JP3688296B2 - 車両乗客用電子安全装置 - Google Patents

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Description

従来の技術
本発明は、請求項1の上位概念による車両乗客用電子安全装置に関する。車両乗客用電子安全装置は例えば、刊行物1141 Ingenieur de l`Automobile (1982) No.6,69-77ページから公知である。この種の安全装置は重大事故の場合に乗客の生命を保護することができるようにするため常時、作動準備状態でなければならない。この常時の作動準備状態を適切な検査法によって常時監視しなければならない。この検査法は安全装置の構成部材をできるだけ多数含むようにする。
EP0284728から、乗客用安全装置が公知である。この安全装置は乗客に対する複数の安全手段、例えばエアバッグ、シートベルトテンショナ等と、これらの安全手段をそれぞれトリガするため複数の点火ピルを有する。これら点火ピルを流れる電流は制限的なエネルギーリザーブから使われる。点火ピルの各々を流れる電流を制限するために、各点火ピルに対してコンデンサが直接に接続されている。このコンデンサは、エネルギーリザーブの電圧レベルに充電されるまでだけ点火ピルに電流を流す。
本願の基礎となるUS−PS5146104からさらに、乗客用電子安全装置が公知である。この装置は同じように点火ピルに対して直列に接続されたコンデンサを有する。しかしこのコンデンサは小さな容量値を有しており、最大電圧でのこのコンデンサの充電量では点火ピルを点火させるのに十分でない。点火ピルを点火させるためにはさらに高い電流を必要とし、この電流は点火ピルに直列に接続されたコンデンサが点火ピルを通って複数回の充放電されることによって初めて駆動される。後者の形式の安全装置はとりわけ不所望の誤トリガに対して頑強である。なぜならコンデンサに存在する充電量による1回だけの電流通過では点火ピルの点火には達しないからである。さらに例えば、比較的軽微な事故リスクであるのでエアバッグをトリガすべきでないことが判明した場合には、すでに開始した点火ピルの点火過程を中止することができる。
発明の利点
請求項1の特徴部分に記載された本発明の解決手段によって、安全装置のとくに有効な監視が可能であり、これによって高い動作準備性が確保される。とくに高速な診断能力とエラー識別能力、さらにエアバッグおよび/またはシートベルトテンショナのような安全手段の作動が次のようにして達成される。すなわちエラーの特徴を制御指示と共に表に記憶し、この制御指示により所定のエラーが発生してもエアバッグの確実なトリガが保証されるようにするのである。
図1のブロック回路図に示された安全装置の構成によってエアバッグ装置の使用性が、困難なエラー状態が多数ある場合でも格段に向上する。このことにより非常に不利な動作条件の下でも常にエアバッグの確実なトリガが達成される。従って例えば車体アースないし電圧供給源の正端子への短絡も点火ピルの正しい点火を妨げることができない。この回路構成によってスイッチ素子T1,T2およびT3,T4ないしT5,T6がプッシュプル動作するようになる。これによって使用可能な供給電圧が比較的に低い場合でも十分に高い電圧偏移を点火回路コンデンサCF,CBFで得ることができる。これにより安全手段、エアバッグの確実な作動が、バッテリー電圧が比較的低い場合でも9Vから16Vで問題なしに可能である。さらに安全装置は、コストの理由から必要であれば付加的なエネルギーリザーブおよび付加的な電圧変換器なしで構成することができる。供給電圧EVを例えば点火過程の開始前に検出することにより、また場合により別の有利な時間間隔(例えばそれぞれ1msの間隔)で点火過程の経過中に検出することにより、とくに有利にスイッチ素子の制御をそれぞれ存在する瞬時の条件に適合することができる。すなわちこのようにして点火ピルにほぼ一定の点火電流を印加することができる。このことにより、誤トリガに対する安全性が格段に上昇する。動作クロックTあたりに点火ピルを流れる平均点火電流を約2Aの有利な平均値に保持することができるので、点火ピルが誤って20クロック周期まで制御されても不所望にトリガされることがない。さらに提案された安全装置により、点火エネルギーを極端に浪費的に扱うことができる。これは所定のエラー状態において、点火ピルの制御およびエアバッグの確実なトリガを強制的に行うためである。このことはとくに点火ピルが短絡した場合に、約0.5Ωから1Ωのオーダーのバイパス路を、点火ピルに十分な点火エネルギーを供給するために正常に維持しようと試みる場合である。このようなエラーの場合には、提案された回路構成は相応の適切な動作形式によって、点火を惹起するために電流通過率を非常に大きくすることができる。別の特殊事例は点火回路遮断の場合であり、この遮断は約10Ωの抵抗となる。この場合は早期に適切な動作によって十分に大きな電圧偏移が点火回路のコンデンサCF,CBFに生じるようにして確実な点火を得るのが有利である。安全装置の瞬時のエラー状態を点火時点でも検出するためには、適切な制御ストラテジーの選択により、存在する状況に相応する有利なトリガ作用を達成するために有利な動作形式を選択することができる。さらにとくに有利には、すでに選択された制御ストラテジーを必要な場合にはさらに検査し、別の制御ストラテジーがより有利であると示された場合には再び変更することができる。例えば所定の制御ストラテジーの選択後約1μsの間隔で、検出されたエラー状況に対して選択された制御ストラテジーが最適であるか否かについて検査することができる。適さない場合には、次の動作クロックの経過前により適合する制御ストラテジーに場合により切り換えることができる。したがって本発明の安全装置は点火エネルギーを最適に使用することができる。このことは車両バッテリーがすでに消耗していて非常に制限されたエネルギーリザーブしか使用できない場合に非常に重要である。さらに大きな利点が得られるのは、点火回路領域におけるいわゆるダブルエラーの場合である。この場合は、トリガ過程の所定の持続時間では第1のエラーの補償に対して最適の制御ストラテジーを、トリガ過程の別の持続時間では第2のエラーの補償に対する最適ストラテジーを使用するのである。例えば、約1msの持続時間を第1のストラテジーに対して第1のエラー状態を除去するために使用し、別の1msの持続時間を第2のストラテジーに対して第2のエラー状態を除去するために使用することができる。
本発明のとくに有利な構成では、安全装置を規則的に検査することによって識別されたエラー状態をマイクロコントローラのメモリ領域に記憶することができる。時間的に後で、事故状況と関連して安全手段のトリガが必要な場合には、この記憶されたエラー状態を呼び出し、点火ピルを制御するための適切な制御ストラテジーの選択の際に考慮することができる。したがって例えばトリガ過程の間にエラーが急に発生した場合には、まず例えば約4msの間、急に発生したエラー状態を補償する第1の制御ストラテジーを選択し、後続の時間では以前に記憶されたエラー状態も考慮した異なる制御ストラテジーを選択することができる。
図面
本発明の実施例が図面に示されており、以下詳細に説明する。
図1は本発明の安全回路のブロック回路図、
図2はエラー状態およびエラーに依存する制御指示の表、
図3から図7は所定のエラー状態およびそこから生じる制御過程を説明するための線図、
図8はエラー識別およびエラー識別から得られるエアバッグトリガを説明するためのフローチャート、
図9は多数の保持素子とこれに配属された出力段を有する安全装置のブロック回路図、
図10は集積技術で構成された出力段の第1実施例であり、この出力段では点火ピルが全ブリッジ回路に配置されている、
図11は集積技術で構成された出力段の第2実施例であり、この出力段では点火ピルが3/4ブリッジに配置されている、
図12は集積技術で構成された出力段の第3実施例であり、ハーフブリッジに点火ピルが配置されている、
図13は所属の線図、
図14から図16は基準路を有する別の実施例である。
実施例の説明
図1には、本発明の乗客用安全装置のブロック回路図が示されている。この安全装置は車両、有利には自家用車または貨物車のような陸上車両に配置され、乗客を重大事故の際に、エアバッグおよび/またはシートベルトテンショナ等の安全手段を作動することによって保護するために用いる。安全装置は自動車のバッテリー10と接続されており、これから電流が供給される。バッテリー10に並列に、抵抗R1,R2を含む分圧器が接続されている。分圧器R1,R2のタップは線路UBMを介してマイクロコンピュータ20の入力端子(アナログ/デジタル入力側)に接続されている。この線路UBMを介して分圧器R1、R2から車両バッテリー10の電圧を監視するために電圧値を取り出すことができる。通常、車両バッテリー10のマイナス端子は車両のアース端子と接続されている。車両バッテリー10のプラス端子には直流電圧変換器11の入力端子が接続されている。この変換器の出力側端子はエネルギーリザーバ12のプラス端子と接続されており、エネルギーリザーバのマイナス端子は同じようにアース端子と接続されている。エネルギーリザーバとしては比較的大容量、例えば数千μFのコンデンサが適する。このエネルギーリザーバ12は、事故の際に車両バッテリー10への接続が断たれた場合でもなお少なくとも制限された時間の間は電子安全装置に電流が供給されるように設けられている。有利にはエネルギーリザーバ12は直流電圧変換器11によって、車両バッテリー10の電圧の数倍の電圧に充電される。例えば車両の搭載電源が直流の約12Vに対して構成されていれば、エネルギーリザーバ12は例えば45から50Vに充電される。車両バッテリー10のプラス端子はエネルギーリザーバ12のプラス端子と同じように導通方向に導通方向に配置された13、14を介して第2の分圧器R3,R4の高点と接続されており、この分圧器の基点は同じようにアースされている。分圧器R3,R4のタップは線路EVMを介してマイクロコンピュータ20の第2の入力側端子(アナログ/デジタル変換)と接続されている。この線路EVMを介して、分圧器R3,R4に印加される電圧を監視するために部分電圧を取り出すことができる。ダイオード13、14の接続点には、スイッチ素子T1,T2のそれぞれ一方の第1のスイッチ端子が接続されており、これらスイッチ素子のそれぞれ第2のスイッチ端子はそれぞれ2つのダイオード15、16ないし17、18の相互に接続されたアノード端子に導かれている。ダイオード15、17のカソード端子の間には相互に直列に第1の点火ピルZPF(例えば運転者エアバッグ用)と第1のコンデンサCFが接続されている。ダイオード16、18のカソード端子の間には第2の点火ピルZPBF(例えば助手席用)と第2のコンデンサCBFが直列に接続されている。ダイオード15のカソード端子と点火ピルZPFとの間の接続点には別のスイッチ素子T3の第1のスイッチ端子が接続されており、このスイッチ素子T3の第2のスイッチ端子はアースされている。ダイオード16のカソード端子と点火ピルZBPFとの間の接続点にはスイッチ素子T4の第1のスイッチ端子が接続されており、このスイッチ素子の第2のスイッチ端子はアースされている。さらにダイオード18のカソード端子とコンデンサCBFとの間の接続端子にはスイッチ素子T6の第1のスイッチ端子が接続されており、これの第2のスイッチ端子はアースされている。すべてのスイッチ素子T1,T2,T3,T4,T5,T6の制御端子は接続線路PushR1,PushR2,Pull1F,Pull1BF,Pull2F,Pull2BFを介してドライバ回路21の相応する出力端子に接続されている。このドライバ回路は相応のバス線路19を介してマイクロコンピュータ20の出力端子と接続されており、これにより制御される。点火ピルZPF,ZPBFは、乗客に対して安全手段として設けられたエアバッグ22、23の、詳細には図示しない装薬と熱的作用結合している。熱的作用結合とは、電流通過によって加熱可能な点火ピルZPF,ZPBFは発熱状態では、エアバッグ22、23を膨張させる装薬を作動することができることを意味する。
図1にブロック回路図として示された安全装置の機能を以下別の図面に基づいて説明する。図2にはまず表の形態で安全装置の可能なエラー状態とエラーに依存する制御指示が示されている。この制御指示によってエラー状態であってもエアバッグ22、23の確実なトリガが達成される。エラー状態とエラーに依存する制御指示とは有利には記憶手段202に記憶されている。この記憶手段はマイクロコンピュータ20の構成部材とすることもできる。種々のエラー状態が表の第1列にリストアップされている。詳細には以下のええエラー状態が取り扱われる。
−車両バッテリー10ないしエネルギーリザーブ12のプラス端子への回路点FPまたはBFPでの短絡(KS)
−車両バッテリー10またはエネルギーリザーブ12のプラス端子への回路点FMまたはBFMでの短絡
−回路点FPまたはBFPでアースへ短絡
−回路点FMまたはBFMでアースへ短絡
−コンデンサCFないしCBFの短絡
−点火ピルZBFないしZPBFの短絡
−ZKFまたはZKBFの断線
−現在のエラー無し
下の3列には各エラー状態に配属された制御指示がリストアップされている。これらの制御指示はさらに瞬時に使用される供給電圧に依存する。すなわち、供給電圧が9から24Vの間にあるか、24から30Vの間にあるか。30から45Vの間にあるかに依存する。実際には入力パラメータとしてエラー状態と供給電圧の高さに依存する特性マップが取り扱われる。この特性マップにより、非常に高速なエラー診断と、エラー状態および供給電圧の高さに依存する非常に効果的な点火ピルZPF,ZPBFの制御、ひいてはエアバッグ22、23の作動が可能である。説明のために例として図2の2つのマトリクスフィールドを用いる。例えば車両バッテリー10ないしエネルギーリザーブ12へ回路点FPまたはBFPで短絡していることが検出されたとする(表の第1段、第1行のエラー状態参照)。瞬時に存在する供給電圧EVの高さに応じて、異なる制御ストラテジーがとられる。これはエラー状態が識別されても点火ピルZPF,ZPBFに点火電流が十分に印加され、エアバッグ22、23を確実にトリガするためである。供給電圧EVが9Vから24Vの電圧領域にあれば、制御ストラテジーMOD3.1がとられる(図2の表の第1段、第4行参照)。これについては後で図5に基づいて詳細に説明する。供給電圧が24Vから30Vの間にあり、前に述べたエラー状態の場合には、制御ストラテジーMOD1.1がとられる(図2の表、第1段第3行参照)。これについては後で図4に基づいて詳細に説明する。さらに供給電圧が30から45Vの間にあり、前に述べたエラー状態である場合には、MOD1の制御ストラテジーがとられる(図2の表、第1段第2行)。これについては後で図3に基づいて詳細に説明する。相応することが後でさらに説明する図2に示された表の他の位置についても当てはまる。
図3を参照してまず制御ストラテジーMOD1を詳細に説明する。この制御ストラテジーは図2の表では、車両バッテリー10ないしエネルギーリザーブ12のプラス端子へ、図1のブロック回路図の回路点FPまたはBFPで短絡していることが識別され、同時に供給電圧EVの高さが30Vから45Vの間の領域にあることが検出された場合に適用される(図2の表、第1段第2行参照)。同じ制御ストラテジーが図2の表の別の個所にも示されており(第3段第2行と第5段第2行参照)、アースへの短絡が回路点FPまたはBFPで検出される場合とコンデンサCFまたはCBFの短絡が検出される場合に適用される。
MOD1による制御ストラテジー(図3参照)は、回路点FP,BFPの間で電圧供給源のプラス端子へ短絡した場合に有利である。この場合は、回路点FPまたはBFP間で短絡が発生するか、または前記の回路点で供給電圧のプラス極への短絡が発生するようなエラー状況がカバーされる。これらの場合では点火回路にあるコンデンサCF,CBFの電圧偏移が車両バッテリー10の電圧の高さに依存しない。そのため点火ピルZPF,ZPBFの電流通過の持続時間が電圧供給部のプラス端子へのエラー短絡によって影響を受けない。したがってこれにより、供給電圧のプラス極に短絡したことにより点火ピルZPF,ZPBFを通る電流通過率が変化しても、点火回路にエラーのない場合と比較してエアバッグ22、23のトリガ遅延時間が変化するようなことがない。図3の線図には制御ストラテジーMOD1で重要な信号経過が示されている。この線図では点火回路の最小インダクタンスが焼く2μHであると仮定されている。まず導通制御されたスイッチ素子T2(制御線路PushR2)により、点火回路に配置されたコンデンサCF,CBFが場合により回路点FPまたはBFPに存在する電圧供給部のプラス端子への短絡に対抗して充電される。この場合付加的にスイッチ素子T3,T4を導通制御することができる(制御線路Pull1F,Pull1BF)。これはプラス電圧端子への短絡に対抗し、短絡の生じていない回路点FPまたはBFPを所定のようにアースに接続するためである。これによってダイオードを介して入力結合される短絡状況も制御することができる。図3bからスイッチ素子T2の制御はクロックで行われ、例えば時間軸tの時点t1で開始することがわかる。スイッチ素子T2は次に約7μsの間、導通制御される。これに続いてスイッチ素子T2は、図3bからわかるように7μsの間、再び阻止され、次のまた新たに焼く7μsの間、導通制御される。それぞれ導通制御される時間フェーズは時間間隔Tで行われる。すでに前に述べたように、図3cによればさらに付加的にスイッチ素子T3,T4がそれぞれスイッチ素子T2の導通フェーズの間、導通制御される。その後、スイッチ素子T2は(場合によりT3,T4も)、所属の制御線路PushR2,Pull1F,Pull1BFでの相応の制御によって阻止され、スイッチ素子T5,T6(図3d参照)が導通制御される。スイッチ素子T5,T6の導通フェーズは時点t2で開始し、同じように約7μs持続する。この制御か的によって、点火回路に配置されたコンデンサCF,CBFは反対方向に充電される。図3eには電流パルスIZKF、IZBFが時間の関数として示されている。これらの電流パルスは前に説明した点火回路の制御によって生じるものであり、点火ピルZPFないしZPBFに印加される。どれだけのエネルギー量が点火ピルの確実な作動に必要であるかは十分に既知であるから、点火ピルを作動させるためにはこの種の電流パルスがいくつ必要であるかは簡単に求めることができる。
図4を参照して制御モードMOD1.1を説明する。このモードは図2の表では、例えば供給電圧のプラス端子への短絡が回路点FPまたはBFPで存在するか(表の第1段第3行)、またはアースへの短絡が回路点FPまたはBFPで存在する(表の第3段第3行)場合に適用される。MOD1.1による動作では、供給電圧が24Vから30Vの間にある値に減少していることが考慮される。これらのパラメータによって点火ピルの制御を次のように調整することができる。すなわち、点火ピルの電流通過率が正確に所定の領域に保持されるように調整することができる。ここにおいて、エアバッグ装置の点火ピルにおける電流通過率の制御のためにパルス幅変調の1つの形式が提案される。その際さらに事故過程中と点火ピルの点火過程中に供給電圧の瞬時値が考慮される。図4に示された信号線図にさらに立ち入る必要はない。なぜなら、この線図は、制御時間がわずかに異なることを除いて、すでに操作に説明した図3の信号経過に実質的に相応するからである。スイッチ素子T1〜T6はMOD1でもMOD1.1でも次のように制御される。すなわち電圧特性が許容すれば最大で約5Aの電流(IZKF,IZKBF)が流れることができるように制御される。MOD1とMOD1.1の動作形式は、同じように回路点FPまたはBFPがアースへ短絡したが、出力損失は発生していないような場合の制御に適する。さらに前記の動作形式は、コンデンサCF、CBFが短絡したが、重大な出力損失はないような場合に対しても適する。なぜならそれでの作動に必要な約2.5Aの点火電流を準備することができるからである。
次に図5に基づいて制御ストラテジーMOD3.1について説明する。この動作形式は、供給電圧が約9V〜24Vの電圧領域に減少していることを考慮している。この状態は例えば、エネルギーリザーブ12に故障が発生するか、または車両バッテリー10の破壊と後に続く重大事故経過までに過度に長い時間のある場合である。さらにエネルギーリザーブまたは直流電圧変換器なしでやりくりしなければならないような状況が安全装置に発生することもある。供給電圧のプラス端子へ短絡しているような不利な場合では、それぞれの点火回路のコンデンサCF,CBFに約6Vの小さな電圧偏移が残っているので、点火回路の約2μHのインダクタンスを考慮すると、さらに平均で約2Aのオーダーの点火回路電流が得られる。このことは、点火回路の共振領域での最適制御と、ここに提案されたプッシュプル動作するスイッチ素子T1,T2ないしT3,T4およびT5,T6の制御とによって可能となる。このことによって最悪の場合でも、約12Vの電圧偏移を点火回路のコンデンサCF,CBFで準備することができる。
以下図6および図7を参照して、制御ストラテジーMOD2およびMOD2.1を詳細に説明する。この動作形式は、運転者用エアバッグの回路点FMおよび/または助手席用エアバッグの回路点BFMが供給電圧のプラス端子に短絡した場合にとくに有利である。この場合もコンデンサCF,CBFにおける電圧偏移は同じように車両バッテリーのバッテリー電圧(UBat、約9〜16V)の高さに依存しない。このことによって、点火ピルZPF,ZPBFの電流通過時間は供給電圧のプラス極へのエラー短絡によって影響を受けない。この動作形式は、図1に示した安全装置が2つの別個の制御可能なスイッチ素子T1,T2を点火出力段に有することによって可能である。図6と図7に示された曲線経過について論議することは省略する。なぜなら、動作形式MOD1とMOD1.1についてすでに詳細に行った説明がほとんどそのまま適用できるからである。動作形式MOD2とMOD2.1も同じように、回路点FMないしBFMでアースに誤って短絡しているが、出力損失は見られないような場合の制御に適する。同じことが、エラーがない場合の点火回路の制御に対しても当てはまる。
動作形式MOD2.2は、安全装置が点火回路の点火ピルZPF,ZPBFの短絡を識別した場合の制御ストラテジーとしてとくに適する。この短絡が0Ωとは異なる値を有し、これが例えば0から1Ωの間の領域にあれば、相応のクロック制御(パルス幅変調)により点火ピルZPF,ZPBFを少なくとも所定時間の間、最大可能な電流通過率で印加することが有利である。点火回路のインダクタンスが2μHであると仮定すれば、約6μsの制御持続時間により共振点が調整される。短絡抵抗値が約0.5Ωの場合は、約1Aの電流が点火ピルを流れる。24Vから30Vのオーダーの小さな供給電圧が点火ピルの短絡というエラー状態(残留抵抗が約0〜1Ω)に対して点火ピルを流れる高い電流通過率が要求される際に使用される。プッシュプル動作する2つのスイッチ素子T1,T2により、点火回路のコンデンサCF,CBFにおける電圧偏移が2倍になる。これにより制限された最大電流が流れることができる。この動作形式の使用を比較的に低い供給電圧に制限することによって余計な高い阻止電圧がスイッチ素子に発生することがない。このことによって非常に安価な離散的半導体素子または集積半導体素子をスイッチ素子として使用することができる。動作形式MOD3は同じように、点火回路に断線があるようなエラーの場合に対してとくに適する。このエラー状態は、例えば点火回路の抵抗が約10Ωの値を越える場合に想定される。このような高い点火回路抵抗の場合には、点火回路の要素(点火ピル、コンデンサ)における十分な電圧偏移を適時に考慮し、これにより約2Aの最小必要値に点火電流が維持されるようにする。このことは、スイッチ素子T1,T2ないしT3,T4およびT5,T6のプッシュプル動作によって達成される。
図8に示されたフローチャートを参照して、以下本発明の安全装置の動作経過をもう一度説明する。電子安全装置の装備された車両が動作状態におかれ、道路交通に関与していると仮定する(ステップ8.0)。方法ステップ8.1で信号評価が行われる。すなわち、加速度センサ220により記録された信号がマイクロプロセッサ20により評価される。ここでは、信号がエアバッグ22、23のトリガを必要とする(8.2)ような重大な事故状況を指示するか否かが検出される。これが検出されなければ(8.3)信号評価が続けられる(8.1)。事故状況が識別されると(8.4)、瞬時に点火回路ダブルエラーが存在するか(8.6)否かが検査される(8.5)。
瞬時の点火回路ダブルエラーが識別された場合には(8.6)、最適のエラー適合した制御ストラテジーが図2の表から選択される(8.7)。次に所定の制御時間(最初に識別されたエラータイプに最適に調整されている(8.8))、例えば約1msの間、制御が行われる。これに続いて(8.9)、制御ストラテジーが変更される(図2の表から選択)。これは約1msの別の時間の間に第2の識別されたエラーに対して最適に調整するためである。検査の際に瞬時の点火回路ダブルエラーが識別されなければ、ステップ8.10に従って、瞬時の点火回路状態に相当する最適制御ストラテジーが図2の表から選択される。続いて(8.11)、点火ピルの制御が最適の制御ストラテジーに応じて行われる。ステップ8.12では、約100μsの測定間隔でそれぞれ瞬時の点火回路状態が検査され(例えば短絡識別)、使用可能な供給電圧が測定される。ステップ8.13では再び瞬時の点火回路ダブルエラーが存在するか否かが検査される。択一的にループ8.13、8.15、8,16、8.17、8.18またはループ8.13,8.19、8.20を繰り返して処理することもできる。ステップ8.21では付加的に、場合により記憶されたエラー状態が存在するか否かが検出される。そのようなものがなければ(8.22)、全体のトリガ持続時間が所定の限界持続時間(TG、約8ms)より小さいか否かかが検査される(8.23)。小さい場合には(8.24)、分岐点Cで8.4に戻る。それ以外の場合(8.25)は、8.26でトリガ過程が終了する。記憶されたエラーがあれば(8.27)8.28で再び、点火回路ダブルエラーが存在するか否かが問い合わされる。択一的に、8.29,8.30,8.31,8.32への分岐が最終的に8.33でメインルートに戻るために行われる。このメインルートでは8.40でトリガが終了する。点火回路ダブルエラーが識別されなければ(8.34)、(8.35)図2の表から再び最適の制御モードが選択される。相応のトリガは8.36で行われる。
図9は安全装置1の別の実施例のブロック回路図である。この実施例では安全装置1に、センサ200、記憶手段を備えた制御装置201、および多数の保持素子31/1、31/2...31/6とこれに配属された出力段30/1、30/2、...30/6が設けられている。この種の多数の出力段と保持素子は、例えば次のような安全装置が装備されている現代の自動車では予め想定されている。運転者用シートベルトテンショナ、助手席用シートベルトテンショナ、運転者用エアバッグ、助手席用エアバッグ、運転者用サイドエアバッグ、助手席用サイドエアバッグ。現在ではすでに次のような傾向が見られる。すなわち、図9に例として示した6つの保持素子ないし配属された6つの出力段の数を越える傾向が見られる。車両の後部座席にこのような安全装置を装備する場合には将来的にはさらに多数の保持素子および出力段を使用される。出力段30/1、...30/6は、図10に例として示した実施例のように、それ自体比較的複雑に構成されている。多数のスイッチ素子T11,T12,T13、T14が直列および並列に接続されている。当業者にとっては、図10の実施例はフルブリッジと称されるブリッジ回路であることがわかる。さらに簡単にした変形実施例、例えばいわゆる3/4ブリッジ、または1/2ブリッジが考えられる。これらはず1と図12に例として示されている。合理化と信頼性の理由から前に述べた出力段、少なくともそのうちの重要部分を集積形態で製造することが考えられる。例えば、少なくとも前に述べたスイッチ素子を半導体スイッチとして構成し、これを集積技術で製造すると有利である。このことは現在の技術手段で、スイッチ素子を電力MOFETトランジスタとして構成するならば問題なしに可能である。しかし集積回路に対して現在通用しているプロセスでは次のような半導体スイッチ素子だけが製造可能である。すなわち、伝達抵抗が導通状態で0.5から約1.5Ωのオーダーにある素子だけが製造可能である。したがってこのスイッチ素子のオン抵抗は従来の点火ピルの抵抗のオーダーにあり、点火ピルは同じように数Ωのオーダーの抵抗値(例えば1から3Ω)を有する。しかしこのような抵抗特性では、離散的電力MOSFETによる通常の点火回路検査方法をうまく適用することができない。すなわち半導体素子の前記の抵抗値はとくに強く温度に依存する。例えば図10の実施例で放電抵抗RMを約10Ωに選択すれば、点火ピルの抵抗の変化は100mΩ以下のオーダーであるが(このことは出力段の機能を判定する上で非常に重要である)、温度に起因する変化からほとんど区別することができない。この問題の解決手段は本発明によって次のように達成される。すなわち図10の実施例でブリッジ回路を形成し、点火ピルZP1とコンデンサCZK1を含む第1のスイッチ素子T11,T12,T13,T14の他に、さらに付加的に第2のスイッチ素子、図10の実施例ではスイッチ素子TM1を設け、これがスイッチオン状態では格段に大きな導通抵抗値を有するようにするのである。有利には第2のスイッチ素子TM1の伝達抵抗を導通状態で、第1のスイッチ素子T11,T12...T14の伝達抵抗の10倍から数百倍にする。このことは半導体スイッチ素子の製造の際に集積技術で次のようにして達成される。すなわち、第2のスイッチ素子TM1に対して格段に小さなチップ面積を割り当てるのである。例えば第2のスイッチ素子のチップ面積は、第1のスイッチ素子のチップ面積の1/10から1/100だけ小さく選定する。このことによって、第2のスイッチ素子において格段に大きな伝達抵抗が導通状態で得られる。図10のブロック回路図にはさらにIQ1で示した電流源が図示されている。この電流源はスイッチ素子TM1に対して直列に接続されている。第1と第2のスイッチ素子が前述のように、有利には集積技術で製造されれば、この電流源IQ1も集積技術で最適に製造することができる。最も簡単な例では、この種の電流源は例えば分圧器として実現され、この分圧器は供給電圧のプラス端子とアース端子との間に接続される。この電流源IQ1は例えば第1の電流IQを送出する。この電流は約10から約100mAの間のオーダーにある。第2のスイッチ素子TM1を用いる図10に示した出力段の検査を、図13に示した線図を基にして詳細に説明する。ここで図13aはスイッチ素子TM1のそれぞれの導通状態を示す。図13bは電流源IQ1の動作状態を示し、図13cの曲線は電圧経過を時間の関数としてスイッチ素子TM1の伝達抵抗について示す。図13aから、スイッチ素子TM1が時間間隔0〜t1では阻止されており、それに続いて導通状態に制御されることがわかる。電流源IQ1も時間間隔0〜t1では遮断されており、時点t1から電流IQ1を送出する。電流源IQ1の投入接続とスイッチ素子TM1の制御は有利には制御装置201(図9参照)によって行われる。スイッチ素子TM1の制御端子M1はこのために制御装置201と接続されている。図13cには電圧降下UZKP1が示されている。この電圧降下はスイッチ素子TM1の伝達抵抗において投入接続状態で電流源IQから送出される電流IQ1により生じる。この電圧降下は、後者の電流と伝達抵抗の値との積である。この電圧降下UZKP1は有利には同じように制御装置201によって検出され、後での計算に使用される。ここでは公知のように、アナログ電圧値として印加される電圧降下がA/D変換器によってデジタル値に変換され、このデジタル値が後続処理に使用される。測定された電圧降下UZKP1と既知の電流源IQの電流IQ1とから、制御装置201はオームの法則を考慮して、測定点に印加されるスイッチ素子TM1の伝達抵抗を検出する。しかし電圧降下UZKP1と電流源IQの電流IQ1の測定と引き続くオームの法則を考慮しての計算によってスイッチ素子TM1の伝達抵抗値が求められれば、高い精度でそれぞれのスイッチ素子T11,T12,T13,T14の伝達抵抗値も得られる。なぜなら、これらの抵抗値はチップ面積の面積比に基づいてスイッチ素子TM1の伝達抵抗値に比例するからである。次にスイッチ素子T11,T12,T13,T14の伝達抵抗が十分に既知となれば、点火ピルZP1を流れる検査電流を用いて簡単に点火ピル抵抗の値をいつでも高い精度で求めることができ、したがって点火ピルZP1の機能能力を推定することができる。検査電流と測定尺度計数についての不可避の公差を考慮して、さらに第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子とのチップ面積比を考慮すれば、点火ピルZP1の瞬時の抵抗値を求める際の公差領域が導出される。この公差領域は数10mΩのオーダーにある。点火ピルZP1の抵抗値を十分に高精度で検出することができれば、この比較的小さな偏差が期待される。したがって発生するエラーを適時にかつ確実に検出することができる。同等の利点が図11と図12に示した簡単な出力段の実施例でも得られる。図10、図11、図12にはそれぞれ1つの点火ピルZP1を有する1つの出力段だけが示されている。もちろん図9に示したように複数の同種の出力段を設けることもでき、これらの出力段にそれぞれ1つだけ第2のスイッチ素子TM1と所属の電流源IQを配属することもできる。すべての出力段30/1、...30/6がただ1つのスイッチ素子に集積されている場合には、もちろんすべての出力段に対して共通に同種の第2のスイッチ素子TM1とただ1つの電流源IQをもうけることも考えられる。
以下の説明する実施例でも、例えば集積技術で製造されたスイッチ素子の伝達抵抗の検出および考慮が可能である。ここでは付加的に基準路が設けられており、また前に説明した実施例とは異なり、特別の電流源を省略することができる。図14の実施例では、ブリッジ回路に構成された2つのプッシュ/プル出力段が各点火回路C1,R1ないしC3,R3の制御のために設けられている。C1とC3はここでもコンデンサであり、抵抗R1,R3により表された点火ピルに対して直列に接続されている。第1の出力段のスイッチ素子S1,S2,S3,S4,S9と第2の出力段のスイッチ素子S5,S6,S7,S8,S10は有利には集積技術で製造されたスイッチ素子であり、例えばMOSトランジスタである。出力段の間には、コンデンサC2と抵抗R2の直列回路からなる基準路が接続されている。UBはバッテリー電圧を示す。抵抗測定は次のように行うことができる。まずスイッチ素子S4を閉成し、スイッチ素子S9の閉成によって点火回路C1,R1の直列回路にバッテリー電圧UBを印加して、コンデンサC1を充電する。充電曲線からコンデンサC1の容量値が検出される。スイッチ素子S2とS4を所定時間tの間、短時間閉成することによって、コンデンサC1は点火回路の抵抗R1を介して放電する。コンデンサC1でなお発生する電圧は抵抗R1の値に対する尺度である。ここでは前に説明した測定過程に依存して補正を行わなければならない。前記の抵抗測定では障害量としてスイッチ素子S2およびS4の伝達抵抗を取り上げた。この伝達抵抗はサンプリング誤差の影響を受け、通常は強く温度に依存する。したがって前に説明した第2の測定ステップでは、抵抗R1の抵抗値ではなく、抵抗R1の抵抗値と2倍の伝達抵抗(スイッチ素子S2,S4)の和の抵抗値を測定する。伝達抵抗を補正のために検出できるように、コンデンサC2と抵抗R2からなる基準路で比較測定が実行される。C2とR2からなる基準路は2つのプッシュ/プル出力段の間に接続される。この2つの出力段はそれぞれ1つの点火回路C1,R1ないしC3,R32を制御する。このプッシュ/プル出力段は図14に示すように、全ブリッジとして、またはスイッチ素子S3,S7の省略により3/4ブリッジとして構成することができる。基準路C2,R2のこのような配置構成によってこの基準路の基準抵抗の測定が付加的な別の素子なしで可能となる。基準路での抵抗の測定は実質的には前に説明した測定と同じように行われる。したがってまず、スイッチ素子S8,S9の閉成によって基準路のコンデンサC2が充電される。他方では、スイッチ素子S2,S8の閉成によってコンデンサC2が少なくとも部分的に放電される。上にすでに述べたように、この放電過程はから基準路の抵抗値を検出することができる。しかし測定結果は基準抵抗R2とスイッチ素子S2およびS8の伝達抵抗の和である。しかし基準路の基準抵抗R2の抵抗は既知であるから、閉成状態でのスイッチ素子S2,S8の伝達抵抗を計算することができる。次にこの既知の伝達抵抗を用いて、前に説明した測定過程で求められた点火回路の抵抗R1(ないしR3)の抵抗値の補正が可能である。
スイッチ素子S1,...S8が集積技術で集積されている場合には、これらのスイッチ素子の伝達抵抗間のばらつきは非常に小さい。なぜなら、同じ集積回路でのパラメータのばらつきは非常に小さく、またすべてのスイッチ素子は実質的に同じ動作温度を有するからである。従って前記の基準測定によってスイッチ素子の伝達抵抗が点火回路の抵抗値に及ぼす影響をほぼ完全に補正することができる。出力段回路が2つの出力段のみならず、図14に示したようにさらに多数の、例えば4つの全ブリッジ回路によって駆動されるならば、所要の補正を行うためには各集積回路毎に単に1つの基準路が必要になるだけである。
点火回路C1,R1ないしC3R3が同時に制御される場合でも、エネルギーが基準路C2,R2で消失しないように、スイッチ素子S1はスイッチ素子S7と同時に、またスイッチ素子S2はスイッチ素子S8と同時にクロック制御される。1つの点火回路だけ、すなわち例えば点火回路C1,R1だけを制御すべき場合には、第2の点火回路C3,R3のスイッチ素子は閉成されない。
図15は図14の変形実施例を示す。この実施例では、基準路の抵抗R2のコンデンサC2の反対側の端子が、点火回路の抵抗R3のコンデンサC3の反対側の端子に接続されている。この構成には、すでに図14に関連して説明した測定ステップが相応に適用される。しかしスイッチ素子S8の代わりに、点火回路測定の際にスイッチ素子S6を制御し、点火の際にスイッチ素子S1をスイッチ素子S5と同時に、またスイッチ素子S2をスイッチ素子S6と同時に制御する。
回路構成の別の実施例が図16に示されている。ここでの図示は単に全ブリッジ回路に制限されている。集積技術で構成された出力段のこの全部リッジ回路の1つは付加的に別のスイッチ素子S5を有する。このスイッチ素子S5も同じように有利にはMOS技術で構成された出力段トランジスタであり、実質的にスイッチ素子S2ないしS4と同じ構造である。測定のために設けられたコンデンサC2および抵抗R2を有する基準回路がここでは、スイッチ素子S5とスイッチ素子S2の各端子間に接続されている。図16に示した出力段に対しては3/4ブリッジとして構成すべきであり、スイッチ素子S3を省略することができる。

Claims (15)

  1. 車両乗客用電子安全装置(1)であって、加速度センサ(200)と、少なくとも1つのマイクロプロセッサ(20)を含む制御装置と、少なくとも1つの搭乗者保護手段(22,23,31)と、該搭乗者保護手段を制御する出力段(30)とを有し、該出力段は少なくとも1つの点火ピル(ZPF,ZPBF)を含み、
    安全装置(1)は記憶手段(202)を有し、該記憶手段には安全装置のエラー状態および当該エラー状態に配属された制御指示が記憶されており、
    該制御指示によって少なくとも1つの搭乗者保護手段(22,23,31)はエラー状態の発生したときでも作動可能となる形式の車両乗客用電子安全装置において、
    前記出力段は少なくとも1つの第2のスイッチ素子(T2)を有し、
    前記制御指示は供給電圧に依存し、
    供給電圧が約30Vから約45Vの間にあり、点火ピル(ZPF,ZPBF)のアース反対側端子(FP,BFP)と供給電圧のプラス端子とが短絡した場合には、
    少なくとも1つの第2のスイッチ素子(T2)が、第1の時間間隔(TI)では導通され、第2の時間間隔(TII)では阻止されるようにクロック制御(時間クロックT)される
    ことを特徴とする電子安全装置。
  2. 前記第2のスイッチ素子(T2)の阻止フェーズ(TII)では、第5および第6のスイッチ素子(T5,T6)が導通制御される、請求項記載の電子安全装置。
  3. 第1の時間間隔(TI)と第2の時間間隔(TII)は同じ長さに選定されている、請求項1または2記載の電子安全装置。
  4. 時間間隔(TI)の持続時間は5から10ms、有利には7msである、請求項1からまでのいずれか1項記載の電子安全装置。
  5. 時間間隔(TI,TII)の間、付加的に第3および第4のスイッチ素子(T3,T4)導通制御ないし阻止制御される、請求項1からまでのいずれか1項記載の電子安全装置。
  6. 車両乗客用電子安全装置(1)であって、加速度センサ(200)と、少なくとも1つのマイクロプロセッサ(20)を含む制御装置と、少なくとも1つの搭乗者保護手段(22,23,31)と、該搭乗者保護手段を制御する出力段(30)とを有し、該出力段は少なくとも1つの点火ピル(ZPF,ZPBF)を含み、
    安全装置(1)は記憶手段(202)を有し、該記憶手段には安全装置のエラー状態および当該エラー状態に配属された制御指示が記憶されており、
    該制御指示によって、少なくとも1つの搭乗者保護手段(22,23,31)はエラー状態の発生したときでも作動可能となる形式の車両乗客用電子安全装置において、
    前記出力段は複数のスイッチ素子を有し、
    前記制御指示は供給電圧に依存し、
    供給電圧が約24Vから約30Vの間にあり、点火ピル(ZPF,ZPBF)のアース反対側端子(FP,BFP)と供給電圧のプラス端子とが短絡するか、または点火ピル(ZPF,ZPBF)のアース反対側端子とアース端子とが短絡した場合には、
    少なくとも1つの第2のスイッチ素子(T2)が、第1の時間間隔(TI)では導通され、第2の時間間隔(TII)では阻止されるようにクロック制御(時間クロックT)され、
    該第2のスイッチ素子(T2)の阻止フェーズ(TII)では第5および第6のスイッチ素子(T5,T6)が導通制御される、
    ことを特徴とする電子安全装置。
  7. 時間間隔(TI,TII)の持続時間は3msから10msの間であり、有利には5msである、請求項記載の電子安全装置。
  8. 車両乗客用電子安全装置(1)であって、加速度センサ(200)と、少なくとも1つのマイクロプロセッサ(20)を含む制御装置と、少なくとも1つの搭乗者保護手段(22,23,31)と、該搭乗者保護手段を制御する出力段(30)とを有し、該出力段は少なくとも1つの点火ピル(ZPF,ZPBF)を含み、
    安全装置(1)は記憶手段(202)を有し、該記憶手段には安全装置のエラー状態および当該エラー状態に配属された制御指示が記憶されており、
    該制御指示によって、少なくとも1つの搭乗者保護手段(22,23,31)はエラー状態の発生したときでも作動可能となる形式の車両乗客用電子安全装置において、
    前記出力段は複数のスイッチ素子を有し、
    前記制御指示は供給電圧に依存し、
    供給電圧が約9Vから約24Vの間にあり、点火ピル(ZPF,ZPBF)のアース反対側端子と供給電圧のプラス端子とが短絡した場合には、
    第1、第5および第6スイッチ素子(T1,T5,T6)と第2,第3および第4スイッチ素子(T2,T3,T4)とがプッシュプル動作で次のようにクロック制御される(時間クロックT,TI,TII)、
    すなわち第1の時間間隔(TI)では第2,第3および第4のスイッチ素子(T2,T3,T4)が導通され第1,第5および第6のスイッチ素子(T1,T5,T6)が阻止され、第2の時間間隔(TII)では第1,第5および第6のスイッチ素子(T1,T5,T6)が導通され第2,第3および第4のスイッチ素子(T2,T3,T4)が阻止されるようにクロック制御される、
    ことを特徴とする電子安全装置。
  9. 時間間隔(TI,TII)の持続時間は2msから8msの間であり、有利には3msである、請求項記載の電子安全装置。
  10. 車両乗客用電子安全装置(1)であって、加速度センサ(200)と、少なくとも1つのマイクロプロセッサ(20)を含む制御装置と、少なくとも1つの搭乗者保護手段(22,23,31)と、該搭乗者保護手段を制御する出力段(30)とを有し、該出力段は少なくとも1つの点火ピル(ZPF,ZPBF)を含み、
    安全装置(1)は記憶手段(202)を有し、該記憶手段には安全装置のエラー状態および当該エラー状態に配属された制御指示が記憶されており、
    該制御指示によって、少なくとも1つの搭乗者保護手段(22,23,31)はエラー状態の発生したときでも作動可能となる形式の車両乗客用電子安全装置において、
    前記出力段は複数のスイッチ素子を有し、
    前記制御指示は供給電圧に依存し、
    供給電圧が約30Vから約45Vの間にあり、点火ピル(ZPF,ZPBF)に直列に接続されたコンデンサ(CF,CBF)のアース側端子と供給電圧のプラス端子またはマイナス端子とが短絡した場合には
    少なくとも1つの第1のスイッチ素子(T1)が、第1の時間間隔(TI)では導通され、第2の時間間隔(TII)では阻止されるようにクロック制御(時間クロックT)され、
    第3および第4のスイッチ素子(T3,T4)が、第1の時間間隔(TI)では阻止され、第2の時間間隔(TII)では導通されるようにクロック制御される、
    ことを特徴とする電子安全装置。
  11. スイッチ素子は半導体構成素子である、請求項1から10までのいずれか1項記載の電子安全装置。
  12. 力段(30,30/1,...30/6)は第1のスイッチ素子(T1,T2,...T6,T11,T12,...T14)と第2のスイッチ素子(TM1,...TM6)を有し、当該スイッチ素子群は集積技術で製造される、請求項1から11までのいずれか1項記載の電子安全装置。
  13. 第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子は少なくとも2つの所定のスイッチ状態、すなわち導通状態と阻止状態をとることができ、
    導通状態では第2のスイッチ素子(TM1,...TM6)の導通抵抗は第1のスイッチ素子(T1,T2,...T6,T11,T12,...T14)の導通抵抗よりも格段に大きい、請求項12記載の電子安全装置。
  14. 導通状態では、第2のスイッチ素子導通抵抗は第1のスイッチ素子導通抵抗よりも係数10から100だけ大きい、請求項12または13記載の電子安全装置。
  15. スイッチ素子の導通抵抗を検出するために、コンデンサ(C2)と抵抗(R2)の直列回路からなる基準路が設けられており、前記コンデンサ(C2)はスイッチ素子の相応のスイッチ状態によって充放電可能である、請求項1から14までのいずれか1項記載の電子安全装置。
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