JP3686591B2 - バレルめっき装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、バレルめっき装置に関し、特に、小物部品をめっきするのに好適なバレルめっき装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バレルドラムに収納された小物部品(被めっき物)を均等に電気めっきするために、めっき液に水平または傾斜状態で浸漬させたバレルドラムを回転または揺動させながらめっきするバレルめっき装置が広く使用されている。
このようなバレルめっき装置において、被めっき物の表面に均一なめっき層を継続的に形成するためには、被めっき物の表面が常に新しいめっき液と接していることが必要である。
また、めっき生成時に発生した水素気泡が被めっき物の表面に付着すると、めっきの妨げとなりめっき不良の原因となるため、めっき時には水素気泡を被めっき物の表面から速やかに除去することが必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術では、バレルドラムの回転や揺動だけでめっき液の撹拌を行っているため、被めっき物の表面を常に新しいめっき液と接している状態に保つことが難しいという問題があった。
また、バレルドラムの回転や揺動だけでは、めっき生成時に発生した水素気泡を被めっき物の表面から速やかに除去することができないという問題があった。
さらに、バレルドラムの回転や揺動だけでは、被めっき物の表面から除去された水素気泡をバレルドラムから排出することが難しいという問題があった。水素気泡がバレルドラムから排出されないと、バレルドラムの液面に溜まり、めっき液や他の水素気泡の排出を阻害することとなる。
本発明は、これらの課題を解決するためになされたもので、被めっき物の表面に均一なめっき層を継続的に形成することができる、バレルめっき装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、被めっき物を収納し、めっき液中に傾斜状態で浸漬され、めっき液が出入りする開口部を有するバレルドラムと、バレルドラムをその軸心線回りに回転させる駆動機構と、バレルドラム内に被めっき物と接触可能に配置される陰極と、陰極と対向して配置される陽極とを備え、駆動機構によりバレルドラムを回転させながら、陰極と陽極との間を通電して被めっき物の表面にめっき皮膜を形成するバレルめっき装置において、前記開口部に、前記めっき液をかき出すための水かき部材を取着したことを特徴とする、バレルめっき装置である。
本発明のバレルめっき装置によれば、バレルドラムの開口部に水かき部材を設けることにより、バレルドラム内の劣化しためっき液とバレルドラムの液面に溜まった水素気泡をバレルドラム外へ効率よく排出することができる。
また、本発明のバレルめっき装置は、バレルドラムに、このバレルドラム内にめっき液を補充するための通路を設け、通路の入口に外部のめっき液循環装置を接続し、通路の出口をバレルドラム内に配置したことを特徴とする。
かかるバレルめっき装置によれば、上記の効果に加えて、バレルドラム内に設けられた通路の入口に外部のめっき液循環装置を接続し、通路の出口をバレルドラムに配置することにより、被めっき物の近傍に常時新しいめっき液を供給し、被めっき物の表面を常に新しいめっき液と接触させることができる。また、バレルドラムの回転により、被めっき物の表面にめっき金属を析出することにより劣化しためっき液aを、めっき生成時に被めっき物の表面で発生した水素気泡とともにバレルドラム外へ排出することができる。したがって、被めっき物の表面では、活発なめっき反応が進行し、被めっき物の表面に均一なめっき層を継続的に形成することができる。
【0005】
また、本発明のバレルめっき装置は、通路の出口に、めっき液を噴出する噴出孔を有する陽極を取着するように構成した。
従来は、バレルめっき装置とは別に設けられていた陽極を、バレルめっき装置と一体化させることにより、バレルめっき装置を小型化および簡便化することができる。
【0006】
また、本発明に係るバレルめっき装置は、貯水されためっき液の上方に配置される支持板と、支持板によって傾斜状態に支持され、めっき液の供給通路となり、外面を絶縁被覆された通電性を有するパイプと、底部を有し上端が開放された筒状に形成され、パイプの下部を傾斜状態で取り囲み、被めっき物を収納するドラムと、両端が開放された筒状に形成され、その側部にドラム内のめっき液を排出するための開口部を有し、パイプに回転自在に外嵌するとともに、ドラムの上端を保持するドラム受治具と、支持板に取り付けられ、ドラム受治具を介してドラムをその軸心線回りに回転させる駆動機構と、パイプの下部に取り付けられ、めっき液の出口を有し、パイプを介して電源に接続される陽極と、ドラム内に被めっき物と接触可能に配置され、パイプを貫通する絶縁被覆された陰極線を介して電源に接続される陰極と、を備えることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明のバレルめっき装置Aと、バレルめっき装置Aに接続され、めっき液を循環させるめっき液循環装置Bの構成について説明する。
【0008】
図1および図2に示すように、バレルめっき装置Aは、めっき液aを貯水するめっき槽1、めっき槽1の上縁1aに取付けられる支持板2、支持板2に支持されるパイプ3、パイプ3の出口3bに取付けられる陽極4、支持板2に支持されるモータ5、モータ5の回転軸5aに固着されるギア6、パイプ3の外周に回転自在に外嵌され、ギア6と噛合するギア7、ギア7に固着されパイプ3の出口3b側を取り囲むバレルドラム8、バレルドラム8の底部に収納された被めっき物bと接触可能に配置される陰極球9から構成される。
なお、パイプ3は、特許請求の範囲において記載した「通路」に相当し、モータ5,ギア6,ギア7は、特許請求の範囲において記載した「駆動機構」に相当する。
【0009】
めっき液循環装置Bは、電動ポンプ装置10と濾過装置11とから構成され、めっき槽1の外部に設置される。めっき液循環装置Bは、送液チューブ12によりめっき槽1と接続され、送液チューブ13によりパイプ3の入口3aと接続される。なお、送液チューブ12,13は、例えば、塩化ビニル等からなる。
そして、めっき槽1に貯水されためっき液aは、電動ポンプ装置10によってくみ上げられ、送液チューブ12を通って濾過装置11に送られ、濾過装置11で濾過された後、送液チューブ13を通ってパイプ3に送られる。
【0010】
次に、バレルめっき装置Aについて、さらに詳しく説明する。
めっき槽1は、透明なアクリル板からなる水槽で、バレルドラム8から溢れ出した、めっき液aを貯水する。なお、めっき槽1を構成する材質は、特に限定されるものではなく、アクリル以外にも、例えば、テフロン、ポリプロピレン、ガラス等から構成することができる。
【0011】
支持板2は、アクリル板からなり、直方体状に形成される。支持板2の下部2aには、支持板2をめっき槽1の上縁1aに取付けるための取付部14がネジ等により固着される。取付部14は、めっき槽1の上縁1aと係合する係合部14aと、係合部14aをめっき槽1の上縁1aに固定するためのネジ14bとを備える。支持板2は、取付部14により、めっき液aの上方に突出するように、水平面に対して約45°の角度で傾斜した状態で取付けられる。
【0012】
そして、支持板2には、図3(a)および図3(b)に示すように、パイプ3とモータ5が取付けられる。
支持板2の中央部に穿設された取付孔2bには、パイプ3が挿通され、パイプ3は、支持板2の側面に穿設されたネジ孔2cに螺入されるネジ2dにより固定される。つまり、支持板2は、パイプ3を貫通した状態で支持する。
パイプ3の出口3b側には、ギア7が回転自在に外嵌される。そして、ギア7と支持板2との間には、ギア7を支持するためのリング15が設けられる。リング15は、パイプ3に外嵌され、パイプ3にネジ等により固着される。
支持板2の上部には、パイプ3の入口3a側に、モータ5がネジ等により固着される。モータ5の回転軸5aは、支持板の上部に穿設された挿通孔2eを挿通し、回転軸5aにはギア6がネジ等により固着される。ギア6は、パイプ3に回転自在に外嵌されたギア7と噛み合い、モータ5の回転をギア7に伝達する。
【0013】
パイプ3は、図1に示すように、入口3aは送液チューブ13を介してめっき液循環装置Bに接続され、出口3bはバレルドラム8内に位置する。液循環装置Bからパイプ3の入口3aに流入しためっき液aは、パイプ3の出口3bに取付られた陽極4を通り、バレルドラム8内に供給される。
パイプ3は、例えば、ステンレスや銅等からなり、通電性を有する。そして、パイプ3は、後述する接続部18を介して外部の陽極電源に接続される。つまり、パイプ3は、外部の陽極電源からパイプ3に取付けられた陽極4へ通電する役割を果たす。なお、パイプ3の外面には、絶縁のため、テフロンコーティングがなされている。
【0014】
パイプ3は、図4に示すように、上部部材16と下部部材17とから構成される。上部部材16と下部部材17は、上部部材16の下部16aに形成された雄ネジ部と、下部部材17の上部17aに形成された雌ネジ部とを螺合させることにより一体化される。上部部材16の上部16bには、外部の陽極電源に接続される接続部18がネジ等により取付けられる。
また、下部部材17の下部17bには、陽極4が取付けられる。陽極4と下部部材17は、陽極4の上部4aに形成された雄ネジ部と、下部部材17の下部17bに形成された雌ネジ部とを螺合させることにより一体化される。
【0015】
陽極4は、例えば、銅やニッケル等からなり、図5に示すように、両端が開放された略円筒状に形成される。陽極4の入口4aは、パイプ3の出口3b(17b)に取付けられる。また、陽極4の出口4bは、バレルドラム8の下部を構成するドラム20内に位置する。そして、パイプ3から陽極4へ流入しためっき液aは、陽極4の出口4bおよび陽極4の外周面に形成された噴出孔4cからドラム20内に噴出する。本実施形態では、噴出孔4cは、陽極4の側部に等間隔で4箇所設けられている。
【0016】
陰極球9は、図5に示すように、ドラム20の底部に、めっき液aに全浸漬され、バレルドラム8の底部に収納された被めっき品bと接触可能な状態で配置される。陰極球9は、絶縁被覆された陰極線9aに接続され、陰極線9aは、陽極4とパイプ3を貫通し、外部の陰極電源に接続される(図1参照)。
【0017】
バレルドラム8は、アクリルからなり、被めっき物bを収納する。被めっき物bには、例えば、抵抗やコンデンサ等の電子部品を構成する、金属,セラミック,ガラス繊維(光ファイバー),樹脂製の部品素材、センサのプローブに用いられる微細部品、マイクロマシン等に用いられる微細機械部品等がある。
バレルドラム8は、図1に示すように、バレルドラム8の上部を構成するドラム受治具19が、パイプ3に外嵌され固定されたリング21に係止されることにより、パイプ3に回転自在に保持される。なお、リング21は、パイプ3にネジ等により固着される。
また、バレルドラム8は、パイプ3の出口3b側と陽極4を取り囲むように配置され、めっき時には、モータ5の回転駆動により所定の速度で回転する。なお、モータ5の回転速度は、めっき液aや被めっき物bの種類に応じて、自在に調整できる。
【0018】
バレルドラム8は、図6に示すように、ドラム受治具19とドラム20とから着脱自在に構成される。
ドラム受治具19は、両端が開放された円筒状に形成され、上端19aがネジ等によりギア7に取付けられる。ドラム受治具19の側部には、バレルドラム8内に溜まっためっき液aが溢れ出るための開口部19bが形成される。本実施形態では、開口部19bは、ドラム受治具19の側部に等間隔で4箇所設けられている。
ドラム20は、上端20aが開放され、底部20bを有する円筒状に形成される。ドラム20の底部20bには、図5に示すように、被めっき物bが収納される。ドラム20は、ドラム受治具19と着脱自在なので、めっき前とめっき後に、ドラム20に被めっき物bを自由に出し入れすることができる。
【0019】
また、図7に示すように、めっき液aをかき出す為の水かき22aを複数有する水かき部材22を、ドラム20の上端20aに取付けることにより、ドラム20に溜まっためっきにより劣化しためっき液aを、ドラム20の外へ効率よく排出することができる。
水かき22aは、バレルドラム8内に突出するように形成され、ドラム受治具19の開口部19bにそれぞれ位置する。そして、水かき部材22aは、図8に示すように、バレルドラム8の回転により、ドラム20に溜まっためっき液aをドラム20外にかき出すことができる。
【0020】
次に、バレルめっき装置Aの使用方法について説明する。
バレルめっき装置Aを使用する際は、図1に示すように、被めっき物bを収納したドラム20をめっき槽1のめっき液a中に傾斜状態で浸漬させ、モータ5の回転駆動によりバレルドラム8を回転させるとともに、パイプ3の出口3bに取付けられた陽極4をプラスに、ドラム20内に配置された陰極球9をマイナスに印可する。そして、めっき循環装置Bを運転して、パイプ3の入口3aにめっき液aを供給する。
【0021】
めっき時には、図5に示すように、パイプ3(下部部材17)の出口3b(17b)に取付けられた陽極4の出口4bと噴出孔4cからドラム20内にめっき液aを噴出する。このとき、ドラム20の底部20bに収納された複数の被めっき物bは、バレルドラム8の回転によりドラム20内で混合されるので、それぞれの被めっき物bの表面をめっき液aと常時接触させることができる。
【0022】
また、めっき時には、陽極4の出口4bと噴出孔4cからドラム20内にめっき液aが常時噴出されるので、被めっき物bの表面にめっき金属を析出することにより劣化しためっき液aは、めっき生成時に被めっき物bの表面で発生した水素気泡とともに、ドラム受治具19の開口部19bからめっき槽1へ排出されることとなる。そして、めっき槽1へ排出されためっき液aは、ポンプ10によって汲み上げられ、チューブ12から吸引され、濾過装置11で濾過された後、チューブ13を経由して、再び、パイプ3に戻される。
【0023】
【発明の効果】
以上のように、本発明のバレルめっき装置によれば、開口部に、めっき液をかき出すための水かき部材を取着するように構成することにより、バレルドラム内の劣化しためっき液とバレルドラムの液面に溜まった水素気泡をバレルドラム外へ効率よく排出することができる。
【0024】
また、バレルドラム内に設けられた通路の入口に外部のめっき液循環装置を接続し、通路の出口をバレルドラム内に配置することにより、被めっき物の近傍に常時新しいめっき液を供給し、被めっき物の表面を常に新しいめっき液と接触させることができる。また、バレルドラムの回転により、被めっき物の表面にめっき金属を析出することにより劣化しためっき液aを、めっき生成時に被めっき物の表面で発生した水素気泡とともにバレルドラム外へ排出することができる。したがって、被めっき物の表面では、活発なめっき反応が進行し、被めっき物の表面に均一なめっき層を継続的に形成することができる。
【0025】
また、通路の出口に、めっき液を噴出する噴出孔を有する陽極を取着するように構成することにより、従来は、バレルめっき装置とは別に設けられていた陽極を、バレルめっき装置と一体化させ、バレルめっき装置を小型化および簡便化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバレルめっき装置を示す部分破断側面図である。
【図2】図1のバレルめっき装置の上部を示す平面図である
【図3】支持板にパイプとモータが取付けられた状態を示す斜視図であり、(a)はパイプの出口側から見た図であり、(b)はパイプの入口側から見た図である。
【図4】パイプと陽極との係合状況を示す側断面図である。
【図5】ドラム内にめっき液が噴出する状態を示す側断面図である。
【図6】バレルドラムを分解した状態を示す側断面図である。
【図7】ドラムと水かき部材を示す斜視図である。
【図8】バレルドラムに水かき部材を取付けた状態を示す側断面図である。
【符号の説明】
A バレルめっき装置
B めっき液循環装置
a めっき液
b 被めっき物
1 めっき槽
1a 上縁
2 支持板
3 パイプ
3a 入口
3b 出口
4 陽極
5 モータ
5a 回転軸
6 ギア
7 ギア
8 バレルドラム
9 陰極球

Claims (4)

  1. 被めっき物を収納し、めっき液中に傾斜状態で浸漬され、前記めっき液が出入りする開口部を有するバレルドラムと、
    前記バレルドラムをその軸心線回りに回転させる駆動機構と、
    前記バレルドラム内に前記被めっき物と接触可能に配置される陰極と、
    前記陰極と対向して配置される陽極とを備え、
    前記駆動機構により前記バレルドラムを回転させながら、前記陰極と前記陽極との間を通電して前記被めっき物の表面にめっき皮膜を形成するバレルめっき装置において、
    前記開口部に、前記めっき液をかき出すための水かき部材を取着したことを特徴とする、バレルめっき装置。
  2. 前記バレルドラムに、このバレルドラム内にめっき液を補充するための通路を設け、
    前記通路の入口に外部のめっき液循環装置を接続し、
    前記通路の出口を前記バレルドラム内に配置したことを特徴とする、請求項1に記載のバレルめっき装置。
  3. 前記通路の出口に、前記めっき液を噴出する噴出孔を有する陽極を取着したことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のバレルめっき装置。
  4. 貯水されためっき液の上方に配置される支持板と、
    前記支持板によって傾斜状態に支持され、前記めっき液の供給通路となり、外面を絶縁被覆された通電性を有するパイプと、
    底部を有し上端が開放された筒状に形成され、前記パイプの下部を傾斜状態で取り囲み、被めっき物を収納するドラムと、
    両端が開放された筒状に形成され、その側部に前記ドラム内のめっき液を排出するための開口部を有し、前記パイプに回転自在に外嵌するとともに、前記ドラムの上端を保持するドラム受治具と、
    前記支持板に取り付けられ、前記ドラム受治具を介して前記ドラムをその軸心線回りに回転させる駆動機構と、
    前記パイプの下部に取り付けられ、前記めっき液の出口を有し、前記パイプを介して電源に接続される陽極と、
    前記ドラム内に前記被めっき物と接触可能に配置され、前記パイプを貫通する絶縁被覆された陰極線を介して電源に接続される陰極と、を備えることを特徴とするバレルめっき装置。
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