JP3688903B2 - 携帯型ラジオ聴取状況記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はラジオの聴取率調査の分野に関し、特に携帯型のラジオ聴取状況記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ラジオの聴取率調査は自宅内に設置されたラジオを対象として一般に実施されてきた。しかし、最近においては、自宅のみならず、自動車内,電車内,喫茶店,キャンプ場などの自宅外でラジオを聞く機会が増えている。このため、自宅の内外を問わず、また聴取しているラジオが自己のものか他人のものかを問わず、ラジオの聴取状況を調査する重要性が高まっている。
【0003】
ラジオの聴取状況を調査する代表的な方法に、日記式と呼ばれる方法がある。この方法では、調査会社が調査員を通じて多数のサンプル対象者に調査シートを配布し、調査を依頼する。サンプル対象者は、調査期間中に聴取した聴取局名,聴取開始日時および終了日時等を調査シートに筆記具で記入する。調査期間終了後、調査シートは調査員を通じて調査会社に回収される。調査会社においては多数のサンプル対象者のラジオ聴取状況を統計処理し、各ラジオ放送局の聴取率等を算出する。
【0004】
他方、特定のラジオについては、その聴取状況を機械的に検出する技術が幾つか提案されている。例えば、特開平7−327017号公報には、カーラジオのスピーカから流れる音声と予め準備した基準ラジオで独自に再生した音声とを、基準ラジオの選局を逐次変更しながら比較することで、カーラジオの聴取局を特定してメモリに記録する技術が記載されている。このような技術は、或る特定のラジオを対象とした聴取状況の調査には役立つが、本発明が前提とするような、不特定のラジオを対象としたラジオ聴取状況の調査には適用できない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したようにサンプル対象者が接する不特定のラジオを対象としたラジオ聴取状況の調査は、日記式に頼っているのが現状である。しかし、現行の日記式による調査方法には以下に述べるような各種の問題点がある。
【0006】
一つは、サンプル対象者のラジオ聴取状況が調査シートという紙に記入されているため、コンピュータによって統計処理する場合、各調査シートに記入されたラジオ聴取状況を読み取って全て電子化する必要があり、集計過程に多くの労力を要することである。
【0007】
他の問題点は、サンプル対象者が時計を持っていない場合、聴取開始日時や聴取終了日時を時,分まで正確に記入することができないことである。
【0008】
他の問題点は、ラジオ聴取状況を誤って記入した場合、消しゴム等を携帯していないと、その場で直ちに修正することができないことである。
【0009】
他の問題点は、サンプル対象者の中に、配布された調査シートを机の片隅に置き去りにし、調査期間終了間際になって、過去の記憶を頼りに調査期間中の聴取状況をまとめて記入する者がいたとしても、そのような事実を調査会社が知ることができないことである。記録された聴取状況が正確であれば良いが、多くの場合、過去の記憶を頼りにした記録は不正確になる。若し、そのような行為が行われているならば、当該サンプル対象者の聴取状況データを統計から除外したり、重みを低くしたり、その他何らかの対策を講ずる必要がある。
【0010】
他の問題点は、調査シートの回収時に調査員によって記録データが改ざんされても、そのような事実を調査会社が知ることができないことである。
【0011】
他の問題点は、例えばタクシー内でラジオを聴取している場合や喫茶店等の店舗でラジオを聴取している場合などのようにラジオ受信機の表示パネルを見ることができない状況では、聞こえている番組内容と新聞等のラジオ番組欄とから聴取局を判断する必要があり、聴取局を即時かつ正確に特定することができないことである。
【0012】
本発明は以上のような従来の問題点を解消するために提案されたものであり、その第1の目的は、各サンプル対象者側でラジオ聴取状況データを電子化して記録することができる携帯型ラジオ聴取状況記録装置を提供することにある。
【0013】
本発明の第2の目的は、サンプル対象者が時計を持っていない場合であっても、聴取開始日時や聴取終了日時を正確に記入することができる携帯型ラジオ聴取状況記録装置を提供することにある。
【0014】
本発明の第3の目的は、ラジオ聴取状況データを誤って入力した場合でも、その場で直ちに修正することができる携帯型ラジオ聴取状況記録装置を提供することにある。
【0015】
本発明の第4の目的は、記録されたラジオ聴取状況データの信憑性を推し量る尺度となるデータを自動的に記録する機能を有する携帯型ラジオ聴取状況記録装置を提供することにある。
【0016】
本発明の第5の目的は、調査員によって記録データが改ざんされた場合に、そのことを調査会社で認識することができるようにした携帯型ラジオ聴取状況記録装置を提供することにある。
【0017】
本発明の第6の目的は、調査員による記録データの改ざんを防止し得る携帯型ラジオ聴取状況記録装置を提供することにある。
【0018】
本発明の第7の目的は、サンプル対象者が聴取局を即時かつ正確に特定することができるようにした携帯型ラジオ聴取状況記録装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明の携帯型ラジオ聴取状況記録装置は、表示装置と、入力装置と、データメモリと、少なくとも聴取開始日時,聴取局名,聴取場所および聴取終了日時の各項目を含むラジオ聴取状況データを利用者が新規に入力する作業を支援する手段であって、各項目の入力時毎に、入力値の候補を前記表示装置に表示した後に前記入力装置からの指示に応じてその入力値を順次に変更するデータ入力支援手段と、該データ入力支援手段の支援の下に入力され利用者によって確定された各項目の値を含むラジオ聴取状況データを前記データメモリに記録するデータ記録手段とを備えている。
【0020】
このように構成された本発明の携帯型ラジオ聴取状況記録装置は、調査会社から調査員を通じて各サンプル対象者に渡され、各サンプル対象者は、予め定められた調査期間中、本装置を携帯し、適宜にデータを入力する。即ち、自宅や車両内や屋外に設置された任意の場所でラジオ番組を聴き始めた際、入力装置を操作して聴取開始日時,聴取局名,聴取場所を入力し、そのラジオ番組を聴き終えた際、入力装置を操作して聴取終了日時を入力する。これらの入力に際しては、データ入力支援手段が、聴取開始日時,聴取局名,聴取場所,聴取終了日時の各項目の入力時毎に、入力値の候補を表示装置に表示した後に、入力装置からの指示に応じてその入力値を順次に変更する。従って、最初に表示された入力値の候補で良ければ、入力装置から確定操作を行えば良く、違えば入力値の候補を順次に変更し該当する入力値が表示された時点で確定操作を行えば良い。このようにデータ入力支援手段の支援の下に入力され利用者によって確定された各項目の値を含むラジオ聴取状況データは、データ記録手段によりデータメモリに記録される。調査期間終了後、本装置は調査員によって回収され、調査会社は本装置内のデータメモリの内容を読み取り、各サンプル対象者のラジオ聴取状況データを得る。
【0021】
また本発明の携帯型ラジオ聴取状況記録装置における前記データ入力支援手段は、視聴開始日時および視聴終了日時の入力時には現在日時を入力値の候補として表示した後に前記入力装置からの指示に応じて日時を順次に変更し、聴取局名および聴取場所の入力時には直前に記録されたラジオ聴取状況データと同じ聴取局名および聴取場所を入力値の候補として表示した後に前記入力装置からの指示に応じて予め定められた聴取局群および聴取場所群の範囲内で聴取局および聴取場所を順次に変更する構成を有する。
【0022】
このように聴取開始日時や聴取終了日時の入力時に現在日時が入力値の候補として表示されるので、ラジオ番組を聴き始めた際の聴取開始日時の入力、聴き終えた際の聴取終了日時の入力が正確なものとなる。また、表示された現在日時を入力装置からの指示で変更することが可能なので、入力し忘れた場合でも表示日時を戻すことで対応可能である。更に、最初に表示される聴取局名,聴取場所は、最後に聴いた聴取局名,聴取場所とされるので、同じ場所で同じ局を時間を空けて連続して聴取する場合の入力操作が簡便化される。
【0023】
また本発明の携帯型ラジオ聴取状況記録装置は、更に、前記データメモリに記録されたラジオ聴取状況データを利用者が修正する作業を支援する手段であって、前記入力装置からの指示に応じて修正対象となるラジオ聴取状況データの項目の値を前記表示装置に表示した後、前記入力装置からの指示に応じてその入力値を順次に変更し、利用者によって確定された時点の入力値で元の入力値を更新するデータ修正支援手段を備えている。これによって、ラジオ聴取状況データを誤って入力した場合でも、その場で直ちに修正することができる。
【0024】
また本発明の携帯型ラジオ聴取状況記録装置は、更に、振動センサと、少なくともラジオ聴取状況の調査開始時点から終了時点まで所定時間毎にその時間内で前記振動センサで検出された振動の回数を累積する振動回数累積手段と、該振動回数累積手段で求められた所定時間毎の振動回数の累積値を前記データメモリに記録する振動状況記録手段とを備えている。
【0025】
サンプル対象者が、配布された携帯型ラジオ聴取状況記録装置を携帯せず、調査期間の終了間際まで机の上に置きっぱなしにしていると、本装置に振動が生じないため、データメモリに記録された各所定時間毎の振動回数はその期間中ほぼ零となる。にもかかわらず、記録されたデータ中に調査期間中の各日のラジオ聴取状況データが記録されていた場合、そのサンプル対象者は調査期間終了間際にまとめてデータを入力したものと推定できる。つまり、各所定時間毎の振動回数の累積値は、本装置に記録されたラジオ聴取状況の信憑性を推し量る尺度となり得る。なお、振動の回数を累積する累積時間は例えば24時間とすることができるが、それより短くしても良い。
【0026】
また本発明の携帯型ラジオ聴取状況記録装置は、更に、ラジオ聴取状況の調査終了時点以降に前記データ記録手段によって前記データメモリに記録されたラジオ聴取状況データに特別な印を付与する印付加手段を備えるか、ラジオ聴取状況の調査終了時点以降における新たなラジオ聴取状況データの前記データメモリへの記録を禁止する禁止手段を備える。前者の印付加手段を備える構成にあっては、本装置をサンプル対象者から回収した調査員が新たなラジオ聴取状況データを追加入力した場合、それに印が付き、調査会社側で認識することができる。他方、後者の禁止手段を備える構成にあっては、調査員による新規なラジオ聴取状況データの追加入力を防止することができる。
【0027】
また本発明の携帯型ラジオ聴取状況記録装置は、更に、ラジオ聴取状況の調査終了時点以降に前記データ修正支援手段によって修正された前記データメモリのラジオ聴取状況データに特別な印を付与する印付加手段を備えるか、ラジオ聴取状況の調査終了時点以降における前記データ修正支援手段によるラジオ聴取状況データの修正を禁止する禁止手段を備える。前者の印付加手段を備える構成にあっては、本装置をサンプル対象者から回収した調査員がラジオ聴取状況データを修正した場合、それに印が付き、調査会社側で認識することができる。他方、後者の禁止手段を備える構成にあっては、調査員によるラジオ聴取状況データの修正を防止することができる。
【0028】
また本発明の携帯型ラジオ聴取状況記録装置は、更に、ラジオ受信機と、前記表示装置に表示されている聴取局名のラジオ局を前記ラジオ受信機に選局させるラジオ制御手段とを備えている。聴取局名の入力に際して、サンプル対象者が現在聴いている聴取局が分からない場合、データ入力支援手段が聴取局名の候補を表示装置に表示した際、および、入力装置からの指示に応じてその聴取局名を順次に変更した際、現に表示されている聴取局名のラジオ局にラジオ受信機が選局されるため、本装置のラジオ受信機から再生されているラジオ番組の音声と現在聴いているラジオ番組の音声とを比較することで、サンプル対象者は聴取局を即時かつ正確に特定することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態の例について図面を参照して詳細に説明する。
【0030】
図1は本発明の携帯型ラジオ聴取状況記録装置の一実施例の外観斜視図である。図1を参照すると、本実施例の携帯型ラジオ聴取状況記録装置は、携帯に便利なように、例えば長さLが約10cm、幅Wが約6cm、厚さDが約1cm程度のカード状の形状をしており、また重量も軽くなるように設計されている。装置の前面には、利用者が本装置に対して各種の指示を入力するための入力装置1と、本装置から利用者に対して各種の情報を提示するための表示装置(例えばLCD)2と、入力装置1の操作音を鳴らすブザー10とが配設されている。また、装置の1つの角には、内蔵されたラジオ受信機のイヤホン3のコードを巻き取って収納する収納室4が設けられ、また、図示されていないが装置の背面には、内蔵されたデータメモリのデータを外部のコンピュータに読み出すための端子が設けられている。
【0031】
入力装置1は、本実施例の場合、5個の押しボタン1−1〜1−5を有している。項目選択ボタン1−1は、聴取開始日時,聴取局名,聴取場所および聴取終了日時の各項目ならびにデータ巻き戻しの項目を選択するためのボタンであり、1回押す毎に次の項目に選択が移る。前ボタン1−2および次ボタン1−3は、選択した項目にかかる入力値などを前の入力値および次の入力値などに変更するためのボタンである。OKボタン1−4は、選択した入力値を確定するボタンである。修正ボタン1−5は、選択した項目を修正対象として指示するボタンである。
【0032】
図2は表示装置2の表示面の構成図である。表示装置2の表示面には、その中央部にドット表示による文字表示部2−1があり、その上側に項目アイコン2−2と場所アイコン2−3が、下側の左方に確定した聴取開始日時の表示部2−4、右方に確定した聴取終了日時の表示部2−5が、それぞれ配設されている。項目アイコン2−2は、聴取開始アイコン2−21、聴取局名アイコン2−22、聴取場所アイコン2−23、聴取終了アイコン2−24、データ巻き戻しアイコン2−25からなり、場所アイコン2−3は、自宅内聴取アイコン2−31、自動車内聴取アイコン2−32、屋外等その他のアイコン2−33からなる。
【0033】
図3は携帯型ラジオ聴取状況記録装置の内部構成の一例を示すブロック図である。携帯型ラジオ聴取状況記録装置の内部には、図1に示した入力装置1、表示装置2、イヤホン3およびブザー10以外に、処理装置5、振動センサ6、ラジオ受信機7、各部に電力を供給する電池8、およびラジオ聴取状況データの読み取り用の端子9が設けられている。
【0034】
振動センサ6は、水銀スイッチ等で構成されており、或る一定レベル以上の振動の有無を検出する。この振動センサ6の出力は処理装置5に入力される。
【0035】
ラジオ受信機7は、ラジオ放送電波を受信して再生し、イヤホン3から再生音声を出力する超小型の受信機である。アンテナには、内蔵の小型アンテナや、イヤホン3のコードが使われる。このラジオ受信機7は、ラジオ番組を鑑賞するのが目的ではなく、本装置を携帯しているサンプル対象者が自宅外等で聴いている或るラジオ番組がどの聴取局のものであるかを、本ラジオ受信機7の再生音声と聴き比べることにより、特定するためのものである。本ラジオ受信機7は、処理装置5によってその電源オン,オフおよび選局が制御される。
【0036】
処理装置5は、携帯型ラジオ聴取状況記録装置の全体を制御する部分である。この処理装置5は以下のような種々の手段を有している。
【0037】
時計501;現在日時を計時する。時,分のみならず、日も計時するカレンダ機能付きである。なお、調査期間は例えば2週間といった期間が多いため、月までは計時しないが、長期間の調査に対応すべく、月や年まで計時する時計を使用するようにしても良い。
【0038】
調査期間データ記憶部502;調査期間の開始日時と終了日時を記憶する。
【0039】
聴取局一覧記憶部503;聴取状況を調査する対象となる聴取局の一覧を記憶する。一覧中には、聴取局名、その送信周波数などが含められている。
【0040】
設定手段504;制御端子505を通じて外部から入力されるデータに基づき、調査期間データ記憶部502に調査期間情報を、聴取局一覧記憶部503に聴取局一覧情報を設定する。これは調査に際して調査会社側で実施される。
【0041】
聴取場所一覧記憶部506;自宅内聴取,自動車内聴取,屋外等その他の各聴取場所が、事前に設定されている。
【0042】
入力解析部507;入力装置1の各押しボタン1−1〜1−5の状態を検出し、現在の状態と押されたボタンとから処理装置5の次に実行すべき処理を決定し、各部に指示を出す。また、各押しボタン1−1〜1−5の利用者による操作時に、操作音をブザー10から発生させる。
【0043】
データメモリ508;ラジオ聴取状況データを記憶する記憶部508−1と、振動センサ6で検出された振動回数を記憶する記憶部508−2とを有する。
【0044】
データ入力支援手段509;ラジオ聴取状況データを利用者が新規に入力する作業を支援する。利用者によるラジオ聴取状況データの新規入力時に、各項目毎に、入力値の候補を表示装置2に表示した後に、利用者からの指示に応じてその入力値を順次に変更する処理を実行する。このデータ入力支援手段509には、入力解析部507からの指示の他、時計501が示す現在日時、記憶手段503および506に記憶された聴取局一覧および聴取場所一覧が入力されている。
【0045】
データ記録手段510;利用者によって入力されたラジオ聴取状況データを、データ入力支援手段509から受け取り、印付加手段514を通じて、データメモリ508の記録部508−1に記録する。
【0046】
レジスタ511;利用者によって現在入力されている1つのラジオ聴取状況データを一次的に保持する。
【0047】
レジスタ512;データメモリ508に直前に記録したラジオ聴取状況データ中の聴取局のデータを保持する。
【0048】
レジスタ513;データメモリ508に直前に記録したラジオ聴取状況データ中の聴取場所のデータを保持する。
【0049】
印付加手段514;データ記録手段510からラジオ聴取状況データを受け取り、所定のフラグを付けてデータメモリ508の記憶部508−1に書き込む。この印付加手段514には、データ記録手段510の出力以外に、時計501が示す現在日時と記憶手段502に記憶された調査終了日時が入力されており、現在日時が調査終了日時を過ぎていれば、上記フラグの値を“1”に、そうでなければ“0”とする。
【0050】
データ修正支援手段515;データメモリ508に記録されたラジオ聴取状況データを利用者が修正する作業を支援する。入力装置1からの指示に応じて修正対象となるラジオ聴取状況データの項目の値を表示装置2に表示した後、入力装置1からの指示に応じてその入力値を順次に変更する。また、利用者によって修正値が確定された場合、印付加手段517を通じて、その修正値でデータメモリ508中の元の入力値を更新する。
【0051】
レジスタ516;利用者によって修正対象として選択された1つのラジオ聴取状況データを一次的に保持する。
【0052】
印付加手段517;データ修正支援手段515から修正後のラジオ聴取状況データを受け取り、データメモリ508の記憶部508−1中の元の場所に上書きする。この印付加手段517には、データ修正支援手段515の出力以外に、時計501が示す現在日時と記憶手段502に記憶された調査終了日時が入力されており、現在日時が調査終了日時を過ぎていれば、修正後のラジオ聴取状況データ中のフラグの値を“1”に変更し、そうでなければフラグの値は元のままとする。
【0053】
データ読み出し手段518;端子9を通じて接続された外部のコンピュータからの指示に従って、データメモリ508に記憶されたデータを読み出し、端子9を通じて外部のコンピュータに送出する。インタフェースとしては、例えばRS232Cインタフェースが使用される。
【0054】
振動回数累積手段519;振動センサ6の出力と、時計501が示す現在日時と、記憶手段502に記憶された調査開始,終了日時とを入力とし、少なくともラジオ聴取状況の調査開始時点から終了時点まで所定時間毎(例えば24時間毎)に、その時間内で振動センサ6で検出された振動の回数を累積する。
【0055】
振動状況記録手段520;振動回数累積手段519で求められた所定時間毎の振動回数の累積値を、データメモリ508の記憶部508−2に記録する。
【0056】
ラジオ制御手段521;データ入力支援手段509が、聴取局の入力を支援している期間中、ラジオ受信機7の電源をオンにし、且つ、データ入力支援手段509が表示装置2に表示している聴取局名と同じ局をラジオ受信機7が選局するよに、ラジオ受信機7内のチューナを制御する。
【0057】
なお、以上のような各手段を備える処理装置5としては、MPU,メモリおよび入出力インタフェース等を有するマイクロプロセッサと前記メモリに記憶されたプログラムとで実現することも可能である。この場合、前記プログラムはMPUの動作を制御することにより、MPU上に前述した各種の手段を実現する。
【0058】
次に、上述のように構成された本実施例の動作を詳細に説明する。
【0059】
(1)サンプル対象者への本装置の配布
設定手段504を通じて調査期間データ及び聴取局一覧が各記憶手段502,503に設定された携帯型ラジオ聴取状況記録装置は、調査会社から調査員を通じて各サンプル対象者に配布される。
【0060】
(2)各サンプル対象者側での新規データ入力
各サンプル対象者は、予め定められた調査期間の間、本装置を携帯し、自宅や車両内や屋外に設置された任意の場所でラジオ番組を聴き始めた際、入力装置1を操作して聴取開始日時,聴取局名,聴取場所を入力し、そのラジオ番組を聴き終えた際、入力装置1を操作して聴取終了日時を入力する。
【0061】
図4は新規入力を支援するデータ入力支援手段509の処理例を示すフローチャートである。初期の状態において、利用者が入力装置1の項目選択ボタン1−1を押すと、入力解析部507は聴取開始日時の入力と判定してデータ入力支援手段509にその旨を指示し、データ入力支援手段509はその指示に従い、聴取開始日時の入力支援処理を実行する(ステップS1,S2〜S5)。次に、利用者が再び項目選択ボタン1−1を押すと、入力解析部507は聴取局の入力と判定してデータ入力支援手段509にその旨を指示し、データ入力支援手段509はその指示に従い、聴取局の入力支援処理を実行する(ステップS1,S6〜S9)。次に、利用者が再び項目選択ボタン1−1を押すと、入力解析部507は聴取場所の入力と判定してデータ入力支援手段509にその旨を指示し、データ入力支援手段509はその指示に従い、聴取場所の入力支援処理を実行する(ステップS1,S10〜S13)。次に、利用者が再び項目選択ボタン1−1を押すと、入力解析部507は聴取終了日時の入力と判定してデータ入力支援手段509にその旨を指示し、データ入力支援手段509はその指示に従い、聴取終了日時の入力支援処理を実行する(ステップS1,S14〜S17)。なお、利用者が再び項目選択ボタン1−1を押すと、入力解析部507はデータ巻き戻しと判定して、データ修正支援手段515を起動し、再び項目選択ボタン1−1が押されると、最初の聴取開始日時の入力状態に戻る。
【0062】
聴取開始日時の入力支援処理では、まず、図5(a)に示すように、表示装置2に聴取開始アイコン2−21を点灯すると共に、時計501が示す現在日時を文字表示部2−1に表示する(ステップS2)。ラジオを聴き始めた直後であれば、図5(b)に示すように利用者はそのままOKボタン1−4を押せば良い。OKボタン1−4が押下されると(ステップS3)、データ入力支援手段509は、現在日時を聴取開始日時に確定し、図5(b)に示すように確定した聴取開始日時を聴取開始日時表示部2−4に表示する共にデータ記録手段510に送出する(ステップS5)。他方、既にラジオを聴いていたにもかかわらず入力し忘れていた時は、図5(c)に示すように、利用者は前ボタン1−2を押して日時を戻す。データ入力支援手段509は前ボタン1−2が押されている間、文字表示部2−1に表示した日時を例えば1分単位で順次に遅らせる。なお、次ボタン1−3が押された場合には逆に進める。こうして、聴きはじめた日時になった時点で利用者がOKボタン1−4を押すと、データ入力支援手段509は、その表示日時を聴取開始日時に確定し、聴取開始日時表示部2−4に表示する共にデータ記録手段510に送出する(ステップS5)。
【0063】
聴取局の入力支援処理では、まず、図6(a)に示すように、表示装置2に聴取局アイコン2−22を点灯すると共に、レジスタ512に記憶されている当該利用者が最後に聴いた聴取局名を文字表示部2−1に表示する(ステップS6)。なお、聴取局の表示は例えば1秒毎に聴取局名とその周波数とを交互に表示する。利用者はその表示された聴取局名で良ければ、図6(b)に示すようにOKボタン1−4を押す。OKボタン1−4が押下されると、データ入力支援手段509は、表示されている局を今回の聴取局に確定し(ステップS7)、確定した聴取局名をデータ記録手段510に送出する(ステップS9)。他方、表示された聴取局と異なる局を聴いている場合、図6(c)に示すように利用者は前ボタン1−2或いは次ボタン1−3を押して聴取局を変更する。データ入力支援手段509は前ボタン1−2が押される毎に(ステップS7)、文字表示部2−1に表示した聴取局名を、記憶手段503に記憶された聴取局一覧中における後ろ方向の聴取局に変更し、次ボタン1−3が押された場合には逆に前方向の聴取局に変更する(ステップS8)。こうして、現在聴いている局の名前が表示された時点で利用者がOKボタン1−4を押すと(ステップS7)、データ入力支援手段509は、現に表示されている局名を聴取局に確定し、確定した聴取局名をデータ記録手段510に送出する(ステップS9)。
【0064】
他方、入力解析部507がデータ入力支援手段509に対して聴取局の入力支援を指示している場合、その指示はラジオ制御手段521に対しても与えられる。ラジオ制御手段521は、データ入力支援手段509が聴取局の入力支援処理を実行している期間中、ラジオ受信機7の電源をオンにし、且つ、表示装置2の文字表示部2−1に表示されている聴取局名と同じ聴取局を選局するようラジオ受信機7のチューナを制御する。従って、図6(a)の状態では、NHK1(NHK第1放送)がラジオ受信機7で選局され、イヤホン3からその音声が出力され、図6(c)の状態ではFENが選局され、イヤホン3からその音声が出力される。このため、現在聴いているラジオ番組を提供しているラジオ局が分からない場合、利用者は収納室4からイヤホン3を引き出して耳に当てることで、どの聴取局でどのようなラジオ番組が流されているかを確認でき、イヤホン3から流れる音声と、実際に聴取しているラジオ番組の音声とを比較することで、聴取局を特定することが可能である。
【0065】
次に、聴取場所の入力支援処理では、まず、図7(a)に示すように、表示装置2に聴取場所アイコン2−23を点灯すると共に、レジスタ513に記憶されている当該利用者が最後に聴いた聴取場所を場所アイコン2−3に表示する(ステップS10)。利用者はその表示された聴取場所で良ければ、図7(b)に示すようにOKボタン1−4を押す。OKボタン1−4が押下されると、データ入力支援手段509は、表示されている聴取場所を今回の聴取場所に確定し(ステップS11)、確定した聴取場所のデータをデータ記録手段510に送出する(ステップS13)。他方、表示された聴取場所と異なる場所で聴いている場合、図7(c)に示すように利用者は前ボタン1−2或いは次ボタン1−3を押して聴取場所を変更する。データ入力支援手段509は前ボタン1−2が押される毎に(ステップS11)、文字表示部2−1に表示した聴取場所アイコンを、記憶手段506に記憶された聴取場所一覧中における後ろ方向の聴取場所のアイコンに変更し、次ボタン1−3が押された場合には逆に前方向の聴取場所のアイコンに変更する(ステップS12)。こうして、現在聴いている聴取場所のアイコンが表示された時点で利用者がOKボタン1−4を押すと(ステップS11)、データ入力支援手段509は、現に表示されているアイコンの聴取場所を聴取場所に確定し、確定した聴取場所のデータをデータ記録手段510に送出する(ステップS9)。
【0066】
次に、聴取終了日時の入力支援処理では、まず、図8(a)に示すように、表示装置2に聴取終了アイコン2−24を点灯すると共に、時計501が示す現在日時を文字表示部2−1に表示する(ステップS14)。ラジオを聴き終えた直後であれば、図8(b)に示すように、利用者はそのままOKボタン1−4を押せば良い。OKボタン1−4が押下されると(ステップS15)、データ入力支援手段509は、現在日時を聴取終了日時に確定し、確定した聴取終了日時を聴取終了日時表示部2−5に表示する共にデータ記録手段510に送出する(ステップS17)。他方、既にラジオを聴き終えていたにもかかわらず入力し忘れていた時は、図8(c)に示すように利用者は前ボタン1−2を押して日時を戻す。データ入力支援手段509は前ボタン1−2が押されている間、文字表示部2−1に表示した日時を例えば1分単位で順次に遅らせる。なお、次ボタン1−3が押された場合には逆に進める。こうして、聴き終えた日時が表示された時点で利用者がOKボタン1−4を押すと(ステップS15)、データ入力支援手段509は、その時点の表示日時を聴取終了日時に確定し、確定した聴取終了日時を聴取終了日時表示部2−5に表示する共にデータ記録手段510に送出する(ステップS17)。
【0067】
(3)新規データのデータメモリへの記録
データ記録手段510は、データ入力支援手段509から、聴取開始日時、聴取局、聴取場所、聴取終了日時の各項目毎の確定値が出力される毎に、図9に示す処理を実行する。まず、データ入力支援手段509から出力された確定値をレジスタ511にセットする(ステップS21)。そして、レジスタ511に全項目、つまり聴取開始日時、聴取局、聴取場所、聴取終了日時の各項目の確定値をセットし終えたか否かを判定し(ステップS22)、セット完了していなければ今回の処理を終える。完了していれば、レジスタ511にセットされた聴取開始日時、聴取局、聴取場所、聴取終了日時からなるラジオ聴取状況データを印付加手段514に渡してデータメモリ508への書き込みを指示する(ステップS23)。そして、利用者が最後に聴いた聴取局および聴取場所を更新すべく、レジスタ511にセットされた聴取局名をレジスタ512にセットし、レジスタ511にセットされた聴取場所をレジスタ513にセットし(ステップS24)、レジスタ511をリセットして(ステップS25)、処理を終える。
【0068】
印付加手段514は、データ記録手段510からラジオ聴取状況データの書き込みが指示されると、図10に示す処理を実行する。まず、記憶手段502から調査の終了日時を読み出し、時計501が示す現在日時と比較する(ステップS31)。現在日時が調査終了日時前であれば(ステップS31でNO)、データ記録手段510から渡されたラジオ聴取状況データに値“0”のフラグを付けて、データメモリ508の記憶部508−1に書き込む(ステップS32)。他方、現在日時が調査終了日時を過ぎていれば、データ記録手段510から渡されたラジオ聴取状況データに値“1”のフラグを付けて、データメモリ508の記憶部508−1に書き込む(ステップS32)。
【0069】
図11(a)に記録部508−1に記憶された1つのラジオ聴取状況データレコードのフォーマット例を示す。先頭に当該レコードがラジオ聴取状況データレコードであることを示すヘッダがあり、続いて聴取開始日時、聴取局名、聴取場所、聴取終了日時と続き、最後にフラグが置かれている。
【0070】
(4)データメモリのデータ修正
入力解析部507は、利用者による項目選択ボタン1−1の押下によってデータ巻き戻しの項目が選択された場合、データ修正支援手段515を起動する。データ修正支援手段515は、図12に示す処理を実行することにより、利用者によるデータメモリ508中のラジオ聴取状況データの修正を支援する。
【0071】
まずデータ修正支援手段515は、表示装置2のデータ巻き戻しアイコン2−25を点灯する(ステップS41)。次に、データメモリ508の記憶部508−1に最後に記憶されたラジオ聴取状況データレコードを読み出し、レジスタ516にセットする(ステップS42)。そして、レジスタ516にセットしたラジオ聴取状況データレコードの内容を読み出し、記録されている聴取開始日時、聴取局、聴取場所および聴取終了日時を表示装置2に表示し(ステップS43)、最終項目のアイコン、つまり聴取終了アイコン2−24を点灯して、聴取終了日時が修正可能である旨を利用者に提示する(ステップS44)。この状態は、図8(a)の表示状態に相当する。
【0072】
以後、利用者は入力装置1の前ボタン1−2を押下することにより、修正項目および場合によっては修正対象レコード自体を適宜変更していく。データ修正支援手段515は、前ボタン1−2が1回押されると、聴取場所アイコン2−23を点灯し、当該レコードの聴取場所が修正可能である旨を利用者に提示する(ステップS45,S47)。前ボタン1−2が再度押されると、聴取局アイコン2−22を点灯し、当該レコードの聴取局が修正可能である旨を利用者に提示する(ステップS45,S47)。更に前ボタン1−2が押されると、聴取開始アイコン2−21を点灯し、当該レコードの聴取開始日時が修正可能である旨を利用者に提示する(ステップS45,S47)。更に前ボタン1−2を押されると、当該レコードには聴取開始日時より前の項目がないので、データメモリ508の記憶部508−1から次に古いラジオ聴取状況データレコードを読み出し(ステップS46,S48)、レジスタ516にセットし(ステップS50)、ステップS43に戻って、当該レジスタ516にセットしたラジオ聴取状況データレコードの内容を読み出して、記録されている聴取開始日時、聴取局、聴取場所および聴取終了日時を表示装置2に表示し(ステップS43)、最終項目のアイコンである聴取終了アイコン2−24を点灯して、聴取終了日時が修正可能である旨を利用者に提示する(ステップS44)。以後、前ボタン1−2が押される毎に同様の処理を繰り返し、次々と過去のラジオ聴取状況データを表示装置2に表示する。なお、データメモリ508に記録された最も古いラジオ聴取状況データの聴取開始日時を修正可能状態とした時点で、前ボタン1−2によるそれ以降の後退はできなくなる。また、次ボタン1−3が押されると、前ボタン1−2とは逆に順次に新しいラジオ聴取状況データに表示が代わり、また修正可能な項目も、聴取開始日時、聴取局、聴取場所、聴取終了日時の順に変更される。
【0073】
こうして、利用者は、修正したいラジオ聴取状況データの、修正したい項目を選択した時点で、修正ボタン1−5を押す。修正ボタン1−5が押されると(ステップS51)、データ修正支援手段515は、その時点で修正可能としている項目に対する修正値の受け付け状態となる(ステップS52,S53)。この状態では、利用者は入力装置1の前ボタン1−2,次ボタン1−3によって修正値の指定が行える。例えば、図8(a)の状態で修正ボタン1−5が押された場合、文字表示部2−1に表示されている聴取終了日時を前ボタン1−2,次ボタン1−3によって変更することができる。他の項目である聴取開始日時の修正時も同様であり、また、聴取局や聴取場所の修正では、前ボタン1−2,次ボタン1−3によって記憶手段503,506に記憶された聴取局一覧、聴取場所一覧の範囲内で聴取局や聴取場所が順次に変更されていく。
【0074】
そして、利用者が項目値を修正し、OKボタン1−4を押下すると(ステップS52)、データ修正支援手段515は、修正値でレジスタ516中の該当する項目値を更新し(ステップS54)、この更新後のラジオ聴取状況データのデータメモリ508への上書きを印付加手段517に指示し(ステップS55)、1つの項目値の修正処理を終える。
【0075】
その後、データ修正支援手段515はステップS45に戻り、次の項目値の修正を可能とする。データ修正支援手段515は、入力装置1の項目選択ボタン1−1の操作により、データ巻き戻し項目以外が選択された時点で、入力解析部507からの指示で、動作を終了する。
【0076】
(5)修正データのデータメモリへの上書き
印付加手段517は、データ修正支援手段515からラジオ聴取状況データレコードの上書きが指示されると、図13に示す処理を実行する。まず、記憶手段502から調査の終了日時を読み出し、時計501が示す現在日時と比較する(ステップS61)。現在日時が調査終了日時前であれば(ステップS61でNO)、データ修正支援手段515から渡されたラジオ聴取状況データレコードをそのままデータメモリ508の記憶部508−1中の元のレコードに上書きする(ステップS62)。他方、現在日時が調査終了日時を過ぎていれば、データ修正支援手段515から渡されたラジオ聴取状況データレコード中のフラグを値“1”に変更し、記憶部508−1中の元のレコードに上書きする(ステップS63)。
【0077】
(6)振動回数の記録
振動回数累積手段519は、例えば、記憶手段502に調査期間データが設定された時点で動作を開始し、図14に示す処理を実行する。まず起動後、記憶手段502に記憶された調査開始日時と時計501が示す現在日時とを比較し、調査開始日時が到来するのを待つ(ステップS71)。調査開始日時に達すると、内部のT時間タイマ(Tは例えば24時間)を起動し(ステップS72)、T時間タイマがタイムアウトするまでの期間中、振動センサ6で振動が検出される毎に内部の振動カウンタの値を+1する処理を繰り返す(ステップS73〜S76)。振動カウンタとしては例えば8ビット程度のカウンタで十分である。なお、振動カウンタが最大値に達したら、カウンタが0に戻るのを防ぐためにカウントアップは停止する(ステップS74)。そして、T時間タイマがタイムアウトした時点で(ステップS76)、振動カウンタの値を振動状況記録手段520に出力し(ステップS77)、振動カウンタを0にリセットする(ステップS78)。そして、記憶手段502に記憶された調査終了日時と時計501が示す現在日時とを比較し(ステップS79)、現在日時が調査終了日時前であればステップS72に戻って振動数の累積処理を続行し、そうでなければ処理を終了する。
【0078】
振動状況記録手段520は、振動回数累積手段519から出力された振動回数をデータメモリ508の記録部508−2に記録する。図11(b)は記録部508−2に記録された1つの振動回数データレコードのフォーマット例を示す。先頭に当該レコードが振動回数データレコードであることを示すヘッダがあり、続いて振動回数が記録され、最後に区間情報が記録されている。区間情報は、例えば1から始まる連続番号とされる。T時間タイマの周期が一定であれば、調査開始日時とT時間と区間情報の示す連続番号とから、各レコードの振動回数の検出期間は一意に定まる。
【0079】
(7)サンプル対象者からの本装置の回収
調査期間の終了後、サンプル対象者に配布されていた本装置は調査員によって回収され、調査会社に戻される。調査会社では、各装置の端子9にコンピュータを接続し、データ読み出し手段518を通じて、データメモリ508の記憶部508−1に記録されたラジオ聴取状況データレコード、及び記憶部508−2に記録された振動回数データレコードをコンピュータのメモリに読み込み、解析する。
【0080】
この解析時、フラグが“1”になっているラジオ聴取状況データは、調査期間の終了後に調査員によって新規に追加されたデータか、修正されたデータであると認定する。また、同じ装置から読み出したラジオ聴取状況データと各所定区間毎の振動回数との相関をチェックし、記録されたラジオ聴取状況データの信憑性を推定する。これらの解析結果を考慮し、改ざんされたことが明らかなラジオ聴取状況データや信憑性が著しく疑わしいラジオ聴取状況データを除外する等の処置を行った後、コンピュータによる統計処理が施され、各聴取局毎の聴取率等が作成される。
【0081】
以上の実施例では、印付加手段514および印付加手段517を設け、調査期間終了後にデータメモリ508に新規に記録されたラジオ聴取状況データ及び修正されたラジオ聴取状況データに印を付けることで、調査員による不正な行為を調査会社で認識できるようにした。他の実施例として、印付加手段514に代えて、ラジオ聴取状況の調査終了時点以降における新たなラジオ聴取状況データのデータメモリ508への記録を禁止する禁止手段を設ける構成が採用できる。この場合の禁止手段は、図10のステップS32ではラジオ聴取状況データをデータメモリ508に書き込むが、ステップS33では書き込みを拒否する構成となる。同様に、印付加手段517に代えて、ラジオ聴取状況の調査終了時点以降におけるデータメモリ508中のラジオ聴取状況データの修正を禁止する禁止手段を設ける構成が採用できる。この場合の禁止手段は、図13のステップS62ではラジオ聴取状況データをデータメモリ508に上書きするが、ステップS63では上書きを拒否する構成となる。
【0082】
また、一定時間以上にわたって入力装置1が操作されていないことを検出してブザー10を一定期間鳴動させる手段を設け、サンプル対象者に注意を促す等、その他各種の付加変更が可能である。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の携帯型ラジオ聴取状況記録装置によれば、以下のような効果が得られる。
【0084】
ラジオ聴取状況データがデータメモリに電子化されて記録されているため、調査会社は、携帯型ラジオ聴取状況記録装置を回収後、データメモリの内容を読み取ることで、直ちにコンピュータによる処理が可能となり、集計過程の大幅な省力化が可能となる。
【0085】
聴取開始日時や聴取終了日時の入力時に現在日時が入力値の候補として表示されるので、ラジオ番組を聴き始めた際の聴取開始日時の入力、聴き終えた際の聴取終了日時の入力が正確なものとなる。また、表示された日時を入力装置からの指示で変更することも可能なので、入力し忘れた場合にも対応可能である。更に、最初に表示される聴取局名,聴取場所は、最後に聴いた聴取局名,聴取場所とされるので、同じ場所で同じ局を時間を空けて連続して聴取する場合の入力操作が簡便化される。
【0086】
データ修正支援手段を備える構成にあっては、ラジオ聴取状況データを誤って入力した場合でも、その場で直ちに修正することができる。
【0087】
振動センサと振動回数累積手段と振動状況記録手段とを備える構成にあっては、記録されたラジオ聴取状況の信憑性を推し量る尺度となる情報を自動的に得ることができる。
【0088】
ラジオ聴取状況の調査終了時点以降に、データ記録手段によってデータメモリに記録されたラジオ聴取状況データに特別な印を付与する印付加手段や、データ修正支援手段によって修正されたラジオ聴取状況データに特別な印を付与する印付加手段を備える構成にあっては、本装置をサンプル対象者から回収した調査員が新たなラジオ聴取状況データを追加入力したり、ラジオ聴取状況データを修正した場合、それに印が付き、調査会社側で認識することができる。
【0089】
ラジオ聴取状況の調査終了時点以降における新たなラジオ聴取状況データのデータメモリへの記録を禁止する禁止手段や、ラジオ聴取状況の調査終了時点以降におけるデータ修正支援手段によるラジオ聴取状況データの修正を禁止する禁止手段を備える構成にあっては、調査員によるラジオ聴取状況データの追加入力や、修正を防止することができる。
【0090】
ラジオ受信機とラジオ制御手段とを備える構成にあっては、サンプル対象者が聴取局を即時かつ正確に特定することができ、聴取局名データの信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯型ラジオ聴取状況記録装置の一実施例の外観斜視図である。
【図2】表示装置の表示面の構成図である。
【図3】携帯型ラジオ聴取状況記録装置の内部構成の一例を示すブロック図である。
【図4】データ入力支援手段の処理例を示すフローチャートである。
【図5】聴取開始日時入力時の動作説明図である。
【図6】聴取局入力時の動作説明図である。
【図7】聴取場所入力時の動作説明図である。
【図8】聴取終了日時入力時の動作説明図である。
【図9】データ記録手段の処理例を示すフローチャートである。
【図10】印付加手段514の処理例を示すフローチャートである。
【図11】ラジオ聴取状況データレコード及び振動回数データレコードのフォーマット例を示す図である。
【図12】データ修正支援手段の処理例を示すフローチャートである。
【図13】印付加手段517の処理例を示すフローチャートである。
【図14】振動回数累積手段の処理例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…入力装置
1−1…項目選択ボタン
1−2…前ボタン
1−3…次ボタン
1−4…OKボタン
1−5…修正ボタン
2…表示装置
2−1…文字表示部
2−2…項目アイコン
2−21…聴取開始アイコン
2−22…聴取局アイコン
2−23…場所アイコン
2−24…聴取終了アイコン
2−25…データ巻き戻しアイコン
2−3…場所アイコン
2−31…自宅内聴取アイコン
2−32…自動車内聴取アイコン
2−33…屋外等その他のアイコン
2−4…聴取開始日時表示部
2−5…聴取終了日時表示部
3…イヤホン
4…収納室
5…処理装置
501…時計
502…調査期間データ記憶手段
503…聴取局一覧記憶手段
504…設定手段
505…制御端子
506…聴取場所一覧記憶手段
507…入力解析部
508…データメモリ
508−1,508−2…記憶部
509…データ入力支援手段
510…データ記録手段
511,512,513,516…レジスタ
514,517…印付加手段
515…データ修正支援手段
518…データ読み出し手段
519…振動回数累積手段
520…振動状況記録手段
521…ラジオ制御手段
6…振動センサ
7…ラジオ受信機
8…電池
9…端子
10…ブザー

Claims (9)

  1. 表示装置と、入力装置と、データメモリと、少なくとも聴取開始日時,聴取局名,聴取場所および聴取終了日時の各項目を含むラジオ聴取状況データを利用者が新規に入力する作業を支援する手段であって、各項目の入力時毎に、入力値の候補を前記表示装置に表示した後に前記入力装置からの指示に応じてその入力値を順次に変更するデータ入力支援手段と、該データ入力支援手段の支援の下に入力され利用者によって確定された各項目の値を含むラジオ聴取状況データを前記データメモリに記録するデータ記録手段とを備えることを特徴とする携帯型ラジオ聴取状況記録装置。
  2. 前記データ入力支援手段は、視聴開始日時および視聴終了日時の入力時には現在日時を入力値の候補として表示した後に前記入力装置からの指示に応じて日時を順次に変更し、聴取局名および聴取場所の入力時には直前に記録されたラジオ聴取状況データと同じ聴取局名および聴取場所を入力値の候補として表示した後に前記入力装置からの指示に応じて予め定められた聴取局群および聴取場所群の範囲内で聴取局および聴取場所を順次に変更する構成を有することを特徴とする請求項1記載の携帯型ラジオ聴取状況記録装置。
  3. 前記データメモリに記録されたラジオ聴取状況データを利用者が修正する作業を支援する手段であって、前記入力装置からの指示に応じて修正対象となるラジオ聴取状況データの項目の値を前記表示装置に表示した後、前記入力装置からの指示に応じてその入力値を順次に変更し、利用者によって確定された時点の入力値で元の入力値を更新するデータ修正支援手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載の携帯型ラジオ聴取状況記録装置。
  4. 振動センサと、少なくともラジオ聴取状況の調査開始時点から終了時点まで所定時間毎にその時間内で前記振動センサで検出された振動の回数を累積する振動回数累積手段と、該振動回数累積手段で求められた所定時間毎の振動回数の累積値を前記データメモリに記録する振動状況記録手段とを備えることを特徴とする請求項1,2または3記載の携帯型ラジオ聴取状況記録装置。
  5. ラジオ聴取状況の調査終了時点以降に前記データ記録手段によって前記データメモリに記録されたラジオ聴取状況データに特別な印を付与する印付加手段を備えることを特徴とする請求項1,2または3記載の携帯型ラジオ聴取状況記録装置。
  6. ラジオ聴取状況の調査終了時点以降における新たなラジオ聴取状況データの前記データメモリへの記録を禁止する禁止手段を備えることを特徴とする請求項1,2または3記載の携帯型ラジオ聴取状況記録装置。
  7. ラジオ聴取状況の調査終了時点以降に前記データ修正支援手段によって修正された前記データメモリのラジオ聴取状況データに特別な印を付与する印付加手段を備えることを特徴とする請求項1,2または3記載の携帯型ラジオ聴取状況記録装置。
  8. ラジオ聴取状況の調査終了時点以降における前記データ修正支援手段によるラジオ聴取状況データの修正を禁止する禁止手段を備えることを特徴とする請求項1,2または3記載の携帯型ラジオ聴取状況記録装置。
  9. ラジオ受信機と、前記表示装置に表示されている聴取局名のラジオ局を前記ラジオ受信機に選局させるラジオ制御手段とを備えることを特徴とする請求項1,2または3記載の携帯型ラジオ聴取状況記録装置。
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