JP3692124B2 - 廃棄物処分方法 - Google Patents

廃棄物処分方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3692124B2
JP3692124B2 JP2003097667A JP2003097667A JP3692124B2 JP 3692124 B2 JP3692124 B2 JP 3692124B2 JP 2003097667 A JP2003097667 A JP 2003097667A JP 2003097667 A JP2003097667 A JP 2003097667A JP 3692124 B2 JP3692124 B2 JP 3692124B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste
waste body
disposal
storage pit
space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003097667A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004298822A (ja
Inventor
佐川  寛
章 坂下
茂樹 小林
孝文 五十嵐
衛 大坂
豊 杉原
輝行 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Taisei Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Taisei Corp
Priority to JP2003097667A priority Critical patent/JP3692124B2/ja
Publication of JP2004298822A publication Critical patent/JP2004298822A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3692124B2 publication Critical patent/JP3692124B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/30Landfill technologies aiming to mitigate methane emissions

Landscapes

  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放射性廃棄物等に代表される、埋設により処分される各種廃棄物の処分方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、低レベル放射性廃棄物を処分する方法として、地下50m〜300m程度以深の岩盤40’中に掘削されたトンネル41’の内部に、廃棄物(以下、「廃棄体」という場合がある)を埋設処分する方法が提案されている(図13)。この方法は、まず、略円形断面形状のトンネル41’を掘削して、その内部に廃棄体H’を定置するコンクリート製の廃棄体格納ピット50’を構築する。この廃棄体格納ピット50’は、上部を開口した断面略U字形状に形成するとともに、トンネル41’の内壁と廃棄体格納ピット50’との間には、ベントナイトを主成分とする外周充填材44’が介装されている。
なお、符号42’は吹付けコンクリート、符号43’は二次覆工コンクリートである。
【0003】
次に、直方体形状の密閉容器に封入されている廃棄体H’を、廃棄体押込装置が付設されている搬送車両(図示せず)で順次、廃棄体格納ピット50’の内部に搬入して、所定数の廃棄体H’を定置する。
続いて、仕切壁を設置し、当該仕切壁で仕切られた廃棄体格納ピット50’の内部における空隙部に、上部開口部が閉塞されるように、セメント系固化材を充填して低拡散層58’を構築する。
その後、廃棄体格納ピット50’の上部を外周充填材44’で覆い、トンネル41’の上部を埋戻土47’で埋戻すことにより定置作業が完了する(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−341093号公報([0021]−[0062]、第1図−第9図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記廃棄物処分方法では、廃棄体格納ピット50’の形状が、断面U字形状であり、廃棄体H’を定置するための定置部の容積(以下、「定置容積」という)が制限されてしまい効率的に収容することができないという問題点を有していた。
また、廃棄体格納ピット50’の上部は外周充填材44’を介装するとともに、トンネル41’の上部空間を埋戻土47’で埋め戻す作業を行う必要があるが、その作業は廃棄体H’を定置した後に行わなければならず、非常に繁雑であるという問題点を有していた。
さらに、放射能濃度の高い廃棄体格納ピット50’の内部において、廃棄体押込装置が付設されている搬送車両のみを用い、遠隔操作により自動的に所定数の廃棄体H’を正確に位置決めして定置することは不可能であるという問題点を有していた。
【0006】
本発明は、前記の各問題点を解決するためになされたものであり、廃棄体の定置容積を可能な限り増加させて処分空間を有効に活用することを可能とするとともに、処分作業を簡易化して処分費用の低減を図ることを可能とする廃棄物処分方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明は、以下の各工程を含むことを特徴とする廃棄物処分方法である。
(1)地盤中に中空部を形成し、前記中空部の内側にブロック体により円筒形状に外周被覆層を形成し、前記外周被覆層の内側に円筒形状に廃棄体格納ピットを構築することにより、前記廃棄体格納ピットの内側に円筒形状の処分空間を備える、廃棄体埋設構造物を構築する廃棄体埋設構造物構築工程。
(2)前記廃棄体埋設構造物の処分空間に処分対象である廃棄体を搬入し、廃棄体定置装置により順次定置する廃棄体搬入工程。
(3)前記廃棄体定置装置の前面部に、前記処分空間の断面形状に適合する型枠を設け、前記廃棄体が定置された前記処分空間を前記型枠により閉塞して、その内部に充填材を充填することにより、前記処分空間を封入する充填材施工工程。
【0008】
本発明によれば、地盤中に中空部を形成し、当該中空部の内側にブロック体により円筒形状に外周被覆層を形成し、当該外周被覆層の内側に円筒形状に廃棄体格納ピットを構築することにより廃棄体埋設構造物の構築作業を行っている。従って、地盤と廃棄体格納ピットの外周部との間に埋戻空間部が生じないことから、廃棄体埋設構造物の構築作業を容易かつ安価に行うことができる。
また、廃棄体格納ピットを円筒形状に構築しているため、その処分空間内に高密度で廃棄体を定置することができるため、処分空間を最大限に有効利用することができる。
【0009】
さらに、廃棄体埋設構造物の中空部の内側にブロック体により円筒形状に外周被覆層を構築しているため、容易かつ効率的に円形断面形状の外周被覆層を形成することができる。
加えて、廃棄体定置装置の前面部に型枠を設け、廃棄体が定置された処分空間に充填材を充填して、前記処分空間を封入するため、施工効率をさらに向上させることができる。
【0010】
また、前記廃棄物処分方法において、前記廃棄体格納ピットは、分割して形成された複数のコンクリートセグメントを、前記外周被覆層の内側に配設することにより構築することとすれば、容易かつ効率的に円形断面形状の廃棄体格納ピットを形成することができる。
【0011】
また、前記廃棄物処分方法において、前記円筒形状の処分空間の下半部において、前記処分空間の内壁面に可能な限り接するように階段状の廃棄体配置部を形成し、前記廃棄体搬入工程において、前記廃棄体配置部に沿って外周部の前記廃棄体を定置するものであってもよい。
【0012】
本発明によれば、円筒形状の処分空間の下半部において、階段状の廃棄体配置部を形成し、当該廃棄体配置部に沿って外周部の前記廃棄体を定置することとしている。従って、適切に廃棄体配置部を形成することで、円筒形状の処分空間内に、高密度で効率的に廃棄体を設置することができるため、処分空間を最大限に有効利用することができる。
【0013】
さらに、前記廃棄物処分方法に使用される前記廃棄体定置装置は、円筒形状の外枠と、両端が円筒断面中心を中心として対向するように、前記円筒断面中心を中心として前記外枠の内周面に沿って任意の角度、回動可能に構成されている回動枠と、前記回動枠の枠内を、前記回動枠の片端側から他端側に向かって、前記外枠の直径線上に沿って任意の距離移動可能に構成されている移動部と、前記移動部に設けられており、前記廃棄体を内部に保持する保持部と、前記廃棄体の定置面に対して、前記保持部によって保持されている前記廃棄体の被定置面が平行態になるように前記保持部を回動させる回動部と、前記回動部によって回動された保持部を、前記円筒断面を含む面に対して直角方向に押し出し、前記廃棄体を前記保持部から解放することによって、前記廃棄体の被定置面を前記定置面上に定置させるプッシャーと、前記廃棄体定置装置自体を移動させる装置移動機構と、前記外枠の前面に設けられており、前記回動枠と連動して回動可能に構成されているとともに、前記廃棄体の通過部を有する型枠と、を備えているものであってもよい。
【0014】
ここで、前記廃棄物定置装置は、本願出願人の一部が既に出願している特願2001−388151に記載されている定置装置を改良した装置とすれば好適である。
また、型枠の裏面側には、廃棄体の通過部を閉塞するための閉塞手段(シャッタ装置等)が設けられていることが好ましいものである。
【0015】
本発明によれば、前記廃棄体定置装置を使用することにより、廃棄体格納ピット内において、遠隔操作により自動的に所定数の廃棄体を正確に位置決めして定置することができる。
また、充填材施工工程において、廃棄体定置装置の前面部に設けられた型枠を使用して、廃棄体格納ピットの処分空間に充填材を充填することにより、当該処分空間を封入することができる。従って、型枠の設置作業が不要になることから、施工効率をさらに向上させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下には、所定深さの地下(通常は、50m〜300m程度)の岩盤40中に掘削形成されたトンネル41(処分坑道)を使用して、廃棄体埋設構造物Kを構築する場合を例として説明する(図2参照)。
【0017】
また、処分される廃棄体Hは、放射性廃棄物である金属やコンクリートがらなどをセメントやアスファルト等の固化材で固化し、直方体形状の密閉容器に収容した構造とする(図1)(符号H1は、密閉容器の相対する側面部の前方および後方にそれぞれ一対が突設されている把持用のトラニオンである)。
【0018】
[廃棄物処分方法]
本発明の廃棄物処分方法は、(1)廃棄体埋設構造物構築工程、(2)廃棄体搬入工程、(3)充填材施工工程の各工程を含んで構成されている。
【0019】
(1)廃棄体埋設構造物構築工程
本工程は、岩盤40中にトンネル41を形成し、当該トンネル41の中空部の内側に低透水層44(外周被覆層)を形成し、当該低透水層44の内側に廃棄体格納ピット50を構築することにより、廃棄体埋設構造物Kを構築する工程である。
【0020】
図2(a)に示すように、このトンネル41は、山岳トンネル工法やシールド工法等で掘削される馬蹄型断面形状であり、所定の長さ及び定置容積を有するように構築されている。なお、本実施形態では、トンネル41は水平態かつ直線状に形成されているが、所定勾配で傾斜していても、或いは、屈曲していてもよい。
【0021】
このトンネル41の内壁面には、通常のトンネル41と同様に、吹付けコンクリート42が施工された後、その内側に二次覆工コンクリート43が施工されており、当該二次覆工コンクリート43の内側空間が円形断面となっている(図2(a))。そして、二次覆工コンクリート43の内側には、所定厚さの低透水層44が設けられ、その内側には当該低透水層44を支持し、廃棄体Hを定置するための処分空間を確保するための廃棄体格納ピット50が構築されている(図2(b))。
【0022】
この低透水層44は、廃棄体格納ピット50に収納されている廃棄体Hから生じる放射性物質がトンネル41の外部に拡散することを防止するとともに、岩盤圧や地下水の影響を低減させ、核種の移行を遅延させるために設けるものである。そのため、放射性物質が外部に拡散しにくい性能に加えて、緩衝性能と低透水性能を有する材料により形成することが必要であることから、ベントナイトを主成分とする材料を使用することが好ましい。
【0023】
そのため、本発明では、複数のベントナイトブロック44aを二次覆工コンクリート43の内側に配置することにより低透水層44が形成されている。このベントナイトブロック44aは、併合した場合にトンネル41の断面形状である円形断面形状(円筒形状)となるよう、所定数に分割された円弧状片として形成されており、トンネル掘削におけるシールド工法で用いられる既往のエレクター装置(セグメント組立装置)(図示せず)により設置される。
【0024】
また、廃棄体格納ピット50も、複数の鉄筋コンクリート製のセグメント50aを低透水層44の内側に配置することにより形成される。このセグメント50aも、併合した場合にトンネル41の断面形状である円形断面形状(円筒形状)となるよう、所定数に分割された円弧状片として形成されており、既往のエレクター装置(図示せず)により設置される。
【0025】
ここで、具体的には、以下の作業手順により、低透水層44と廃棄体格納ピット50を構築することになる。
まず、二次覆工コンクリート43の底部中央部にベントナイトブロック44aを設置し、その上面にセグメント50aを配置する(図2(b))。
続いて、ベントナイトブロック44a及びセグメント50aを、下方から順次両側の上方に向かって交互に設置していき、全断面の肩部程度(最上部から左右に約45度程度の角度となる範囲)にまで設置した後に、内側のセグメント50aを先に円形断面形状となるように閉合する(図2(c))。
【0026】
そして、セグメント50aを閉合した後にPC鋼線等(図示せず)により、当該セグメント50aを内側から締め付けて、載置されるベントナイトブロック44aの荷重に耐えられるように上方のセグメント50aを補強した後に、残りのベントナイトブロック44aを前記セグメント50aの上方空間に隙間無く差し込んで低透水層44を完成させることになる。
【0027】
以上のようにして、トンネル41の全線に亘って、当該トンネル41の内部空間に低透水層44と、廃棄体格納ピット50とを有する廃棄体埋設構造物Kが構築される(図2(d))。
【0028】
(2)廃棄体搬入工程
本工程は、廃棄体格納ピット50の処分空間(内部空間)に、搬送車両35を用いて処分対象である廃棄体Hを搬入し、その長尺方向がトンネル41の掘削方向になるように、廃棄体定置装置1を用いて横置きすることで、順次縦横に複数列、複数段となるように廃棄体Hを積み上げて定置する作業を行う工程である。
【0029】
(廃棄体定置装置及び搬送車両)
ここで、本工程で使用する廃棄体定置装置1及び搬送車両35等について説明する。
廃棄体定置装置1は、円筒形状の本体胴部2(外枠)によって形成された円筒形状の外形をなしており、当該本体胴部2の内部には本体胴部2の断面中心gを中心として、本体胴部2の内周面に沿って回動移動が可能である、当該本体胴部2と同心状に配置された円筒形状の旋回ポール3(回動枠)が設けられている(図3)。
【0030】
この旋回ポール3は、後記する廃棄体保持装置12が移動するためのスペースとしてその中央部が長方形状に穿孔された一対の平板枠4を複数の支持材5によって、一定距離を保持したまま互いに対向するよう固定しており、当該両平板枠4に挟まれる空間であって本体胴部2の内周面側である両端部にそれぞれ旋回駆動装置7が設けられている。
【0031】
そして、各旋回駆動装置7には、平板枠4側に駆動歯車8、及び、4×2組のガイドローラ9がそれぞれ設けられている。前記各駆動歯車8は、本体胴部2の内周面に沿って設けられたラック歯車(図示せず)にかみ合わされており各ガイドローラ9は、本体胴部2の内周面に沿って設けられた断面凸形状の旋回ポール移動用レール10の凸部に緩く嵌まっている。
【0032】
また、前記旋回駆動装置7は、駆動時の駆動力によって対応する駆動歯車8を回転させ、当該各旋回駆動装置7がそれぞれ円周上で同一方向に回転することによって、各駆動歯車8が、それぞれ対応するラック歯車に沿って同一の回転方向に向かって移動可能となっている。これにより、前記旋回ポール3は、断面中心gを中心として、本体胴部2の内周面に沿って回動することができる構造となっている。
【0033】
また、旋回ポール3の中央部(正面視)には、長方形状に穿孔された廃棄体保持装置12の移動用スペース15が設けられており、当該移動用スペース15内に沿って移動可能となるように廃棄体保持装置12が配置されている。
さらに、旋回ポール3における、前記平板枠4の内側すなわち移動用スペース15の両縁部には、直径方向と平行となる向きに延伸している一対の移動用レ−ル18が設けられている。
そして、廃棄体保持装置12は、駆動装置16(移動部)と、回転駆動装置17(回動部)と、保持部20を備えており、この駆動装置16が駆動することによって、廃棄体保持装置12が移動用レール18に沿って、直径方向に移動可能となっている。
【0034】
廃棄体保持装置12は、その中央部に円筒形状の保持空間19を有しているとともに、当該保持空間19から後方側に延出する一対の保持部20を備えている。この保持部20には、廃棄体Hの両側面部に設けられているトラニオンH1の係合部20aを4箇所有しており、当該係合部20aにトラニオンH1を係合させることにより、前記保持空間19の内部において廃棄体Hを保持できるようになっている。この保持空間19の断面直径は、廃棄体Hの断面辺よりも大きく、当該廃棄体Hを保持したまま保持部20を回転させることが可能となっており、回転駆動装置17を駆動することによって、廃棄体Hが断面中心gを中心として正逆方向に回転可能となっている。
【0035】
さらに、廃棄体保持装置12の後方側には、廃棄体保持装置12の保持部20を押し出すためのプッシャーシリンダ23と、プッシャーゲージ24とが設けられており、両者は、廃棄体保持装置12と一体的に移動可能となっている。このプッシャーシリンダ23の先端部は、保持部20に取り付けられているとともに、前後方向に伸縮可能となっている。そして、プッシャーシリンダ23が伸長すると、保持部20とプッシャーゲージ24が図中に示す矢印Xの方向に水平移動することによって、当該保持部20が保持している廃棄体Hを押し出し、廃棄体定置装置1から払い出すことができるようになっている。
【0036】
また、前記廃棄体定置装置1は、制御部(図示せず)を有しており、予め定められている各廃棄体Hの極座標位置情報(断面中心gからの回転角度と、断面中心gからの直線距離で定義される位置)に基づき、旋回ポール3の回動動作と、廃棄体保持装置12の回動動作及び移動動作とを制御して、当該廃棄体保持装置12に保持されている廃棄体Hを、前記円筒断面における任意の極座標位置に移動させることができるように構成されている。
【0037】
さらに、前記本体胴部2及び旋回ポール3の前面には、当該旋回ポール3と連動して回動可能となるように妻型枠30が設けられている(図4)。この妻型枠30は、廃棄体格納ピット50の処分空間の断面形状に適合する円形断面形状であり、略中央部から一方の半径方向に所定幅の長孔30a(廃棄体Hの通過部)が形成されている。この長孔30aは、プッシャーゲージ24を通過させて廃棄体Hを払い出すために設けるものであり、当該役割を果たすことが可能となる形状に設ける必要がある。
【0038】
そして、前記妻型枠30の裏面側には、長孔30aを閉塞するためと、当該妻型枠30の周縁部をシールするためのシャッタ装置31A,31Bが設けられており、当該シャッタ装置31A,31Bを駆動することにより、前記長孔30aの開閉動作及び周縁部のシール動作を自在に調節することができるようになっている。
【0039】
また、廃棄体保持装置12の外縁部には、廃棄体定置装置1から払い出される廃棄体Hをモニタするために、対向する位置に2組4体のカメラ27が設けられている。また、本体胴部2にはその円周方向に複数の本体移動用ジャッキ29(装置移動機構)と、本体固定機構(図示せず)が設けられている。なお、前記本体移動用ジャッキ29の先端には、圧力受けリング28が設けられている。
【0040】
なお、廃棄体定置装置1の後方には、廃棄体格納ピット50の所定区間(以下、「遮蔽区間55」という)を遮蔽するための2枚の仕切壁56,57が、その長手方向に対向して設けられている(図6)。この2枚の仕切壁56,57には、廃棄体Hを搬出及び搬入するための搬出口56a及び搬入口57aが、開閉装置53により開閉可能となるように設けられている。また、前記廃棄体格納ピット50の遮蔽区間55の底面部には、廃棄体Hを搬送するための送出装置54が設けられている。
【0041】
さらに、廃棄体Hを廃棄体格納ピット50の遮蔽区間55に搬送するための搬送車両35は遮蔽容器36を搭載しており、遠隔操作で操作できるように制御されている(図6)。そして、前記遮蔽容器36の後部扉36aは上下に昇降可能となっており、廃棄体Hを搬出及び搬入できるようになっている。
なお、この搬送車両35は、無軌道で走行する車両で廃棄体Hを任意の位置に搬入することが可能であるため、レールや走行用溝の設置及び撤去作業が不要であるという利点を有している。
【0042】
(作業方法)
次に、本工程の具体的な手順について説明する。
まず、廃棄体格納ピット50におけるセグメント50aの内側空間の下半部において、廃棄体Hを積み上げるための廃棄体配置部52を構築する(図5)。
【0043】
この廃棄体配置部52は、底部中央部におけるセグメント50aの近傍上部を水平態に形成するとともに、その両側において、セグメント50aに近接するように階段状にコンクリートを打設することにより形成されている。また、前記廃棄体配置部52の階段部の1段の高さは、廃棄体Hの高さ寸法と一致するように形成して、可能な限り高密度に廃棄体Hを配置することができるように決定されている。
なお、この廃棄体配置部52は、後記する充填材と一体となって、低拡散層58を構成することになる。
【0044】
続いて、廃棄体格納ピット50の内部に廃棄体定置装置1を搬入し、廃棄体Hの定置作業を開始する。
まず、廃棄体格納ピット50の底面部の上面を走行する無軌道の搬送車両35を用いて、廃棄体Hを遮蔽区間55にまで自動的に搬送する(図6)。
【0045】
搬送車両35は遮蔽容器36の後部扉36aと、搬送車両35側の仕切壁57の搬入口57aとを向き合わせて同時に開放し、遮蔽容器36に設けられている送出装置(図示せず)で遮蔽区間55の内部に廃棄体Hを送り出すことにより、送出装置54に受け渡される。そして、遮蔽容器36の後部扉36aと仕切壁57の搬入口57aとを同時に閉止することにより、周囲に放射線が漏洩しないようにしながら、搬入を終了する。
【0046】
このようにして、遮蔽区間55に搬送された廃棄体Hは、遠隔操作によって、送出装置54により、廃棄体定置装置1に一体毎に自動的に受け渡される(図7(a))。
このとき、旋回駆動装置7によって旋回ポール3を垂直に立てた後、駆動装置16を駆動することによって廃棄体保持装置12を下端部まで下げ、保持部20の係合部20aに廃棄体HのトラニオンH1を係合させることによりチャッキングして廃棄体Hを廃棄体保持装置12に収納する(図7(b))。
【0047】
このようにして廃棄体保持装置12に廃棄体Hが収納されると、制御部(図示せず)の動作により、旋回ポール3による本体胴部2の内周面に沿った回動動作と、廃棄体保持装置12の移動用レール18に沿った直線動作とによって、保持部20によって保持されている廃棄体Hが予め記憶されている所定の極座標位置へ移動する。
【0048】
すなわち、前記旋回ポール3が、断面中心gからの回転角度に基づいて本体胴部2の内周面に沿って回動するとともに、廃棄体保持装置12が断面中心gからの距離に基づいて旋回ポール3内を直線移動する(図8(a))。このような旋回ポール3の回動動作と、廃棄体保持装置12の直線動作とによって、保持部20によって保持されている廃棄体Hが、指定された極座標で定義される定置位置へ移動することになる。
【0049】
また、廃棄体保持装置12に廃棄体Hが収納されると、回転駆動装置17も同時に駆動する。そして、保持部20を保持空間19の内部で断面中心gを中心として、廃棄体Hの底面(トラニオンH1が取り付けられていない面)が水平態(定置面に対して平行態)になるまで回転する(図8(b))。
【0050】
廃棄体Hの底面が水平態になった状態でプッシャーシリンダ23を駆動し、プッシャーゲージ24によって、廃棄体Hを前方方向に押し出して妻型枠30の長孔30aを通過させる(図9(a))。さらに、廃棄体保持装置12と一体となっているプッシャーゲージ24を下降させ、保持部20から廃棄体Hを解放することによって、当該廃棄体Hは所定位置に定置される。その後、プッシャーゲージ24を上昇させるとともに、プッシャーシリンダ23を再び駆動することによってプッシャーゲージ24を後退させて、1サイクルの定置作業が終了することになる(図9(b))。
【0051】
前記廃棄体定置装置1を使用した廃棄体Hの定置作業は、前記の方法で行われるが、まず、廃棄体配置部52の最下段において、廃棄体Hの定置作業が行われる。最下段の廃棄体配置部52の総てに廃棄体Hが定置されると、続いて、その上部に、順次その数を多くしながら積み上げることになる。このとき、廃棄体Hを単純に垂直上方向に積み重ねるだけでなく、2段目以降の廃棄体Hを側方にずらしながら積み重ねている。
【0052】
そして、廃棄体格納ピット50の処分空間における下半部の定置が終了した後に、上半部において、上部に行くに従って定置数が少なくなるように廃棄体Hを定置する。このとき、前記下半部と略対称となるように、廃棄体Hを内側にずらしながら稠密に定置することにより、円形断面の処分空間内に可能な限り廃棄体を定置する。
なお、各廃棄体Hは側面にトラニオンH1を備えているので、隣接して定置される廃棄体Hとの間には隙間が確保されて定置されることになる。
【0053】
総ての定置位置への廃棄体Hの定置を完了した後には、本体移動用ジャッキ29を駆動させ、廃棄体格納ピット50から反力を確保しながら、廃棄体定置装置1をトンネル41の長手方向に移動させる(このとき、仕切壁56,57も移動させる)。そして、前記と同様の作業を繰り返し行わせることにより、廃棄体格納ピット50の長手方向に所定列分の廃棄体Hの定置作業を行うことになる(図10)。
なお、所定厚さの遮蔽空間を確保したいこと等の理由から、定置された所定列分の廃棄体Hにおける廃棄体格納ピット50の長手方向の両端部には、所定間隔の間隙が確保されている。
【0054】
(3)充填材施工工程
本工程は、1区画分の廃棄体Hの定置作業終了後において、廃棄体定置装置1の前面部に設けられている妻型枠30によって、当該廃棄体格納ピット50の処分空間を閉塞して、その内部に充填材を充填して封入し、低拡散層58を形成する作業を行う工程である。
【0055】
まず、1区画分の廃棄体50の定置作業終了後において、廃棄体定置装置1をそのままの位置に固定し、最前部(廃棄体定置装置1側)の廃棄体Hとの間に所定間隔の間隙を確保した状態で、シャッタ装置31A,31Bを作動させて妻型枠30の長孔30aを閉塞するとともに、周縁部のシールを行う。また、充填材供給装置60に接続された供給管61を妻型枠30を貫通させた状態で配置する(図11)。
そして、廃棄体定置装置1の後方側(廃棄体Hが定置されていない側)から、モルタル等のセメント系材料から成る充填材を供給し、妻型枠30の前面と、廃棄体格納ピット50の先端面及び上面(定置された廃棄体Hの上部における天端との間の空間)、及び定置された各廃棄体Hの間隙部に充填材を充填して、1区間部の処分空間を密閉し、低拡散層58を形成する(図12)。
なお、この低拡散層58は、廃棄体格納ピット50に収納されている廃棄体Hから放射性物質が外部に拡散することを防止することを主目的として設けるものである。
【0056】
その後、廃棄体格納ピット50の全長に渡って、(2)廃棄体搬入工程、及び、(3)充填材施工工程の各工程を繰り返し行い、最終的には廃棄体格納ピット50の総ての処分空間に廃棄体Hを定置する作業を行う。そして、トンネル41の端部の作業用空間を埋戻材により埋戻し、次いで、主要坑道、連絡坑道、アクセス坑道を埋戻し、地上施設の解体及び撤去を行い、埋設処分が完了することになる。
【0057】
[効果]
以上のように、本発明によれば、地盤40中にトンネル41を形成し、当該トンネル41の中空部の内側にベントナイトブロック44aにより円筒形状に低透水層44を形成し、当該低透水層44の内側に円筒形状に廃棄体格納ピット50を構築している。従って、トンネル41の内壁面と、廃棄体格納ピット50の外周部との間に埋戻空間部が生じないことから、廃棄体埋設構造物Kの構築作業を容易かつ安価に行うことができる。
加えて、廃棄体格納ピット50の処分空間内に効率的に廃棄体Hを設置することができるため、当該処分空間を最大限に有効利用することができる。
【0058】
また、廃棄体格納ピット50を円形断面形状に構築するとともに、当該廃棄体格納ピット50の処分空間の下半部において、階段状の廃棄体配置部52を形成し、当該廃棄体配置部52に沿って前記廃棄体Hを定置することとしている。そのため、単に垂直方向に廃棄体Hを積み上げるだけでなく、処分空間の円形断面形状の円弧に合わせて、可能な限り高密度に廃棄体Hを配置できる。従って、廃棄体Hを定置できない無駄な空間を極力排除でき、処分空間内に高密度で効率的に廃棄体Hを設置することができるため、処分空間を最大限に有効利用して収納効率を格段に向上させることができる。
【0059】
また、前記廃棄体格納ピット50は、分割して形成された複数のセグメント50aを、低透水層44の内側に配設することにより構築していることから、廃棄体格納ピット50の構築作業を容易かつ安価に行うことができる。
加えて、前記廃棄体定置装置1の前面部に装備された妻型枠30を使用して、廃棄体格納ピット50の処分空間に充填材を充填することにより、低拡散層58を構築することができる。従って、妻型枠30の設置作業が不要になることから、施工効率をさらに向上させることができる。
【0060】
さらに、本発明では、廃棄体定置装置1を用いて所定の定置位置に廃棄体Hを、廃棄体格納ピット50の長手方向から送り込むようにして定置する作業を行っている。従って、クレーンを使用する方式等のように廃棄体Hを上部から吊り下げて搬入することがないため、埋戻しを必要とするような無駄な空間を生じさせることがなく、効率的に施工を行うことができる。加えて、廃棄体格納ピット50の処分空間において、遠隔操作により自動的に所定数の廃棄体Hを正確に位置決めして定置することができ、作業の安全性及び作業効率を大幅に向上させることができる。
【0061】
以上、本発明について、好適な実施形態の一例を説明した。しかし、本発明は、前記実施形態に限られず、前記の各構成要素については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜設計変更が可能である。
特に、廃棄体埋設構造物は、内部に所定容積の処分空間を確保することができるものであれば、トンネル(処分坑道)に限らず、あらゆるタイプの構造形式で構築するものであってもよい。
また、地盤中に形成される中空部の形状は、馬蹄型断面形状に限られるものでなく、内部に円形断面形状の廃棄体格納ピットを形成可能であれば、円型、幌型等であってもよい。
さらに、埋設処分する廃棄体は、放射性廃棄物に限らず、その他の各種廃棄物にも適用が可能である。
【0062】
【発明の効果】
本発明の廃棄物処分方法によれば、廃棄体の定置容積を可能な限り増加させて処分空間を有効に活用することが可能となるとともに、処分作業を簡易化して処分費用の低減を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】廃棄体を示す斜視図である。
【図2】(a)〜(d)ともに、本発明の廃棄物処分方法における廃棄体埋設構造物構築工程を示す正面断面図である。
【図3】廃棄体定置装置を示す図であり、(a)は側面断面図、(b)は図3(a)におけるA−A断面図である。
【図4】妻型枠を示す正面図である。
【図5】廃棄体格納ピットに、廃棄体配置部を形成した状態を示す正面断面図である。
【図6】本発明の廃棄物処分方法における廃棄体搬入工程を示す側面断面図である(廃棄体格納ピット内のみを図示)。
【図7】(a),(b)ともに、本発明の廃棄物処分方法における廃棄体搬入工程を示す側面断面図である(廃棄体格納ピット内のみを図示)。
【図8】(a)は、廃棄体定置装置の動作を示す正面図であり、(b)は、図8(a)におけるB部の拡大図である。
【図9】(a),(b)ともに、本発明の廃棄物処分方法における廃棄体搬入工程を示す側面断面図である(廃棄体格納ピット内のみを図示)。
【図10】(a),(b)ともに、本発明の廃棄物処分方法における廃棄体搬入工程の終了後の廃棄体格納ピット内を示す図であり、(a)は側面断面図、(b)は正面断面図である。
【図11】本発明の廃棄物処分方法における充填材施工工程を示す側面断面図である。
【図12】本発明の廃棄物処分方法の終了後における廃棄体埋設構造物を示す正面断面図である。
【図13】従来の廃棄体埋設構造物を示す正面断面図である。
【符号の説明】
H 廃棄体
1 廃棄体定置装置
2 本体胴部(外枠)
3 旋回ポール(回動枠)
7 旋回駆動装置
12 廃棄体保持装置
16 駆動装置(移動部)
17 回転駆動装置(回動部)
20 保持部
23 プッシャーシリンダ
29 本体移動用ジャッキ(装置移動機構)
30 妻型枠
40 岩盤
41 トンネル
44 低透水層(外周被覆層)
44a ベントナイトブロック
50 廃棄体格納ピット
50a セグメント
52 廃棄体配置部
58 低拡散層

Claims (4)

  1. 以下の各工程を含むことを特徴とする廃棄物処分方法。
    (1)地盤中に中空部を形成し、前記中空部の内側にブロック体により円筒形状に外周被覆層を形成し、
    前記外周被覆層の内側に円筒形状に廃棄体格納ピットを構築することにより、
    前記廃棄体格納ピットの内側に円筒形状の処分空間を備える、廃棄体埋設構造物を構築する廃棄体埋設構造物構築工程。
    (2)前記廃棄体埋設構造物の処分空間に処分対象である廃棄体を搬入し、廃棄体定置装置により順次定置する廃棄体搬入工程。
    (3)前記廃棄体定置装置の前面部に、前記処分空間の断面形状に適合する型枠を設け、前記廃棄体が定置された前記処分空間を前記型枠により閉塞して、その内部に充填材を充填することにより、前記処分空間を封入する充填材施工工程。
  2. 前記廃棄体格納ピットは、分割して形成された複数のコンクリートセグメントを、前記外周被覆層の内側に配設することにより構築されていることを特徴とする請求項1に記載の廃棄物処分方法。
  3. 前記円筒形状の処分空間の下半部において、階段状の廃棄体配置部を形成し、
    前記廃棄体搬入工程において、
    前記廃棄体配置部に沿って前記廃棄体を定置することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の廃棄物処分方法。
  4. 前記廃棄体定置装置は、
    円筒形状の外枠と、
    両端が円筒断面中心を中心として対向するように、前記円筒断面中心を中心として前記外枠の内周面に沿って任意の角度、回動可能に構成されている回動枠と、
    前記回動枠の枠内を、前記回動枠の片端側から他端側に向かって、前記外枠の直径線上に沿って任意の距離移動可能に構成されている移動部と、
    前記移動部に設けられており、前記廃棄体を内部に保持する保持部と、
    前記廃棄体の定置面に対して、前記保持部によって保持されている前記廃棄体の被定置面が平行態になるように前記保持部を回動させる回動部と、
    前記回動部によって回動された保持部を、前記円筒断面を含む面に対して直角方向に押し出し、前記廃棄体を前記保持部から解放することによって、前記廃棄体の被定置面を前記定置面上に定置させるプッシャーと、
    前記廃棄体定置装置自体を移動させる装置移動機構と、
    前記外枠の前面に設けられており、前記回動枠と連動して回動可能に構成されているとともに、前記廃棄体の通過部を有する型枠と、
    を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の廃棄物処分方法。
JP2003097667A 2003-04-01 2003-04-01 廃棄物処分方法 Expired - Fee Related JP3692124B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003097667A JP3692124B2 (ja) 2003-04-01 2003-04-01 廃棄物処分方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003097667A JP3692124B2 (ja) 2003-04-01 2003-04-01 廃棄物処分方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004298822A JP2004298822A (ja) 2004-10-28
JP3692124B2 true JP3692124B2 (ja) 2005-09-07

Family

ID=33409391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003097667A Expired - Fee Related JP3692124B2 (ja) 2003-04-01 2003-04-01 廃棄物処分方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3692124B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4492373B2 (ja) * 2005-02-02 2010-06-30 鹿島建設株式会社 廃棄物地層処分場の処分坑道施設
JP4904580B2 (ja) * 2006-08-29 2012-03-28 清水建設株式会社 坑道閉鎖方法及び坑道閉鎖装置
JP5308962B2 (ja) * 2009-08-28 2013-10-09 鹿島建設株式会社 廃棄体の定置方法
CN107052021B (zh) * 2017-04-11 2019-08-27 中国矿业大学 一种高放废物地质处置库人工屏障缓冲材料的安置方法
JP7504840B2 (ja) 2021-07-02 2024-06-24 大成建設株式会社 隙間閉塞装置と隙間閉塞方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004298822A (ja) 2004-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111396067B (zh) 复杂环境下盾构钢套筒综合接收施工工法
JP3692124B2 (ja) 廃棄物処分方法
JP5336915B2 (ja) 廃棄体の定置方法
JP5621026B1 (ja) 低空頭掘削機
JPS61231499A (ja) 放射性物質貯蔵設備を岩中に堀削する方法
JP2002106289A (ja) 分岐坑道の施工方法および施工装置
JP5740456B2 (ja) 放射性廃棄物の地下貯蔵施設およびその構築方法
JP6464469B2 (ja) 放射性廃棄物処分用トンネル
JP2010106615A (ja) 低空頭型掘削装置
JP2001166093A (ja) 廃棄物の地層処分方法およびチューブ式地層処分設備
JP2004012356A (ja) 高密度粘土系土質材料の施工法と施工装置
CN215101586U (zh) 一种逆作法基坑工程中土方垂直开挖运输系统
CN115142859A (zh) 管幕施工设备及管幕施工方法
JP2002341093A (ja) 廃棄物処理方法
JP7357517B2 (ja) 推進工法を用いた管路構築工法
JP4131685B2 (ja) 放射性廃棄体定置装置及び放射性廃棄体定置方法
CN106958448B (zh) 一种浅埋隧道修建方法和系统
JP5217867B2 (ja) 放射性廃棄物処分場の廃棄体処分施設及び廃棄体処分方法
Pettersson et al. Final repository for spent nuclear fuel in granite-the KBS-3V concept in Sweden and Finland
JP7504840B2 (ja) 隙間閉塞装置と隙間閉塞方法
CN111778982B (zh) 一种应用于地铁深基坑工程的土方分段开挖的方法及装置
JP2013011597A (ja) 廃棄体の埋設処分施設および廃棄体の埋設処分方法
JP2000170481A (ja) 廃棄物処分場の構築工法
CN110758208B (zh) 一种隧道施工用搬运设备
CN107012888B (zh) 一种隧道修建装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050608

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050617

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080624

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090624

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100624

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110624

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110624

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120624

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120624

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130624

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130624

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees