JP3688400B2 - 配管漏洩位置特定方法における信号処理方法 - Google Patents

配管漏洩位置特定方法における信号処理方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は配管漏洩位置特定方法における信号処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ガスや水道等の土中埋設配管は腐食等によって穴が空き、管内の輸送対象物が漏洩してしまうことがある。このような場合、漏洩位置を精度よく特定し、その漏洩位置だけを掘り起こして修理するのが望ましい。
【0003】
従来から、配管の漏洩位置を特定する方法として音波式の配管漏洩位置特定方法が知られている。たとえば、特開平5−87669号公報に開示された配管漏洩検査方法は、水、油等を輸送する配管における漏洩位置を特定する方法であり、この方法は、配管上の2点で音圧を検出し、この2点で得た音圧の信号を相互相関法にて処理することによって2点に漏洩音波が伝わるまでの伝搬時間の差を求め、この伝搬時間の差に基づいて漏洩位置を特定する方法である。
【0004】
たとえば、図9を参照すると、配管1上の任意の2点(点Aと点B)にマイク2およびマイク3を取り付け、このマイク2、3によって点Cの漏洩位置からの漏洩音波を測定する。そして、マイク2で得た音波信号とマイク3で得た音波信号とを相互相関法にて処理することによって2点に漏洩音波が伝わるまでの伝搬時間の差を求め、この伝搬時間の差に基づいて漏洩位置である点Cを特定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述の特開平5−87669号公報に開示された配管漏洩検査方法では、水、油等を輸送する配管を対象としており、このような配管は、管内圧力が比較的高く、漏洩音が大きな音になるという特徴がある。これに対して、たとえば、ガスの配管のように、管内圧力が比較的低く、漏洩音が小さい場合には、上述の特開平5−87669号公報に開示された配管漏洩検査方法を単純に適用すると、雑音と漏洩音の区別がつきづらく漏洩位置の特定が困難であるという問題があった。このため、従来は、管内圧力が比較的低いガス配管等の配管に対しては音波式の配管漏洩位置特定方法が適用されていない状況であった。
【0006】
以下に、管内圧力が比較的低いガス配管等の配管に対して従来の配管漏洩位置特定方法を適用した場合の具体的な問題点を整理しておく。
(1)低圧のガス配管における漏洩音のレベルは小さく、また外部ノイズが大きい場合、漏洩音波がノイズに埋もれてしまい、漏洩音波の抽出が困難である。
(2)外部ノイズは低周波成分を非常に多く含んでおり、低周波成分は配管内を減衰することなく広い範囲に残っているため、漏洩音波の特定に必要な周波数帯域の信号を阻害する。
(3)配管内に混入する外部ノイズには数種類(ガバナ音、燃焼音、打撃音、付近を通行する車や人による騒音等)が存在するため、ノイズをカットするフィルタの設計がきわめて難しい。
(4)漏洩音波はほぼ白色化されているが、配管構成および埋設条件等によって漏洩音波が共鳴し、この共鳴によってピークが発生する場合がある。このようにピークが発生している場合には、漏洩音波がノイズと区別できたとしても、相互相関法にて処理する際に、配管上の2点に漏洩音波が伝わるまでの伝搬時間の差を精度よく求めることができず、漏洩位置の特定が困難になる。
【0007】
本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、管内圧力が比較的低いガス配管等の配管に対してであっても、音波式の配管漏洩位置特定方法を適用することができる配管漏洩位置特定方法における信号処理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するために、配管の両端に音波検出手段を取り付けてこの両端の音波検出手段で検出した漏洩音波の伝搬時間差に基づいて前記配管の漏洩位置を特定する配管漏洩位置特定方法における信号処理方法において、前記両端の音波検出手段で検出した音波信号の所定の低周波成分をアナログハイパスフィルタによってカットし、その後、前記音波信号に対してディジタルバンドパスフィルタ処理を施すことによって、前記音波信号のノイズ成分を除去するようにした。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明を図面に基づいて説明する。
【0010】
図1は、本発明による配管漏洩位置特定方法における信号処理方法を実現するシステムのブロック図である。
【0011】
ここで、配管に対するマイクの取付状態は従来と同様であるので、図9も参照して説明する。
【0012】
図9に示すように配管1にはマイク2とマイク3の2つのマイクが取り付けられるが、図1ではマイク2についてだけ示してある。マイク3についての構成もマイク2と同様である。
【0013】
図9のように配管1に取付けられたマイク2は、配管1を伝わる音波を検出し、音波信号として出力する。この音波信号は、アンプ5で増幅されるとともに、アンプ5に内蔵されたアナログHPF(ハイパスフィルタ)によって低周波成分を除去される。このアナログHPFとしてはたとえば低周波成分カット用50db/octアナログHPFを用いればよい。アンプ5によって増幅および低周波成分除去をされた音波信号はデータ処理部6に入力される。データ処理部6では、入力された信号に対して、雑音を除去し前述の相互相関法に必要な周波数帯域のみを通過させるためにディジタルBPF(バンドパスフィルタ)処理を行い、出力する。このデータ処理部6の出力信号は前述の相互相関法に用いられる。
【0014】
図2は図1に示した各ブロックの入出力信号の周波数特性を示す図であり、(a)は図1に示したマイク2の出力信号、(b)は図1に示したアンプ5の出力信号、(c)はデータ処理部6の出力信号を示す。図2(a)〜(c)において、縦軸はデシベル表示した音圧、横軸は周波数である。
【0015】
また、図3は図1に示した各ブロックにおけるフィルタ特性を示す図であり、(a)は図1に示したアンプ5のフィルタ特性、(b)は図1に示したデータ処理部6のフィルタ特性を示す。図3(a)〜(b)において、縦軸はデシベル表示した音圧、横軸は周波数である。
【0016】
データ処理部6におけるディジタルBPF処理の前にアンプ5内のアナログHPFで低周波成分をカットする理由は、前述のように雑音が低周波成分を多く含んでいるために予めこの低周波成分を大まかにカットしておくためであり、アナログHPFによる低周波成分のカットには処理時間がほとんどかからないが、アナログHPFによる低周波成分のカットを行わずにディジタルBPF処理だけを行うとすると処理時間が大幅にかかってしまうからである。
【0017】
アンプ5内のアナログHPFでカットする周波数帯域は、雑音が含まれる低周波成分を大まかにカットできるように予め実験等で求め、固定にしておけばよい。これに対して、データ処理部6におけるディジタルBPF処理で通過させる周波数帯域は、たとえば雑音の状況によって通過させるべき周波数帯域が異なるので、配管漏洩位置特定の測定を行う際に最適に求める必要がある。以下に、このデータ処理部6におけるディジタルBPF処理で通過させる周波数帯域を求める処理について説明する。
【0018】
図4は、図1に示したデータ処理部6におけるディジタルBPF処理で通過させる周波数帯域のうち下限の周波数を求める処理のフローチャートである。
【0019】
まず、配管1にマイク2および3を取り付け(F−1)、バルブが開いた状態で(F−2)配管1内の音を所定時間だけ測定する(F−3)。バルブは配管1内の輸送対象物、たとえばガスの流れを遮断するために配管1に設けられたものであり、バルブを開いた状態においてはマイク2および3で測定される音は漏洩音とノイズとが合成されたものとなり、バルブを閉じた状態においてはマイク2および3で測定される音はノイズだけになる。ステップ(F−4)ではステップ(F−3)で測定した音波信号に対してたとえばFFT(高速フーリエ変換)を施すことによって周波数分析を行う。
【0020】
次に、バルブを閉じ(F−5)、この状態で再度、配管1内の音を所定時間だけ測定する(F−6)。そして、ステップ(F−7)ではステップ(F−6)で測定した音波信号に対してたとえばFFT(高速フーリエ変換)を施すことによって周波数分析を行う。
【0021】
図5は、測定した音波信号を周波数分析した結果の周波数分布を示す図であり、縦軸はデシベル表示した音圧、横軸は周波数である。
【0022】
図5において、曲線aはバルブ遮断前の音波信号すなわち図4のステップ(F−3)で測定した音波信号であり、曲線bはバルブ遮断後の音波信号すなわち図4のステップ(F−6)で測定した音波信号である。
【0023】
図4の説明に戻り、次に、ステップ(F−4)で求めた音波信号の周波数分布からステップ(F−7)で求めた音波信号の周波数分布を引き算する(F−8)。すなわち、各周波数ごとに、図5に示した曲線aの音圧から曲線bの音圧を引き算する。
【0024】
図6は、図5に示した曲線aから曲線bを引き算した結果の曲線を示す図であり、縦軸はデシベル表示した音圧の差、横軸は周波数である。
【0025】
上述したように、図5の曲線aは漏洩音とノイズとが合成されたものであり、曲線bはノイズだけのものである。従って、曲線aから曲線bを引き算することにより、ほぼ漏洩音だけによる曲線が求まる。図6を参照すると、低い周波数帯域においてはノイズだけであるために音圧の差がほとんどなく、ある周波数から急に音圧の差が大きくなる。この周波数が、図1に示したデータ処理部6におけるディジタルBPF処理で通過させる周波数帯域のうち下限の周波数である。
【0026】
すなわち、図4のステップ(F−9)では、音圧レベルが所定の閾値を越える最小周波数を求め、この求めた周波数を図1に示したデータ処理部6におけるディジタルBPF処理で通過させる周波数帯域のうち下限の周波数とする。
【0027】
次に、図1に示したデータ処理部6におけるディジタルBPF処理で通過させる周波数帯域のうち上限の周波数の求め方について説明する。
【0028】
図5の曲線aすなわちバルブ遮断前の音波信号を参照すると、高周波数側でピークcおよびdが発生していることがわかる。これらのピークは、漏洩音が配管1内で共鳴して発生するものであり、このようなピークが存在すると相互相関法にて処理して漏洩位置を特定する際に誤差の原因となるため取り除かなければならない。図5のピークcは管内1次モード固有周波数におけるピークであり、ピークdは管内2次モード固有周波数におけるピークである。図1に示したデータ処理部6におけるディジタルBPF処理で通過させる周波数帯域のうち上限の周波数は、この漏洩音の共鳴により生じるピークを取り除くように定められる。
【0029】
図7は、図1に示したデータ処理部6におけるディジタルBPF処理で通過させる周波数帯域のうち下限の周波数を求める処理のフローチャートである。
【0030】
まず、配管1の管径を予め調べておいてそれを入力する(G−1)。入力された管径から管内モードの固有周波数を計算し(G−2)、1次モード固有周波数より低い所定の周波数を、図1に示したデータ処理部6におけるディジタルBPF処理で通過させる周波数帯域のうち上限の周波数とする(G−3)。
【0031】
すなわち、図4で求めた下限周波数から図7で求めた上限周波数までの間の周波数を通過させるように、図1に示したデータ処理部6におけるディジタルBPF処理を行えばよい。
【0032】
ところで、漏洩音は白色化し特定周波数成分をもたない信号であるが、ノイズ成分として特定周波数成分をもった信号(たとえば、配管の打撃音等)が混入してしまうことがある。この場合も信号の周波数分布にピークが生じてしまい、相互相関法にて処理して漏洩位置を特定する際に誤差の原因となるため取り除かなければならない。このピークの除去は、図1に示したデータ処理部6において、すでに説明したディジタルBPF処理のほかに、所望の周波数帯域のみをカットするディジタルBEF(バンドエリミネートフィルタ)処理を行うようにすればよい。
【0033】
ここで、このディジタルBEF処理でカットする周波数帯域を決定する処理について説明する
図8はディジタルBEF処理でカットする周波数帯域を決定する処理について説明する図であり、(a)は測定した音波信号を周波数分析した結果の周波数分布を示す図、(b)はディジタルBEF処理のフィルタ特性を示す図、(c)は(b)のフィルタ特性のディジタルBEF処理を(a)に施した結果の図であり、図8(a)〜(c)において縦軸はデシベル表示した音圧、横軸は周波数である。
【0034】
まず、図1に示したデータ処理部6におけるディジタルBPF処理を施した結果の信号の音圧レベルの平均値を算出し、この平均値に所定の値だけ足した値をしきい値として定める。そして、図4のステップ(F−4)の結果の信号、すなわちバルブが開いた状態で配管1内の音を所定時間だけ測定し、この測定した音波信号を周波数分析した結果の信号の各周波数帯域のうち、ディジタルBPF処理で通過させる周波数帯域の範囲内で、音圧レベルが先に算出したしきい値を越える周波数帯域を求める。この求めた周波数帯域が、ディジタルBEF処理でカットする周波数帯域である。
【0035】
図8(a)はバルブが開いた状態で配管1内の音を所定時間だけ測定し、この測定した音波信号を周波数分析した結果を概略的に示した図である。図8(a)に示したピークはディジタルBEF処理でカットする周波数帯域に含まれ、図8(a)に図8(b)のフィルタ特性を有するディジタルBEF処理を施すことによって、図8(c)に示すようにピークをもたない信号を得ることができる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、管内圧力が比較的低いガス配管等の配管に対してであっても、音波式の配管漏洩位置特定方法を適用することができる配管漏洩位置特定方法における信号処理方法を提供することができる。
【0037】
また、以下に列記する効果がある。
(1)外部ノイズが大きい場合であっても漏洩音波の抽出が可能なので、音波式の配管漏洩位置特定方法によって、ガス配管等の低圧配管の漏洩位置特定が可能となる。
(2)ノイズ除去によって、従来に比べて相互相関波形のノイズ成分が減少し、漏洩位置特定の精度が向上する。
(3)特定周波数成分をもった外部ノイズ(ガバナ音、燃焼音、打撃音、付近を通行する車や人による騒音等)が混入した場合であっても、漏洩音波との選別が容易に行える。
(4)配管構成および埋設条件等によって漏洩音波が共鳴し、この共鳴によってピークが発生した場合であっても、このピークを除去することができ、漏洩位置の誤検出を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による配管漏洩位置特定方法における信号処理方法を実現するシステムのブロック図である。
【図2】図1に示した各ブロックの入出力信号の周波数特性を示す図であり、(a)は図1に示したマイクの出力信号、(b)は図1に示したアンプの出力信号、(c)はデータ処理部6の出力信号を示す。
【図3】図1に示した各ブロックにおけるフィルタ特性を示す図であり、(a)は図1に示したアンプのフィルタ特性、(b)は図1に示したデータ処理部のフィルタ特性を示す。
【図4】図1に示したデータ処理部におけるディジタルBPF処理で通過させる周波数帯域のうち下限の周波数を求める処理のフローチャートである。
【図5】測定した音波信号を周波数分析した結果の周波数分布を示す図である。
【図6】図5に示した曲線aから曲線bを引き算した結果の曲線を示す図である。
【図7】図1に示したデータ処理部におけるディジタルBPF処理で通過させる周波数帯域のうち下限の周波数を求める処理のフローチャートである。
【図8】ディジタルBEF処理でカットする周波数帯域を決定する処理について説明する図であり、(a)は測定した音波信号を周波数分析した結果の周波数分布を示す図、(b)はディジタルBEF処理のフィルタ特性を示す図、(c)は(b)のフィルタ特性のディジタルBEF処理を(a)に施した結果の図である。
【図9】配管に対するマイクの取付状態を示す図である。
【符号の説明】
1 配管
2、3 マイク
5 アンプ
6 データ処理部

Claims (4)

  1. 配管の両端に音波検出手段を取り付けて該両端の音波検出手段で検出した漏洩音波の伝播時間差に基づいて前記配管の漏洩位置を特定する配管漏洩位置特定方法における信号処理方法において、
    前記両端の音波検出手段で検出した音波信号の所定の低周波成分をアナログハイパスフィルタによってカットし、
    その後、前記音波信号に対してディジタルバンドパスフィルタ処理を施すことによって、前記音波信号のノイズ成分を除去する方法であって、
    前記配管に設けたバルブを開にして前記配管を輸送対象物が流れる状態にした上で前記音波信号検出手段によって第1の音波信号を検出し、該第1の音波信号を周波数分析し、前記配管に設けたバルブを閉にして前記配管を輸送対象物が流れない状態にした上で前記音波信号検出手段によって第2の音波信号を検出し、該第2の音波信号を周波数分析し、前記周波数分析した第1の音波信号の音圧レベルから、前記周波数分析した第2の音波信号の音圧レベルを、各周波数ごとに引き算し、該引き算の結果で音圧レベルが所定の閾値を越える最小周波数を求め、該求めた周波数を前記ディジタルバンドパスフィルタ処理で通過させる周波数帯域のうちの下限の周波数とすることを特徴とする配管漏洩位置の特定方法における信号処理方法。
  2. 前記配管の管内1次モード固有振動数よりも低い周波数を前記ディジタルバンドパスフィルタ処理で通過させる周波数帯域のうちの上限の周波数とすることを特徴とする請求項1に記載の配管漏洩位置の特定方法における信号処理方法。
  3. 前記音波信号に対して、前記ディジタルバンドパスフィルタ処理を施した後、ピークを除去するためのディジタルバンドエリミネートフィルタ処理を施すことを特徴とする請求項1又は2に記載の配管漏洩位置の特定方法における信号処理方法
  4. 前記ディジタルバンドパスフィルタ処理を施した結果の信号の音圧レベルの平均値を算出し、該平均値の所定の値だけ足した値を閾値とし、前記周波数分析した第1の音波信号の各周波数帯域のうち、前記ディジタルバンドパスフィルタ処理で通過させる周波数帯域の範囲内で、音圧レベルが前記閾値を越える周波数帯域を求め、該求めた周波数帯域を前記ディジタルバンドエリミネートフィルタ処理でカットする周波数帯域とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の配管漏洩位置の特定方法における信号処理方法。
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