JP3689178B2 - 建材用透湿・防水性シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、透湿性とともに防水性を有する建材用シートに係り、さらに釘を用いて釘打ちによる取り付け後、その部分からの漏水を防止することができる、優れた釘打ち漏水防水性を有し、壁材の最外装や屋根下地用等の建築用材料として好適に使用することができる建材用透湿・防水性シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、壁材の最外装や屋根下地用等に使用される建築用材料として、(a)アスファルト等を不織布含浸したシート、(b)充填剤を添加したオレフィン系樹脂等からなるシートを延伸して得られる微細な孔部を有する多孔質シート及び、(c)不織布等が知られている。しかしながら、上記(a)のシートは、防水性や釘打ち後の釘穴防水性は優れているが、透湿性がないため、内部からの湿気がシートで遮断され下地の板材を腐らせるという問題点があった。また、(b)のシート及び(c)の不織布については、シートや不織布の孔径を制御することにより防水性と透湿性を満足させることはできるが、釘穴防水性に劣るという問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、釘打ち部分からの漏水を防止することができる、優れた釘穴防水性を有し、壁材の最外装や屋根下地用等の建築用材料として好適に使用することができる建材用透湿・防水性シートを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するものであって、請求項の発明は、直径220〜1000μmで孔密度が5〜100個/cmの細孔を穿孔してなるエチレン成分とプロピレン成分のモル比が10:90〜70:30のエチレン−プロピレンゴムとポリプロピレンの共重合体100〜40重量%と、エチレン−プロピレン共重合体ゴム0〜60重量%を含有する組成物からなるシートに、微多孔シートを積層したことを特徴とする。さらに請求項の発明は、直径220〜1000μmで孔密度が5〜100個/cmの細孔を穿孔してなるエチレン成分とプロピレン成分のモル比が10:90〜70:30のエチレン−プロピレンゴムとポリプロピレンの共重合体100〜40重量%と、エチレン−プロピレン共重合体ゴム0〜60重量%を含有する組成物からなるシートに、通気度が70cc/cm 秒以下の不織布を積層したことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明する。
本発明で使用されるエチレン−プロピレンゴムとポリプロピレンの共重合体
(以下「EPRPP」という)は、エチレン成分とプロピレン成分ととの混合比を調整してエチレン−プロピレンゴムとポリプロピレンとを同時に重合したもので、最終的にはエチレン−プロピレンゴム(EPR)とポリプロピレン(PP)が共重合した構造となっている。本発明のEPRPPは、エチレン成分とプロピレン成分のモル比が10:90〜70:30の範囲としてあり、カレンダー成形法等による釘穴防止性の点から、好ましくは20:80〜60:40の範囲である。また、EPRPPは、JISK6758に定められたメルトフローレートが0.1〜1.5g/分、JIS K7203に定められた曲げ弾性率が1500〜4000kg/cm2 のものが好適に使用できる。
【0006】
本発明に用いられるエチレン−プロピレン共重合体ゴムは、エチレン成分とプロピレン成分のモル比が50:50〜90:10の範囲のものが好ましく、さらに好ましくは70:30〜80:20の範囲のものである。このエチレン−プロピレン共重合体ゴムは、非共役ジエン、例えばジシクロペンタジエン、エチリデンノルボルネン、ビニルノルボルネン等が1種又は2種以上共重合されたエチレン−プロピレン−ジエン共重合体を用いても良い。エチレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴムのヨウ素価は、0〜30が好ましい。
【0007】
本発明においては、EPRPPに、エチレン−プロピレン共重合体ゴムを0〜60重量%,好ましくは20〜40重量%を配合した組成物を用い、これをカレンダー成形等によりシート状に作製する。上記配合割合が60重量%を越えると、良好な釘穴防止性が得られず、かつカレンダー成形性が低下してピンホール等が発生しやすく、良好なシートが得られない。
【0008】
上記シートには、透湿性と防水性の両特性を付与するために特定の細孔を穿設してあり、細孔の直径は40〜200μmで孔密度が5〜100個/cm2 の範囲とする。この細孔の直径の測定法は電子顕微鏡による拡大写真により各細径の長径を測定し、その平均径とする。細径の直径が40μm未満では、透湿性に劣り、また穿孔しずらいという問題点があり、200μmを越えると防水性が劣るという問題がある。孔密度が5個/cm2 未満では透湿性に劣り、100個/cm2 を越えると穿孔しずらいという問題がある。
【0009】
上記シートに細孔を設ける方法としては、針等による機械的な穿孔法により設ければ良く、上記シートのような曲げ弾性率を有するシートでは、機械的な穿孔による破壊は少なく、圧縮による変形が大きいため、針等を引き抜いたとき、圧縮変形が解放されて小さい孔径の細孔が得られやすい。
【0010】
次に、請求項の発明においては、さらに優れた透湿性を要求れる分野で使用することができるものであって、上記シートに穿孔する細孔の直径を220〜1000μmで孔密度が5〜100個/cm2 の範囲とする。細孔の直径が1000μmを越えると、防水性と釘穴防水性に劣るという問題がある。また、請求項の発明においては、上記穿孔したシートに微多孔シートを積層してあり、防水性を改良することができる。微多孔シートとしては、微細な孔部を有するものであり、孔部の直径は通常1〜100μm程度のものが、防水性と透湿性に優れており好ましい。
【0011】
このような微多孔シートの製造法としては、種々の方法が知られており、例えば充填剤を添加したオレフィン系樹脂等からなるシートを延伸して得る方法、合成樹脂シートにレーザーイオンビームを照射する方法等により製造する。微多孔シートの厚みはとくに限定されないが、製造上から30〜200μmのものを好適に使用することができる。上記シートと微多孔シートとの積層方法としては、熱融着法又は接着剤による積層等の方法により、全面積層であっても、部分的な接着であっても良い。
【0012】
更に、請求項の発明においては、優れた防水性を要求れる分野で使用することができるものであって、細孔の直径を220〜1000μmで孔密度が5〜100個/cmの範囲としたシートに、通気度が70cc/cm秒以下の不織布を積層したことを特徴としており、これにより防水性を改良することができる。不織布としては、湿式不織布、乾式不織布、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布等があり、素材としてはアクリル系、ナイロン系、ポリエステル系、ポリオレフィン系等が挙げられる。上記シートと通気度が70cc/cm 秒以下の不織布との積層方法としては、熱融着法又は接着剤による積層等の方法により、全面積層であっても、部分的な接着であっても良い。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
(実施例1)
エチレン成分とプロピレン成分のモル比が50:50のEPRPP(三菱化学(株)製、商品名SPX9830)を40重量%と、エチレン−プロピレン共重合体ゴム(日本合成ゴム(株)製、商品名EP181SP)を60重量%の割合で配合した組成物を、ロール温度150〜175℃で圧延し、厚み500μmのシートを得た。得られたシートを用いて針により直径150μmの細孔を10個/cm2 の孔密度で形成した。
(実施例2)
エチレン成分とプロピレン成分のモル比が65:35のEPRPP(ハイモント/昭和電工(株)製、商品名ProFax KS−081P)を40重量%と、エチレン−プロピレン共重合体ゴム(エクソン化学(株)製商品名VISTALON VL−3708P)を60重量%の割合で配合した組成物を、ロール温度150〜175℃で圧延し、厚み500μmのシートを得た。得られたシートを用いて針により直径150μmの細孔を10個/cm2 の孔密度で形成した。
(実施例3)
実施例1においてEPRPPを70重量%とし、エチレン−プロピレン共重合体ゴムを30重量%とした以外は実施例1に同じ
(実施例4)
実施例1においてEPRPPを100重量%とし、エチレン−プロピレン共重合体ゴムを0重量%とした以外は実施例1に同じ
(実施例5)
実施例3において直径40μmの細孔を5個/cm2 の孔密度で形成した以外は実施例3に同じ
(実施例6)
実施例3において直径40μmの細孔を50個/cm2 の孔密度で形成した以外は実施例3に同じ
(実施例7)
実施例3において直径40μmの細孔を100個/cm2 の孔密度で形成した以外は実施例3に同じ
(実施例8)
実施例3において直径200μmの細孔を10個/cm2 の孔密度で形成した以外は実施例3に同じ
(比較例1)
実施例1においてEPRPPを30重量%とし、エチレン−プロピレン共重合体ゴムを70重量%とした以外は実施例1に同じ
(比較例2)
実施例3において直径300μmの細孔を10個/cm2 の孔密度で形成した以外は実施例3に同じ
(比較例3)
実施例3において直径500μmの細孔を10個/cm2 の孔密度で形成した以外は実施例3に同じ
(比較例4)
実施例3において直径1000μmの細孔を10個/cm2 の孔密度で形成した以外は実施例3に同じ
(比較例5)
実施例3において直径1000μmの細孔を10個/cm2 の孔密度で形成した以外は実施例3に同じ
上記のシートについて、
(1)透湿度 : JIS Z 0208に準拠し、温度40℃、湿度90%RHで測定した。(g/m2 24hr)
(2)防水性 : 建研式防水試験法(建設省建築研究所)に準拠して防水性の有無を判定した。
(3)釘穴防水性 : 直径3mmの釘を打ったシートを建研式防水試験法に準拠して防水性の有無を判定した。
(4)釘穴防水耐久性: 直径3mmの釘を打ったシートに80〜−20℃のヒートサイクル処理を50サイクル行った後、上記釘穴防水性と同様に防水性の有無を判定した。
の項目について評価し、評価結果を表1に示す。防水性、釘穴防水性、釘穴防水耐久性については、漏水無の場合に○、漏水有の場合に×を付した。
【0014】
【表1】
Figure 0003689178
表1から、エチレン成分とプロピレン成分のモル比が10:90〜70:30のEPRPP100〜40重量%と、エチレン−プロピレン共重合体ゴム0〜60重量%を含有する組成物からなるシートに直径40〜200μmで孔密度が5〜100個/cm2 の細孔を穿孔したものは、透湿性、防水性、釘穴防水性、釘穴防水耐久性に優れていることが分かる。これに対し、EPRPPを30重量%とし、エチレン−プロピレン共重合体ゴムを70重量%とした比較例1や、細孔の直径が200μmを越える比較例2〜5では、防水性、釘穴防水性、釘穴防水耐久性のいずれかがが劣ることが分かる。
【0015】
(実施例9)
エチレン成分とプロピレン成分のモル比が50:50のEPRPP(三菱化学(株)製、商品名SPX9830)を70重量%と、エチレン−プロピレン共重合体ゴム(日本合成ゴム(株)製、商品名EP181SP)を30重量%の割合で配合した組成物を、ロール温度150〜175℃で圧延し、厚み500μmのシートを得た。得られたシートを用いて針により直径300μmの細孔を10個/cm2 の孔密度で形成した。このシートに厚みが100μmの微多孔シート((株)トクヤマ製、商品名NFシート)を150℃で熱融着法により接着して積層シートを得た。
(実施例10)
エチレン成分とプロピレン成分のモル比が65:35のEPRPP(ハイモント/昭和電工(株)製、商品名ProFax KS−081P)を70重量%と、エチレン−プロピレン共重合体ゴム(エクソン化学(株)製商品名VISTALON VL−3708P)を30重量%の割合で配合した組成物を、ロール温度150〜175℃で圧延し、厚み500μmのシートを得た。得られたシートを用いて針により直径300μmの細孔を10個/cm2 の孔密度で形成した。このシートに厚みが100μmの微多孔シート((株)トクヤマ製、商品名NFシート)を150℃で熱融着法により接着して積層シートを得た。
(実施例11)
実施例9において直径500μmの細孔を10個/cm2 の孔密度で形成した以外は実施例9に同じ
(実施例12)
実施例9において直径1000μmの細孔を10個/cm2 の孔密度で形成した以外は実施例9に同じ
(比較例6)
実施例9において直径2000μmの細孔を10個/cm2 の孔密度で形成した以外は実施例9に同じ
上記のシートについて、上記の透湿度、防水性、釘穴防水性、釘穴防水耐久性の項目について評価し、評価結果を表2に示す。防水性、釘穴防水性、釘穴防水耐久性については、漏水無の場合に○、漏水有の場合に×を付した。
【0016】
【表2】
Figure 0003689178
表2から、直径220〜1000μmで孔密度が5〜100個/cm2 の細孔を穿孔してなるエチレン成分とプロピレン成分のモル比が10:90〜70:30のEPRPP100〜40重量%と、エチレン−プロピレン共重合体ゴム0〜60重量%を含有する組成物からなるシートに、微多孔シートを積層したものは、透湿性、防水性、釘穴防水性、釘穴防水耐久性に優れていることが分かる。これに対し、細孔の直径が1000μmを越える比較例6では、釘穴防水性、釘穴防水耐久性が劣ることが分かる。
【0017】
(実施例13)
エチレン成分とプロピレン成分のモル比が50:50のEPRPP(三菱化学(株)製、商品名SPX9830)を70重量%と、エチレン−プロピレン共重合体ゴム(日本合成ゴム(株)製、商品名EP181SP)を30重量%の割合で配合した組成物を、ロール温度150〜175℃で圧延し、厚み500μmのシートを得た。得られたシートを用いて針により直径300μmの細孔を10個/cm2 の孔密度で形成した。このシートに通気度が8cc/cm2 秒で目付量100g/m2 のポリプロピレン系メルトフロー不織布(三井石油化学工業(株)製、商品名シンテックスMB V3100NIE)を150℃で熱融着法により接着して積層シートを得た。
(実施例14)
エチレン成分とプロピレン成分のモル比が65:35のEPRPP(ハイモント/昭和電工(株)製、商品名ProFax KS−081P)を70重量%と、エチレン−プロピレン共重合体ゴム(エクソン化学(株)製商品名VISTALON VL−3708P)を30重量%の割合で配合した組成物を、ロール温度150〜175℃で圧延し、厚み500μmのシートを得た。得られたシートを用いて針により直径300μmの細孔を10個/cm2 の孔密度で形成した。このシートに通気度が8cc/cm 2 秒で目付量100g/m2 のポリプロピレン系メルトフロー不織布(三井石油化学工業(株)製、商品名シンテックスMB V3100NIE)を150℃で熱融着法により接着して積層シートを得た。
(実施例15)
実施例14において直径500μmの細孔を10個/cm2 の孔密度で形成した以外は実施例14に同じ
(実施例16)
実施例14において直径1000μmの細孔を10個/cm2 の孔密度で形成した以外は実施例14に同じ
(比較例7)
実施例14において直径2000μmの細孔を10個/cm2 の孔密度で形成した以外は実施例14に同じ
上記のシートについて、上記の透湿度、防水性、釘穴防水性、釘穴防水耐久性の項目について評価し、評価結果を表3に示す。防水性、釘穴防水性、釘穴防水耐久性については、漏水無の場合に○、漏水有の場合に×を付した。
【0018】
【表3】
Figure 0003689178
表3から、直径220〜1000μmで孔密度が5〜100個/cm2 の細孔を穿孔してなるエチレン成分とプロピレン成分のモル比が10:90〜70:30のEPRPP100〜40重量%と、エチレン−プロピレン共重合体ゴム0〜60重量%を含有する組成物からなるシートに、通気度が70cc/cm2 秒以下の不織布を積層したものは、透湿性、防水性、釘穴防水性、釘穴防水耐久性に優れていることが分かる。これに対し、孔径が1000μmを越える比較例7では、釘穴防水性、釘穴防水耐久性が劣ることが分かる。
【0019】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、釘打ち部分からの漏水を防止することができる、優れた釘打ち漏水防水性を有し、壁材の最外装や屋根下地用等の建築用材料として好適に使用することができる等の利点がある。

Claims (2)

  1. 直径220〜1000μmで孔密度が5〜100個/cm の細孔を穿孔してなるエチレン成分とプロピレン成分のモル比が10:90〜70:30のエチレン−プロピレンゴムとポリプロピレンの共重合体100〜40重量%と、エチレン−プロピレン共重合体ゴム0〜60重量%を含有する組成物からなるシートに、微多孔シートを積層したことを特徴とする建材用透湿・防水性シート。
  2. 直径220〜1000μmで孔密度が5〜100個/cmの細孔を穿孔してなるエチレン成分とプロピレン成分のモル比が10:90〜70:30のエチレン−プロピレンゴムとポリプロピレンの共重合体100〜40重量%と、エチレン−プロピレン共重合体ゴム0〜60重量%を含有する組成物からなるシートに、通気度が70cc/cm2 秒以下の不織布を積層したことを特徴とする建材用透湿・防水性シート。
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