JP2002339100A - バレルめっき装置 - Google Patents

バレルめっき装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被めっき物の表面に均一なめっき層を継続的
に形成することができる、バレルめっき装置を提供す
る。 【解決手段】 バレルめっき装置Aは、めっき液aを貯
水するめっき槽1、めっき槽1の上縁1aに取付けられ
る支持板2、支持板2に支持されるパイプ3、パイプ3
の出口3bに取付けられる陽極4、支持板2に支持され
るモータ5、モータ5の回転軸5aに固着されるギア
6、パイプ3の外周に回転自在に外嵌され、ギア6と噛
合するギア7、ギア7に固着されパイプ3の出口3b側
を取り囲むバレルドラム8、バレルドラム8の底部に収
納された被めっき物bと接触可能に配置される陰極球9
から構成される。そして、パイプ3の入口3aは外部の
めっき液循環装置Bに接続され、液循環装置Bからパイ
プ3に送られためっき液aは、パイプ3の出口3bに取
付られた陽極4からバレルドラム8内に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バレルめっき装置に関
し、特に、小物部品をめっきするのに好適なバレルめっ
き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バレルドラムに収納された小物部
品(被めっき物)を均等に電気めっきするために、めっ
き液に水平または傾斜状態で浸漬させたバレルドラムを
回転または揺動させながらめっきするバレルめっき装置
が広く使用されている。このようなバレルめっき装置に
おいて、被めっき物の表面に均一なめっき層を継続的に
形成するためには、被めっき物の表面が常に新しいめっ
き液と接していることが必要である。また、めっき生成
時に発生した水素気泡が被めっき物の表面に付着する
と、めっきの妨げとなりめっき不良の原因となるため、
めっき時には水素気泡を被めっき物の表面から速やかに
除去することが必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、バレルドラムの回転や揺動だけでめっき液の
撹拌を行っているため、被めっき物の表面を常に新しい
めっき液と接している状態に保つことが難しいという問
題があった。また、バレルドラムの回転や揺動だけで
は、めっき生成時に発生した水素気泡を被めっき物の表
面から速やかに除去することができないという問題があ
った。さらに、バレルドラムの回転や揺動だけでは、被
めっき物の表面から除去された水素気泡をバレルドラム
から排出することが難しいという問題があった。水素気
泡がバレルドラムから排出されないと、バレルドラムの
液面に溜まり、めっき液や他の水素気泡の排出を阻害す
ることとなる。本発明は、これらの課題を解決するため
になされたもので、被めっき物の表面に均一なめっき層
を継続的に形成することができる、バレルめっき装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、被めっき物を
収納し、めっき液中に傾斜状態で浸漬され、めっき液が
出入りする開口部を有するバレルドラムと、バレルドラ
ムをその軸心線回りに回転させる駆動機構と、バレルド
ラム内に被めっき物と接触可能に配置される陰極と、陰
極と対向して配置される陽極とを備え、駆動機構により
バレルドラムを回転させながら、陰極と陽極との間を通
電して被めっき物の表面にめっき皮膜を形成するバレル
めっき装置において、バレルドラムに、このバレルドラ
ム内にめっき液を補充するための通路を設け、通路の入
口に外部のめっき液循環装置を接続し、通路の出口をバ
レルドラムに収納された被めっき物の近傍に配置したこ
とを特徴とする、バレルめっき装置である。本発明のバ
レルめっき装置によれば、バレルドラム内に設けられた
通路の入口に外部のめっき液循環装置を接続し、通路の
出口をバレルドラムに収納された被めっき物の近傍に配
置することにより、被めっき物の近傍に常時新しいめっ
き液を供給し、被めっき物の表面を常に新しいめっき液
と接触させることができる。また、バレルドラムの回転
により、被めっき物の表面にめっき金属を析出すること
により劣化しためっき液aを、めっき生成時に被めっき
物の表面で発生した水素気泡とともにバレルドラム外へ
排出することができる。したがって、被めっき物の表面
では、活発なめっき反応が進行し、被めっき物の表面に
均一なめっき層を継続的に形成することができる。
【0005】また、本発明のバレルめっき装置は、通路
の出口に、めっき液を噴出する噴出孔を有する陽極を取
着するように構成した。従来は、バレルめっき装置とは
別に設けられていた陽極を、バレルめっき装置と一体化
させることにより、バレルめっき装置を小型化および簡
便化することができる。
【0006】また、本発明のバレルめっき装置は、開口
部に、めっき液をかき出すための水かき部材を取着する
ように構成した。バレルドラムの開口部に水かき部材を
設けることにより、バレルドラム内の劣化しためっき液
とバレルドラムの液面に溜まった水素気泡をバレルドラ
ム外へ効率よく排出することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。まず、本発明のバレルめ
っき装置Aと、バレルめっき装置Aに接続され、めっき
液を循環させるめっき液循環装置Bの構成について説明
する。
【0008】図1および図2に示すように、バレルめっ
き装置Aは、めっき液aを貯水するめっき槽1、めっき
槽1の上縁1aに取付けられる支持板2、支持板2に支
持されるパイプ3、パイプ3の出口3bに取付けられる
陽極4、支持板2に支持されるモータ5、モータ5の回
転軸5aに固着されるギア6、パイプ3の外周に回転自
在に外嵌され、ギア6と噛合するギア7、ギア7に固着
されパイプ3の出口3b側を取り囲むバレルドラム8、
バレルドラム8の底部に収納された被めっき物bと接触
可能に配置される陰極球9から構成される。なお、パイ
プ3は、特許請求の範囲において記載した「通路」に相
当し、モータ5,ギア6,ギア7は、特許請求の範囲に
おいて記載した「駆動機構」に相当する。
【0009】めっき液循環装置Bは、電動ポンプ装置1
0と濾過装置11とから構成され、めっき槽1の外部に
設置される。めっき液循環装置Bは、送液チューブ12
によりめっき槽1と接続され、送液チューブ13により
パイプ3の入口3aと接続される。なお、送液チューブ
12,13は、例えば、塩化ビニル等からなる。そし
て、めっき槽1に貯水されためっき液aは、電動ポンプ
装置10によってくみ上げられ、送液チューブ12を通
って濾過装置11に送られ、濾過装置11で濾過された
後、送液チューブ13を通ってパイプ3に送られる。
【0010】次に、バレルめっき装置Aについて、さら
に詳しく説明する。めっき槽1は、透明なアクリル板か
らなる水槽で、バレルドラム8から溢れ出した、めっき
液aを貯水する。なお、めっき槽1を構成する材質は、
特に限定されるものではなく、アクリル以外にも、例え
ば、テフロン(登録商標)、ポリプロピレン、ガラス等
から構成することができる。
【0011】支持板2は、アクリル板からなり、直方体
状に形成される。支持板2の下部2aには、支持板2を
めっき槽1の上縁1aに取付けるための取付部14がネ
ジ等により固着される。取付部14は、めっき槽1の上
縁1aと係合する係合部14aと、係合部14aをめっ
き槽1の上縁1aに固定するためのネジ14bとを備え
る。支持板2は、取付部14により、めっき液aの上方
に突出するように、水平面に対して約45°の角度で傾
斜した状態で取付けられる。
【0012】そして、支持板2には、図3(a)および
図3(b)に示すように、パイプ3とモータ5が取付け
られる。支持板2の中央部に穿設された取付孔2bに
は、パイプ3が挿通され、パイプ3は、支持板2の側面
に穿設されたネジ孔2cに螺入されるネジ2dにより固
定される。つまり、支持板2は、パイプ3を貫通した状
態で支持する。パイプ3の出口3b側には、ギア7が回
転自在に外嵌される。そして、ギア7と支持板2との間
には、ギア7を支持するためのリング15が設けられ
る。リング15は、パイプ3に外嵌され、パイプ3にネ
ジ等により固着される。支持板2の上部には、パイプ3
の入口3a側に、モータ5がネジ等により固着される。
モータ5の回転軸5aは、支持板の上部に穿設された挿
通孔2eを挿通し、回転軸5aにはギア6がネジ等によ
り固着される。ギア6は、パイプ3に回転自在に外嵌さ
れたギア7と噛み合い、モータ5の回転をギア7に伝達
する。
【0013】パイプ3は、図1に示すように、入口3a
は送液チューブ13を介してめっき液循環装置Bに接続
され、出口3bはバレルドラム8内に位置する。液循環
装置Bからパイプ3の入口3aに流入しためっき液a
は、パイプ3の出口3bに取付られた陽極4を通り、バ
レルドラム8内に供給される。パイプ3は、例えば、ス
テンレスや銅等からなり、通電性を有する。そして、パ
イプ3は、後述する接続部18を介して外部の陽極電源
に接続される。つまり、パイプ3は、外部の陽極電源か
らパイプ3に取付けられた陽極4へ通電する役割を果た
す。なお、パイプ3の外面には、絶縁のため、テフロン
コーティングがなされている。
【0014】パイプ3は、図4に示すように、上部部材
16と下部部材17とから構成される。上部部材16と
下部部材17は、上部部材16の下部16aに形成され
た雄ネジ部と、下部部材17の上部17aに形成された
雌ネジ部とを螺合させることにより一体化される。上部
部材16の上部16bには、外部の陽極電源に接続され
る接続部18がネジ等により取付けられる。また、下部
部材17の下部17bには、陽極4が取付けられる。陽
極4と下部部材17は、陽極4の上部4aに形成された
雄ネジ部と、下部部材17の下部17bに形成された雌
ネジ部とを螺合させることにより一体化される。
【0015】陽極4は、例えば、銅やニッケル等からな
り、図5に示すように、両端が開放された略円筒状に形
成される。陽極4の入口4aは、パイプ3の出口3b
(17b)に取付けられる。また、陽極4の出口4b
は、バレルドラム8の下部を構成するドラム20内に位
置する。そして、パイプ3から陽極4へ流入しためっき
液aは、陽極4の出口4bおよび陽極4の外周面に形成
された噴出孔4cからドラム20内に噴出する。本実施
形態では、噴出孔4cは、陽極4の側部に等間隔で4箇
所設けられている。
【0016】陰極球9は、図5に示すように、ドラム2
0の底部に、めっき液aに全浸漬され、バレルドラム8
の底部に収納された被めっき品bと接触可能な状態で配
置される。陰極球9は、絶縁被覆された陰極線9aに接
続され、陰極線9aは、陽極4とパイプ3を貫通し、外
部の陰極電源に接続される(図1参照)。
【0017】バレルドラム8は、アクリルからなり、被
めっき物bを収納する。被めっき物bには、例えば、抵
抗やコンデンサ等の電子部品を構成する、金属,セラミ
ック,ガラス繊維(光ファイバー),樹脂製の部品素
材、センサのプローブに用いられる微細部品、マイクロ
マシン等に用いられる微細機械部品等がある。バレルド
ラム8は、図1に示すように、バレルドラム8の上部を
構成するドラム受治具19が、パイプ3に外嵌され固定
されたリング21に係止されることにより、パイプ3に
回転自在に保持される。なお、リング21は、パイプ3
にネジ等により固着される。また、バレルドラム8は、
パイプ3の出口3b側と陽極4を取り囲むように配置さ
れ、めっき時には、モータ5の回転駆動により所定の速
度で回転する。なお、モータ5の回転速度は、めっき液
aや被めっき物bの種類に応じて、自在に調整できる。
【0018】バレルドラム8は、図6に示すように、ド
ラム受治具19とドラム20とから着脱自在に構成され
る。ドラム受治具19は、両端が開放された円筒状に形
成され、上端19aがネジ等によりギア7に取付けられ
る。ドラム受治具19の側部には、バレルドラム8内に
溜まっためっき液aが溢れ出るための開口部19bが形
成される。本実施形態では、開口部19bは、ドラム受
治具19の側部に等間隔で4箇所設けられている。ドラ
ム20は、上端20aが開放され、底部20bを有する
円筒状に形成される。ドラム20の底部20bには、図
5に示すように、被めっき物bが収納される。ドラム2
0は、ドラム受治具19と着脱自在なので、めっき前と
めっき後に、ドラム20に被めっき物bを自由に出し入
れすることができる。
【0019】また、図7に示すように、めっき液aをか
き出す為の水かき22aを複数有する水かき部材22
を、ドラム20の上端20aに取付けることにより、ド
ラム20に溜まっためっきにより劣化しためっき液a
を、ドラム20の外へ効率よく排出することができる。
水かき22aは、バレルドラム8内に突出するように形
成され、ドラム受治具19の開口部19bにそれぞれ位
置する。そして、水かき部材22aは、図8に示すよう
に、バレルドラム8の回転により、ドラム20に溜まっ
ためっき液aをドラム20外にかき出すことができる。
【0020】次に、バレルめっき装置Aの使用方法につ
いて説明する。バレルめっき装置Aを使用する際は、図
1に示すように、被めっき物bを収納したドラム20を
めっき槽1のめっき液a中に傾斜状態で浸漬させ、モー
タ5の回転駆動によりバレルドラム8を回転させるとと
もに、パイプ3の出口3bに取付けられた陽極4をプラ
スに、ドラム20内に配置された陰極球9をマイナスに
印可する。そして、めっき循環装置Bを運転して、パイ
プ3の入口3aにめっき液aを供給する。
【0021】めっき時には、図5に示すように、パイプ
3(下部部材17)の出口3b(17b)に取付けられ
た陽極4の出口4bと噴出孔4cからドラム20内にめ
っき液aを噴出する。このとき、ドラム20の底部20
bに収納された複数の被めっき物bは、バレルドラム8
の回転によりドラム20内で混合されるので、それぞれ
の被めっき物bの表面をめっき液aと常時接触させるこ
とができる。
【0022】また、めっき時には、陽極4の出口4bと
噴出孔4cからドラム20内にめっき液aが常時噴出さ
れるので、被めっき物bの表面にめっき金属を析出する
ことにより劣化しためっき液aは、めっき生成時に被め
っき物bの表面で発生した水素気泡とともに、ドラム受
治具19の開口部19bからめっき槽1へ排出されるこ
ととなる。そして、めっき槽1へ排出されためっき液a
は、ポンプ10によって汲み上げられ、チューブ12か
ら吸引され、濾過装置11で濾過された後、チューブ1
3を経由して、再び、パイプ3に戻される。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明のバレルめっき装
置によれば、バレルドラム内に設けられた通路の入口に
外部のめっき液循環装置を接続し、通路の出口をバレル
ドラムに収納された被めっき物の近傍に配置することに
より、被めっき物の近傍に常時新しいめっき液を供給
し、被めっき物の表面を常に新しいめっき液と接触させ
ることができる。また、バレルドラムの回転により、被
めっき物の表面にめっき金属を析出することにより劣化
しためっき液aを、めっき生成時に被めっき物の表面で
発生した水素気泡とともにバレルドラム外へ排出するこ
とができる。したがって、被めっき物の表面では、活発
なめっき反応が進行し、被めっき物の表面に均一なめっ
き層を継続的に形成することができる。
【0024】また、通路の出口に、めっき液を噴出する
噴出孔を有する陽極を取着するように構成することによ
り、従来は、バレルめっき装置とは別に設けられていた
陽極を、バレルめっき装置と一体化させ、バレルめっき
装置を小型化および簡便化することができる。
【0025】また、開口部に、めっき液をかき出すため
の水かき部材を取着するように構成することにより、バ
レルドラム内の劣化しためっき液とバレルドラムの液面
に溜まった水素気泡をバレルドラム外へ効率よく排出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバレルめっき装置を示す部分破断側面
図である。
【図2】図1のバレルめっき装置の上部を示す平面図で
ある
【図3】支持板にパイプとモータが取付けられた状態を
示す斜視図であり、(a)はパイプの出口側から見た図
であり、(b)はパイプの入口側から見た図である。
【図4】パイプと陽極との係合状況を示す側断面図であ
る。
【図5】ドラム内にめっき液が噴出する状態を示す側断
面図である。
【図6】バレルドラムを分解した状態を示す側断面図で
ある。
【図7】ドラムと水かき部材を示す斜視図である。
【図8】バレルドラムに水かき部材を取付けた状態を示
す側断面図である。
【符号の説明】
A バレルめっき装置 B めっき液循環装置 a めっき液 b 被めっき物 1 めっき槽 1a 上縁 2 支持板 3 パイプ 3a 入口 3b 出口 4 陽極 5 モータ 5a 回転軸 6 ギア 7 ギア 8 バレルドラム 9 陰極球

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被めっき物を収納し、めっき液中に傾斜状
    態で浸漬され、前記めっき液が出入りする開口部を有す
    るバレルドラムと、前記バレルドラムをその軸心線回り
    に回転させる駆動機構と、前記バレルドラム内に前記被
    めっき物と接触可能に配置される陰極と、前記陰極と対
    向して配置される陽極とを備え、前記駆動機構により前
    記バレルドラムを回転させながら、前記陰極と前記陽極
    との間を通電して前記被めっき物の表面にめっき皮膜を
    形成するバレルめっき装置において、 前記バレルドラムに、このバレルドラム内にめっき液を
    補充するための通路を設け、前記通路の入口に外部のめ
    っき液循環装置を接続し、前記通路の出口を前記バレル
    ドラムに収納された前記被めっき物の近傍に配置したこ
    とを特徴とする、バレルめっき装置。
  2. 【請求項2】前記通路の出口に、前記めっき液を噴出す
    る噴出孔を有する陽極を取着したことを特徴とする、請
    求項1に記載のバレルめっき装置。
  3. 【請求項3】前記開口部に、前記めっき液をかき出すた
    めの水かき部材を取着したことを特徴とする、請求項1
    または請求項2に記載のバレルめっき装置。
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