JP3691466B2 - 遠隔操作装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠隔操作装置、特に、ガス栓の開閉及びガス量を調整及び操作するための遠隔操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
操作部と被操作部とをワイヤー等の遠隔操作手段によって連動された形式の遠隔操作装置は、ガス風呂釜や業務用のガス調理器付きテーブル等のガス器具の操作手段として広く利用されている。これら遠隔操作装置は手元の操作部を操作することにより、手元から離れた位置にある被操作部が操作され、前記被操作部が操作されることによってこれに連動してガス器具本体の点火又は消火等の操作が実行される構成となっている。
【0003】
このような遠隔操作装置は、例えば、室外に設置されているガス風呂釜を室内から操作することができるといったような、直接操作しにくい場所に設置されているガス器具を手元で容易に操作することができるようにするものであり、遠隔操作装置を利用することによって使い勝手の良いガス器具を提供することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ガス器具によっては、操作部自体も操作しにくい箇所に設置せざるを得ない場合もある。例えば、店舗用の調理器付きテーブル等の場合がそうであるが、このものの場合、ガス器具本体はテーブルの天板の中心部下方に設置され、これを操作するための被操作部は同じく天板の中心部近傍の下方の前記器具本体の近傍に設置される。そして、これを遠隔操作するための操作部はテーブルの周縁部分であって且つ天板の下方の所定箇所に設置されることが多い。
【0005】
通常、操作部には回動自在な操作つまみが具備されており、前記ガス器具を点火又は消火操作する際には、この操作つまみを手探りで回動操作する必要がある。点火又は消火操作のみであるならば、手探りでも操作は可能であるが、火力を調整したい場合に、所望の火力になるように操作つまみを手探りだけで適切な角度だけ回動操作することは困難である。よって、火力の調整は前記天板の中心下方に設置されている前記ガス器具の炎を覗き込んで目で確認しながら操作つまみを操作しなければならず、操作がやりにくく面倒である。又、微妙な調整を行うためには、天板の下方に潜り込んで操作つまみの位置決めを行わなければならないこともあり、使い勝手が悪い。さらに、手探りで操作つまみを回しているうちに回し過ぎて不用意に消火させてしまうといった不都合もある。
【0006】
本発明は、『操作部の回動操作により、遠隔操作用のワイヤーを介してガス器具を操作する遠隔操作装置』において、目で確認しにくい箇所に前記操作部が設置される場合であっても、手探りの操作だけで、ガス器具の点火、消火はもちろん、火力調整操作を容易に且つ確実に行うことができるようにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
*1項
上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、『前記操作部は、基台と、前記基台の表面に相対回動自在に設けられる操作つまみと、前記基台を貫通し且つ前記操作つまみに対して相対回動阻止状態に連結されると共に前記ワイヤーと連動する第1回動軸とからなり、
前記操作つまみには、前記基台側に開放する収容室が形成されていると共に、前記収容室内には、前記操作つまみの往復回動操作に伴って前記基台の表面上を往復移動する係止ピンと、前記係止ピンを前記基台の表面に押し付ける方向に付勢する付勢手段とが収容されており、
前記係止ピンは前記収容室内で揺動可能に設けられていると共に、前記係止ピンが移動する往路と復路とは異なる円弧に沿って構成されているものとし、
前記往路は始端から終端まで連続する溝部から構成されていると共に、
前記復路は、前記終端に連続する導入溝と、前記始端へ続く円弧に沿って形成された複数の非連続な凹溝とから構成されている』ことである。
【0008】
上記技術的手段は次のように作用する。
操作部を設置させるガス器具の所定箇所に基台を固定させると共に、これに対して操作つまみを回動自在に取り付ける。操作つまみとしては、例えば、器具本体が閉状態(消火状態)にある第1の姿勢と器具本体が開状態(点火状態)となる第2の姿勢との間を回動自在となるように設定されているものでよく、前記操作つまみが手動によって第1の姿勢から第2の姿勢まで回動させられるとき、前記係止ピンは往路としての溝部を、第1付勢手段の付勢力によって前記溝部の底部に押圧されながら、始端から終端まで走行する態様となる。これと同時に、第1回動軸が操作つまみと同方向、同角度回動する。前記第1回動軸の回動に伴ってワイヤーが操作されると共に前記ワイヤーを介してガス器具が操作される構造は一般的な遠隔操作装置の構造が採用可能である。
【0009】
前記係止ピンの往路と復路とは異なる円弧に沿って形成されているが、前記係止ピンは操作つまみ内の収容室内で揺動可能に設けられているから、往路を構成する溝部から復路を構成する導入溝まで揺動することにより移動可能となっている。前記操作つまみを第1の姿勢に戻すには、操作つまみを手で戻り方向に回動させて、前記係止ピンを前記導入溝から強制的に脱出させる。その後、前記係止ピンは復路を構成する円弧に沿って走行し、前記復路上に形成されている各凹溝に到達するたびに第1付勢手段の付勢力によって、前記凹溝に勢い良く落とし込まれる。係止ピンが各凹溝に嵌るときの音及び操作つまみを通じての手の感触によって、操作者は係止ピンが各凹溝に嵌ったことを認識することができる。このように、操作つまみを復帰方向に回動させると、係止ピンは、復路に設けられた凹溝に到達するたびに、第1付勢力の付勢力によって嵌め込まれることとなるので、段階的に往路の始端に戻っていくこととなる。言い換えれば、操作つまみもガス器具を点火させる第1の姿勢から消火させる第2の姿勢まで、段階的に復帰されていくこととなる。
【0010】
*2項
1項において、『前記収容室は、前記係止ピンが前記溝部から前記導入溝へ移動する際に揺動可能となるように前記揺動方向に長い長円形に構成されていると共に、その長辺は、前記係止ピンが前記基台上を往復移動するとき、前記基台との摩擦によって先端が遅れる方向に前記係止ピンが揺動可能となるように、前記操作つまみの半径方向に対して所定角度傾斜するように配設されている』ものでは、前記収容室の周壁が係止ピンの揺動の妨げにならないように、前記収容室の形状及び操作つまみの半径に対する配設姿勢を設定しているから、操作つまみの回動に伴う係止ピンの動きがスムーズとなる。
【0011】
*3項
1項又は2項において、『前記操作部は前記ワイヤーを介して被操作部に連結されており、
前記操作部の前記第1回動軸の他端には前記ワイヤーの一端が巻き付けられる第1プーリーが相対回動阻止状態に連結される構成とし、
前記被操作部は、前記ワイヤーの他端が巻き付けられる第2プーリーと、前記第2プーリーに対して回動阻止状態に連結されると共に前記ガス器具のガス流路を開閉させる閉子に相対回動阻止状態に連結されている第2回動軸と、前記第2回動軸の回転によって弾性変形させられる第2付勢手段とからなり、
前記係止ピンは前記第2付勢手段の付勢力によって前記復路を前記始端へ向かって戻る戻り方向へ付勢されるものとし、
前記凹溝は前記導入溝と同一深さに形成されていると共に前記係止ピンの先端が遊嵌可能な大きさに構成されている』ものでは、前記操作つまみが手動によって前記第1の姿勢から前記第2の姿勢まで回動させられるとき、前記係止ピンは往路としての溝部を、第1付勢手段の付勢力によって前記溝部の底部に押圧されながら、始端から終端まで走行する態様となる。又、これと同時に、第1回動軸が操作つまみと同方向、同角度回動することとなり、前記第1回動軸の回動に伴って第1プーリーが回動することとなる。ワイヤーは、第1プーリーが回動することによって、所定長さ第1プーリーに巻き付けられるように設定しておけば、第1プーリーの回動により、ワイヤーは操作部側へ所定長さ引っ張られることとなる。これにより、前記ワイヤーの他端が巻き付けられている第2プーリーが前記引っ張られた分だけ所定の方向に回動させられる。第2プーリーの回動により、第2回動軸が回動させられ、第2回動軸の回動により、前記器具本体が連動すると共に、第2付勢手段は弾性変形させられることとなる。この時点で、操作つまみから手を離すと、前記第2付勢手段の弾性復帰力によって、各部品は、前記第2回動軸から順にそれぞれ復元方向に回動させられていくこととなる。前記係止ピンは収容室内で揺動することにより、復路の導入溝内に引き込まれると共に、前記第2付勢手段の付勢力によって前記導入溝の戻り方向の先端縁に係止され、それ以上の戻りは阻止される。よって、前記操作つまみから手を離しても、前記器具本体の開状態は維持されることとなる。前記操作つまみを第1の姿勢に戻すには、操作つまみを手で強制的に戻り方向に回動させる。すると、前記係止ピンは、前記第2付勢手段の付勢力も相俟って、前記導入溝から強制的に脱出させられると共に、上記した1項と同様な作用により、段階的に往路の始端に戻っていくこととなる。これに伴って、被操作部の前記第2回動軸も段階的に復帰されていくこととなり、ガス器具本体も段階的に火力が調整されることとなる。
【0012】
*4項
上記3項において、『前記第2付勢手段は、前記第2回動軸の回動に伴ってねじり方向の付勢力が生じるねじりコイルバネとし、前記ねじりコイルバネの一端は固定され、他端は前記第2回動軸の底面の中心よりも偏った位置に接続されている』ものでは、第2回動軸の回動により、前記コイルバネの他端は、ねじり方向に引っ張られることにより、前記ねじりコイルバネは弾性変形させられることとなる。すなわり、コイルの中心の周りにねじりが生じることによって、前記ねじりを復元させる方向に付勢力が働くこととなり、前記第2回動軸以下全ての部品に前記付勢力による回転が与えられ、復元される方向の力が働くこととなる。
【0013】
*5項
上記各項において、『前記係止ピンの先端は球状に形成されていると共に、前記導入溝及び各凹溝の少なくとも前記始端側の内面は、前記係止ピンの先端が係止可能な断面円弧状に形成されている』ものでは、係止ピンが導入溝及び凹溝内に嵌め込まれた状態から、操作つまみを回動させると、前記係止ピンは戻り方向へ移動させられるが、このとき、球状に形成された係止ピンの先端部が導入溝及び凹溝の断面円弧状の内面をその開放端へ向かって上昇していくこととなり、係止ピンを無理なく脱出させることができる。尚、導入溝及び凹溝は、操作つまみを回動させない限り、係止ピンが不用意に脱出しない程度の深さに設定されているものとする。
【0014】
*6項
上記各項において、『前記復路は、前記導入溝と、一定間隔をおいて順次設けられている第1、第2凹溝とから構成されるものとし、
前記係止ピンが前記溝部の始端に位置するとき前記ガス器具の閉子はガス流路に対して閉の状態にあり、
前記操作つまみを回動操作して前記係止ピンを前記溝部の終端から前記導入溝に到達させたとき前記閉子は開となって点火状態となると共に、
その点火地点から前記係止ピンが前記第2付勢手段の付勢力によって前記導入溝内の戻り方向の先端に到達させられたとき強火状態となり、
その状態から操作つまみを戻り方向に回動させることにより前記係止ピンが前記第1凹溝に到達したときが中火状態となり、
さらに、操作つまみを戻り方向に回動させることにより前記係止ピン前記第2凹溝に到達したときが弱火状態となるように、前記第1、第2凹溝の各位置と前記閉子の回動角度との関係が設定されている』ものでは、前記係止ピンが前記溝部の始端から終端に達するまで操作つまみを前記第1の姿勢から第2の姿勢まで一気に回動させることにより、閉子が点火し、その後、第2付勢手段の付勢力によって、前記係止ピンは導入溝に係止されるまで自動的に引き戻される。この状態では、閉子の火力が強火に維持されたままとなる。ガス栓の火力を弱めるためには、操作つまみを前記第1の姿勢へ戻す方向へ回動させ、前記係止ピンを第1凹溝及び第2凹溝に順に嵌め込んでいけば、ガス栓の閉子の回動角度が所定角度ずつ閉方向に近づけていくことができ、火力調節が確実となる。
【0015】
【発明の効果】
本発明は、上記構成であるから次の特有の効果を有する。
操作つまみの回動に伴って往復移動させられる係止ピンを揺動可能とすることにより、往路と復路を異なる円弧に沿って形成することができる。前記係止ピンが、溝部、導入溝、さらには各凹溝の各位置に到達した時点で器具本体の所定の操作が実行されるように設定されていると共に、前記係止ピンが、溝部、導入溝、さらには各凹溝の各位置に到達したことは、前記係止ピンが各溝の底部に当たるときの音及び前記操作つまみを介して手に伝わる感触によって認識できるようにしたから、操作つまみを手探りで操作するだけで、器具本体の操作を目で確認することなく確実に行うことができる。このように、操作つまみの回動角度や器具の操作状況等を目で確認する必要がないから、操作部が、テーブルの下等、目で確認しにくい場所に取り付けられている場合でも、使い勝手の良い遠隔操作装置を提供することができる。
【0016】
さらに上記の効果に加えて、2項においては、操作つまみの回動に伴う係止ピンの所定方向への移動が無理なく行えるようにしたから、操作つまみ自体の回動操作もスムーズに行うことができる上に、操作つまみの往復操作に対して、係止ピンを確実に往路、復路を移動させることができるという効果がある。
【0017】
3項においては、上記1項と同様の効果がある上に、操作部の手探りによる操作によって、被操作部の所望の操作が確実となる。
【0018】
4項においては、第2付勢手段をねじりコイルバネとすることにより、各構成部品全体に強い回転方向の付勢力が与えられることとなる。よって、操作つまみの第1の姿勢から第2の姿勢への回動は困難となり、その逆の、第2の姿勢から第1の姿勢へ戻す方向の回動は容易となる。このことから、不用意に器具本体が点火される不都合が防止できると共に、器具本体の火力の調節は円滑に行えるようになる。よって、器具本体の使用が安全で且つさらに使い勝手の良いものとなる。
【0019】
5項においては、操作つまみの回動によって、係止ピンを各溝から脱出させ易い構成としたから、操作つまみの戻り方向への回動を円滑に行うことができるといった効果がある。
【0020】
6項においては、例えば、業務用の焼肉焼き器に使用した場合に、テーブルの天板の下方に設置されている基台の操作つまみを手探りで操作するだけで、ガス器具の点火、消火の確認はもちろん、火力を強火、中火さらには弱火とする調節は、実際に炎を目で確認したり、天板の下方に入り込んで操作つまみの回動角度を確認したりしなくても確実に認識することができる。よって、使い勝手の良いガス器具を提供することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、上記した本発明の実施の形態を図面に従って詳述する。
本発明の実施の形態の遠隔操作装置は、主に、店舗用焼肉焼き器のガスバーナの点火消火を操作するために利用されるものであり、図1は、ガスバーナ部分を省略した展開図を示している。同図に示すように、本発明の実施の形態の遠隔操作装置は、操作部(A)と被操作部(B)とからなり、両者はワイヤー(W)を介して連結されている。尚、操作部(A)は各テーブルの天板(図示せず)の下方の所定位置に取り付けられ、被操作部(B)は、ガスバーナ(G)に具備されているガス栓の閉子の回動軸(S)と連動可能に連結される。
【0022】
まず、操作部(A)について説明する。
前記ワイヤー(W)の一端は、第1プーリ(1)に巻回されると共に前記第1プーリ(1)は、前記天板の下方部分に取り付けられる取付板(10)の中央に相対回動可能に嵌め込まれて一体となっている。
【0023】
前記第1プーリ(1)の中央には角孔(1a)が形成されており、前記角孔(1a)に、第1回動軸(11)の一端に具備させた第1角軸部(11a)を嵌入させるとともに、前記第1回動軸(11)の他端の第2角軸部(11b)を基台(12)の中央孔(12a)に挿通させる。
【0024】
前記基台(12)は2本のタッピンネジ(13)によって前記取付台(10)と一体に構成され、前記中央孔(12a)から前方へ突出させた状態の前記第2角軸部(11b)に、操作つまみ(14)が相対回動阻止状態に嵌め込まれる。操作つまみ(14)の前方突出部(15)からネジ(16)を差し込んで第1回動軸(11)に螺合させることにより、操作つまみ(14)と前記基台(12)と取付台(10)とが一体となると共に、これら全体に第1回動軸(11)が貫通する態様となる。尚、ネジ(16)の頭部が突出する前方突出部(15)の先端にはラベル(17)が貼着される。
【0025】
操作つまみ(14)は前記基台(12)に対して固定されておらず、又、第1回動軸(11)の両端には、それぞれ第1、第2角軸部(11a)(11b)が設けられて、各々が第1プーリ(1)と操作つまみ(14)とに相対回動阻止状態に取り付けられた構成となっているから、前方突出部(15)を手で持って、操作つまみ(14)を前記基台(12)に対して回動させると、操作つまみ(14)の回動に伴って、第1回動軸(11)が同方向に同角度回動すると共に、第1回動軸(11)の回動に伴って、第1プーリ(1)が同様に回動することとなる。第1プーリ(1)の回動に伴って、ワイヤー(W)は第1プーリ(1)に巻回するように設定しておくことにより、前記ワイヤー(W)は第1プーリ(1)に巻回する長さ分だけ操作部(A)側に引っ張られる態様となる。
【0026】
次に、被操作部(B)について説明する。
ワイヤー(W)の他端は、被操作部(B)の第2プーリ(2)に接続されており、上記した操作部(A)の手順によってワイヤー(W)が操作部(A)側に引っ張られることにより、前記第2プーリ(2)はワイヤー(W)が引っ張られる方向に回動させられる。
【0027】
第2プーリ(2)には、中心に角孔(2a)が形成されていると共に取付板(20)に回動自在に嵌め込まれて一体となっている。前記角孔(2a)には、第2回動軸(21)の一端に具備させた角軸部(21a)が蓋板(22)を介して嵌入されるとともに、第2回動軸(21)の他端の中心から外れた所定位置には、ねじりコイルバネ(23)の自由端(23a)が、スプリングピン(24)によって、抜け止め状態に取り付けら得ているものとする。
【0028】
前記ねじりコイルバネ(23)は、バネケース(25)に収容されていると共に、前記ねじりコイルバネ(23)の他端(23b)は前記バネケース(25)の開放端の所定箇所に前記蓋板(22)と共にネジ止めされる構成となっており、さらに、蓋板(22)の上から、取付板(20)がバネケース(25)の開放端にネジ止めされる。これにより、ねじりコイルバネ(23)を収容させた状態のバネケース(25)の開放端が蓋板(22)と取付板(20)とで閉塞させた態様で、三者は一体となり、これら全体を前記第2回動軸(21)が貫通する態様となる。
【0029】
これにより、前記ワイヤー(W)が操作部(A)側へ引っ張られることにより、第2プーリ(2)が回動し、第2プーリ(2)の回動によって第2回動軸(21)が同方向同角度に回動し、第2回動軸(21)の回動によって、ねじりコイルバネ(23)の自由端(23a)がねじり方向へ弾性変形させられることとなる。
【0030】
尚、第2回動軸(21)の下方には角孔(図示せず)が形成されているものとし、この角孔にガス栓から突出する回動軸(S)が相対阻止状態に嵌め込まれることにより、被操作部(B)とガス栓とは一体となる。そして、第2回動軸(21)の回動に伴って、前記回動軸(S)が所定の方向に所定の角度回動させられることとなり、これによって、ガスバーナ(G)のガス栓の閉子が開閉方向に回動されることとなる。
【0031】
上記した操作部(A)及び被操作部(B)の構成により、操作部(A)の操作つまみ(14)を所定方向に所定角度回動させることにより、ワイヤー(W)を介しての各部の連動機構によって、操作部(A)と離れて設置されているガス栓の閉子が遠隔操作されることとなるのである。
【0032】
この遠隔操作機構についてさらに説明する。
前記基台(12)の表面には、図2に示すように、略C字状の溝部(3)と、溝部(3)よりも中央寄り(以下内側という)に、長円形の第1、第2凹溝(31)(32)が一定の間隔をおいて形成されている。
【0033】
前記溝部(3)の始端(3a)は、溝部(3)の主要部分を構成している円弧よりもやや内側に屈曲させた一端とし、終端(3b)は、同様に、前記円弧よりも内側に屈曲されていると共に、前記溝部(3)と同心で且つその内側に位置する円弧状の導入溝(30)に連続するように形成されている。そして、図2の一点鎖線で示したように、前記導入溝(30)に続く仮想の円弧に沿って、前記第1、第2凹溝(31)(32)がそれぞれ形成されていると共に、前記仮想の円弧の端は、前記溝部(3)の始端(3a)に一致するように設定されている。
【0034】
尚、溝部(3)は後述する係止ピンの往路を構成しており、導入溝(30)と第1、第2凹溝(31)(32)とで、復路を構成している。又、これら各溝は、全て同じ深さに設定されており、長円形に形成されている第1、第2凹溝(31)(32)は、前記復路の進行方向に向かって長円の長辺の先端がやや内側に向いた姿勢で配設されているものとする。
【0035】
これら各溝からなる往路及び復路を走行する係止ピン(4)は、図3に示すように、下端に球体部(40)が設けられていると共に、上部の軸部(42)にコイルバネ(41)が抜け止め状態に巻回された構成となっており、前記球体部(40)は、前記溝部(3)及び第1、第2凹溝(31)(32)内に遊嵌状態に嵌め込まれるように両者の寸法関係は設定されている。
【0036】
これら係止ピン(4)及びコイルバネ(41)は、図4及び図5に示すように、前記操作つまみ(14)の突出部(15)内に下方開放状態に形成した収容室(18)内に収容されているものとする。尚、図4は、操作部(A)の縦断面図であり、図5は操作つまみ(14)のみの底面図を示している。
【0037】
前記収容室(18)の開放端は長円形に形成されており、その長辺の向きは、操作つまみ(14)の半径に略一致、厳密に言えば、前記半径に対して僅かにずれた態様で位置するように配設されており、操作つまみ(14)を点火方向に回動させたときに、前記溝部(3)から導入溝(30)に至る連結溝の向きに略一致するように設定されている。
【0038】
前記コイルバネ(41)は、収容室(18)内に設けられた凸部(19)に外嵌されて固定されており、これに、前記係止ピン(4)の軸部(42)が内嵌する態様で装着されている。これにより、係止ピン(4)は、前記収容室(18)内でその長辺方向に揺動可能となっていると共に、コイルバネ(41)によって、前記係止ピン(4)の球体部(40)は、前記溝部(3)及び第1、第2凹溝(31)(32)の底面を押圧する方向に付勢されているものとする。
【0039】
操作つまみ(14)の回動に伴って、係止ピン(4)も同方向に移動することとなるが、係止ピン(4)の先端の球体部(40)は、前記基台(12)との間に摩擦が生じることによって、操作つまみ(14)の回動よりもやや遅れる態様となる。この遅れる方向に前記係止ピン(4)が揺動可能となるように、前記収容室(18)は、上記したように、前記操作つまみの半径方向に対して所定角度傾斜するように配設されているのである。
又、前記溝部(3)及び第1、第2凹溝(31)(32)のうち、前記復路の進行方向に沿った底面から開放端に至る内面は断面円弧状に形成されているものとする。
【0040】
この実施の形態の遠隔操作装置の使用について説明する。
不使用時においては、前方突出部(15)に貼着させたラベル(17)の三角形状のマーク(17a)の先が、前記基台(12)の表面に設けられた突起部(33)を指す方向に前方突出部(15)が位置させられており、この状態においては、係止ピン(4)の球体部(40)は、前記基台(12)に形成された溝部(3)の始端(3a)内に位置していると共に、前記ワイヤー(W)及びねじりコイルバネ(23)は、それぞれ自然状態に位置している。これが、ガス栓の閉の状態であり、ガスバーナ(G)は消火状態にある。
【0041】
ガスバーナ(G)を点火させるには、操作つまみ(14)を反時計回りに約180度回動させる。これによって、ラベル(17)の前記マーク(17a)の先は下方を示すと共に、係止ピン(4)は、始端(3a)から溝部(3)内を、コイルバネ(41)の付勢力によって前記底面に押し付けられながら走行し、終端(3b)を超えて、前記導入溝(30)に到達する。
【0042】
尚、このときの回動方向は、操作つまみ(14)の底面からみると、図5の矢印(51)の方向であり、又、係止ピン(4)は、収容室(18)のうち外方側に偏って位置する態様となっている。よって、操作つまみ(14)の回動によって、係止ピン(4)の先端の球体部(40)が基台(12)との摩擦によって遅れても、遅れる方向に係止ピン(4)が揺動可能となるように、収容室(18)を構成している長円の向きは、上記したように、操作つまみ(14)の半径に対してややずらした向きとしているのである。
【0043】
又、係止ピン(4)は、操作つまみ(14)に対して収容室(18)内をその長辺方向に揺動可能であると共に、前記収容室(18)の長辺の向きは上記したとおりであるから、前記係止ピン(4)は、前記収容室(18)の長辺に沿って揺動することにより、前記溝部(3)から、溝部(3)とは異なる円弧を構成している導入溝(30)に容易に移行させることができることとなる。
【0044】
そして、操作つまみ(14)の回動に伴って、第1回動軸(11)、第1プーリ(1)が同様に180度回動し、ワイヤー(W)の先端は第1プーリ(1)に巻回させられ、これによって、ワイヤー(W)は所定長さ分、操作部(A)側に引っ張られることとなる。ワイヤー(W)が所定長さ引っ張られることによって、第2プーリ(2),第2回動軸(21)が回動させられ、第2回動軸(21)の回動に伴って、ガス栓の閉子の回動軸(S)が回動し、ガス栓が開の状態となってガスが点火すると同時に、ねじりコイルバネ(23)がねじり方向に弾性変形させられることとなる。
【0045】
このねじりコイルバネ(23)の弾性復帰力によって、操作部(A)及び被操作部(B)の各部品は、順次、復帰方向に回動させられることとなり、操作つまみ(14)も戻り方向に回動させられる。それに伴って、係止ピン(4)は、導入溝(30)内を戻り方向に走行し、導入溝(30)の戻り方向の先端部(30a)に係止ピン(4)の球体部(40)が到達した時点で、球体部(40)が前記先端部(30a)に係止される態様となり、前記回動は強制的に停止させられる。すなわち、前記係止ピン(4)の球体部(40)が各部の回動を停止させるストッパとして機能することとなり、この状態が前記ガス栓の強火状態となり、この状態は維持されることとなる。
【0046】
火力を強火から弱火へと調整したい場合には、前方突出部(15)を持って、操作つまみ(14)を戻り方向に回動させる。
【0047】
導入溝(30)の先端部(30a)及び係止ピン(4)の球体部(40)は共に断面円弧状に構成されているから、係止ピン(4)に、図2の一点鎖線に示した戻り方向への力が作用すると、係止ピン(4)は、コイルバネ(41)を伸縮方向に弾性変形させながら、その球体部(40)を導入溝(30)から脱出させ、前記球体部(40)は前記基台(12)の表面の前記一点鎖線で示した仮想円弧上に位置する態様となる。
【0048】
尚、このときの回動方向は、操作つまみ(14)の底面からみると、図5の矢印(52)の方向であり、又、係止ピン(4)は、収容室(18)のうち、図4に示すように、内方側に偏って位置する態様となっている。
【0049】
そして、操作つまみ(14)のさらなる回動に伴って、係止ピン(4)の球体部(40)が第1凹溝(31)に到達した時点で、前記コイルバネ(41)の付勢力によって、球体部(40)は第1凹溝(31)の底面に向かって勢い良く落とされることとなり、このとき、球体部(40)が前記底面にぶつかってパチンといった比較的大きな音がすると同時に、この位置で操作つまみ(14)の回動に対して負荷がかかる。
【0050】
上記したような前記操作つまみ(14)の戻り方向への回動に伴って、各部品及びガス栓の閉子も戻り方向に回動させられることとなり、前記係止ピン(4)の球体部(40)が第1凹溝(31)に嵌った状態が、ガス栓の中火の状態となるように、前記係止ピン(4)が第1凹溝(31)に嵌め込まれる時の前記操作つまみ(14)の戻り方向への回動角度と閉子の回動角度とは設定されているものとする。
【0051】
この中火状態から、さらに、操作つまみ(14)を戻り方向に回動させると、係止ピン(4)の球体部(40)は第1凹溝(31)を脱出すると共に、第1凹溝(31)と第2凹溝(32)との間の仮想線上を走行し、第2凹溝(32)に到達した時点で、コイルバネ(41)の付勢力によって、第1凹溝(31)の場合と同様に、音を立てながら、係止ピン(4)の球体部(40)が第2凹溝(32)に嵌り込み、この状態がガス栓の弱火状態となるように設定されているものとする。
【0052】
前記仮想円弧は、溝部(3)の始端(3a)に続くように設定されており、操作つまみ(14)を回動させることにより、第2凹溝(32)に嵌め込まれている係止ピン(4)の球体部(40)を強制的に引き出して、前記溝部(3)の始端(3a)に到達させる。この状態にて、ガス栓は閉状態となり、ガスは消火されることとなる。
【0053】
このように、操作つまみ(14)を180度一気に回動させることによって、ガス栓は閉の状態から点火状態となると共に、ねじりコイルバネ(23)の付勢力によって、強制的に強火状態に維持された状態に設定されることとなる。この状態から、操作つまみ(14)を戻り方向に回動させると、係止ピン(4)の球体部(40)が第1凹溝(31)及び第2凹溝(32)、さらには、溝部(3)の始端(3a)に嵌った時点で、パチンという音と、操作つまみ(14)の回動が重くなる手の感触で、火力が中火、弱火に設定されたこと、さらには、消火されたことを認識することができる。
【0054】
第1、第2凹溝(31)(32)は進行方向に沿った長円形に形成されていると共に、前記係止ピン(4)は揺動可能であることから、係止ピン(4)の球体部(40)が第1、第2凹溝(31)(32)に落ち込む際に、進行方向に余裕があり、滑り込むように勢い良く落ちることとなる。このため、係止ピン(4)の先端が第1、第2凹溝(31)(32)に落ち込んだ時に、大きな音を生じさせることができる上に、その位置をはっきりと手の感触で認識することができるのである。
【0055】
尚、係止ピン(4)の球体部(40)が導入溝(30)の先端部(30a)、第1凹溝(31)、第2凹溝(32)、溝部(3)の始端(3a)に嵌り込んだ状態においては、不用意に脱出しないように、各溝の深さ及び、コイルバネ(41)の付勢力は設定されているものとする。又、操作部(A)の各部の回動は、ワイヤー(W)の巻回と被操作部(B)のねじりコイルバネ(23)のねじり方向の変形を伴うものであるから、意識的に回動させない限り、不用意に回動してしまうことがなく、ガス栓が、不用意に開状態になる不都合はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の遠隔操作装置の展開図。
【図2】本発明の実施の形態の遠隔操作装置に採用した基台の表面の説明図。
【図3】本発明の実施の形態の遠隔操作装置に採用した係止ピンの説明図。
【図4】本発明の実施の形態の遠隔操作装置の操作部の断面図。
【図5】本発明の実施の形態の遠隔操作装置に採用した操作つまみの底面図。
【符号の説明】
(A)・・・・操作部
(B)・・・・被操作部
(W) ・・・・ワイヤー
(G) ・・・・器具本体(ガスバーナ)
(1) ・・・・第1プーリ
(11)・・・・第1回動軸
(12)・・・・基台
(14)・・・・操作つまみ
(2) ・・・・第2プーリー
(21)・・・・第2回動軸
(23)・・・・第2付勢手段(ねじりコイルバネ)
(3) ・・・・溝部
(30)・・・・導入溝
(31)(32)・・凹溝
(4) ・・・・係止ピン
(41)・・・・第1付勢手段
Claims (6)
- 操作部の回動操作により、遠隔操作用のワイヤーを介してガス器具を操作する遠隔操作装置において、
前記操作部は、基台と、前記基台の表面に相対回動自在に取り付けられる操作つまみと、前記基台を貫通し且つ前記操作つまみに対して相対回動阻止状態に連結されると共に前記ワイヤーと連動する第1回動軸とからなり、
前記操作つまみには、前記基台側に開放する収容室が形成されていると共に、前記収容室内には、前記操作つまみの往復回動操作に伴って前記基台の表面上を往復移動する係止ピンと、前記係止ピンを前記基台の表面に押し付ける方向に付勢する第1付勢手段とが収容されており、
前記係止ピンは前記収容室内で揺動可能に設けられていると共に、前記係止ピンが移動する往路と復路とは異なる円弧に沿って構成されているものとし、
前記往路は始端から終端まで連続する溝部から構成されていると共に、
前記復路は、前記終端に連続する導入溝と、前記始端へ続く円弧に沿って形成された複数の非連続な凹溝とから構成されていることを特徴とする遠隔操作装置。 - 請求項1に記載の遠隔操作装置において、前記収容室は、前記係止ピンが前記溝部から前記導入溝へ移動する際に揺動可能となるように前記揺動方向に長い長円形に構成されていると共に、その長辺は、前記係止ピンが前記基台上を往復移動するとき、前記基台との摩擦によって先端が遅れる方向に前記係止ピンが揺動可能となるように、前記操作つまみの半径方向に対して所定角度傾斜するように配設されている遠隔操作装置。
- 請求項1又は2に記載の遠隔操作装置において、前記操作部は前記ワイヤーを介して被操作部に連結されており、
前記操作部の前記第1回動軸の他端には前記ワイヤーの一端が巻き付けられる第1プーリーが相対回動阻止状態に連結される構成とし、
前記被操作部は、前記ワイヤーの他端が巻き付けられる第2プーリーと、前記第2プーリーに対して回動阻止状態に連結されると共に前記ガス器具のガス流路を開閉させる閉子に相対回動阻止状態に連結されている第2回動軸と、前記第2回動軸の回転によって弾性変形させられる第2付勢手段とからなり、
前記係止ピンは前記第2付勢手段の付勢力によって前記復路を前記始端へ向かって戻る戻り方向へ付勢されるものとし、
前記凹溝は前記導入溝と同一深さに形成されていると共に前記係止ピンの先端が遊嵌可能な大きさに構成されていることを特徴とする遠隔操作装置。 - 請求項3に記載の遠隔操作装置において、前記第2付勢手段は、前記第2回動軸の回動に伴ってねじり方向の付勢力が生じるねじりコイルバネとし、前記ねじりコイルバネの一端は固定され、他端は前記第2回動軸の底面の中心よりも偏った位置に接続されている遠隔操作装置。
- 請求項1から4のいずれかに記載の遠隔操作装置において、前記係止ピンの先端は球状に形成されていると共に、前記導入溝及び各凹溝の少なくとも前記始端側の内面は、前記係止ピンの先端が係止可能な断面円弧状に形成されている遠隔操作装置。
- 請求項1から5のいずれかに記載の遠隔操作装置において、前記復路は、前記導入溝と、一定間隔をおいて順次設けられている第1、第2凹溝とから構成されるものとし、
前記係止ピンが前記溝部の始端に位置するとき前記ガス器具の閉子はガス流路に対して閉の状態にあり、
前記操作つまみを回動操作して前記係止ピンを前記溝部の終端から前記導入溝に到達させたとき前記閉子は開となって点火状態となると共に、
その点火地点から前記係止ピンが前記第2付勢手段の付勢力によって前記導入溝内の戻り方向の先端に到達させられたとき強火状態となり、
その状態から操作つまみを戻り方向に回動させることにより前記係止ピンが前記第1凹溝に到達したときが中火状態となり、
さらに、操作つまみを戻り方向に回動させることにより前記係止ピン前記第2凹溝に到達したときが弱火状態となるように、前記第1、第2凹溝の各位置と前記閉子の回動角度との関係が設定されている遠隔操作装置。
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