JP3692133B2 - ウェハー外縁の常圧プラズマ処理装置及びエッチング等の処理方法 - Google Patents
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Description
特許文献3に記載の装置では、一対の円盤状チャッキング手段によってウェハーを表裏両側から挟持する。これにより、ウェハーの表裏両面の主部分を覆う一方、外縁を露出させる。各チャッキング手段の周縁にはOリングが設けられており、このOリングが、ウェハーの両面の主部分と外縁の境に押し当てられる。これによって、プラズマガスがウェハーの主部分に入って来ないようにシールがなされている。そして、露出したウェハー外縁を、環状の閉鎖空間の内部に臨ませる。この閉鎖空間にプラズマ化した処理ガスを供給することにより、ウェハー外縁の膜を除去する。使用済みのガスは、閉鎖空間の一箇所に連なる排気路により排出される。
これによって、処理範囲を確実に制御できる。
これによって、ウェハー外縁を周方向の広い範囲にわたって一度にプラズマ処理することができ、処理効率を高めることができる。この場合、上記一対の電極は、互いに曲率の異なる断面弧状に構成するとよい。
これによって、ウェハー外縁の全周を一度にプラズマ処理することができ、処理効率を一層高めることができる。この場合、上記一対の電極は、二重環状に構成するとよい。
これによって、ウェハーの外縁に沿ってプラズマ処理を行なうことができる。勿論、ノズルヘッドを回転させてもよく、ウェハーを回転させてもよい。
これによって、吸込み孔を吹出し孔に確実に近づけて配置することができ、処理ガス流の制御を確実に行なうことができる。
これによって、吹出し孔と吸込み孔を一層確実に近づけて配置することができ、処理ガス流を一層確実に制御できる。
これによって、ウェハーの表側面の外縁部だけでなく、外端面をもプラズマ処理することができる。
これによって、処理効率を一層高めることができる。
これによって、処理効率を一層高めることができる。上記所定の勢いは、上記吹出し孔からの吹出し流のウェハー外縁への到達を十分許容し、且つプラズマ処理に伴う副生成物等を十分飛散させ得る程度が好ましい。
これによって、ウェハーの外縁周辺にウェハーから離れる向きの気流を確実に形成することができる。
これによって、ウェハーの表側面(被処理面)に触れることなく、ウェハーを回転させることができる。
これによって、所望の処理幅を確実に得ることができる。
上記吹出し孔とウェハーの間隔すなわちワーキングディスタンスを調節するワーキングディスタンス調節手段を設けるのが望ましい。
これによって、処理幅等を調節することができる。
これによって、上記装置に係る発明と同様の効果を得ることができる。
これによって、処理効率を確実に高めることができる。
これによって、エッチング効率を確実に高めることができる。
図1は、本発明の第1実施形態を示したものである。第1実施形態では、常圧プラズマエッチング装置M1によって半導体ウェハー90の外縁(処理対象部分)のプラズマエッチングを行っている。
図1に示すように、常圧プラズマエッチング装置M1は、ノズルヘッド1と、このノズルヘッド1に接続された処理ガス源2および電圧印加装置3と、ロータリーステージ4(回転手段、気流形成手段、ウェハー支持手段)とを備えている。ロータリーステージ4は、円盤形状をなすステージ本体4c(ウェハー支持部)と、このステージ本体4cを中心軸4aの周りに回転させる回転駆動部4bとを有している。ステージ本体4c上に、処理対象のウェハー90が中心を一致させて水平に載せられるようになっている。詳細な図示は省略するが、ステージ本体4cには、ウェハー90の下面すなわち裏面を真空吸着するウェハー固定手段が設けられている。
一方、電圧印加装置3からの電圧が、導電パイプ32および導電リング33を経て、ホット電極30に印加される。これにより、プラズマ化空間1aに電界が形成され、処理ガスがプラズマ化されるようになっている。
被膜工程により膜92を形成した後のウェハー90をロータリーステージ4上にセットする。そして、ロータリーステージ4ひいてはウェハー90を所定の回転速度で回転させる。回転速度の大きさの設定方法については、後述する。
図5の実験結果(後記実施例1)から明らかなように、ウェハー90の回転速度に対してエッチングレート(処理レート)は、上に凸の放物線状の曲線を描く。そこで、エッチングレートが略最大になるように、ロータリーステージ4の回転速度を設定する。これによって、エッチングの処理効率を高めることができる。ところで、回転によってウェハー90の外縁の周辺には、ウェハー90のほぼ接線方向に沿ってウェハー90から離れる向きに気流が形成される。この気流によって、ウェハー外縁のエッチング箇所から副生成物を外側に飛散させることができる。この気流の勢いが大きければ大きいほど、副生成物をより速やかに飛散させることができる。しかし、気流の勢いがあまり大きいと、吹出し孔52aからの処理ガスの吹出し流がウェハー90に届きにくくなる。回転速度によってエッチングレートが変化するのは、このような理由によるものと考えられる。したがって、吹出し流のウェハー90への到達を十分に許容するとともに、副生成物を十分飛散させ得る程度に、ロータリーステージ4の回転速度ひいては気流の勢いを設定することにより、処理効率を十分に高くすることができる。
なお、上記気流によって飛散した副生成物は、別途設けた排気機構によって吸引し、除去することができる。
図6および図7は、本発明の第2実施形態を示したものである。第2実施形態に係る常圧プラズマエッチング装置M2のノズルヘッド1Aは、円形状のウェハー90の外縁に沿うように平面視円環形状をなしている。このノズルヘッド1Aの内部に、二重円環構造の電極30A,40Aが収容されている。
なお、図6において、電極30,40の幅寸法(外周と内周の半径差)は、ウェハー90の大きさに対して誇張して図示してある。
勿論、装置M3においては、ロータリーステージ4によってウェハー90を回転させることにより、ウェハー90の外縁全周をエッチングする。
なお、ロータリーステージ本体4cの周辺には、ウェハー90の外縁部分を全周にわたって加熱する環状の第1加熱手段61が設けられている。これによって、エッチングレートを一層高めることができる。更に、ロータリーステージ本体4cの内部には、ウェハー90の中央部分を加熱する第2加熱手段62が内蔵されている。これによって、ウェハー90を全体的に加熱でき、温度差による反りを防止できるとともに、ウェハー90の外縁部分から中央部分への熱の逃げを防止できる。
なお、処理ガスの吹出し流量を一定とすると、吸込み流量が増大するにしたがって、エッチング幅が小さくなる。
コントローラ70は、流量制御弁5Vと併せてMFC2mをも制御することにより、吹出しと吸込みの流量比を調節するようになっていてもよい。コントローラ70とMFC2mと流量制御弁5Vとは、互いに協働して「流量比調節手段」を構成している。
例えば、吹出し孔52aの孔軸は、ウェハー90の表側面と直交する向きに対して多少傾いていてもよい。
ウェハー90の下側(裏側)にも同様のノズルヘッド1を配置し、ウェハー90の下面(裏面)の外縁部を洗浄したり、下面まで及んだ膜をエッチングしたりすることにしてもよい。
ウェハーへの成膜は、スピンコーティング法に限らず、常圧CVD法やプラズマ法等の他の成膜法を用いて行なうことにしてもよい。
第2〜第3実施形態の装置M2〜M3では、内側吸込み孔部50aINと外側吸込み孔部50aOUTのうち何れか一方のみから吸込みを行なうことにしてもよい。2つの孔部50aIN,50aOUTからの吸込み流量が互いに異なっていてもよく、別個に調節されるようになっていてもよい。或いは、これら孔部50aIN,50aOUTのうち何れか1つだけが形成されていてもよい。
第4実施形態の装置M4において、更に、ワーキングディスタンス調節手段を設けることにしてもよい。このワーキングディスタンス調節手段は、ロータリーステージ4(またはノズルヘッド1)を上下動させることにより両者を接近離間させ、ひいてはワーキングディスタンスWD(すなわち吹出し口52aとウェハー90との間隔)を調節する。これによって、処理幅や処理後の膜92aの周縁部のスロープの形状(すなわちエッチングプロファイル)が所望になるように調節することができる。
シリコンウェハーの直径及び厚さ:200mmφ、0.725mmt
膜の成分:無機系Low−k膜
処理ガス:CF4が260sccm、H2Oが5.0sccm
吹出しと吸込みの流量比:2.0
印加電圧:10kV、20kHz
ワーキングディスタンス:0.5mm
結果を図5に示す。エッチングレートは、上に凸の放物線状になった。エッチングレートが最大になる有限の回転数が存在することが判明した。回転数を調節することによりエッチングレートを制御できることが判明した。
膜の成分:SiO2
膜厚:2500オングストローム
処理ガス:CF4
吹出しの流量:4リットル/分
処理時間:30秒
回転数:250rpm
ワーキングディスタンス:1.0mm
結果を図10に示す。吹出しに対する吸込みの流量比が大きくなるにしたがって、エッチング幅が小さくなることが確認された。
膜の成分:SiO2
成膜厚さ:2500オングストローム
処理ガス:CF4
吹出しの流量:4リットル/分
処理時間:30秒
回転数:250rpm
ワーキングディスタンス:1.0mm
外側吸込み孔部50aOUTの吸込み量:5リットル/分
内側吸込み孔部50aINの吸込み量:5リットル/分
結果を図11(a)に示す。エッチング処理幅aは、a=0.46mmであった。エッチング後の膜92aの周端のスロープ幅bは、b=3.1mmであった。また、ウェハーの外端面の全周にわたってノッチ部分も含め膜をすべて除去することができた。
結果を図11(b)に示す。処理幅aは、a=1.01mmであった。スロープ幅bは、b=1.5mmであった。
実施例3および4から、内外の吸込み孔部50aIN,aOUTの吸込み流量を調節することによって、エッチング幅やスロープ幅ひいてはエッチングプロファイルを制御できることが判明した。
膜の成分:SiO2
成膜厚さ:2500オングストローム
処理ガス:CF4
吹出しの流量:4リットル/分
処理時間:30秒
回転数:250rpm
外側吸込み孔部50aOUTの吸込み量:5リットル/分
内側吸込み孔部50aINの吸込み量:5リットル/分
結果を図12に示す。ワーキングディスタンスを変えることにより、エッチング幅やスロープ幅ひいてはエッチングプロファイルを調節できることが判明した。
膜の成分:SiO2
膜厚:2500オングストローム
処理ガス:CF4
吹出しの流量:4リットル/分
処理時間:20秒
ワーキングディスタンス:1.0mm
外側吸込み孔部50aOUTの吸込み量:5リットル/分
内側吸込み孔部50aINの吸込み量:5リットル/分
結果を図13に示す。実施例1と同様に、回転数を変えることにより、エッチングレートを調節できることが判明した。
図9に示す第4実施形態の装置M4と同様の装置を用いた。但し、排気ポンプ5を停止し、吸込み孔50aIN,50aOUTからの吸引排気を行なわないこととした。そして、以下の条件の下でエッチングを行なった。
膜の成分:SiO2
膜厚:2500オングストローム
処理ガス:CF4
吹出しの流量:4リットル/分
処理時間:30秒
回転数:250rpm
その結果、ウェハーの主部分にまでエッチング範囲が広がってしまった。エッチング幅の再現性を得ることができなかった。
1,1A,1B ノズルヘッド
1a プラズマ化空間(電極間空間)
2 処理ガス源
2m MFC(流量比調節手段の構成要素)
4 ロータリーステージ(回転手段、気流形成手段)
4b 回転駆動部
4c ステージ本体(ウェハー支持部)
5 排気ポンプ
5V 流量制御弁(流量比調節手段の構成要素)
30,30A,30B ホット電極
40,40A,40B アース電極
52A,52B ノズルピース(隔壁)
50a 吸込み孔
50aIN 内側吸込み孔部
50aOUT 外側吸込み孔部
52a 吹出し孔
52b 環状凸部(隔壁)
70 コントローラ(流量比調節手段の構成要素)
90 ウェハー
92 膜
92a ウェハーの主部分の処理対象外の膜
92b ウェハー外縁の処理対象の膜
L 吹出し孔の孔軸
Claims (4)
- 略常圧の環境下において処理ガスを一対の電極どうし間のプラズマ化空間に通すとともに該空間に連なる吹出し孔から吹出し、ウェハーの外縁をプラズマ処理する装置であって、
上記吹出し孔は、ウェハーと交差すべき孔軸を有するとともに、吹出し流がウェハーの外縁より内側の処理対象外の部分に直接吹き付けられない程度に小径ないしは幅細になっており、
この吹出し孔の直近には、上記吹出し流とはほぼ逆方向の吸込み流を形成する吸込み孔が設けられており、
ウェハーの外縁周辺にウェハーから離れる向きに所定の勢いの気流を形成するようにウェハーをその中心軸まわりに回転させる回転手段を備えたことを特徴とするウェハー外縁の常圧プラズマ処理装置 - 略常圧の環境下において処理ガスを一対の電極どうし間のプラズマ化空間に通すとともに該空間に連なる吹出し孔から吹出し、ウェハーの外縁をプラズマ処理する装置であって、
上記吹出し孔は、ウェハーと交差すべき孔軸を有するとともに、吹出し流がウェハーの外縁より内側の処理対象外の部分に直接吹き付けられない程度に小径ないしは幅細になっており、
この吹出し孔の直近には、上記吹出し流とはほぼ逆方向の吸込み流を形成する吸込み孔が設けられており、
ウェハーの処理幅を設定する処理幅設定手段と、
上記処理幅と、処理ガスの吹出しと吸込みの流量比との関係を示すテーブルと、
上記流量比を上記設定処理幅と上記テーブルに基づいて調節する流量比調節手段とを備えたことを特徴とするウェハー外縁の常圧プラズマ処理装置。 - 略常圧の環境下において処理ガスを一対の電極間のプラズマ化空間に通して吹き出し、ウェハーの外縁をプラズマ処理する方法であって、
上記処理ガスの吹出し流を、ウェハーとの交差方向に沿わせウェハー外縁に当てるとともに外縁より内側の処理対象外の部分には直接吹き付けられない程度に細くし、同時に、上記吹出し流の直近に、吹出し流とはほぼ逆向きの吸込み流を形成し、
上記吹出しと併行して、ウェハーの外周周辺にウェハーから離れる向きに所定の勢いの気流を形成するようにウェハーをその中心軸まわりに回転させることを特徴とするウェハー外縁の常圧プラズマ処理方法。 - 略常圧の環境下において処理ガスを一対の電極間のプラズマ化空間に通して吹き出し、ウェハーの外縁をプラズマ処理する方法であって、
上記処理ガスの吹出し流を、ウェハーとの交差方向に沿わせウェハー外縁に当てるとともに外縁より内側の処理対象外の部分には直接吹き付けられない程度に細くし、同時に、上記吹出し流の直近に、吹出し流とはほぼ逆向きの吸込み流を形成し、
上記処理ガスの吹出しと吸込みの流量比を、ウェハーの処理幅と、当該処理幅と前記流量比との関係を示すテーブルとに基づいて調節することを特徴とするウェハー外縁の常圧プラズマ処理方法。
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