JP3691730B2 - 音楽療法支援装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、老人や機能障害者のためのリハビリテーションを支援する装置に関し、とくに音楽療法によるリハビリテーションを支援する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、音楽に合わせて歌ったり身体を動かしたりする行為が痴呆予防や身体機能の維持・回復などに効果があることが認知されるようになってきた。また、その行為を大勢で一緒に行えばお互いの連帯感を強くするという副次的な効果もあることも知られている。このような効果をリハビリテーションに適用した療法が音楽療法である。
【0003】
音楽療法の一つにハンドベル法と呼ばれる療法がある。この療法は概ね以下の方法によって実施される。
この療法は複数の人をリハビリテーションの対象者として行うものであり、まず、色分けされた複数個のハンドベルをその対象者にそれぞれ手渡しておく。あるいは、複数人の対象者がそれぞれ色の異なる手袋してハンドベルを持つ。次に、適当な伴奏音楽を演奏する。そして、その音楽進行に合わせてハンドベルを持つ人に適宜な方法によって色を次々と示していく。対象者の中で、その示された色の着いたハンドベルを持つ人(手袋をした人)が自身のハンドベルを鳴らす。
【0004】
一般的に、伴奏音楽の演奏や色の指示にはビデオテープが使用される。このビデオテープは、ある楽曲の伴奏音楽と歌詞画像とが収録された音楽療法用のビデオソフトである。このテープをビデオテーププレーヤで再生すると、伴奏音楽の音声と音楽進行に同期した歌詞文字列とが音響・映像出力される。
図5(A)(B)にそのビデオ映像の一例を概略画面図として示した。ディスプレイの画面30には音楽の進行に合わせて歌詞文字列31が一行ずつ順次切り替わりながら表示される。この一行の文字列は枠32の中に表示される。この枠32内の色(a)はそのときならすべきハンドベルの色に着色されている。画面30の片隅の所定領域33には次にならずべきハンドベルの色(b)が表示されている(A)。
次の文字列31に切り替わると、その文字列31は前の画面30で片隅の領域33に表示されていた色(b)に着色された枠32内に表示される(B)。このようにして、枠32内の色のついたハンドベルを該当の人が鳴らし、画面30の所定領域33に表示される色を見ることで次にならすべきベルを持つ人が待機できるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のハンドベル法による音楽療法では、伴奏音楽に合わせてベルを鳴らしてはいるものの、伴奏音楽の一音ごとに音高を合わせてならしているわけではない。枠内の歌詞文字列に相当する伴奏音楽が流れている間、同じ人が単に腕を振り続けてベルを鳴らすだけである。これでは、腕の機能回復程度の効果しかない。ある程度早い時間間隔で色が変わり、ベルを鳴らす人が交互に交代してこそ、反射神経や運動神経の回復に寄与するし、団体でのリハビリテーションにおける相互の連帯感を強めるというものであろう。
【0006】
また、いつも同じ楽曲による療法では飽きてしまい、リハビリテーションを行うという意欲自体が萎えてしまう。ビデオソフトを多数用意すればよいが、ビデオソフトの制作には多くの時間とコストが掛かる。
【0007】
そこで本発明は、ハンドペルによる音楽療法に使用する楽曲を低コストで多数用意でき、しかもリハビリテーション効果の高い音楽療法支援装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための第1の発明は次の事項(11)〜(15)を充足する音楽療法支援装置である。
(11)複数の楽曲のそれぞれに音楽生成データと歌詞描出データとを対応づけして適宜な記憶資源に格納している。
(12)任意の楽曲を指定する旨のユーザ入力を受け付けるユーザインタフェースと、このインタフェースにて指定された楽曲の音楽生成データを処理して音楽を音響出力する音楽出力手段と、前記指定楽曲の歌詞描出データを処理して複数の歌詞文字を含んだ適宜な歌詞画像を前記音楽に同期させながらディスプレイに表示する歌詞描出手段とを備える。
(13)複数の音高のそれぞれに所定の色を対応づけした音高/色対応表を適宜な記憶資源に格納している。
(14)前記指定楽曲の前記歌詞描出データと前記音楽生成データとに基づいて歌詞一文字ごとに該当の伴奏音の音高を特定するとともに、その音高に対応付けされている色を前記対応表により特定することで 当該色を該当の歌詞文字に対応付けする色特定手段を備える。
(15)前記歌詞描出手段は、前記複数の歌詞文字の各文字を前記色特定手段によって特定された色によって適宜に着色するとともに、音響出力中の音楽の進行に合わせて歌詞文字列中の位置を指示するための適宜な修飾表現を加味した歌詞画像を生成する。
【0009】
第2の発明は、第1の発明に記載の音楽療法支援装置であって、次の事項(21)を充足することとした。
(21)前記色特定手段は、音響出力中の伴奏音の音高に対応する色を特定し、前記歌詞描出手段は、前記ディスプレイの所定領域を前記特定した色によって着色した歌詞画像を生成する。
【0010】
さらに、第1または第2の発明に記載の音楽療法支援装置であって、次の事項(31)を充足する発明を第3の発明とした。
(31)前記歌詞描出手段は、前記複数の歌詞文字の各文字間を前記音楽生成データにおける該当の伴奏音の音長に応じて適宜に離間した歌詞画像を生成する。
【0011】
第4の発明は、請求項1または2に記載の音楽療法支援装置であって、次の事項(41)を充足する。
(41)前記歌詞描出手段は、前記歌詞描出データの各歌詞文字に対応付けされ、音楽の進行に合わせて歌詞文字列中の位置を指示するタイミング情報に基づき、歌詞文字中の各文字間を適宜に離間させた歌詞画像を生成する。
【0012】
また、第5の発明は、第1〜第4の発明のいずれかにおいて、第1の発明に記載の事項(14)を次の事項(51)に置換した音楽療法支援装置である。
(51)前記歌詞描出データの各歌詞文字に音高情報が対応付けされており、この音高情報と前記音高/色対応表とに基づいて、各歌詞文字に所定の色を対応付けする色特定手段を備える。
【0013】
【発明の実施の形態】
===音楽療法の概要===
<準備>
本発明の音楽療法支援装置は、主にハンドベル法によるリハビリテーションに使用されることを前提としている。本発明の音楽療法支援装置(支援装置)によって音楽療法を実施するための準備は従来とほぼ同じである。すなわち、複数のリハビリテーション対象者(ベル奏者)にそれぞれ色の異なるハンドベル(ベル)を手渡しておくか、色の異なる手袋をしてもらう。その色は単純に鳴らすべき色のベルを示すだけではなく、ベルの音高によって所定の色にしておく点が異なる。以上の準備をした上で、以下の実施方法によってリハビリテーションを行うものとする。
【0014】
<音楽療法の実施方法>
支援装置は伴奏音楽を音響出力するとともに、その音楽の進行に合わせて歌詞文字列をディスプレイに表示出力する。歌詞文字列中の各文字に音高に対応する色を付けて表示する。また、歌詞文字列中でベルを鳴らすタイミングにある文字に適宜な修飾表現(色変えなど)を加味して順次指示していく。そして、指示された文字の色と同じ色のベルを持つ人、あるいは手袋をしている人が、自分のベルを鳴らす。それによって、複数のベルによる生演奏を行う。
【0015】
本発明の支援装置は、以上の療法を実施することで、腕の運動による身体機能の訓練とともに、一音ごとにハンドベルを鳴らすかどうかを判断することによって反射機能も訓練されることになる。また、各奏者がタイミングよくベル鳴らさないと、生演奏が途切れてしまう。そのため、団体でのリハビリテーションに不可欠な連帯感を向上させることもできる。
【0016】
===音楽療法支援装置の基本的な構成と動作===
図1は、本発明の実施例における音楽療法支援装置(支援装置)の構成を示している。中央制御部2は、内部にCPU、RAM、ROMを含むマイコンであり、データバス100や制御バス110を介して周辺各構成部とデータ通信を行い、この支援装置1を統括している。ハードディスク装置3は、多数曲分の楽曲について、音楽の生成起源となるMIDI形式の音楽生成データと、その音楽の歌詞画像の生成起源となる歌詞描出データとを格納している。また、音高と色とを対応付けした音高/色対応表も格納している。
【0017】
中央制御部2は、リモコン送信器5や操作パネル6などのユーザインタフェースにて指定入力された楽曲の番号(楽曲ID)を操作制御部7を介して受け取ると、ハードディスク装置3より該当の音楽生成データと歌詞描出データとを取り出して処理する。音楽生成データはシンセサイザ8に順次転送される。シンセサイザ8にて生成された音楽のオーディオ信号はミキシングアンプ9に入力されて増幅された音声信号がスピーカ10より音響出力される。
【0018】
中央制御部2は、音楽生成データの処理に同期して歌詞描出データを処理する。音楽に同期した歌詞画像を生成してビデオRAM11に順次ビットマップ展開する。そして、映像制御部12がこのビットマップ画像を映像信号に変換してディスプレイ13に表示出力する。なお、この支援装置1のハードウエア構成や処理データはMIDIデータを処理して伴奏音楽を生成するタイプのカラオケ装置とほぼ同様である。しかし、支援装置1は、ハンドベル法によるリハビリテーションに適した歌詞画像を表示することに大きな特徴があり、この点において、カラオケ装置とは異なるデータ構成や歌詞描出処理を採用している。以下、本実施例における歌詞描出処理についてより詳しく説明することとする。
【0019】
===歌詞描出処理===
<歌詞画像>
図2(A)〜(D)は、本実施例における歌詞画像の表示状態を概略図として示している。ディスプレイの画面20には、まず、音楽の進行に合わせてある歌詞文字列21が表示される。各文字22はそれぞれ矩形の領域23内に表示されている。また、矩形領域23内に配置される各文字22は、鳴らすべきハンドベルの色に着色されている。さらに、ある文字に対応する伴奏音と、次の文字の伴奏音までの時間間隔を矩形の横幅24によって表現している(A)。なお「赤」など、一文字に2音以上が対応する場合は、(B)に示すように、一文字分の領域を音の数に分割して色分けしている。もちろんこの表現に限らず、(C)に示すように、文字を一音目の色に着色し、その文字の右のスペース内に次の音の色を表示するための領域を設けるなど、適宜に表現できる。
【0020】
音響出力中の伴奏音に対応する文字に対しては、適宜な修飾表現で順次指示してベルを鳴らすタイミングを該当の奏者に知らせる。本実施例では、各文字の矩形領域の色を徐々に色変えていくことで指示する(D)。さらに、この例では、文字の色は変化させないようにするとともに、色変えていく速度を一定としている。それによって、奏者がベルの色を忘れてしまわないようにしているとともに、ベルをならすために腕を振るまでの迫り来る時間を示す動きが一定となるようにしている。
【0021】
<データ構成>
音楽生成データは楽器(パート)ごとの伴奏音を音高情報(ノート)や音長情報(拍数)によって表現し、その伴奏音を時系列に対応付けしたデータである。一方、歌詞描出データは、全歌詞文字を適宜な小節ごとに区切って文字列とし、その文字列の表示/消去順序(歌詞描出シーケンス)、文字列の表示位置、各文字列の表示/消去タイミング、文字列中の各文字における色変えタイミングなどを記述している。色変えタイミングは各文字に色変えを開始する時点と色変えを終了する時点とを対応付けしたデータであり、音楽に合わせてある文字を発声したり、その文字の色に該当するベルを鳴らす時機に相当する。
音高/色対応表は、所定の音高に所定の色を対応付けしたデータである。図3にその対応表の一例を概略図として示した。
【0022】
<文字色の設定>
中央制御部2は、音楽生成データと歌詞描出データと同期して処理している。すなわち、これらのデータに基づいて、どの歌詞文字に、どのパートのどの伴奏音が対応しているのかを特定することができる。そこで、中央制御部2は各歌詞文字に所定のパートの音高情報を対応付けし、その音高情報に対応付けされている色を前記音高/色対応表により特定する。それによって、歌詞の一文字ごとに所定の色を対応付けする。本実施例では、主旋律パートの音高情報を採用して各文字に所定の色を対応付けしている。
なお、歌詞文字は伴奏音楽よりも先行して表示するので、各文字に対応する主旋律パートの音高情報については、伴奏音楽の生成処理に先立って調査している。
【0023】
<文字間隔>
音長や伴奏音の出力間隔に応じて各文字の間隔(矩形領域の横幅)を調整するために、本実施例では、連続する2文字のそれぞれに対応付けされた伴奏音の発音タイミングの差を取得し、その時間差に応じて文字間隔と矩形領域の横幅を設定する。もちろん、歌詞描出データにおける各文字に対応付けされた色変えタイミングの情報からも各文字に対応付けされた伴奏音の出力間隔が取得できる。
【0024】
<色変え制御>
ベルを鳴らすタイミングを指示するための色変え制御は、各文字の色変えタイミング情報に従って行われる。本実施例では文字間隔が各文字の色変え期間に対応しているので、色変え対象に該当する文字を色変え開始タイミング時点から色変え終了タイミング時点に向けて、ビデオRAMのデータ更新機会ごとに所定ドット数分だけ矩形領域内の色を画面の左から右へ変化させた歌詞画像を順次生成していく。それによって、ある文字の色変え終了タイミング時点で矩形領域内の色が全て初期の色と置換されることになる。
なお文字間隔を調整しない表示形態も採用する場合も考えられる。その場合は、各文字がほぼ同じサイズの矩形領域に表示されることになる。したがって、文各文字に対応する音の長さによって色変え速度を可変制御することになる。
【0025】
===その他の実施例===
音楽療法に適した歌詞描出処理は、上記実施例に示した歌詞画像に限らるものではない。例えば、現在鳴らすべきベルの色をディスプレイ画面の所定領域に順次切り替えて表示することが考えれられる。図4にその一例を示した。この例では、一行分の文字列21bを矩形領域23b内に配置している。なお、上記実施例と同様に、各文字22bの色は音高に従っており、文字間隔24bは音長などに比例している。そして、矩形領域23b内を徐々に色変えてベルを鳴らすタイミングを指示しているのも同様である。しかし、この例では、ある色のベルを鳴らすタイミングになると、画面20bにおける外周領域25の色をその色に一括して切り替えている。なお、図中の歌詞文字「赤」など、一文字に2音以上が対応付けされている場合、の音の数で画面外周25を上下あるいは左右に分割し、ベルを鳴らすタイミングにそれぞれの分割領域を該当の色で着色することとしてもよい。
【0026】
上記実施例では、文字間隔を音楽生成データの音長情報や歌詞描出データの色変えタイミング情報などに基づいて設定している。もちろん、歌詞描出データのレイアウト情報に最初から設定しておくこともできる。
各文字に対応する音高についても、歌詞描出データ中に各文字と音高とを対応付けして記述しておくことも可能である。
【0027】
【発明の効果】
本発明の音楽療法支援装置によれば、音高に応じて色分けした歌詞文字を音楽の進行に合わせて表示することができる。この支援装置を使用してハンドベルによる音楽療法を実施すれば、腕の運動による身体機能の訓練とともに、一音ごとにハンドベルを鳴らすかどうかを判断することによって反射機能も訓練され、より高度な機能維持・回復効果が期待できる。
【0028】
また、各ハンドベル奏者がタイミングよくベル鳴らさないと、ベルによる演奏が途切れてしまう。そのため、団体でのリハビリテーションに不可欠な連帯感を向上させることもできる。
【0029】
さらに、MIDIに代表される音楽生成データとその音楽生成データと同期的に処理される歌詞描出データとを用意するだけで、多種多様な音楽に対応させることができる。そのため、リハビリテーション用の音楽ソフトを素早く低コストで提供することが可能となる。また、多種多様な音楽を提供することで、長期間のリハビリテーションを飽きずに継続させることがでる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における音楽療法支援装置の構成図である。
【図2】上記実施例にて表示出力される歌詞画像の一例を概略図として示している。(A)は歌詞文字列の初期表示状態を示している。(B)(C)は歌詞一文字についての表示状態を示した。(D)は歌詞文字列の色変え表示状態を示している。
【図3】上記実施例にて処理される音高/色対応表の概略構成図である。
【図4】上記実施例にて表示出力される歌詞画像の変更例を概略図として示している。
【図5】音楽療法における歌詞画像の従来例を概略図として示している。(A)(B)はその画像の遷移状態を示している。
【符号の説明】
1 音楽療法支援装置
2 中央制御部
20、20bディスプレイ画面
21、21b 歌詞文字列
22、22b 歌詞文字

Claims (5)

  1. 音楽療法支援装置であって、次の事項(11)〜(15)を充足する。
    (11)複数の楽曲のそれぞれに音楽生成データと歌詞描出データとを対応づけして適宜な記憶資源に格納している。
    (12)任意の楽曲を指定する旨のユーザ入力を受け付けるユーザインタフェースと、このインタフェースにて指定された楽曲の音楽生成データを処理して音楽を音響出力する音楽出力手段と、前記指定楽曲の歌詞描出データを処理して複数の歌詞文字を含んだ適宜な歌詞画像を前記音楽に同期させながらディスプレイに表示する歌詞描出手段とを備える。
    (13)複数の音高のそれぞれに所定の色を対応づけした音高/色対応表を適宜な記憶資源に格納している。
    (14)前記指定楽曲の前記歌詞描出データと前記音楽生成データとに基づいて歌詞一文字ごとに該当の伴奏音の音高を特定するとともに、その音高に対応付けされている色を前記対応表により特定することで 当該色を該当の歌詞文字に対応付けする色特定手段を備える。
    (15)前記歌詞描出手段は、前記複数の歌詞文字の各文字を前記色特定手段によって特定された色によって適宜に着色するとともに、音響出力中の音楽の進行に合わせて歌詞文字列中の位置を指示するための適宜な修飾表現を加味した歌詞画像を生成する。
  2. 請求項1に記載の音楽療法支援装置であって、次の事項(21)を充足する。
    (21)前記色特定手段は、音響出力中の伴奏音の音高に対応する色を特定し、前記歌詞描出手段は、前記ディスプレイの所定領域を前記特定した色によって着色した歌詞画像を生成する。
  3. 請求項1または2に記載の音楽療法支援装置であって、次の事項(31)を充足する。
    (31)前記歌詞描出手段は、前記複数の歌詞文字の各文字間を前記音楽生成データにおける該当の伴奏音の音長に応じて適宜に離間した歌詞画像を生成する。
  4. 請求項1または2に記載の音楽療法支援装置であって、次の事項(41)を充足する。
    (41)前記歌詞描出手段は、前記歌詞描出データの各歌詞文字に対応付けされ、音楽の進行に合わせて歌詞文字列中の位置を指示するタイミング情報に基づき、各文字間を適宜に離間させた歌詞画像を生成する。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、請求項1に記載の事項(14)を次の事項(51)に置換したことを特徴とする音楽療法支援装置。
    (51)前記歌詞描出データの各歌詞文字に音高情報が対応付けされており、この音高情報と前記音高/色対応表とに基づいて、各歌詞文字に所定の色を対応付けする色特定手段を備える。
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