JP3689996B2 - 陰極線管用ファンネルの成形金型および成形方法 - Google Patents
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- C03B11/10—Construction of plunger or mould for making hollow or semi-hollow articles
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- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、略矩形の開口端部を備え、全体的に漏斗状の形状を有する陰極線管用ファンネルの成形金型および該成形金型を使用してファンネルを成形する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりカラー陰極線管に用いるファンネルを成形する場合には、図4に示すようなボトムモールド1、プランジャ2および前記ボトムモールド1の開口部に嵌合または載置したリングモールド3の組み合わせからなる金型を用いて、ボトムモールド1に装填した溶融ガラスをプランジャ2によりプレス成形する方法が採用されている。
【0003】
このような金型でファンネルを成形すると、図5に示すようにその開口部付近の側面に沿って、ボトムモールド1とリングモールド3との嵌合面に溶融ガラスが容易に侵入し、ファンネル4の側周に沿って鋭利な段部5が形成される。すなわち、この段部5は一般にボトムモールド1とリングモールド3との嵌合ずれに伴い、リングモールドの下面の一部により形成され、段部5の上面とファンネルの外側面とにより形成される先端部は、図6のように鋭角となる。
【0004】
これは成形されたファンネルをボトムモールドから取り出すためには、ボトムモールドの開口部付近の成形面はリングモールドを嵌合または載置する上端面に向かってプラスのテーパまたは湾曲面であることが一般に不可欠と考えられていたことによる。ここで、ボトムモールドの開口部付近の成形面がその上端面に向かってプラスとは、かかる成形面と上端面との角度θが90度以上であることをいい、逆にマイナスとはこの角度θが90度以下の鋭角であることをいい、成形面が逆勾配であることを意味する。
【0005】
このように鋭角の先端部を有する段部5を持つファンネルは、成形後の工程でこの先端部が他のものに接触すると、比較的容易にクラックが発生したりまたは欠けを生じ、ファンネル自体の破損を誘発する。
【0006】
さらに、ファンネルの開口端部はパネルと封着するので、この封着部にかかる段部5を有していると、パネルと封着した後パネル表面に帯電防止膜等を形成するためにコート液で処理した場合、コート液がこの段部5に流入して液溜りとなる。その後この液が固化すると、これが原因となってファンネルにクラックが発生する恐れがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、これらの問題がすべてファンネルの開口端部に形成される上記段部の先端部形状に起因することに着目して、この段部の先端部を鋭利でないスムーズな形状にし、この部分からのクラックの発生を防止するとともに、コート液の液溜りが生じないようにしたカラー陰極線管用ファンネルを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の問題を解決すべくなされたものであり、上方に開口部を有する漏斗状のボトムモールドを用いてファンネルを成形する場合、このボトムモールドのリングモールドが嵌合される上端面に連なる開口部付近の成形面をマイナスのテーパまたは湾曲面にして、ファンネルの段部の先端部形状を尖鋭でない緩やかな成形表面に改良したことを特徴とする。
【0009】
本発明では、上記の成形金型を使用してファンネルを成形し、次いでファンネルの内側を強く冷却することによりファンネルの開口端部を内側に変形させた後に、ファンネルを成形金型から取り出すことを特徴とする陰極線管用ファンネルの成形方法をも提供する。
【0010】
本発明において、ボトムモールドは上方に略矩形状の開口部を有し、全体的に漏斗状で内部に中空の成形面が形成されており、前記開口部の上端面はリングモールドが嵌合または載置できるように平坦な面に加工仕上げされている。
【0011】
本発明は、この上端面に連なる開口部付近の成形面をこの上端面に向かって緩やかなマイナスのテーパまたは湾曲面にする。この場合、かかるマイナスの勾配の成形面を設ける範域は、主としてファンネルのサイズにより適宜設定するが、通常は上端面から1〜5mm程度でよい。1mm以下では前記段部の先端形状を所望の形状にし難くなる。上限は本来的には限定を必要としないものの、できるだけ従来の成形金型をそのまま使用し、または加工を少なくする面から、便宜的にこの程度でよい。
【0012】
また、この部分の成形面の形態は、このボトムモールドを使用してファンネルを成形したとき、このファンネルの開口端部にできる前記段部の先端が丁度面取りされたような形状が得られるようにするのが望ましい。
【0013】
本発明はボトムモールドがこのようにマイナスのテーパまたは湾曲面の成形面を有していても、すなわち成形面が逆勾配であっても、成形後のファンネルをボトムモールドから取り出さなければならない。通常はボトムモールドの開口部の成形面が逆勾配になっていると、成形されたファンネルをボトムモールドからスムーズに取り出すことができないが、成形後にプランジャおよびリングモールドを解放してファンネルの内側から冷却すると、その開口端部は全体的収縮して内側に変形する。そして、この変形は、ファンネルの解放された開口端部において大きい。
【0014】
そこで、本発明はボトムモールドのマイナスのテーパまたは湾曲面からなる成形面を、ファンネルのかかる収縮の範囲以内で形成する。これにより、ボトムモールドの開口部付近の成形面が逆勾配であっても、成形されたファンネルを内側から冷却してその開口端部を内側に収縮変形させた後であれば、従来と同様にボトムモールドからファンネルを取り出すことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係るカラー陰極線管用ファンネルの成形金型の実施例を図面にしたがって説明する。
【0016】
図1は、ファンネルの成形金型の使用状態における部分拡大断面図である。図において1は全体的に漏斗状のボトムモールドで、その内部に成形面7を有している。3はこのボトムモールドの上端面6に載置したリングモールドであり、ファンネル4はボトムモールド1に充填した溶融ガラスをプランジャ2によりプレスし成形される。ボトムモールドの前記上端面6に連なる開口部付近の成形面は、図から明かなようにマイナスの湾曲面8により形成されており、型のこの部分は逆勾配の壁面となっている。
【0017】
このボトムモールド1を用いて成形されるファンネル4には、その開口端部にボトムモールド1とリングモールド3との嵌合部により段部5ができるが、その先端部の形状はボトムモールド1の前記マイナスの湾曲面8により緩やかな曲面に成形される。
【0018】
図2は他の実施態様を示したもので、図1のマイナスの湾曲面8の代わりに逆テーパ9により、ボトムモールドの開口部付近の成形面を形成している。このように逆テーパにすれば、ファンネル4の前記段部5の先端形状は従来の尖鋭な段部を糸面取りしたような形状になる。
【0019】
このような金型を使用してファンネル4を成形した場合、このファンネル4をボトムモールド1から取り出すことが実質的に困難であったり、または取り出すときファンネル4の側面部に傷がつき易くなる。これは、ファンネル4を取り出す際に、ボトムモールド1の開口部付近に形成したこれらのマイナスの湾曲面8またはテーパ9が、該ファンネルの外側面に接触し易いからである。
【0020】
ファンネル4を傷つけることなくボトムモールド1から取り出すために、本発明はプランジャ2およびリングモールド3を解放した後、ファンネル4の内面側を空冷等で冷却し、その結果ファンネル4の肉厚方向に生じる温度差により、図3のようにファンネル4の開口端部11を内側方向に変形せしめてから行う。このときボトムモールド1のマイナスの湾曲面8は、あらかじめこの変形幅より小さくしてあるので、ファンネル4を傷つけることなく容易にボトムモールド1から取り出すことができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように構成しているので、ファンネルを成形金型と接触しない状態で取り出すことが可能となり、成形時の傷を防止できる。また、この成形金型で成形した場合でも、金型嵌合に伴う段部は形成されるが、この段部は極めて緩やかな湾曲面を有するものとなるので、後工程で接触等によるクラックの防止が可能である。さらにこのような段部形状により、ファンネルをパネルと封着した後にパネル表面をコート液で処理した場合でも前記段部に液溜りが生じにくくなるので、かかる液溜りに起因するクラックまたは破損が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る金型でファンネルを成形したときの金型の部分拡大断面図。
【図2】本発明の他の実施例に係る金型の部分拡大断面図。
【図3】図1のリングモールドを離脱した後ファンネルの内側からの冷却により、ファンネルの開口端部が内側に収縮変形した時の部分拡大断面図。
【図4】従来の金型によるファンネル成形の断面図。
【図5】図4の金型の開口部における部分拡大断面図。
【図6】従来の金型で成形されたファンネルの開口端部の部分断面図。
【符号の説明】
1:ボトムモールド
2:プランジャ
3:リングモールド
4:ファンネル
5:段部
6:上端面
【発明の属する技術分野】
本発明は、略矩形の開口端部を備え、全体的に漏斗状の形状を有する陰極線管用ファンネルの成形金型および該成形金型を使用してファンネルを成形する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりカラー陰極線管に用いるファンネルを成形する場合には、図4に示すようなボトムモールド1、プランジャ2および前記ボトムモールド1の開口部に嵌合または載置したリングモールド3の組み合わせからなる金型を用いて、ボトムモールド1に装填した溶融ガラスをプランジャ2によりプレス成形する方法が採用されている。
【0003】
このような金型でファンネルを成形すると、図5に示すようにその開口部付近の側面に沿って、ボトムモールド1とリングモールド3との嵌合面に溶融ガラスが容易に侵入し、ファンネル4の側周に沿って鋭利な段部5が形成される。すなわち、この段部5は一般にボトムモールド1とリングモールド3との嵌合ずれに伴い、リングモールドの下面の一部により形成され、段部5の上面とファンネルの外側面とにより形成される先端部は、図6のように鋭角となる。
【0004】
これは成形されたファンネルをボトムモールドから取り出すためには、ボトムモールドの開口部付近の成形面はリングモールドを嵌合または載置する上端面に向かってプラスのテーパまたは湾曲面であることが一般に不可欠と考えられていたことによる。ここで、ボトムモールドの開口部付近の成形面がその上端面に向かってプラスとは、かかる成形面と上端面との角度θが90度以上であることをいい、逆にマイナスとはこの角度θが90度以下の鋭角であることをいい、成形面が逆勾配であることを意味する。
【0005】
このように鋭角の先端部を有する段部5を持つファンネルは、成形後の工程でこの先端部が他のものに接触すると、比較的容易にクラックが発生したりまたは欠けを生じ、ファンネル自体の破損を誘発する。
【0006】
さらに、ファンネルの開口端部はパネルと封着するので、この封着部にかかる段部5を有していると、パネルと封着した後パネル表面に帯電防止膜等を形成するためにコート液で処理した場合、コート液がこの段部5に流入して液溜りとなる。その後この液が固化すると、これが原因となってファンネルにクラックが発生する恐れがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、これらの問題がすべてファンネルの開口端部に形成される上記段部の先端部形状に起因することに着目して、この段部の先端部を鋭利でないスムーズな形状にし、この部分からのクラックの発生を防止するとともに、コート液の液溜りが生じないようにしたカラー陰極線管用ファンネルを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の問題を解決すべくなされたものであり、上方に開口部を有する漏斗状のボトムモールドを用いてファンネルを成形する場合、このボトムモールドのリングモールドが嵌合される上端面に連なる開口部付近の成形面をマイナスのテーパまたは湾曲面にして、ファンネルの段部の先端部形状を尖鋭でない緩やかな成形表面に改良したことを特徴とする。
【0009】
本発明では、上記の成形金型を使用してファンネルを成形し、次いでファンネルの内側を強く冷却することによりファンネルの開口端部を内側に変形させた後に、ファンネルを成形金型から取り出すことを特徴とする陰極線管用ファンネルの成形方法をも提供する。
【0010】
本発明において、ボトムモールドは上方に略矩形状の開口部を有し、全体的に漏斗状で内部に中空の成形面が形成されており、前記開口部の上端面はリングモールドが嵌合または載置できるように平坦な面に加工仕上げされている。
【0011】
本発明は、この上端面に連なる開口部付近の成形面をこの上端面に向かって緩やかなマイナスのテーパまたは湾曲面にする。この場合、かかるマイナスの勾配の成形面を設ける範域は、主としてファンネルのサイズにより適宜設定するが、通常は上端面から1〜5mm程度でよい。1mm以下では前記段部の先端形状を所望の形状にし難くなる。上限は本来的には限定を必要としないものの、できるだけ従来の成形金型をそのまま使用し、または加工を少なくする面から、便宜的にこの程度でよい。
【0012】
また、この部分の成形面の形態は、このボトムモールドを使用してファンネルを成形したとき、このファンネルの開口端部にできる前記段部の先端が丁度面取りされたような形状が得られるようにするのが望ましい。
【0013】
本発明はボトムモールドがこのようにマイナスのテーパまたは湾曲面の成形面を有していても、すなわち成形面が逆勾配であっても、成形後のファンネルをボトムモールドから取り出さなければならない。通常はボトムモールドの開口部の成形面が逆勾配になっていると、成形されたファンネルをボトムモールドからスムーズに取り出すことができないが、成形後にプランジャおよびリングモールドを解放してファンネルの内側から冷却すると、その開口端部は全体的収縮して内側に変形する。そして、この変形は、ファンネルの解放された開口端部において大きい。
【0014】
そこで、本発明はボトムモールドのマイナスのテーパまたは湾曲面からなる成形面を、ファンネルのかかる収縮の範囲以内で形成する。これにより、ボトムモールドの開口部付近の成形面が逆勾配であっても、成形されたファンネルを内側から冷却してその開口端部を内側に収縮変形させた後であれば、従来と同様にボトムモールドからファンネルを取り出すことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係るカラー陰極線管用ファンネルの成形金型の実施例を図面にしたがって説明する。
【0016】
図1は、ファンネルの成形金型の使用状態における部分拡大断面図である。図において1は全体的に漏斗状のボトムモールドで、その内部に成形面7を有している。3はこのボトムモールドの上端面6に載置したリングモールドであり、ファンネル4はボトムモールド1に充填した溶融ガラスをプランジャ2によりプレスし成形される。ボトムモールドの前記上端面6に連なる開口部付近の成形面は、図から明かなようにマイナスの湾曲面8により形成されており、型のこの部分は逆勾配の壁面となっている。
【0017】
このボトムモールド1を用いて成形されるファンネル4には、その開口端部にボトムモールド1とリングモールド3との嵌合部により段部5ができるが、その先端部の形状はボトムモールド1の前記マイナスの湾曲面8により緩やかな曲面に成形される。
【0018】
図2は他の実施態様を示したもので、図1のマイナスの湾曲面8の代わりに逆テーパ9により、ボトムモールドの開口部付近の成形面を形成している。このように逆テーパにすれば、ファンネル4の前記段部5の先端形状は従来の尖鋭な段部を糸面取りしたような形状になる。
【0019】
このような金型を使用してファンネル4を成形した場合、このファンネル4をボトムモールド1から取り出すことが実質的に困難であったり、または取り出すときファンネル4の側面部に傷がつき易くなる。これは、ファンネル4を取り出す際に、ボトムモールド1の開口部付近に形成したこれらのマイナスの湾曲面8またはテーパ9が、該ファンネルの外側面に接触し易いからである。
【0020】
ファンネル4を傷つけることなくボトムモールド1から取り出すために、本発明はプランジャ2およびリングモールド3を解放した後、ファンネル4の内面側を空冷等で冷却し、その結果ファンネル4の肉厚方向に生じる温度差により、図3のようにファンネル4の開口端部11を内側方向に変形せしめてから行う。このときボトムモールド1のマイナスの湾曲面8は、あらかじめこの変形幅より小さくしてあるので、ファンネル4を傷つけることなく容易にボトムモールド1から取り出すことができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように構成しているので、ファンネルを成形金型と接触しない状態で取り出すことが可能となり、成形時の傷を防止できる。また、この成形金型で成形した場合でも、金型嵌合に伴う段部は形成されるが、この段部は極めて緩やかな湾曲面を有するものとなるので、後工程で接触等によるクラックの防止が可能である。さらにこのような段部形状により、ファンネルをパネルと封着した後にパネル表面をコート液で処理した場合でも前記段部に液溜りが生じにくくなるので、かかる液溜りに起因するクラックまたは破損が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る金型でファンネルを成形したときの金型の部分拡大断面図。
【図2】本発明の他の実施例に係る金型の部分拡大断面図。
【図3】図1のリングモールドを離脱した後ファンネルの内側からの冷却により、ファンネルの開口端部が内側に収縮変形した時の部分拡大断面図。
【図4】従来の金型によるファンネル成形の断面図。
【図5】図4の金型の開口部における部分拡大断面図。
【図6】従来の金型で成形されたファンネルの開口端部の部分断面図。
【符号の説明】
1:ボトムモールド
2:プランジャ
3:リングモールド
4:ファンネル
5:段部
6:上端面
Claims (3)
- 上方に開口部を有する漏斗状のボトムモールドであって、前記開口部はリングモールドが嵌合される上端面を具備し、該上端面に連なる前記開口部付近のボトムモールドの成形面が、マイナスのテーパまたは湾曲面であることを特徴とする陰極線管用ファンネルの成形金型。
- 前記マイナスのテーパまたは湾曲面が、前記上端面から1〜5mmの範囲に設けられていることを特徴とする請求項1記載の陰極線管用ファンネルの成形金型。
- 請求項1または請求項2記載の成形金型を使用してファンネルを成形し、次いでファンネルの内側を冷却することによりファンネルの開口端部を内側に変形させた後に、ファンネルを前記成形金型から取り出すことを特徴とする陰極線管用ファンネルの成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24372396A JP3689996B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 陰極線管用ファンネルの成形金型および成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24372396A JP3689996B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 陰極線管用ファンネルの成形金型および成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1087336A JPH1087336A (ja) | 1998-04-07 |
JP3689996B2 true JP3689996B2 (ja) | 2005-08-31 |
Family
ID=17108041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24372396A Expired - Fee Related JP3689996B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 陰極線管用ファンネルの成形金型および成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3689996B2 (ja) |
-
1996
- 1996-09-13 JP JP24372396A patent/JP3689996B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1087336A (ja) | 1998-04-07 |
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