少なくとも一枚の他の磁気ディスクとを磁気ディスク装置のディスク回転軸に装着した後、該プリエンボス型磁気ディスクのサーボ情報により磁気ヘッドをトラッキングさせながら、上記他の磁気ディスクにサーボ情報を記録することを特徴とするサーボ情報記録方法が提供される。
【0010】
本発明の方法では、サーボ情報がプリピットとして記録されたプリエンボス型磁気ディスクと平坦な磁気ディスクとを磁気ディスク装置のスピンドルモータに装着させる。そしてプリエンボス型磁気ディスクのサーボ情報で磁気ヘッドを所望のトラックに追従させ(トラッキング)、その状態で平坦な磁気ディスクにサーボ情報を記録させる。平坦な磁気ディスクにサーボ情報を記録する位置はプリエンボス型磁気ディスクのサーボ情報により決定されるため、平坦な磁気ディスクの位置決めが容易となる。特に、プリエンボス型磁気ディスクは高密度記録ディスクにすることができるために、本発明の方法を用いれば、磁気ディスク装置に組み込んだ後の磁気ディスクであっても高密度且つ高精度にサーボ情報を記録することが可能となる。また、本発明の方法では、平坦なディスク毎の偏心補正は不要となり、サーボ情報の記録時間を短縮できる。
【0011】
本発明のサーボ情報を記録する方法において、プリエンボス型磁気ディスクのサーボ情報によりトラッキングが行われている状態で磁気ヘッドのトラック上での位置情報を記憶し、該記憶された位置情報を用いて磁気ヘッドをトラッキングしながら他の磁気ディスクにサーボ情報を記録することが好ましい。磁気ヘッドがトラッキングされている状態で磁気ヘッドの位置情報をメモリに記憶させ、その情報を用いてサーボ情報を記録しようとする磁気ディスク面にそれに対応する磁気ヘッドをトラッキングさせることができる。従って、サーボ情報の記録をプリエンボス型磁気ディスクのトラッキングと切り離して行わせることが可能となり、サーボ情報の記録場所及び記録順序を任意に調整できる。さらに、メモリにディスクの回転毎に得られる位置情報を記憶させ、その平均値をサーボ情報記録用の位置情報とすることによってディスク回転による偏心の悪影響を低減することができる。
【0012】
本発明において、上記トラッキングのためにプリエンボス型磁気ディスクのサーボ情報を読み取るトラックのセクタグループと、サーボ情報を記録するための上記他の磁気ディスクのトラックのセクタグループが異なることが好ましい。プリエンボス型磁気ディスクと他の磁気ディスク間における同一のセクタ番号位置での再生及び記録は再生系にノイズを生じ易くなる。このノイズを防止するために、例えば、プリエンボス型磁気ディスクの奇数番のセクタを読み取り他の磁気ディスクの偶数番のセクタに記録する、あるいはその逆を行うのが好ましい。
【0013】
サーボ情報記録の際に、さらにテスト信号を記録用トラックに記録することが好ましい。磁気ディスク装置の出荷時には、通常、バッドセクタ等がテスト信号により検査されており、かかるテスト信号もサーボ情報の記録と同時にデータ記録用トラック等に記録することができる。また、サーボマーク、位相信号(フャインパターン)、クロックマークのみならず、アドレス等のヘッダ情報も同時に記録することができる。これらのマークを記録する際の磁気ヘッドのトラッキング位置は、トラック中心に対するそれらのマークの位置に基づいて決定される。すなわち、アドレス、クロック、位相情報及びヘッダ情報を他の磁気ディスクに記録するときは、磁気ヘッドをプリエンボス型磁気ディスクのトラック中心に追従させる。サーボマークを記録するときは、磁気ヘッドをプリエンボス型磁気のディスクのトラック中心からトラック幅方向に1/2トラックピッチ分オフセットした位置に追従させることができる。
【0014】
本発明の第2の態様に従えば、共通の回転軸に支持された複数の磁気ディスクと、共通の駆動装置で駆動され且つ該複数の磁気ディスクの各面を記録再生する複数の磁気ヘッドとを備えた磁気ディスク装置において、
複数の磁気ディスクのうち、少なくとも一枚の磁気ディスクが少なくとも一面に予めサーボ情報がプリピットとして記録されているプリエンボス型磁気ディスクであり、他の磁気ディスクがサーボ情報が記録されていない磁気ディスクであり、
プリエンボス型磁気ディスクのサーボ情報により磁気ヘッドをトラッキングしながら他の磁気ディスクにサーボ情報を記録するように上記モータ及び磁気ヘッドを制御する制御手段を備えることを特徴とする磁気ディスク装置が提供される。
【0015】
本発明の磁気ディスク装置では、高密度記録が可能なプリエンボス型磁気ディスクと平坦な磁気ディスクとを組み合わせて用いる。この磁気ディスク装置を組み立てた後、プリエンボス型磁気ディスクのサーボ情報で磁気ヘッドを所望のトラックに追従させながら、平坦な磁気ディスクにサーボ情報を記録させる。平坦な磁気ディスクにサーボ情報を記録する位置は、高密度且つ高精度に形成されたプリエンボス型磁気ディスクのサーボピット、クロックピット等のプリピットにより決定されるため、平坦な磁気ディスクの高精度の位置決めが容易となる。従って、高密度記録が可能な平坦な磁気ディスクを磁気ディスク装置に採用することが可能となり、大容量の磁気ディスク装置が達成される。
【0016】
本発明の磁気ディスク装置は、さらに、トラッキングされている磁気ヘッドの位置情報を記憶するためのメモリと、該記憶された位置情報により上記駆動装置を駆動する信号を補正するフィードフォワード回路を備えることが好ましい。また、高密度記録情報の再生のために磁気ディスク装置の磁気ヘッドはMRヘッドであることが好ましい。
【0017】
本発明の磁気ディスク装置で用いるプリエンボス型磁気ディスク及び他の磁気ディスクはプラスチック基板上に磁性層を形成してなるディスクであることが好ましい。プリエンボス型磁気ディスクは、プラスチック材料の射出成型を用いて安価に且つ量産できるからである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態及び実施例を図面を参照しながら説明する。
〔プリエンボス型磁気ディスクの構造〕
図1は、基板上に物理的に凹凸のマーク、すなわち、プリピットを設けた磁気ディスク(以下、プリエンボス型ディスクという)の表面構造を一例を示す。このディスクは、例えば、本発明者らが特願平7−319261号で提案したプリエンボス型ディスクと同様の構造を有し、光ディスクと同様に、基板11上に位置情報が凹凸のプリピットとして精密に形成されている。図1に示したように、このプリエンボス型ディスクは、トラック14方向にて、データ記録領域18間にサーボ領域19が設けられており、サーボ領域19には、サーボピット列15、位相ピット列16及びクロックピット列17が形成されている。記録領域18の各トラック14はガードバンド溝13によってトラック方向に区画されている。サーボ領域19におけるサーボピット列15は、トラック中心に対して左右に且つトラック方向にずらして配置されており、磁気ヘッド10で検出した左右のサーボピットからの磁気的な出力が等しくなるように磁気ヘッド10の位置が制御され、それによって、磁気ヘッド10が常時トラック中心14aに位置付けられる。図1は、プリエンボス型ディスクの立体構造を例示するための一例であり、この他の種々の構造を採用することができ、例えば、後述のように、サーボ領域19に、トラック番号及びセクタ番号等のヘッダー情報をプリピットによって形成することもできる。
【0019】
図2(a) に図1に示したようなプリエンボス型ディスクとして構成したディスクのトラックフォーマットの一例を示す。トラックは複数個(M個)のセクタで構成され、セクタはさらに複数(N個)のセグメントに分割され、各セグメントの前端にサーボマークSMが形成されている。サーボマークSMは、アクセスコード(Access code) 、クロックマーク(Clock mark)及びファインパターン(Fine pattern)から構成されている。図2(b) に、サーボマークSMの平面構造を示す。図2(b) 中、網掛けの部分は、図1のガードバンド溝のように溝やピットが形成されている部分(凹部)を示す。アクセスコードはアクセス時にヘッドの移動速度を調べるために使用され、クロックマークは記録・再生するための同期クロックやサーボマーク位置のタイミングを得るために使用される。すなわちクロックマークはNクロック毎に連続して現れるように設定され、後述するサーボ回路より処理される。ファインパターンは、トラック中心からの相対位置(位相)を示すためのパターンであり、後述するように磁気ヘッドによりこのパターンからの位置情報を得てトラッキング動作が行なわれる。
【0020】
次に、プリエンボス型ディスクの着磁方法を、図3(a) 〜(c) に模式的に示す。最初に、図3(a) に示すように、凹凸基板24上に形成された磁性層22を磁気ヘッド20により強い磁場で一方向に飽和磁化させる(図中、磁気ヘッド20先端の円の大きさは磁場の強さを表す)。次いで、図3(b) に示すように、磁気ヘッド20により逆方向の弱い磁場を磁性層22に印加することにより基板凸部上に形成された磁性層22のみを磁化反転させる。これにより、図3(c) に示すように基板凹部26から漏洩磁界28が発生し、これを再生ヘッドで検出することにより図3(c) の下方に示すようなピット位置に応じた信号を検出することができる。
【0021】
〔磁気ディスクの製造方法〕
プリエンボス型ディスクはプラスチックの射出成形技術を用いることにより、光ディスク同様に安価且つ大量に製造することができる。製造プロセスの概要を図4に示す。ディスク基板を作製するまでの工程は光ディスクの基板製造工程と同様であり、ガラス原盤30にフォトレジスト32を塗布して(工程(a) )、短波長の光ビームによりパターンをカッティングして現像することにより、所望の凸凹パターンが形成される(工程(b) )。これにニッケル34をメッキにより被着してスタンパを作製する(工程(c) )。次いで、作製したスタンパ34を金型36内に配置してプラスチック材料を射出成形して基板11を作製する。基板11を金型36から取り出して、スパッタ等により磁性膜35及び保護膜(図示しない)を基板上に順次形成する(工程(e) )。基板11用のプラスチック材料にはポリカーボネート、アモルファスポリオレフィン、ポリエーテルイミドなどが用いられる。磁性膜35には低温成膜でも高い保磁力を得るため、下地層としてクロムを用い、磁性層としてコバルト−クロム−白金合金を用いるのが好適である。保護膜としてはカーボンや酸化ケイ素が用いられる。また、磁性膜と基板との熱膨脹率の差が大きいことにより発生する磁性膜のひび割れを防止し、磁気特性の向上を目的として下地層を形成する前に、アルミやチタン、アルミチタン合金、ケイ素、窒化ケイ素、酸化ケイ素などのアモルファス、セラミックス材料を基板上に形成することもできる。
【0022】
その後、保護膜表面の微小な突起を削除するためにブラシ38でバーニッシングが行われ(工程(f) )、最後に磁気ヘッドの走行性を良くするため潤滑剤39が塗布される(工程(g) )。こうして、本発明で用いるプリエンボス型磁気ディスクを製造することができる。
【0023】
一方、本発明に用いるプリピットが形成されていない平坦な磁気ディスクは平坦なプラスチック基板上に図4のステップ(e) 以降の工程を施すことによって作製することができる
【0024】
プリエンボス型ディスク及び平坦な磁気ディスクの基板は、プラスチック基板以外に、アルミ基板上にニッケルリンをメッキした基板やガラス基板でもよく、この場合は基板に凹凸パターンを形成するため反応性化学エッチングなどを用いることができる。また、基板側に凹凸パターンを形成せずに、磁性膜を反応性化学エッチングしてパターン形成してもよい。
【0025】
〔磁気ディスク装置の組立〕
上記のようにして得られたプリエンボス型ディスク及び平坦な磁気ディスクを用いて磁気ディスク装置を組み立てた。図5(a) 及び(b) に、磁気ディスク装置70の上面図及び破断側面図をそれぞれ示す。磁気ディスク装置70は、ベース72上に設置されたスピンドルモータ73と、記録再生を行う磁気ヘッド76と、磁気ヘッド76を目的のディスク半径位置に位置づける、駆動装置としてのアクチュエータ78(例えば、後述するボイスコイルモータ)とを備え、スピンドルモータ73には、モータの回転中心に対してほぼ同軸となるように3枚の磁気ディスク74a,74b,74cが装着されている。磁気ヘッド76はこれらの3枚の磁気ディスク74a,74b,74cの各面を記録再生することができるようにそれぞれの面に対向する磁気ヘッド76a〜fを有する。この3枚のディスクをモータの回転軸に装着する際に、各ディスクの偏心をできるだけ抑制する必要があるが、本発明では後述するように各ディスク毎に偏心補正は不要となるので、ディスクの回転軸への取付け精度はそれほど上げる必要はない。3枚の磁気ディスクのうち最上部のディスク74aの上面が前述のように作製されたプリエンボス型ディスクであり、その上面に図2(b) に示したようなプリピットが形成されており、その平坦な裏面にも磁性層が形成されている。ディスク74b,74cは前述のように作製された平坦な磁気ディスクであり、その両面に平坦な磁性層を有する。すなわち、組み立て後の装置70は、最上部のディスク74aの上面のみにサーボ情報が凹凸パターンで記録されており、他のディスク面には何ら情報は記録されていない。
【0026】
磁気ディスク装置70において、アクチュエータ78及びスピンドルモータ73の動作は装置内に収容されたシステムコントローラにより制御される。
【0027】
〔サーボ回路及びサーボ情報の再生〕
図6に、図5に示したような磁気ディスク装置に装着されたプリエンボス型ディスク74aからサーボ信号を生成する際に用いられるサーボ回路のブロック図を示す。このサーボ回路は磁気ディスク装置中に組み込まれ、磁気ディスク装置の動作を統括して管理するシステムコントラーラ66に連結されている。磁気ヘッドから読み出された信号は、再生アンプ51及びAGC(Automatic Gain Controller) 52にてゲイン調節され、ピーク検出器53にてピーク検出された後、クロックピット抽出器55にてサーボマーク中のクロックピットが検出される。クロックピットは、磁気ヘッドがクロック領域上を通過した時にデータ領域では発生しないパターン列、例えば、2値信号”110010”となるように構成されており、この特定パターンの検出によりクロックピットであることが判断される。また、このクロックピットはNクロック毎に現れるようにプリエンボス型ディスクのトラック上に形成されており、ここでNは1セグメントを構成するクロック数となる。
【0028】
このクロックピット信号は、位相比較器56、ローパスフィルタ(LPF)57及び電圧制御発生器(VCO)58のループから構成されるPLL回路に入力される。VCO58から発生する所定周波数の発振信号は分周器69にてN分周された後、位相比較器56によって入力信号と位相比較して誤差電圧が発生する。LPF57でこの誤差電圧から低周波数分を除去し、VCO58の制御電圧となる。この制御電圧はVCO58の周波数と入力信号の差が小さくなるようにVCO58を制御する。こうしてVCO58で発生したクロック信号は抽出されたクロックピット信号と同期が可能となり、フィードバック制御されてクロック信号が発生する。また、分周器69でN分周したクロック信号はセグメント信号を構成する。また、ディスクのセクタマークがセクタマーク抽出器54にて抽出され、分周器68によりM分周されてセクタ信号を発生する。このディスクのセクタは図2(a) に示すようにM個のセグメントから構成されている。上記のようなセクタ信号及びセグメント信号はクロック信号とともタイミング発生器67に送られ、サーボ領域の位相情報の再生やデータの記録のためのタイミング信号を発生する。
【0029】
また、磁気ヘッドから検出されたサーボ領域のファインパターンからの信号は、位置信号生成回路59に送られて位置信号を生成する。位置信号生成回路59における位置信号生成原理を図7に示す。磁気ヘッドにより、ファインパターンのX,Y,A,Bピット(図6(a) )のトラック中心からの相対位置をRF波形で得る(図6(b) )。このRF波形を全波整流した後(図6(c) )、積分器で積分して積分波形を得る(図6(d) )。この信号を4点でサンプリングして、X,X+Y,A,A+Bの値を取り出し、演算器によってA−B、X−Yを計算する。X−Y>0のときにはA−Bを、X−Y≦0のときは−(A−B)を出力することにより、ヘッドの位置信号が1トラック幅の全域に渡るリニアなアナログ電圧として生成される。こうして、トラック上の位置信号(トラック中心からの位置ずれ量)を得ることができる。この位置信号を、図6に示したボイスコントロールモータ(VCM)(アクチュエータ)ドライブ65に入力して磁気ヘッドのトラッキング動作を行うことができる。
【0030】
さらに、位置信号生成回路59に接続されたコントローラ(フィードバックコントローラ)60とVCMドライブ65との間に図8に示したようなフィードフォワード回路を組み込むことによって、より高精度に位置信号を得ることができる。図8に示したフィードフォワード回路において、図6に示したVCMドライブ65へのトラッキング信号(位置信号)をA/D変換器92にてA/D変換した後、フィードフォワード用メモリ94にセグメント信号及びスピンドルモータから得られた回転インデックス(回転角度)に同期して記録する。従って、メモリ94にはトラック方向の位置に応じた位置情報(トラッキング信号)が格納される。メモリ94への記録はディスクが複数回回転する間に行って、それを平均化することにより位置精度を一層向上することができる。なお、メモリにはこうして得られた位置情報をメモリから出力するか否かのメモリ記録信号がシステムコントローラ66から入力されており、後述する他の磁気ディスク74b,74cへのサーボ情報の記録の際にはメモリからの位置情報が出力されてそれによりトラッキングが行われる。メモリ94は、メモリ94に取り込んだ電圧信号はD/A変換器93によりD/A変換して出力され位置信号生成器59からの信号と加算器91により加算される。このようにフィードフォワード制御を用いることにより、例えば、プリエンボス型ディスク74aの偏心に基づくトラック中心からの変位分を補正することができ、より正確なトラック追従を可能とするとともに、後述するように他の磁気ディスク74b,74cにサーボ情報を記録する際に、プリエンボス型ディスク74aの全てのサーボピットからサーボ情報をリアルタイムに得なくても目的とするトラック位置への追従が可能となる。
【0031】
〔磁気ディスクへのサーボ情報の記録方法〕
図8に示したフィードフォワード回路を組み込んだサーボ回路(図6)を用いて図5に示した磁気ディスク装置72の平坦な磁気ディスク面にサーボ情報を記録する。最初に、プリエンボス型ディスク74aの上面に形成されたサーボピットでトラッキングを行いながら、磁気ディスク74bの上面にサーボ信号の記録を行う。上記サーボ情報の記録操作の一例を、図9に示したフローチャートに従って説明する。最初に、プリエンボス型ディスク74aのサーボピットを読み出すことによりプリエンボス型ディスク74aのあるトラック(P=P0 番目のトラック)のトラック中心に磁気ヘッド76a(最も上方に位置する磁気ヘッド)を追従させる。この磁気ヘッド76aがトラッキングした状態で前述のように図8に示したフィードフォワード回路のメモリ94に、回転インデックスと同期してVCM65へのドライブ信号が記録される。この操作により、メモリ94にはサーボ情報が既に記録されているためその情報を用いることにより全ての位置情報を新たに再生する必要はなくなる。そこで、磁気ヘッド76aによりプリエンボス型ディスクの奇数番のセグメントのみでトラッキングを行いながら、磁気ヘッド76cにより磁気ディスク74bの上面の偶数番のセグメントへサーボ情報の記録を行う(ステップ83)。読出のセグメントと書き込みのセグメント番号を相違させたのは、書き込み信号のノイズが再生系に生じるのを防止するためである。サーボ情報としてアドレス、クロック、位相及びヘッダ情報を磁気ディスク74bの上面に記録することができる。
【0032】
磁気ディスク74bの上面のP番目のトラックの偶数番のセグメントの記録が全て終了した後に、プリエンボス型ディスク74aの偶数セグメントのみでトラッキングを行いながら、磁気ディスク74bの上面の奇数セグメントにサーボ情報を記録する(ステップ84)。こうして、一つのトラックについて、偶数番のセグメント及び奇数番のセグメントのトラック中心に順次サーボ情報を記録する。
【0033】
次いで、磁気ヘッド76aをプリエンボス型ディスク74aのトラックPの中心から1/2トラックピッチだけトラック幅方向にずれた位置に移動させ、その位置に追従させる(他の磁気ヘッド76b〜fも共通な回転軸に支持されているので同様な角度だけ回転移動する)(ステップ85)。
【0034】
磁気ヘッド76aがトラックPの中心から1/2トラックピッチだけトラック幅方向にずれた位置でトラックPの追従を行っているときに、VCMドライブ65への信号をフィードフォワードメモリ66に入力してメモリの内容を更新する(ステップ86)。
【0035】
次いで、ステップ86と同様の位置に磁気ヘッド76aを追従させながら、プリエンボス型ディスク74aの奇数番のセグメントのサーボ情報を読み取るとともに、磁気ディスク74bの上面の偶数番のセグメントにサーボマークだけを記録する(ステップ87)。
【0036】
磁気ディスク74bの上面の全ての偶数番のセグメントへのサーボマークの記録が終了した後に、プリエンボス型ディスク74aの偶数番のセグメントのサーボ情報を読み取りながら、磁気ディスク74bの上面の奇数番のセグメントにサーボマークを記録する。(ステップ88)。こうしてP番目のトラックへの全てのサーボ情報の書き込みが終了する。
【0037】
その後、磁気ヘッドを次にサーボ情報を記録するトラック(トラック番号P+1)に追従させて、前記と同様の操作に従って磁気ディスク74bの上面にサーボ情報を記録することができる。そして、磁気ディスク74bの上面のサーボ情報を記録すべき全てのトラックへの記録が終了するまで同様の操作を繰り返す(ステップ90)。この操作は、磁気ディスク装置内のシステムコントローラ66に図9に示したようなシークエンスを組み込み、かかるシークエンスに基づいて磁気ディスク装置を制御することで達成できる。そして、磁気ディスク74bの上面へのサーボ情報の記録が終了した後に、別の記録する磁気ディスク面、例えば、磁気ディスク74bの裏面に切り換え(ステップ92)、上記と同様にしてプリエンボス型ディスク74aのサーボピットを用いてトラッキングを行いながらサーボ情報を記録する。このようにして、サーボピットが形成された面を除く全ての磁気ディスクの平坦な面へのサーボ情報の記録が終了するまで上記の操作を繰り返す(ステップ91)。
【0038】
図9に示したシーケンスは単なる例示にすぎず、いかなる順序で磁気ディスク面にサーボ情報を記録してもよい。例えば、図10に示したように、全ての磁気ディスク面の同一番号のトラックにサーボ情報を記録してから、各磁気ディスクの次のトラックへ移ることも可能である。図10のようなシーケンスを用いることによりトラッキング動作が1トラックに対して1回で済み、サーボ情報の記録時間を短縮することができる。図9及び図10の操作において偶数及び奇数番のセグメントに分けてサーボ情報を記録したが、これに限らず、任意の順序で全てのセグメントを記録してよい。サーボ情報の記録は、例えば、ディスク内側のP0 =1番目のトラックのようにどのトラックから始めてもよく、また磁気ディスク面もどのディスク面から記録を始めてもよい。
【0039】
図9のステップ85〜87において、プリエンボス型ディスク74aのトラックの位置情報に基づいて磁気ディスク74bにサーボマークを記録したが、ステップ83及び84にて記録された磁気ディスク74bのトラック中心のサーボ情報に基づいて磁気ヘッド76cをそのトラック中心から1/2トラックピッチ分だけずれた位置に追従させてサーボマークを記録することも可能である。この場合、磁気ヘッド76cをそのトラック中心から1/2トラックピッチ分だけずれた位置に追従させた状態における位置情報(磁気ディスク74bの上面の位置情報)がフィードフォワードメモリ66に記録されることになる。
【0040】
また、図9のステップ81〜84が終了した後に、サーボ情報を記録するトラックまたは磁気ディスク面を変更してもよく、平坦な磁気ディスク面に任意の順序でサーボ情報を記録することができる。
【0041】
さらに、図9のステップ83(図10のステップ103)においてトラック中心にアドレス等のサーボ情報のみならず、オペレーションシステム(OS)に必要なフォーマット情報を記録してもよい。また図9のステップ83または84(図10のステップ103または104)においてサーボ領域のみならずデータ記録領域に種々のテスト信号、例えば、ディスクに欠陥があるかどうかを調べるためテストパターンを記録してもよい。
【0042】
上記操作において各磁気ヘッドに書き込み用アンプを装着させることにより、各磁気ディスク面毎にサーボ情報を記録する必要はなく、全ての磁気ディスク面に同時にサーボ情報を記録することも可能となる。
【0043】
上記実施例で用いたサーボ回路(図6)のPPL回路を構成するLPF57とVCO58との間に、図8に示したようなフィードフォワード回路を組み込んで、プリエンボス型ディスク74aの偏心データをメモリに記録させることもできる。このようにフィードフォワード回路をPPL回路に組込むことによって磁気ディスクの偏心によるクロック信号のずれを一層良好に補償することができる。
【0044】
また本実施例ではプラスチックを基板材料に用いたプリエンボス型ディスク及び平坦ディスクを使用しているが、基板材料はプラスチックであっても、ガラスやAl基板の表面にNiPをメッキしたもので良い。ディスクの熱膨張による悪影響を防止するためにプリエンボス型ディスクを含めた全て磁気ディスクを同一の材料から構成するのが好ましい。特に、プリエンボス型ディスクは、射出成形により製造するのが好適であるので全てのディスク基板を同一のプラスチック材料から構成するのが好ましい。
【0045】
本発明では、プリエンボス型ディスクとして、射出成形によりディスク表面の片側のみにプリピットが形成され、別の面にはプリピットが形成されていないディスクを使用したが、両面ともプリピットが形成されたプリエンボス型ディスクを用いてもよい。
【0046】
【発明の効果】
本発明のサーボ情報の記録方法によれば、平坦な磁気ディスクにサーボ情報を記録する位置はプリエンボス型磁気ディスクのサーボ情報により決定されるため、磁気ディスクを磁気ディスク装置に組み込んだ後であっても、平坦な磁気ディスクを高精度に且つ容易に位置決めすることができる。また、平坦な磁気ディスクの偏心補正を磁気ディスク毎に行う必要がないので、短時間でサーボ情報を磁気ディスクに記録することができる。
【0047】
本発明の磁気ディスク装置では、平坦な磁気ディスクにサーボ情報を記録する位置は高密度且つ高精度に形成されたプリエンボス型磁気ディスクのサーボピット、クロックピット等のプリピットにより決定されるため、高記録密度の磁気ディスクを採用することができる。従って、本発明により大記録容量の磁気ディスク装置が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いるプリエンボス型ディスクの立体構造の一例を示す図である。
【図2】プリエンボス型ディスクのトラックフォーマットの一例(図2(a) )及びサーボマークSMの平面構造(図2(b) )を示す。
【図3】プリエンボス型ディスクの着磁方法を説明する図であり、図3(a) は凹凸基板上に形成された磁性層を強い磁場で一方向に飽和磁化させる様子を示し、図3(b) は逆方向の弱い磁場を磁性層に印加することにより基板凸部上に形成された磁性層のみを磁化反転させる様子を示し、図3(c) は基板凹部に発生する漏洩磁界を検出した信号を示す。
【図4】射出成形技術を用いたプリエンボス型ディスクの製造工程を示す図である。
【図5】磁気ディスク装置70の上面図(図5(a) )及び破断側面図(図5(b) )をそれぞれ示す。
【図6】プリエンボス型ディスクのプリピットからサーボ信号を生成する際に用いられるサーボ回路のブロック図を示す。
【図7】サーボ回路の位置信号生成回路におけるサーボマークのファインパターンからの位置信号生成原理を示す。
【図8】サーボ回路のフィードバックコントローラ60とVCMドライブ65との間に組み込まれたフィードフォワード回路のブロック図である。
【図9】プリエンボス型ディスクの上面に形成されたサーボピットでトラッキングを行いながら他の磁気ディスク面にサーボ信号の記録を行うための操作の手順を示すフローチャートである。
【図10】全ての磁気ディスク面の同一番号のトラックにサーボ情報を記録してから、各磁気ディスクの次のトラックへサーボ情報を記録する場合のサーボ情報記録走査を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10,20,76 磁気ヘッド
11,24 基板
13 ガードバンク溝
14 記録トラック
15 サーボピット列
16 位相ピット列
17 クロックピット列
22,35 磁性層
30 ガラス原盤
34 スタンパ
36 成型金型
66 システムコントローラ
70 磁気ディスク装置
73 スピンドルモータ
74a,74b,74c 磁気ディスク
78 アクチュエータ(ボイスコイルモータ)

Claims (3)

  1. 磁気ディスク装置に装着された磁気ディスクにサーボ情報を記録する方法において、
    少なくとも一面にサーボ情報がプリピットとして予め記録されたプリエンボス型磁気ディスクとサーボ情報が記録されていない少なくとも一枚の他の磁気ディスクとを磁気ディスク装置のディスク回転軸に装着した後、該プリエンボス型磁気ディスクのサーボ情報により上記プリエンボス型磁気ディスク上に配置される磁気ヘッドをトラッキングさせながら、上記プリエンボス型磁気ディスク上に配置される磁気ヘッドのトラック上での位置情報をメモリに記憶し、該メモリに記憶された位置情報を用いて上記他の磁気ディスク上に配置される磁気ヘッドをトラッキングしながら上記他の磁気ディスクにサーボ情報を記録することを含み、
    上記他の磁気ディスク上に配置される磁気ヘッドのトラッキングのためプリエンボス型磁気ディスクのサーボ情報を読み取るトラックのセクタグループと、サーボ情報を記録するための上記他の磁気ディスクのトラックのセクタグループが異なることを特徴とするサーボ情報記録方法。
  2. サーボ情報記録の際に、さらにテスト信号を記録用トラックに記録することを特徴とする請求項に記載のサーボ情報記録方法。
  3. 上記磁気ヘッドをプリエンボス型磁気ディスクのトラック中心に追従させた状態で、アドレス、クロック、位相情報及びヘッダ情報を上記他の磁気ディスクに記録し、上記磁気ヘッドをプリエンボス型磁気のディスクのトラック中心からトラック幅方向に1/2トラックピッチだけオフセットした位置に追従させた状態で、サーボマークを記録することを特徴とする請求項1または2に記載のサーボ情報記録方法。
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