JP3693862B2 - 酸化防止機構付きの液体吐出容器 - Google Patents

酸化防止機構付きの液体吐出容器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は酸化防止装置付きの液体吐出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
容器体内へ垂設したシリンダ内から、上方付勢させて下端部に筒状ピストンを有する作動部材を起立させ、該作動部材の上下動で容器体内液体をシリンダ内へ吸上げ、かつ該シリンダ内液体を作動部材上端に設けた押下げヘッドが有するノズルから吐出させるよう設けた液体吐出容器が広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記容器は各種用途に用いられているが、例えば化粧用液体中には空気に触れると酸化し易く、すると効能が低下するものがあり、このような化粧用液体の収納容器として、上記従来の液体吐出容器を用いると、液体吐出は容易であるものの、その容器体内へ、吐出液体と置換させるための外気が流入するよう設けているから適当とは云い難い。
【0004】
本発明は、上記従来の液体吐出容器と同様に、作動部材の上下動によって容器体内液体を便利に押下げヘッドのノズルから吐出するに拘らず、液体収納室内への外気の流入を防止でき、又使用開始前にあっては液体収納室を完全に密封して、長期にわたって容器を保存しても、収納液体が酸化等することがなく、効能が低下することがないよう設けたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、口頸部2を起立する容器体1と、
上記口頸部の内面へ、上部を嵌着させて垂設したポンプ本体11と、
上記ポンプ本体の下部外面へ、口部32を気密に接合させて容器体内へ垂下する酸素不透過性の液体収納パック31と、
上記口頸部外面へ、下方筒部を嵌合させて起立する支持筒部材41と、
該支持筒部材へ螺降可能に装着させたノズル付きの押下げヘッド51とからなり、
上記ポンプ本体11は、口頸部2内面へ上部を嵌着させて容器体上部内へ垂下する、底部に吸込み弁14を有するシリンダ13内へ、連結筒16を起立する吐出弁付きのピストン部15を上下動可能に嵌合させると共に、該ピストン部の上方抜出しを防止する抜止め管17をシリンダの上端部内面へ嵌着させ、又シリンダないし抜止め管の上端面を酸素不透過性のシート21で密閉させて設け、
又支持筒部材41は、口頸部2外面へ下部を嵌着させた装着筒42の中間部に内向きフランジ43を付設し、該フランジ内周縁から抜止め管17上方に位置させて案内筒44を起立させ、
更に押下げヘッド51は、ノズル52付き頂板53の下面から、ノズル基端と連通させて垂設したステム54下部を上記案内筒44内へ上下動可能に嵌合させると共に、頂板外周から垂設した外周壁55下部に設けた雌ねじ部56を、上記装着筒42の上部外面に設けた雄ねじ部45へ螺合させて形成し、
上記支持筒部材41に対する押下げヘッドの螺降で、ステム54下端が上記シート21を破断し、かつステム下部が連結筒16外面へ水密に嵌着して一体的に連結可能に形成し、又このとき上記雌ねじ部は雄ねじ部下方の装着筒部分外面へ移動可能に形成し、
上記ピストン部15ないし押下げヘッド51のうちいずれかの一方を上方付勢させた。
【0006】
第2の手段として、口頸部2を起立する容器体1と、上記容器体口頸部の内面へ筒部82上部を嵌合させて容器体内へ垂設した液体充填用ガイド部材81と、
上記筒部82外面へ、口部内面を気密に接合させ、かつガイド部材を内部へ挿入させて容器体内へ垂下する、酸素不透過性の液体収納パック31と、
上記ガイド部材の筒部82内面へ嵌合させたポンプ本体11と、
上記口頸部2外面へ、装着筒下部を嵌合させて起立する支持筒部材41と、
該支持筒部材へ螺昇降可能に装着させた押下げヘッド51とからなり、
上記ガイド部材81は、筒部82下端から内方へ複数の連結板83を突設して、それ等連結板内端で、複数の溝84を外面に縦設するガイド棒85を垂下して形成し、
上記ポンプ本体11は、上記ガイド部材の筒部内へ嵌合させた、底部に吸込み弁14を有するシリンダ13内へ、連結筒16を起立するピストン部15を上方付勢させて上下動可能に嵌合させると共に該ピストン部の上方抜出しを防止する抜止め管17をシリンダの上端部内面へ嵌着させ、又ガイド部材の筒部82上端面を酸素不透過性のシート21で密閉させて設け、
又支持筒部材41は、口頸部2外面へ下部を嵌着させた装着筒42の中間部に内向きフランジ43を付設し、該フランジ内周縁から抜止め管17上方に位置させて案内筒44を起立させ、
更に押下げヘッド51は、ノズル52付き頂板53の下面から、ノズル基端と連通させて垂設したステム54下部を上記案内筒44内へ上下動可能に嵌合させると共に、頂板外周から垂設した外周壁55下部に設けた雌ねじ部56を、上記装着筒42の上部外面に設けた雄ねじ部45へ螺合させて形成し、
上記支持筒部材41に対する押下げヘッド51の螺降で、ステム54下端が上記シート21を破断し、かつステム下部が連結筒16外面へ水密に嵌着して一体的に連結可能に形成し、又このとき上記雌ねじ部は雄ねじ部下方の装着筒部分外面へ移動可能に形成し、
又上記ピストン部15ないし押下げヘッド51のうちいずれかの一方を上方付勢させた。
【0007】
第3の手段として、上記第1又は第2の手段を有すると共に、上記パック31およびシート21をアルミ層入りの合成樹脂製積層シートで形成した。
【0008】
第4の手段として、上記第1、第2又は第3の手段を有すると共に、液体収納パック31およびシリンダ13内の空間部分に窒素ガスを充満した。
【0009】
第5の手段として、上記第1、第2、第3又は第4の手段を有すると共に、支持筒部材装着筒42の下端に外向きフランジ46を付設し、該外向きフランジと、該装着筒の上部外面へ螺合させた押下げヘッド外周壁55との間の装着筒部分外面へ、平面C字形状をなす弾性変形可能なストッパ61を着脱自在に嵌合させた。
【0010】
【発明の実施の形態】
まず図1と図2とが示す第1実施形態について説明すると、1は胴部上端から肩部を介して口頸部2を起立する容器体である。その口頸部の上部内面は上向き段部3を介して大内径部4としている。
【0011】
11はポンプ本体で、上部に付設した外向きフランジ12を、上記上向き段部上へパッキングを介し載置させてシリンダ13を容器体口頸部内面へ嵌合させ、該シリンダ底壁の中央部内には吸込み弁14を設け、又そのシリンダ内へは吐出弁付きのピストン部15を、連結筒16を起立させて嵌合させている。そのシリンダ上端部には内外二重筒状の抜止め管17を嵌着させてピストン部15の上方抜出しを防止し、又そのピストン部はコイルスプリングで上方付勢させている。図示例においてピストン部は、下部筒壁に吐出弁孔18を有し、底板外周を外向きフランジ状に外方へ突出するピストン嵌合筒19と、その筒壁の上部外面へ嵌着させた連結筒16と、該連結筒と上記外向きフランジ状部との間へ上下動自在に嵌合させた筒状ピストン20とで形成し、筒状ピストンはシリンダ内壁面へ摺動可能に圧接させて、その筒状ピストンに対して連結筒16とピストン嵌合筒19とが下降して筒状ピストン20が連結筒下端に接したとき、吐出弁孔18が開いてそのまま筒状ピストンが連結筒およびピストン嵌合筒19と共に、シリンダ内を下降し、又連結筒およびピストン嵌合筒上昇時には、筒状ピストンに対するピストン嵌合筒の上昇により吐出弁孔が閉じると共に、底板外周の外向きフランジ状部が筒状ピストン20下面に接し押上げることで共に上昇し、筒状ピストン20が抜止め管17に接することで停止するよう設けている。
【0012】
シリンダ13の上端開口面、図示例にあってはシリンダ上端へ嵌合させた抜止め管17上面へアルミ層入りの合成樹脂製積層シート21外周部を熱溶着等させて密閉している。該シートは酸素不透過性のシートであればアルミ層を有しなくとも差支えない。又、図示例では、該シートは遮光性を有することにより内容物の変質を防止している。
【0013】
上記ポンプ本体11の下部には、酸素不透過性の液体収納パック31の口部32を気密に接合させて容器体内へそのパックを垂下している。該パックもアルミ層入りの合成樹脂製積層シートで形成するとよい。
【0014】
41は支持筒部材で、容器体の口頸部外面へ下部を嵌着させた装着筒42の中間部に内向きフランジ43を付設し、該フランジ内周縁から案内筒44を起立し、又フランジ上方の装着筒部分に雄ねじ部45を、更に装着筒下端から外向きフランジ46を介して化粧筒47を垂下している。上記案内筒内径は抜止め管17内径とほぼ同径とし、かつ抜止め管の内面上方に案内筒内面を位置させている。
【0015】
押下げヘッド51は、ノズル52付き頂板53の下面中央部から、ノズル基端と連通させてステム54を垂下し、該ステム下部を上記案内筒44内面へ嵌合させると共に、頂板外周から垂設した外周壁55下部の雌ねじ部56を既述雄ねじ部45へ螺合させている。上記ステム54は下端内面を下外方への傾斜面としてその下端を尖鋭かつ鋸歯状のカッター57としており、又下部内面を既述連結筒16外面へ緊密に嵌合可能な嵌合部58とし、該嵌合部上端内面に係止部としての下向き段部を設けている。 上記押下げヘッド51の外周壁55下端と、外向きフランジ46との間の支持筒部材の装着筒部分外面へは平面C字形状でかつ弾性変形可能に設けたストッパ61を着脱自在に嵌合させるとよい。
【0016】
該ストッパ内径と装着筒外径とはほぼ同一とし、ストッパの両端間の開口巾は装着筒外径よりも小として、その開口部を装着筒外面へ押付けることで弾性変形により開口巾が拡がって装着筒外面へストッパが嵌合し、又該ストッパの開口と対向するストッパの中間部を引くと、ストッパ両端部が弾性変形により拡開することで装着筒から外れるよう設ける。ストッパ中間部には図示のように把手62を付設するとよい。
【0017】
71はキャップであり、必要により設ける。
【0018】
上記構成の容器は、下記のように組付けすることが出来る。
【0019】
予めポンプ本体一部を形成するシリンダ13の下部外面へ、下端面開口のパック31の口部32を接合させてその口部を気密に閉塞しておき、該状態でパック31の下端開口からパックおよびシリンダ内へ適当量の液体と窒素ガスとを充填し、該充填後にパック下端開口を板状に挾着させてシールする。上記液体およびガスの充填は余裕を残し充填しておくことで、パックを横断面C字形状に丸める等してパックを容器体内へ入れ、かつシリンダ13上部を口頸部内面へ嵌合させる。次いで支持筒部材の装着筒42を容器体口頸部外面へ嵌合させ、更に押下げヘッド51のステム54下部を案内筒44内へ嵌合させ、又外周壁55下部の雌ねじ部を装着筒42の上部外面の雄ねじ部へ螺合させ、更に必要に応じてストッパ61およびキャップ71を嵌合させる。
【0020】
消費者は使用に際してまずキャップおよびストッパ61を外し、次いで押下げヘッド51を螺降させることでシート21をステム下端のカッター57で切断し、そのまま螺降させることで連結筒16外面へステム54の下部内面を緊密に抜出ししないよう連結させる。該連結完了時に外周壁下部が形成する雌ねじ部56は装着筒42の上部が形成する雄ねじ部45下方へ移動する。よって該状態では、雄ねじ部45下端と外向きフランジ46との間の距離で押下げヘッド51を、従ってピストン部15をステムと共に上下動させることが出来る。
【0021】
上記のように押下げヘッドを上下動可能とした後、数回押下げヘッドを上下動させることでパックおよびシリンダ内の窒素ガスを排出させることが出来、ガス排出後は従来公知のポンプの場合と同様の操作でパック内液体を吐出させることが出来、パック内の液体減少で該パックは収縮し、又該パック収縮による容器体内負圧化は、容器体の底板5等に穿設した外気流入孔6からの外気流入で解消することが出来る。
【0022】
図3から図5が示す第2実施形態の場合は、口頸部2内面とシリンダ13との間に液体充填用ガイド部材81の筒部82を嵌合させており、又その筒部外面へパック31の口部を気密に接合させている。
【0023】
液体充填用ガイド部材81は筒部82下端から内方へ複数の連結板83を突設して、それ等連結板内端から、横断面十字形状に複数の溝84を外面に縦設したガイド棒85をパック31の底部内まで垂下する。筒部82は外向きフランジ状部を介して上部を大径部86とし、該大径部を容器体口頸部の大内径部4内へ嵌合させており、パック31の口部は上記大径部86の上端外面まで覆合させている。又抜止め管17の上面には適当数のガス排出溝を穿設し、シート21は上記筒部の上端面へ接着させる。
【0024】
その他部分は第1実施形態の場合と同じでよく、よって同一符号を付することで説明を省略する。
【0025】
該第2実施形態の場合は、図4が示すようにまずパック31を付設した後、ガイド部材81を容器体内へ入れ、筒部82を容器体口頸部内へ嵌合させる。該状態からパック内へ収納液および窒素ガスを別に設けた充填ノズル87を用いて充填し次いで図5が示すように、ポンプ本体11をガイド部材81の筒部82内へ嵌合させる。該嵌合時に筒部82内の窒素ガスは吸込み弁14および吐出弁孔18を開いてシリンダ内へ入り、又ガス排出溝を通って外方へ排出される。該ポンプ本体嵌合後、シート21外周部を筒部82上端面へ接合させて該筒部上面を密閉する。
【0026】
その後の支持筒部材41および押下げヘッド51の組付けは第1実施形態の場合と同様に行えばよい。尚該実施形態にあってはコイルスプリング22を支持筒部材の内向きフランジ43と押下げヘッドの頂板下面との間に介装させているが、第1実施形態の場合のようにピストン嵌合筒19を上方付勢させてもよく、又第1実施形態の場合も、第2実施形態と同様でよい。
【0027】
該容器使用は第1実施形態の場合と同様に行えばよい。
【0028】
図6と図7は第3実施形態を示す。該実施形態は第2実施形態の場合とほぼ同じで、筒部82上端を外向きフランジ88として該フランジを容器体口頸部上部内面の上向き段部3の上面へ係合させ、第1実施形態の場合と同様にシリンダ上部の外向きフランジ12および抜止め管17外筒部の各外周面を容器体口頸部の大内径部4内面へ嵌合させている。尚該実施例の場合は抜止め管17上面へガス排出溝を設けていない。よってシート21による抜止め管17上面の密閉は、筒部内面へのシリンダ嵌合後に行うこととなる。又該実施形態の場合は、筒部82に対してシリンダ13を、かつそのシリンダ上端へ抜止め管17を、それぞれ気密に嵌合させ、その抜止め管上面をシート21で密閉することとなる。該シートによる密閉は、パック31およびポンプ本体11内に、少なくともそのシートを破断するまでは外気が流入することが全くないようにするものであり、そのようにしたものであればどのようなものでもよい。
【0029】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は既述構成としたから、少なくともシート21を破断するまでは、つまり消費者が使用に際してそのシートを破断するまでは収納液体に外気が触れることは全くない。
【0030】
又支持筒部材41に対する押下げヘッド51の螺降で、ステム54下端がシート21を破断し、かつステム下部が連結筒16外面へ水密に嵌着して一体的に連結可能とし、又このとき押下げヘッド外周壁下部の雌ねじ部56は、支持筒部材装着筒上部の雄ねじ部45下方へ移動するから、該状態からは押下げヘッド51を介して吐出弁付きのピストン部15を、吸込み弁14付きのシリンダ13内で上下動させることが出来、よってパック31内液体をシリンダ内へ吸込み、該シリンダ内液体を吐出させることが容易である。
【0031】
請求項2発明の場合も上記請求項1記載の効果を有するほか、液体充填用ガイド部材81を設けたから液体充填が容易となり、ポンプ本体11は、予め容器体口頸部内へ嵌合させた、ガイド部材筒部82の内面へ嵌合させればよいから、該ポンプ本体の嵌合も容易となる。
【0032】
請求項3のように、パック31およびシート21をアルミ層入りの合成樹脂製積層シートとすることで酸素透過防止の効果を高め、更に光線遮断の効果も有することとなる。
【0033】
請求項4のようにパックおよびシリンダ内へ窒素ガスを封入することで、収納液の酸化を更に確実に防止できる。
【0034】
請求項5のようにストッパ61を設けることで、不用意に押下げヘッド51が螺降されてシート21が破断されることを防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明容器の半断面図である。
【図2】液体吐出が可能とした状態で示す、図1容器の一部を切欠いた側面図である。
【図3】第2実施形態で示す、本発明容器の半断面図である。
【図4】図3の容器体内へ、液体を充填している状態を示す半断面図である。
【図5】図3容器体内へ、ポンプ本体を嵌合させている状態を示す、要部拡大断面図である。
【図6】第3実施形態で示す、容器の半断面図である。
【図7】図6の容器体内へ、ポンプ本体を嵌合させる状態を示す、要部拡大断面図である。
【符号の説明】
11…ポンプ本体 15…ピストン部
21…シート 31…パック
41…支持筒部材 51…押下げヘッド
61…ストッパ 81…ガイド部材

Claims (5)

  1. 口頸部2を起立する容器体1と、
    上記口頸部の内面へ、上部を嵌着させて垂設したポンプ本体11と、
    上記ポンプ本体の下部外面へ、口部32を気密に接合させて容器体内へ垂下する酸素不透過性の液体収納パック31と、
    上記口頸部外面へ、下方筒部を嵌合させて起立する支持筒部材41と、
    該支持筒部材へ螺降可能に装着させたノズル付きの押下げヘッド51とからなり、
    上記ポンプ本体11は、口頸部2内面へ上部を嵌着させて容器体上部内へ垂下する、底部に吸込み弁14を有するシリンダ13内へ、連結筒16を起立する吐出弁付きのピストン部15を上下動可能に嵌合させると共に、該ピストン部の上方抜出しを防止する抜止め管17をシリンダの上端部内面へ嵌着させ、又シリンダないし抜止め管の上端面を酸素不透過性のシート21で密閉させて設け、
    又支持筒部材41は、口頸部2外面へ下部を嵌着させた装着筒42の中間部に内向きフランジ43を付設し、該フランジ内周縁から抜止め管17上方に位置させて案内筒44を起立させ、
    更に押下げヘッド51は、ノズル52付き頂板53の下面から、ノズル基端と連通させて垂設したステム54下部を上記案内筒44内へ上下動可能に嵌合させると共に、頂板外周から垂設した外周壁55下部に設けた雌ねじ部56を、上記装着筒42の上部外面に設けた雄ねじ部45へ螺合させて形成し、
    上記支持筒部材41に対する押下げヘッドの螺降で、ステム54下端が上記シート21を破断し、かつステム下部が連結筒16外面へ水密に嵌着して一体的に連結可能に形成し、又このとき上記雌ねじ部は雄ねじ部下方の装着筒部分外面へ移動可能に形成し、
    上記ピストン部15ないし押下げヘッド51のうちいずれかの一方を上方付勢させたことを特徴とする酸化防止機構付きの液体吐出容器。
  2. 口頸部2を起立する容器体1と、
    上記容器体口頸部の内面へ筒部82上部を嵌合させて容器体内へ垂設した液体充填用ガイド部材81と、
    上記筒部82外面へ、口部内面を気密に接合させ、かつガイド部材を内部へ挿入させて容器体内へ垂下する、酸素不透過性の液体収納パック31と、
    上記ガイド部材の筒部82内面へ嵌合させたポンプ本体11と、
    上記口頸部2外面へ、装着筒下部を嵌合させて起立する支持筒部材41と、
    該支持筒部材へ螺昇降可能に装着させた押下げヘッド51とからなり、
    上記ガイド部材81は、筒部82下端から内方へ複数の連結板83を突設して、それ等連結板内端で、複数の溝84を外面に縦設するガイド棒85を垂下して形成し、
    上記ポンプ本体11は、上記ガイド部材の筒部内へ嵌合させた、底部に吸込み弁14を有するシリンダ13内へ、連結筒16を起立するピストン部15を上方付勢させて上下動可能に嵌合させると共に該ピストン部の上方抜出しを防止する抜止め管17をシリンダの上端部内面へ嵌着させ、又ガイド部材の筒部82上端面を酸素不透過性のシート21で密閉させて設け、
    又支持筒部材41は、口頸部2外面へ下部を嵌着させた装着筒42の中間部に内向きフランジ43を付設し、該フランジ内周縁から抜止め管17上方に位置させて案内筒44を起立させ、
    更に押下げヘッド51は、ノズル52付き頂板53の下面から、ノズル基端と連通させて垂設したステム54下部を上記案内筒44内へ上下動可能に嵌合させると共に、頂板外周から垂設した外周壁55下部に設けた雌ねじ部56を、上記装着筒42の上部外面に設けた雄ねじ部45へ螺合させて形成し、
    上記支持筒部材41に対する押下げヘッド51の螺降で、ステム54下端が上記シート21を破断し、かつステム下部が連結筒16外面へ水密に嵌着して一体的に連結可能に形成し、又このとき上記雌ねじ部は雄ねじ部下方の装着筒部分外面へ移動可能に形成し、
    又上記ピストン部15ないし押下げヘッド51のうちいずれかの一方を上方付勢させたことを特徴とする酸化防止機構付きの液体吐出容器。
  3. 上記パック31およびシート21をアルミ層入りの合成樹脂製積層シートで形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の酸化防止機構付きの液体吐出容器。
  4. 液体収納パック31およびシリンダ13内の空間部分に窒素ガスを充満したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の酸化防止機構付きの液体吐出容器。
  5. 支持筒部材装着筒42の下端に外向きフランジ46を付設し、該外向きフランジと、該装着筒の上部外面へ螺合させた押下げヘッド外周壁55との間の装着筒部分外面へ、平面C字形状をなす弾性変形可能なストッパ61を着脱自在に嵌合させたことを特徴とする、請求項1、2、3又は4記載の酸化防止機構付きの液体吐出容器。
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