JP2005134148A - 地図表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザーによって設定された目的地と目的地に関連する関連施設のロゴマークを関連付けて表示させる。
【解決手段】 地図上の目的地を設定し(S100)、目的地と関連付けられた関連施設の表示情報を含む関連施設情報を取得し、取得した関連施設情報に基づき、設定された目的地と関連付けられた関連施設の表示情報を地図上に表示する(S105、S107、S108)。
【選択図】 図4
【解決手段】 地図上の目的地を設定し(S100)、目的地と関連付けられた関連施設の表示情報を含む関連施設情報を取得し、取得した関連施設情報に基づき、設定された目的地と関連付けられた関連施設の表示情報を地図上に表示する(S105、S107、S108)。
【選択図】 図4
Description
本発明は、地図を表示する地図表示装置に関する。
従来、ナビゲーション装置や携帯端末などによる地図表示装置は、表示画面の地図上に任意の施設をランドマークやロゴマーク(以下、ロゴマークと称す)で表示させることができるようになっている。また、ナビゲーション装置や携帯端末などは、ユーザーによって地図上の目的地が設定されると、目的地までの案内経路を設定し、設定した案内経路を地図表示装置の表示画面に表示させ、また、必要に応じて音声により案内を行う機能を有している。
なお、このようなナビゲーション装置等の地図表示装置としては、表示器に地図を表示すると共に、地図上の対応する位置に施設を示すロゴマークを表示する地図表示装置において、ロゴマークの表示数またはロゴマークの種別を検出し、検出したロゴマークの表示数またはロゴマークの種別に応じて表示する地図の縮尺を決定するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−131070号公報
しかし、上記特許文献1に記載の発明は、目的地の設定と地図上に施設をロゴマーク表示させる設定とが独立しているため、ユーザーによって目的地が設定されたとき、目的地と目的地に関連する関連施設を関連付けて表示させることができないという問題があった。このため、ユーザーは、自分の好みにあったロゴマーク表示を設定するために、目的地と目的地に関連する関連施設を別々に設定する必要があった。
本発明は上記問題に鑑みたもので、目的地と目的地に関連する関連施設のロゴマークを関連付けて表示させる地図表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、目的地を設定する目的地設定手段と、前記目的地と関連付けられた関連施設の表示情報を含む関連施設情報を取得する取得手段と、地図を表示する表示手段と、前記取得手段によって取得された前記関連施設情報に基づき、前記目的地設定手段によって設定された前記目的地と関連付けられた前記関連施設の表示情報を前記表示手段の前記地図上に表示させる制御手段と、を備えたことを特徴としている。
このように、制御手段は、前記取得手段によって取得された前記関連施設情報に基づき、前記目的地設定手段によって設定された前記目的地と関連付けられた前記関連施設の表示情報を前記表示手段の前記地図上に表示させるので、目的地と目的地に関連する関連施設のロゴマークを関連付けて表示させることができる。
そして、関連施設情報は、請求項2に記載の発明のように、ユーザーによって目的地と関連施設が関連付けられたものとすることができ、また請求項3に記載の発明のように、前記目的地が設定された後、周辺施設検索が実行され、この周辺施設検索の検索結果からユーザーによって指定された施設を前記目的地の関連施設として学習したものとすることができ、請求項4に記載の発明のように、予め前記地図を表示するためのデータとともに記憶媒体に記憶されたものとすることができる。
また、請求項5に記載の発明のように、前記制御手段は、前記ユーザーによって関連付けられた前記関連施設情報、前記目的地の関連施設として学習した前記関連施設情報、予め前記地図を表示するためのデータとともに記憶媒体に記憶された前記関連施設情報の順で優先的に前記関連施設の表示情報を前記表示手段の前記地図上に表示することができる。
また、請求項6に記載の発明のように、前記制御手段は、複数の種類の前記表示情報を表示することができる。
また、請求項7に記載の発明のように、前記制御手段は、前記表示情報を予め設定されている表示タイミングに応じて表示させることができる。
(第1実施形態)
図1に、本発明に係る地図表示装置の構成を示す。なお、本実施形態では、地図表示装置の一例としてナビゲーション装置1を例に説明する。ナビゲーション装置1は、位置検出器11、地図データ入力器16、操作スイッチ群17、外部メモリ19、表示装置20、リモコンセンサ22、音声出力装置26およびこれらに接続された制御回路18を備えている。
図1に、本発明に係る地図表示装置の構成を示す。なお、本実施形態では、地図表示装置の一例としてナビゲーション装置1を例に説明する。ナビゲーション装置1は、位置検出器11、地図データ入力器16、操作スイッチ群17、外部メモリ19、表示装置20、リモコンセンサ22、音声出力装置26およびこれらに接続された制御回路18を備えている。
位置検出器11は、周知の地磁気センサ12、ジャイロスコープ13、距離センサ14および衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するためのGPS受信機15を有している。これらのセンサ12〜15は各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサを各々補間しながら使用するように構成されている。
地図データ入力器16は、位置検出精度を向上するためのいわゆるマップマッチングデータ、地図データ、各種施設のロゴマーク、施設の各種情報が登録された検索リストなどを含む各種データを入力するための装置である。これらの各種データを記憶する記憶媒体としては、そのデータ量からCD−ROM、DVDまたはハードディスクドライブなどを用いるのが一般的であるが、メモリカードなど他の媒体を用いてもよい。
また、本実施形態において、上記記憶媒体には、更に、目的地が設定された場合に目的地と関連する関連施設のロゴマークを自動的に地図上に表示させるために、予め地図データ作製業者などによって、目的地と目的地に関連する関連施設が「関連施設情報」として記憶されている。なお、この「関連施設情報」には、関連施設のロゴマークも含まれる。例えば、上記記憶媒体には、スキー場と関連する関連施設としてチェーン脱着場が関連付けられ、チェーン脱着場のロゴマークとともに関連施設情報として記憶されている。
操作スイッチ群17は、表示装置20の表示画面の周囲に設けられた複数の押しボタンスイッチ(メカニカルスイッチ)、当該表示画面に重ねて設けられたタッチパネル等の入力装置からなり、ユーザーによる押しボタンスイッチの押下、タッチパネルのタッチに基づいた信号を制御回路18に出力する。
外部メモリ19は、制御回路18の内部とは別に設けられる記憶部で、ROMあるいはRAMなどから構成され、各種のデータやプログラムなどが記憶されるようになっている。
表示装置20は、液晶ディスプレイ等の表示画面を有し、制御回路18からの映像信号に応じて液晶ディプレイ等の表示画面に当該映像を表示させる。
音声出力装置26は、スピーカを有し、制御回路18からの音声信号に応じてスピーカに当該音声を出力させる。
リモコンセンサ22は、ユーザーの操作に基づいて赤外線等による無線信号を送信するリモコン23から受信した信号を制御回路18へ出力する。
制御回路18は、通常のコンピュータとして構成されており、内部にはCPU、ROM、RAM、フラッシュメモリ、I/Oおよびこれらの構成を接続するバスラインが備えられている。また、制御回路18は、カレンダー機能を有している。制御回路18は、ROM、外部メモリ19から読み出したナビゲーション装置1の動作のためのプログラムを実行し、その実行の際には、ROM、RAM、フラッシュメモリに対して情報の書き込みを行い、I/Oを介して位置検出器11、地図データ入力器16、操作スイッチ群17、外部メモリ19、表示装置20、音声出力装置26、リモコンセンサ22と信号の授受を行う。
より具体的には、制御回路18は、ナビゲーション装置1が起動するとき、ROMからブートプログラム、オペレーティングシステム(以下、OSと記す)等を読み出して実行し、このOS上で動作するプロセスとしては、地図表示プログラム、経路探索プログラムおよびその他のプログラムがある。
経路探索プログラムは、リモコン23または操作スイッチ群17の操作により、目的地が設定されると、現在地からその目的地までの最適な経路を自動的に選択して案内経路を形成し、表示装置20に表示させる。自動的に最適な経路を設定する手段としては、ダイクストラ法等が知られている。
本実施形態の経路探索プログラムは、目的地を入力する方法の1つとして、ジャンル検索により行うことができるようになっている。すなわち、経路探索プログラムは、ユーザーによるジャンルの指定を受けると、地図データ入力器16の記憶媒体に記憶された検索リストからユーザーによって指定されたジャンルに該当する施設を読み出して、表示装置20の表示画面に表示させ、この表示画面からユーザーによって指定された施設を目的地として設定する。
地図表示プログラムは、位置検出器11のセンサ12〜15から入力される各種信号に基づき現在地を算出し、算出した現在地に基づく車両現在地マークと、地図データ入力器16より読み出した地図データと、経路探索プログラムによって形成した案内経路等の付加データを重ねてその表示画面に表示させる。
上記した構成において、ナビゲーション装置1の電源がオンされると、制御回路18は、ナビゲーション装置1の動作のためのプログラムに従って作動する。そして、ユーザーの操作によって、経路探索プログラムが起動されジャンル検索により目的地が設定されると、制御回路18は、設定された目的地の関連施設情報を地図データ入力器16から読み出し、目的地と関連する関連施設のロゴマークを自動的に表示装置20の画面に表示させる。
また、本実施形態におけるナビゲーション装置1は、ユーザーの操作によっても目的地の関連施設を関連付けて、関連施設情報として予め外部メモリ19に記憶させておくことができるようになっている。
次に、ユーザーの操作によって目的地の関連施設を関連付ける場合の作動について説明する。図2(a)〜(c)は、ユーザーの操作によって目的地の関連施設を関連付けるための画面の表示例である。
まず、ユーザーは、表示装置20のメニュー画面に従って操作スイッチ群17の操作またはリモコン23の操作を行い、図2(a)に示す「関連施設設定」の画面を表示装置20に表示させる。
ユーザーは、この「関連施設設定」の画面に従って、関連付けを行う目的地を選択する。例えば、ユーザーが、図2(a)に示す「関連施設設定」の画面から「スキー場」を選択すると、図示しないスキー場の一覧が表示され、この一覧から更に、「○○スキー場」を選択すると、図2(b)に示す「関連周辺施設」の画面が表示される。
ユーザーは、図2(b)に示す「関連周辺施設」の画面において、「○○スキー場」と関連する関連施設としてロゴマークを表示させたい施設を選択する。ここで、例えば、「チェーン脱着場」を選択し、「関連周辺施設」の設定の完了を示す「完了」を指定すると、次に、図2(c)に示す「関連周辺施設の詳細設定」の画面が表示される。
この「関連周辺施設の詳細設定」の画面には、関連施設のロゴマークを表示させる時刻を設定する「時間設定」および関連施設のロゴマークを表示させる距離を設定する「距離設定」が表示される。ここで、例えば、時間設定を○時○分として設定すると、○時○分にチェーン脱着場のロゴマークを表示させることができる。また、距離設定として目的地までの所定距離を○○○kmとして設定すると、「○○スキー場」の手前○○○kmでチェーン脱着場のロゴマークを表示させることができる。
そして、ユーザーによって選択された目的地と関連施設は関連付けられ、関連施設情報として外部メモリ19に記憶される。例えば、目的地として「○○スキー場」、目的地の関連施設として「チェーン脱着場」、時間設定として○時○分、距離設定として目的地の手前○○○kmといった情報が関連施設情報として外部メモリ19に記憶される。また、関連施設情報には、地図データ入力器16から読み出した関連施設のロゴマークも含まれる。
このように、ユーザーの操作によってユーザーの嗜好に合った関連付けを行うことができる。しかし、このような関連付け作業を面倒と感じるユーザーもいると考えられる。そこで、目的地が設定された後、周辺施設検索が行われ、周辺施設検索の検索結果からユーザーによって所定回数以上、同じ周辺施設が選択された場合、制御回路18は、ユーザーによって所定回数以上選択された周辺施設を目的地の関連施設として学習する学習処理を行うようになっている。
次に、図3を参照して、制御回路18による学習処理について説明する。ナビゲーション装置1の電源がオンされると、制御回路18は、所定の初期設定を行い、その後、ユーザーのリモコン23または操作スイッチ群17の操作によって経路探索プログラムが起動されると、図3に示す処理を行う。
まず、経路探索プログラムが起動され、ユーザーのリモコン23または操作スイッチ群17の操作によりジャンル検索画面からジャンルの指定を受けると、地図データ入力器16の記憶媒体に記憶された検索リストからユーザーによって指定されたジャンルに該当する施設を読み出して、表示装置20の表示画面に表示させ、この表示画面からユーザーによって指定された施設を目的地として設定し、目的地への経路探索、経路表示を行う(S200)。
そして、目的地に関する「目的地の情報」を外部メモリ19に記憶する。なお、「目的地の情報」には、目的地のジャンルに相当する「目的地の種類」(例えば、レストラン、スキー場等)、目的地に相当する「目的地の詳細情報」(例えば、レストランA、蔵王スキー場等)、「目的地までの距離」、「目的地を設定した日時、曜日」が含まれる(S201)。
次に、外部メモリ19に同じ目的地条件で学習済みの関連施設が既に記憶されているか否かに基づき、既に学習済みの関連施設があるか否かを判定する。なお、同じ目的地条件とは、S201で外部メモリ19に記憶した「目的地の情報」のうち、「目的地の種類」および「目的地の詳細情報」が同じであることを意味する(S202)。
ここで、外部メモリ19に同じ目的地条件で学習済みの関連施設が既に記憶されてない場合、既に学習済みの関連施設がないと判定し(S202でNOと判定)、S204へ進む。
また、S202において、既に学習済みの関連施設があると判定した場合(S202でYESと判定)、後述する学習タイミングに合わせて学習済みの関連施設のロゴマークを、表示装置20の画面の地図上に表示させ(S203)、S204へ進む。
S204では、ユーザーの操作に応じて周辺施設検索を実行し、周辺施設検索の検索結果からユーザーの操作によって表示装置20に表示させる周辺施設が変更されたことを検出すると(S204)、変更された周辺施設に関する「周辺施設の情報」を外部メモリ19に記憶する。なお、「周辺施設の情報」には、周辺施設に関する「周辺施設の種類」(ガソリンスタンド、チェーン脱着場等)、「周辺施設を変更した時の目的地までの残距離」、「周辺施設を変更した日時、曜日」が含まれる。また、ユーザーの操作によって表示装置20に表示させる周辺施設が変更されたとは、表示装置20に表示させる周辺施設が新たに設定されたという意味も含まれる(S205)。
次に、ユーザーがこれまでに同じ目的地条件において、所定回数(N回)以上同じ周辺施設を選択したか否かを判定する。すなわち、ユーザーの操作によって周辺施設が選択されると、目的地条件毎に周辺施設が選択された回数(選択回数)が外部メモリ19に記憶されるようになっており、この選択回数がN回以上であるか否かに基づき、同じ目的地条件において、所定回数(N回)以上同じ周辺施設が選択されたか否かを判定する(S206)。
ここで、ユーザーの操作によって同じ目的地条件において同じ周辺施設が選択された選択回数がN回未満の場合(S206でNOと判定)、周辺施設の選択回数をカウントアップし(S208)、本学習処理を終了する。
また、ユーザーの操作によって同じ目的地条件において同じ周辺施設が選択された選択回数がN回以上の場合(S206でYESと判定)、S201において外部メモリ19に記憶した「目的地の情報」とS205において外部メモリ19に記憶した「周辺施設の情報」を関連付けて「関連施設情報」として外部メモリ19に記憶し(S207)、本学習処理を終了する。
なお、学習処理によって関連付けされた「関連施設情報」は、図2に示したような、ユーザーの操作によって関連付けされた情報とは区別して外部メモリ19に記憶される。また、学習処理によって関連付けされた「関連施設情報」には、地図データ入力器16から読み出した関連施設のロゴマークも含まれる。
また、S204において、周辺施設検索が実行されない場合、あるいは、ユーザーの操作に応じて周辺施設検索を実行しても、周辺施設検索の検索結果からユーザーの操作によって表示装置20に表示させる周辺施設が変更されない場合、本学習処理を終了する。
次に、図4を参照して、制御回路18による関連施設のロゴマークの表示処理について説明する。ナビゲーション装置1の電源がオンされると、制御回路18は、所定の初期設定を行い、その後、ユーザーのリモコン23または操作スイッチ群17の操作により、経路探索プログラムが起動されると、図4に示す処理を開始する。なお、制御回路18は、図3に示した学習処理と図4に示す関連施設のロゴマークの表示処理を1つの処理として行う。
まず、ユーザーのリモコン23または操作スイッチ群17の操作に応じて経路探索プログラムが起動されると、制御回路18は、図5(a)に示すような、ジャンル検索の入力画面を表示装置20に表示させる。そして、例えば、ユーザーによって「スキー場」が選択されると、次に、図5(b)に示す入力画面を表示させる。そして、例えば、ユーザーの操作によって「任意のスキー場」が選択されると、選択された任意のスキー場を目的地として設定する(S100)。
そして、位置検出器11のセンサ12〜15から入力される各種信号に基づき現在地の座標を算出するとともに、地図データ入力器16から目的地の座標を読み出し、現在地から目的地までの最適な経路を自動的に選択して案内経路を形成し、形成した案内経路を表示装置20に表示させる。
次に、ユーザーの操作によって関連付けられた関連施設情報、図3に示した学習処理によって関連付けられた関連施設情報、地図データ入力器16から入力される各種データが記憶された記憶媒体に予め地図データ作製業者などによって関連付けられた関連施設情報の各関連施設情報を読み出し、設定された目的地の関連施設があるか否かを判定する(S102)。
ここで、S100において設定した目的地の関連施設があると判定した場合(S102でYESと判定)、更に、その関連施設がユーザーによって設定された関連施設であるか否かを判定する(S104)。
ここで、目的地の関連施設が、ユーザーによって設定された関連施設であると判定した場合(S104でYESと判定)、関連施設のロゴマークを表示装置20の画面の地図上に表示させる。例えば、図5(c)に示すように、スキー場と関連付けられたチェーン脱着場のロゴマークを表示させる(S105)。
なお、図2(c)に示した画面において、ユーザーによって関連施設のロゴマークを表示させる時刻を設定する「時間設定」が設定されている場合、「時間設定」において設定された時刻に関連施設のロゴマークを表示させる。また、図2(c)に示した画面において、関連施設のロゴマークを表示させる距離を設定する「距離設定」が設定されている場合、「距離設定」において設定された距離に到達したときに関連施設のロゴマークを表示させる。
また、S104において、目的地の関連施設が、ユーザーによって設定された関連施設でないと判定した場合(S104でNOと判定)、学習処理によって学習した関連施設であるか否かを判定する(S106)。ここで、学習処理によって学習した関連施設であると判定した場合(S106でYESと判定)、学習処理によって学習した関連施設のロゴマークを学習タイミングに合わせて表示させる(S107)。
学習タイミングとしては、図3のS205において設定された、「周辺施設を変更した時の目的地までの残距離」に到達したとき、あるいは、「周辺施設を変更した日時、曜日」になると、関連施設のロゴマークを表示させることができる。本実施形態では、「周辺施設を変更した日時、曜日」と同じ日時、曜日になると、関連施設のロゴマークを表示させる。
また、S106において、学習した関連施設でないと判定した場合(S106でNOと判定)、地図データ入力器16から入力される各種データが記憶された記憶媒体に記憶された関連施設情報に基づいて関連施設のロゴマークを表示する(S108)。
また、S102において、目的地と関連する関連施設が存在しないと判定した場合(S102でNOと判定)、関連施設のロゴマークを表示することなく本処理を終了する。
そして、再度、上記した関連施設のロゴマークの表示処理が繰り返され、新たな目的地が設定されると、新たに設定された目的地に関連する関連施設のロゴマークが表示される。すなわち、設定された目的地に応じて目的地と関連付けられた関連施設のロゴマークが自動で切り替わるように表示される。
また、制御回路18は、図4に示した処理において、図6に示すように、ユーザーによって設定された関連施設、学習処理によって学習した関連施設、地図データ入力器16から入力される各種データとともに記憶媒体に記憶された関連施設の順に優先的に表示装置20の画面にロゴマークを表示させる。
最もユーザーの嗜好に適していると考えられるのは、ユーザーによって設定された関連施設であるため、ユーザーによって設定された関連施設の優先度が最も高くなっている。次いで、ユーザーの嗜好に適していると考えられるのは、学習処理によって学習した関連施設であるため、ユーザーによって設定された関連施設の次に優先度の高い関連施設は、学習処理によって学習した関連施設となっている。また、地図データ入力器16から入力される各種データとともに記憶媒体に記憶された関連施設は、ユーザーの嗜好と関係なく設定されているため、優先順位が低くなっている。
上記したように、目的地を設定し、目的地と関連付けられた関連施設の表示情報を含む関連施設情報を取得し、取得した関連施設情報に基づき、設定された目的地と関連付けられた関連施設の表示情報を地図上に表示させるので、目的地と目的地に関連する関連施設のロゴマークを関連付けて表示させることができる。
例えば、屋外スキー場と屋内スキー場を区別して関連施設を関連付け、屋外スキー場の関連施設としてチェーン脱着場を関連付けて設定し、屋内スキー場にはチェーン脱着場を関連付けないように設定しておくことにより、目的地として屋外スキー場が設定された場合には、チェーン脱着場を関連施設としてロゴマーク表示させ、目的地として屋内スキー場が設定された場合には、チェーン脱着場を関連施設としてロゴマーク表示させないようにすることができる。
また、制御回路18は、ロゴマークを予め設定されている表示タイミングに応じて表示させることができる。
なお、上記実施形態において、目的地設定手段は、図4に示した目的地を設定する処理(S100)に相当し、取得手段は、地図データ入力器16から入力される各種データが記憶された記憶媒体に記憶された関連施設情報、ユーザーによって設定された関連施設情報、学習処理によって学習した関連施設情報の各関連施設情報を制御回路18が取得する処理に相当する。また、制御手段は制御回路18に相当し、表示手段は表示装置20に相当する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態において、「○○スキー場」の関連施設として「チェーン脱着場」を関連付ける例について示したが、例えば、「墓地」の関連施設として「花屋」を関連施設として関連付けるようにしてもよい。
また、上記実施形態において、ユーザーの操作によって目的地の関連施設を関連付ける場合、「○○スキー場」の関連施設として「チェーン脱着場」を関連付ける例について示したが、「スキー場」の関連施設として「チェーン脱着場」を関連付けるようにしてもよい。すなわち、「○○スキー場」のように、目的地に対して関連施設を関連付けるのではなく、「スキー場」のように、目的地の種類に対して関連施設を関連付けるようにしてもよい。
また、上記実施形態において、スキー場に関連する関連施設としてチェーン脱着場が関連付けられた例を示したが、スキー場に関連する関連施設としてチェーン脱着場とパーキングといったように、複数の関連施設が関連付けられるようにしておき、複数の種類のロゴマークを表示できるようにしてもよい。
また、上記実施形態における経路探索プログラムにおける目的地を入力する方法として、ジャンル検索により目的地を入力する例を示したが、ジャンル検索に限ることなく、例えば、電話番号検索、住所検索、50音検索などにより、目的地を入力するようにしてもよい。
また、スキー場の関連施設としてチェーン脱着場が関連付けられた場合、全国のチェーン脱着場をスキー場の関連施設として関連付けておき、現在地を中心とした所定距離以内を周辺として、あるいは、目的地を中心とした所定距離以内を周辺として、周辺に位置するチェーン脱着場のロゴマークのみをスキー場の関連施設として表示させるようにしてもよい。
また、上記実施形態における図3の学習処理において、制御回路18は、「目的地までの距離」が日常的に利用する所定距離以内の場合と、「目的地までの距離」が非日常的に利用する所定距離以上の場合とで、「目的地の情報」と「周辺施設の情報」の関連付けを区別して学習させておき、「目的地までの距離」に応じて関連施設のロゴマークを区別して表示させてもよい。このように、「目的地までの距離」に応じて区別して関連付けを行うことにより、日常的に利用する目的地が設定された場合と非日常的に利用する目的地が設定された場合とで、関連施設のロゴマークを異ならせて表示させることができる。
また、上記実施形態における図3の学習処理において、制御回路18は、「目的地を設定した日時、曜日」に基づき、日時、曜日毎に「目的地の情報」と「周辺施設の情報」の関連付けを行い、例えば、平日の通勤時間帯に関連付けたものと、日曜日の昼間に関連付けたものを区別して学習させておき、平日の通勤時間帯に目的地が設定された場合と日曜日の昼間に目的地が設定された場合とでは、関連施設のロゴマーク表示を異なるようにしてもよい。
1…ナビゲーション装置、11…位置検出器、12…地磁気センサ、
13…ジャイロスコープ、14…距離センサ、15…GPS受信機、
16…地図データ入力器、17…操作スイッチ群、18…制御回路、
19…外部メモリ、20…表示装置、21…音声出力装置、22…リモコンセンサ、
23…リモコン。
13…ジャイロスコープ、14…距離センサ、15…GPS受信機、
16…地図データ入力器、17…操作スイッチ群、18…制御回路、
19…外部メモリ、20…表示装置、21…音声出力装置、22…リモコンセンサ、
23…リモコン。
Claims (7)
- 目的地を設定する目的地設定手段と、
前記目的地と関連付けられた関連施設の表示情報を含む関連施設情報を取得する取得手段と、
地図を表示する表示手段と、
前記取得手段によって取得された前記関連施設情報に基づき、前記目的地設定手段によって設定された前記目的地と関連付けられた前記関連施設の表示情報を前記表示手段の前記地図上に表示させる制御手段と、を備えたことを特徴とする地図表示装置。 - 前記関連施設情報は、ユーザーによって前記目的地と前記関連施設が関連付けられたものであることを特徴とする請求項1に記載の地図表示装置。
- 前記関連施設情報は、前記目的地が設定された後、周辺施設検索が実行され、この周辺施設検索の検索結果からユーザーによって指定された施設を前記目的地の関連施設として学習したものであることを特徴とする請求項1に記載の地図表示装置。
- 前記関連施設情報は、予め前記地図を表示するためのデータとともに記憶媒体に記憶されたものであることを特徴とする請求項1に記載の地図表示装置。
- 前記関連施設情報には、ユーザーによって関連付けられたもの、目的地の関連施設として学習したもの、および予め前記地図を表示するためのデータとともに記憶媒体に記憶されたものがあり、
前記制御手段は、前記ユーザーによって関連付けられた前記関連施設情報、前記目的地の関連施設として学習した前記関連施設情報、予め前記地図を表示するためのデータとともに記憶媒体に記憶された前記関連施設情報の順で優先的に前記関連施設の表示情報を前記表示手段の前記地図上に表示することを特徴とする請求項1に記載の地図表示装置。 - 前記制御手段は、複数の種類の前記表示情報を表示することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の地図表示装置。
- 前記制御手段は、前記表示情報を予め設定されている表示タイミングに応じて表示させることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の地図表示装置。
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2003
- 2003-10-28 JP JP2003367575A patent/JP2005134148A/ja active Pending
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